水 試 だ よ り 第 304 号 お よ び 中 間 育 成 技 術 の 向 上 を 会 は 、 オ ニ オ コ ゼ の 種 苗 生 産 な 討 議 が 行 わ れ た 。 こ の 研 究 総 勢 三 十 二 名 が 参 加 し て 活 発 れ 、 西 日 本 か ら 二 十 四 機 関 、 ゼ 研 究 会 が 岡 山 市 で 開 催 さ 去 る 十 一 月 十 一 、 十 二 日 の 二 日 に わ た っ て 第 三 回 オ ニ オ コ 力 し て い く こ と と な っ た 。 と が 決 定 さ れ 、 各 機 関 で 連 絡 試 験 等 を 行 っ て 解 決 に 向 け て 努 た 。 初 期 へ い 死 に つ い て は 来 年 度 も 引 き 続 き 集 中 討 議 す る こ 初 期 へ い 死 問 題 の 複 雑 さ を 浮 き 彫 り に し て い て 興 味 深 か っ で は な い 、 と 相 反 す る 結 論 で あ っ た が 、 そ の こ と が か え っ て た 。 初 期 へ い 死 の 原 因 は 、 伯 方 島 が 卵 質 と し 、 長 崎 県 は 卵 質 安 定 に さ せ て い る 最 も 大 き な 要 因 で あ る こ と が 再 確 認 さ れ 研究会に参加した担当者達 は 総 ゼ 生 ロ 産 か 数 ら 百 六 十 十 七 八.万 尾 五 、 % 生 の 残 幅 率 っ た 。 そ れ に よ る と 本 年 度 は 、 : キ ー ワ ー ド オ ニ オ コ ゼ 、 研 究 会 、 初 期 へ ︵ い 栽 死 培 漁 業 セ ン タ ー ︶ 各 機 関 の 生 産 結 果 の 報 告 が あ 議 の 幹 事 県 で あ る 岡 山 県 か ら 供 が な さ れ た 。 ま ず 最 初 に 会 報 告 の 後 、 五 機 関 か ら 話 題 提 あ り 、 各 機 関 か ら 生 産 結 果 の 図 る た め に 設 立 さ れ た も の で や っ て く る も の と 確 信 し て 研 究 会 は 無 事 終 了 し た 。 の 高 い 種 苗 が 多 く 生 産 さ れ て 放 流 さ れ る 日 が 必 ず 近 い 将 来 に 動 を 通 し て オ ニ オ コ ゼ の 種 苗 生 産 が 安 定 し 、 健 康 で 生 残 能 力 来 年 度 は 長 崎 県 で 開 催 さ れ る こ と に な っ た 。 こ の 研 究 会 の 活 三 年 間 幹 事 と し て 主 催 し た が 、 こ れ か ら は 各 県 持 ち 回 り と し 、 岡 山 県 が ﹁ オ ニ オ コ ゼ 研 究 会 ﹂ の 設 立 を 提 唱 し た こ と か ら 平成16年12月15日 岡 山 で 開 催 程 度 の 差 こ そ あ れ 、 す べ て の 機 関 で 発 生 し て お り 、 生 産 を 不 か ら 初 期 へ い 死 に 関 す る 研 究 発 表 が な さ れ た 。 初 期 へ い 死 は ① 第 三 回 オ ニ オ コ ゼ 研 究 会 、 究 セ ン タ ー 伯 方 島 栽 培 漁 業 セ ン タ ー と 長 崎 県 総 合 水 産 試 験 場 各 機 関 の ア ン ケ ー ト 結 果 が 報 告 さ れ た 後 、 ︵ 独 ︶ 水 産 総 合 研 た 。 更 に 集 中 討 議 課 題 と し て 、 ﹁ 初 期 へ い 死 ﹂ を 取 り 上 げ 、 う ご 豊 か な 海 づ く り 協 会 と 福 山 大 学 か ら そ れ ぞ れ 発 表 が あ っ 成 と 採 卵 ﹂ と 題 し て 草 加 研 究 員 が 発 表 し た の を は じ め 、 ひ ょ 話 題 提 供 は 、 ﹁ 岡 山 水 試 栽 培 漁 業 セ ン タ ー に お け る 親 魚 養 的 安 定 し て い た 。 取 が り あ 上 り げ 、 総 平 数 均 五 で 十 は 八 十 万 一. 尾 で 二 平 % 均 で 生 あ 残 っ 率 た は 。 五 ま 十 た 八.中 間 八 育 % 成 と 結 比 果 較 は 、 ② 水 試 だ よ り 平成16年12月15日 第 304 号 間 伐 材 の 上 に 川 底 の 石 を 積 み 、 二 段 重 ね に し た も の を 十 一 幅 一 メ ー ト ル 、 高 さ 六 〇 セ ン チ 、 重 さ 約 一 ト ン で あ る 。 ︵ 写 真 ︶ 定 し た 魚 礁 を 作 成 し た 。 そ の 大 き さ は 、 長 さ 二 ・ 五 メ ー ト ル 、 参 考 に し て コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク で 未 利 用 間 伐 材 を 挟 ん で 固 山 町 に あ る 旭 川 中 央 漁 業 協 同 組 合 の 提 案 で 、 昔 の 木 工 沈 床 を を 駆 除 せ ず 、 魚 を 保 護 す る 取 組 み を 考 え た 。 そ の 方 法 は 、 勝 し て き た が 、 一 時 的 な も の に 過 ぎ な か っ た 。 そ こ で 、 カ ワ ウ い で 及 六 た 絶 い 九 魚 魚 約 試 ウ 現 る も び 万 。 滅 昔 る ・ も は 二 カ み ︶ つ 在 。 二 フ 羽 と の 、 。 五 捕 も ・ ワ が の い 、 〇 ン 以 こ 危 日 メ 食 ち 五 ウ な 一 最 カ 〇 に 上 ろ 機 本 ー す ろ キ は さ つ 近 ワ 二 よ と が に に ト る ん ロ ペ れ で 、 ウ 年 る さ 、 瀕 い ル 。 の の リ た あ 内 対 度 森 れ 八 し る 、 ま こ 大 カ 。 る 水 策 、 林 て 〇 て カ 七 た と 型 ン 、 面 と 川 被 い 年 、 ワ 十 、 の 目 カ 漁 、 し 魚 害 る 代 一 ウ 一 サ 水 ウ ワ 業 ヨ て の が 。 に 九 は 秒 ヨ 鳥 科 ウ の ー 花 水 大 こ 入 七 内 間 リ で に に 三 ロ 火 産 き の る 〇 湾 の や 、 属 よ 大 ッ ウ ア し ・ 被 な 増 と 年 の 潜 る 問 パ シ ユ 、 テ 害 問 加 徐 代 埋 水 漁 題 に ノ 、 全 グ が 題 に 々 は め 能 業 ︵ 生 シ オ 長 ス 二 と 伴 に 全 立 力 被 冷 息 タ イ 約 張 千 な い 増 国 て が 害 水 す ︵ カ 八 り 九 っ 、 え で や あ 対 病 る ゲ ワ 十 等 百 て 全 始 約 水 る 策 ・ 亜 タ 、 セ の 万 い 国 め 三 質 と と 外 種 ︶ フ ン 威 円 る で 、 千 悪 報 し 来 は 等 ナ チ 嚇 に 。 漁 現 羽 化 告 て 魚 、 の 等 、 で 達 岡 業 在 程 の さ 新 ・ 水 海 の 体 対 し 山 被 で だ た れ し カ 応 て 県 害 は っ め て 深 産 川 重 い ワ 、 ば な ら ず 、 培 養 担 当 者 が 一 番 気 を 引 き 締 め る 時 期 で あ る 。 ー ズ ン で 、 一 日 当 た り 五 〇 億 以 上 も の ワ ム シ を 供 給 し な け れ 五 〇 億 で あ る 。 ワ ム シ の 供 給 の 最 盛 期 は 、 五 月 の ガ ザ ミ の シ 〇 〇 億 、 キ ジ ハ タ 六 〇 〇 億 、 ア ユ 一 一 〇 〇 億 、 マ コ ガ レ イ 二 シ の 個 体 数 は 概 算 で 、 魚 種 別 に ヒ ラ メ 二 〇 〇 〇 億 、 ガ ザ ミ 七 栽 培 漁 業 セ ン タ ー が 平 成 一 五 年 度 の 種 苗 生 産 に 供 給 し た ワ ム オ ミ ズ ツ ボ ワ ム シ ︵ 以 下 ワ ム シ と 称 す ︶ の 培 養 の こ と で あ る 。 億 単 位 の 仕 事 と い う の は 、 種 苗 生 産 の 初 期 餌 料 に 用 い る シ る 訳 で は な い が 、 億 単 位 の 仕 事 を し て い る 。 栽 培 漁 業 セ ン タ 想 す る か も し れ な い 。 私 は そ ん な に 大 き な お 金 を 動 か し て い 大 規 模 な 建 設 工 事 や 証 券 取 引 、 ス ポ ー ツ 選 手 の 年 俸 な ど を 連 皆 さ ん は 億 単 位 の 仕 事 と 聞 い て 何 を 連 想 す る で あ ろ う か 。 億 単 位 の 仕 事 キ ー ワ ー ド : ー で は 一 年 中 、 億 単 位 の 仕 事 が 行 わ れ て い る の で あ る 。 カ ワ ウ 、 ア ユ 、 魚 礁 し 、 魚 の 隠 れ 家 と し て の 効 果 を 調 査 し て い く 予 定 で ︵ あ 水 る 戸 。 ︶ る 魚 の 蝟 集 調 査 等 を 実 施 心 と な り 、 こ の 魚 礁 に お け 今 後 、 旭 川 中 央 漁 協 が 中 設 置 し た 。 カ ワ ウ か ら 川 魚 を 守 れ の カ ワ ウ が 見 ら れ る 地 域 に 旭 川 に お い て 、 非 常 に 多 く 川魚の保護施設 月 中 旬 、 久 世 、 落 合 町 境 の 水 試 だ よ り : キ ー ワ ー ド ワ ム シ ︵ 弘 奥 ︶ る こ と を 誇 り に 思 い 、 こ の 気 持 ち を い つ ま で も 持 ち 続 け た い 。 水 域 △ 昨 年 並 × ○ 少 多 な い い ● ◎ 非 常 に 少 多 な い い の 実 績 を 縁 の 下 で 支 え て い る こ の ﹁ 億 単 位 の 仕 事 ﹂ を 担 当 す 無 く 、 地 味 な 仕 事 か も し れ な い 。 し か し 、 華 や か な 種 苗 生 産 く っ た ﹂ な ど の よ う に 、 華 や か な 表 舞 台 に 出 る こ と は あ ま り の 培 養 は 、 種 苗 生 産 の よ う に ﹁ ○ ○ さ ん が △ △ を た く さ ん つ 東 部 漁 法 底 定 建 曳置 釣 銘 柄 網網網 マ ア ナ ゴ ×● × サ ッ パ ス ズ キ ○××● △◎◎ カワハギ ○×△ カ サ ゴ ○◎× マ ダ イ ク ロ ダ イ ◎××● メ ナ ダ ●× ヒ ラ メ △△ マ ゴ チ ● メイタガレイ × ウシノシタ類 △ マコガレイ ◎ ◎ ◎ フ グ 類 ヨシエビ ◎ サルエビ ● イ シ ガ ニ ×◎× シ ャ コ ● ガ ザ ミ ×◎◎ マ ダ コ ●× イイダコ × コウイカ類 ● アカニシ ● 平 成 十 六 年 度 の 前 期 種 苗 生 産 は 大 成 功 に 終 わ っ た 。 ワ ム シ 体 群 の 増 加 を 論 じ る 場 合 に よ く 用 い ら れ る 。 に 図 で 示 し た 曲 線 は ロ ジ ス テ ィ ッ ク 曲 線 と 呼 ば れ 、 生 物 の 個 増 殖 を 制 限 す る た め で あ る 。 ワ ム シ の 増 殖 に 限 ら ず 、 一 般 的 排 泄 物 の 蓄 積 な ど が 起 こ り 、 こ れ ら の 環 境 の 悪 化 が ワ ム シ の 打 ち に な っ て し ま う 。 こ れ は 個 体 数 の 増 加 に 伴 い 餌 の 不 足 や 持 つ の だ が 、 曲 線 の よ う に 個 体 数 の 増 加 と 共 に そ の 増 殖 は 頭 平成16年12月15日 でに イ カシ エサで 少く部 ガ少一カ東ワノ定ビッス底な西で一 ザな方類部ハシ置、パズ曳い部多日 底建 底定 曳 釣 曳置 ミい、が、ギタ網マ、キ網。でく当 網網 網網 が。メ多西、類はダマ、は釣少西た ● ◎● 少東イい部マ、東コダフ、りな部り ◎× な、タ。でダマ部、イグ東はいでの ◎●◎ △● い中ガ マイコでコ、類部四。少漁 。部レ コ、ガマウマ、で∼建な獲 ◎ でイ ガガレコイゴイク十網い量 ×△× ◎ マ、 レザイガカチシロ三は。は △× ○ アサ イミ、レ類、ガダ㎏十定、 ナル 、、コイがウニイ。七置底 ○ △ ゴエ ヨ中ウ、多シ、、 ∼網曳 ◎ ●× × 、ビ シ部イイいノコマ 二は網 △● ◎◎ マ、 エでカシ。シウコ 十十が ◎◎ ダシ ビカ類ガ タイガ 四九一 ◎ コャ がサがニ 類カレ ㎏∼九 ◎ 、コ 、ゴ多、 、類イ で三∼ △ △× イ、 中がいガ マ、 中十四 ◎ △○ 西、 イ ア 部 多 。 ザ コ ヨ 部九十 ×● ダカ 、い建ミ ガ部 シ ㎏六 △ ●● でエ で コ ニ 西 。 網 、 レ 多 で㎏ ●×× ◎ がシ 部 は西 イマ ビ く 東で × ○× ◎ ◎◎ 、が で 東部 、ア 、 東 部東 ● × 西全 コ 部で ヨナ 中 部 で、 部体 ウ でウ シゴ 部 で 多中 (平成16年11月) 、 中 部 西 部 ③ 図 に ワ ム シ の 増 殖 曲 線 を 時 間 示 図 ワムシの増殖曲線 す 。 た 種 大 料 物 ﹁ し し ム ラ 三 ワ 。 苗 量 生 と 水 、 、 シ ン ミ ワ 変 ム 生 培 物 し わ 溶 し は ク リ ム シ 産 養 と て り 存 ば も ト メ シ は を 法 し 知 ﹂ 酸 し と ン ー は 爆 著 の て ら を 素 ば も の ト 体 発 開 の れ 養 と 一 ル し 発 本 て 起 を 鰻 汽 種 程 長 的 く は 種 い こ 低 池 水 で で 〇. な 進 我 の た す 下 で 域 あ 、 増 展 が 発 が 有 さ 大 に る 動 二 殖 さ 国 見 、 害 せ 発 分 。 物 ∼ 力 〇 を せ の と 餌 生 る 生 布 ワ プ . 個 体 数 第 304 号 水 試 だ よ り 平成16年12月15日 ④ ℃ 18 平年値 平成16年度 16 14 12 10 8 12月1日 12月9日 12月17日 12月25日 1月2日 1月10日 1月18日 1月26日 月日 牛窓沖の水温 (日平均値) μg-at/r 18 平年値 16 平成15∼16年度 14 12 10 8 6 値 よ り 低 め 、 十 二 月 は 平 年 並 み と な っ た 。 は 平 年 値 よ り か な り 高 め 、 一 〇 月 は や や 高 め 、 十 一 月 は 平 年 お り 、 十 二 月 は 平 年 並 み と な っ た 。 ク ロ ロ フ ィ ル a は 、 九 月 第 304 号 図 に 示 し た 。 窒 素 は 、 八 月 か ら は 平 年 値 よ り 高 め で 推 移 し て 年 値 を 表 に 示 し た 。 ま た 、 窒 素 及 び ク ロ ロ フ ィ ル a の 経 過 を 二 日 に 実 施 し た 。 そ の 測 定 結 果 よ り 、 全 定 点 平 均 値 と そ の 平 4 県 下 沿 岸 三 十 定 点 に お い て 、 海 況 と 水 質 の 調 査 を 十 二 月 一 、 で 推 移 し た 。 牛 窓 沖 の 水 温 経 過 を 図 に 示 し た 。 十 二 月 は 平 年 値 よ り 高 め 2 0 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月 窒 素 の 推 移 海況及び水質の測定値 (平成16年12月1、2日) 10 μg/r 平年値 平成15∼16年度 9 今月の 平均値 平年値 水 温 (℃) 17.2 15.2 塩 分 29.43 31.52 透明度 (m) 4.9 3.6 窒素 (μg-at/r) 11.42 10.01 リン (μg-at/r) 0.74 0.61 クロロフィルa (μg/r) 2.51 2.43 8 7 6 5 4 3 2 1 0 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 クロロフィルaの推移 月
© Copyright 2024 ExpyDoc