平成 24 年度 丸亀市廃棄物減量等推進審議会 第 2 回会議 1.日 時 平成 25 年 3 月 26 日(火)午前 10 時 00 分~11 時 30 分 2.場 所 丸亀市役所本館 2 階 第 3 会議室 3.出席者 会 長 板 倉 宏 昭 委 員 岡 田 宣 明 〃 三 野 義 雄 〃 秋 澤 桂 子 〃 岩 瀬 節 子 〃 高 橋 悦 子 〃 山 本 久美子 〃 大 坪 則 和 〃 千 田 充 子 生活環境部 部長 笠 井 建 一 クリーン課 課長 川 田 良 文 清 掃 第1担当長 吉 野 隆 志 廃棄物指導 担当長 佐 野 龍 雄 4.欠席者 副会長 中 北 玲 子 委 員 新 居 正 敏 〃 高 木 正 之 〃 林 誠 〃 杉 尾 眞 澄 議事録 5.傍聴者 0名 6.議題 (1)平成 24 年度丸亀市一般廃棄物処理実施計画に基づく事業報告について (2)平成 25 年度丸亀市一般廃棄物処理実施計画〔案〕について ・会 長 事務局より説明が有りましたペットボトルのキャップ、ラベルなどを全ては ずしておけば売却価格にどの位反映されるのか。 ・事務局 現在、丸亀市が売却しているペットボトルの品質は良いほうですが、完全に ペットボトルのみを売却すれば幾らになるのか、数字は解りませんが、現在の 価格より、高く買取りをしてくれるのは間違いないと思います。 人口の多い市などでは不純物が多く付着し品質が落ちる傾向があるようです。 ・委 員 ペットボトルのキャップを集めている人もいるが市の取り組みは。 ・事務局 キャップを集めて協会に送り、後進国の子供たちにワクチン接種をするとい うボランティア活動があります。クリーン課としても検討はしましたが、運送 料金を払い、キャップを送ることを考えると費用対効果の面から効果的ではな いことから取り組まない方針になりました。 また、キャップを現在はクリントピアで焼却し、発電するサーマルリサイク ルと言う取り組みに使用しています。 キャップを集め、原材料としてパレットを作ると言う、リサイクルに取り組 んでいる民間事業者もありますことから、今後の課題として、資源とし再利用 をすることも、検討したいと思います。 ・委 員 ダンボールコンポストの値段について。 ・事務局 コープ香川は、説明書と一緒に 2100 円で販売している。市の補助金として半 額 1050 円の端数を除けて 1000 円を補助としている。 ・委 員 生協で個人購入すると、講習会が付いて 1000 円なのですが。 ・事務局 生協さんも独自の取り組みをしているので生協とお付き合いのある方はそち らを利用していただければと思います。クリーン課の取り組みとしては、生協 に協力してもらい、講習会を開きダンボールコンポストを無料で配布して、2 個 目からは自分で購入していただき、それに対して 1000 円の補助金を付けること としています。 ・委 員 処理実施計画にある、生ゴミ処理機補助台数として、130 とありますが少なす ぎるのでは。 ・事務局 この数字についてですが、生ゴミ処理機がベースになるもので、ダンボール コンポスト補助金額は 1 個 1000 円なのでかなりの個数に対して補助金が出せま す。 又今年度、岡田コミュニティで開いた講習会に大勢の参加がありました が、2 個目の購入補助金申請に繋がっていないのが現状で、小額の補助金は申請 しない方が多いのかなと思っています。 ・委 員 コミュニティでまとめて、購入し補助金申請するようにしては。 ・事務局 補助金は個人に出されるものですが、申請書の取りまとめは、コミュニティ で出来るよう、今後考えて行きたいと思っています。 ・委 員 コミュニティの講習会に参加して、ダンボールコンポストを使うようになり 今まで量ったことが無かったゴミの重さを量ったり、ゴミを毎日入れても溢れ ることなく減量できました。ただ虫が多く発生して箱を開けられなくなり失敗 しましたが凄く良いなと思いました。 毎日、ゴミの重さを量ることにより、今日は多いなあとか少ないと解って本 当に楽しみでしたので、また取り組みたいと思います。 ・事務局 クリーン課でも取り組んでいますが、虫なども発生したりしましたが、天日 干しなどでいなくなりました。 ・委 員 クリントピアへ個人でよくゴミを搬入するのですが、鉄とか銅線などは、 どのようにされているのですか。 ・事務局 破砕機にかけ、鉄などは磁石で取り除き後の金属は風力で取り除きリサイク ルするようにしています。 埋立地の延命のためにも、直接埋立地に搬入はし ていません。 ・委 員 今、家に電気ポットと扇風機があるのですが、どのように処理したらよいの ですか。 ・事務局 基本的には、有料ゴミ袋に入るものであれば不燃物として出していただいて けっこうです。一部火災予防から、ゴミ袋には入るのですがカセットコンロや 石油ストーブなど、発火装置が付いているものは粗大ごみ扱いとなります。 ・委 員 不法投棄禁止看板に、1000 万円以下の罰金とありますが現実的でなく効果が 無いと思うのですが。 ・事務局 5 年以下、1000 万円以下の罰金については、廃棄物の処理及び清掃に関する 法律と言う法律の中に定められている罰則で防止看板に明記していますが、現 実味の無い罰金額であると思います。豊島の不法投棄のように特に悪質なもの に科せられる金額ですが罪の重さを知らせるために使用しています。資料にも 出ていますが、警察への報告件数 7 件とありますけれど、投棄ゴミの中から個 人名など証拠が出た場合警察にも通報して警察から本人に連絡し、投棄ゴミを 片付けさせ注意して終わるような対応までで、立件まではしていない現状です。 ・委 員 ごみ減量推進委員になっていますが、ごみに対して意識が高まりました。114 名委員がいますがもっと増やしても良いのではないかと思います。ボランティ アで活動していると思うのですが。 ・事務局 皆さんボランティアでお願いしていますが、ボランティア保険には市で加入 して活動していただいています。 ・委 員 不法投棄の集計で校区別集計と全体集計数が合わないのですが。 ・事務局 委員ご指摘のように、正確な集計になるように注意いたします。 ・委 員 飯野山で家電製品などの不法投棄を良く見かけるのですがどのようにすれば いいのか。 ・事務局 クリーン課に連絡いただいた場合、まず投棄されている土地の所有者を調べ 連絡をして、対応を話し合います。基本的には土地の所有者の責任で処理して いただくようになることを説明し、市として協力出来ることがあれば看板設置 や、現状により今回は特別に回収しますが今後、土地の管理に注意していただ くように説明などして、対応しています。 またご指摘の飯野山などで起こる 不法投棄などには、農林水産課や建設課などと連携し対応する場合もあります。 ・委 員 小型家電の回収について、回収しているのは知っているのですが、何処へ 持っていけば良いのかあまり知られていないのですが。 ・事務局 広報誌や、回覧版での周知など対応しているのですが、今年度は全てのコミ ュニティに回収ボックスを設置する予定ですので、委員ご指摘のようによりい っそうの周知活動をするようにいたします。 ・委 員 コミュニティに設置するようですが、入りにくいように思うのですが。 ・事務局 土器コミュニティに回収ボックスを設置した時、会長から建物の中に設置し ていると住民が家電を出しにくいので、玄関前におけば出しやすいから会館中 は外に出し、閉館時には中に仕舞うようにするようなお話も頂き参考になりま した。 ・委 員 資料にありますが、ステーション設置条件では 2 軒以上で設置するとありま すステーション数が多くなり大変ではないですか。 ・事務局 現在、自治会を脱退し 2~3 名でステーションを設けてほしいなどの相談もあ りますし、収集体制も現在は対応出来ているので当分はステーションの増加に 対応出来るとは思うのですが、ステーションを無尽蔵に増やすと言う訳にもい かず、どこかでは区切りをつけなければいけないと考えています。 ・委 員 私どもの自治会は、2 自治会が合同で 60 軒 1 箇所の資源ステーションなので すがステーション数を増やすことは可能ですか。 ・事務局 現行制度では軒数で考えても可能ですし、自治会ごとにステーション設置を している場合が普通ですので可能です。 また、高齢化も進んできていますので ゴミ出しが困難になってきている状態ですし、自治会加入率も低下して来ている のでこれから対応しなければいけないと考えています。 ・委 員 ゴミの当番などでコミュニケーションが取れていると思うのですが。 ・事務局 これから、高齢化や独居老人の増加などにより、地域の助け合いが必要にな ってきます。自治会に入っていることによりコミュニケーションが取れて助け合 いがスムーズに行われると思っているのですが、加入率低下が止まらない現状で す。 ・委 員 23 年度ゴミ量について、事業系・家庭系共に横ばい状態ですがどのような理 由からでしょうか。 ・事務局 事業系ゴミについてはある1事業者による搬入量が大幅に増えたことが理由 ですが、一般家庭ゴミの量の推移については 24 年度のゴミ量を見極め原因がど こにあるのか、精査して対応していかなければと思っています。 ・委 員 家庭ゴミに含まれる水分量などが重量増加の要因だと思われますが。 ・事務局 容量での管理ではなく、重量でのごみ量管理なので、大きな要因の一つだと 思われますので家庭での水切りなどが非常に有効な手段だと思います。 ただ 水切りだけがごみ減量の有効な手段かと言うと、先ほど説明いたしましたダン ボールコンポストなど、他にも有効な手段がありますので水切りだけ、徹底し てもらうと言うことでなく複合的な説明をして、ゴミ減量を目指したいと思い ます。 ・委 員 今回のごみ量推移をどのように分析するのか。 ・事務局 今回は、増加しているが単年度だけで判断するのではなく、複数年の推移を 見極めて対処したいと思います。資源持ち去り防止策などによる、資源物の増 加などで、総ゴミ量が結果として増えることにもなりますので総合的な対応を しなければいけないと思っています。 ・事務局 ただ、一つの要因としてゴミ袋の有料化が始まって数年経過しましたが、他 市の有料化後のごみ量の推移を見ますと数年間はごみ量は減少しますが、その 後横這い若しくは増加する傾向が見られるのも確かです。 ・委 員 丸亀の島などで目に付くのですが、処理困難物などが放置されているのです が対処できないのですか。 ・事務局 基本的に、放置されている土地の所有者が処理する決まりなので、市が処理 するのは難しいですし、莫大な費用が掛かるのも事実ですのでご理解下さい。
© Copyright 2025 ExpyDoc