平成 22 年度第1回横浜市障害者施策推進協議会

平成 22 年度第1回横浜市障害者施策推進協議会
平成 22 年 9 月 8 日(水)
午前 10 時∼12 時まで
松村ビル別館201会議室
≪次
第≫
1 開会
2 障害福祉部長あいさつ
3 会長の選出
4 議題
(1)将来にわたるあんしん施策進捗状況について(資料1)
(2)将来にわたるあんしん施策説明会(案)の開催について(資料2)
5 報告事項
(1)障害福祉計画の数値目標について(資料3)
(2)横浜市中期4か年計画(素案)について(資料4)
6 その他
横浜市障害者施策推進協議会委員名簿
氏名
職業
飯山 文子
社会福祉法人白根学園 光の丘・風の丘・麦の丘 施設長
石井 紀男
特定非営利活動法人横浜市精神障害者家族連合会理事長
大塚 幸三
社会福祉法人瀬谷はーと せや活動ホーム太陽所長
川井 節夫
横浜市中途失聴・難聴者協会会長
川村 祐史
横浜市腎友会会長
北村 佳美
特定非営利活動法人横浜市手をつなぐ育成会
黒沢 一夫
日本労働組合総連合会横浜地域連合副議長
櫻庭 孝子
特定非営利活動法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会代表
篠原 欣子
テンプスタッフ株式会社代表取締役社長
白木 洋二
社団法人横浜市医師会副会長
曽田 秀樹
横浜市視覚障害者福祉協会会長
高木 教人
特定非営利活動法人横浜市手をつなぐ育成会
竹内 知夫
神奈川県精神病院協会会長
中谷 麻奈
横浜西部障害者就労支援センター所長
沼尾 雅徳
横浜市社会福祉協議会障害者支援センター担当理事
服部 一弘
特定非営利活動法人アニミ理事長
日浦 美智江
社会福祉法人十愛療育会理事長
平井 晃
横浜市車椅子の会会長
広田 和子
精神医療サバイバー
星野 勉
横浜市立東俣野特別支援学校校長
室津 滋樹
横浜市グループホーム連絡会会長
八島 敏昭
横浜市心身障害児者を守る会連盟代表幹事
山川 理子
ハローワーク横浜南所長
渡邉 雅子
横浜市青葉区生活支援センター所長
渡部 匡隆
横浜国立大学教育人間学部障害児教育課程教授 横浜市障害者施策推進協議会事務局名簿
区分
局名
立花 正人
障害福祉部長
神山 篤
健康福祉局担当理事(保健医療医務監)
水野 哲宏
こころの健康相談センター長
白川 教人
健康福祉局担当部長(健康安全部保健事業課担当課長)
大貫 浩子
障害企画課長
細野 博嗣
障害福祉課長
佐藤 友也
障害支援課長
齋藤 聖
企画部企画課長
本吉 究
企画部担当課長
佐藤 広毅
福祉保健課長
深川 敦子
地域支援課長
仲嶋 正幸
こども青少年局長
鯉渕 信也
こども福祉保健部長
鈴木 紀之
こども福祉保健部障害児福祉保健課長
永井 潤
企画調整課長
井尻 靖
教育政策推進室長
池尻 恵子
特別支援教育課長
安藤 壽子
都市経営局
政策課担当課長
南 有里
建築局
住宅計画課長
谷垣 弘行
交通局
健康福祉局
総務課長
斉藤 貴子
障害企画課企画調整係長
大山 弘三
障害企画課担当係長
高木 美岐
障害企画課就労支援係長
廣田 一彦
障害企画課整備推進係長
古川 浩
障害福祉課生活支援係長
坪井 峰代
障害福祉課担当係長
佐渡 美佐子
障害福祉課給付支援係長
渡辺 文夫
障害福祉課地域活動支援係長
高島 友子
障害支援課障害支援係長
新井 千秋
障害支援課担当係長
山田 実
障害支援課在宅支援係長
鈴木 和男
障害支援課事業支援係長
押野 治夫
障害支援課担当係長
藤井 健一
こころの健康相談センター相談援助係長
田畑 健司
こころの健康相談センター救急医療係長
新海 隆生
企画課担当係長
松原 実千代
障害児福祉保健課担当係長
大木 克之
障害児福祉保健課担当係長
山村 樹一
障害児福祉保健課整備担当係長
鈴木 尚正
企画調整課企画調整担当係長
倉田 真希
事務局
こども青少年局
教育委員会事務局
事務担当
こども青少年局
関係局
氏名
健康福祉局長
健康福祉局
関係局
補職名
教育委員会事務局 教育政策推進室担当係長
河原 千陽
特別支援教育課担当係長
河原 博史
都市経営局
政策課担当係長
津留 玲子
建築局
住宅計画担当係長
高橋 芳伸
横浜市障害者施策推進協議会 座席表 平成22年9月8日(水)午前10時~12時
松村ビル別館 201会議室
会長
○
篠原委員(代理 大曲様)
○
○ 日浦委員
沼尾委員
○
○ 高木委員
大塚委員
○
○ 八島委員
渡部委員
○
○ 櫻庭委員
黒沢委員
○
○ 曽田委員
星野委員
○
○ 石井委員
山川委員
○
○ 広田委員
渡邉委員
○
○ 飯山委員
○ 室津委員
川井委員
○
○ 中谷委員
筆記通訳者
○
○ 川村委員
筆記通訳者
○
○ 服部委員
○ 平井委員
○
○
○
○
○
○
○
○
部鈴
長木
こ
ど
も
福
祉
保
健
課本
長吉
健
・
企
画
部
企
画
課部大
長長貫
保健
健康
事福
業祉
課局
担担
当当
談白
セ川
ン タこ
こ
長ろ
の
健
康
相
監理水
事野
保健
健康
医福
療祉
医局
務担
当
神
山
障
害
福
祉
部
長
細
野
障
害
企
画
課
長
佐
藤
障
害
福
祉
課
長
齋
藤
障
害
支
援
課
長
○
○
○
○
()
○
○
○
○
画谷
課垣
長 建
築
・
住
宅
計
当南
課 長都
市
・
政
策
課
担
育安
課藤
長 教
・
特
別
支
援
教
進池
室尻
長 教
・
教
育
政
策
推
(
ー
○
)
記
録
席
保永 長池
尻
健井
課 こ
長こ
・
・
企
障
画
害
調
児
整
福
課
祉
○
長中
嶋
健
・
地
域
支
援
課
傍
聴
席
課佐 長深
川
長藤
健
健
・
・
福
企
祉
画
保
部
健
担
課
当
○
長斉
藤
交
通
・
総
務
課
出
入
口
資料1
将来にわたるあんしん施策進捗状況
【親なき後も安心して地域生活が送れる仕組の構築】
《後見的支援の充実》
推進項目
後見的支援の充
実
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
見守りや日常生活の支援などを含めた対
応、法人等によるチームとしての後見手法
の検討、費用負担に対する助成のあり方な
どを検討し、施策を進めます。また、家族
に対する支援や家族のいる間からの早期対
応の手法についても、早期の事業化に向け
て検討します。
<後見的支援制度>
・10月から4区(南区、保土ケ谷区、都筑区、栄区)で
開始
・各区において障害者後見的支援運営法人を決定(4法
人)
・全市的に制度の推進を図る横浜市障害者後見的支援推
進法人を設置し、あんしんマネジャー(4人)採用
・10月から各区で「障害のある方のための成年後見制
度」説明会を開催予定
多機能型拠点の
整備
緊急時ホットラ
イン
医療的ケアを要する障害者が地域生活を
継続するうえで必要となるショートステ
イ、日中一時支援や訪問看護サービス等を
一体的に提供できる体制を検討し、そのう
えで方面別の整備に着手します。
いざというときに何でも相談でき、即座
に適切な支援を受けることができる「ホッ
トライン」のしくみを検討し、安心して地
域で暮らし続けるための支援を行います。
・基本設計の実施に向け、具体的な機能及び設置場所を
検討
(内容)
・1日も早い開所を目指し、効率的な施設整備の手法を
検討
・方面別に候補地の検討(1か所目及び2か所目)を行
うとともに、3か所目以降の展開について検討
・後見的支援を要する障害者の緊急時登録制度の登録要
件を65歳から40歳に引き下げ
・障害者自身が困った時や障害者の親等が障害者を養護
することが難しくなった時などの対応者の育成に向け
て、実施方法等を検討中
・後見的支援施策以外に関する緊急時の対応について引
き続き検討
【障害者の高齢化・重度化への対応】
《住まいの場の充実》
推進項目
グループホー
ム・ケアホーム
における支援体
制の強化
民間住宅居住支
援
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
グループホーム・ケアホームに安心して
住み続けられるよう、高齢化や重度化にも
対応できる支援体制についての検討を行
い、一日を通して安心して生活のできるグ
ループホーム・ケアホーム事業を実施して
いきます。
<高齢化・重度化対応グループホームのモデル事業>
・具体的な場所・体制等について検討・調整
<消防設備>
・該当するグループホームと事前協議手続きを開始
連帯保証人が確保できないなどの理由で ・「民間住宅あんしん入居事業」の利用促進策について
民間賃貸住宅への入居ができない障害者等 検討
の入居保障や居住継続を支援します。
・入居後も安心して地域生活を継続できるよう、地域住
民や相談支援事業者、サービス提供事業所が連携した身
近な地域のサポート体制づくりについて検討
1
《医療的ケア対応》
推進項目
在宅生活を支え
るための医療的
ケア対応の推進
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
医療的ケアを要する障害者が安心して地
域生活を継続できるよう、ケアホームや日
中サービスでの医療的ケアについて、看護
職以外の対応のあり方や必要な研修につい
て、先行事例を踏まえた検討や国への働き
かけを行います。
<支援職員のための医療的ケア研修>
・下半期の実施に向けカリキュラム等について調整
・国に対しても、「国の制度・予算に関する提案・要
望」を6月に提出
国は8月に医療行為の一部を認める介護職員の範囲を拡
大、モデル事業として介護職員研修を実施予定
<専門的機関の医師・看護師による巡回相談事業>
・巡回先の募集や巡回相談の実施方法等について調整
【地域生活のためきめの細かな対応】
《医療・受診環境の充実》
推進項目
医療従事者の障
害理解の促進
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
障害児・者が医療機関、在宅、日中活動
を行う場で適切な医療・看護・介護を受け
ることができるように、医師を対象とした
研修会や、訪問看護師、障害児・者施設の
看護師等が障害特性に対する知識や看護・
介護技術を習得するための研修を開催しま
す。また、医療関係機関等と協力して、市
民や医療従事者向けの啓発活動に取り組ん
でいきます。
<横浜市立大学学生を対象とした講座>
・福祉施設における現場実習を拡大し、実施
<医師・看護師等を対象とした研修>
・障害特性に理解のある医師を養成するための研修につい
て、実施方法等について関係機関と調整中
・訪問看護師や施設の看護師を対象とする小児訪問看護・重
症心身障害児者看護研修を10月以降に実施する予定
・公立・中核病院の医師・看護師等に対する障害理解のため
の研修について、実施方法等について調整中
<精神科救急基幹病院機能強化事業・精神科救急協力病院保
護室整備事業>
基幹病院の機能強化、協力医療機関の保護室整備を実施
<肺炎球菌ワクチン接種助成事業>
内部機能障害1級の障害者を対象に、23価肺炎球菌ワクチ
ン接種の一部助成(3,000円分)(10月開始)
入院時コミュニ
ケーション支援
重度障害者が医療機関に入院する際に、
コミュニケーションサポート事業従事者
(仮称)を派遣し、病院スタッフとの意思
疎通の円滑化を図ります。
<重度障害者入院時コミュニケーション事業>
・22年10月事業開始予定
<聴覚障害者救急通報時手話通訳派遣システム>
・22年4月開始
《総合的な移動支援施策体系の再構築》
推進項目
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
必要な人に必要な支援が適切に行われるよう、22年度は
次の事業を行います。また、当事者・家族による移動支援
施策再構築プロジェクトを継続して開催し、さらに検討
を深めます。
移動支援施策体
系の再構築
ガイドヘルパー・ハンディキャブ・タク
シー券など、現行の様々な移動支援策が、
より使いやすく、必要な人に必要な支援が
適切に行われるよう、体系化し、再構築し
ます。特に作業所等への通所や通学などの
送迎体制や通院支援の充実について、各区
の社会福祉協議会やNPO法人等による新
たな移動支援ネットワークづくりなど、地
域における共助の取組を進めます。
通学・通所サ
ポート事業
特別支援学校等への通学や地域作業所等へ
の通所の際に、福祉車両による送迎や公共
交通機関を利用する送迎を行います。
<障害者移動支援事業>
ガイドヘルパーの講習受講料助成(2万円)の実施、報
酬単価見直し
ガイドボランティアの通学利用範囲拡大と回数の確保
特別支援学校への通学支援員配置6校 5月実施
<移動支援施策再構築プロジェクト・モデル事業>
①移動支援サービスの情報拠点と相談窓口の設置、②一
定地域でのカーシェアリング(エリア巡回車)につい
て、10月から港北区においてモデル事業を実施
<在宅重度障害者タクシー料金>
1乗車複数枚数利用可能(月7枚まで)、福祉有償運
送利用時の乗降介助料にも利用可能
<自動車運転訓練・改造費助成事業>
自動車運転訓練費助成を精神障害者へ拡大、家族が障
害者の移動のために車を改造する場合の費用助成
2
《その他 地域生活のためのきめ細やかな対応》
推進項目
入所施設による
地域生活支援機
能強化
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
重複障害や医療的ケア対応、触法障害者
など、支援の内容が多様化する中で、安定
した地域生活を実現するために果たす入所
施設の今後の役割について検討し、支援体
制や職員の支援技術の充実を図ります。
・入所支援施設間等の人材交流により、支援スキルの向
上を図る
・少数職員で運営する作業所やグループホーム等の職員
への支援体制の構築
など、円滑に実施していくための事業手法等について
関係団体と検討
・安定した地域生活を支えるために必要な施設を整備す
るため、老朽化した入所施設の機能検討及び再整備につ
いて検討
障害者自立生活
アシスタント派
遣事業の機能強
化・拡充
人材の育成・確
保
市内のどこに住んでいても支援が受けら 4月から次の事業所で事業を実施
れる体制を早期に整備するとともに、発達 知的障害者を対象にした事業所 16か所
障害等に対応する事業の実施に向けた検討 精神障害者を対象にした事業所 7か所(新規3か
を行います。
所)
発達障害、高次脳機能障害を対象にした事業所
各1か所(新規)
横浜市内のそれぞれの福祉現場で働く人
材の確保や育成について、民間事業者と協
働による取組みを行います。特に重度障害
者等の支援水準の向上を図るための人材育
成プログラム等の開発に取組みます。
<福祉人材の確保>
・民間事業所団体等と協働し、市内の障害福祉事業所と
合同で就職フェアを実施
平成22年6月20日(日)実施状況
来場者数:約210人(学生中心)
出展事業者数:33団体
次回は23年2月に開催予定
<障害者ガイドヘルパー講習受講料助成>
・22年4月から実施
精神障害者の家
族支援の強化
精神障害者をケアする家族に対して、必 ・障害者とその家族の関係が悪化した場合や家族との同
要な様々な支援を行います。
居が一時的に困難になった場合などの家族の「一時的避
難場所」の設置などを実施
・早期の開始を目指し関係機関と調整中
障害者地域活動
ホームの機能の
充実
障害児・障害者とその家族の地域生活を ・運営法人の統合による運営基盤の強化と生活介護事業
支援するため、機能強化型地域活動ホーム への移行を行った機能強化型地域活動ホームで生活支援
の生活支援機能等の強化を図ります。
事業を拡充して行うモデル事業を実施
[継続] 5か所
[新規] 4か所(10月∼)
高次脳機能障害
のある方への支
援体制の整備
高次脳機能障害者支援センター(仮称)
を中心とした、関係機関の連携による支援
体制整備に取り組みます。また、障害につ
いての理解を促進させるための普及啓発活
動や支援者のスキルアップを目的とした研
修等、様々なニーズに対応した支援策を検
討し進めていきます。
3
・横浜市総合リハビリテーションセンター内に高次脳機
能障害支援センターを設置
・3区(鶴見、港北、旭)で中途障害者地域活動セン
ターを拠点とした支援体制の構築に向けたモデル事業を
開始
項目例以外の主な事業
(当初、障害者プランには記載されていませんでしたが、昨年度、市民説明会等で寄せら
れ、施策化したものです。)
推進項目
障害者プランに記載された内容
平成22年度の進捗状況
発達障害者支援
体制整備事業
・発達障害者支援センターに2名の巡回型相談員(サ
ポートコーチ)を配置し、地域における支援ネットワー
クづくりに着手
・具体的な課題解決のための検討部会を3つ設置し、具
体的な事業化に向けた検討を開始
①就労支援検討部会
②思春期検討部会
③相談支援体制検討部会
―
障害児居場所づ
くり事業
・現在17か所で実施している障害児の居場所を平成22年
度末までに21か所での実施を目指し、未整備の4区内で
実施する運営法人を10月に公募・選定
・4月から重症心身障害児等の受入促進のための看護師
加算を設けており、2か所の居場所に看護師を配置
―
障害児施設整備
事業
・障害児の早期療育を図るため、8館目の地域療育セン
ターの整備に向けて、設置運営法人の公募・選定し、平
成22年度末までに施設の基本設計を実施予定
―
地域生活支援研
究事業
<グループホームバックアップ事業>
・グループホームへのバックアップの仕組みについて、
検討会を立ち上げ、検討
(7月から2回開催、今後5回程度開催予定)
―
<地図情報システム>
・本市のGIS(地図情報システム)の構築に合わせて必要な
情報の入力・利用ができるように調整
・4月から制度運用を開始
支給基準額増額:蓄便袋、蓄尿袋、紙おむつ、火災警報器
新規追加:気管孔用プロテクター
要件緩和:電磁調理器、視覚障害者用ポータブルレコー
ダー、点字ディスプレイ、吸入器、吸引器、
人工喉頭、火災警報器
生活援護事業
―
・補聴器相談検討会
補聴器センター(仮称)設置について、検討中
(4月から5回実施)
災害時障害者支
援事業
・地域防災拠点である小学校のうち5校で多目的トイレ
の設計に着手(年内に工事完了予定)
(神奈川小、別所小、上大岡小、洋光台第四小、小菅ヶ
谷小)
―
4
将来にわたるあんしん施策検討プロジェクトの経過
プロジェクト名:移動支援施策再構築プロジェクト
<第9回>(平成 22 年度第1回)
1
実施日
平成 22 年 5 月 31 日(月)午前 10 時∼正午
2
場所
松村ビル別館 201 号会議室
3
出席者
委
4
員:10 人
事務局:8人
傍聴
8人
5
議題
(1) 本人の生活力を高める仕組について
(2) 報告事項(「あんしん施策リーフレット」の配布、福祉特別乗車券アンケート速報)
(3) その他
6
概要
<事務局>
・ 事務局人事異動による挨拶、委員の交代について説明。
・ 前回の議論から、本人の生活力を高めるための仕組づくりとして、重層的な支援、ピアの人
材確保・育成、相談支援機関との連携がキーとなる。
<当事者・家族>
・ 本人の生活力を高める仕組に乗れる人、乗れない人(重度障害者、家族状況などにより)も
いるので分けて考える必要がある。
・ 単に場所から場所への移動だけでなく、移動の途中で地域の人等と触れ合う機会を持ち、い
ろいろな経験をすることで育っていくことが重要。
・ 養護学校(特別支援学校)などは取組が始まりつつあるが、個別支援級(普通校)に対して
の支援は遅れている。養護学校の入学基準が狭まっており、個別支援級に通う人も増えてい
る。個別支援級こそ、社会に出たときのために、本人の生活力を高める仕組が重要ではない
か。
<支援者>
・ 通学支援員のように、障害者と触れ合うきっかけさえあれば、地域の人にもちょっとした手
助けをしてもらえることがある。そこからさらにガイドボランティアに、というように、支
援する側も段階的に障害者について知ってもらえるような関わり方があるとよい。
・ 民生委員さえも含め地域の人には、障害は難しい、敷居が高いといったイメージがある。も
っと身近に感じてもらい、広げていくためにどうすべきか考える必要がある。自治会や町内
会といった狭いエリアでの助け合いといったことを中心にしていくことも必要ではないか。
・ ガイドボランティア・ヘルパーにしても人材確保・育成が急務である。
【次回会議にむけて】
本人の生活力を高める仕組の対象者を明確にするとともに、重層的な仕組のあり方をさら
に議論する。
5
<第 10 回>(平成 22 年度第2回)
1
実施日
平成 22 年6月 28 日(月)午前 10 時∼正午
2
場所
ウィリング横浜 901 研修室
3
出席者
委
4
員:10 人
事務局:10 人
傍聴
9人
5
議題
(1) 本人の生活力を高める仕組の具体化
(2) モデル事業の実施内容
(3) 移動支援センター、カーシェアリングの本格実施計画
(4) その他
6
概要
<事務局>
・ 前回の議論の、本人の生活力を高めるための仕組に乗れる人、乗れない人がいるという部分
から、状態像別に現行サービスや課題を整理した。
・ モデル事業について、実施エリア及び実施主体が決定し具体化に向けて調整中。まずは移動
に係る情報の収集及びデータ化、相談窓口の設置を行っていく。
<当事者・家族>
・ 支援があれば活用できる本人の力があるはずなのに、適切な支援がないために引きこもって
しまうケースもある。本人の力を高める仕組みは重要。
・ 当プロジェクトについては残り期間も少ない。具体的な結果を出せるような形にしたい。
・ モデル事業で終わらないよう、間を空けずに本格実施につなげてもらいたい。
・ 事業者同士の横の連携もモデル事業を通じてぜひ進めてほしい。
<支援者>
・ 区外への移動のニーズもある。1 区だけでなく近隣区も含めて検討してもらいたい。
・ カーシェアリングについてはまだイメージが見えない。具体化に向けてさらなる議論が必要。
・ 「おでかけ便利帳」(横浜移動サービス協議会が作成)など、現在ある情報も有効活用して
どんどん進めてほしい。
【次回会議にむけて】
モデル事業については今後のスケジュール案を示し、継続的に情報共有・検討を行うとと
もに、重層的なサービス提供の仕組のあり方についてさらに議論する。
6
<第 11 回>(平成 22 年度第3回)
1
実施日
平成 22 年7月 26 日(月)午前 10 時∼正午
2
場所
ウィリング横浜 121 研修室
3
出席者
委
4
員:10 人
事務局:5人
傍聴
6人
5
議題
(1) 移動支援センター、カーシェアリングの実施計画
(2) モデル事業の実施内容
(3) 重層的なサービス提供の仕組作りについて
(4) その他
6
概要
<事務局>
・ モデル事業については実施区の自立支援協議会メンバーを中心に推進会議を立ち上げ、具体
化に向けて検討を行っていく。
・ 「本人の生活力を高める仕組」を「重層的なサービス提供の仕組」として整理し直した。モ
デル事業の移動情報センターで提供するツールを増やすためにも、どう人材を増やし制度を
構築していくか。
<当事者・家族>
・ モデル事業の段階から、相談を受けたら対応できる体制を作ってほしい。
・ 全市展開に向け、さらなる期間短縮への努力を。
・ サービス提供においては障害特性を考慮すべき。知的障害者・重度心身障害者等、それぞれ
の専門知識をもった事業者が対応できるようにしなければならない。
・ 事業者同士が連携し、一度登録や契約をすればいろいろな事業者が利用できる、という仕組
があるとよい。
<支援者>
・ モデル事業については、推進会議に当事者も参加させるべきである。
・ 区外への移動についても推進会議の段階から議論してほしい。
・ 現行サービスの事業者・スタッフの力量に差がある。一定のスキルをつけるための研修等が
必要。
・ 制度があっても対象外だったり、移動先までの移動支援は受けられても移動先で必要な支援
を受けられる制度がなかったり、支援が分断されている。
・ 仕事として生計を立てられるよう給与を保障しなければ、専門職の確保は難しい。
・ ヘルパー事業者や福祉有償運送事業者の意見の聞き取りや情報交換をしたい。
【次回会議にむけて】
重層的なサービス提供の仕組作りについてさらに議論する。
7
資料2
(案)
今年度スタートした「将来にわたるあんしん施策」は、
「横浜市障害者プラン(第2期)」に位置づけられ、
多くの障害者や家族が切実に求めている「親亡き後の生活の安心」、
「障害者の高齢化・重度化への対応」
などの必要な施策を取りまとめたものです。
この説明会では各事業の具体的な取り組み状況等を紹介し、皆さまから様々なご意見をいただきます。
1
日時・場所等
日
曜日
時間
会場
第1回
11 月4日
木
10 時∼12 時 横浜市健康福祉センター(ホール)
第 2 回 11 月 21 日
日
14 時∼16 時 横浜ラポール(ラポールシアター)
※ 11 月 4 日は 9 時 45 分、21 日は 13 時 45 分開場です。
※ 各回とも手話・筆記通訳があります。
定員(人)
300
300
2 内容(予定)
<第 1 回>
・後見的支援制度の取組みについて(30 分)
・ 「将来にわたるあんしん施策」22 年度の具体的な取組み状況(60 分)
・ 会場の皆さんとの意見交換(30 分)
<第2回>
・移動支援情報拠点のモデル事業の取組みについて(30 分)
・ 「将来にわたるあんしん施策」22 年度の具体的な取組み状況(60 分)
・ 会場の皆さんとの意見交換(30 分)
3
その他
・申込・参加費不要 当日直接会場へお越しください(先着順)
。
・11 月 4 日(木)は駐車場がありませんので、ご了承ください。
・11 月 21 日(日)は、横浜市心身障害児を守る会連盟主催の「福祉大会」の第2部での説明会にな
ります。
4
問い合わせ先
横浜市健康福祉局障害企画課 電話 045-671-3603 FAX 045-671-3566
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/shogai/anshinpt/setumei22.11.html
5
会場へのアクセス(地図は裏面)
【横浜市社会福祉センター(ホール)】
所在地:中区桜木町1−1 横浜市健康福祉センター内
アクセス:JR・市営地下鉄 桜木町駅 徒歩 2 分
【横浜ラポール(ラポールシアター)】
所在地:港北区鳥山町 1752
アクセス:JR 横浜線「新横浜駅」(北口)・市営地下鉄「新横浜駅」(8 番出口)徒歩約 10 分
新横浜駅前(北口)から福祉バス(障害者優先)が運行されています。
8
【横浜市社会福祉センター(ホール)
】
横浜市社会福祉協議会ホームページより
http://www.yokohamashakyo.jp/sisyakyo/s6-image/sisyakyo-map-l.gif
【横浜ラポール(ラポールシアター)】
横浜ラポールホームページより
http://www.yokohama-rf.jp/shisetsu/rapport/
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資料3
障害福祉計画の数値目標について
1
施設入所者の地域生活への移行
入所型施設からグループホーム等での地域生活に移行した人数です。
19年度
20年度
21年度
障害者プランの見込人数
40人
40人
40人
実績人数
32人
45人
30人
10施設
13施設
13施設
地域移行取組施設数
2
福祉施設利用者の一般就労への移行
20,21年度に障害者施設を退所し、一般就労した人数です。
19年度
20年度
21年度
84人
88人
98人
なお、障害者就労支援センター利用者で新規に就労した人数は次のとおりです。
(参考)障害者就労支援センターの新規就労者数実績
19年度
20年度
209人
238人
21年度
289人
※ 平成19年度末7か所、平成20年度末8か所
3
退院可能な精神障害者の地域生活への移行
18年度に実施した退院促進支援モデル事業を踏まえ、19年8月から実施施設
を4センターとし、市内全域を対象に退院促進支援事業を実施しています。
(詳細は裏面参照)
10
退院可能な精神障害者の地域生活への移行(詳細)
19年度
実施施設
対象者数
実施内容
20年度
21年度
○神奈川区生活支援センター ○栄区生活支援センター
○緑区生活支援センター ○旭区地域生活支援拠点ほっとぽっと
37名の対象者
16名退院
44名の対象者
10名退院
51名の対象者
16名退院
・生活訓練施設 5名
・グループホーム 4名
・自宅 4名
・アパート設定 1名
・高齢者施設 1名
・生活保護施設 1名
・生活訓練施設 2名
・グループホーム 2名
・自宅 4名
・アパート設定 2名
・グループホーム 8名
・自宅 2名
・アパート設定 3名
・生活保護施設等 3名
○各センターに自立支援員を2人ずつ配置
○対象者ごとに自立支援計画を作成し、相談、院外活動の同行等を実施
○平成21年度より担当病院制を導入し、生活支援センターと医療機関で相互にプログラム
(説明会・夕食会など)実施
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