教育後援会ニュース - 武庫川女子大学

教育後援会ニュース No.8 2014年2月
1
問題を見つけ、仮説を立て、
検証し結論を出す『想像力』
を身に付けることが大事で、
大学での学びの構造がその思
考力のトレーニングになる」
「企業の『規模』ではなく『働
きがい=自分をもっと生かせ
る職場』という視点で企業選
びをしてほしい」「学問をしっ
かりすれば選択肢が広がる。
そういった大学生活を送れる
ような支援が必要」とわかり
やすく解説しました。
続いて、銀行と一般企業に
就職が内定した学生二人が就
職活動の体験談を語りました。
約一二〇〇人の保護者、学
生は説得力ある内容、貴重な
体験談に真剣に聴き入ってい
ました。
午後からは各学科に分かれ
て「学科全体会」が開催され、
学科の教育方針、就職状況説
明および学科の学生・卒業生
による就職活動体験報告が行
わ れ ま し た。「 学 科 全 体 会 」
終了後は事前申し込みで希望
された保護者を対象に担任又
はゼミ担当教員との個人懇談
が実施され、丁寧な懇談に満
足されているようでした。保
護者にとっては大学を身近に
感じられる良い機会となった
ようです。
アンケートで保護者の皆さ
んからお寄せいただいた貴重
各 種 相 談 等 14:30~17:00
奨学金・寮・下宿・クラブ相談/映像コーナー
……アゼリア(公江記念講堂地下食堂)
一般就職相談 ……………………キャリアセンター(公江記念館)
施設見学
(個人懇談と並行開催)学長懇談/教職就職/エクステンション相談/留学相談/
なご意見、ご感想を活かし、
更なる内容の充実に役立てて
いきたいと思っております。
平成 年度の開催日程を4
ページに記載しております。
7月頃にご案内の予定です。
皆様の多数のご参加をお待ち
しています。
個 人 懇 談 14:45~(事前申込者対象)
●地域別教育懇談会������ 1 ・ 2
●会長・支部長あいさつ������ 3
●就職活動体験談��������� 4
●就職活動に向けて�������� 5
●学友会への支援��������� 6
●学友会 SPOT LIGHT <茶道部>�� 7
●講演会のご案内��������� 8
学 科 全 体 会 13:00~学科の概要・教育方針用の説明
学科の特性を活かした就職活動体験報告等
目 次
(12:00~会場移動 薬学部、建築学科はバスにて移動)
26
全体会(就職講演)
10:30~
・教育後援会会長挨拶
会長 三浦 一樹
・学長挨拶
学長 糸魚川直祐
・一般企業の就職状況
キャリアセンター長 大坪 明
・講演「なぜ、大学生の正社員就職が難しくなってきたのか
~働き方の変化と大学時代の学び方を考える~」
人事コンサルタント・キャリアコンサルタント 石田 秀朗 氏
・一般企業内定者の就職活動体験報告
大学情報メディア学科 在学生 岡本 文月
短大生活造形学科 在学生 加藤有香莉
No.
教育後援会ニュース
25
21
大学が見える地域別教育懇談会
平 成 年 9 月 日、 中 央
キャンパスをメイン会場に、
教育後援会主催行事の「地域
別教育懇談会」が実施されま
した。この教育懇談会は全体
会(就職講演)、学科全体会、
個人懇談を実施し、保護者の
方々が日頃感じておられる疑
問や、大学についての意見等
を気軽にご相談、お問い合わ
せいただく機会になっていま
す。公江記念講堂の全体会で
は、冒頭、三浦一樹・教育後
援会長から「保護者の皆様は、
普段はキャンパスに来たり、
先生方と話をしたりする機会
が な い と 思 い ま す。 今 日 は
しっかりと大学で情報収集を
し、充実した一日を過ごして
ください」と挨拶。
糸魚川学長は本学の立学の
精神に基づいた教育目標の3
つの柱である①「すぐれた知
性」を磨くこと②「感性豊か
な潤いのある心」を育むこと
③「人を思いやり、人
のために尽くす精神」
を身に付けること―を
中心とする教育方針に
ついて、また、大坪明
キャリアセンター長は
就職・求人状況や就活
生の保護者の心構えに
ついて説明がありま
した。
石田秀朗・人事キャ
リアコンサルタントか
らは「なぜ、大学生の
正社員就職が難しく
なってきたのか~働き
方の変化と大学時代の
学びを考える~」と題
し て 講 演 し、「 自 分 で
地域別教育懇談会(本部会場)プログラム(平成25年 9 月21日実施)
8
武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部
2014.2
大学と保護者を結ぶ情報誌
66
1449
中国支部地域別教育
懇談会に参加して
教育後援会庶務 保護者護者アンケート
f、個人懇談
アンケートはa~fの項目について参加前の期待度と参加後の満足
度を1~5段階で評価していただきました。何れも満足度は期待度
を上回っており、特に全体会の講演、学科全体会の就職活動体験報
告や個人懇談は満足度が高くなっています。ご協力ありがとうござ
います。
e、就職活動体験報告︵学科︶
c、就職活動体験報告︵全体︶
b、講演︵石田秀朗氏︶
a、一般企業の就職状況
●講演「なぜ、大学生の正社員就職が難しくなってきたのか」
・問題解決能力を養うのは大学時代の学びや課外活動であるという
こと。興味のあること楽しいことを徹底してやりなさいという言
葉は大変参考になりました。
・就職に特化した内容かと考えていたが、社会、会社におけるニー
ズや社会貢献する人としての生き方を考えさせられる内容だった。
●就職活動体験報告(学科)
・今まで、私にとってあまり期待に添うものが少なかったが、今回
はとても参考になった。全体会の就職体験報告のように途中から
変更した体験も普段は聞けないことなので有益だった。失敗談な
どもあれば聞きたかった。
・薬剤師になりたい娘の夢を実現された方の発表だったので、大変
参考になり、娘にも現実味がわき、身近に感じられたようです。
勉強意欲も強くなった様子で大変良かったです。
●個人懇談
・ゼミの先生がとてもしっかりと学生を理解し、指導してくださっ
ている様子がよく伝わりました。また、丁寧に学習面や就職活動
のお話をしてくださいました。安心して今後ともアドバイスをお
願いしたいと思いました。
・今、娘にとって何が不足しているのか、国家試験や就活について
の具体的な対策についてご指導いただき、大変参考になった。
アンケートよりご意見抜粋
d、学科全体会
4.6
4.0
3.7
3.5 3.7
満足度平均
期待度平均
川口 利子
地域別教育懇談会広島会場に本部役
員として前年度・本年度と参加させて
頂きました。
保護者や在学生の皆様とともに大変
充実した時間を過ごすことができま
した。
本部会場とは異なる立食形式の懇親
会では、離れて暮らすご息女の食生活
を心配し、時々宅配便で食品を送られ
ているという話を伺い、親心に共感し
感動しました。また、ご息女の様子を
見に来られた時に神戸・大阪方面を案
内してもらうのが楽しみで、会うたび
に成長ぶりがみられるのでうれしく感
じられるというお話も伺いました。
在学生や寮生の皆さんからは大学生
活や寮での行事などの話を聞かせて頂
きました。行事には学長や先生方が参
加され、一緒に楽しい時を過ごすそう
です。
先生方の熱心で手厚い学生思いの指
導が伝わり、保護者の皆様も安心され
たことと思います。
懇談会は全体会や個人懇談とは違っ
て、保護者同士の交流も深まり、ご息
女についての不安や心配事も情報交
換 が で き、 地 元 で の つ な が り も で き
ます。
また、学長や各学科の先生方から普
段聞きにくい事を直接聞くことができ
ます。
今後も地域別教育懇談会にたくさ
んの保護者の方が参加して頂けるよ
う、支部長・本部役員が意見交換しな
がら取り組んでいきたいと思っており
ます。
今後も地域別教育懇談会が活発な会
となるよう願ってやみません。
4.4
3.9
4.0
3.7
3.8
4.1
4.7
保護者間の交流も活発に
人
リーガロイヤルホテル広島)
1155
地域別教育後援会開催地に、
九州会場も検討されました
が、現状の学年暦では難しく、
今後も、検討を続けていくこ
とになりました。
21
地域別教育懇談会(本部会場)
~各地の地域別教育懇談会~
年度の参加者数
き続き個人懇談に移ります。成績
も含めた個々のお話を、学科教員
とじっくりしていただくことがで
きました。
個 人 懇 談 後 に 行 わ れ る 懇 親 会
( 立 食 形 式、 地 方 会 場 の み 開 催 )
では、和やかな雰囲気の中、教員
と保護者だけでなく、保護者同士
の懇親も互いに深められている様
子が見受けられました。ある参加
者からは「毎年楽しみにしていま
す。」 と の 声 も 聞 か れ、 情 報 交 換
や支部のつながりを深める良い機
会となっているようでした。
来年度も開催を予定しておりま
す。今 年 度は都 合の合わなかった
皆さまも、ご息女をお誘いあわせの
上、ぜひご参加ください。
(次年度
の開催日程は本誌 ページに記載)
平成
人
JR ホテルクレメント高松)
高松会場
( /
広島会場
( /
ANA クラウンプラザホテル金沢)
金沢会場
( /
4
人
本部会場
( /
大学中央キャンパス、
他)
人 合計 人
7
地域別教育懇談会は本部会場の
他、高松会場、広島会場、金沢会
場においても開催されます。いず
れの会場へも糸魚川学長をはじ
め、三浦教育後援会会長、各学部・
学科の代表教員が出向き、多くの
保護者にご参加いただき盛大に催
すことができました。
これら3会場では、学長が本学
の教育について、教学局長(また
は学生部長)が教育の現状と取り
組みについて説明をいたしまし
た。日頃、大学と接する機会が少
ない地方の保護者の皆さまにとっ
て、少しでも大学を身近に感じ、
ご息女の教育について理解をして
いただきたいとの思いから、地方
会場においてはこのように大学の
取り組みをご紹介しています。
また、本部会場同様に2~3名
の卒業生、在学生(内定者)に就
職活動体験報告をしていただいて
いますが、地方会場ではUターン
就職も含めたより身近な話題を提
供しています。
続く学科全体会は学科の教育方
針などについての説明を行い、引
25
25
31
145
83
8
8
9
9
2
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
3
教育後援会会長
三 浦 一 樹
教育後援会会員の皆様には平素より後援会活動へ
のご支援とご協力を賜り、深く感謝いたします。
教育後援会は大学の運営を支援する組織として、
大学と連携を図りながら保護者や学生の意見を取り
入れ、種々の活動を実施しております。
北陸支部長
谷井 勉
活動中の娘を持つ親にとって、応援する
立場から大変参考になりました。特に在
学生が厳しい就職活動を戦い内定を勝ち
取ったお話を聞いて感動すると共に、自
立した女性がこの大学で育っているとう
れしく感じました。また、個人懇談会は
参加者も多く、お子さんの情報を一つで
もより多く知りたい、話をしたいという
中国支部長
山本 孝二
の皆様、学生の皆様は約
多方面からご参加いただきました保護者
年度地域別教育懇談会が無事開催さ
れましたことを心からお礼申し上げます。
是非一人でも多くの保護者の皆様方に
参加をいただき交流を深め、地域別教育
参加いただき、誠にありがとうございま
熱気が伝わりました。
学の情報はもちろんのこと、学長をはじ
懇談会を盛り上げていただければと思い
初めに、多数の方が地域別教育懇談会
に参加していただき、ありがとうござい
め各学科の先生と直接お話ができる非常
ます。
名でした。ご
に良い機会となっており、改めて武庫川
私は 回目の参加となりましたが、や
はり全体会での就職活動体験談を聞きま
した。
女子大学は本当に素晴らしい大学だと実
最後に武庫川女子大学の益々の発展と
教育後援会の充実をお祈りいたします。
感できました。就職が内定された二人の
学生さんからの就職活動体験談は、就職
支 部 長 あ い さ つ
すと、自分の目標に向かって進む姿は、
先生方・家族の支えがあってこそのこと
だと感じております。大学・短大のこの
時期は、子ども達がいよいよ自分の力で
社会に飛び立つ「自立」の時期でありま
し た が )、 ご 参 加 い た だ く 保 護 者・ 生 徒
会・高松」の中止が一瞬脳裏をよぎりま
高知沖を強い台風が東進する中(一昨
年 の 台 風 直 撃 に よ る「 地 域 別 教 育 懇 談
たくさん見ることができました。
ており、あちらこちらで爽やかな笑顔を
清々しくも和やかに有意義な時間が流れ
し て も 全 体 会 の 雰 囲 気 を そ の ま ま に、
き開催された個人懇談や懇親会におきま
うにやさしく語ってくれました。引き続
な行動基準を、自分の家族や妹に話すよ
前線の学生及び卒業生は緻密かつ具体的
を中心に据えた教育理念を、就職活動最
糸魚川学長を始め諸先生方は立学の精神
名程の熱気ある会場となっていました。
最後になりましたが、武庫川女子大学
と教育後援会の益々のご発展をお祈り申
もう少し延長していただければ幸いです。
はございますが、個人懇談会のお時間を
たします。合わせて私のささやか希望で
重な時間です。今後とも継続をお願いい
個人懇談会、懇親会では直接学長や先
生方とお話ができる非常によい機会で貴
と願います。
今後も家族の存在を考え、また感謝し
つつ厳しい社会へと立ち向かってほしい
思います。
すが、やはり最後に頼れるのは家族だと
の皆様の交通手段を案じながらの開催と
しあげます。
私たち保護者の一番の心配事を払拭し
てくれるこの「地域別教育懇談会」に、
ございました。
来年度もより多くのご家族の参加があれ
なりました。
四国支部長
90
ば、と思っています。ご協力ありがとう
西山 雅啓
3
ました。地方にいる私たちが娘の通う大
25
そうした心配をよそに全体会には保護
者 122 名・ 学 生 名 の 参 加 を い た だ
き、関係者の方を合わせると総勢180
23
皆様からお預かりした会費は具体的な形で還元す
べきであり、その中でもご息女の大学生活を充実さ
せるための援助や就職活動の支援は重要な活動と考
えます。特に、この就職支援に関しては活動の重点
項目として今後も充実を図って参ります。
この他、毎年 8 月~ 9 月に開催される地域別教育
後援会や教育後援会主催の講演会は保護者、学生に
とって充実した内容にしなければならないと考えて
います。
本年度の地域別教育後援会にもたくさんの会員の
皆様にお集まりいただき、貴重なご意見を頂戴いた
しました。この紙面をお借りしまして、厚く御礼申
し上げます。
今後も大学と教育後援会の連携を深め、有意義な
活動となるように取り組んで参る所存です。皆様方
の一層のご協力をお願い申し上げます。
教育後援会の活動について
就職体験報告いただいた方々(敬称略)
水田 裕美(大環)
小南 奈千(大食)
元賀 温奈(大食)
大西 彩香(短食)
矢尾 美穂(短食)
山崎 桃(短食卒)
戸田 萌黄(大情)
木谷 彩里(大情)
小野 美郷(大築卒)
吉田 杏子(大築卒)
井上 綾美(大器卒)
大東まどか(大応)
植田伊津美(新薬)
尾﨑 絢果(新薬卒)
横山千恵子(薬科修)
※
金 沢
9月 7 日
(日) ANAクラウンプラザホテル金沢
本 部
(土) 大学(中央キャンパス)
9 月 27日
就職活動体験談
川嶋理紗子(大日卒)
住友由加里(短日卒)
藤原 育美(大英)
田中 夏実(大英)
野久保友利恵(大教卒)
岡田 朱世(大教卒)
島崎 美穂(大教卒)
高松 志帆(大教卒)
仲西 紗矢(大心)
鈴木 愛美(大心)
藤原 沙愛(短人)
春田 佳奈(短人)
曾根麻由美(大健卒)
小林 美希(院健修)
森川友美子(大環)
(土) JRホテルクレメント高松
8 月 30日
※
※大学院進学についての報告をしていただきました。
予定です。ご都合の良い日・会場を
た。就職活動は一人で黙黙と頑張るよりも、
多くの人と就職活動についての苦労を共感す
ることが大切なのではないかと考えます。な
ぜなら、様々な情報を得ることが成果につな
がると思うからです。
私は夏休みの 週間、内定先で実習生とし
て働きました。その 週間の体験で「私はま
だ社会に出るのが早いのかな」という思いを
抱きました。私は 週間で社員の方から良い
所や泊まられるお客さんについての話を伺う
ことができました。この会社の良いところは
多くの著名人や世界各国の著名な方が泊られ
ることです。もちろん、社員になればその方
達と話す機会が持てますが、私のような年を
重ねていない人間がその方々をおもてなしす
る自信が 週間で芽生えることはありません
でした。卒業後にこの会社で働いている自分
を想像してみてもまだ社会にでるのは早いの
ではないかと感じました。就職活動体験の発
表では異例だと思いますが、現在の私の考え
では進学したいという気持ちの方が強いで
す。両親もこの考えに賛成してくれています。
前期では様々な思いを味わい体験してきまし
た。一通りの就職活動を経験し、内定と不採
用の結果を両方とも頂きました。内定を頂き
内定先で働けることができ考えが変わったの
も全ては就職活動があったからです。私はこ
のような経験をできたことに感謝し、後期は
自分自身の進路を決定することができること
を望みます。(以下略)
ご案内は平成26年7月に発送する
各会場で講演いただいた方々(敬称略)
高 松
1
高松会場/野㟢 梨沙(大英)
末澤 佳奈(短食)
地濱奈央子(大健卒)
広島会場/石田 美鈴(大健)
青野 諒子(大環卒)
金沢会場/川本 眞弥(大英)
高柳 遥(短英)
本部会場(全体会)/
(土) リーガロイヤルホテル広島
8 月 23日
1
岡本 文月(大情)
加藤有香莉(短生)
広 島
地域別教育懇談会では、卒業生・在学生に
「就職活動体験談」を発表していただいてい
ます。どの発表者の方も、内定を勝ち得るた
めに行動したことだけでなく、就職活動を経
験して感じたこと、気づき、両親への思いな
ど多岐にわたる話をしてくれます。今年度の
内容の一部をご紹介します。
に臨むことができました。前向きに就職活動
に臨むことができたのは社長や両親からの言
葉と一番初めに内定を頂いたことが強みだっ
たかもしれません。内定を頂いたことを自信
と糧にして4月から本格的に就職活動を始め
ました。…中略…私は就職活動をしていく上
で自分の学科の特徴を活かせる企業を受けよ
うと考えていました。私の所属している学科
は英語コミュニケーション学科であるため、
英語を強みとしてアピールしていました。私
は約3ヶ月間就職活動をしていましたが、就
職活動は厳しい、難しいと思った点が3つあ
りました。1つ目は「思うようにことが進ま
ない」という点です。私は偶然にも最初に受
けた企業から内定を頂きましたが2社目以降
は、ほとんど一次試験で不採用という結果で
した。面接を受ける前にはホームページで企
業について調べ、志望理由、自己PRは最低
でも言えるように用意をしていました。しか
し、自分自身がやりきったと思うような面接
でも「不採用」という通知結果が来る場合が
あります。私はこの現実に厳しさを感じまし
た。2つ目は「スケジュール管理の大切さ」
です。就職活動は学校の授業と並行して行い
ます。そのため私は、午前中は就職活動で、
午後からは授業という日が多くありました。
内定を早く頂くことができる道の一つとして
一定期間に多くの企業の就職試験を受ける方
法があります。しかし、就職活動の日と学校
の授業が重なった場合、学校の授業を休まな
ければいけません。もちろん授業は就職活動
の た め 公 欠 扱 い と な り ま す が、 公 欠 扱 い に
なっても定期試験はあるので休んでいた分の
授業内容を把握しなければなりません。就職
活動をする上でいかに授業と重ならずに就職
試験を受けることができるかは鍵だと考えま
す。3つ目は「同じ就職活動をしている人と
話す機会をもつ」ことです。私は武庫川女子
大学の寮に住んでいるため、特に寮内の就活
生と就職活動について話す機会がありまし
お選びください。
会 場
期 日
開催場所
「就活を経験して気付いたこと」
…あいさつ文省略…
私が就職活動を始めたのは今年の2月頃で
した。地元は石川県ですが、卒業後も関西に
住みたいという気持ちがあったので関西を中
心に計8社の企業を受けました。結果から言
うと8社中、2社から内定を頂くことができ
ました。自分自身でも驚く出来事ですが、私
は一番初めに受けた京都の老舖旅館から内定
を頂くことができました。私がこの企業を受
けた理由は2つあります。1つ目は、古い格
式ある老舗の旅館で働いてみたいという気持
ちがあったこと、2つ目は、旅館のある所が
京都ということもありたくさんの国内外のお
客様と出会えるのではないかという期待を抱
いていたからです。面接の時には「なぜこの
旅館で働きたいのか」と言う質問に対しての
答えを伝え面接の間に社長から内定を頂くこ
とができました。そして、その時に社長から
「まだ時間があるのだから他の企業も受けて
からうちの企業を
考えてみなさい」
とおっしゃって頂
いて大変驚いたこ
とを覚えていま
す。両親からも社
長と同様に「業種
を絞らず多くの企
業を受けて視野を
広げなさい」と言
われ私は前向きな
気持ちで就職活動
平成26年度 地域別教育懇談会(予定)
1
1
4
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
5
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
キャリアセンターの取組み
2013年度の新卒採用をめぐる雇用環境は、いわゆるアベノミクス効果により求人件数が前年同期比で約 2 割増と改善
傾向にあります。しかしながら、一方では企業の採用活動期間の更なる後ろ倒しと短縮化が決定し、今後就活生にとっ
ては採用活動解禁前の準備期間の重要性がより増すことが予想されます。また、企業にとっては短期集中化する採用活
動の中で、良い人材を確保するために大学・短大との連携を更に強化する傾向が見受けられます。
そこで、キャリアセンターでは教育後援会のご支援の下、以下の取組みに注力いたしました。
【学内合同企業説明会】
卒業学年の学生を対象に、新たに 9 月27日(金)に、学内合同
企業説明会を実施しました。参加企業30社に対してのべ130名が
参加し、その後、参加企業の求人に応募し内定を獲得した学生
もいました。2014年度以降は、企業も更に学内説明会への参加
を希望してくると思われます。教育後援会のご支援を頂き、よ
り多くの企業を招いて学内説明会を実施できるよう尽力してま
いります。
9 月27日合同企業説明会
【就活特訓講座】
就活生に対し、就職活動に必要な力を身に付けてもらうべく、
実践を重視した各種就活特訓講座を実施しています。大学 3 年・
短大 1 年を対象にした就活特訓講座エントリーシート編の講座
は、昨年度の10日から15日に日程を1.5倍にしましたが、申込み
のために長蛇の列ができ、わずか 1 日ですべて定員を充足し、
就活を直前に控えた学生の熱心さが窺えました。これからも教
育後援会のご支援を最大限に有効活用し、就活生のニーズを捉
エントリーシート編
えた講座を提供していきます。
中央図書館がリニューアル・オープン!
学生目線で中央図書館が新しくなりました。全館 Wi-Fi 完備、ノートパソコンやスマホ用の電源コンセントも数多く設け
ています。 1 階には新たに「ライブラリー・カフェ」をつくりました。飲食、おしゃべり OK のエリアができたことで、学
生からは「一日中でも過ごせてしまう、私たちが望んでいた図書館です」と好評です。
このカフェには、大きなブック・ツリーと展示架を備えています。アンケート調査から、学生の人気が高い27誌の一般雑
誌を並べました。その資料費を、教育後援会より補助していただいています。
1 日の平均来館者は約1,100人を数え、平均利用率は昨年の1.7倍になりました。保護者の皆さまもご利用いただけますので、
ぜひ一度中央図書館へ
お運びください。
(※ 1 )
(※ 1 )閲覧・複写のみ可。
ご利用の際は、特別利用願
の提出が必要です。開館時
間内にカウンターへお越し
ください。
2 月22 日( 土) 1 3 : 0 0 ~
17:00見学会を行います。
詳しくは、 8 ページをご覧
ください。
学友会への支援
8
26
りを学生や園児、先生、職員がとり囲み盛大に行われました。
また糸魚川直祐学長がサンタクロースに変身し、司会進行の学生とともに会場
毎年恒例となったエアロビックダンス部とダンス部の演技が今年も披露され、
を沸かせました。この点灯式(電飾)は教育後援会の援助を受け、実施してお
ります。総務委員会では、東日本大震災以降点灯時間の短縮や電飾の LED 化な
ど省エネについても配慮して、ツリーは12月25日まで輝き続けました。いつも
(運動部委員会主催)
「もみの木広場」にて開催されました。当日は非常に寒い気候の中、ツリーの回
マリンスポーツ講習会
当によかったです。ガイドさんの解
説があったので一度行ったことがあ
る場所も新しいことを知ることがで
き て、 ま た 違 っ た 視 点 で 楽 し め ま
した。
クリスマスツリー電飾(総務委員会主催)
加することが出来ました。今後も多くの学
生に参加して頂けるよう、企画に力を入れ
てまいりますので、ご支援のほどよろしく
お願いします。
を実施したいと考えておりますの
で、ご支援のほどよろしくお願いし
ます。
●参加者の感想
総務委員会主催のクリスマスツリー点灯式が12月10日夜、中央キャンパスの
みんなで記念撮影
兼六園
25
2
3
(文化部委員会主催)
毎年恒例の運動部委員会主催マリ
ンスポーツ講習会が平成 年 月
日から 日間、沖縄県で実施されま
した。初日には沖縄の観光名所であ
る美ら海水族館で、イルカショーや
大水槽を間近で見ることが出来まし
た。また、ダイビングを 日間、無
人島であるナップ島でシュノーケリ
ングも行いました。最終日には、国
際通りと座喜味城跡を観光し、盛り
だくさんの 日間を過ごすことが出
来ました。天気にも恵まれ、参加者
の方々も満足された様子でした。
本講習会は、教育後援会からの補
助金により、学生は少ない負担で参
2
歴史遺産ツアー
11
キレイだなぁ…
一泊二日の旅なのに、とても充実
していました。楽しかったし、歴史
について何も知らなかったけど、今
回いろいろ学べてよかったし、興味
を持てました。
二日間でたくさん周ることができ
てよかったです。自分たちだけでは
行かないようなところもあったの
で、参加してよかったと思います。
ありがとうございました。
いろんな所を巡ることができて本
とは違う学内の雰囲気で学生生活がさらに活気づいたものになりました。
4
文化部委員会では毎年、研修旅行
「歴史遺産ツアー」を行っています。
学生の皆さんに、歴史遺産を肌で
感じ教養を深めてもらうことを目的
に実施しています。
今年は、 月 日~ 日の一泊二
日で、石川県の東尋坊、永平寺、兼
六園、近江町市場ひがし茶屋街を巡
る、北陸ツアーを実施しました。
このツアーでは教育後援会のご支
援により、学生が参加しやすい価格
で開催することができております。
これからも、一人でも多くの学生
に貴重な体験や教養をより深いもの
にする機会として、このような企画
永平寺
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教育後援会ニュース No.8 2014年2月
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
こんにちは、茶道部です。
私たち茶道部は 人の部員で
活動をしています。活動時間
は月曜日は自主練習、水曜日、
金曜日の3~5限の各自の空
き時間に活動をしています。
主 な 行 事 は5 月 末 ~ 6 月 初
旬 に2、3年 生 で 初 め て 行 う
新入生歓迎茶会、夏休み中に
は、普段と違った雰囲気でお
稽古をする浴衣稽古、京都の
観光名所をまわる京都日帰り
旅行があります。また 月に
は3年生にとって最後のお茶
会になる文化祭のお茶会を開
きます。この他に2月に卒業
生送迎お茶会をします。今ま
での感謝の気持ちと少しでも
自分たちの成長した姿を見て
いただけたらという思いを込
めて行います。
普段私たちは、それぞれの
ペースでお稽古をし、和室で
お抹茶やお菓子を楽しみなが
らゆったりとした時間を過ご
しています。私たちは日々楽
しみながら、それぞれのペー
スで精進できるように頑張っ
ています。これからもみんな
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学友会
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SPOT LIGHT
茶道部
で成長していけるような部活
にしたいと考えています。
教育後援会ではクラブ
活動に対し「学生諸活動
補助費」という形で支援
しています。
今回はその中から文化
部の茶道部を紹介します。
文化祭で教育後援会主催講演会を開催しました
第58回 文化祭
平成25年10月19日、公江記念講堂において、文化祭実行委員会の協
力のもと教育後援会主催講演会が開催されました。
講師は文学部日本語日本文学科の辰巳都志教授。
「育夫のススメ」と題し、保護者、卒業生、学生合わせて約300人の
聴衆を前にご自身の人生体験をもとにお話しがありました。
「相手を判断するには、その友達をみればその人がわかる」
、
「人間に
は伸びしろがあり、それをいかに伸ばしてあげるか」
、
「物事の優先順位
は時代、時間で変わっていく」など興味深いお話があり、あっという間
に60分が過ぎました。
これまで教育後援会では、毎年 2 月に一度、各界の著名人をお招きし
講演会を実施してまいりましたが、学内には特色ある研究を行っている
教員がいることから、学内教員で講演会を実施することにいたしました。
また、講演回数も増やし、文化祭期間中にも実施して、講演会ととも
に文化祭の様子もお楽しみいただけるようにいたしました。
次回は 2 月22日(土)に開催します。
詳しくは、 8 ページをご覧ください。
10月18日から 3 日間、第58回武庫川女子大学文化祭が開催
されました。今年は「笑顔満載~最高の時間をあなたに~」
というスローガンを掲げ、活動してまいりました。
多くの方々のご協力のもと、文化祭は、皆さまの最高の笑
顔の時間となることができたように思います。
また私事にはなりますが、 2 年間文化祭に関わることで、
本当に沢山の経験をし、大切な仲間も得ることができました。
文化祭にむけて様々なことに取り組ませていただいたこの
2 年間は、私にとって、いつまでも忘れることのない、大切
な思い出となりました。
最後になりましたが、第58回文化祭を開催するにあたり、
ご支援、
ご協力いただきまして、
本当にありがとうございました。
これからも文化祭実行委員会一同、日々精進いたしますの
で、どうぞよろしくお願いいたします。
文化祭実行委員会委員長 阪口 采加
いく
お
教育後援会ニュース No.8 2014年2月
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教育後援会主催講演会
教育後援会では、例年、年 1 回会員である保護者を対象に講演会を実施しておりますが、
今年度から、文化祭期間中と 2 月の年 2 回実施することにいたしました。
2 回目の今回は、ジェンダーの視点からグリム童話の研究を行っている本学教員と、
地域別教育懇談会本部会場の就職講演で好評をいただいている人事・キャリアコンサルタ
ントによる講演の 2 本立てで実施いたします。
万障お繰り合わせの上、是非、ご参加ください。
日時:平成26年 2 月22日
(土) 午後 2 時
場所:中央キャンパス 公江記念講堂(座席指定なし)
※駐車場がございませんので、自家用車でのご来場はご遠慮ください。
第 1 部 14:00 ~ 15:00
演題:「グリム童話の父親像と母親像」
講師:文学部英語文化学科 野口 芳子 教授
第 2 部 15:15 ~ 16:15
演題:「若い時に満足度の高い仕事にめぐり合うために
~考えてみよう!自身の働くスタンスと就職先の選び方~」
講師:人事・キャリアコンサルタント 石田 秀朗 氏
図書館見学のご案内
講演会当日、リニューアルされた図書館をご見学いただけます。
見学ご希望の方は、公江記念講堂受付にて「入場票」をお受け取りの上、ご来館くださ
るようお願いいたします。
見学時間帯 13:00 ~ 17:00(随時ご入館ください)
※1階ライブラリーカフェではお飲み物を用意しております。こちらもご利用ください。
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編 集 後 記
◆昨年 月 1 日 に 就
職活動が解禁されま
した。就職活動もス
タ ー ト し て、 早 2
か月が経とうとして
います。既に複数の
企業を受けて、幸い
良い結果を得ること
ができた学生もいる
か も し れ ま せ ん が、
就職活動の時期はま
だこれからも続きま
す。 月、 月はイ
ンフルエンザが流行
するシーズンでもあ
ります。気力・体力
ともに維持しつづけ
なければ、乗り切れ
ません。上手くセル
フコントロールして
もらいたいもので
す。
◆就職
活動に奔走する
武庫女生が、自分の
将来のビジョンや仕
事に対する考えなど
を整理し、精一杯あ
りのままの自分を企
業に伝えられるよう
願っております。が
ん ば れ ー、 武 庫 女
生
◆教育後援会ニュース
では、会員の皆様に
有益となる情報を今
後も提供してまいり
ます。ご意見・ご感
想等ございました
ら、学生部までお寄
せください。
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