12 月号-1 Vol.107 ◎さらに情報をお知りになりたい方、ご意見のある方は、次のアドレスに どうぞアクセスしてください。 Eメール:https://www.pref.chiba.lg.jp/form/kyouiku_iken_kyouiku/form.html ホームページ:http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/index.html プロジェクトⅡ 元気プロジェクト 平成24年 12 月 〔発行者〕 千葉県教育庁企画管理部 教育政策課 〒260-8662 千葉市中央区市場町 1-1 電 話 043-223-4015 FAX 043-224-5499 【施策3】教育現場を重視し、教職員の質と教育力の高さでトップを目指す。 ◇11月6日(火)に学力向上交流会を行った印西市立高花小学校は、 「ちばっ子『学力向上』総合プラン(フ ァイブ・アクション) 」に沿って、学力向上に取り組んでいます。特に、電子黒板を活用した授業は、200 名近い参観者の関心を集めていました。 高花小学校の学力向上の取組(ファイブ・アクションとの関連) 【Act.1】 「授業力向上」の視点 ◇研究主題『伝えあい、学び合う児童の育成』 ・ 「 『思考し、表現する力』を高める実践プログラム」に沿った展開 ・電子黒板、実物投影機の活用 ・ 「学びの突破口ガイド」の活用 等 【Act.2】子どもたちの学びの視点 ・ 「ちばっ子チャレンジ 100」の活用 【Act.3】読書活動と家庭学習環境づくりの視点 ・朝読書、教師や保護者による読み聞かせ ・家庭学習促進のため保護者向けリーフレットを配付 【Act.4】佒験学習による意欲向上の視点 ・総合的な学習の時間での佒験活動の実施 【Act.5】PDCAの視点 ・校内研修組織の見直し ・ドリル学習の進め方やノート指導、発表の仕方や話の聴き方な 4年生算数 1 年生 電子黒板を活用した比較検討 国語 2 年生 どを児童の発達段階に応じて統一 算数 3 年生 算数 等 5 年生 算数 6 年生 国語 高花小学校では各学年に 1 台ずつ電子黒板があり、今回の学力向上交流会でも全学年で使われていました。 電子黒板の活用について 高花小学校4年生担任 大川美帄教諭 今回の授業では、ドット図を効率よく数える方法を見つけ出すことを主目 標としました。電子黒板は、ドット図の分割や変形を瞬時に行うことができ、 子ども達が視覚的にとらえやすい。さらに、実際に電子黒板に書き込んでい る様子を見ながら、発表内容を予想したり、効率のよい数え方を立式したり するなど発展的な思考を促すことができます。 また、他の授業でも、フラッシュ教材の提示や実物投影機を活用して教師 の手の動きを映すことやノート指導にも有効です。 問い合わせ 教育庁教育振興部指導課 学力向上室 043-223-4056 (掲示・供覧向け) ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P2 ミニ・トピックス&インデックス★★★ 各ページの事業について、「教育立県ちばプラン」との関連を載せています。 千葉県教育に関するニュースを紹介します。インデックス (目次)をクリックすると対象のページへジャンプします。 12 月号-1 頁 学力向上交流会【北総・印旛 高花小学校】 1 ミニ・トピックス&インデックス 2 教育委員会会議報告(第 10 回) 3 心の教育推進キャンペーン in 白里中学校 4 銚子特別支援学校創立50周年記念 5 千葉県高等学校英語ディベート大会開催 6 中高生読書推進ミーティング in 四街道高校 7 教職を志す高校生のための出前授業 8 海外派遣研修報告(フィンランド) 9 子どもも先生も元気になる学級づくり 10 「地域による学校支援活動」文部科学大臣表彰 11 11 月 19 日(月)、世界女子ソフトボール選手権で優勝し た、千葉県ゆかりの、峰幸代、大久保美紗、関友希央3選 手に千葉県知事賞が授与されました。また、21日(水) には、ロンドンパラリンピック車いすテニス・男子シング ルス金メダリスト・国枝慎吾選手、ロンドンオリンピック 佒操男子団佒銀メダリスト・田中佑典選手にも、知事特別 賞、知事賞が授与されました。 食育コラム 食育に関する様々な取 県内学校ミニ・ニュース 12~ 組を紹介しています。11 県立博物館・美術館の注目イベント情報 14~ 月は浦安市の「給食センタ 青年の家・図書館等の注目イベント情報 17 ー見学」です。是非、一度 佒育関連施設の注目イベント情報 18 ご覧ください。 12 月号-2(予定) http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/anzen/kyuus hoku/zenpan/documents/colam.html 県立千葉中学校・生徒の活躍を紹介! ミニ・トピックス&インデックス ミニ・ニュース 「豊かな人間関係づくり いきいきちばっ子「元気アップ・プラン大作戦」結果 実践プログラム」について 心の教育推進キャンペーン いじめ問題への対応が 学力向上交流会 課題となる中で、千葉県教 授業練磨の公開日 育委員会では、今年度から 袖ケ浦特別支援学校と生浜高等学校との交流会 新たに初任者研修に「豊か 第2回 CSR フォーラムを開催します な人間関係づくり実践プ ちばりすネット(千葉県生涯学習情報提供システム) コミュニティ・スクール校(多古・長狭高校)の取組状況 文化財探検隊(館山の文化財を巡る) その他、現在調整中です。お楽しみに! ログラム」の指導法講習や 模擬授業佒験を取り入れ ます。10 月に小学校、11 月に中学校の初任者を対 象に研修を行いました。 ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P3 教育委員会会議報告(第 10 回)★★★ 目次へもどる プロジェクトⅢ・チームスピリットプロジェクト 【施策2】学校教育と社会教育、国公立教育と私学教育、産・学・官、公と民などのネットワークを構築する ▼ 平成 24年度 第10回千葉県教育委員会会議(定例会)の内容について 平成24年11月21日(水)に開催し、以下の議案、報告等について審議しました。 《審議事項》 第 8 号報告 報 告 1 第28号議案 平成24年度教育委員会所管に係る12月補正予算案について ちばアクアラインマラソンの実施結果について 学校職員の懲戒処分について ※詳細はホームページでご覧いただくことが可能です ホームページ http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku-bunka/kyouiku/iinkai/iinkai-gaiyou/index.html [問い合わせ先:043-223-4004 企画管理部教育総務課] ◆◆◆◆◇◇◇◆◆◆◇◆◆教育委員の活動(11 月の活動報告)◆◆◇◇◇◆◆◆◇◆◆◆ 平成24年度千葉県教育功労者表彰式 11月1日、ホテルポートプラザちばにおいて平成24年度千葉県教 育功労者表彰式を開催しました。 千葉県教育功労者表彰は、教育行政・学校保健・芸術文化・社会教 育・学校教育の5分野において、永年にわたり本県の教育・学術・文 化の発展に寄与した個人及び団体の功績を称え実施しています 本年度は、個人部門78名、団体部門25団体を表彰しました。 【左:表彰式で式辞を述べる白鳥委員長職務代理者】 千葉県立安房特別支援学校鴨川分教室・鴨川中学校の視察 【交流会を視察する白鳥委員】 11月7日、平成20年に鴨川市立鴨川小学校の校舎 内に開設された県立安房特別支援学校鴨川分教室の児童 と鴨川小学校の児童との交流会の授業を視察しました。 両校の児童が、共に学ぶ様子を参観し、交流及び共同学 習の意義やその重要性を把握しました。 【中学校を視察する山田委員長】 午後からは、統合して2年目の鴨川市立鴨川中学 校にて、統合までの準備過程の説明を受け、統合後 の状況を視察しました。また、いじめの現状と学校 の取組等についても説明を受けました。 【統合後の学校の状況やいじめへの取組について説明を受ける各委員】 学力向上交流会 交流会で出された意見 や実践例は各学校での指 導に役立つものであり、児 童生徒の学力向上につい て様々な視点から考える ことができました。実りの 多い研修会となりました。 【交流会で授業を参観する野口委員】 金本委員は、11月16日に県立船橋東高等学校で行 われた学力向上交流会に、野口委員は11月22日に香 取市立小見川中学校で行われた学力 向上交流会にそれぞれ参加しました。 公開授業や研究発表、パネルディス カッションには近隣の小・中・高等 学校の先生方が参加し、活発な意見 交換や討議がなされました。 【教育委員会の挨拶を行う金本委員】 ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P4 心の教育推進キャンペーン in 白里中学校★★★ 目次へもどる プロジェクトⅡ:元気プロジェクト【施策 4】道徳性を高める実践的人間教育を推進する。 ◇千葉県教育委員会では、「『いのち』のつながりと輝き」をテーマに道徳教育の推進に取組んでいます。 平成17年度から始まった心の教育推進キャンペーンは、道徳教育推進事業の一つです。 ◇平成24年度は、県内の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校のすべての校種20校にお いて、道徳授業の公開を行います。 ◇今回は、11月6日(火)に行われた、大網白里町立白里中学校の様子をお伝えします。 11月6日(火)に大網白里町立白里中学校において、「心の教育推進キャンペーン」の一環として、1 年生を 対象に、『東日本大震災に学ぶ道徳教育』の「仮設住宅のグリーンカーテン」(奉仕の精神)を資料とした授業 が行われました。海岸付近の映像を取り入れて、工夫を凝らした展開でした。生徒たちは津波によって大きな被 害を受けた地域が身近なところにもあることを知り、奉仕の精神をもって進んで奉仕活動に参加することの大切 さや喜びについて理解しました。今この時に「自分たちにできることは何であるのか。」を考え合い、実践して いこうとする意欲を育む授業でした。 指導者感想: 市川 広徳 教諭 千葉県でも東日本大震災によって被災し、苦労 『「東日本大震災に学ぶ道徳教育」で活用する教材』 千葉県独自の道徳教育の主題「『いのち』のつながりと輝 されている方々が大勢いるという事実を伝えるだ き」に基づき、震災とどのように向き合うかを児童生徒の発 けでも意義のある題材でした。中学校1年生には 達の段階に応じて考えさせる道徳の読み物教材及び指導案 やや難しいと思える内容でしたが、地元であると (活用事例)を昨年度作成しました。ご活用ください。 いうことに加え、簡単には扱えない大変重い内容 小学校(低・中・高学年)、中学校、高等学校用 であるため、生徒たちも主人公の気持ちに入り込 http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/doutoku/231122 んだように真剣に考えていました。 shinsaikyouzai.html より指導案をダウンロードできます。 授業公開校・授業の概要はホームページからご覧 になることができます。 (こちらをクリック) 問い合わせ 教育庁 教育振興部指導課 教育課程室 電話:043-223-4059 掲示・供覧向け ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P5 銚子特別支援学校創立50周年記念★★★ 目次へもどる プロジェクトⅡ 元気プロジェクト 【施策 6】一人一人の特性に目を向けた特別支援教育を推進する。 千葉県立銚子特別支援学校は、今年度、創立50年を迎え、 「学校の50回目の誕生日を みんなで祝って、楽しもう」というテーマのもと、いろいろな行事に取り組んできました。 創立記念の最終章として、11月2日(金)に「創立50周年記念式典」を盛大に実施で きました。大勢のお客様が来てくださり、全校の幼児児童生徒、教職員、保護者の皆さん とともにお祝いをしてくれました。どうもありがとうございました。 全校のみんなで記念の装飾 しおかぜ太鼓-寄宿舎生 - 灯台君、あかりちゃんも登場! 学校の歴史を写真で振り返りました 記念歌合唱-PTA有志 - 合唱・合奏-高等部生徒 - 永吉校長の式辞 この件についての お問い合わせ 特別支援教育課 教育課程指導室 電話 043-223-4045 掲示・供覧向け ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P6 千葉県高等学校英語ディベート大会開催★★★ 目次へもどる プロジェクトⅠ:夢チャレンジプロジェクト【施策3】異文化を理解し、国際的コミュニケーション力のある真の国際人を育てる。 優勝は県立薬園台高等学校! 今年の論題「日本の大学は9月から学年を始めるべきである。是か非か。」をめぐり、参加12校の生 徒たちが英語でディベートを行いました。生徒たちは自分たちで調べてきたデータをもとに一生懸命英 語を駆使してディベートに臨みました。 優勝は薬園台高等学校。上位4校(薬園台高校、市川高校、成田国際高校、市立稲毛高校)は12月 15日(土)~16日(日)に幕張総合高校で開催される全国高校生ディベート大会に出場します。 松戸国際高校 千葉国際高校 佐倉高校 成田国際高校 薬園台高校 市立稲毛高校 市川高校 長生高校 麗澤高校 東京学館浦安高校 流山おおたかの森高校 匝瑳高校 参加者にインタビューしてみました。 優勝校コメント 「貴重な機会でした。より英語に興味を持って、国際 公立の普通科の高校が優勝できたことは、他の高校へ良い メッセージとなったのではないかと思います。日本人が身に つけなければならない英語力はどのようなものであるかこの ディベート大会を通じて分かりました。今後も多くの学校に 参加してもらいたいと思います。 (指導教員 井上博人教諭) 社会で働きたいと思いました。 」 「勝負を気にしないで試合をしたら、相手への反論を 自然に思いついたりして、すごく楽しかった。 」 「仲間と団結してひとつのことを成し遂げるのはいい 経験になりました。 」 「未だに優勝したことが信じられません。努力はやっ ←薬園台高校の皆さん ぱり実るのだと改めて実感させてもらいました。 」 お問い合わせ(事務局:成田国際高校・高木)電話:0476(27)2610 全国大会については下記ホームページをご覧ください。 http://henda.sharepoint.com/Pages/default.aspx 児童・生徒配布向け ★★★県教委ニュース 12 月号-1 P7 中高生読書推進ミーティング in 四街道高校★★★ 目次へもどる プロジェクトⅠ:夢チャレンジプロジェクト【施策 1】(取組1)確かな学力の向上(確かな学びの早道「読書」事業) 「読書活動を推進する」ための特効薬はありません。しかし、今回、四街道高校に、四街道北高 校、四街道中学校、四街道北中学校の生徒が集まって議論した結果、「読書に対して好奇心をかき たてる何かをみんなで考え行動すれば、読書の楽しみを共有できる。みんなが本を手に取り、自分 に合った本を見つければ、必ずそこに未来が開けるはずだ。」という結論に至りました。読書推進 に向け、地域の学校・生徒が連携し、みんなを本好きにするため行動する。その決意を、ここに「共 同宣言」として発信します。 事例発表「読書の楽しみを広げよう」 「読み聞かせ」の実技指導 (総セ指導主事・富谷氏) (中央図書館司書・赤沼氏) 「読み間違い探し」ゲーム 「読み聞かせ」の練習風景 ミーティングでは、 「活字で難しいイメージを持って しまうのが読書嫌いの原因」 「作家の視点や考え方を 共有できるのが読書の楽しみ」 「読書の経験がない人 はその楽しみを知らない」 「中高生の時代に、一番読 書から離れていくのが残念」 「忙しい中にも読書の時 間がとれるよう、学校でも職場でも読書の時間を設 けるべき」 「好奇心をかきたて、本を手に取れば、自 中学生・高校生によるミーティング 分に合った本に出会い、未来が開ける」など、中高 生の活発な意見交換がなされました。 「中高生読書推進ミーティング」共同宣言 ~ 読書のすすめ・私たちにできること ~ 読書は難しいものでも面倒くさいものでもありません。まず、本を手にとって数ページでもいいか ら読んでみて、もし、その本が合わないなら違う本を探せばいい。君に合う本は必ずあるから。 ( 中 略 ) 読んでみよう、今!そして、知らなかった世界の扉を開けよう! 今日ここに集まった私たちは、「今読もう!本で未来が開ける」を合言葉に、次の実践を進める ことを宣言します。 1 まず自分から、「時間がなくても読書」をします。 2 読書の楽しさを友達と共有し、読書活動の輪を広げていきます。 3 読み聞かせなど、本に親しめるような取組を考え、進めます。 児童・生徒配布向け
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