精神看護学特論 前期 講義 2 1年 枝美智子・安永薫梨

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授
業
科 目 名
開講時期 授業方法 必修選択
精神看護学特論
前期
枝美智子・安永薫梨
担当教員
講義
究コース(精神看護学)
必修・専門看護師
コース(がん看護学)必修
門看護師コース(
神看護学)・研究コース
(精神看護学以外)選択
2
1年
1)既存の理論やモデルの概要を理解し、実践や研究への適用の可能性を 察する。
学 生 の
2)既存の理論やモデルの実践への適用の範囲と限界を 察する。
到達目標
3)各種の理論やモデルを臨床で経験した事例に適用して 析し、レポートする。
授
業
内
容
授 業 方 法
事前・事後学習
(学習課題)
初回は教員がプレゼン
テーションし、2回目以
降は、学生がこれまで経
験した事例を 析し、プ
レ ゼ ン テーション を 行
い、全 員 で ディス カッ
ションする。
事前学習
担当部 の学習
をし、プレゼン
テーションの準
備を行う。
事後学習
精神看護学 野
の研究コースの
学生
授業後に授業で
出た意見をもと
にしてレポート
を作成し、全員
に配付する。
がん看護専門看
護師コースの学
生
がん看護学 野
の 教 員 の スー
パービジョンを
受けながら、学
んだ理論やモデ
ルを臨床で経験
した事例に適用
して 析し、レ
ポートを作成す
る。
1-2 精神力動理論
発達理論
3-4
不安と防衛
5 授業内容、
授業方法、 5-6 喪失と悲嘆
事前・事後
学習(学習 7-8 危機理論
課題)
ストレス・コーピング理論(がん患者のストレ
9-11 ス・コーピング、ストレスマネージメントを含
む)
12 システム理論
13
14-15
7
標準履修年次
精神力動理論、発達理論、不安と防衛、喪失と悲嘆、危機理論、ストレス・コーピング理
論(がん患者のストレス・コーピングとストレスマネージメントを含む)、ストレス-脆弱性-対
授 業 の
処-力量モデル(ストレス-脆弱性モデルと SST を含む)、システム理論、精神機能の査定な
概
要
ど、個人や集団の精神の 康をアセスメントし、看護介入するために必要な理論やモデルに
ついて学ぶ。
回
6
単位数
ストレス-脆弱性-対処-力量モデル(ストレス−
脆弱性モデルと SST を含む)
康な人の精神機能
担当
枝
枝
枝
安永
枝
安永
枝
安永
枝
枝
枝
枝
南裕子,稲岡文昭監,粕田孝行編.(1987).セルフケア理論と看護実践,東京:へるす出版.(2678円)
南裕子編.(2005)
.アクティブ・ナーシング:実践オレム-アンダーウッド理論:心を癒す.東京:講談社.
(3990円)
南裕子監,宇佐美しおり編.(2010).精神科看護の理論と実践:卓越した看護実践をめざして.東京:ヌー
ヴェルヒロカワ.(4000円)
寺崎明美.(2010).対象喪失の看護:実践の科学と心の癒し.東京:中央法規出版.(3150円)
フォン・ベルタランフィ.(1973).一般システム理論.東京:みすず書房.(Ludwig von Bertalanffy. (1968).
テキスト・ General System Theory. New York: George Braziller.)(4725円)
参 文献等 野嶋佐由美,中野綾美編著.82005).家族エンパワメントをもたらす看護実践.東京:へるす出版.(6050円)
Robert Paul Liberman.(2008).精神障害と回復:リバーマンのリハビリテーション・マニュアル(西園昌久
監修,池淵恵美監訳,SST 普及協会訳).東京:星和書店.( Robert Paul Liberman.(2011).Recovery from
Disability: Manual of Psychiatric Rehabilitation. Washington D.C. & London: American Psychiatric
Publishing, Inc.)
Glen o. Gabbard.(2012).精神力動的精神療法:基本テキスト(熊野力八郎監訳,池田暁 訳).東京:岩崎学
術出版社.( Glen o. Gabbard.(2010).Long-term Psychodynamic Psychotherapy: A Basic Text, Second
Edition, Washington D.C. & London: American Psychiatric Publishing, Inc.)
履修条件
看護師免許を有し、看護職者としての臨床経験があること。又は、精神科での、作業療法士、社会福祉士、
精神保 福祉士、臨床心理士、音楽療法士いずれかの実務経験があること。
8 成 績 評 価 レポート(60点)、授業への参加状況(40点)により 合的に評価する。授業への2/3以上の出席でレポー
方法・基準 ト提出の権利が生じる。
9 学習相談・ メール、電話、研究室訪問などによる相談に応じます。原則として研究室へはメール又は電話で予約をとっ
助 言 体 制 ておいでください。急を要する場合は、この限りではありません。
10 授業改善 プレゼンテーションのテーマを学生自身が選択することで、授業に主体的に参加できるよう工夫した。また、
特記事項 グループワークを通して、学生同士で刺激し合い、学びあえるようにした。
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