総合政策部 - 苫小牧市

総合政策部
平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
1 中心街はどこか、まちの基軸をどこに置くのか
(錦町・本町地区 大町寿町内会・当日)
私どものまちはかつては中心街だった。3~40年前は
樽前神社のお祭りなんかがあると道路を肩がぶつかり
あうぐらい人が歩いていた。ところが今は中心街はどこ
かと聞くと、東部と言う人がいるかもしれない。そうなると
苫小牧の中心街、中央部はどこなのか。これからどこを
どういうふうに伸ばしていくのか。
昔は中心街はまちの真ん中。一時的には西部地域が
発展、そして現在は東部。こういう具合にどこも決めよう
がなくて、任意に中心街ということになると苫小牧のまち
は発展しないのではないか。さらに人口減が予想され、
そうなるとまちの基軸をどこに持っていくかが大事に
なってくる。行政的に基軸をどこに置くかということを考
えて、そしてまちの発展というものを考えていかなけれ
ばならないのではないか。
札幌は昔の郊外周辺のまちを札幌に組み込んで、そ
して道庁を巻き添えにして都市政策を立てている。苫
小牧もそういうことを参考にしながら進めていったらどう
だろうか。
回
答
担当部課
苫小牧の中心部をどう考えるか、また、来るべき超高齢社会にど 総合政策部
う対応していくかということについては市としても問題意識を持って まちなか再生主
おり、2年ほど前から中心部、つまりこの地区をどのように元気にし 幹
ていくか、苫小牧といえども人口減少が避けられない超高齢社会
に向けてどのように効率的なまちを作っていくかを考えながら様々
な施策を進めております。公的な機関が集中しているなど非常に
便利のいいこの地区を住みやすくしていく、ここに中心部をしっか
りと持ってくるということを中心に据えた長いスパンの取り組みとなり
ますので、すぐ目に見える形にはなりませんが、もうしばらくこの取
り組みを見守っていただきたいと考えております。また、進捗状況
についても随時市民の皆さんにお知らせしてまいります。
1
総合政策部
平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
2 郵便局の新設について(継続)
(沼ノ端地区 沼ノ端中央町内会・事前)
沼ノ端鉄北地区へ郵便局を設置すること。
回
答
担当部課
【ミーティング開催時回答】
事業主体である郵便局(株)北海道支社からは、事業経営上の効 総合政策部
果等を総合的に検討した結果、現時点の新設は難しいとの回答を 政策推進課
受けております。
ただ、当該支社からは、引き続き周辺の状況などを調査するとと
もに、地域及び市内全体の動向に注視し、本社と協議していく旨
の回答もいただいております。
市といたしましても、地域の利便性向上に向け、今後とも機会あ
るごとに要請してまいりたいと考えております。
【平成24年3月末時点回答】
今年度につきましては、8月31日に郵便局株式会社北海道支社
を訪問した上で、沼ノ端鉄北地区への郵便局新設を求める要望書
を提出してきたところです。
3 「JR沼ノ端」の急行・普通列車の増便について(継続)
(沼ノ端地区 沼ノ端中央町内会・事前)
沼ノ端地区の人口急増を伴う利用者の便、大手企業
社員や学生の通勤、通学の不便さを解消すること。ま
た、札幌~千歳空港間と接続した南千歳~苫小牧間
にピストン輸送の列車を走らせ利用者の便を図ること。
4 苫小牧東部地区における都市計画の見直しについて
(継続)
(沼ノ端地区 沼ノ端中央町内会、東開町内会・事前)
苫小牧東部地区(植苗・美沢・沼ノ端・勇払)の都市計
画の見直しと、臨海東通りを活かした苫小牧港と千歳
空港を結ぶ物流・防災道路の整備継続、新設を図るこ
と。
平成19年から特急列車が上下10本停車しており、以前より利便 総合政策部
性は向上していると考えております。
まちづくり推進課
JR北海道としては、普通列車については通勤・通学時間帯にお
ける車両数に限りがあること、現状における設備では増便は難し
く、今後の状況を見守ってまいりたいとの事です。
市としては今後も利用者数の推移を見ながら、増便について要
望していきたいと考えております。
現在、北海道が主体となって本年度策定を目指し、「苫小牧都市 総合政策部
圏総合都市交通体系調査」の作業を行っております。
まちづくり推進課
今後は交通の現状と課題の把握や将来の交通量予測等を踏ま
え、都市計画道路網の見直し作業を行いますが、この中で検討し
ていきたいと考えております。
2
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平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
5 錦岡地区の活性化について(継続)
(錦岡地区 事前)
本市の東部地区は、大型店舗の出店および新規住
居地区造成等により著しく人口増加するとともに、既存
地区の人口流失、商店街の衰退が顕著となっている。
東西地区均衡のとれた発展は、街づくりの基本である。
錦岡地区は、大学、高専、高校と文教地区としての特
色はあるが、学生のアルバイト先もない状況である。企
業の進出を可能とする土地利用に関する規制緩和を
含め、活性化対策を講じ、居住者の利便性を高めてい
ただきたい。
また、錦岡地区も高齢社会が進み、時に市営、道営
住宅に見られる中、商店が激減し高齢者から見て近く
での生活用品等の買い入れが不便となっているため、
生活環境の整備を願う。
回
答
担当部課
錦岡地区につきましては、これまで住居系を主体に市街地整備 総合政策部
が行われてきておりますが、幹線道路沿道には日常の利便施設な まちづくり推進課
どの立地を図る商業・業務系を、また、錦西ニュータウンには一部
工業系の土地利用を配置しております。
市内には大小合わせて10箇所の工業団地がございますが、錦 産業経済部
岡地区の錦西ニュータウン軽工業団地は、市が分譲している工業 企業立地課
団地です。市有地を取得し、事業場の新設又は増設等を行う企業
に対しては、初期投資の軽減措置(土地代の10%引き)がございま
す。(※条件有)
また、市有地のみならず、市内に新設又は増設等を行った企業
に対しては、事業場設置助成、雇用助成、緑化助成等の支援措
置を行い、さらに各種手続き上のワンストップサービスで企業が進
出しやすい環境づくりに努めております。
高齢者が買い物に不便を感じていることへの対応については、 産業経済部
加速する人口減少、超高齢化社会等への対応も不可欠であると 商業観光課
認識しておりますが、商業施設の出店は商業者の経営展開で行
われているものであり、市が誘導できるものではありません。従いま
して、現状ではスーパーの宅配サービスなどで対応していただき
たいと考えておりますのでご理解願います。
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平成23年度 まちかどミーティング要望事項
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番号
要
望
事
項
6 西部地域(錦岡・樽前地区を含めた)活性化対策と活
性化計画
(柏木町地区 事前)
近年は、沼ノ端方面を含めた東部地区の人口増、そ
れに伴う施設の充実等が進行している。一方、西部地
区については、人口減、高齢化、施設の老朽化等が進
み、活性化への取り組みも難しい状況になっている。
都市計画や土地利用計画等を見直すなど、政策的
に東西バランスが取れるように考慮するとともに、苫小
牧駒澤大学、アルテン等を生かし、更には市有地の積
極的な活用策などで西部地域の活性化計画に取り組
むべきではないだろうか。その、活性化計画が策定され
ているのなら知らせてほしい。
7 星が丘団地の見なし区域の拡大について
(植苗地区・事前)
植苗地区で最も居住に適した公共施設の近くの一等
地が「調整区域」となって住宅の建築が規制されてい
る。
植苗小中学校では児童数の減少により、今のままで
は平成24年度から複式のクラスができてしまうので、何
としても居住人口を増加させる方策を実施しなければ
ならない。
回
答
担当部課
苫小牧市は、人口減少及び少子高齢化社会を背景に、日常生 総合政策部
活圏域の中で必要な機能を充実させ、コンパクトで歩いて暮らせる まちづくり推進課
まちづくりを進めております。 西部地域は、道道苫小牧環状線を
地域の生活軸とし、徒歩圏を考慮しながら軸上に日常の生活利便
施設の立地を図り、JR錦岡駅、明徳団地を囲む一帯、JR糸井駅、
糸井公園、日新団地を囲む一帯をコミュニティ拠点とし、生活利便
性の集積を図る、土地利用を想定しております。
また、地域内にある長期的未利用地は、周辺環境に配慮しなが
ら、周辺住民のニーズに対応した生活利便機能などの立地を誘導
できるよう、土地利用の活用促進に努めてまいります。
西部地域の活性化計画については、樽前地区において地域住
民の方と協働で、樽前地区地域振興計画の検討を進めておりま
す。
市街化調整区域での土地利用は、星ヶ丘地区で指定されている 総合政策部
条例区域や、地区計画を指定した地区についてのみ開発行為が まちづくり推進課
可能となります。
条例区域は、既存宅地確認制度(みなし区域)の廃止に伴い、
北海道が条例に基づき区域を指定したものですが、指定の際の条
例区域の拡大要望に対し、指定要件を満たしていない部分が区
域から外された経緯があり、条例区域の拡大は難しいと考えており
ますのでご理解願います。
また、地区計画の指定は、土地利用の妥当性、土地利用の方
針、整備計画、事業の確実性などが必要となり、具体な計画のもと
協議をしながら検討してまいりますのでご理解願います。
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平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
8 公営住宅の建設について
(植苗地区・事前)
沼ノ端地区への人口集中からわかるように、これから
は東部地区に居住しようとする人が増えている。公営住
宅の建て替えについては市民のニーズにあった東部
地区へ建設するのが理に適ったやり方だと思う。
植苗小中学校では児童数の減少により、今のままで
は平成24年度から複式のクラスができてしまい、「調整
区域」により住宅の建築が規制されている当地区にお
いては、居住人口の増加のためにも公営住宅の建設を
強く要望する。
回
答
担当部課
市営住宅は、あくまでも住宅困窮者に対して低廉な家賃で賃貸 都市建設部
する住宅となっており、また、建替事業につきましても、現地での建 住宅計画課
替を基本としておりますことから、現在のところ植苗地区に新たに
市営住宅を建設することは考えておりませんので御理解願いま
す。
植苗・美沢地区の人口対策についてですが、本市は総合計画に 総合政策部
おいて、平成29年度の人口をおおむね17万人と想定し、今後は、 空港政策課
人口自然減の時代へと入ります。
人口が減っていく時代のまちづくり、安全安心なまちづくりをどう
していくかが大事であります。
この地域の人口対策についても、どういう方法があるのか、引き
続き検討をさせていただきたいと思います。
5
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平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
9 郵便局・交番の拓勇地区設置について(継続)
(拓勇地区 拓勇東町内会、沼ノ端北栄町内会・事前)
以前より、まちかどミーティング等でも再三再四要望し
ているが、町内会の要望について、苫小牧市が具体的
にどのように関係機関に働きかけ、またその対応・回答
はどのようなものであったか、お聞かせ願いたい。人口
分布や世帯数、駅からの距離などを鑑み、拓勇東町・
拓勇西町に交番や郵便局があることが望ましく、高齢
者や交通弱者にとって便利かつ感謝されるものとなる
ので、ぜひとも実現まで強力に働きかけをお願い致し
たい。(拓勇東町内会)
現在、沼ノ端地区は2万人を超える人口にありながら
交番は沼ノ端交番1箇所という状態である。都市化が進
み、犯罪被害が多発している現状を鑑み、ぜひ交番新
設の早期実現を望む。
また、沼ノ端鉄北地区には1万数千名もの市民が生活
しているが、郵便局が鉄南及び明野地区にしか存在し
ないため、生活上大変不便な状態となっている。早期
の郵便局の設置を望む。(沼ノ端北栄町内会)
回
答
担当部課
事業主体である郵便局(株)北海道支社からは、事業経営上の効 総合政策部
果等を総合的に検討した結果、現時点の新設は難しいとの回答を 政策推進課
受けております。
ただ、当該支社からは、引き続き周辺の状況などを調査するとと
もに、地域及び市内全体の動向に注視し、本社と協議していく旨
の回答もいただいております。
今年度につきましては、8月31日に郵便局株式会社北海道支社
を訪問した上で、沼ノ端鉄北地区への郵便局新設を求める要望書
を提出してきたところです。
市といたしましても、地域の利便性向上に向け、今後とも機会あ
るごとに要請してまいりたいと考えております。
【ミーティング開催時回答】
沼ノ端地区への交番新設のご要望ですが、昨年は11月に苫小 市民生活部
牧警察署と道警本部に対しまして市長が直接要望書を持参してお 安全安心生活課
願いしております。
その際、苫小牧警察署・道警本部ともに一定の理解が得られて
おりますが、道の財政事情や他市との兼ね合いもあり、明確な回答
を得ることができず、残念ながらいまだに交番の設置について実
現しておりません。
今後とも粘り強く要望してまいります。
なお、今年度も、11月に苫小牧警察署に交番設置等の要望をい
たしますので、その中で、パトロールなどの強化を図っていただけ
るよう、要望してまいります。
【平成24年3月末時点回答】
苫小牧警察署より、臨港交番を移転改築する形で沼ノ端鉄北地
区に交番を設置する説明がありました。
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総合政策部
平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
10 ホームページによる市政の情報提供について
(豊川町地区 桜木町町内会・当日)
市役所や出先機関に事業の内容説明や手続きにつ
いて電話をした。説明はいただいたが、「ホームページ
で見てください」「ホームページに様式があります」という
話があった。今はネット社会とは言うが、どの程度の市
民がインターネットの恩恵を受けられているのか。そし
て、ネットの検索ができない、接続していない人はどの
ような形でそういった情報を得られるのか。広報もある
が、フォローが十分ではないのではないだろうか。
回
答
担当部課
苫小牧市公式ホームページにつきましては、平成23年11月現在 総合政策部
で、トップページが累計5,036,417件、平成23年度は月平均約5万 秘書広報課
4千件のアクセスがあり、多くの方にご覧いただいていると認識して
おりますが、あくまで市民の皆様への情報周知の基本となるのは、
月1回全戸へ配布される広報紙「広報とまこまい」であると考えてお
ります。
広報紙への掲載が間に合わなかったり、緊急性のある情報につ
きましては、市ホームページや、北海道新聞・苫小牧民報に掲載
する「市役所だより」にて補う形を取っております。今後につきまし
ても、必要な方に必要な情報が行きわたるような広報に努めてまい
りますので、よろしくお願いいたします。
日頃から市民の皆さまに心のこもったサービスの提供を心がけて 総務部
いるところですが、このたびは、十分な配慮に欠ける応対がありま 行政監理室
したことについて、深くお詫び申し上げます。
今回の御指摘を踏まえ、今一度、行政の基本に戻り、各職員が
市民の立場になって、より一層親切な応対に心がけ、市民一人ひ
とりのニーズに応えられるよう、さらに指導するとともに、引き続き、
市民の皆さまの御意見を参考にさせていただきながら、満足いた
だけるより質の高い市民サービスを提供するために努力してまいり
ます。
11 東西バランスについて具体的な施策を聞きたい
(豊川町地区 しらかば東町内会・当日)
先日の新聞で、「宅地の魅力は健在」という記事が
あった。人口は減少しているが、世帯数は増加している
と。その中で西部地域について、苫小牧市は「住宅地
域としての魅力は健在」とあった。それで片付けられて
しまいそうだが、最近は東側の話題が多く、西側には何
があるのか。市長は普段から東西の人口バランスのこと
も言っていたので、西地区に対して具体的な施策、構
想はあるのか。
苫小牧市は、人口減少及び少子高齢化を背景に、日常生活圏 総合政策部
の中で必要な機能を充実させ、コンパクトで歩いて暮らせるまちづ まちづくり推進課
くりを進めております。
西部地域は、道道苫小牧環状線を地域の生活軸として、徒歩圏
を考慮しながら軸上に日常の生活利便施設の立地を図り、JR糸井
駅、糸井公園、日新団地を囲む一帯をコミュニティ拠点とし、生活
利便性の集積を図る、土地利用を想定しております。
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平成23年度 まちかどミーティング要望事項
要望
番号
要
望
事
項
12 錦岡地区国道南側地区の生活環境整備計画につい
て
(澄川町地区・事前)
市は、錦岡国道南側地区に今後どのような整備計画
を示してくれるのか、地域の住民は地域の将来に大き
な不安を強くしている。区画整理の計画も無く、下水道
の未整備や道路の拡幅や舗装整備も含め、苫小牧市
内でも極めて遅れている地区だと思う。整備計画を住
民に示すべきだと思うが、これからの考えを聞かせてほ
しい。
回
答
担当部課
市域のなかで西部西地域に位置する当該地区は、都市計画マ 総合政策部
スタープランにおいて、豊な自然に恵まれた地域の特性を活かし、 まちづくり推進課
子供から高齢者まで地域に居住するみんなが生き生きと暮らせる
地域を目指すとしております。
土地区画整理事業については、少子高齢化による人口減少が
予測されるなか、未利用地の利用状況など土地利用の現況や人
口の推移などを勘案し、総合的に判断していきます。
当該地区につきましては、お住まいの方たちのご意見を伺いな 上下水道部
がら整備を行ってきたところでございます。今後も、可能な場所に 下水道計画課
つきましては、再度ご意見を伺いながら整備を図りたいと考えてお
ります。
また、道路の拡幅整備については、道路用地の確保の必要性が 都市建設部
あり、難しいものと考えております。今後も同地区におきましては、 道路河川課
舗装の補修などの維持管理や通行の安全性について確認してま
いります。
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