Crystal Reports 2008 SP3 のインストー ル Crystal Reports 2008 SP3 著作権 © 2010 SAP AG. All rights reserved.SAP、R/3、SAP NetWeaver、Duet、 PartnerEdge、ByDesign、SAP Business ByDesign、および本書に記載されたその他 のSAP製品、サービス、ならびにそれぞれのロゴは、ドイツおよびその他の国々にお けるSAP AGの商標または登録商標です。Business ObjectsおよびBusiness Objects ロゴ、BusinessObjects、Crystal Reports、Crystal Decisions、Web Intelligence、 Xcelsius、および本書で引用されているその他のBusiness Objects製品、サービス、 ならびにそれぞれのロゴは、米国およびその他の国々におけるBusiness Objects S.A.の商標または登録商標です。Business ObjectsはSAPのグループ企業です。本 書に記載されたその他すべての製品およびサービス名は、それぞれの企業の商標 です。本書に記載されたデータは情報提供のみを目的として提供されています。製 品仕様は、国ごとに変わる場合があります。これらの文書の内容は、予告なしに変 更されることがあります。また、これらの文書はSAP AGおよびその関連会社(「SAP グループ」)が情報提供のためにのみ提供するもので、いかなる種類の表明および 保証を伴うものではなく、SAPグループは文書に関する誤記・脱落等の過失に対す る責任を負うものではありません。SAPグループの製品およびサービスに対する唯 一の保証は、当該製品およびサービスに伴う明示的保証がある場合に、これに規 定されたものに限られます。本書のいかなる記述も、追加の保証となるものではあり ません。 2010-05-23 目次 第1章 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 5 インストールの概要................................................................................6 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール...................................................6 インストールに必要なシステム..................................................................7 Crystal Reports のローカル マシンへのインストール....................................7 インストール元を作成して、ネットワーク サーバーからインストール................10 Crystal Reports のインストール元の作成.............................................10 Crystal Reports のネットワークからのインストール.................................11 インストールのカスタマイズ.....................................................................13 サイレント インストールの実行.................................................................15 カスタム バナーの設定..........................................................................20 Crystal Reports コンポーネントのアップグレード........................................21 付録 A より詳しい情報 23 索引 27 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 3 Crystal Reports 2008 SP3 のインス トール 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストールの概要 インストールの概要 Crystal Reports インストール ウィザードは、Microsoft Windows Installer で動作しま す。このウィザードでは、インストール手順が順を追って提示されます。インストール ウィザードは、使用するコンピュータのオペレーティング システムを自動的に認識し、 必要に応じてファイルを更新します。 注 Data-Direct ODBC ドライバ インストールは、Crystal Reports インストーラに含ま れていません。そのため、これらのインストーラは個別にダウンロードして実行する 必要があります。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール ここでは、Crystal Reports のインストール方法を順を追って説明するとともに、インス トールをカスタマイズする方法についても説明します。次のトピックについて説明しま す。 • 7 ページの 「インストールに必要なシステム」 • 7 ページの 「Crystal Reports のローカル マシンへのインストール」 • 10 ページの 「インストール元を作成して、ネットワーク サーバーからインストール」 • 13 ページの 「インストールのカスタマイズ」 • 15 ページの 「サイレント インストールの実行」 • 20 ページの 「カスタム バナーの設定」 • 21 ページの 「Crystal Reports コンポーネントのアップグレード」 インストール手順の最終段階で、製品の登録について案内されます。画面の指示に 従って、登録を行ってください。 6 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストールに必要なシステム インストールに必要なシステム 最小インストール要件 Windows Vista および Windows Vista SP1 Windows XP Professional SP2 オペレーティング システム Windows 2003 Server Windows 2008 Server コンピュータ/プロセッサ 450 MHz 以上の Pentium 互換 CPU メモリ 128 MB 以上の RAM。256 MB を推奨。 最大 4 GB ディスク容量 最低 1.0 GB。1.5 GB 以上推奨。 ドライブ CD-ROM ドライブまたは DVD ドライブ 注 Java コンポーネントには J2EE 1.6 互換ランタイムが必要です。この互換ランタイ ムは、Crystal Reports のインストール時に自動的にインストールされます。 Crystal Reports のローカル マシンへのインストール サポートされているオペレーティング システム(上記の7 ページの 「最小インストー ル要件」を参照)のいずれかを実行しているコンピュータに Crystal Reports をインス トールする場合は、管理者権限を持っている必要があります。インストール処理は、レ ジストリ エントリを作成し、管理者権限が必要ないくつかのシステム ファイルを更新し ます。 Crystal Reports をインストールする際には、現在実行しているプログラムをすべて終 了し、サービスをできる限り停止してください。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 7 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports のローカル マシンへのインストール インストールする機能を制限する場合は、13 ページの 「インストールのカスタマイズ」 を参照してください。 ローカル マシンにインストールする 1 お使いの CD-ROM ドライブで自動再生が有効になっていない場合、製品メ ディアの win32_x86 ディレクトリから Setup.exe を実行します。 注 現在のシステム設定によっては、ダイアログ ボックスが表示され、既存のファイ ルを更新するように指示されることがあります。この場合は、[はい]をクリックし て、マシンを再起動します。インストール ウィザードによって必要なファイルが 更新されます。 2 Crystal Reports のインストールで使用する言語を選択します。 3 インストール中にログ ファルを作成するかどうかを指定します。デフォルトでは、 有効になっています。 4 [OK]をクリックします。 5 [ようこそ]ダイアログ ボックスが表示されたら[次へ]をクリックします。 6 使用許諾契約を読み、それに同意してインストールを続行します。 7 [ユーザー情報]ダイアログ ボックスにユーザー名、会社名、製品キー コード を入力します。 8 [次へ]をクリックします。 9 [言語パックの選択]ダイアログ ボックスで、インストールする言語を選択しま す。 10 [次へ]をクリックします。 [インストールの種類の選択]ダイアログ ボックスが表示されます。 8 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports のローカル マシンへのインストール 11 実行するインストールのタイプを次の中から選択します。 • [標準]は、最もよく使用されるアプリケーション機能をインストールします。 • [カスタム]を選択すると、インストールする機能の選択、インストール場所の指 定、および各機能のインストールに必要なディスク容量の確認が行えます。詳 細については、13 ページの 「インストールのカスタマイズ」を参照してくださ い。 12 Crystal Reports をデフォルトのインストール先以外のディレクトリにインストー ルする場合は、[参照]をクリックします。 Crystal Reports のデフォルトのインストール先は、C:\Program Files\Business Objects\ です。 13 [次へ]をクリックします。 [インストールの開始]ダイアログ ボックスが表示されます。 注 インターネットに接続されているマシンにカスタム インストール モードで Crystal Reports をインストールする場合は、自動 Web アップデート サービス機能を 無効にすることもできます。これは、Crystal Reports を起動するたびにアップ Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 9 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストール元を作成して、ネットワーク サーバーからインストール デートやサービス パックを確認する機能ですが、いったん無効にすると後で 有効にすることはできません。 14 [次へ]をクリックして、ローカル ハード ディスクへのファイルのコピーを開始し ます。 インストール元を作成して、ネットワーク サーバーから インストール ネットワーク上の一箇所から Crystal Reports をインストールするには、次のようにしま す。 1 ネットワーク上のサーバー マシンに Crystal Reports 製品メディアのコピーを作成 します。このコピーがインストール元になります。詳細については、10 ページの 「Crystal Reports のインストール元の作成」を参照してください。 2 ワークステーションからサーバー マシンにアクセスし、Setup.exe を実行して Crystal Reports をワークステーションにインストールします。詳細については、11 ページ の 「Crystal Reports のネットワークからのインストール」を参照してください。 Crystal Reports のインストール元の作成 この手順は、ネットワークへの書き込みアクセス権限を持っているネットワーク管理者 が実行する必要があります。この手順を終了すると、エンド ユーザーは、ネットワーク から Setup.exe にアクセスして、Crystal Reports をそれぞれのローカル マシンにイン ストールできるようになります。 注 ユーザーのマシンに Microsoft Windows Installer が構成されていない場合は、 ワークステーションのオペレーティング システムが検出され、適切な Microsoft Windows Installer パッケージがインストールされます。 インストール元を作成する 1 ネットワーク上にフォルダを作成し、このフォルダを、Setup.exe を実行する必 要があるユーザーに対して共有にします。 2 Crystal Reports 製品メディアの内容全体を、手順 1 で作成したフォルダにコ ピーします。 10 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストール元を作成して、ネットワーク サーバーからインストール 3 このフォルダから Crystal Reports をインストールする必要があるユーザーに アクセス権を割り当てます。 注 このフォルダに対するアクセスを制限して、ライセンス数の上限を超えないよう にすることができます。 Crystal Reports のネットワークからのインストール ネットワーク管理者がネットワークに対して Crystal Reports をコピーしている場合は、 この操作を始める前に、そのネットワークへの読み取り権限を持っていることを確認し てください。 サポートしているオペレーティング システム(7 ページの 「最小インストール要件」を 参照)のいずれかを実行しているコンピュータに Crystal Reports をインストールする 場合は、コンピュータに対する管理者権限を持っている必要があります。インストール 処理は、レジストリ エントリを作成し、管理者権限が必要ないくつかのシステム ファイ ルを更新します。 Crystal Reports をインストールする際には、現在実行しているプログラムをすべて終 了し、サービスをできる限り停止してください。 ネットワークから Crystal Reports をインストールする 1 Crystal Reports のインストール ファイルがあるネットワーク上のフォルダにアク セスします。 2 Setup.exe をダブルクリックします。 注 現在のシステム設定によっては、ダイアログ ボックスが表示され、既存のファイ ルを更新するように指示されることがあります。この場合は、[はい]をクリックし て、マシンを再起動します。インストール ウィザードによって必要なファイルが 更新されます。 3 Crystal Reports のインストールで使用する言語を選択します。 4 インストール中にログ ファルを作成するかどうかを指定します。デフォルトでは、 有効になっています。 5 [OK]をクリックします。 6 [ようこそ]ダイアログ ボックスが表示されたら[次へ]をクリックします。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 11 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストール元を作成して、ネットワーク サーバーからインストール 7 使用許諾契約を読み、それに同意した後、[次へ]をクリックしてインストールを 続行します。 8 [ユーザー情報]ダイアログ ボックスにユーザー名、会社名、製品キー コード を入力します。 ヒント 管理者に製品のキー コードを問い合わせる必要があります。 9 [次へ]をクリックします。 10 [言語パックの選択]ダイアログ ボックスで、インストールする言語を選択しま す。 11 [次へ]をクリックします。 [インストールの種類の選択]ダイアログ ボックスが表示されます。 12 実行するインストールのタイプを次の中から選択します。 • [標準]は、最もよく使用されるアプリケーション機能をインストールします。 • 12 [カスタム]を選択すると、インストールする機能の選択、インストール場所の指 定、および各機能のインストールに必要なディスク容量の確認が行えます。詳 細については、13 ページの 「インストールのカスタマイズ」を参照してくださ い。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストールのカスタマイズ 13 Crystal Reports をデフォルトのインストール先以外のディレクトリにインストー ルする場合は、[参照]をクリックします。 Crystal Reports のデフォルトのインストール先は、C:\Program Files\Business Objects\ です。 14 [次へ]をクリックして、ローカル ハード ディスクへのファイルのコピーを開始し ます。 インストールのカスタマイズ カスタム インストール オプションを選択すると、[機能の選択]ダイアログ ボックスが表 示されます。このダイアログ ボックスでは、特定の機能をインストールしたり、さまざま な機能のデフォルトの場所を変更したり、各機能に必要なディスク容量を確認すること ができます。 機能ツリーのアイコンは、機能やそのサブ機能がインストールされるかどうかを示しま す。 • 白いアイコンは、その機能とすべてのサブ機能がインストールされることを意味しま す。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 13 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール インストールのカスタマイズ • 灰色のアイコンは、その機能と一部のサブ機能がインストールされることを意味し ます。 • 黄色の 1 は、機能が必要に応じて(オン デマンドで)インストールされることを表し ます。 • 赤い[X]印は、その機能とサブ機能が利用できないか、インストールされないこと を意味します。 Crystal Reports には、オンデマンド インストール テクノロジを使用する機能がありま す。その結果、インスール後に特定の機能を初めて使用する際、オンデマンド インス トールが完了するまで待機時間が生じる場合があります。この動作は、新規にインス トールした場合にだけ必要となり、再度その機能を使用するときには発生しません。 機能またはサブ機能の設定と位置を選択するには、そのアイコンをクリックします。 注 機能やサブ機能には、それぞれ独自の設定と位置を指定できます。 次の表を参考に、それぞれの機能やサブ機能のインストール オプションを決定してく ださい。 機能のインストールの種類 インストール内容の説明 • 機能をローカル ハード ディスクにイン ストールします。 ローカル ハード ディスクにインストールさ • れます。 一部の機能のサブ機能をローカル ハード ディスクにインストールするに は、[標準]インストール設定を使用し ます。 • 機能とそのすべてのサブ機能をロー カル ハード ディスクにインストールし ます。 • 機能またはサブ機能を初めて使用す るときに、それらを CD またはネット ワークからインストールします。 • 機能もそのサブ機能もインストールさ れません。 すべての機能をローカル ハード ディスク にインストールします。 この機能は、必要な場合にインストールさ れます。 すべての機能を使用できません。 14 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール サイレント インストールの実行 注 サブ機能は各機能の下にリストされます。サブ機能には、その新機能と異なる種 類のインストールも実行できます。 サイレント インストールの実行 サイレント インストールは、コマンド ラインまたは応答ファイルを使用して実行するイン ストール方法で、インストール中に情報を指定するプロンプトを表示するインストール プログラムを使用せずに、自動的に Crystal Reports をシステム上の任意のマシンに インストールします。 Crystal Reports のサイレント インストールは、複数のインストールを実行する必要があ り、システム上のマシンで実行中のユーザーの作業を中断しないようにする場合に特 に便利です。また、サイレント インストール コマンドを独自のスクリプトで使用すること も可能です。たとえば、組織内でソフトウェアをマシンにインストールするためのスクリ プトを使用している場合、Crystal Reports のサイレント インストール コマンドをそのス クリプトに追加することができます。 注 • • • サイレント インストールは、Crystal Reports セットアップ プログラムから使用す ることはできません。また、このインストールは経験豊富な Crystal Reports の 管理者のみを対象としています。 サイレント インストールを実行する場合、デフォルトで Crystal Reports エンド ユーザーの使用許諾契約書に同意します。使用許諾契約書のコピーは、製 品メディアの Docs フォルダで参照できます。 サイレント インストールは新規インストールを対象としています。アップグレー ドには使用しないでください。 コマンド ラインを使ったサイレント インストール サイレント インストール コマンドは、setup.exe コマンドと、インストールに関する情報 を提供する複数のパラメータによって構成されます。次の例では、サブディレクトリ /Crystal Reports を作成して、Crystal Reports をそのディレクトリにインストールしま す。 setup.exe ADDLOCAL=ALL CLIENTLANGUAGE=<%langcode%> IN STALL.LP.<%langcode%>.SELECTED="1" REBOOT=ReallySuppress PID KEY=<%keycode>% INSTALLDIR="C:\Program Files\Business Objects" /qn • <%langcode%> この変数は、次の表に含まれる有効な言語コードに置き換えます。 • <%keycode%> この変数は、有効な製品ライセンス認証キー コードに置き換えます。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 15 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール サイレント インストールの実行 この例では、最も一般的なパラメータが使用されています。有効なパラメータはいくつ でも指定できますが、サイレント インストールはなるべく単純な形で実行するのが好ま しい方法です。 次の表に、コマンド ラインを使ったサイレント インストールで使用する一般的なパラメー タを示します。パラメータを使用するには、setup.exe コマンドに続けて記述します。 注 この表に一覧表示されていないパラメータも使用できる可能性はありますが、テス トされていません。テストされていないパラメータはサポートされません。 インストールのパラメータ 説明 インストールする言語バージョン コードを 指定するために使用します。 • 英語 = EN CLIENTLANGUAGE= • フランス語 = FR • ドイツ語 = DE • スペイン語 = ES • 日本語 = JA • 中国語(簡体字)= zh_CN • 中国語(繁体字) = zh_TW • イタリア語 = IT • 韓国語 = KO • オランダ語 = NL • ポルトガル語(ブラジル) = PT • スウェーデン語 = SV 注 このパラメータを入力しないと、プロンプト なしインストールのパラメータを指定して いてもインストールの開始時に通常の言 語選択画面が表示されます。 16 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール サイレント インストールの実行 インストールのパラメータ 説明 INSTALLDIR="filepath" Crystal Reports サブディレクトリ Crystal Reports を作成し、Crystal Reports をイ ンストールするマシンとディレクトリを指定 します。filepath には、インストール サブ ディレクトリを作成するパスを代入します。 たとえば、filepath を C:\Program Files\Business Object に設定すると、パ ス C:\Program Files\Business Objects\Crystal Reports\ が作成されてファ イルがそのディレクトリにインストールされ ます。 PIDKEY=00000-0000000-0000000-0000 製品ライセンス認証キー コードを指定し ます。 REBOOT=ReallySuppress Crystal Reports からユーザーに対してマ シンを再起動するプロンプトが表示されな いようにします。 /qn+ サイレント インストールを実行します。た だし、インストールの完了時にユーザーに 対してプロンプトが表示されます。 /qn サイレント インストールを実行します。ユー ザーに対してプロンプトは表示されませ ん。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 17 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール サイレント インストールの実行 インストールのパラメータ 説明 インストールする機能の一覧を、カンマで 区切って指定します。 例:ADDLOCAL=ALL ADDLOCAL 注 この表の EXCLUDE パラメータのいずれ かを使用する場合は、ADDLOCAL も使 用する必要があります。 例:ADDLOCAL=ALL EXCLUDEJAVAFILES =1 .NET 開発者用コンポーネントをインストー ルするかどうかを指定します。 例:EXCLUDEDOTNETFILES=1 EXCLUDEDOTNETFILES INSTALL.LP.<%langcode%>.SELECT ED="1" デフォルト値は 0 で、.NET 開発者用コン ポーネントがインストールされることを意味 します。値 1 はこれらのコンポーネントが インストールされないことを意味します。 インストールする特定の言語パックを指定 します。 サイレント インストールのログ ファイルが %TEMP% フォルダに作成されて、すべての プレースホルダ DLL エラーがキャプチャされます。インストールが成功すると、ログ ファイルは logging フォルダにコピーされます。何らかの理由でインストールが失敗す ると、インストール ログ ファイルは %TEMP% フォルダ内に残ります。 応答ファイルを使ったサイレント インストール インストール中に、以降のインストールで応答ファイルとして機能する INI ファイルをイ ンストーラに作成させることもできます。この場合、インストーラは、Crystal Reports の インストール時に選択したインストール オプションを記録し、ファイルをディスクに保存 します。 18 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール サイレント インストールの実行 作成された INI ファイルはインストーラによって読み込まれて、ファイルの作成中に指 定したものと同じオプションで Crystal Reports を自動で実行できます。これは、複雑 なコマンド ライン パラメータを考えることなく、Cyrstal Reports のサイレント インストー ルをすばやく作成できるので便利です。 インストール中に作成された INI 応答ファイルは、Crystal Reports のインストール ファ イルのセットに含める必要があります。 次の表に、サイレント インストールで使用する INI 応答ファイルを作成して使用するた めのパラメータを示します。パラメータを使用するには、setup.exe コマンドに続けて記 述します。 インストールのパラメータ 説明 filepath で指定されたパスに INI 応答ファ イルが作成されます。 -w "filepath" 注 インストールのすべての手順を順番に実 行し、最後のダイアログが表示されたら、 インストールをキャンセルできます。これに よって、Crystal Reports をインストールせ ずに INI 応答ファイルが作成されます。 filepath で指定したパスの INI 応答ファイ ルが読み込まれ、そのファイルの設定に 基づいて Crystal Reports がインストール されます。 -r "filepath" 注 INI 応答ファイルには、“others”というセク ションがあります。キーを /qb に設定する と、インストールは進捗メーターを示して 実行されます。キーを /qa に設定すると、 完全なサイレント インストールが実行され ます。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 19 1 1 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール カスタム バナーの設定 インストールのパラメータ 説明 -r パラメータを指定して使用されます。 filepath で指定されたパスにサイレント イ ンストール ログ ファイルを作成します。 -l "filepath" このパラメータが設定されていない場合、 サイレント インストール ログ ファイルのデ フォルトの作成場所は %TEMP% フォルダ です。 このログには、プレースホルダ DLL エラー すべてが取り込まれます。 カスタム バナーの設定 カスタマイズしたバナーまたはリブランドしたバナーが Crystal Reports インストーラの 最上部および背景として表示されるようにインストーラを設定できます。通常、この機 能は、Business Objects と契約を交わしているパートナーのみを対象としています。 カスタム バナーを使用するためには、MSI インストーラが保存されているディレクトリを 見つけます。res という名前のサブディレクトリを作成し、バナー イメージをそのディレ クトリにコピーします。 イメージのファイル名 説明 top.bmp インストール ウィンドウの最上部に表示さ れるバナー。 サイズ:500 x 59 ピクセル full.bmp インストール ウィンドウの背景として表示 されるバナー。 サイズ:1024 x 768 ピクセル 20 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports 2008 SP3 のインストール Crystal Reports コンポーネントのアップグレード イメージのファイル名 splash.bmp 説明 インストール後に表示される Crystal Reports スプラッシュ スクリーン。 これは win32x86 フォルダに格納する必 要があります。 イメージは Windows ビットマップ形式であることが必要です。 Crystal Reports コンポーネントのアップグレード アップグレード製品のキーコードを購入した場合は、インストール プログラムによって、 前のバージョンの Crystal Reports は削除されません。通常、Crystal Reports コンポー ネントのアップグレードでは、サイド バイ サイド インストール(Crystal Reports の古い バージョンか新しいバージョンのどちらかを実行できるインストール)を実行できます。 注 Crystal Reports XI R2、Crystal Reports XI、Crystal Reports 10、または Crystal Reports 9 からアップグレードする場合には、Crystal Reports 2008 SP1 のサイド バイ サイド インストールがサポートされます。 このサイド バイ サイドの動作は、Crystal Reports および様々なソフトウェア開発キット (SDK)にも当てはまります。Crystal Reports 2008 for Visual Studio .NET は実行時に サイド バイ サイド モードで使用することができます。つまり、Crystal Reports XI R2 ま たは Crystal Reports 10 for Visual Studio .NET を使用して作成されたアプリケーショ ンは、継続して 、Crystal Reports XI R2 または Crystal Reports 10 for Visual Studio .NET アセンブリで実行されます。ただし、Visual Studio の統合はサイド バイ サイドで は実行できません。特定の場合に Visual Studio .NET IDE に統合できるのは、Crystal Reports の 1 つのバージョンだけです。 注 レポーティング環境に関する詳細情報については、製品メディアに収録のリリース ノート(release_en.pdf)を参照してください。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 21 1 より詳しい情報 A A より詳しい情報 情報リソース 場所 SAP BusinessObjects http://www.sap.com 製品情報 http://help.sap.com から SAP BusinessObjects を選択しま す。 SAP ヘルプ ポータルでは、すべての SAP BusinessObjects 製品とそのデプロイメントについて扱った最新のドキュメンテー ションにアクセスできます。PDF 版またはインストール可能な HTML ライブラリのダウンロードが可能です。 SAP ヘルプ ポータル 一部のガイドは SAP サービス マーケットプレイスに格納され ており、SAP ヘルプ ポータルからは入手できません。ヘルプ ポータルのガイド一覧で、そのようなガイドには SAP サービ ス マーケットプレイスへのリンクが付いています。メンテナン ス契約を締結されたお客様には、このサイトにアクセスするた めの正規ユーザー ID が付与されます。ID の入手方法につ いては、お客様担当のカスタマー サポート担当者までお問 い合わせください。 http://service.sap.com/bosap-support > ドキュメンテーショ ン • • SAP サービス マー ケットプレイス 24 インストール ガイド:https://service.sap.com/bosap-inst guides リリース ノート:http://service.sap.com/releasenotes SAP サービス マーケットプレイスには、一部のインストール ガイド、アップグレードおよび移行ガイド、デプロイメント ガイ ド、リリース ノート、サポート対象プラットフォームに関するド キュメントが格納されています。メンテナンス契約を締結され たお客様には、このサイトにアクセスするための正規ユーザー ID が付与されます。ID の入手方法については、お客様担当 のカスタマー サポート担当者までお問い合わせください。SAP ヘルプ ポータルから SAP サービス マーケットプレイスにリダ イレクトされた場合は、左側のナビゲーション ペインのメニュー を使用して、アクセスするドキュメンテーションが含まれている カテゴリを探します。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール より詳しい情報 情報リソース 開発者向けリソース 場所 https://boc.sdn.sap.com/ https://www.sdn.sap.com/irj/sdn/businessobjects-sdklibrary SAP Community Net- https://www.sdn.sap.com/irj/boc/businessobjects-articles work 上の SAP BusinessObjects に関する これらの記事は、以前はテクニカル ペーパーという名称でし た。 記事 https://service.sap.com/notes ノート これらのノートは、以前はナレッジ ベース記事という名称でし た。 SAP Community Nethttps://www.sdn.sap.com/irj/scn/forums work 上のフォーラム http://www.sap.com/services/education トレーニング 伝統的な教室での学習から的を絞った e ラーニング セミナー まで、それぞれのニーズと希望する学習スタイルに応じた幅 広いトレーニング パッケージを提供しております。 http://service.sap.com/bosap-support SAP サポート ポータルには、カスタマー サポート プログラム とサービスに関する情報が含まれています。また、さまざまな オンライン カスタマー テクニカル情報およびダウンロードへのリンクも用意されてい サポート ます。メンテナンス契約を締結されたお客様には、このサイト にアクセスするための正規ユーザー ID が付与されます。ID の入手方法については、お客様担当のカスタマー サポート 担当者までお問い合わせください。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 25 A A より詳しい情報 情報リソース 場所 http://www.sap.com/services/bysubject/businessobjectscon sulting コンサルティング 26 コンサルタントは、初期の分析段階からデプロイメント プロ ジェクトの実現まで一貫したサポートを提供します。リレーショ ナル データベースと多次元データベース、接続、データベー ス設計ツール、カスタマイズされた埋め込みテクノロジなどの トピックに関する専門的なサポートを行います。 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 索引 あ か アプリケーション, インストールする 6 カスタム バナー 20 い こ インストール 10 Crystal Reports 6 インストール元の作成 10 カスタム インストール 13 コンポーネントのアップグレード 21 サイレント インストール 15 システム要件 7 製品メディアから 7 ネットワークから 11 コンポーネントのアップグレード 21 さ サイレント インストール 15 ふ ブランド設定のカスタマイズ 20 Crystal Reports 2008 SP3 のインストール 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