放射線ニュースNo.14-1(2012.12.17) - 飯能市

No.14
2012.12.17
編集発行:飯能市環境部環境緑水課放射線対策担当
電話:042-973-2111(内線 704) ファックス:042-971-2393
◎空間放射線量測定器の貸出を行っています。
市内に住所を有する方に、無料で空間放射線量測定器(環境放射線モニタ Radi PA-1000)をお貸ししてい
ます。貸出期間は2日間です。詳しくは環境緑水課までお電話下さい。
・予約受付 月~金曜日の午前8時30分~午後5時15分 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
◎食品等の放射性物質測定を行っています。
市内に住所を有する方に、無料で食品等の放射性物質測定を行っています。飯能市内及び、飯能市外で
自家消費用として生産したもの、または、譲り受けたものについてお申込みいただけます。
・測 定 日 火~金曜日
・測定品目 家庭菜園等の野菜類、自宅庭内の果樹の果物類、自宅敷地内の井戸水、
未給水地域の飲み水、またはそれらを譲り受けたもの
(スーパー、小売店等で購入した商品の測定はご遠慮願います。)
・予約受付 希望日の前日までに環境緑水課へ、電話または直接予約してください。
月~金曜日の午前8時30分~午後5時15分 (土、日、祝祭日、年末年始を除く)
◎放射線相談窓口を環境緑水課で設置しています。
放射線の測定や放射線の影響についての疑問など、お気軽にご相談ください。
◎お知らせ
①放射線ニュースを市ホームページでご覧頂けます。
市ホームページの緊急災害関連情報→原子力発電所の事故等に関する情報→放射線ニュース
②放射性物質等への対応(埼玉県)を市ホームページにリンクしました。
埼玉県がホームページで公表している情報です。
放射性物質等に関する最新情報、検査結果を掲載しています。ほぼ毎日更新しています。
市ホームページの緊急災害関連情報→埼玉県からのお知らせ(放射性物質等への対応)→放射性物質等
への対応(埼玉県からのお知らせ)
◎埼玉県ホームページ:放射性物質等への対応(12月11日更新)
放射性物質等に関する最新情報:関連県政ニュースより
・平成 24 年 11 月 21 日:国の調査において、滑川町産の原木シイタケから基準値を超える放射性セシウムが
検出されています。(厚生労働省から、滑川町内の農産物直売所で 11 月 11 日に販売されていた原木シイタケ
の買い上げ調査をした結果、基準値を超える 110 ㏃/㎏の放射性セシウムを検出したとの連絡がありました。県
では、当該原木シイタケの生産者に対して、直売所からの回収と出荷の自粛を要請しました。)
・平成 24 年 11 月 9 日:鳩山町のアカモミタケ(野生きのこ)から基準値を超える放射性セシウムが検出されて
います。(今回の調査で、鳩山町で採取された、森林内に自生するアカモミタケ3検体について分析を行った結
果、2検体から基準値を超える放射性セシウムが検出されました〈210 ㏃/㎏,210 ㏃/㎏〉。なお、鳩山町について
は、11 月 5 日に野生きのこの出荷の制限を指示しているため、鳩山町産の野生きのこは流通しておりません。)
・平成 24 年 11 月 5 日:鳩山町産の「野生きのこ」に対する国の出荷制限指示が出されています。(鳩山町産ア
カモミタケ1検体から、基準値を超える放射性セシウムが検出されたことで行われたものです〈140 ㏃/㎏〉。)
・平成 24 年 10 月 29 日:ときがわ町産の「野生きのこ」に対する国の出荷制限指示が出されています。(ときが
わ町産アカモミタケ 3 検体から、基準値を超える放射性セシウムが検出されたことで行われたものです〈210 ㏃/
㎏,210 ㏃/㎏,230 ㏃/㎏〉。)
・平成 24 年 10 月 23 日:秩父市で捕獲されたニホンジカの肉から基準値を超える放射性セシウムが検出され
ています。(秩父市浦山で捕獲されたニホンジカの肉から、基準値を上回る放射性セシウムが検出されました
〈820 ㏃/㎏〉。このため、ニホンジカの食肉を取り扱う事業者に対し、県下全域で捕獲されたニホンジカの食肉の
出荷・販売の自粛を要請します。また、近隣市町村を通じて住民に対し、ニホンジカの肉を食べないよう注意喚
起を行います。)
・平成 24 年 10 月 16 日:横瀬町産、皆野町産の「野生きのこ」に対する国の出荷制限指示が出されています。
(横瀬町産ウズハツ1検体と皆野町産サクラシメジ1検体から、基準値を超える放射性セシウムが検出されたこと
で行われたものです〈ウズハツ 240 ㏃/㎏〉〈サクラシメジ 110 ㏃/㎏〉。)
・平成 24 年 5 月 11 日:県内の天然ナマズから基準値を超える放射性セシウムが検出されています。
(河川〔吉川市の中川新川橋下流〕において採捕された天然ナマズ1検体から基準値を超える放射性セシウム
が検出されました<130 ㏃/㎏>。このため、当該水域を管轄する漁協に対し、天然ナマズの採捕の自粛を要請し
ました。また、流域市等を通じ、遊漁者に対して天然ナマズの遊漁及び天然ナマズを食用に供しないよう注意喚
起を行います。なお、養殖ナマズからは、基準値を超える放射性セシウムは検出されていません。)
①市施設の空間放射線量測定状況
調査場所
定期監視測定(調査日:12月5日)
測定値(μ ㏜/h)
調査地点
地表1cm
地表50cm
園庭中央
0.07
0.07
校庭中央
0.07
0.07
園庭中央
0.09
0.08
校庭中央
0.06
0.06
校庭中央
0.09
0.08
園庭中央
0.08
0.08
校庭中央
0.06
0.06
校庭中央
0.07
0.06
校庭中央
0.07
0.06
園庭中央
0.06
0.06
地表1m
0.07
0.06
0.08
0.06
0.08
0.07
0.05
0.06
0.07
0.06
八幡保育所
精明小学校
加治東保育所
美杉台小学校
南高麗小学校
第二区保育所
原市場小学校
名栗小学校
吾野中学校
東吾野保育所
測定値の評価・・・
地表 1cm 上においての測定値は、0.06~0.09μ Sv/h の範囲であり、1μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表 50cm 上においての測定値は、0.06~0.08μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表1m 上においての測定値は、0.05~0.08μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
◎飯能市の空間放射線量を把握するため毎月定期監視測定を行います。
保育所測定結果
調査日
調査場所
調査地点数
測定値(μ ㏜/h)
地表1cm
地表50cm
0.07~0.09
0.06~0.07
0.05~0.08
0.06~0.07
0.06~0.08
0.06~0.07
0.06~0.08
0.06~0.07
0.05~0.06
0.05~0.06
0.07~0.09
0.06~0.10
0.06~0.08
0.05~0.07
0.05~0.08
0.04~0.08
0.05~0.10
0.05~0.08
0.06~0.08
0.06~0.08
0.08~0.13
0.08~0.09
11 月 20 日
第一保育所
3
11 月 19 日
八幡保育所
3
11 月 27 日
第二区保育所
4
11 月 9 日
富士見保育所
4
11 月 28 日
浅間保育所
4
11 月 22 日
加治保育所
5
11 月 20 日
加治東保育所
5
11 月 27 日
美杉台保育所
3
11 月 29 日
吾野保育所
4
11 月 29 日
東吾野保育所
3
11 月 26 日
原市場保育所
4
測定値の評価・・・
地表 1cm 上においての測定値は、0.05~0.13μ Sv/h の範囲であり、1μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表 50cm 上においての測定値は、0.04~0.10μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
小・中学校等測定結果
調査日
調査場所
調査地点数
測定値(μ ㏜/h)
地表50cm
0.08~0.14
0.05~0.07
0.06~0.09
0.05~0.06
0.06~0.08
地表1cm
地表1m
11 月 29 日
飯能第二小学校
6
0.08~0.18
0.07~0.11
11 月 27 日
東吾野小学校
5
0.05~0.07
0.05~0.07
11 月 22 日
吾野小学校
5
0.05~0.12
0.06~0.09
11 月 28 日
西川小学校
5
0.05~0.07
0.05~0.06
11 月 26 日、27 日
吾野中学校
5
0.06~0.13
0.06~0.07
測定値の評価・・・
地表 1cm 上においての測定値は、0.05~0.18μ Sv/h の範囲であり、1μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表 50cm 上においての測定値は、0.05~0.14μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表1m 上においての測定値は、0.05~0.11μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
森のようちえんの測定結果
調査日
調査地区
調査地点数
測定値(μ ㏜/h)
地表1cm
地表50cm
11 月 29 日
森のようちえん
4
0.05~0.09
0.05~0.08
測定値の評価・・・
地表 1cm 上においての測定値は、0.05~0.09μ Sv/h の範囲であり、1μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
地表 50cm1m 上においての測定値は、0.05~0.08μ Sv/h の範囲であり、0.23μ Sv/h を超える箇所はありませんでした。
②市内産の食品等の放射性物質測定結果
1.測定方法
2.測定機器
3.測定時間
4.検体の容量
NaI(Tl)シンチレーション検出器によるガンマ線測定器
微量放射能測定装置 FNF-401(応用光研工業社)
1,000 秒/1 検体(一般食品) 4,000 秒/1検体(飲用水・お茶)
1L
放射性ヨウ素
放射性セシウム
検体
期間
測定品目
数
ヨウ素 131
セシウム 134 セシウム 137 全セシウム
里芋
1
不検出
不検出
不検出
―
11 月 21 日~
12 月 6 日測定分
白菜
1
不検出
不検出
不検出
―
「不検出」とは放射性物質が存在しない、又は検出限界値未満であることを示します。
なお、検出限界値は一般食品は各々10Bq/kg、飲料水・お茶は各々5Bq/kg です。
③学校・保育所給食の放射性物質の測定結果(平成24年11月27日~12月4日測定分)
1.測定方法
2.測定機器
3.測定時間
4.測定検体
NaI(Tl)シンチレーション検出器によるガンマ線測定器
食品放射能スクリーニングシステム AT1320A(ATOMTEX 社)
4,000 秒/1 検体
実際に児童・生徒に提供した給食を提供期間まとめたもの
給食食材単品検査
5.検体の容量 1L
施設名
学
校
施
設
保
育
施
設
加治東小学校
西川給食共同調理場
ねぎ(飯能第一小学校)
小松菜(飯能西中学校)
名栗給食共同調理場
原市場給食共同調理場
(白米)東吾野保育所
(白米)吾野保育所
ブロッコリー(食材)
みかん(食材)
鶏の挽肉(食材)
原市場保育所
放射性ヨウ素
放射性セシウム
ヨウ素131
セシウム134 セシウム137
H24.11.26~11.30 H24.12.4
不検出
不検出
不検出
H24.11.26~11.30 H24.12.4
不検出
不検出
不検出
H24.11.29
不検出
不検出
不検出
H24.11.29
不検出
不検出
不検出
H24.11.19~11.22 H24.11.27
不検出
不検出
不検出
H24.11.19~11.22 H24.11.27
不検出
不検出
不検出
H24.12.4
不検出
不検出
不検出
H24.12.4
不検出
不検出
不検出
H24.11.29
不検出
不検出
不検出
H24.11.29
不検出
不検出
不検出
H24.11.27
不検出
不検出
不検出
H24.11.19~11.22 H24.11.27
不検出
不検出
不検出
「不検出」とは放射性物質が存在しない、又は検出限界値未満であることを示します。
なお、検出限界値は各々10Bq/kg です。
給食提供期間
測定日
<参考>食品衛生法の規定に基づく食品の放射性物質に関する放射性セシウムの基準値
※数値はセシウム 134 とセシウム 137 の合計値です。
※一部の食品については経過措置を適用します。
ミネラルウォーター類(水のみを原料とする清涼飲料水)
飲料水
10Bq/kg
飲用茶(茶を原料とする清涼飲料水及び飲用に供する茶※1)
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和 26 年厚生省令第 52 号)第 2
牛乳
50Bq/kg
条第 1 項に規定する乳及び同条第 40 項に規定する乳飲料
乳児用食品
乳児の飲食に供することを目的として販売する食品
50Bq/kg
一般食品
上記以外の食品 ※2
100Bq/kg
※1 飲用に供する茶については、原材料の茶葉から浸出した状態に基準値を適用。
※2 乾しいたけ、乾燥わかめなど原材料を乾燥し、通常水戻しをして摂取する乾燥きのこ類、乾燥海藻類、乾燥魚
介類、乾燥野菜については、原材料の状態と水戻しを行った状態に基準値を適用。また、食用こめ油の原材料とな
る米ぬか及び食用植物油脂の原材料となる種子については、原材料から抽出した油脂に基準値を適用。