Taro-H26 全県分まとめ.0726版 - 秋田県総合教育センター

平成26年度『特色ある学校(園)』
Ⅰ
幼児教育の部
1
経営一般
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
経
営
一
般
男鹿市立
船川保育園
子どものより良い育ちを目指して
-子どもの育ちと家庭への支援のため
に園と家庭・そして各関係機関との
連携-
校(園)長名
泉
文子
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
7
〒010-0511
男鹿市船川港船川字外ヶ沢123-1
TEL 0185-23-2512
JR男鹿線男鹿駅から約0.5㎞
・「心と体がいきいきとし,思いっきり
遊ぶ子どもの育成」を保育目標に掲げ,
信頼される園・保育者を目指して,全
職員が一丸となり,取り組んでいる。
・園長のリーダーシップの下,保育課程
をはじめ,きめ細やかに諸計画の作成
及び改善等,PDCAを機能させた園
運営を行っている。
・地域との交流を意識して行っており,
地域交流だよりを職員が直接近隣住民
に配付するとともに,挨拶を積極的に
行うよう,職員間で日常的に共通理解
を図っている。また空き缶リサイクル
運動の拠点となったことが,地域住民
とのコミュニケーションの機会にもな
っている。
・保育課程の編成に当たっては,小学校
から得た情報等を編集作業に反映させ
るなど,交流・連携が充実している。
◆H22.4.1
認定こども園(保育所型)認定
※25
※26
就学前・小学校中央地区合同研修
会公開保育会場園
第42回秋田県保育研究大会発表予
定園
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
校(園)長名
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
経
営
一
般
社会福祉法
人湯沢保育
会 深堀保
育園
地域を愛する子ども
-子どもの成長を,地域とともに温かく
見守る保育園を目指して-
松井 敏子
5
〒012-0051
湯沢市深堀字高屋敷58-3
TEL 0183-72-2512
JR湯沢駅から約2.3km
・平成25年度の改築により,木のぬくも
りを十分に感じられる園舎となった。
子どもたちは家庭的な雰囲気を味わう
とともに,遊びやダンス等で体を十分
に動かし,生き生きとした園生活を送
っている。
・積極的に地域に出かけて遊び,振り返
りによって子どもたちの気付きや発見
等を探検マップに記入する活動を取り
入れている。地域に密着し,子どもが
主体的に身近な自然や人のよさに気付
くふるさと教育に力を入れている。
・外部講師による絵画教室を平成20年度
から継続している。多くの色を使った
活動から自分の色づくりへ,平面から
立体へなど,多様な表現方法を経験し
ている。対象をよく見たり,地域に写
生に出かけたりして,楽しみながら伸
び伸びと表現できるようになってきて
いる。
2
教育課程
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
教
育
課
程
北秋田市立
鷹巣中央保
育園
遊びを継続するための環境の構成
-一人一人に寄り添った生活のあり方
を考える-
校(園)長名
小林
幸子
学級数
6
学校(園)名
教
育
課
程
認定こども
園学校法人
外旭川幼稚
園・外旭川
幼稚園附属
わんわん保
育園
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
子どもの発達と幼稚園教育の課題
-学びの連続性を考える保育-
・「子ども自身が,自らの力を発揮し育
っていくこと」を大事にした保育目標
を定め,0歳児から5歳児までの一貫
した,教育・保育課程の編成により,
幼稚園と附属保育園を一体的に運営し
ている。
・園外研修や訪問等を積極的に活用し,
外部の情報を取り入れながら,園内研
修の充実により共通理解を図り,保育
の改善を推進している。
・本年度の重点を「元気に挨拶をし,人
とかかわる力を育てる」とし,職員が
率先して子どもや保護者にモデルを示
すことを意識して取り組んでいる。ま
た,乳幼児期の発達を理解し,一人一
人の気持ちを大切にしながら,愛情と
熱意をもって保育実践を重ねている。
・子どもたちは,安心できる環境の中で
安定して生活している。遊びの中でも
自分のやりたいことに存分に取り組む
時間と空間が保障され,園舎の内外で
ダイナミックに,またじっくりと思い
思いの遊びに没頭することができてい
る。
〒018-3324
北秋田市大町2-30
TEL 0186-62-2630
秋田内陸縦貫鉄道南鷹巣駅から約0.8㎞
JR奥羽本線鷹ノ巣駅から約1.1km
・これまで慣例化してきた保育内容を見
直し,子どものペースで生活を進める
ことができるようにするため,平成24
年から環境の改善や保育者の意識改革
に取り組んでいる。
・研究初年度(H24)は,これまで当たり
前に行ってきた自分たちの保育を子ど
もの視点で見つめることで課題を明ら
かにし,2年目(H25)は,特に3歳未
満児の排泄や食事について,保育者の
都合ではなく子どものペースでできる
よう,PDCAサイクルを生かした保
育の改善に取り組んでいる。
・環境の構成や援助のあり方を探ること
が,子ども一人一人に寄り添い,あり
のままの姿を受け入れる保育者の意識
改革にもつながった。
区分
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
※26
校(園)長名
村上
文子
乳幼児(0~2歳)保育研修会事例発
表園
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
11
〒010-0802
秋田市外旭川字梶ノ目534
TEL 018-868-3400
JR秋田駅から約5.8㎞
◆H23.4.1
認定こども園(幼稚園型)認定
◆H24.4.1
認定こども園(幼保連携型)認定
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
校(園)長名
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
教
育
課
程
社会福祉法
人相和会
和光保育園
生きる力の育成を目指して
-健康な体づくり・好奇心・自己発揮
・夢中になる活動のために-
伊藤ルミ子
6
〒013-0824
横手市下境字関合114-6
TEL 0182-36-1221
JR横手駅から西へ6km
校(園)長名
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
・四季を通して戸外活動を十分に取り入
れるとともに,子ども達の健やかな心
と体を育む活動を推進している。
・戸外活動では泥んこ遊びや虫探し,プ
ール遊び,山登り,月1回のサッカー
教室等,周囲の優れた自然環境や人材
を活用し,遊びの充実を図っている。
・毎日の散歩では地域の方々との触れ合
いを大切にし,様々な人とつながる社
会性が身に付く契機となっている。
・園舎から1.5km離れた牛舎への子ども
の関心は高く,牛の姿や行動の観察や
説明から愛情がわいている。中には,
牛乳を飲んだり牛肉を食べたりするこ
とは「命のありがたさをいただくこと」
と実感する子どもも見られる。
・環境は保育者が子どもに一方的に与え
るのではなく,子どもの気になること
や発見したことを読み取り,じっくり
取り組むことができるように整えるこ
とを大切にしている。失敗を恐れず,
やってみようとする気持ちや意欲を育
むことが「生きる力の基礎」につなが
ると考え,自分の課題に向かって挑戦
する姿やプロセスを大切にし,一人一
人の子どもが生き生きと輝く保育を保
障している。
3
施設・設備・環境
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
施
設
・
設
備
・
環
境
学校法人
横山学園
新屋幼稚園
豊かな感性と創造性の芽生えを育む
-ヒマワリの栽培を通して-
堀
彦也
8
〒010-1637
秋田市新屋扇町4-27
TEL 018-828-2119
・本園では,栽培や食育を取り入れた活
動を大事に毎年実践している。平成24
年 度は子ども自らが花壇に植えたひま
わ りに着目し,環境と子どもの思いを
生 かした多様な保育実践を積み重ね
た。
・その中では,五感を働かせ,興味・関
心を抱いた事柄に,主体的かつ存分に
関わることを重視し取り組んだ。特に,
「子どものつぶやきや気付きを丁寧に
拾い,共感しつつ次の活動に生かす」,
「試す機会を保障し,失敗も貴重な経
験とし,会話や思考が広がるきっかけ
とする」,「かかわり方を柔軟に工夫
し,イメージを広げる」等の,育ちに
応じたきめ細かい援助は,豊かな経験
を支えた。
・今年度も,日常の保育の中で,子ども
の育ちに合わせ,直接的な自然体験及
び思いを生かした環境の構成や援助を
工夫しながら,科学する心の育成に取
り組んでいる。
JR羽越線新屋駅から約0.7km
※25 ソニー幼児教育支援プログラム
優秀園(主催:公益財団法人ソニー
教育財団)
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
施
設
・
設
備
・
環
境
学校法人
月居学園
認定こども
園南が丘保
育園
区分
学校(園)名
研 究 主 題 と 特 色 の 概 要
施
設
・
設
備
・
環
境
社会福祉法
人大曲保育
会 大曲南
保育園
子どもの育ちを支える環境構成と保育
の質の向上
-一人一人が思いを出し,思いっきり
遊ぼうとする子どもの育成を目指し
て-
心と体の健康
-心の健康は,体の健康から-
校(園)長名
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
月居八重子
6
〒017-0835
大館市大館市小館花字萩の台4-1
TEL 0186-42-5448
JR花輪線東大館駅から約1.8㎞
校(園)長名
学級数
〒・所在地・TEL・最寄り駅・※備考
7
〒014-0034
大仙市大曲市住吉町2-62
TEL 0187-63-1314
JR大曲駅から約2.1km
・平成19年に保護者と地域の要望から2
歳児の認可外保育施設「にじいろほっ
ぺ」を大館南が丘幼稚園内に開設。平
成23年4月に認可となり,「南が丘保
育園」と名称を変更する。平成24年8
月,大館南が丘幼稚園と幼保連携型認
定こども園となる。
・「大館の自然を身体全体で感じられる
保育園」「無駄な空間が心地よい空間」
をコンセプトに平成25年3月に園舎新
築工事着工,平成25年11月に竣工。
・園舎の床には,硬すぎず軟らかすぎな
い身体に優しいヒノキを,天井や腰板
には秋田自慢の杉を選択。
・木と白い壁との優しいシンプル空間が
全体に広がったホールには「ジャック
と豆の木」の蔓をイメージした緑色の
らせん階段があり,子ども達の夢が広
がる。
・ホールを囲むように配置された保育室
は,壁をオープンにするとホールと一
体化し,さらに大きなスペースが生ま
れる。また,季節によって様々な表情
を見せる郷土の美しさに気が付けるよ
う,保育室の窓が大きく取られている。
・平成26年4月,定員を75名に増員して
0歳から5歳までの保育を開始した。
・昭和50年4月創立。平成24年10月に園
舎移転工事を着工し,平成25年11月に
竣工。
・県産の杉材をふんだんに使用した園舎
が特徴。子ども達が思い切り遊ぶこと
ができる床には丈夫な栗の木が使用さ
れ,ぬくもりと木の香りがある園舎と
して保護者より好評を得ている。
・食育の観点から,調理室は遊戯室から
見えるように配置され,子ども達の食
への興味・関心を高めている。
・子どもたちがゆったりと開放感を味わ
うことのできる場(隠れ家的スペース,
絵本コーナー,ゆとりある廊下とミニ
ホール)が確保されている。
・各保育室からは園庭に出やすく,30m
走のできる園庭の直線コースは,かけ
っこへの意欲を高めている。これまで
以上に戸外遊びを満喫する子が多い。
・大曲乳児保育園が隣接しているため,
園児等の交流や地域の子育て支援エリ
アとして期待されている。
田口
知子