議事録 - 沖縄市

第8回
東部海浜開発土地利用計画見直し部会
1.会議名:沖縄市活性化100人委員会 東部海浜開発土地利用計画見直し部会 (第8回)
2.開催日時/場所:平成 21 年 5 月 28 日(木)19:30~21:30 沖縄市役所 地下1階職員研修室
3.参加人数/欠席人数:9名/8名
4.配布資料:式次第、提案書
5.会議の目的:委員からの提案
6.会議のプロセス:
①前回の確認について
・ 第7回議事録は作成中。次回確認。第6回議事録は修正があれば、事務局に連絡してほしい。
・ 筒井委員の提案は、企業に一括売却をして研究所を誘致。佐久川委員は、第 1、第 2 区域を含
めた計画で、サッカースタジアムをベースとした、ホテル、マリーナ施設、住宅などの土地利用の提案。
②提案発表について
○ 提案8・・・資料なし。まとめ次第、資料として準備する。
・ スポーツコンベンションエリア、自然環境関係エリア、福祉エリアのゾーニングを考えている。
・ 環境、景観、経済、周辺への波及効果、法環境整備等があるが何を見直すか?21 世紀型の国
際文化観光都市を考えた時に、市の施策に関する新しい視点の導入が必要だと思う。
・ 新しい視点の中で、中国のマンパワーを生かすのも一つの方法。中国の経済や学問の日本の
進出拠点として中華街的な考え方もある。
・ 一国二制度や税制措置等受け皿としての法的整備をし、出島を包括的な FTZ と想定して、どうい
う付加価値を付け、企業誘致の営業先として国家を相手に21世紀型の国際交流のコンセプトを
きちんと出して渡り合うということをやりたい。
・ 人工島で、いろいろな事業化モデル(文教スポーツ、福祉環境、文化、企業誘致のモデル等)の提供
を考え、その中から最終的に絞り込んでいくことになる。
・ 人工島の利点を活かして、海の汚染を処理していく浄化槽型の下部構造をつくるという立体的な
利用も考えたい。
・ 企業に望むこととしては、景観の統一、公共空間の提供、エコエネルギーの利用の義務等。
・ 迷惑施設であるゴミ処理場や墓地等、次世代に対して世界の縮図を見せるためにチャレンジし
てもいいのではないか。
・ 21 世紀型の国際文化交流のあり方も考えるべきで、世界的に抱えている問題を考えるきっかけ
を与えることも考えていきたい。
・ 以下意見交換
Ø 道州制を考えた時、経済的な足腰をしっかりするためには、1国2制度は求めていくべきで、
行政は法的整備をしてバックアップするのが役割。
Ø 沖縄は国内物流コストが高い。独自の仕組で、直接世界へ物流を行なうことができないか。
Ø 沖縄全体・経済をココから変えていくという気概を持って欲しい。
Ø 沖縄は補助金に慣れてしまった。先人の努力を見習うべき。人工島を新しく開墾するという
気持ちで見直していく。
Ø せっかく見直すチャンスをくれたのだから、新しい視点も入れて、いろんな検討もして、現
在までを振り返ってみて、それでもう一回、我々の議論を突きつけてみる。
○ 提案9・・・ディズニーランド
・ 人工島をディズニーランドの運営会社が一括運営。
・ テーマパークは、人口密集地がバックボーンに必要と聞く。九州のほかに上海、台湾、香港が近
いことを考えると、可能ではないか。
・ 以下意見交換及び質疑応答
Ø テーマパークは、沖縄の人口で採算があうのか疑問が残る。ゴミや排水など地域の環境負
荷が大きい。また、インフラ整備でお金がかかる。
Ø ディズニーランドは、もう日本にもあるので、沖縄にしかない、他企業とのコラボも含めて、
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第8回
東部海浜開発土地利用計画見直し部会
沖縄独特のオンリーワンになる施設がいいとおもう。
Ø エコカーのサーキット場など建設し、それを研究・推進する企業によるレースを開催する。
先進性+イベント性+企業性+ギャンブル性という複合的な性格をもつと面白い。
Ø テーマパークは、周囲とどう切り離すか、現実離れをさせるか、なので出島は好条件。
Ø テーマパークは市民を同巻き込むかがかぎ。例えば、嘉手納空港が軍民共用となり、そこ
から路面電車で島までつながっているとする。基地内から出てもアメリカン雰囲気が漂い、
路面電車にはミッキーがいるというような、街全体が雰囲気を持っていなければならない。
Ø ディズニーに固執しないでも沖縄に特化したテーマパークであればいいのではないか。
Ø 沖縄そのものが、亜熱帯性の自然が大きなテーマパーク。
Ø ハワイとの差は、自然以外の付加価値がないこと。
○ 提案10・・・健康を創り出す島。スポーツアイランド。
・ 沖縄はスポーツが強い。スポーツに関する土壌はある。気候的にもいつでもスポーツできる。
・ キャンプ等を受け入れ態勢が整っていない。また、市民が利用するにも施設が不足している。
・ 体育、スポーツは学問を学ぶ場はあるが、雇用につながらない。スポーツに関連する雇用の場
が足りていない。
・ スポーツテーマパーク化していく。スポーツに関するあらゆるものを詰め込んだ土地利用をして
もいいのではないか。
・ スポーツに関連する学問の高度な研究機関を誘致する。また、キャンプ(合宿)をする人たちが利
用する宿泊施設も必要。
・ スポーツを経済的柱のひとつとしてとらえ、県を巻き込み取り組んでいる姿勢を見せることで、国
も動くかもしれない。そうなれば、日本の国際競技力の向上につながるかもしれない。
・ 県の施策も健康と長寿の島とスポーツはつながる。
・ 若者が将来やりたいことが、わからないというのをよく聞く。スポーツはやりたいことを見つけるに
は入りやすい。
・ 以下意見交換及び質疑応答
Ø スポーツ施設は、周辺の施設と違うものを考えているのか?
→ 周辺より良いい環境を整備することで、差別化を図り、利用者を確保する。
Ø 維持管理費の捻出は?
→ 必要性があれば公で。研究施設とスポーツ施設を一括管理ということもできる。
Ø サッカースタジアムは、県+市+サッカーチームのスポンサーで捻出することが考えられないか。
Ø スポーツで生計を立てている人は少ない。
→ (選手としてではなく)スポーツに携わって生計を立てる人を増やしていく。
Ø スポーツでの経済的合理性は、県民の健康増進の効果があり、医療費をどれくらい圧縮で
きるかという効果が考えられる。
Ø スポーツビジネスの企業を誘致、育成する。興業としてのスポーツは十分考えられる。キングスの試
合の平均観客動員数は 3,200 人。もっと集められるが広い会場がない。土壌はある。
Ø スポーツは、スポンサーが付かないと成り立たない。
Ø 全施設公共施設なのか?→ 全部民間というのはむずかしいと思う。
③その他
・ 次で提案の発表がおわる。そろそろまとめ方を考えておいてほしい。
8.会議結果:
9.未決事項: 意思決定の仕方、ビーチについて、埋立地に何が必要か?
10.今後の動き:
●次回開催日
6 月 04 日(木) 19:00~ 場所 沖縄市役所 大ホール
●第10回部会 6 月 11 日(木) 19:00~ 場所 沖縄市役所 大ホール
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