微粒化 第20巻70号 微粒化 第20巻70号 - ILASS-Japan 日本液体

微粒化
微粒化
第19巻65号
第19巻65号
第20巻70号
2010年3月
2010年3月
2011年7月
目
次
目
次
巻頭言
巻頭言
学会の新しい展開
・・・・・・・・稲村 隆夫・・・
隆夫・・・ 1
追悼文
学会の新しい展開
・・・・・・・・稲村
液體微粒化學會に貢献された延松、梁玉龍名譽會長を追悼する ・・・・・・・ 朴 涇錫・・・ 37
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------翻訳 李 忠遠
特集号まえがき
特集号まえがき
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------特集号まえがき
特集「ノズル内の流れ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・志賀
・・・
明良・・・
特集「ノズル内の流れ」
・・・ 玉木
玉木 伸茂,宋
伸茂,宋 聖一・・・38
明良・・・ 2
解 説「セッション概要」
解第説
説1 日目,A 室:特別講演
解
・・・・・・・・・・・・・・・・・・松浦 一哲・・・39
第
ホール・タイプ・ノズルからの液体の微粒化
1 日目,A 室:招待講演1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・河原
・・・・・・・・廣安
博之・・・
ホール・タイプ・ノズルからの液体の微粒化
・・・・・・・・廣安 伸幸・・・41
博之・・・ 3
第 2 日目,A 室:招待講演2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・天谷 賢児・・・43
ノズル噴孔内キャビテーション流動と液体噴流の変形誘起機構
・・・・・・・宋 伸幸・・・45
明良・・・ 9
第
ノズル噴孔内キャビテーション流動と液体噴流の変形誘起機構
1 日目,A 室:微粒化計測法 I,微粒化機構 ・・・・・・・・・・・・・・河原
・・・・・・・宋
明良・・・
第 1 日目,B 室:噴霧点火特性,キャビテーション利用技術・・・・・・・・玉木 伸茂・・・48
第2日目,A
ノズル噴孔内キャビテーションを利用した微粒化促進ノズルの開発
室:微粒化計測法 II,ディーゼル噴霧計測,噴霧応用技術・・・荒木
・・・玉木
伸茂・・・18
ノズル噴孔内キャビテーションを利用した微粒化促進ノズルの開発
・・・玉木 幹也・・・52
伸茂・・・18
第2日目,B 室:蒸発・微粒化特性,噴霧燃焼特性,シミュレーション・・・林
潤 ・・・55
優秀講演賞
ノズル内キャビテーションの数値シミュレーション手法と計算例
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・森吉
60
ノズル内キャビテーションの数値シミュレーション手法と計算例
・・・・森吉 泰生・・・25
泰生・・・25
論文 非定常噴霧におけるレーザ誘起プラズマによる着火特性
・・・・・・・・・・・・・河原 伸幸, 冨田
栄二, 中村 紳哉・・・61
ノズル内キャビテーションを伴う噴霧微粒化過程のモデリング
・・・・・小橋
好充・・・32
ノズル内キャビテーションを伴う噴霧微粒化過程のモデリング
・・・・・小橋
好充・・・32
解説 液滴衝突の数値的研究 (界面の大変形及び動的接触角を伴う自由界面流れの計算手法)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 横井 研介・・・68
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------部会報告
論文 サブマイクロメートル領域における多波長の直線偏光レーザを用いた粒径計測
部会報告
・・・・・井上 尊道, 三浦 直弥,
荒木 幹也, 志賀 聖一・・・79
事業部会
・・・・・・・・森吉
泰生・・・41
事業部会
・・・・・・・・森吉
泰生・・・41
論文
LES 解析を用いたディーゼル噴霧における分裂モデルの最適化
広報部会
・・・・・・・・千田
広報部会
・・・・・・・・千田 二郎・・・42
二郎・・・42
研究部会
・・・・・・・・小田
哲也・・・43
・・・・・・・・ 町田 和也,羽鳥 ・・・・・・・・小田
総一,堀 司,千田 二郎・・・87
研究部会
哲也・・・43
随想
第 19 回微粒化シンポジウム参加記
・・・・・・・・・・・・・・・中島
徹 ・・・96
表彰部会
・・・・・・・・西田
表彰部会
・・・・・・・・西田 恵哉・・・44
恵哉・・・44
第 19 回微粒化シンポジウム参加記
・・・・・・・・・・・・・・・福島
大地・・・98
総務部会
・・・・・・・・大黒
総務部会
・・・・・・・・大黒 正敏・・・45
正敏・・・45
出版部会
・・・・・・・・壹岐 典彦・・・47
典彦・・・46
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------出版部会
・・・・・・・・壹岐
論文
3 次元数値解析
会
告
会層流対向流場に形成された噴霧火炎の
告
入会申込書
・・・・・告
18
編集後記
・・・・・告
・・・・・・・・・・・・・・
福井 淳一,林 潤,赤松・・・・・告
史光・・・100
編集後記
・・・・・告 1 入会申込書
維持会員入会申込書
・・・・・告 19
超高解像度撮影法による時系列ディーゼル噴霧計測
2009
年度第
・・・・・告 2 維持会員入会申込書
年度第 1 回理事会議事録
回理事会議事録 ・・・・・告
・・・・・告
2009 年度第
・・・・・告
5 会員名簿の訂正と変更届
会員名簿の訂正と変更届
・・・・・告
20
・・・ 丸林
直広,矢野
哲也,堀 司,千田 二郎,藤本
元・・・106
年度第 2 回理事会議事録
回理事会議事録
・・・・・告
・・・・・告
年度総会議事録
・・・・・告
2009 年度総会議事録
・・・・・告 9 投稿規定
投稿規定
・・・・・告 21
・・・・・告
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ILASS‐Asia
2010
・・・・・告 11 執筆要綱
執筆要綱
・・・・・告 23
会
告
・・・・・告
・・・・・告
入会申込書
・・・・・告26
11
11
会則・細則
・・・・・告
原稿割付見本
・・・・・告
編集後記
・・・・・告12
1 原稿割付見本
会則・細則
・・・・・告
・・・・・告
維持会員入会申込書
12
入会案内
・・・・・告
・・・・・告
入会案内
・・・・・告
原稿表紙
・・・・・告 29
第
7 回微粒化セミナー延期
・・・・・告14
1 原稿表紙
・・・・・告 13
維持会員入会案内
・・・・・告
維持会員入会案内
・・・・・告 15
第
20 回微粒化シンポジウム開催案内・・・告
2 会員名簿の訂正と変更届
投稿規定
・・・・・告 14
第 11 回写真コンテスト開催案内・・・・・告
4
表紙写真の説明
表紙写真の説明
執筆要綱
・・・・・告 16
会則・細則
・・・・・告 5
題目:液体噴射初期の発達過程大阪産業大学
題目:液体噴射初期の発達過程大阪産業大学
坂東幸輔氏,高城敏美先生,服部廣司先生,成宮
坂東幸輔氏,高城敏美先生,服部廣司先生,成宮
原稿割付見本
・・・・・告
19
入会案内
・・・・・告 7
喜久男先生
ご提供
喜久男先生 ご提供
・・・・・告 22
維持会員入会案内
・・・・・告 8 原稿表紙
32 MPa
右図は単円孔ノズルから雰囲気圧力 0.1MPa
0.1MPa の窒素中へ軽油をノズル開弁圧
MPa で噴射した場
右図は単円孔ノズルから雰囲気圧力
の窒素中へ軽油をノズル開弁圧 32
で噴射した場
合の実験写真である.噴射先端から細い液柱が伸びている様子が観察される.このような実験を公
合の実験写真である.噴射先端から細い液柱が伸びている様子が観察される.このような実験を公
表紙写真の説明
式に発表された例を筆者は知らない.では,どのようにしてそのような液柱が発せられるのだろう
式に発表された例を筆者は知らない.では,どのようにしてそのような液柱が発せられるのだろう
題目:液柱の分裂過程で見られる不思議なかたち
か,数値解析で調べてみた.
か,数値解析で調べてみた.
豊橋技術科学大学
鈴木 孝司先生、織田健太郎氏
ご提供
0.3 mm)は写真の上流
mm)は写真の上流 2
2 mm
mm
左図は同様の条件で数値解析を行った結果である.ノズル入口(内径
左図は同様の条件で数値解析を行った結果である.
ノズル入口(内径
0.3
円管ノズルから鉛直下向きに流出したマイクロバブルを含む液柱の分裂過程(長距離顕微鏡によ
の位置で,液の初期条件として平坦な速度分布を与えた.ノズルを出る頃には先端外周部から液が
の位置で,液の初期条件として平坦な速度分布を与えた.ノズルを出る頃には先端外周部から液が
り拡大して瞬間写真撮影)
.
伸び,さらに,中心部と外周部に分かれ,中心部へ伸びた液が衝突することによって,下流方向に
伸び,さらに,中心部と外周部に分かれ,中心部へ伸びた液が衝突することによって,下流方向に
マイクロバブルを含む液柱は,その分裂過程において液体の集積部につながる液糸が十分に細く
細い液柱が伸びるとともに,上流側にも細い液柱が伸びることが解った.また,外周部へと向かう
細い液柱が伸びるとともに,上流側にも細い液柱が伸びることが解った.また,外周部へと向かう
ならないうちに千切れることがある.このため通常の液 柱の分裂過程ではあまり見られないような
液が液滴となっている.
液が液滴となっている.
不思議な界面形状がしばしば観察される.ノズル内径は
10wt%エタノール水溶液,
2μm,
計算で予測するには,
空間刻みが軸方向,
半径方向ともに
計算で予測するには,特に工夫をしていない.
特に工夫をしていない.ただし,
ただし,1.26mm,液体は
空間刻みが軸方向,
半径方向ともに 2μm,
流量は
100cc/min,流出レイノルズ数は
1250.
1.0e-9
sec であり,比較的小さいと考えられる.
時間刻みが
であり,比較的小さいと考えられる.
時間刻みが
1.0e-9 sec
012