道 路 舗 装 工 事 実 施 設 計 書

福 山 市
2014年度
松
永
広島県福山市
道
工
事
概
要
路
舗
工
事
延
長
L =
197.5 m
道
路
幅
員
W =
8.0 m
A =
1830 m2
舗
装
表
区
附
工
層
画
線
帯
工
工
一式
工
マンホール床版取替工
N =
8 箇所
装
7
3
号
松 永 町 六 丁 目
線
地内
工 事 実 施 設 計 書
特
記 仕 様
書
1.本特記仕様書に記載のない事項については,
「福山市工事請負契約約款(契約書を含む)」,
「設計図書(別冊
図面,仕様書)」,「福山市建設工事執行規則」,「福山市工事検査技術基準」,「広島県制定土木構造物標準設
計図集」,
「平成 25 度 広島県土木工事共通仕様書(広島県)」
,その他関係規則によるものとする。なお,土
木工事共通仕様書に記載のある「請負者」は「受注者」と読み替えるものとする。
2.
工事実施にあたっては,関係機関との協議を十分に行い,また,地域の地元関係者等周辺を利用する市
民への周知徹底を図り,かつ円滑に交通を確保し,混乱のないように実施すること。工事期間はバリケード
等により周辺民家の出入り及び,歩行者通路の確保を行うこと。工事車両等の作業あたっては,誘導等を行
い事故防止につとめること。また,やむをえず通行止めをする場合は事前に通知等をおこない,理解と協力
を得なければならない。
3.
本工事において疑義が生じた場合は,その都度速やかに,その指定した職員(以下「監督員」という。
)
と協議すること。チェック表「該当」欄に○印がある事項については,工事施工にあたって制約等を受ける
こととなるので明示する。なお,明示内容に変更が生じた場合及び明示されていない制約等が生じた時は,
監督員と協議し適切な措置を講じるものとする。
チェック表
項目
事項
該当
内容
関連する別
工事 :
工期 :
時期 :
時間:
途工事あり
施工時期・
時間に制限
あり
工程
関連機関へ
施工にあたり,日本国の関係諸法令・諸官公庁の通達,工事施工に関する協定事項等を遵守し,諸官公署への届出
の手続きあ
○
及び許可等の手続きを速やかに行い,監督員に報告すること。
り
工期につい
○
本工事の工期は,工事検査期間として14日間を見込んでいる
実施工程表
○
契約締結後 14 日以内に実施工程表を提出するものとする。
名札の着用
○
て
受注者は,工事現場内において,監理技術者,主任技術者(下請人を含む)に工事名,工期,写真,所属会社名及び
証明印の入った名札(図1)を着用するものとする。
請負人は,施工体制台帳に技術者台帳を添付し,監督員に提出するものとする。なお,技術者台帳には,監理技術
施工体制台
者,主任技術者(下請負人を含む)及び専門技術者の写真,名前,生年月日,所属会社名を記載するものとする。下
帳
請負人がすべて表示されている施工体系図を,公衆の見やすい場所に提示するものとする。
現場体制
工事標示板
現場代理人
の兼任
○
図2を標準様式とする。ただし,これにより難い場合は監督員と協議するものとする
本工事の現場代理人については,福山市建設工事執行規則第19条第3項又は福山市建設工事請負契約約款第10
条第3項の規定にかかわらず,他の工事との兼任を認めないものとする。
項目
事項
該当
内容
・ 本工事の交通誘導員の積み上げ人数は 44
人を見込んでいる。
・ 本工事における交通誘導員の積上げ人数は,交通誘導の対象となる施工量に対し,作業日当り標準作業量から必
交通誘導員
○
要な人数を見込んでいる。従って,正当な理由がある場合を除き,施工実績等による交通誘導員の積上げ人数の増
について
員に対する変更は行わない。また,工事実績の交通誘導員が減となった場合は,実績数量により変更を行う。ただし,
安全対策
交通誘導員の対象となる施工量に増減等が生じた場合にはこの限りではない。
特別な交通
安全対策が
施設等
必要
当該工事により発生する建設発生土は,建設発生土処分先一覧表に掲載されている建設発生土リサイクルプラントに
搬出するものとする。また,搬出先として,運搬費と受入費(平日の受入費用)の合計が最も経済的になる建設発生土リ
建設発生土
サイクルプラントを見込んでいる。したがって,正当な理由がある場合を除き残土処分に要する費用(単価)は変更しな
の処分あり
○
い。なお,工事発注後に明らかになったやむを得ない事情により,建設発生土処分先一覧表に掲載されている建設
発生土リサイクルプラントへの搬出が困難となった場合は,発注者と元請業者が協議するものとする。
指定処分
受入条件:平日の受入費を見込んでいる。
広島県土砂
建設発生土について,500m3 以上(一時堆積場については500m3/月以上)の土砂を事業区域外へ搬出するとき
の適正処理
は,「広島県土砂の適正処理に関する条例」第2章第8条に基づき,土砂の搬出に係る計画を定め,当該土砂の搬出
に関する条
を開始する日から起算して20日前(一時堆積場については,当該計画に係る月の初日の10日前)までに,知事へ届
例
け出なければならない。
As 殻
無筋 Co 殻
有筋 Co 殻
その他(
)
○
受入条件:平日の受入費を見込んでいる。
As 殻
無筋 Co 殻
有筋 Co 殻
その他(
)
○
建設副産物
受入条件:平日の受入費を見込んでいる。
工事受注者は,本工事により発生する特定建設資材廃棄物(特定建設資材(アスファルト・コンクリート,コンクリート及び木材)が
廃棄物になったものをいう。)について,「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(平成 12 年法律第 104
○
号。以下「法」という。)及び「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(昭和 45 年法律第 137 号。以下「廃棄物処理法」と
建設副産物
いう。)を遵守し適正に処理しなければならない。
の処分あり
建設リサイクル法対象工事受注者は,その請け負った建設工事の全部若しくはその主たる部分又は他の部分から独
立してその機能を発揮する工作物の工事以外の部分を他の建設業を営む者に請け負わせようとするときは,当該地
○
の建設業を営む者に対して,法第12条第2項に基づき,法第10条第1項第1号から第5号までに掲げる事項につい
て,別紙告知書様式で告げなければならない。
本工事で発生した建設資材廃棄物は,広島県(環境局)及び保健所設置政令市(広島市,呉市,福山市)が廃棄物処
理法に基づき許可した適正な施設で処理すること。但し,建設資材廃棄物が,破砕等(選別を含む)により有用物とな
○
った場合,その用途に応じて適切に処理するものとする。
※有用物:有価物たる性状を有するもの。有価物は客観的に利用用途に応じて適正な品質を有していること。
項目
事項
該当
内容
本工事は,建設副産物情報交換システム(財)日本建設情報総合センターの登録対象工事であり受注者は施工計画
時,工事完了時及び登録情報の変更が生じた場合は速やかに当該システムにデータの入力を行うものとする。また,
建設副産物
建設副産物
○
再生資源利用計画及び再生資源利用促進計画について,当該システムにより作成を行い,施工計画書に添付するこ
の処分あり
と。工事完了時には,再生資源利用実施書及び再生資源利用促進実施書を提出すること。なお,これにより難い場合
は,監督員と協議すること。本システムの入力に要する費用については,共通仮設費(技術管理費)に計上している。
排出ガス対
土木工事共通仕様書(平成 24 年度広島県)「1-1-30 環境対策」で使用を義務付けている排出ガス対策型建設機械
策型建設機
建設機械
○
においては,第 2 次基準値以上の建設機械の使用に努めること。
械の指定あ
なお,使用する排出ガス対策型建設機械について,基準値による設計変更は行わない。
り
当該工事に使用する埋戻材は流用土を使用するものとする。使用にあたっては,次のとおりとする。
流用土
品質基準
(1)
「道路土工指針」盛土材の基準に適合するもの。
当該工事に使用する購入土は,建設発生土処分先一覧表に掲載された建設発生土リサイクルプラントが製造し
建設発生土
た処理土(改良土を含む。以下同じ。)を使用するものとする。積算にあたっては,運搬費と処理土購入土(工場渡し)
リサイクルプ
埋戻材につ
の合計が最も経済的になるものを見込んでいる。したがって,正当な理由がある場合を除き購入土に関する費用(単
ラントが製
いて
価)は変更しない。
造した処理
(2)
(1)により使用することとしている処理土について,何らかの事情によりその使用が困難である場合は,設計図書
土
の内容について監督員と協議すること。
購入土(新
新材料の購入土砂を見込んでいるが,建設発生土処分一覧表に掲載された建設発生土リサイクルプラントが製造した
材料)
処理土を使用することが可能である場合は,その使用に勤めるものとする。
アスファルト舗装の材料について受注者は,アスファルト混合物事前審査委員会の事前審査で認定された加熱アスファルト混合
アスファルト
物を使用する場合,事前に認定証(認定証,混合物総括表)の写しを監督員に提出するものとし,アスファルト混合物及び
舗装につい
○
混合物の材料に関する品質証明書,試験成績表の提出及び試験練りは省略できるものとする。
工事材料に
て
注) 監督員の指示があった場合は,密度試験結果一覧表又は合材伝票を提出するものとする。
ついて
(1)当該工事に使用する再生材料については,設計図書に明記する。
再生材につ
○
(2)再生材の確保が困難な場合は,監督員と協議すること。
いて
当該工事に使用する材料について,表 1 に該当するものは再生材を使用するものとする。
監理(主任)技術者
監理技術者・主任技術者どちらか
名前
用紙の大きさは,名刺サイズ以上
写真
2cm*3cm
程度
○○ ○○
○○改良工事
工期
自○○○○年○○月○○日
至○○○○年○○月○○日
所属会社の社印とする
印
◇◇建設株式会社
図1 【名札の例】
何の工事を何
何 の 目的 で 実
施 しているかをわかりや
しているか
青地に
ご迷惑をおかけします
迷惑をおかけします
すく示す「工事内容」を表
白抜き
示する
○○○○○○を
○○○○○○を
なおしています
「工事期間」は,一目でわ
青字
かるように,終了日
終了日のみ
終了日のみを
のみ
平成○
平成○年○月○日まで
表示し,枠組みや大きな文
時間帯 ○○:
○○:○○~
○○~○○:
○○:○○
字で強調する
青地に
白抜き
○○修繕工事
○○修繕工事
工事内容を簡潔に説明し
発注者 福山市○○部○○課
た「工事種別
工事種別」を表示する
工事種別
電話 ○○○-○○○○
黒字
施工者 ○○建設株式会社
電話 ○○○-○○○○
図2 【工事標示板の例】
看板の寸法は,縦140~200cm,横114~200cmとする。
表 1 工事使用材料
資材名
名称及び規格
使用箇所
品質基準
共通仕様書
に定める
土壌の汚染に係る環境基準
基準によ
発生土利用マニュアル
土砂
処理土・改良土
盛土材,埋戻材
るものと
道路土工指針
する。
建設汚泥リサイクル指針
広島県道路事業設計要領
遮断層,埋戻材(良質土のない場合),軟弱地
砂
再生砂 (RS)
広島県土木工事共通仕様書による
盤の置換材及び凍上抑制層など
・埋戻材及び置換材
・コンクリートブロック積み,側溝及び擁壁等の構造物
の基礎
再生クラッシャーラン(RC40,30)
・コンクリートブロック積み,側溝及び擁壁等の構造物
〃
砕石
の裏込め材
・仮設道路の敷砂利
・下層路盤
粒度調整砕石(RM30,40)
上層路盤
〃
車道・路肩・歩道及び仮設道路などの表層
〃
中間層及び基層
〃
アスファルト安定処理で行う上層路盤工
〃
再生細粒度アスコン
再生密粒度アスコン
(骨材最大粒径は 20mm
アスフ
又は 13mm)
ァルト
再生粗粒度アスコン
合材
(骨材の最大粒径
20mm)
再生アスファルト安定処理
数量計算書 (本体工事 )
工 種
種
種 別
別
計 算
算 式
式
細 別
別
数 量
積算数量
単位
土工
舗装切断
t=15cm以下
アスファルト舗装撤去 t=50
1827.8 ×
アスファルト殻運搬
91.4
アスファルト殻処分
×
32.0
32
m
1827.8
1830
m2
0.05
91.4
91
m3
2.35
214.8
215
t
1827.8
1830
m2
1827.8
1830
m2
479.0
480
m
28.5
29
m
舗装工
不陸整正
表層工
t=50 再生密粒度As(20)
溶融式区画線
実線 白線 15cm
溶融式区画線
実線 白線 15cm
区画線工
5.7
×
5.0
数 量 計 算 書(附帯工 )
名称
土工
1号
マンホール工
計
式
数量 積算数量
単位
床掘
0.5*8
4.0
4
m3
埋戻
0.5*8
4.0
4
m3
0.5*8*1.26
5.0
5
m3
ダンプトラック運搬
4.0
4
m3
建設発生土受入費
4.0
4
m3
1号床版(一体型)
8
8
組
既設マンホール床版撤去工
8
8
個
マンホール床版据付工
8
8
個
現場発生品・支給品運搬
1
1
回
0.6
0.6
t
再生粒度調整砕石
スクラップ
舗装切断
9.2*8
73.6
74
m
舗装取壊し
4.9*8
39.2
39
m2
AS殻ダンプトラック運搬
0.2*8
1.6
2
m3
AS殻再資源化施設受入れ
0.6*8
4.80
5
t
39.2
39
m2
舗装版
撤去工
舗装工
算
仮舗装
Co殻ダンプトラック運搬
0.2*8
1.6
2
m3
Co殻再資源化施設受入れ
0.4*8
3.2
3
t
構造物
取壊し工
備
考
図面番号
工 種
種 別
1 / 3
道
路
縮尺
図 示
舗 装
工
各種図面
事
平 面 図
番号
路線名
河川名
松 永 7 3 号 線
工事箇所
福山市松永町六丁目地内
S = 1/1,000
福山市松永建設産業課
工事終点
ST.197.5
工事起点
ST.0.0
工事延長 L=197.5m 道路幅員 W=8.0m
舗装工 A=1830m2 路盤不陸整正 A=1830m2 マンホール蓋取替工 N=8箇所 区画線工 一式
舗装切断 L=5m
舗装切断 L=7m
33.2m2
38.7m2
33.2m2
3.2
M7
M6
33.2m2
M5
33.2m2
M4
38.7m2
M8
3.1
M3
33.2m2
M2
2.2m2
M1
2.9
舗装切断 L=5m
プール
舗装切断 L=5m
舗装切断 L=5m
舗装切断 L=5m
3.6
2.2m2
舗装工 A=197.5*8+2.2*2+33.2*5+38.7*2=1827.8m2
舗装切断 L=5*5+7=32m
標準断面図
S = 1/50
8,000
1,000
1,000
区画線工(外側線)
実線15cm
区画線工(外側線)
実線15cm
表層工 t=50mm
再生密粒度As20
2%
2%
路盤不陸整正
RM-30
図面番号
工 種
種 別
2 / 3
道
路
縮尺
図 示
舗 装
工
各種図面
事
路線名
河川名
松 永 7 3 号 線
工事箇所
福山市松永町六丁目地内
S = 1/1,000
区 画 線 展 開 図
番号
外側線 L=479m 交差点標示 N=5箇所
3.6
プール
2.9
3.1
3.2
福山市松永建設産業課
交差点詳細図
S = 1/100
500
交差点標示
3,000
S = 1/50
1,150
300
300
R3,000
15cm換算 L=5.7m
1,000
2,000
図面番号
工 種
3 / 3
道
路
縮尺
図 示
舗 装
工
構 造 図
S=1:20
事
2,300
種 別
構 造 図
番号
路線名
河川名
松 永 7 3 号 線
工事箇所
福山市松永町六丁目地内
2,300
福山市松永建設産業課
0
60
φ
2,300
600
仮舗装
再生密粒13 t=5cm
180
φ600 転落防止梯子付鉄蓋(T-14)
分流用 高機能蓋
200
敷モルタル
t=3cm
900
埋戻
RM-30
200
1号一体型床版
1箇所当たり
舗装版切断 2.3*4=9.2m
As取壊 2.3*2.3-0.694*0.694*3.14/4=4.9m2
As殻運搬処分 4.9*0.05=0.2m3(0.6t)
掘削 (2.3*2.3-1.3*1.3)*3.14/4*(0.23-0.05)=0.5m3
マンホール床版撤去設置 1個
Co殻運搬処分 (1.3*1.3*-0.6*0.6)*3.14/4*0.15=0.2m3(0.4t)
埋戻 (2.3*2.3-1.3*1.3)*3.14/4*(0.23-0.05)=0.5m3
仮舗装 2.3*2.3-0.674*0.674*3.14/4=4.9m2