第33回東日本中学生ラグビーフットボール大会の結果とレポートを掲載

第33回東日本中学生ラグビーフットボール大会(ラグビースクールの部)
東北北海道リージョナルリーグ(1st ステージ)試合結果
<第1試合>
岩手県 RS 選抜 54対0 北東北 RS 選抜
<第2試合>
北海道 RS 選抜 7対29 岩手県 RS 選抜
<第3試合>
北海道 RS 選抜 48対0 北東北 RS 選抜
《
第1位
岩手県スクール選抜
第2位
北海道スクール選抜
第3位
北東北スクール選抜
10 月 20 日 函館市根崎ラグビー場 》
ゲームレポート
大会当日の天候は曇りで今にも雨が落ちそうな気配、また強風が吹き荒れる中での試合開始となっ
た。
第 1 試合は岩手県スクール選抜と北東北スクール選抜の試合となった。試合開始より岩手県はキ
ックを有効に使いながら北東北の背後を攻めて得点を重ねていった。後半に入っても岩手県の攻撃
は緩むことなく、風下自陣からもBK展開力を生かして得点を積み上げていき、結果 54-0 で岩手
県の勝利となった。
第 2 試合は北海道スクール選抜と岩手県スクール選抜の試合となった。前半風下に立った北海道
は自陣エリアでの展開が続き、厳しい試合立ち上がりとなった。開始からマイボールのセットプレ
ーミスにより敵ボールとなってしまう悪循環で、岩手に 3 連続トライを許し前半終了。後半開始か
ら自陣ゴール前で 10 フェイズ以上耐えたものの追加点を許してしまい後がなくなった北海道であっ
たが、10 分に敵陣 5mスクラムからサイドアタック→オープンに展開しSO廣瀬のカットインでト
ライを奪った。しかし時すでに遅く、7-29 にて初戦を落としてしまった。
第 3 試合は北東北スクール選抜との試合となった。一試合を終えてチーム全体のまとまりが強く
なった北海道は試合開始から猛攻を仕掛ける。第 1 試合の失敗を修正し、セットからのサインプレ
ーがうまく決まりだしたことから良いテンポが生まれ、4 トライを上げ 26-0 にて前半終了。後
半、風上に立った北海道はキックを有効に使い常に敵陣にて展開する試合運びとなり、FW・BK
ともそれぞれの持ち味を発揮し始め 4 トライを奪い 48-0 にて試合終了。結果、1勝 1 敗となり 1
stステージは第 2 位での通過となった。
2013 年度北海道スクール選抜は 2 年生が多い若いチームとなった。8 月末のセレクション合宿か
ら全体練習を重ねるたびに成長していくチームは、今大会でもゲームごとに成長していることがわ
かる。2ndステージまでの3週間で課題を整理し、最終合宿を行い更なる成長を遂げ、プレートト
ーナメントを勝ち抜き、昨年逃した全国出場を奪い返したいと考える。
北海道中学生スクール選抜
ヘッドコーチ
小柴 大地