実施要領(PDF:162KB) - 長野県

様式1号
平成 26 年(2014 年)8 月 8 日
長野県企業局
南信発電管理事務所
公募型プロポーザル方式(建設工事)に係る手続開始の掲示について
次のとおり技術提案書の提出を公募します。
この公募型ポロポーザル方式(建設工事)に係る手続は、当掲示によるほか長野県公募型プロポー
ザル方式(建設工事)試行要領(平成 16 年 9 月 30 日付け 16 監技第 150 号)及び長野県公募型プロ
ポーザル方式試行に係る情報の取扱要領(平成 15 年 1 月 29 日付け 14 監技第 412 号)に示すとおり
です。
1
工事の概要
(1)工事名及び工事箇所名
平成 26 年度
小渋第 2 発電所
水車発電機及び自動制御装置改修工事
長野県下伊那郡松川町生田
(2)工事の目的
本工事は、発電所の主要部分を構成する機器である入口弁、案内羽根、水車、発電機、自動制御
装置及び油圧・グリス装置を更新することで一体的なシステムの構築、総合的な発電設備として機
能を再生するものである。
(3)工事内容
ア
更新対象設備は、次のとおりとする。
(ア) 水車関係
入口弁、バイパス弁、ジェットポンプ元弁、冷却水元弁他
ガイドベーン、ガイドベーンサーボモータ
(イ) 自動制御装置関係
発電機盤、送電盤、所内高圧継電器盤、発電機継電器盤、送電継電器盤、自動制御盤
自動制御補助盤、自動補助盤、動力盤、低圧盤、直流盤
サイリスタ盤、AVR盤、調速機盤
水車制御盤、調速機盤
イ
移設対象機器は、次のとおりとする。
小渋第1遠方制御盤
ウ
水車関係修繕対象設備は、次のとおりとする。
(ア) 水車関係工場修理
水車上カバー、ガイドベーン上部軸受他
(イ) 水車関係現地修理
水車下カバー他
エ
発電機関係更新対象設備は、次のとおりとする。
励磁装置、界磁巻線、発電機ブレーキ、軸受油槽冷却蛇管
オ
撤去対象設備は、次のとおりとする。
小渋第1プロコン設定器盤、小渋第1プロコン継電器盤
圧油装置、グリスポンプ、空気圧縮機、漏油ポンプ
カ
水車発電機内部点検用部品製作
水車発電機改修及び内部点検に伴う部品の製作
なお、関連機器の修繕、接続等については、受注者の責において行うものとする。更新又は
改造により不要となるものは、適正に処分するものとする。
キ
工事対象設備の詳細は、次の図書に示すものとする。
(ア) 別紙1
特記仕様書
(イ) 別図1 ・位置図
・水車発電機関係(機器配置断面図、水車組立図、発電機組立図、制御系統図、
給排水系統図)
・自動制御装置関係(単線結線図(1)(2)、配電盤設置図(1)(2)、配電盤撤去図(1)(2))
・入口弁関係
(既設入口弁配置図、入口弁組立図、125φ側路弁組組立図
入口弁操作盤設置図)
(4)技術提案を求める具体的内容
テーマ
機器更新による高効率化及び
発電能力の増大
具体的内容
・更新及び修繕による高効率化が可能か
・更新に伴う発電能力の増大ができるか
・設置機器は省電力に優れているか
・自然環境に配慮した提案があるか。
・保守点検や部品交換が容易となるか。
・故障時に早急な対応ができるか。
・部品のストックが 20 年以上あるか。
・発電所の運転状況が画像でわかりやすく
表示できるか。
・機器操作が容易か。
・ランニングコスト、メンテナンスコストに優れて
いるか。
自然環境への配慮及び
保守の省力化
機器の操作性
ランニングコスト
(5)履行期限
着手日から約 480 日(債務負担行為設定済)
平成 26 年度
0円
平成 27 年度
請負代金額
(6)工事実施上の要件
ア
既存設備に関わる資料は貸与する。
イ
本工事における保証期間は、現場引き渡しから起算して2年間とする。ただし、保証期間後
であっても、その原因が受注者の施工不良と発注者が判断した場合は、受注者の負担により速
やかに対処するものとする。
ウ
本工事において適用する規格等は次のとおりとし、最新版を使用すること。
電気設備に関する技術基準を定める省令
発電用水力設備に関する技術基準
日本工業規格(JIS)
電気規格調査会標準規格(JEC)
日本電機工業会標準規格(JEM)
発変電規程
中部用品木規格(CMS)中部電力株式会社
電気協同研究刊行物
水門鉄管技術基準
その他関係法令、条例及び規格
エ
その他の留意事項においては別紙1特記仕様書参照
(7)その他
過去の内部点検報告書その他関係図書については、南信発電管理事務所において閲覧可能です。
希望者は、3(5)記載の担当者に連絡の上、日程調整を行うこと。
2
技術提案書の提出者に必要とされる要件
(1)対象工事に共通する入札参加資格要件
ア
長野県建設工事の入札参加資格を有している者であること。
イ
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4に該当しない者であること。
ウ
長野県建設工事等入札参加資格者に係る入札参加停止措置要領(平成 23 年 3 月 18 日建政技
第 337 号)に基づく入札参加停止の措置を受けていない者であること。
エ
建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)第 28 条に基づく営業停止の処分を受けていない者であ
ること。
オ
有効な経営事項審査を有している者であること。
カ
県発注の他の対象工事において、請負契約約款第 17 条に基づく「設計図書不適合の場合の
改造の請求」を受けていない者であること。
キ
県発注の他の対象工事において、長野県建設工事等検査要綱(平成 15 年 4 月 1 日会検第 1
号)第 9 条第 3 項に規定する文書による修補指示を受けていない者であること。
ク
県発注の他の対象工事において、履行遅滞に伴う催告の通知を受け、かつ、当該工事の完了
期限経過後、請負契約約款第 31 条に基づく工事完成の通知をしていない者でないこと。
ケ
県発注の他の対象工事の入札において、長野県会計局公正入札調査委員会から協定して入札
した入札書に該当すると認定され、入札に参加できない旨の通知を受けていない者であること。
コ
県発注の他の対象工事の入札において、同種工事の実績等の要件不適入札書と認定され、入
札に参加できない旨の通知を受けていない者であること。
サ
県発注の他の対象工事の入札において、契約後確認調査に該当する落札候補者を1年以内に
2回以上辞退したとして、入札に参加できない旨の通知を受けていない者であること。
シ
長野県暴力団排除条例(平成 23 年長野県条例第 21 号)第2条第2号に規定する暴力団員又は
同条例第6条第1項に規定する暴力団関係者でないこと。
ス
実質支配会社は、同一案件に同時入札することはできない。同時入札が判明した場合は、警
告又は入札参加停止措置要領に基づく入札参加停止措置を行うことがある。
なお、実質支配会社とは、次のいずれかに該当する会社をいう。
(ア) 人的関係のある会社
(イ) 親会社と子会社、及び親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合
(ウ) 親会社の営業権の一部譲渡により入札参加資格を得た子会社と親会社
(エ) 事業協同組合とその構成員
(2)
3
工事ごとに定める入札参加資格要件
ア
入札に付する工事に対応した長野県建設工事入札参加資格を有する者であること。
イ
業種に関する要件を満たしている者であること。
ウ
資格総合点数に関する要件を満たしている者であること。
エ
同種工事の実績又は専門性の有無に関する要件を満たしている者であること。
オ
特定建設業の許可に関する要件を満たしている者であること。
参加表明書の作成・提出に係る事項
(1)参加表明書の作成様式
様式2号による。
(2)参加要件資料の作成様式
様式3号による。
(3)参加要件資料記載上の留意事項
ア
業種及びその他許可状況
入札参加資格業種、資格総合点数、特定建設業許可の有無を記載すること。
イ
技術職員の状況
参加表明時点で在籍する技術職員の資格、員数について記載すること。
ウ
同種又は類似工事の実績
(ア) 同種工事の実績とは、公共機関等から発注された工事を元請し、平成 11 年 4 月 1 日から掲
示の日の前日までに竣工した工事が該当する。
(イ) 会社としての施工実績を 3 件以内で記載すること。
(ウ) 工事実績については、これを証する契約書写しを添付すること。
エ
当該工事の実施体制
(ア) 配置を予定する主任(監理)技術者の資格、経歴等を記載すること。
(イ) 「最近 10 年間の主な工事履歴」は、平成 16 年4月1日から掲示の日の前日までの間に竣
工した工事を対象とする。
オ
提出された書類の記載事項が虚偽でないこと。
(4)既存施設の現場確認
南信発電管理事務所において、既存施設の現場確認を希望する場合は、3(5)に記載の担当者
に連絡のうえ、日程調整を行うこと。
(5)担当事務所・問い合わせ先
〒396-0014
長野県伊那市狐島3802-2
長野県企業局
南信発電管理事務所
(担当
電話
0265-72-6121
ファックス
0265-78-8050
メール
[email protected]
管理課
山口
総務課
松島)
(6)参加表明書の提出期限並びに提出場所及び方法
ア
提出期限
平成 26 年 8 月 26 日(火)(土曜日、日曜日及び休日は除く。提出時間は午前9時
から午後5時まで)
イ
提出場所
3(5)に同じ。
ウ
提出方法
持参または郵送とする。
郵送で提出した場合は、到達したことを電話で3(5)の担当者に確認すること。
ただし、郵送の場合は提出期限までに発注機関に到達したものに限る。
(7)技術提案書の提出者を選定するための基準
技術提案書の提出者は、「2(1)対象工事に共通する入札参加資格要件」を満たしているほか、
次の基準に基づいて選定される。
なお、技術提案書提出選定者の業者名は、契約締結後、公表するものとします。
審査項目
入札参加資格業種
資格総合点数
同種工事の実績又は専門性の有無
選定の基準
電気工事
電気工事 778 点以上
同種工事の実績:水車発電機(最大出力 5000kW 以上)及
び自動制御装置の設計製作据付又は内部点検の実績を有す
ること(「同種工事の実績」とは、公共機関等から発注され
た工事を元請けし、平成11年4月1日から掲示日の前日ま
特定建設業の許可
配置技術者に関する要件
でに竣工した工事が該当します)。
必要
なし
(8)非該当理由に関する事項
ア
参加表明書を提出した者のうち、技術提案書の提出者をして該当とならなかった者に対しては、
該当とならなかった旨及びその理由(非該当理由)を書面により南信発電管理事務所長から通知
する。
イ
上記アの通知を受けた者は、通知した日の翌日から起算して 10 日(長野県の休日を定める条例
(平成元年長野県条例第5号)第1条に規定する県の休日(以下「休日」という。)を含まない。)
以内に、書面(様式自由)により南信発電管理事務所長に対して非該当理由について説明を求め
ることができる。
ウ
非該当理由についての説明を求められたときは、書面を受理した日の翌日から起算して 10 日以
内(休日を含まない。)に書面により回答する。
エ
非該当理由の説明請求の受付及びその回答方法
(ア) 受付場所
3(5)に同じ。
(イ) 受付時間
上記イの期間中、午前9時から午後5時までの間とする。
(ウ) 受付方法
原則として FAX(回答を受ける担当者名、電話番号及び FAX 番号を併記する
こと)とする。なお、3(5)の担当者に電話により到達の有無を確認すること。
(エ) 回答方法
原則として FAX とする。
(9)その他の留意事項
ア
技術提案書提出の非該当者以外の者への通知は行いません。
イ
参加表明書の提出をした業者名(参加要件資料審査結果表)は、契約締結後、公表するものと
します。
4
技術提案書の作成・提出に係る事項
(1)技術提案書の作成様式
様式7号による。
(2)技術資料の作成様式
様式8号による。
(3)技術提案書記載上の留意事項
ア
配置予定技術者の資格、経歴等の状況
(ア) 「最近 10 年間の主な工事」は、平成 16 年4月1日から掲示の日の前日までの間に、「同種
又は類似工事」は、平成 11 年4月1日から掲示の日の前日までの間に竣工した工事を対象とし
て記載すること。
(イ)
資格、主な工事及び同種又は類似工事の実績については、これを証する資格者証、契約書
等の写しを添付すること。
イ
技術提案
求められた技術提案について、簡潔にまとめること。
ウ
工事に係る費用とその内訳
(ア)
様式は自由とする。
(イ)
必要に応じて、内訳についての詳細提示をさらに求めることがある。
(ウ)
費用の積算にあたっては、労務単価、資材等県が公表している価格についてはこれを使用
すること。
(エ)
提出された書類の記載事項が虚偽でないこと。
(4)不明の点がある場合の質問の受付場所、受付期間、受付方法及びその回答方法
ア
受付場所
3(5)に同じ。
イ
受付期限
平成 26 年 9 月 12 日(金)午前 9 時から午後 5 時まで(土曜日、日曜日及び休日は
除く)
ウ
受付方法
FAXまたはメール等とする。
なお、3(5)の担当者に電話により到達の有無を確認すること。
エ
・技術提案内容に係る質問の場合は、原則として非公開とするが、質問者に対して
回答方法
は FAX 又はメール等により回答する。
・発注者が求める技術提案項目に係る質問及び技術提案書の提出等の事務手続きに
係る一般的な質問の場合は、長野県ホームページにて公表する。
(5)技術提案書の提出期限並びに提出場所及び方法
ア
平成 26 年 9 月 18 日(木)(土曜日、日曜日及び休日は除く。提出時間は午前 9 時
提出期限
から午後 5 時まで)
イ
提出場所
3(5)に同じ。
ウ
提出部数
1部
エ
提出方法
持参または郵送とする。
郵送で提出した場合は、到達したことを電話で3(5)の担当者に確認すること。
ただし、郵送の場合は提出期限までに発注機関に到達したものに限る。
(6)技術提案書のヒアリングに関する事項
ア
ヒアリング予定日
平成 26 年 10 月 7 日(火)10 時頃
(現在の概ねの予定。決定し次第連絡します。)
イ
ヒアリング場所等
(ア)
場所
長野県庁(詳細については、決定し次第連絡します。)
(イ)
時間
各社 30 分程度を予定(提案者数により変更することがあります。)
(7)技術提案書を特定するための評価基準
技術提案書は、次の基準に基づいて特定される。なお、技術提案書審査結果表は、契約締結後、
公表するものとします。(但し、業者名は特定した業者名のみ公表)
評価項目
評価事項
主任(監理)
技術者
配置予定の技術者
の資格等
(10 点)
現場代理人
費用
(45 点)
費用の妥当性
評価の視点
資格等
・専門分野の資格を有しているか。
経歴等
・主任(監理)技術者としての豊富な工事経験を
有しているか。
同種・類
似工事の
実績
・主任(監理)技術者としての豊富な同種・類似
工事の実績を有しているか。
同種・類
似工事の
実績
・主任(監理)技術者又は現場代理人としてとし
ての豊富な同種・類似工事の実績を有して
いるか。
※ただし主任(監理)技術者と同一人物の場合評
価対象外(0点)とする。
・価格点=配点×最低価格/提案価格
[小数点以下第 3 位四捨五入 2 位止め]
技術提案の内容
(40 点)
機器更新による高効率化
及び発電能力の増大
・更新及び修繕により高効率化が可能か。
・更新に伴う発電能力の増加ができるか。
・設置機器の省電力に優れているか。
自然環境への配慮及び
保守の省力化
・自然環境に配慮した提案があるか。
・保守点検や部品交換が容易となるか。
・故障時に早急な対応ができるか。
・部品のストックが 20 年以上あるか。
機器の操作性
・発電所の運転状況が画像でわかりやすく表示
できるか。
・機器操作が容易か。
ランニングコスト
・ランニングコスト、メンテナンスコストに優れ
ているか。
技術提案の内容と
施工の整合性
(5 点)
・技術提案の内容が十分検討されており、施工性
においても評価できるか。
(8)特定者への通知に関する事項
特定した者に対して、南信発電管理事務所長から特定した旨の通知を行い、随意契約を行う。
(9)非特定理由に関する事項
ア
提出した技術提案書が特定されなかった者に対しては、特定されなかった旨及びその理由(
非特定理由)を書面により南信発電管理事務所長から通知する。
上記アの通知を受けた者は、通知した日の翌日から起算して 10 日(休日を含まない。)以内に、
イ
書面(様式自由)により、南信発電管理事務所長に対して非特定理由についての説明を求めるこ
とができる。
非特定理由についての説明を求められたときは、書面を受理した日の翌日から起算して 10 日
ウ
(休日を含まない。)以内に書面により回答する。
エ
非特定理由の説明請求の受付及びその回答方法
(ア)
受付場所3(5)に同じ。
(イ)
受付時間上記イの期間中、午前9時から午後5時までの間とする。
(ウ)
受付方法原則として FAX(回答を受ける担当者名、電話番号及び FAX 番号を併記するこ
と。)とする。なお、3(5)の担当者に電話により到達の有無を確認すること。
(エ)
回答方法原則として FAX とする。
(10)工事予算額
概ね
640,000 千円(税込)
(11)その他の留意事項
ア
提出された技術提案書は、返却しない。
イ
技術提案書の作成及び提出に係る費用は、提出者の負担とする。
ウ
提出された技術提案書は、技術提案書の特定以外には提出者に無断で使用しない。
エ
技術提案書に虚偽の記載をした場合は、技術提案書を無効とするとともに、虚偽の記載をした
者に対して入札参加停止を行うことがある。
5
その他
(1)契約書作成の要否
要
(長野県建設工事事務処理規程(昭和 51 年 3 月 3 日付け 50 監第 590 号)による。)
(2)関連情報を入手するための窓口
3(5)に同じ。
(3)必要に応じて参加表明書に関するヒアリングを行う場合がある。
(4)技術提案書の補足資料がある場合には、プレゼンテーション時に提出することが出来る。
(5)別紙 1 特記仕様書を最低限満たすこと。