第15回防府市廃棄物減量等推進審議会 開催日時 平成24年11月7日(水) 場 防府市クリーンセンター 所 出 席 者 <委 議事概要 午前10時~午前11時45分 し尿処理棟2階会議室 員> 広石委員(会長)、大村崇治委員(副会長)、大村弘子委員 齊藤委員、島岡委員、末富委員、大嶋委員、三輪委員 田邊委員、坂本委員、礒野委員、原田委員、中川委員 井上委員、阿部委員 ※欠席:淺木委員、河野委員、田中委員 (事務局) 柳生活環境部長、熊谷クリーンセンター所長 藤本所次長、吉武廃棄物対策室長、白井副主幹、原田主任 須藤庶務係長、田邉主任、藤田主任 傍 聴 者 なし 諮問事項 防府市ごみ処理基本計画の改定について 議 (議題1)防府市ごみ処理基本計画(素案2)について 題 (議題2)資源ごみの新分別方法(案)について 1 開会 <省略> 2 会長あいさつ <省略> 3 議事 議題1 (会 防府市ごみ処理基本計画(素案2)について 長) 議題1「防府市ごみ処理基本計画(素案2)」についての審議に入る。 (事務局) 第1回の審議内容を反映した「防府市ごみ処理基本計画(素案2)」及び 議題 1 参考資料①、②、③について説明 (会 長) 内容を区切って審議を進めていきたい。 1 ※ 参考資料についての審議 (委 ※ 員) 参考資料③「ステーション等へのごみの搬出が困難な高齢者等への支援 制度」について、宇部市では、誰がごみ収集を行っているのか。 (事務局) 福祉担当課に申込みを行い、収集日等について福祉担当課とごみ収集担 当課が調整を行なった後、ごみ収集担当課がごみ収集を行っているとのこ とです。 (委 員) 参考資料②「資源ごみ及び危険ごみの分別収集状況」について、プラス チック製容器包装とその他プラスチック類との違いは。 (事務局) プラスチック製容器包装とは、商品を包む容器や包装のためのプラスチ ックのことで、その他プラスチック類とは、歯ブラシやバケツなど商品そ のものがプラスチックのものです。 (委 員) 参考資料①「1人1日あたりごみ排出量等県内各市の状況」が平成 22 年 度実績となっているが、これが最新の実績なのか。 (事務局) 国が公表している最新の実績です。 (委 員) 防府市の1人1日あたりごみ排出量が多い原因をどう考えているか。 (事務局) 家庭系ごみは、県内13市中6番目で、資源ごみの収集量が少ないため、 ごみ排出量としては県内の中間に位置しています。事業系ごみは、県内1 3市中12番目となっており、ごみの分別が徹底されていないこと、産業 廃棄物の排除がうまくできていないことが原因と考えています。 2 ※ 第1章、第2章についての審議 (委 ※ 員) 22ページの図17「リサイクル率の数値目標と実績」は別に単位が示 してあり、縦軸のパーセント表示は必要ないのでは。 また、本文2行目の「ポイント」との表現は、他には使用しておらず、「パ ーセント」とした方がよいのではないか。 (事務局)ご指摘のとおり、訂正します。 (委 員) 23ページ「1 ごみ排出に関する課題」について、家庭系ごみが問題 なのか、事業系ごみが問題なのか、文章を読んで分かりにくい。本文2行 目の「より一層の減量が必要です。」との箇所を、「家庭系ごみ、事業系ご みともにより一層の減量が必要です。」とした方がよいのでは。 (事務局) 家庭系ごみ減量化も重要な課題です。ご意見の通りの分かり易い表現に 訂正します。 (委 員) 9ページの図5「ごみ処理・処分の実績」で、資源ごみの缶は(スチー ル缶・アルミ缶)とあり、集団回収の金属類では、 (アルミ缶・スチール缶 等)と記されている。この「等」の意味は。 (事務局) 集団回収については、缶以外の鉄類も回収している団体があるため、 「等」 としています。 (委 員) 自主搬入と集団回収(資源化推進事業)について説明されている箇所が あるが、同じなのか。 3 (事務局) 制度としては別もので、自主搬入、資源化推進事業それぞれに補助金を 交付しています。 自主搬入を実施している多くの自治会は、古紙類等の資源ごみを資源回 収業者に引き渡す資源化推進事業を併せて実施しています。クリーンセン ターに全てのごみを搬入する、自主搬入のみを行っている自治会、資源化 推進事業のみを行っている自治会や各種団体もあります。 (委 員) 資源化推進事業では、缶以外の鉄類を回収しているが、市が行う分別収 集においても金属類の回収を検討してはどうか。 (事務局) 不燃ごみから新たに「陶磁器・ガラス・刃物類」を分別収集する予定で あり、不燃ごみとして残るのは鉄類が主なものとなります。処理施設での 前選別や破砕処理による金属類の回収が、より効率的にできると思います。 (委 員) 高齢者等への支援制度の説明があったが、課題として、何か具体的に考 えているのか? (事務局) 可燃ごみのステーション数は他市に比べ多く、今のところ自宅まで取り に来てほしいとの直接的な要望はほとんどない状況で、すぐに支援制度と は考えていません。今後、ごみ収集のあり方については検討していきたい と思います。 第3章、第 4 章、巻末資料についての審議 ※ (委 ※ 員) 46ページ、47ページの表22「人口減少分のみ見込んだ予測値」、 表23「施策実施による目標達成時の推計」において、表23のみ「※陶 磁器・ガラス・刃物類を含む」との注釈があるが何か意味があるのか。 4 (事務局) 表22は、現在の収集体制等を変更せず何もしなかった場合の表で、表 23は、危険物を含む新たな分別収集施策等を実施した場合の表としてい るためです。 (委 員) 45ページの表21「実績と将来推計」で「予測値」と「目標達成時」 の注釈が分かりにくい。 (事務局) 注釈の表現を検討します。 (委 員) 34ページ個別施策②「廃棄物減量等推進員等との連携強化」について、 今回大幅に分別品目が変更され、地域住民への説明が充分でないと混乱す ると思われる。地区代表者や推進員に分別指導をしても、それから先のプ ログラムが充分でないと地域住民への浸透が進まない。具体的なプログラ ムについて説明して欲しい。 (事務局) この計画が策定された後ですが、来年度に入り、まず、自治会連合会や その他様々な団体の総会等において、新分別についての説明を行いたいと 考えています。それから、推進員や自治会の役員の方等に対する説明会を 開催し、ご意見・疑問点等を頂いて、分別の冊子を作成する予定です。 その後、秋以降になろうかと思いますが、自治会等と調整し、時間を問 わず、各地で説明会を開催したいと思います。また、新分別の開始時には、 市職員がごみステーションで、分別の指導をすることも考えています。 (委 員) 38ページの資源ごみの分別品目についてだが、古紙類の規格は、本来、 「新聞」、「雑誌」、「ダンボール」、「雑がみ」の4つのセクションがある。 新分別で「紙製容器包装」を開始することで、 「雑がみ」との混乱が生じる ことが懸念される。 「紙製容器包装」を含む古紙類の分別区分を「新聞」、 「雑 誌」、「ダンボール」、「雑がみ」の4つの分別区分としてはどうか。 5 (事務局) 「紙製容器包装」については、容器包装リサイクル法に基づく分別品目 の完全実施を目指して新施設の整備を進めており、日本容器包装リサイク ル協会ルートで資源化を行う予定です。 その他の古紙類については、 「雑誌」を「雑がみ」に名称変更し、より多 くの古紙類の資源化を推進するものです。これを更に細分化し、 「雑誌」と 「雑がみ」に分けることで、より高度な資源化が行えますが、まずは、お 示しした分別を推進したいと考えています。 (委 員) 自主搬入は、昭和47年に、不法投棄の解消のために始まった全国でも 稀な制度で、市がもっと積極的に取り組むべきと考えている。 自主搬入を行っている自治会は現在69地区、ステーション数は116 箇所で、自主搬入に対する補助金は年間約2千6百万円となっている。仮 に自主搬入を全部やめて、市が収集するとした場合は、私の試算では約1 億円の経費が必要になり、この制度が功を奏していると言える。 また、高齢者対策として、前日に各家庭を回ってごみを回収する自治会 もあり、そういう面も積極的にPRをして欲しいと思う。 (委 員) ごみの分け方について、傘のビニールをはがす、ペットボトルのラベル をはがすなど、地区によって理解が違うところがあり、分別の方法につい ての基本的な事項ついては、今後、周知徹底をお願いしたい。 (会 長) 事務局で、本日の意見を計画に反映させて、パブリックコメントの実施 を行うということでよろしいか。 ‥‥異議なし‥‥ 6 議題2 (会 資源ごみの新分別方法(案)について 長) 議題2「資源ごみの新分別方法(案)について」の審議に入る。 (事務局) 新分別方法(案)については、この場というわけではなく、委員の方が、 疑問に思われることについて、今後、ご意見を頂けたらと思います。 本日は、特に分別方法について苦慮しているスプレー缶類についてのご 意見を頂けたら思います。家庭での分け方として、火の気のない風通しの よい場所でガスを抜き、穴開けを行うとしておりますが、資源ごみステー ションでは、穴のあいていないものは別にする方法を考えているのですが。 (委 員) 私の地区では、穴の開いていないスプレー缶は、ガスの残りを確認して、 各当番が穴を開けて排出しており、基本的には「穴を開ける」で統一すべ きと思う。 (会 長) 別にするとの曖昧なことはせずに、推進員が各地区にいらっしゃるので、 重要事項として、各家庭できちんと穴を開けるとの周知徹底をすべきと考 えるがいかがか。 ‥‥異議なし‥‥ (委 員) 未使用のカセットボンベがあるが、どのように処理すればよいか。 (事務局) 中にガスの入ったスプレー缶については、タイヤやバッテリーと同じで、 市で処理できないごみとなっています。自分でガスを抜くか、販売店やメ ーカー等して対応をお願いします。 7 (委 員) 高齢者への支援制度についてだが、不燃ごみはごみステーションの数が 少なく、友愛訪問員がお世話している。特に年末になると大きなごみの依 頼が増え困っている。今後、高齢者への支援制度について検討いただけた らと思う。 今回の審議会の意見を反映した「防府市ごみ処理基本計画(案)」のパブ リックコメントを12月上旬より実施すること、パブリックコメントの意 見を事務局で整理した後、来年1月中下旬に第3回審議会を開催すること を確認し、閉会 8
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