ファイル名:mogotti3.pdf サイズ:583.98 KB - 富津市

もごっち
ちいき
ひと
じ り つ し え ん
第3号
自立支援
きょうぎかい
≪事務局≫
協議会
だより
けんりようごぶかい
富津市社会福祉課障害者福祉係
相談支援センター天羽
かつやくちゅう
地域のあの人が権利擁護部会で活 躍 中 !!
けんりようごぶかい
ぶ かいいん
だんせい
じょせい
ねんれい
さまざま
しょくぎょう
た よ う
しんけん
権利擁護部会の部会員たちは、男 性 ・ 女 性 、 年 齢 も 様 々 な ら 職 業 も 多 様 。 真 剣 な
まな ざ
き
り
っ
くちもと
ひとこと ひとこと
たし
はな
眼 差 し 、 キリッ と し ま っ た 口元 、 一言 一言 を 確 か め な が ら 話 し て い る よ う な
くちょう
しょう
ひと
く
口調で、『 障 がいがあってもその人らしく、ともにいきいきと暮らせるまち』
め
ざ
か い ぎ
ひら
を目指して会議を開いています。
なに
オレ様に
よこせ
『け・ん・り・よ・う・ご』って何?
むずか
き
難 しそうに聞こえるかもしれま
あつ
ひと
おな
けっ
さま
せんが、それはここに集まってい
かんたん
る 人 た ち も 同 じ こ と 。 決 し て 簡単
わ
なことではありません。分かって
わ
しょう
しゃ
いるようで分からない。 障 がい者
け ん り よ う ご
け ん り
まも
の 権利擁護 ( 権利 を 守 る ) と は ど
ひと
ひと
たし
ういうことか、一つ一つ確かめな
はな
あ
私 の権利
なのに・・
・
い
わたし
け ん り よ う ご
権利擁護とひとことに言っても、
はな
はな
ひろ
ふか
うみ
あ
まえ
けんり
話せば話すほど、広くて深い海の
く
ようですが、当たり前のように暮
らしていけることに、どうも『け
ふか
それは、
がら話し合っています。
かか
んり』が深く関わっているようで
す
た
し ご と
たの
かね
あ
まえ
す。住むところや、食べること、仕事や、楽しみ、お金など、 当たり前であっ
たいせつ
だれ
うば
きず
かな
も
ひと
てほしい大切なことが、誰かに奪われてしまい、傷ついたり悲しんだり、ひと
くる
おも
いや
しょう
おな
り苦しい思いをすることは嫌ですよね。 障 がいを持っている人も、同じではな
ひと
ち い き
み ま も
み ま も
き
も
く
いですかね。どん な人も、地域で見守り見守られながら、 気持ちよく暮らせる。
ため
ひと
はな
あ
さ ん か
そんなまちづくりの為に、あなたのまちのあの人が話し合いに参加しています。
いま
わだい
今、話題の2つ
け ん り よ う ご ぶ か い
さいきんわだい
あ
権利擁護部会で最近話題に上がるのが
しょうがいしゃぎゃ くたいぼうしほう
せいねんこうけんせいど
『障害者虐待防止法』『成年後見制度』。
ぶ か い い ん
さくせい
べんきょうかい
かいさい
部会員でポスターの作成や、勉強会を開催して
しょうさい
めん
らん
います。ポスターの詳細は3面をご覧ください。
地域作業所和楽
小池
光徳
就労支援部会
就労支援部会では、4月から部会員約半数が新たに着任しスタートするこ
ととなりました。まず、富津市の障がい者の方々がどのように働いているの
かを実際に見学することから始め、知的・精神障がいを対象とした事業所を
2カ所訪問しています。
今後の予定としては、昨年実施した企業を対象とした説明会を、平成25
年11月19日、13:30∼富津市役所502、503会議室で行うこと
を計画しています。障がい者雇用を積極的に実施している企業からの生の声
を聞くことで、障がい者雇用が企業に定着していくための機会になればと考
えています。また、障がい者がこれだけ働くことができているということを
確認できる場としたいです。多くの企業の方々の参加をお待ちしています。
望みの門新生舎 森 和浩
地域生活支援部会
地域生活支援部会には、
「ワーキンググループ地域生活支援事業」という
小部会があります。この小部会は 法律や制度等の社会資源に特化した調
査・研究を行い、判りやすく使いやすい制度提案をします。
期間限定でメールアドレスを設け、制度についての疑問や、改善案等のご
意見を伺いたいと思います。皆様の貴重なご意見をお聞かせ下さい。
(25 年 12 月末締め切り)
メールアドレス [email protected]
QRコード
※携帯電話の場合は、右のQRコードをご利用下さい。
ハイジの丘 小澤 克次
子ども部会
子ども部会は三つのワーキンググループ(小部会)で活動しています。
ワーキング A ライフサポートファイル「すこやか」をご存知ですか。平成24年 4 月以
降に富津市で出生した児童の保護者全員、又は富津市在住の児童の保護者で希望された場合
に配布しています。このファイルは母子手帳とは異なり、子育ての記録を成人してからも活
用できるよう、便利で継続して使えるファイルとして作成しています。現在は、保護者や医
療・専門機関への周知と、有効活用の検討に取り組んでいます。
ワーキング B 発達障がいをもつ児童を育てている保護者たちが相談役となり(「ペアレ
ントメンター」と言います)、
「今」発達障がいのある子育てで悩んでいる保護者たちが、日
ごろの悩みを出し合い解決の糸口を見つけるという活動を行っています。毎月第 2 火曜日の
午前に市役所で行っていますので、参加を希望される方は社会福祉課までご連絡ください。
ワーキング C 支援する側の学びと支援の質の向上を目指した勉強会の企画をします。8
月10日には、「保護者・指導者・支援者のためのスキルアップ講座」を開催し、午前13
8名、午後135名、全体で193名が参加しました。
和光保育園 鈴木 千鶴子
とくしゅう
け ん り よ う ご ぶか い
特集 権利擁護部会
けんりようごぶかい
しょう
しゃ
権利擁護部会で、障 がい者
ぎゃくたい ぼ う し
しゅうち
もくてき
虐 待 防止 の周知 を目的 とし
つく
たポスターを作りました。
わたし
このポスターで、私 たちが
ちいき
みな
いっしょ
かんが
つた
地域 の 皆 さ ん に お 伝 え し 、
おも
一緒 に 考 えてほしいと思 っ
たことは、
ぎゃくたい
お
① 虐 待 はどこでも起きる
かのうせい
可能性があること。
ぎゃくたい
ひと
② 虐 待 をする人も・される
ひと
そうだん
くる
人 も、相談 できず苦 しみ
なや
かか
す
や悩 みを抱 えて過 ごして
いるかもしれないこと。
しょう
しゃ
せいかつ
かんしん
③ 障 が い 者 の 生活 に 関心
も
を持ってほしいこと。
障害者虐待防止法
平成24年10月から
施行された「虐待される
人」
「虐待してしまう人」
の両方を救うための法
律です。
です。
すこ
障害者虐待相談窓口
【平日 8 時30分∼17時15分】
【市役所閉庁時】
富津市役所 社会福祉課 君津ふくしネット
TEL:0439
80
1260
TEL:0439
27
1482
FAX:0439
80
1355
FAX:0439
88
1481
富津市障害者自立支援協議会<権利擁護部会>
き
ゆ う き
すく
ひと
「ほんの少しの気づきと勇気で、救われる人がいます。」
ふ っ つ し
ぎゃくたい
なや
富津市 では 虐 待 をしてしまいそうで悩 ん
ひと
ぎゃくたい
じぶん
こうい
ぎゃくたい
(自分 の)行為 が 虐 待 にあたるんじゃない
なや
ひと
しょう
しゃ
ぎゃくたい
でいる人、虐 待 をしてしま
かと悩んでいる人など、 障 がい者の 虐 待
っているがどうしていいの
について誰もが、相談しやすい環 境 づくり
ひと
だれ
かわからない人、誰かの
だれ
そうだん
かんきょう
つと
に努めています。
豊岡光生園 菊地 淳一
そ
の
他 お知らせ
の コ ー
ナ
ー
障害者虐待防止法については、国・地方公共団体・障がい者福祉施設従事者・使用者等
に障がい者虐待の防止等のための責務を課すだけでなく、障がい者虐待を受けたと思われ
る障がい者を発見したものに対する通報義務を課すなどとしています。
そのため、一般市民の方でも、障がい者虐待を発見(疑いを含む)した場合には、富津
市役所社会福祉課へ、市役所閉庁時には中核地域生活支援センター君津ふくしネットへご
連絡ください。もちろん相談された方の個人情報は厳重に管理し、秘密にしますのでご安
心ください。
もしかしたら・・・と感じたら、まずはご連絡を!
富津市社会福祉課
石井 大輔
相談機関
○市内に所在する相談機関を紹介します。以下の機関では障がい児・者福祉に関する様々な相談をお聞き
しています。お気軽にご相談ください。
中核地域生活支援センター
君津ふくしネット
〒293-0012 富津市青木 2-16-14
TEL 0439-27-1482 FAX0439-88-1481
相談支援センター天羽
〒299-1742 富津市豊岡 3535-1
TEL 0439-68-1833
FAX 0439-68-1722
TEL 0439-27-0773
FAX 0439-88-1028
TEL 0439-88-2080
FAX 0439-88-1020
TEL 0439-80-1260
FAX 0439-80-1355
シェーネ・ルフトアウストゥッシュ
〒293-0001 富津市大堀 1-8-4
相談支援事業所クラッセン
〒293-0024 富津市篠部 1457
富津市社会福祉課障害者福祉係
〒293-8506 富津市下飯野 2443
≪後記≫
障害者虐待防止法が施行され1年が過ぎようとしています。権利擁護部会では「虐待に関る
通報を増やしてもらおう」ではなく「虐待を起こさせない周知」を目標設定にしたことを思い
出します。また、権利擁護部会では「権利擁護」を、子どもでもわかる平易な言葉や表現に変
えて、身近なものにしていくことを目標の1つとしています。とても難しい課題ですが、増え
てきた仲間や輪を駆使して、今後も取り組んでいきたいと思います。
そしていつの日か、権利「擁護」なんてわざわざ意識しなくても済む日が来れば良いなと考
えています。
相談支援センター天羽 大森 匠