ひたちの 家 ちょこっと和室に腰掛けて、雑談している風景が想像できる。炭壁をキャンバスにして、浮いた下駄箱と浮いた階段が共演しているちょっと楽しい空間がある。 Copyright © atorie oica. all rights reserved. 炭壁に囲まれた階段室。 玄関ドアを開けると、巨大行灯(あんどん) !?和室である。 玄関を入り、上部を見上げると、洗濯物が格好良い。 洗濯物干し場は、光・風を上から下へ通す縦穴になっている。 Copyright © atorie oica. all rights reserved. 土の塊をイメージした窓のないファサード。全面にはあけびと山ぶどうの棚があり、その上にはハーブ畑を予定している。 (屋上緑化) 東面ファサード。* 軒が張り出した広々としたテラス。 ここから海が見える。物干しは竹竿。* Copyright © atorie oica. all rights reserved. サビ加工の表札。 屋根冷却用の雨水タンク。 キッチン廻りはシンプルに。冷蔵庫も障子の中に。 障子が夜は行灯(あんどん) となる。テーブルの上には、紙封筒照明。 押入れ行灯(あんどん ) !? 玄関ドアをサビ加工とし、経年変化を楽しむ。 多目的子供室。移動可能収納。 火打ちを利用した照明。 ひたちの家 名称: ひたちの家 建築地: 茨城県日立市 敷地内にあるものは、無意味にただそこにあるのではなく、 「食べれる」 「使 家族構成: 夫婦+子 える」 というような、有意義な意味のあるものに限定している。室内におい 設計・管理: 及川洋樹(オイカ創造所有限会社一級建築士事務所) ては、あたりまえのものがそれ以外の使い方や見え方になるよう工夫し、 施工: 株式会社ジュン・ホーム 日々我々の生活が楽しくなるように考えている。 規模: 1F 68.73m2 2F 68.73m2 延床面積 137.46m2 撮影 わたなべたつや (*・・・オイカ創造所) Copyright © atorie oica. all rights reserved. 晴れの日は、 ダイニングから海が見える。 LDK 和とつながりのある空間。 Copyright © atorie oica. all rights reserved. 2Fホールを楽しむ。炭でブラックアウトされた縦穴。スキップフロアの寝室。アクセントの木毛セメント板。子供の安全のために漁業で使う網を手すりに巻きつける。2F天 井へ、階段室のあかりが反射して映りこむ。 空間を壊さないよう、テレビを小さめにしたリビング。 和室からキッチン・テラスを望む。 ロープの美しい使い方。* 洗濯物を乾かす行為も、日常アートである。 Copyright © atorie oica. all rights reserved.
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