本リリースは、株式会社ビットアイル、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社 の共同発表です。重複して配信される場合がございますが、何卒ご了承ください。 Press Release 2010 年 11 月 9 日 株式会社ビットアイル ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社 日本アイ・ビー・エム株式会社 ビットアイル、クラウドサービス“Cloud ISLE”の次世代基盤を構築 ~ブロケード、日本 IBM の先進技術によるハイパフォーマンスと高い拡張性を両立するサービス基盤~ 株式会社ビットアイル(本社:東京都港区 代表取締役社長兼 CEO:寺田航平 以下ビットアイル)は、 ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社(本社:東京都千代田区 長:青葉雅和 社長:橋本孝之 代表取締役社 以下:ブロケード)および日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区 NYSE:IBM、以下:日本 IBM)の協力のもと、Cloud ISLE ブランドで展開 するクラウドコンピューティングサービスの次世代統合サービス基盤(以下、新基盤)を構築し ました。ビットアイルは、新基盤を活用し、顧客の IT インフラ利用要件にきめ細かく対応するサ ービスを順次投入してまいります。 クラウドコンピューティングの普及は、コンピュータシステムの利用形態を所有から利用へと変化させる とともに、機動的な IT インフラ調達手段を利用者にもたらしました。IDC Japan 株式会社の調査によれ ば、国内クラウドサービスの市場規模は、2014 年には 2009 年比 4.9 倍の 1,534 億円へと大きな拡大が 予想されています*。一方で、パブリッククラウドなどでは、利用規模の拡大に伴うデータ I/O やネットワー クのボトルネックなどによる、パフォーマンス低下や安定性の低下などの問題が顕著になっているのも事 実です。 ビットアイルは、こうしたクラウドコンピューティング基盤の問題を抜本的に解決し、かつ、IT インフラへ の多様なニーズに対応するサービス展開を実現するために、最新のサーバ・ストレージ・ネットワーク機器 を導入。進化したイーサネット技術である FCoE(ファイバーチャネル・オーバ・イーサネット)(※1)でのス トレージ・アクセスを可能にするブロケードの「Brocade 8000」と、ストレージ仮想化により I/O パフォーマ ンスと容量の大幅な向上を実現する IBM の「IBM® System Storage® SAN ボリュームコントローラー」 を採用し、これまでにない高いパフォーマンスと拡張性を両立しながら、高い信頼性と可用性、ならびに 高いコストパフォーマンスを実現するサービス基盤を構築いたしました。 ビットアイルは、この新基盤とこれまでのデータセンターサービスをもとに、「仮想リソース/物理リソー ス」「専用環境/共用環境」「従量課金による柔軟性/固定費化による規模の経済性」「短期利用・長期 利用」といった利用形態の選択・組み合わせにより、顧客の事業・サービス特性やコンピュータシステムが 求めるインフラ要件に対応する選択肢をこれまで以上に多様化させるサービスを提供することが可能にな ります。これにより、顧客企業の事業を支える安定した IT インフラと TCO 削減の実現に貢献することがで きると考えております。 1 本リリースは、株式会社ビットアイル、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社 の共同発表です。重複して配信される場合がございますが、何卒ご了承ください。 ブロケードと日本 IBM は、新基盤の設計・構築にあたり、製品の提供のみならず技術情報や各種検証 の後方支援などを提供します。また、今後の運用においても技術的なサポートを提供していきます。 ビットアイルは、今後も先進的な技術を積極的に採用し、顧客企業の事業特性に合った最適な IT イン フラ構築を実現するサービスを提供してまいります。 ■ Cloud ISLE 次世代統合基盤の構成 最新の高スペックサーバで構成されたサーバファーム 処理性能の高い最新の IBM の x86 サーバ「IBM System x®」シリーズをベースに、仮想リ ソースプールと物理リソースプールを構築し、システム要件に最適なサーバリソースの選択・組 み合わせを提供。 高パフォーマンスと高い信頼性を実現するストレージファーム 一般的なクラウド基盤の問題となるデータ I/O のボトルネックを「IBM SAN ボリュームコントロ ーラー」によるストレージ仮想化と大容量キャッシュの効率利用によってパフォーマンスを極限ま で高めることで解消し、冗長構成により信頼性・堅牢性・可用性を確保。 IP と SAN を統合したネットワークファーム 広帯域のインターネット接続回線と、ファイアウォール機能・ロードバランサー機能を標準提供 することにより、高度なネットワーク機能要件と、増え続ける大量のアクセストラフィックに対応。 加えて、一般的なクラウド基盤においてシステム性能のボトルネックとなるサーバ間通信を 「Brocade 8000」による 10Gbps イーサネット化により解消。また、FCoE 技術によりファイバーチ ャネルの信頼性と性能を維持しながら、IP ネットワークとストレージネットワークを統合し、構成を シンプルにすることで、高い拡張性と大幅な運用効率化を実現。結果として、大幅なコストパフォ ーマンスの向上を実現。 コロケーションによるユーザー専用環境との連携を実現する Bit-isle V-LAN サービス データセンター事業者ならではの、コロケーション(ハウジング)環境とクラウド環境の連携サー ビスを提供。固定的なリソースはコロケーションに、一時的なリソースをクラウドからといったハイブ リッド環境の構築をサポート。 ■ ブロケード「Brocade 8000」の採用理由と特長 次世代イーサネット技術を採用しながら、ファイバーチャネルの信頼性、堅牢性を維持する FCoE 対応の高性能スイッチ LAN と SAN を統合することで、スイッチ、ネットワーク・アダプタ、ケーブルを集約。シンプルな 構成を実現し、運用管理効率の向上を図り、同時に消費電力を削減 Brocade 8000 と共にと統合型ネットワーク・アダプタ「Brocade 1000 CNA」を併せて採用。 包括的な FCoE 環境を構築することで、安定稼働を実現。将来のリソース増強要求にも水平型 で柔軟かつシンプルな構成で対応できる高拡張性 ■ IBM「IBM System Storage SAN ボリュームコントローラー」の採用理由と特長 2 本リリースは、株式会社ビットアイル、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社 の共同発表です。重複して配信される場合がございますが、何卒ご了承ください。 最大 32PB までの大容量と、合計 256 台の IBM や他社製の SAN 対応ディスク装置の接続に 対応した、統合ストレージ環境を実現するストレージ仮想化アプライアンス製品 異機種混在環境においても、必要なストレージ容量を随時かつ最適にオンラインで増設が可能、 かつモジュール単位の大容量の拡張にも対応する、高い柔軟性と拡張性 内蔵の大容量キャッシュメモリーにより、構成に依存しない高いパフォーマンスを発揮 先進のミラーリング機能(VDisk Mirroring)による、データ移行やバックアップ、保守の際にも システムを止めずに対応できる高い信頼性と可用性、これにより、従来のストレージ間ミラーリン グ機能では実現できなかった、完全冗長化・障害時自動復旧を実現 負荷の高いボリュームを自動的に、アクセスの早い半導体ドライブであるソリッド・ステート・ドライ ブ(SSD)領域へ移動させ、ストレージ全体のパフォーマンスとコストを最適化する Easy Tier 機 能を実装 以上 ※1 FCoE(ファイバーチャネル・オーバ・イーサネット) ストレージとサーバなどを接続するファイバーチャネル(FC)のプロトコルを機能拡張を施した新 しい 10Gbps イーサネット(Ethernet)であるデータセンター・ブリッジング(DCB)のフレームとして 運ぶためのプロトコル仕様で、LAN(イーサネット)と SAN(ファイバーチャネル)の I/O 統合を実現 することが可能となる。 *出典: IDC Japan プレスリリース「国内クラウドサービス市場予測を発表」(2010 年 9 月) 【株式会社ビットアイルについて】 株式会社ビットアイルは、①インターネットデータセンター(iDC)の運営等を行う iDC サービス、②ハード ウェアからソフトウェアまでの運用サービス、監視サービス、セキュリティサービス、レンタルサービス等を 提供するマネージドサービス、③システムインテグレーションサービス、エンジニアリングサービス等を提 供するソリューションサービスという3つのサービスにより、顧客のニーズに合致したあらゆる IT サービス を、ワンストップ(顧客のストレスを最小化)で、可能な限り月額課金化(顧客が利用しやすいサービス形 態)して提供する「総合 IT アウトソーシング」事業を展開しています。 社名 所在地 設立 資本金 代表者 URL : : : : : : 株式会社ビットアイル(JASDAQ:3811)(英文表記:Bit-isle Inc.) 東京都港区東新橋 1-9-2 2000 年 6 月 27 億 2,394 万円(2010 年 7 月 31 日現在) 代表取締役社長兼 CEO 寺田 航平 http://www.bit-isle.co.jp/ 【ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社について】 社名 : ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社 (Brocade Communications Systems K.K.) 設立 : 2001 年 4 月 17 日 代表者 : 代表取締役社長 青葉 雅和 URL : http://www.brocadejapan.com 3 本リリースは、株式会社ビットアイル、ブロケードコミュニケーションズシステムズ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社 の共同発表です。重複して配信される場合がございますが、何卒ご了承ください。 【日本アイ・ビー・エム株式会社について】 下記サイトを参照ください。 ホームページ: http://www.ibm.com/jp/ IBM、IBM ロゴ、ibm.com、および System x、System Storage は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場 合があります。現時点での IBM の商標リストについては、 http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧くださ い。 <本リリースに関するお問合せ先> 株式会社ビットアイル 社長室 TEL:03-6252-3522 e-mail: [email protected] ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社 ブロケード PR オフィス TEL:03-3384-3434 e-mail: [email protected] 日本アイ・ビー・エム株式会社 ダイヤル IBM TEL: 0120-04-1992 4
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