定例記者会見 日時:平成22年7月13日(火)午前11時 場所:奥州市役所 4階 市長応接室 次 1 開 第 会 2 発表項目 (1) 「早稲田大学大隈記念大学院公共経営研究科フィールドワーク」の受け入れについて (P1) (2) 平成22年度北上川上流胆江地区合同水防演習について(P3) (3) 7月7日豪雨による被害状況について(P12) (4) 胆沢第一小学校校舎大規模改造工事に起因する児童の健康被害について(P15) 3 自由懇談 4 閉 会 「早稲田大学大隈記念大学院公共経営研究科フィールドワーク」の 受け入れについて 総合政策部政策企画課副県都建設推進室 奥州市は、早稲田大学大隈記念大学院公共経営研究科のフィールドワーク(夏季集中講 座) 「自治体経営と地域自立」の調査地に選定されました。市では、公共経営を専攻してい る学生から市政策への提言を得る有益な機会であること、大学教授や大学院生との交流、 情報交換の機会となることから、この研究調査を受け入れることとしたものです。 今後、市は同研究科に協力し、一体となって市の行政課題について、研究調査に取り組 みます。 フィールドワーク 1. 期 間 2. 参加者 3. 内 平成 22 年8月 29 日(日)~9月 3 日(金)の6日間(夏季休暇中) 大学院生 22 名、大学院教授3名、事務局1名、計 26 名 容 市内関係団体等へのインタビュー調査、市役所担当からのヒアリング調査、各種資 料の収集などにより、市の課題を研究調査 最終日には大学院生による研究調査の成果発表会が実施されます。 ※今後、市と早大大学院公共経営研究科が協議して詳細を決定する予定 早稲田大学大隈記念大学院公共経営研究科 平成 15 年 4 月に設立された、公共経営分野のプロフェッショナルを養成する専門職大学 院(注)。2 年制コース、1 年生コースがあり、「公共経営修士(専門職)」という専門職学 位を取得できます。 学生の半数は、早稲田大学をはじめ国内外の大学から進学で、残り半数は社会人です。 岩手県庁、佐賀県佐賀市、埼玉県川口市など全国から派遣された毎年 10 名以上職員が学ん でいます。 注 専門職大学院とは 社会人の再教育ニーズの高まり、複雑化した社会における専門職業教育の必要性から、 文部省(当時)は、平成 11 年に、高度専門職業人養成に特化した「専門大学院」制度をス タートさせました。平成 15 年度からは専門大学院制度に代わり、新たに「専門職」学位を 取得できる「専門職大学院」の制度が作られています。専門知識を持ち、社会の各分野で 指導的役割を果たす人材の養成を目的とした大学院です。 - 1 - 経緯 ① 平成 20 年度の岩手講座において奥州市での研修をした実績があること ② 公民(シチズン)のシンボルである日本最初の公民館を有し、後藤新平伯のゆかり の地であること 副県都構想など意欲的な基本構想を掲げて市政に取り組んでいること - 2 - 平成22年度北上川上流胆江地区合同水防演習について 市民環境部消防防災課 平成22年度北上川上流胆江地区合同水防演習を、7月25日(日)午前9時から胆沢川桜づ つみ広場で実施します。この演習は、県内北上川沿川5地区を持ち回りで、毎年実施して いるもので、当地区の開催は平成15年度以来となります。(21年度は、北上市で実施) 演習の規模は出動隊、来賓、参観者を含め、1,000人を予想しています。 1.日 時 平成22年7月25日(日)午前9時00分~正午 2.場 所 奥州市水沢区佐倉河 3.主 催 奥州市・金ケ崎町 4.運 営 実行委員会(国土交通省岩手河川国道事務所及び同水沢出張所、県南広域振 胆沢川桜づつみ広場 興局、奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、金ケ崎町、奥州市) 5.訓練内容 水防訓練 月の輪工法、釜段工法、シート張り工法 Tマット工法、杭打ち積み土のう工法 改良積み土のう工法、大型土のう積み工法 土のう搬送訓練、応急給食訓練、避難訓練 救助救出・応急救護所設置訓練、内水排除訓練 - 3 - 平成22年度北上川上流胆江地区合同水防演習実施要領 1 目 的 本演習は、水防関係者の士気の高揚と水防技術の向上及び防災関係機関相互の連携 を確立し、水防体制の充実強化を図るとともに、水防に対する地域住民の理解を深め、 広く協力を求めることにより、水害の未然防止又は軽減に資することを目的とする。 2 主 催 奥州市、金ケ崎町 3 共 催 北上川上流洪水予報・水防連絡会 4 後 援 岩手日報社、朝日新聞盛岡総局、読売新聞盛岡支局、毎日新聞盛岡支局、産経新聞 盛岡支局、河北新報社盛岡総局、岩手日日新聞社、胆江日日新聞社、日刊岩手建設 工業新聞社、IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、 NHK盛岡放送局、水沢テレビ、えさしわいわいネット、奥州エフエム 5 協 力 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、陸上自衛隊岩手駐屯地、岩手県防災航空隊、胆 江地区婦人消防連絡協議会、岩手県建設業協会水沢支部、奥州市医師会、岩手県看 護協会奥州地区支部、奥州市水沢赤十字奉仕団、奥州市・金ケ崎町自主防災組織 6 実施日時 平成22年7月25日(日) 9時00分 ~ 12時00分 7 実施場所 奥州市水沢区佐倉河 胆沢川桜づつみ広場(胆沢川右岸) 8 組織及び事務分担 水防演習の演習統監部及び演習本部を置く。 演習統監部は、主催・共催・協力機関の代表をもって構成し、本演習の総務的事務 を行う。 演習本部は、各水防関係機関等をもって構成し、水防実行部隊としての各種作業を 行う。 - 4 - 9 組織及び役員 (1) 統監部 統監 奥州市長 小 沢 昌 記 副統監 金ケ崎町長 髙 橋 由 一 統監付 金ケ崎町副町長 千 葉 政 幸 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 千 葉 繁 奥州市市民環境部長 及 川 潔 国土交通省岩手河川国道事務所副所長 瀧 澤 靖 明 国土交通省岩手河川国道事務所河川管理課長 土 田 恒 年 国土交通省岩手河川国道事務所水沢出張所長 平 葭 健 作 岩手県県南広域振興局総務部長 門 口 正 雄 岩手県県南広域振興局土木部長 深 澤 忠 雄 参与 来賓 国土交通省岩手河川国道事務所長 今 日出人 国土交通省北上川ダム統合管理事務所長 佐 藤 慶 亀 国土交通省胆沢ダム工事事務所長 伊 藤 邦 展 陸上自衛隊岩手駐屯地司令 竹 本 竜 司 自衛隊岩手地方協力本部一関出張所長 佐 藤 和 則 岩手県県土整備部長 平 井 節 生 岩手県総務部総合防災室長 小 山 雄 士 岩手県県南広域振興局長 藤 尾 善 一 岩手県水沢警察署長 新 沼 武 彦 岩手県江刺警察署長 初 貝 正 昭 岩手県議会議員 渡 辺 幸 貫 岩手県議会議員 及 川 幸 子 岩手県議会議員 亀卦川 富 夫 岩手県議会議員 新居田 弘 文 岩手県議会議員 郷右近 浩 奥州市議会議長 渡 辺 忠 金ケ崎町議会議長 千 田 力 松 中 市町議会議員 北上川沿川市町村長 北上川沿川消防本部消防長 北上川沿川市町村消防団長 北上川上流洪水予報・水防連絡会委員 奥州市・金ケ崎町防災会議委員 講評官 岩手県県土整備部河川課総括課長 (2) 実行委員会 - 5 - 本 実行委員長 奥州市長 小 沢 昌 記 実行副委員長 金ケ崎町長 髙 橋 由 一 実行委員 奥州市消防団長 千 葉 昭 道 金ケ崎町消防団長 小野寺 嘉 人 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 千 葉 国土交通省岩手河川国道事務所副所長 瀧 澤 靖 明 国土交通省岩手河川国道事務所水沢出張所長 平 葭 健 作 岩手県県南広域振興局土木部長 深 澤 忠 雄 奥州市都市整備部長 及 川 文 男 事務局長 奥州市市民環境部長 及 川 連絡・調整 岩手県県南広域振興局土木部道路河川環境課長 佐々木 範 喜 演習本部長 奥州市消防団長 千 葉 昭 道 演習副本部長 金ケ崎町消防団長 小野寺 嘉 人 本部付 金ケ崎町消防団副団長 髙 橋 信 康 奥州市消防団本部長 及 川 弘 一 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防次長 横 倉 総務部長 奥州市市民環境部消防防災課長 千 葉 敏 明 総務副部長 岩手県県南広域振興局土木部管理課長 千 葉 高 司 金ケ崎町生活環境課長 髙 橋 実行委員監事 繁 潔 (3) 演習本部 ア 均 総務部 知 放送係 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、奥州市消防団 記録係 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部 接待係 奥州市市民環境部消防防災課、胆江地区婦人消防連絡協議会 受付係 岩手県県南広域振興局土木部、奥州金ケ崎行政事務組合消防本 部、構成市町 イ 交通指導係 奥州市・金ケ崎町消防団、奥州市交通指導隊 駐車場係 奥州市・金ケ崎町消防団 給食係 胆江地区婦人消防連絡協議会、奥州市赤十字奉仕団、構成市町 設営係 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、構成市町 実施部 実施部長 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防救急課長 高 橋 照 男 実施副部長 岩手県県南広域振興局土木部道路河川環境課長 佐々木 範 喜 奥州市都市整備部土木課長 及 川 一 康 金ケ崎町建設課長 石 川 嘉 男 資材調達係 岩手県県南広域振興局土木部、奥州市市民環境部消防防災課、 - 6 - 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部 会場準備係 奥州市市民環境部消防防災課、金ケ崎町生活環境課、奥州金ケ 崎行政事務組合消防本部、奥州市・金ケ崎町消防団 総指揮者 奥州市消防団副団長 菊 池 均 (兼水防隊長) 水防隊の組織 奥州市、金ケ崎町、国土交通省岩手河川国道事務所 (別紙2、3参照) ラッパ隊長 奥州市消防団本部ラッパ隊長 ラッパ隊 奥州市・金ケ崎町消防団 統監旗旗手 奥州市消防団 国旗掲揚係 奥州市消防団 応急給食係 陸上自衛隊岩手駐屯地、胆江地区婦人消防連絡協議会、奥州市 赤十字奉仕団 土のう搬送訓練隊 岩手県建設業協会水沢支部、奥州市都市整備部 避難訓練隊 奥州市・金ケ崎町自主防災組織 避難誘導係 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部 救護係 奥州医師会、岩手県看護協会奥州地区支部、奥州金ケ崎行政事 務組合消防本部 救助救出訓練隊 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部 内水排除訓練隊 国土交通省岩手河川国道事務所 誘導係 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、奥州市消防団 伝令 奥州市・金ケ崎町消防団 河川巡視 国土交通省岩手河川国道事務所水沢出張所、奥州金ケ崎行政事 務組合消防本部、奥州市都市整備部 10 演習実施概要 (1) 集合 8時45分 (2) 整列 8時50分 (3) 人員報告 (総指揮者から演習本部長へ) (4) 訓示 演習本部長 (5) 統監等整列 8時59分 (6) 開会式 9時00分 奥州市消防団長 金ケ崎町長 千 葉 昭 道 髙 橋 由 一 ア 開会の言葉 副統監 イ 国旗掲揚 奥州市消防団 ウ 黙祷 (水防殉職者並びに水難物故者に対して黙祷) エ 統監に敬礼 統 監 奥州市長 小 沢 昌 記 オ 告辞 統 監 奥州市長 小 沢 昌 記 カ 来賓祝辞 国土交通省岩手河川国道事務所長 - 7 - 今 日出人 キ 来賓紹介 ク 講評官に敬礼 ケ 退場 岩手県県土整備部長 平 井 節 生 岩手県議会議員 渡 辺 幸 貫 岩手県県土整備部河川課総括課長 松 本 中 千 葉 繁 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 (7) 演習開始宣言 統監付 (8) 演習想定 9時28分(別紙1参照) 災害対策本部設置訓練 岩手県防災ヘリコプター現地偵察 (9) 演習開始 9時45分 ア 月の輪工法 奥州市消防団(2個小隊) イ 釜段工法 奥州市消防団(2個小隊) ウ 応急給食訓練 陸上自衛隊岩手駐屯地、胆江地区婦人消防連絡協議会 奥州市水沢赤十字奉仕団 エ シート張り工法 奥州市消防団(2個小隊) オ Tマット工法 奥州市消防団(2個小隊) カ 杭打ち積み土のう工法 金ケ崎町消防団(2個小隊) キ 改良積み土のう工法 奥州市消防団(1個小隊) 大型土のう積み工法 国土交通省岩手河川国道事務所(1個小隊) 土のう搬送訓練 岩手県建設業協会水沢支部、奥州市都市整備部、 ク 奥州市消防団(2個小隊) ケ 避難訓練 奥州市・金ケ崎町自主防災組織 コ 救助救出・応急救護所設置訓練 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、奥州医師会、 岩手県看護協会奥州地区支部 サ 内水排除訓練 国土交通省岩手河川国道事務所 (10) 工法視察 11時24分 (11) 演習終了宣言 11時38分 統監付 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 千 葉 繁 松 本 中 (12) 閉会式 ア 講評 イ 統監に敬礼 ウ 国旗降納 奥州市消防団 エ 閉会の言葉 奥州市市民環境部長 及 川 潔 オ 演習本部長に敬礼 カ 解散指示 総指揮者 菊 池 均 キ 退場 (13) 応急給食配布 岩手県県土整備部河川課総括課長 奥州市消防団副団長 11時50分 - 8 - 北上川上流胆江地区合同水防演習進行表 時 間 7:45 8:15 8:50 8:54 所要時間 4分 5分 8:59 ○開会式 ~ 進 行 内 容 係員会場集合、警備員・誘導員配置完了 受付開始 演習参加団体集合 整列・演習本部長に敬礼並びに人員報告 (人員報告:総指揮者→演習本部長)・訓示 統監・来賓ほか整列 水防演習 9:00 9:01 9:02 9:03 9:05 9:09 1分 1分 1分 2分 4分 12分 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 開会の言葉 国旗掲揚 黙 祷 統監に敬礼 告 辞 来賓祝辞 副統監 金ケ崎町長 奥州市消防団 (水防殉職者並びに水難物故者に黙祷) 人員報告 統 監 奥州市長 国土交通省岩手河川国道事務所長 岩手県県土整備部長 岩手県議会議員 9:21 9:23 9:24 9:25 9:27 9:28 9:30 2分 1分 1分 2分 1分 2分 10分 9:40 9:42 9:59 2分 17分 1分 10:00 52分 10:52 10:57 5分 20分 11:17 11:22 11:23 11:24 11:38 5分 1分 1分 14分 1分 (7) 来 賓 紹 介 (8) 祝 電 披 露 (9) 講評官に敬礼 岩手県県土整備部河川課総括課長 (10)退 場 【演習開始宣言】 統監付 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 【演習想定】 【災害警戒本部設置訓練】 ・【災害対策本部設置訓練】 【現地災害対策本部設置訓練】・ 【現場指揮本部設置訓練】 【哨警班河川巡視】 【情報収集活動訓練】 岩手県防災ヘリコプター現地偵察 【水防訓練】 ○月の輪工法、釜段工法 【応急給食訓練】 陸上自衛隊岩手駐屯地・胆 江 地 区 婦 人 消 防 連 絡 協 議 会・ 奥州市水沢赤十字奉仕団 【水防訓練】 ○シート張り工法、Tマット工法 ○杭打ち積み土のう工法 ○改良積み土のう工法・大型土のう積み工法 【土のう搬送訓練】 岩手県建設業協会水沢支部・奥州市都市整備部 奥州市消防団 【避難訓練】 奥州市・金ケ崎町自主防災組織 【救助救出・ 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部・奥州市医師会 応急救護所設置訓練】岩手県看護協会奥州地区支部 【内水排除訓練】 国土交通省岩手河川国道事務所 【洪水警報解除】 【現地災害対策本部解散】 【水防工法視察】 【演習終了宣言】 統監付 奥州金ケ崎行政事務組合消防本部消防長 ○閉会式 11:39 11:42 11:43 11:44 11:45 11:46 11:47 11:50 3分 1分 1分 1分 1分 1分 3分 (1) 講 評 (2) 統監に敬礼 (3) 国 旗 降 納 (4) 閉会の言葉 (5) 演習本部長に敬礼 (6) 解 散 (7) 退 場 【応急給食配布】 講評官 岩手県県土整備部河川課総括課長 統 監 奥州市長 統監付 奥州市市民環境部長 奥州市消防団長 - 9 - 会 場 案 内 図 P7 国道4号 東北自動車道 P4 演習会場 胆沢川桜づつみ広場 P1 P3 P2 駐車場:P1・P2:来賓用、P3~P7:役員、出演者用 - 10 - P5 P6 会 改良積み土のう工法 場 配 大型積み土のう工法 置 東屋 堤防法面 土のう搬送 訓 練 釜段 工法 図 杭打ち積み土のう工法 釜段 工法 月の輪 工 法 Tマット工法 シート張り工法 月の輪 工 法 多数傷病者発生対応訓練場 応急給食 訓 現場指揮 本 部 ○ ○ 現地災害 ○ ○ 対策本部 団員待機 統監台 テ ン ト 受 付 本 部 放 送 テント 本 部 待 機 テント 統監 統監付 実行委員 来 賓 内水排除 訓 練 胆 沢 川 - 11 - 来 賓 来 賓 来 賓 見 学 者 テ ン ト 練 7月7日豪雨による被害状況について 市民環境部消防防災課 7月7日午後5時から6時にかけて、水沢区JR東北本線東側に 53 ㎜(岩手河川国道 事務所水沢出張所(水沢区東大通り)観測)の集中的な豪雨がありました。 このため、床上浸水や床下浸水、道路冠水、法面崩壊等の被害が発生。同日午後 11 時 ころまで、消防署員や消防団員などが排水作業や通行止め箇所へのバリケード設置等の作 業を行いました。人的被害はなく、防疫作業や復旧作業は8日から着手しております。 被害の発生状況は別添のとおり - 12 - 平成22年7月7日発生豪雨に係る被害一覧 (被害別) 項 目 平成22年7月21日 09:00現在 件 数 備 考 床下浸水 18 件 床上浸水 1 件 住家被害 1 件 土砂災害/土木関係被害 36 件 道路冠水 3 件 農地被害 2 件 農業用施設被害 3 件 林道被害 5 件 教育施設被害 2 件 その他被害 8 件 計 79 件 -13- 平成22年7月7日発生豪雨に係る被害一覧 (地区別) 地 区 水沢区 水沢地区 南地区 常盤地区 佐倉河地区 真城地区 姉体地区 羽田地区 黒石地区 被害箇所数 4件 2件 14 件 3件 12 件 2件 13 件 26 件 平成22年7月21日 09:00現在 備 考 土砂・土木 3件 その他 1件 床下浸水 1件 床上浸水 1件 床下浸水 12 件 土砂・土木 1件 その他 1件 床下浸水 1件 道路冠水 1件 その他 1件 床下浸水 2件 土砂・土木 7件 道路冠水 1件 その他 2件 床下浸水 1件 道路冠水 1件 住家被害 1件 土砂・土木 8件 農地 1件 農業用施設 1件 林道 1件 その他 1件 床下浸水 1件 土砂・土木 17 件 農地 1件 農業用施設 2件 林道 4件 その他 1件 江刺区 岩谷堂地区 1件 教育施設 1件 前沢区 前沢地区 1件 教育施設 1件 胆沢区 小山地区 1件 その他 1件 計 79 件 -14- 胆沢第一小学校校舎大規模改造工事に起因する児童の健康被害について 教育委員会事務局教育総務課学校建設推進室 1 健康被害発生等の状況 2月17日 北校舎東階段の床張替え工事の際、接着剤の強い臭いが仮囲みの隙間から漏 れて、廊下、教室へと飛散。児童2名が保健室で休養した。 2月17日に保健室に来た児童のうち、女子児童1名が盛岡病院を受診し「シ 3月5日 ックスクール症候群」と診断された。「工事で使用している接着剤や塗料等 の化学物質の中毒症状と考えられる。」との所見。 学校で健康被害調査を集計。 3月12日 くさい臭いがしたが現在はよい14名。頭痛がしたが現在はよい7名。吐き気 がしたが現在はよい7名。頭痛がときどきある8名。シックスクール症候群1 名。 4月21日 6月9日 6月24日 体調不良を訴えていた男子児童が盛岡病院を受診。「シックスクール症候群 の初期症状」との所見。 女子児童が水沢南小学校に転校。 校舎外の配管工事で使用した切削油と思われる臭いが校舎内に流れ込み、保 健室前の廊下を通った児童20名が異臭を訴える事故が起きた。 6月29日 異臭等を訴えた児童5名。 6月30日 異臭等を訴えた児童3名。 7月1日 異臭等を訴えた児童9名。 7月2日 異臭等を訴え保健室で静養した児童8名。(4年1組) 7月5日 異臭等を訴えた児童3名。 7月6日 異臭等を訴えた児童1名。 異臭等を訴えた児童3名。 7月7日 男子児童が盛岡病院を受診。「シックスクール症候群とはいえない」との所 見。 7月8日 7月9日 7月12日 異臭等を訴えた児童2名。 4月に発症した男子児童が登校できず、自宅学習になる。 異臭等を訴えた児童3名。 7月7日盛岡病院を受診した男子児童が登校を控え、自宅学習になる。 上記男子児童の妹も登校を控え、自宅学習になる 4年1組児童9人が「ことばの教室」で給食をとる。 - 15 - 2 これまでの対応策の状況 (1)女子児童の発症後の対応策 作業工程の見直 作業工程を見直し、出来るだけ土日に多くする。外部の塗装工事の際は、 し 風向きを考慮する。接着剤を見直す。教室の換気励行。 仮囲いの見直し 仮囲いを厳重にする。 送風機の設置 平日作業の場合は、廊下に送風機を設置する。 換気扇設置 普通教室の全クラスに換気扇を設置。当分の間、土日を含めて24時間換 気。 換気の励行 各教室で教室の換気を励行する。 換気期間の延長 北校舎は、引渡しを受けてから10日間換気を行ったうえで引越しを行 う。 児童への指導、配 発症児童が工事現場に近づかないよう指導。 慮 第4期工事では、体育館に移動するときに外を通行する方法を考える。 EM菌の散布 3/31~4/6までは、朝と夕方の2回。施工済みの教室、廊下、昇降口と 施工中の区域対象 4/14~夕方1回。昇降口、廊下、5年1組の教室対象 セルフィール塗 発症児童の教室で試験施工を計画したが、父親の要請で中止 装 (2)4月 21 日男子児童の発症後の対応策 EM菌の散布と 4/21~ 夕方1回、校舎内すべてを対象に散布する。 塗布 4/22~ 南校舎2階教室の新しい机とべランダ壁にEM菌を塗布する。 5/7~17 換気の徹底 PTA有志が朝の校舎内EM菌散布に協力。 5/18~ 朝と夕方の2回、施工業者が校舎内にEM菌を散布する。 5/31~ 各教室で机の拭き掃除にEM菌を使用 4/22~早朝、教職員が教室、廊下等の窓明け換気を行うとともに、業間、 昼休み時間にも行う。 換気扇設置 昇降口と南校舎、中校舎の2階廊下に計6箇所大型換気扇を設置。 酸素吸入器具と 4/28 避難場所の「ことばの教室」に酸素吸入器具一式を配置。 活性炭入りマス 5/6 保健室に活性炭入りマスク300枚を配備。 ク 空気測定の追加 5/6 発症児童の教室と2階廊下の空気測定を追加で行う。 保護者懇談会開 5/6 全校の保護者を対象に「学校環境懇談会」を開催。 催 - 16 - (3)6 月 24 日異臭事故発生後の対応策 施工業者への指 6/30 業者に対し教育長から再発防止対策の徹底を指示した。 導 教室の移動 7/2 4年1組を南校舎2階5年プレイルームに移動する。 工事の中止 7/2 工事を7月3日から7月23日まで一時中止とする。 TVOC測定 7/3 総揮発性有機化合物(TVOC)測定を校舎内外の3箇所で行う。 シックスクール 7/5 県主催養護教諭研修会の伝習研修会を、教職員、施工業者を対象 校内研修会 に行う。 古い机に交換 7/5 4年1組の机と椅子を古いものと交換した。 中校舎の4年2組、2年2組、2年3組の机も古いものと交換予定。 ベランダに扇風 7/9 2年1組のベランダに扇風機を設置し外気を強制送風。 機の設置 7/12 中校舎と北校舎の各教室のベランダに扇風機を設置。 児童の健康調査 7/12 学校で保護者あてに「シックスクールチェックシート」による児 童の健康調査を実施。提出期限は14日 終業式の繰上げ 7/13 終業式を7月23日(金)から16日(金)に1週間繰り上げた。 保護者懇談会開 7/20 全校の保護者を対象に第2回「学校環境懇談会」を開催予定。 催 VOCの放散対 夏休み中に各教室のFFストーブを焚き、高温で化学物質の放散を早め 策 る。 - 17 -
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