山本 裕樹 准教授 - 同志社女子大学

音楽学科
The Dreams of DoRIS 2013
●学芸学部
Doshisha Women's College of Liberal Arts
山本裕樹
准教授
YAMAMOTO Yuki
[現在の専門分野]
音楽
[現在の研究テーマ]
ヴァイオリン
[学 位]Master of Music(アメリカ・インディアナ大学)
■ 主要研究実績
〈演奏活動〉山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ
1996年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2005年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2006年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2007年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 横浜みなとみらいホール 2008年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2008年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2009年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2010年
山本裕樹ヴァイオリンリサイタル 京都府民ホールアルティ 2011年
〈訳書〉ヴァイオリン演奏のコツ 音楽之友社
■ 主要な担当授業科目
[大 学]オーケストラⅠ・Ⅱ、第一実技Ⅰヴァイオリン、リサイタルⅠ・Ⅱなど
2001年
ヴァイオリンのコンサートをより多くの方々と
形にとらわれないコンサートを
大切にするように心がけています。会場全体
解されやすいものとするために、ヴァイオリ
ヴァイオリンの演奏を活動の中心にしてき
がひとつの音楽を共有し、それを深め、楽し
ン奏者としての経験をいかして、適切な言葉
ました。歴史的にクラシック音楽には、ホー
みながら広げていくといった活動を、今後も
の吟味に努めました。
ルを必要とする物理的条件などから、その活
より多くの方々と協力して、活発に行ってい
動の多くが大都市部を中心に行われ発展して
きたいと考えています。
きた経緯がありますが、現在ではそうした
ホールも立派なものがさまざまな地域で見受
ヴァイオリン演法の技術書を翻訳
けられるようになりましたし、またこれまで
演奏活動と平行して、ヴァイオリン演奏に
の活動の経験から、そうした条件の十分には
ついての技術書『ヴァイオリン演奏のコツ』
整えにくい場所であっても、コンサート独自
(ハーバード・ホーン著、音楽之友社)を翻訳
の雰囲気作りという点ではそれがかえってプ
しました。演奏技術にかかわる著作の翻訳に
ラスになる場合も多いのではないかと考えて
おいては、文章の読解力はもとより、実際の
います。
演奏に必要な専門的知識が求められる場合も
いずれの場合であっても、演奏者としてひ
あります。今回の翻訳にあたっては、技術書
とつのコンサートに臨むときには、その会場
としての専門性、あるいは著者の理論のオリ
全体の“コミュニケーション作り”を、まず
ジナリティを損なうことなく、読者により理
BOOK
同志社女子大学 教員研究活動紹介集
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