メディア、旅行事業者等招聘・観光PR事業委託業務 仕 様 書 1 委託業務名 メディア、旅行事業者等招聘・観光PR事業委託業務 2 委託業務期間 契約締結の日から平成25年3月29日まで 3 事業の目的 岐阜県はこれまで、大都市圏(東京・大阪・名古屋)において岐阜県のウェルネスな魅力を 五感で体感してもらい、本県への観光動機付けを強化する“ぎふを味わおう”キャンペーンを 実施してきた。 これをうけ、本業務は岐阜県ならではの旅スタイル“ぎふ・ウェルネスツーリズム”を更に 推進するため、自然・健康・癒しといったウェルネスをテーマとして岐阜県の観光・食・モノ (県産品)をメディア及び旅行事業者等を通じて一体的にPRすることで、本県のイメージア ップと認知度向上、そして誘客促進を図ることを目的として実施するものである。 4 業務内容 ウェルネスをキーワードとした岐阜県の魅力をターゲット層へ情報発信し、観光客の誘致を 促進するため、大都市圏(東京・大阪・名古屋)のメディアや旅行事業者等に対し、記事誌面 やテレビ番組等へのメディア露出、 並びに旅行商品の造成へとつながるようなPR活動を行う。 なお、 取り組みに当たっては 30∼50 歳代の女性をメインターゲットとして展開するものとす る。 以下の内容について、 その手法、 事業展開等が効果的なものとなるよう十分な検討を行い、 業務を企画実施すること。 (1)メディア、旅行事業者等に対するコンタクト活動 ・雑誌やテレビ等のメディア、並びに旅行代理店など旅行事業者等とのコンタクト活動 (ヒヤリング・交渉・調整・情報提供・照会対応等)を継続的に実施すること。 ・コンタクト活動対象候補先について、各社の特性やターゲットへの訴求力、メディア露 出並びに旅行商品の造成可能性等を勘案したうえで具体的に提案すること。 (2)メディアとタイアップしたPR活動(情報発信) ・メディアとのタイアップによる情報発信は3回以上行うこととし、情報発信の方法・媒 体名・時期・内容・見込まれる効果等について提案を行うこと。 (3)現地取材ツアーを通じたPR活動(情報発信)及び旅行商品造成への誘導 ・メディア、旅行事業者等を対象に、岐阜県のウェルネスツーリズムを体感でき、メディ ア露出や旅行商品造成につながるような現地取材ツアーの企画、調整、実施運営をする 1 こと。 (交通・食事・宿泊等全行程の手配、取材先及び県内市町村等との連絡調整、アテ ンド等) ・現地取材ツアーは5回以上実施し、5社以上(人数は合計20名程度)を招聘すること とし、効果的な行程、時期、取材場所等について、具体的に提案を行うこと。 (4)メディア露出及び旅行商品造成に向けたフォローアップ ・上記(1) (2) (3)の業務について、メディア露出並びに旅行商品造成につながるよ う、フォローアップを行うこと。 (5)岐阜県へのPR活動の助言・提案・報告 ・上記(1) (2) (3) (4)の業務を踏まえ、岐阜県に対しPR活動について適宜、助言・ 提案を行うとともに、定期的(月1回程度)に報告を行うこと。 ・定期報告については、次の事項を含む資料を作成したうえで報告すること。 (ア)メディア、旅行事業者等に対するPR活動履歴 (イ)上記(ア)の内容(メディア、旅行事業者等の反応、意見、結果等) (ウ)その他活動内容がわかる資料 (6)その他、業務の実施に伴い必要となる業務 5 業務実施体制 ・本業務委託を指揮する業務実施責任者を配置すること。 ・業務実施責任者は、やむを得ない場合を除いて変更しないこと。 ・受託者は、委託契約締結後速やかに、業務実施責任者の氏名等を岐阜県に通知すること。 6 業務実施状況の報告 受託者は、平成24年10月31日までに、平成24年9月30日までの本業務の実施状況 (途中経過及び実施内容等)について、報告書を提出すること。 7 業務完了後の提出書類 受託者は本業務完了後、速やかに委託業務完了届を提出したうえで、平成25年3月29日 までに以下の内容を含む実績報告書を提出すること。 ・業務の実施期間及び内容 ・PR活動を行ったメディア、旅行事業者等の活動相手先リスト ・PR活動の内容及び実績がわかる資料(内容・相手方の反応・結果等) ・メディア掲載、旅行商品造成等の実績 ・PR活動業務を通じた費用対効果(メディア露出による効果測定結果等) 8 納品場所及び担当部局 岐阜県 総合企画部 観光交流推進局 観光・ブランド振興課 国内誘客担当 〒500−8570 岐阜県岐阜市薮田南2−1−1 岐阜県庁内 TEL:058−272−8393 FAX:058−278−2674 2 E-mail:[email protected] 9 留意事項等 ・業務履行に際して必要な取材費、旅費、食費、宿泊費、施設入場料等は全て当初の契約金額に 含むものとする。 ・業務の遂行にあたっては岐阜県と調整のうえで実施すること。また、メディア及び旅行事業者 等の選定についても、岐阜県と十分協議したうえで決定すること。 ・実施内容の協議や業務の実施報告等のため、岐阜県等が主催する会議に出席すること。 ・資料等作成に際して著作物の許諾及びポジフィルム等の借用等が必要な場合は、受託者がその 手続きを行うものとし、当該許諾、借用等により発生する費用は、当初の契約金額に含むもの とする。 ・業務の実施にあたっては、関係法令を遵守すること。 10 業務の適正な実施に関する事項 (1)関係法令の遵守 受託者は、労働基準法、労働関係調整法、その他関係法令を遵守すること。 (2)業務の一括再委託の禁止 受託者は、受託業務が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることが できない。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と思われる業務については、岐阜県 と協議のうえ、業務の一部を委託することができる。 (3)個人情報の取扱い 受託者が委託業務を行うに当たって個人情報を取り扱う場合には、 「岐阜県個人情報保 護条例」 (平成 10 年岐阜県条例第 21 号) 、 「知事が取り扱う個人情報に関する岐阜県個 人情報保護条例施行規則」 (平成 11 年岐阜県規則第8号)及び別記「個人情報取扱特記 事項」を遵守し、その取扱いに十分留意し、漏えい、滅失及びき損の防止その他個人情 報の保護に努めること。 (4)守秘義務 受託者は、本業務の実施に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は自己の利益のため に利用することはできない。また、委託業務終了後も同様とする。 11 危険の負担 委託業務実施中又は委託業務実施に起因すると判断される事故が発生した場合、その責任 はすべて受託者の責任とする。 12 業務の継続が困難となった場合の措置について 受託者との契約期間中において、受託者による業務の継続が困難になった場合の措置は、 次のとおりとする。 (1)受託者の責に帰すべき事由により業務の継続が困難となった場合 受託者の責に帰すべき事由により業務の継続が困難となった場合には、岐阜県は契約の 3 取り消しができる。この場合、岐阜県に生じた損害は、受託者が賠償するものとする。な お、次期受託者が円滑かつ支障なく当事業の業務を遂行できるよう、引継ぎを行うものと する。 (2)その他の事由により業務の継続が困難となった場合 災害その他の不可抗力等、岐阜県及び受託者双方の責に帰すことができない事由により 業務の継続が困難となった場合、業務継続の可否について協議するものとする。一定期間 内に協議が整わない場合、それぞれ、事前に書面で通知することにより契約を解除できる ものとする。 なお、委託期間終了若しくは契約の取消しなどにより次期受託者に業務を引継ぐ際は、 円滑な引継ぎに協力するとともに、必要なデータを延滞なく提供することとする。 13 不当介入における通報義務等 (1)妨害又は不当要求に対する通報義務 受託者は、契約の履行に当たって、暴力団関係者等から事実関係及び社会通念等に照 らして合理的な理由が認められない不当若しくは違法な要求又は契約の適正な履行を妨 げる妨害を受けたときは、警察へ通報しなければならない。なお、通報がない場合は入 札参加資格を停止することがある。 (2)不当介入による履行期間の延長 受託者は、暴力団等による不当介入を受けたことにより、履行期間内に業務を完了す ることができないときは、岐阜県に履行期間の延長変更を請求することができる。 14 その他 (1)本仕様書に明示なき事項、または業務上疑義が発生した場合は、両者協議により業務を 進めるものとする。 (2)契約締結後、速やかに業務実施に係る計画書(実施内容、スケジュール等を記載)を提 出し、岐阜県の承認を得ること。 4
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