Ac血ia 13 : 13-19 (March Bulletl'n of Manazunl Faculty of Educatllon 2000) Man'ne and LBbomtory Human foI'Scl'ence Scl'ences, Educatl'on, Yoko17ama Natllonal Unl'vemty 小笠原諸島父島沿岸から採集された環形動物 栄二郎・花房 西 Preliminary h・om the annelids on report 啓 Ogasawara Chichijima, islands, Japan. Eijiroh Nishi & Kei Hanafusa Ogasawara Abstract. known are from of 23 families worms were were also islands the islands, collected collected 栄二郎: 〒259-0202 西 花房 啓: 〒151-0062 show and during among unique we added summer the coral marine fauna here 10 newly in 1999 at colonies, and some are recorded supralittral, Taxonomy in the endemic polychaete intertidal, and and to of Over some 30 polychaetous slpunCulans皿d representative species 神奈川県真鶴町岩61横浜国立大学教育人間科学部附属理科教育実習施設<区∃: 東京都渋谷区代々木町30-13 小笠原諸島の海洋生物については,数多くの 報告がなされている。林皮動物やサンゴ類につ プレック研究所< hanafusa@tky. prec. annelids rmirty-seven species. Some water. shallow ecology islands. 1 oligochaete are species nemertenian shortly noted. ac. enishi@ynu. き,そのラインに沿って10-20mごとに約1mX lmの範囲内の多毛類を主にスコップを用いて いては,小笠原国有の種も見い出されており,底 採集した。両地域ともにサンゴ砂の潮上帯から 生動物の中で種数,個体数ともに多い多毛類に 砂泥域にかわり,サンゴと岩の混在する浅海- ついてもわずかながら報告されている(例えば と移り変わっていた。ブタ海岸においては潮干 ooishi 1968)。しかし,幾つかの特定分類群に関 帯のタイドプールにおいて採集を行った。 してのものがほとんどで,環形動物相全体を 各調査地点の概況は以下の通りである。 扱った報告は皆無である。そこで,広範囲にわ 小港海岸。 1 No. :砂の粒径1-3mm,満潮 たる採集にもとづき,環形動物相の概要を把握 時に高潮線付近で採集。漂着した海藻が見られ するために,父島沿岸で調査を行った。同時に る。 No. 2 これまで報告されている種のリストアップを :砂と磯が混在する。低潮線付近で 干潮時に採集した。 No. 3 :水深約3m,砂と 行った。さらに同時に出現したホソムシ類等も 泥が混在する。潜水し,砂泥を採集した。 含めて海底の環境を特徴づけると思われる数種 4 (分類群)を選択し,その分布と生態について概 ンゴの死殻が見られる。 説した。今後の調査の過程で,これら代表種(分 ンゴと岩礁が点在する。砂泥を採集し,多毛類 類群)の消長が海底環境の変貌を物語る可能性 を選び出した。タイドプール:沖に向かって右 についても記した。 側のタイドプールにて採集,最大水深約50cm。 :水深約3m,サンゴと岩礁が混在する。サ 中海岸。 採集地と方法 小笠原諸島父島沿岸のブタ海岸,小港海岸,中 海岸の3箇所で行った(図1)。採集は1999年7 jp>, jp> co. 採集。 No. で採集。 No. No. 2 1 5:水深約3m,サ No. :底質は細砂,高潮線付近で :底質は砂,干潮時に低潮線付近 3:水深約2m,底質は砂と泥,ま れに岩盤が見られる。 No. 4 :水深約3-4m, 月10日から16日にかけて行われた。小港海岸と サンゴと岩礁が点在する。砂と磯を採集し,多 中海岸においては潮上帯からトランセクトを引 毛類などを選別した。 No. 5 :水深約7m,サ No. 14 西 栄二郎・花房 啓 ンゴと岩礁が点在する。砂や磯,サンゴの死殻 カイの仲間はオガサワラナガオカンムリゴカイ を採集した。 とハナカンムリゴカイ属の1種が1例だけ知ら No. 5 :水深約6m,サンゴと岩 礁が点在する。細砂が多く,濁りがある.タイ ドプール:中海岸両端のタイドプール,最大水 深約20cm。 れている。オガサワラナガオカンムリゴカイは, この科に特徴的な礁構造,または帯状分布を示 し,国内では小笠原のみで知られている。同様 採集は棲管とともに体長1cm以上の個体をす にオガサワラウロコムシも現在小笠原で1個体 べて肉眼で選びだした。採集した試料は10%海 のみ採集されている。多毛類の調査は,日本全 水ホルマリンで固定し,数日後に70%アルコー 国で行われているが,不十分な点も多く,また 今回調査した標本類はすべて ルに移しかえたo 種までの同定が困難なことから,わずかな地域 千葉県立中央博物館分館海の博物館(千葉県勝 でのみ多毛類相が明らかにされているにすぎな 浦市)に登録保管されている(カタログコード い。それゆえ小笠原の多毛類相の特徴を論じる はCMNH-ZW) ことは難しいが,幾つかの種の模式産地である 0 ことと(たとえばハナカンムリゴカイ属の1種 LJgdaml's curvatus Johanssonやカンザシゴカイ科 の激種),オガサワラナガオカンムリなどの特異 な種が多産する地域であることは断定できる。 採集・同定結果 採集された試料は,棲管だけであったり,体 の断片だけであるものも多く,属まで,または 科レベルの同定にとどめたものも多い。計23科 37種が得られた(表2)。表2の中の調査地点は Kは小港海岸, Nは中海岸, 応し,数字はコドラート番号を, Bはブタ海岸に対 A-Cはサンプ ル番号を示す。例;KIC,小港海岸コドラート No. 1 (調査地点の概況は上記の調査地と方法を 参照)サンプルC。 各採集地の多毛類・貧毛類相 中海岸においては,潮上帯にイソミミズが見 出され,海藻や海草の打ち上げがあることが予 想できる。小型のスピオ科の1種やスナタバム シなど砂泥地域に見出される砂粒や泥で棲管を 図1 小笠原諸島父島(A)と調査地概要, B一小港海岸, C-中海岸, K一小港海岸, n一中海岸, u-ブタ海 岸, B, Cの斜線部分はサンゴの分布域を,図中 の数字は調査地点を示す。 つくる種が多く見出された。 小港海岸においては,タイドプールに多くの 棲管をつくる種が見出された。潮下帯以深では 砂泥地域に分布するイソタマシキゴカイやスゴ 結 果 カイイソメが出現し,サンゴ塊に多いイバラカ これまで報告された多毛類 ンザシやカンザシゴカイ類,穿孔性のイソメ類 これまで報告された種は表1に示すように8 科35種である。これらのうち, 4種については 小笠原のみから知られている。特にカンムリゴ などが多く見出された。 ブタ海岸のタイドプールからは石灰質の棲管 をつくるヤッコカンザシが多く見出された。 小笠原諸島父島沿岸の多毛類と貧毛類 指標種の選択とその生態の概説 イソタマシキゴカイ(タマシキゴカイ科) 海洋環境における環境の変遷を探る際に,幾 つかの生物種をモニタリングし,その個体数の 変化や消長を調べる手法は広く行われている。 有機物汚染の進行に伴うベントス相の変化や環 体長3-10cm,鯉は13対,砂地や泥地にU字 状の孔を掘り,底表面の泥や砂を取り込み,そ の中の有機物を摂取する。 海底表面の砂や泥を海底下まで移動させ,ま 境要因との関連については多くの研究例がある た孔を掘ることで海底の砂泥を横枠する役割を (pearson もった重要種である。海のミミズともいえる存 & Rosenberg, 1978 ; Diaz 良 Rosenberg, 1995)。多毛類に関して日本では菊池(1982),風 在で,タマシキゴカイ類が分布する場所では,嫌 呂田(1985),林(1986),秋本(1996)などの 気層が深くなる。この種の分布域では,海底表 研究例がある。今回出現した種に関しては, 面が柔らかく,常に耕されていることを意味し, pearson&Rosenberg (1978)に挙げられている有 汚濁域が広がるような場所では生きることがで 機汚濁指標種は出現していない。多毛類は甲殻 きないデリケートな種である。モニタリングに 類や貝類と比較して環境の指標性として,劣っ よってみられなくなる,ということは,海底に ているという指摘もあるが,現在分類体系の確 異変が起こり,タマシキゴカイが耕すことがで 立が遅れていることもあり,多毛類各種の分布 きなくなったことを示すものと思われる。魚等 は厳密なレベルで,環境との対応を特定できる に大量に食べられて少なくなることは考えにく ようになる可能性がある(林, い。 1991)。小笠原近 海の,特に今回調査した3地点においては良好 な生物相が確認され,有機汚濁種も出現しな スナタバムシ(ツバサゴカイ科) かったが,今後も定期的に調査をくり返すこと 体長3-5ミリ,砂粒で棲管を作り,群居す で,特に環境の指標となる多毛類を中心に調べ ることが多い。転石のあるところや広い砂泥地 ることで,環境の変化を示す精度の高いモニタ に分布,潮下帯から浅海の海底表面に棲管の口 リングが可能になると思われる。以下に幾つか 部のみを露出する。頭部にある触手で海底表面 の指標種となりうる種または分類群を選定し, の堆積物を取り込んだり,棲管中に海水を取り その生態を概説した。各分類群が各生息環境の 込みその中の有機物やプランクトンを摂取す 状態を表す種としてモニタリングすることが妥 る。 当であるか,その可能性についてもコメントし た。 緩やかな流れのある場所に多く,堆積物や沈 殿物の多い場所には分布しない傾向がある。砂 地・砂泥地にはごくふつうの種類であり,濁り イソミミズ(フトミミズ科) 体長5-10cm,第12-17体節に環帯をもつ。潮 がある,流れが変わった,等の環境の変化を予 想するのに有用である可能性がある。 間帯の打ち上げられた海藻や海草の間にみられ る。温帯から亜熱帯に分布する。潮間帯にある オガサワラナガオカンムリゴカイ(カンムリゴ 程度の量の打ち上げがあれば,ほぼ確実に採集 カイ科) できる種であり,その個体数の変動は利用でき 体長5-10cm,潮間帯から潮下帯まで分布す る打ち上げ植物の枯死体の量に依存すると考え る。砂粒で棲管をつくり,終生その中で暮らす。 られる。この種の変動を季節ごと,月ごとにモ 1999年に記載され,現在のところ小笠原諸島か ニタリングすることによって潮間帯-の海藻や 海草の供給が予想でき,アマモ等の水産上重要 らのみ知られている。 な海草の間接的なモニタリングにも結びつく可 にめだった存在である。ヤッコカンザシの帯と 能性がある。 ほぼ同じ潮位にみられるが,まれに転石の下や 潮間帯下部に特異的な分布帯をつくり,非常 タイドプール,死サンゴの骨格上にも分布する。 15 西 16 栄二郎・花房 生きたサンゴに埋在することもある。固着する 啓 イバラカンザシ(カンザシゴカイ科) 場所があればさほど分布域がかわることはない 体長5-10cm,生きたサンゴに埋在すること と思われるが,流れの無い場所や濁った場所で が多いが,まれに死んだサンゴにも固着してい は個体数が少なくなる可能性がある。 ることがある。濁りのある場所では数が少なく, 生きたサンゴの分布域内でのみ大型の個体が観 察できる。大型の個体がみられるということは, ヤッコカンザシ(カンザシゴカイ科) 体長2-51Ⅷ,潮間帯に大量に分布する普通 サンゴが健康であることを意味し,小型の個体 種である。石灰質の殻を作り,終生その中で暮 がみられるということは,生きたサンゴを選択 らす。上記のオガサワラナガオカンムリゴカイ して定着するこの種の好む生きたサンゴが確実 と同様,濁りのある場所ではその数を減らして に分布していることを示している。岩盤に固着 いく可能性がある。 する個体とサンゴに固着する個体を分けてモニ タリングすることができれば,サンゴの健康状 表1.小笠原から記録されている多毛類。 Table l・ Polychaetous 科 ウミケムシ科 annelids the Ogasawara recorded丘・om 種 EuTythoe complanata 用eTeCaldl'a サシバゴカイ科 Sphaemdoce Ooishi, 1968 0oishi, 1968 sp. CezdclneTel's クマドリゴカイ sp. Med1'oantenna cla vBta bonl'nensl's Pomatolel'os kTlauSSll tus SplrobTanCh PT10tula us coml'cula tubulaIIIa caeca Vem71'1)'opsIS l'nfundl'bulum Velml'll'opsl's la vl'a ta ヤッコカンザシ イバラカンザシ ナガレカンザシ ドングリカンザシ 1968 0oishi, 1968 0oishi, 1968 0oishi, 1968 1968 Nishi 皮 Tachikawa, 1999 Nishi & 1998 Tachikawa, Imaj Imaj Imaj lmaj ma, 1977 ma, 1977 ma, 1977 ma, 1977 I ma, ma, 1977 maJ: 1977 watsonl' Ima] Seq,ula vem]1-culaIll's Imaj lmaj ma, lmaj ma, lmaj ma, lmaj ma, lmaj maョ lmaj ma, lmaj ma, Imaj ma, 1977 Imaj ma. 1976 Ima]1ma, 1976 ImaJlma, 1976 Me ta ma, thophom velml'll'a acan Meta veml'll'a sp∫cata Meta veml'll'a 1'nHa ta Poma [ostegus + stella (us SpII10branch us Spl'TObTanCh us HydTO)'des Hyhc)1des HydTOIdes polytTema la tl'scapus elegans longlSPlnOSa HydTOl'des exaltata fusl'cola Salmacl'na dystez'1' Spl'robanchus Placostegus シライトゴカイ IJygdaml's gl'aldl' bonl'nensl's 0oishi, cystl'colum 1977 1977 1977 1977 1977 1977 西, 1995 Johansson, cf 1977 西, 1995 tetracerDS tn'dentatus cuTVatuS Myzostoml'um 1977 西, 1995 Lygdaml's 1danthyTSuS スイクチムシ科 1968 0oishi, SeTPula tTl'coml's CTTuCliezla カンムリゴカイ科 0oishi, 0oishi, coccl'nea Hololepl-della カンザシゴカイ科 ハナオレウミケムシ madel'Idl'ceps PeI・1'neTel's cultTl'R?a Eunl'ce 著者,発表年 quadTatl'ceps Anal'tl'des イソメ科 ウロコムシ科 和名 sLr・1'ata myllodoce ゴカイ科 lslands. オガサワラナガオカンムリ Nishi 1922 1968 & Jagersten, Kirtley, 1937 1999 小笠原諸島父島沿岸の多毛類と貧毛類 態を間接的に調べることができる可能性があ 17 上記のうち,小笠原からのみ知られているの る。 はオガサワラナガオカンムリゴカイのみで,他 はすべて温帯-亜熱帯域から記録されているも スゴカイイソメ(ナナティソメ科) のばかりである。オガサワラナガオカンムリゴ 本州温帯域の干潟に多産する,砂粒や海藻な カイが固有種であるかどラかは今後の調査を待 どで巣をつくる大形の多毛類である。比較的流 つ必要があるが,小笠原の浅海を代表するゴカ れのある場所に多く見られる。汚泥域では出現 イ類であることは間違いない。モニタリングす しない。海底が砂質でも泥質でも,磯底でも出 る際にも重要視されてしかるべきであろう。釣 現するため,海底の環境変化の指標にはならな り餌やこませとしての乱獲等がなく,固着する いが,水質の変化の目安になる可能性がある。 場所が確保されれば個体数の急激な減少はない と思われる(釣り人による潮間帯の貝類の乱獲 イソメ類とホシムシ類 は岩崎(1999)に詳しい)。ヤッコカンザシのよ うに護岸やテトラポッドなどの人工物でも固着 2-3種混在するが,サンゴの骨格に孔をあ けるイソメ類やタテホシムシ類,サメハダホシ することができれば,沿岸の環!亮変化にもある ムシ,カブトホシムシ類がみられる。これら穿 程度は耐えられるであろう。今回採集された中 孔性の種の個体数が多いということは,サンゴ で,他にもまだ同定されていない分類群がある の骨格がもろくなっている可能性もあるので, が,皆小型で虫体が完全でない場合が多く,種 モニタリングの際は数と種類(穿孔性かそうで までの同定が困難であること,個体数がさほど ないか)を記録していく必要がある。 多くないことを考えると,今回のサンプルに関 しては,他の種が指標種として使用できる可能 性は低いと思われる。 これらの8分類群は,みな複数の地点にまた がって分布し,かつ複数個体得られている。サ 結 シバゴカイ類やウミケムシ類のように移動性が 高い種は採集されるのがランダムである可能性 論 今回採集された環形動物試料から,少なくと があるため,除外した。棲管をつくる種,また も調査した地点に関しては,日本の他の地域と は孔をあけてその中に棲む種は,棲管ごと,ま 比較しても多様性が高いといえる。沖縄から奄 たは孔を含む生息場所(サンゴの骨格など)ご 美近海の亜熱帯海域に近い種群が得られてお と採集できるため,モニタリングには都合がよ り,幾つかの固有種と考えられる種も見い出さ れた。まだ調査が十分だとは思えないが,今後 い。 上記の種や分類群はみな短命で,唯一イバラ カンザシが5年以上, とが知られている(Nis九i モニタリングを継続し,また他の地域の環形動 物相も比較に耐えうるほどのデータ収集を行う 10年程度の寿命を持つこ &Nisbihira, 1996,1999) 0 ことで,小笠原諸島における特異性の解明が可 オガサワラナガオカンムリゴカイも数年生きる 能であろう。貝類や魚類,サンゴ類など,美麗 可能性があり,沖縄に分布する近似種ウチナ- で身近な分類群では,存在価値がクローズアッ カンムリゴカイは6-7年程度の寿命であるこ プされることが多く,調査の意義も大きい。し とがわかっている(Nishi & Nisbihira, 1999)。短 かし実際には多毛類など,種数も個体数も多い, 命な種は1-2年でその分布域を大きく変える 海洋環境の重要な構成員である分類群にも「環 可能性があるため,単一の種の消長や個体数の 境を特徴付ける役割」をになってもらう必要性 変動,分布域の変化だけでは環境の変化を象徴 が生じているはずである。今回のような調査が するとは考えにくい。複数のケースを総合して 継続して行われることを望みたい。 環境の変化を予想・追跡する必要がある。 西 18 栄二郎・花房 啓 表2.小笠原諸島父島沿岸から採集された多毛類と貧毛類,ホシムシ類,ヒモムシ類 学名 調査地点K…三言書芸冨書芸冨冨書芸冨三富冨冨 タマシキゴカイ科 AbaTenl'cola pac1'Ii'ca ウミケムシ科 Euz-ythoe complanata Amf警籾・ Iphl'oDe muI.1-cata イトゴカイ科 Notomas(us sp・ Capitellidae sp, ナナティソメ科 DIopatTa SugOkal'Izuka :I"]I:'./.-∫:ト′'l I/I-Ill:IJtl:i]II'I.I 2 LumbTl-DeI-1's sp. Lu写警告守雪'*spj科 2 Cirratulidae sp. サシバゴカイ科 ? 1 sp・ sF;er}o窟e Lysl'dl'ce sp・ 2 Eu;cid等為イ科 Owenl'a 2 hlSIfc)Iml's タマグシフサゴカイ科 sabillide)s芽・ Glycera tcsselata Glycera bye V1-cl-ImS カンムリゴカイ科 Ldan thyTSuS bonl'DeDSIs タケフシゴカイ科 3 1ィ科 Ma15d/aSa旨s3 Mesochaetopten]s 1 u [us ml'n 20 10 SP・ myi!o*chjae;40PtemS "e;ei舞sB.ゴカイ科 Bhawan)'a goode1' オフエリアゴカイ科 AI'maDdl'a sp・ 1 opBe㌍買畏ヵィ類 Pc)ma 2 tolel-oskJlaUSSli' Salmacl'na jysten' SpI[oba皿Chus Seq)ula 111 1 cf・ GOml'culatus 1 1 sp. 2 seT%d)aeLSrl科 Notaulaux sp・ Sabellidae sp, 2 1 ノラリウロコムシ科 sigAligonid等茄科 5 spi3ni;d写Bpj科 Terebellidae polychaete sp. worm 貧毛綱フトミ Pop todTl'1us lfr実箭 Lsush1'mensl's ma 5 2 2 1 1 1 2 2 5 1 10 ホシムシ類 mascolosoma sp. scolops mascolosoma LIthacroslj,hopsp・ Sipunculida sp. ヒモムシ類 5 3 19 小笠原諸島父島沿岸の多毛類と賃毛類 謝 辞 fuI'Zoologl'e, 智雄氏,池谷 採集にあたりプレック研究所の永翁 徹氏,大浜 晃一氏,橋口 志文fE,磯崎 笠原海洋センターの稲葉 菊池 年光氏,小 Stockfom] 泰二. (2),11111 1982.海域における富栄養化と底棲生物 の指標性.水産学シリーズ43.沿岸海域の富栄養化 慎研究員には採集にあた 84-100. と生物指標, 西 り,お世話になった。 15 1995. 栄二郎. ′ト笠原諸島父島から採集されたカ 37, ンザシゴカイ科の多毛類について.南紀生物 引用文献 秋本 137-138. Nishi, 泰. 1996.横浜市沿岸域の底生動物相。横浜の 川と海の生物(第7報・海域編).横浜市環境保全局 (環境保全資料No. Diaz, a R. ∫. & Rosenberg, of benthic sponses Bl'ology, Annual 1995. 33, Revl'ew Nishi, behavioural the and Oceanography macrofauna・ re- Man'ne and 2451303 勇夫. 1986.若狭湾海域内湾部のマクロベントス 林 勇夫. 利夫. 風呂田 77, 454-457. M, Imajima, Japan・ Museum, M. Imajima, collected G. Johanson, from (ZoologJ),2 (4),229-248, Serpulidae 1999 (Annelida, Polychaeta) Scl'ence Museum 10, 891111. 1937. Japan mach Zoologl'29A K Japan, E. 1922. the band M. to Bonin Prof. Yon den und Dr・ E. Bonin-Insln 1914・ 良 H. an with On some Islands new and tubicolous the A山arctic. annelids Az:kl'v Nisbi, longevity 65, of IIl'stwy age of estimation from glganteuS the host El'shezLIes Scl'eDCe E. & H. Use of infauna 1998. A Japan. Ooishi, Natuza[ Ogasawara S. 1968. 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