幹事会議事録

第 28 回 CVIT 東海北陸支部幹事会 議事録
日時:平成 24 年 9 月 29 日(土) 午前 7 時 30 分~午前 8 時 30 分
会場:金沢エクセルホテル東急
5F 「フォレストルーム」
東海北陸支部代議員 31 名のうち、出席 22 名、代理出席 1 名、委任状 8 名で会議の成立を確認し、
平山治雄支部長の司会により審議が行われた。
議 題
1.CVIT 第 28 回東海北陸地方会 開催状況について(山岸 正和会長)
前日のビデオライブに、216 名の参加を得て盛会であった。準備が遅れた部分もあったが、地方会
開催までの協力に謝辞が述べられた。
2.CVIT 第 29 回東海北陸地方会 開催準備状況について(度会 正人会長)
開催日:2013 年 5 月 17 日(金)
、18 日(土)
会 場:名古屋市 ウィンクあいち
テーマ:「Intervention for the Patient」
3.CVIT 第 30 回東海北陸地方会 開催準備状況について(小野寺 知哉会長)
開催日:2013 年 10 月 4 日(金)
、5 日(土)
会 場:静岡市 グランシップ
テーマ:「最善のインターベンションへの進化」
4.CVIT 第 27 回東海北陸地方会 会計報告(味岡 正純会長)
収支報告書の資料を基に、金額の説明が行われた。その後、税理士報告と支部監事、近藤泰三先生、
水野清雄先生の監査を頂戴している旨の報告があり、満場一致で承認された。
5.CVIT 理事会報告(平山治雄支部長)
5-1:会員状況報告
2012 年 3 月末現在、正会員数 6,263 名
東海北陸支部正会員は、2012 年 3 月現在で 915 名。5 年前の約 700 名の会員数から、5 年
で約 200 名増。
5-2:2011 年度決算報告
全体の収支報告で注視しなければならないのは、各支部の地方会開催費用である。
各支部の地方会開催にバラつきはあるが(年1回開催、ライブ費用が別計上等)、東海北陸
支部は平均 24 百万円(1回)係っており、経費が高い。
昨年、九州地方会に行く機会があったが、九州地方会は会員のためにお金を掛けている。
東海北陸地方会は、費用対効果のバランスが悪い。
今後は、学会運営会社を入札制度とし、同じ業者に固定しないようにする。
厚労省は政策として循環器と整形外科の医療剤料の保険償還価格を減額し、手技料を増額す
る方針を打ち出し実行している。今後益々、PCI 関連メーカーは利益確保が厳しくなる状況
であり、学会協賛も厳しくなると思われる。適正な予算で内容のある学術集会を運営してい
く体制に切り替える必要がある。
5-3:編集委員会報告
Medline 審査会において、CVIT 誌の PubMed 収載が認定された。次の目標は 2015 年に
impact facotor を取得することなので、2014 年に英米誌に論文を発表される際には、2013
年の当学会誌に掲載された論文を引用して下さい。
5-4:専門医認定医制度審議会報告
5-4-1:専門医制度本則、細則の追加、変更
5-4-2:第 3 回専門医実技評価における患者アンケート集計結果
5-5:倫理委員会報告
2006 年 CCT ライブでの腹部大動脈瘤手術に伴う合併症にて患者が死亡する案件以降、心臓
血管外科学会は、ライブに否定的である。
CVIT としてもライブの運営についてライブ教育委員会が規約を設けて対応してきたが、こ
の度 CVIT の倫理委委員会でライブの倫理性を検討することになった。
5-6:学術委員会報告
CABG、PCI のレジストリーは UMIN のサーバーと事務局を利用してきたが、データの利
用について迅速性に問題があった。統計学の専門家が運営する NCD(National Clinical
Database)が心臓外科学会のデータベースの構築、運用を行っており、J-PCI を NCD に移
管してはどうかとの話があった。検討の結果、運用効率が良く、費用も妥当と判断されたの
で、NCD に J-PCI の運用を移すこととなった。
現場での入力方式は、従来通りの予定である。
5-7:TAVI(TAVR)協議会進捗状況
日本循環器学会、CVIT、日本胸部外科学会、日本心臓血管外科学会で施設基準について
検討が行われている。施設基準はハイブリッド手術室だけだったのが緩和され、手術室と同
等の清潔度が保たれ、いつでも開心術に移行できる心カテ室も可となった。
外科側の要件として、
大動脈のステントグラフト治療実績が年間 20 例以上が含まれており、
これが 1 番厳しい条件と思われる。
5-8:保険委員会報告
4 月の改定にて、FFR・OCT・IVUS・内視鏡の複数使用と、結果として PCI を defer する
場合も保険が認められるようになった。但し、実際の使用状況を追跡し不適切な使用が増加
するなら再度取り消しの可能性がある。
心臓血管外科学会から Rota の施設基準を強化したい要望があったが、CVIT から J-PCI の
データを下に、現在の施設基準で安全に rotablator が行われていることを示し、施設基準の
強化は行われないことになった。
6.選挙改革制度 経過報告(水野幹事)
次回の選挙から Web 投票となる。今年中に選挙管理委員を決定する予定。
女性を入れるか否かについては、今回は見送り。
世間の定年延長を踏まえ、65 歳定年制が議題に上がっているが、11 月の理事会で話し合われる
事になっている。
7.東海北陸支部 コメディカル部会発足について(味岡幹事)
味岡幹事より前日に開催された「コメディカル部会」について報告がされた。
コメディカル部会 委員の承認が満場一致で承認された。
山岸会長より CVIT 理事宛てにコメディカルの一部において学会の際に業者飲食を強要している
旨の投書があったとの報告がなされた。
8.専門医実技評価委員の新任について(平山支部長)
平山支部長より、運営委員会のメンバーより専門医実技評価委員の選任について(内諾済)
説明があり、満場一致で承認された。
9.第 34 回、第 35 回 学術集会会長の選出
西川理事より、現在学会の開催地は会員数に応じて開催地を決定しており、愛知県の開催頻度が
多くなっており、愛知県の大会長は若返っているが、他県は順番が回ってくるのが鈍く、幹事で
大会長ができない可能性があるので、第 35 回(平成 28 年春)開催地の愛知県と第 37 回(平成
29 年春)開催地の三重県を入れ替える案が提案され、満場一致で承認された。
今後の学術集会会長に承認された。
第 34 回(平成 27 年秋)開催地:岐阜県 大会長:日比野 剛 先生(岐阜県立多治見病院)
第 35 回(平成 28 年春)開催地:三重県 大会長:金城 昌明 先生(市立四日市病院)
10.東海北陸支部会則 改定案(平山支部長)
第4章 第7条(4) 運営委員が 100 名以上 200 名以内となっておいたが、関東甲信越の人数
だったので、50 名以上 100 名以内へ変更。
(7) 専門医実技評価委員を追加
第 13 条(5) 学術集会の1年前に支部長は担当学会長に準備金 100 万円を提供する。
主語の「支部長」が抜けていたので、追加。
(7)下記条項を追加
学術集会の運営を外部業者に委託する場合は、入札にて業者を決定する。
7-1 指名入札は不可とする。
7-2 入札の案内は支部長、学会長名にて行う。
7-3 入札の経過は支部が記録し、保管する。
7-4 入札の記録は監査の対象となる。
11.その他(平山支部長)
平山支部長より、支部長になって丸 6 年、CVIT が法人化になって 3 年、CVIT に尽力しシステム
も整備され、規約も整ったのでここで支部長を勇退し、後進に譲りたい旨の説明があり、次期支部
長に尾崎行男理事が指名され、満場一致で承認された。
尾崎支部長より、平山支部長のこれまでの功績に賛辞が説明され、平山支部長の方針を継続しつつ、
皆で協力して東海北陸支部を盛り立てていく旨の表明があった。
支部長交代は、10 月1日より施行する。
予定時間を 10 分程超過し、第 29 回 CVIT 東海北陸支部 幹事会を終了した。