第89期事業報告書 2003年4月1日∼2004年3月31日 - テルモ

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第89期事業報告書
2003年4月1日∼2004年3月31日
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心筋梗塞や心筋症などにより心臓のポンプ機能が著しく弱くな
った、いわゆる重症心不全の患者さまにとっては、現在のところ
心臓移植が最も有効な治療法といわれています。
テルモはこうした病気の新たな治療法として、心臓の左心室の
機能を補助する
「左心補助人工心臓」
の開発を進めてまいりました。
テルモの人工心臓はシンプルな構造で耐久性が高く、血栓ができ
にくい構造になっています。またサイズも小型で、小柄な患者さ
まにもやさしいという特徴もあります。
今回はこの「人工心臓の役割と歴史」についてご紹介します。
重症の心不全になると心臓移植が必要ですが、提供される心臓の数には
限界があり、現実には心臓移植先進国の米国ですら必要数の50分の1に届
くのがやっとです。
いま心臓移植を待ちきれない、重症心不全の患者さまに必要とされてい
るのは、合併症が少なく、移植と同等のQOL(生活の質)が期待できる左心
補助人工心臓です。
人工心臓の開発は実際の心臓の模倣から始まりました。しかし、初期のも
のには、長期にわたって使えるほどの耐久性はなく、また血液は異物に触れ
ると血栓という血液の固まりができてしまうという、
大きな問題がありました。
さらに初期の人工心臓はポンプ機能を体内に収めきれず、体外の動力装置に
チューブなどで結ばれているので、感染症などの合併症を起こしやすく、な
かなか実用にはいたりませんでした。
目次
1.人にやさしい医療をめざして
» P1∼2
2.事業概況
» P3
3.トピックス
» P4
4.連結決算概要
» P5∼6
5.個別決算概要
» P7
6.ごあいさつ
» P8
7.株式情報
»
5∼6
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1969年に人工心臓は、移植心臓が見つかるまでの「つなぎ」として、初め
て64時間使われました。
「つなぎ」という発想は永久使用のみを考えていた
当時の研究者にとってはまったく新しい視点でした。
この後、心臓移植までの「つなぎ」としての人工心臓の開発が進められまし
たが、主流となったのが、左心室の働きを助ける補助人工心
臓です。約8割の患者さまは、全身に血液を送り出す重要な
機能を持つ左心室を補助することで、心機能が十分回復する
ためです。また、補助人工心臓はもとの心臓を残すため、心
臓自体の回復も期待できます。回復後は人工心臓を取り外
すことも可能で、このように左心補助人工心臓は現在の開発
補助人工心臓
の主流となっています。
テルモは、羽根車を磁石の力で浮かせる、接触軸受けの
ない左心補助人工心臓を開発しました。これは耐久性を高
め、血液のよどみがないので血栓もできにくい構造となっ
ています。またサイズも小型化が可能で、感染症の低減や
小柄な患者さまにも埋め込めるといった特徴もあります。
磁気浮上型遠心ポンプ
1月にはドイツで第1例目の埋め込み手術を行い、欧州
での臨床試験がスタートしました。約1年をかけ、欧州各国で臨床試験を継
続し、2005年に欧州での発売を目指します。さらには米国、日本での販売
を目指し、それぞれの国で臨床試験の準備を進めてまいります。
5.個別決算概要
» P7
6.ごあいさつ
» P8
7.株式情報
» P9
8.会社概要
» P10
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事業概況
生活医療商品群 11.3%
腹膜透析液、血糖測定器、電子体温計など
糖尿病ケアシステム、腹膜透析システムの売上が増
加したものの、栄養食品事業を従来の生活医療商
品群からホスピタル商品群に分類を変更した影響
で、売上高は前年同期比で7.6%減少しました。
<
< 血糖測定器
人工血管
2.8%
人工心肺システム
12.7%
カテーテルシステム
17.5%
心臓・血管領域商品群 33.0%
血管造影用カテーテル、PTCA拡張カテーテル、
人工心肺システム、
人工血管など
<
< 人工心肺システム
ホスピタル医療器
34.0%
輸血関連
6.9%
※ 医薬品類
14.8%
国内外で、カテーテルシステム、人工心肺システム
の売上が堅調であったことに加え、人工血管事業
の寄与もあり、
前年同期比で14.9%増加しました。
ホスピタル商品群 55.7%
連結売上高及び連結売上高営業利益率
連結売上高
連結売上高営業利益率
2,200
2,152
注射器類、臨床検査器具類、高カロリー輸液剤、
血液バッグなど
20
2,006
2,000
17.0
16.4
17.0
15.0
1,871
15
15.6
1,760
1,800
1,712
00.3
(億円)
01.3
02.3
03.3
04.3
(%)
< 高カロリー輸液剤
<
10
1,600
国内では高カロリー輸液剤やプレフィルドシリン
ジ、安全機構付医療機器、さらに海外での売上が堅
調に推移したため、売上高は前年同期比で6.6%
増加しました。
※「生活医療商品群」の区分に含めておりました「栄養商品」について、病院市場における総合的な輸液・栄養
事業戦略を考慮し、第89期より
「ホスピタル商品群」の「医薬品類」の区分に含めるよう変更しております。
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トピックス
手術後、脚の静脈にできる血栓の予防に
空気圧式マッサージポンプ「ベノストリーム」を発売(10月20日)
手術後の深部静脈血栓症を予防する、空気圧で脚をマッサージする機器「ベノス
トリーム」の販売を医療機関向けに開始しました。手術前後の長時間寝たままの状
態では、血液が停滞気味になり、脚の静脈内部で血栓(血の塊)ができやすくなりま
す。その後、回復して立ち上がると、血栓は脚の静脈から肺動脈へ移動し、血管内
で詰まる肺血栓塞栓症を引き起こすことがあります。これは飛行機で長時間座っ
たままの人に発症する
「エコノミークラス症候群」
と呼ばれるものと同じ原理です。
空気圧式マッサージポンプ
医療事故防止機能を施した輸液ポンプ「TE-161S」を発売(12月24日)
輸液ポンプは、設定した一時間あたりの点滴量で持続的に薬剤を投与する装置の
ことで、手術後などの患者さまに正確に点滴をしたい時に使用されます。しかし点
滴量の設定間違いや、機器にチューブが正しく装着されないことによる、薬剤の過量
投与など、輸液ポンプに関連した医療過誤が起きています。このような背景から厚
生労働省は輸液ポンプの機能や構造などを通知で定めました。
「TE-161S」は、この
通知内容に対応する医療事故防止機能を施した輸液ポンプです。
テルフュージョン輸液ポンプ
「TE-161S」
【新番組TBS『健康天気予報』を単独提供】
4月4日
(日)から新しいタイプの天気予報番組『健康天気予報』を関東
地区で単独提供しております。
「健康天気予報」は、通常の天気の週間予報にあわせ、身近な天気の変
化が健康に与える影響を予測し、病気の発症・悪化の予防に役立つ日常生活での注意報をお届けいた
します。日々の生活の中でちょっとした予防手段や対策を呼びかけることで、少しでも病気の発症防止
や悪化防止に役立てばと考え、テルモでは、同番組を単独提供することといたしました。
「健康天気予報 」 TBSテレビ
(関東地区) 毎週日曜日 18:24∼18:30
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連結決算概要
連結貸借対照表
株主資本及びROE
前期:2003年3月31日現在
当期:2004年3月31日現在
株主資本
[単位:百万円]
科目
前期
当期
1,951
(資産の部)
Ⅰ流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
貸倒引当金
Ⅱ固定資産
1.有形固定資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
その他
2.無形固定資産
3.投資その他の資産
投資有価証券
その他
資産合計
1,723
131,909
31,613
57,191
34,993
9,071
△959
156,274
113,420
46,269
33,096
23,812
10,242
22,759
20,094
6,897
13,197
288,184
142,559
41,533
58,211
33,587
10,249
△1,022
151,306
109,415
44,552
30,836
23,173
10,852
21,344
20,546
10,501
10,045
293,866
71,188
20,888
16,308
634
33,357
27,575
5,528
19,586
2,460
98,764
61
26
Ⅰ資本金
38,716
Ⅱ資本剰余金
52,103
Ⅲ利益剰余金
114,740
Ⅳその他有価証券評価差額金
△642
Ⅴ為替換算調整勘定
△4,001
Ⅵ自己株式
△16,452
資本合計
184,463
負債、少数株主持分及び資本合計 288,184
38,716
52,103
131,880
1,962
△8,242
△21,344
195,075
293,866
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
1,845
20
15
1,500
10.0
9.9
10.4
10
8.2
1,000
5
3.9
00.3
01.3
02.3
03.3
04.3
(億円)
(%)
設備投資額及び減価償却費
設備投資額
200
減価償却費
195
182
147
150
141
121
78,653
19,763
28,126
537
30,224
25,006
6,322
16,780
1,903
103,659
1,799
1,627
(負債の部)
Ⅰ流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
1年内返済長期借入金
その他
Ⅱ固定負債
長期借入金
退職給付引当金
その他
負債合計
ROE
2,000
149
121
143
101
100
133
00.3
01.3
02.3
03.3
04.3
(億円)
設備投資について
プレフィルドシリンジ事業の今後の拡大を見据え、幅
広い薬剤の製品化を行うための専用開発棟の建設およ
び富士宮工場において新たな生産設備の導入を行いま
した。
海外ではフィリピン工場や中国の杭州工場への製造設
備投資を継続的に進めており、低コストで安全性の高い
製品の供給体制整備を進めています。杭州工場では生産
拡大のための3期棟を建設し、血圧計や輸液ポンプなど
のME製品の生産移管の準備を進めています。その結果、
当期の設備投資額は121億円となりました。
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連結損益計算書
前期:2002年4月1日∼2003年3月31日
当期:2003年4月1日∼2004年3月31日
連結キャッシュ・フロー計算書
前期:2002年4月1日∼2003年3月31日
当期:2003年4月1日∼2004年3月31日
[単位:百万円]
科目
前期
Ⅰ売上高
Ⅱ売上原価
200,625
101,980
売上総利益
98,644
Ⅲ販売費及び一般管理費
67,346
営業利益
31,298
Ⅳ営業外収益
1,140
Ⅴ営業外費用
2,378
経常利益
30,061
Ⅵ特別利益
8,600
Ⅶ特別損失
5,155
税金等調整前当期純利益
33,505
法人税、住民税及び事業税
16,215
法人税等調整額(△減算)
△862
少数株主利益(△損失)
△3
当期純利益
18,155
連結剰余金計算書
当期
215,195
104,903
110,292
73,639
36,652
1,105
2,453
35,304
339
1,901
33,743
12,508
1,473
△31
19,792
前期:2002年4月1日∼2003年3月31日
当期:2003年4月1日∼2004年3月31日
[単位:百万円]
科目
前期
当期
(資本剰余金の部)
Ⅰ資本剰余金期首残高
Ⅱ資本剰余金期末残高
52,103
52,103
営業活動によるキャッシュ・フロー
前期
36,825
当期
41,496
投資活動によるキャッシュ・フロー △31,721
△11,638
財務活動によるキャッシュ・フロー
△5,977
△19,215
現金及び現金同等物の期末残高
31,613
41,533
売上高について
国内では、高カロリー輸液剤やプレフィルドシリンジ、安
全機構付医療機器などホスピタル事業の主要戦略商品が
順調に売上を伸ばしました。人工心肺システムや、カテー
テルシステム、人工血管は国内外で引き続き好調で、総売
上高は2,152億円で、前年比7.3%の増加となりました。
利益について
高付加価値商品の売上が伸長したこと、および国内工
場のコストダウンや、アジア工場への生産移管が順調に進
んだことにより粗利益率が改善しました。さらに全社的な
経費圧縮に努めた結果、営業利益は前年同期比17.1%増
の367億円、当期純利益は前年同期比9.0%増の198億
円となりました。
52,103
52,103
キャッシュ・フローについて
(利益剰余金の部)
Ⅰ利益剰余金期首残高
Ⅱ利益剰余金増加高
当期純利益
Ⅲ利益剰余金減少高
配当金
取締役賞与
監査役賞与
Ⅳ利益剰余金期末残高
[単位:百万円]
科目
99,180
18,155
18,155
2,595
2,501
81
13
114,740
114,740
19,792
19,792
2,652
2,504
127
20
131,880
当期の営業活動によるキャッシュ・フローは、営業活動
が堅調に推移した結果、前期に比べ47億円増加となりま
した。
投資活動によるキャッシュ・フローは前期の企業買収の
影響がなくなったため、支出額が前期に比べ201億円の
減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは企業買収にともな
い発生した借入金のうち100億円を返済したことや、自己
株式の取得を49億円実施した結果、支出額は前期に比べ
132億円の増加となりました。
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個別決算概要
個別貸借対照表
前期:2003年3月31日現在
当期:2004年3月31日現在
個別損益計算書
前期:2002年4月1日∼2003年3月31日
当期:2003年4月1日∼2004年3月31日
[単位:百万円]
科目
前期
当期
(資産の部)
Ⅰ流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
たな卸資産
その他
貸倒引当金
Ⅱ固定資産
1.有形固定資産
建物・構築物
機械及び装置
土地
その他
2.無形固定資産
3.投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
関係会社出資金
関係会社長期貸付金
その他
資産合計
108,553
23,024
51,975
21,992
12,233
△672
186,090
87,108
36,296
20,707
22,585
7,519
2,408
96,573
5,509
70,933
3,818
3,324
12,988
294,643
112,976
30,125
52,618
21,978
8,907
△652
183,582
85,211
35,197
19,307
22,106
8,600
2,830
95,540
9,798
71,099
3,959
583
10,099
296,559
66,297
18,926
22,590
24,780
21,511
5,000
15,975
536
87,809
52,065
19,908
5,500
26,656
24,630
5,000
18,803
827
76,696
Ⅰ資本金
38,716
Ⅱ資本剰余金
52,103
Ⅲ利益剰余金
133,109
Ⅳその他有価証券評価差額金
△642
Ⅴ自己株式
△16,452
資本合計
206,834
負債・資本合計
294,643
38,716
52,103
148,424
1,962
△21,344
219,862
296,559
[単位:百万円]
科目
前期
Ⅰ売上高
Ⅱ売上原価
154,749
79,629
売上総利益
75,119
Ⅲ販売費及び一般管理費
49,246
営業利益
25,873
Ⅳ営業外収益
2,009
Ⅴ営業外費用
1,620
経常利益
26,262
Ⅵ特別利益
8,598
Ⅶ特別損失
1,450
税引前当期純利益
33,409
法人税、住民税及び事業税
15,258
法人税等調整額(△減算)
△560
当期純利益
18,712
前期繰越利益
29,323
中間配当額
1,111
当期未処分利益
46,924
当期
164,470
83,132
81,337
50,689
30,647
1,603
1,755
30,496
352
697
30,151
10,751
1,433
17,967
45,672
1,399
62,239
(負債の部)
Ⅰ流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
その他
Ⅱ固定負債
長期借入金
退職給付引当金
その他
負債合計
(資本の部)
利益処分
前期:2002年4月1日∼2003年3月31日
当期:2003年4月1日∼2004年3月31日
[単位:百万円]
科目
前期
当期未処分利益
当期
46,924
62,239
1,104
127
20
45,672
1,785
126
15
60,313
(利益処分額)
配当金
取締役賞与金
監査役賞与金
次期繰越利益
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ごあいさつ
株主の皆様には格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社、第89期(2003年4月1日∼2004年3月31日)の決算の概要につきまして、ご説明申し上
げます。
当期は、国内では昨年4月に特定機能病院の入院医療の包括化が導入されたほか、健康保険の被保険
者本人の3割負担への引き上げなど、引き続き医療制度改革が進められ、市場環境は一層厳しさを増し
ております。このような中、当社では、カンパニー制の導入による「事業構造の付加価値化」と「生産の
コストダウン」への取り組みが奏効し、売上、利益ともに過去最高を更新することができました。
今後も、中期計画の達成に向けて、カンパニー制をさらに強化し、国内を中心とする安定収益基盤と
してのホスピタル事業、およびこれからの医療ニーズの拡大が見込まれる生活医療事業からなる「基盤
ビジネス」と、カテーテルや人工心肺システム、人工血管などの心臓・血管事業を中心として、グローバ
ルな展開を図っていく
「先端ビジネス」を事業の両輪とし、それぞれの分野で事業戦略を強力に推し進め、
利益の最大化と持続的な成長を目指してまいります。
この度、当社は経営環境の大きな変化や事業規模の拡大に対応し、経営力を
強化するため、2004年6月29日より、代表取締役会長兼最高経営責任者
(CEO)および代表取締役社長兼業務執行責任者(COO)による新しい経営体制
に移行いたします。
なお、当期末の利益配当金につきましては、業績等を勘案し1株当たり
3円50銭の増配を行い、1株につき9円とさせていただきます。これによ
り、中間配当金1株につき7円とあわせ年間配当金は、1株につき16円と
なります。
株主の皆様には一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役
会長兼最高経営責任者
(CEO)
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株式情報
(2004年3月31日現在)
株主数別状況
株式所有者別状況
自己株式 5.9%
個人・その他 13.7%
証券会社 0.1%
信託銀行 31.1%
信託銀行 0.2%
株主数
28,476名
その他金融機関
0.3%
発行済
株式総数
210,876,260株
外国法人等
21.3%
外国法人等 1.1%
個人・その他 97.1%
その他法人 1.2%
その他法人 6.5%
その他金融機関
20.5%
証券会社 1.0%
株 価チャート
テルモ株価
(円)
日経平均
株価終値
3,000
(円)
2,500
25,000
2,000
20,000
1,500
テルモ
テルモ株式
15,000 出来高
1,000
10,000 16,000
(千株)
20,000
12,000
500
5,000
8,000
4,000
0
2001.4
5
6
7
8
9 10 11 12 2002.1 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 2003.1 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 2004.1 2
3
4
(単位:千株)(単位:%)
大株主10社
持株数 議決権比率
23,019 11.6
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社信託口 15,203
7.7
第一生命保険相互会社
9,806
4.9
明治安田生命保険相互会社
8,946
4.5
東京海上火災保険株式会社
6,000
3.0
株式会社みずほコーポレート銀行
4,675
2.4
株式会社東京三菱銀行
4,611
2.3
三菱信託銀行株式会社
3,831
1.9
財団法人テルモ科学技術振興財団
3,680
1.9
バークレイズバンクピーエルシーバークレイズキャピタルセキュリティーズ 2,861
1.4
日本マスタートラスト信託銀行株式会社信託口
※当社は自己株式12,493千株を保有しておりますが、議決権がないため、
上表より除外しております。
発行する株式の総数
500,000,000株
発行済株式の総数
210,876,260株
期末株主数
28,476名
0
0
0526 terumo89初校戻し 04.6.22 7:36 PM ページ 10
会社概 要(2004年3月31日現在)
設
資
本
社
事
員
業
内
立
1921年 9月17日
金
38,716,355,747円
数
9,094名(単体 4,040名)
容
医薬品、栄養食品、血液バッグ、
海外生産拠点
テルモメディカル社(アメリカ メリーランド州)、
テルモヨーロッパ社(ベルギー ブラバント州/イギリス マージーサイド郡)、
テルモカーディオバスキュラーシステムズ社
(アメリカ ミシガン州、
カリフォルニア州、
メリーランド州、
マサチューセッツ州/メキシコ タマウリパス州)、
テルモハート社(アメリカ ミシガン州)、
バスクテック社(イギリス グラスゴー)、
泰爾茂医療産品(杭州)有限公司(中国 浙江省杭州)、
長春泰爾茂医用器具有限公司、
テルモフィリピンズ社(フィリピン ラグナ州)、
テルモペンポール社(インド ケララ州)
各種ディスポーザブル医療用器具、
人工心肺システム、人工血管、
カテーテル
腹膜透析関連、
血糖測定システム、
システム、
ME機器・電子体温計等の製造・販売
事業所紹介
本
社
東京都渋谷区
研 究 開 発 センタ ー
神奈川県足柄上郡中井町
富 士 宮 工 場
静岡県富士宮市
愛
鷹
工
場
静岡県富士宮市
甲
府
工
場
山梨県中巨摩郡昭和町
医
器
研
社
埼玉県狭山市
海外販売拠点
[欧州]
テルモヨーロッパ社、
テルモイタリア社、
テルモスペイン社、
テルモ英国社、
テルモスウェーデン社、
ラボラトワールテルモフランス社、
テルモドイツ社、
ベネルクス支店、バスクテック社(イギリス)、バスクテックドイツ社
[米州]
テルモメディカル社、
テルモラテンアメリカ社、
バスクテック米国社、
テルモカーディオバスキュラーシステムズ社、
テルモメディカル・ド・ブラジル社、
テルモメディカル・デ・メヒコ社
国内販売拠点
札幌、
盛岡、
仙台、
新潟、
宇都宮、
水戸、
大宮、
川越、
千葉、
松戸、
東京、
東京第二、東京第三、多摩、横浜、湘南、松本、静岡、名古屋、津、
金沢、京都、大阪、堺、北大阪、神戸、岡山、広島、高松、松山、徳島、
[アジア]
高知、福岡、北九州、大分、熊本、鹿児島、宮崎、沖縄
テルモコリア社、
テルモタイランド社、
テルモインドネシア社、
テルモマーケティングフィリピンズ社、泰爾茂中国(香港)有限公司、
台北、
シンガポール、
クアラルンプール、
オーストラリア、
ドバイ、
チェンナイ
役 員 ( 2004年 6月29日現在)
代 表 取 締 役
会長兼最高経営責任者(CEO)
代 表 取 締 役
社長兼最高業務執行責任者(COO)
取締役 専務執行役員
取締役 専務執行役員
取締役 常務執行役員
取締役 常務執行役員
取締役 常務執行役員
取締役 常務執行役員
和 地 孝
高 橋 晃
對田 恒雄
久呉 高博
原 八 郎
武 菊 夫
中尾 浩治
松村 光雄
取締役 常務執行役員
取締役 上席執行役員
取締役 執行役員
取
締
役
上 席 執 行 役 員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
執
行
役
員
松村 啓史
三村 孝仁
二宮 正吾
野々山 徹
小 熊 彰
上 杉 潔
宮口 勝彦
梅津 親生
知久 一雄
竹 内 保
野尻 知里
執 行 役 員 白石 義昭
執 行 役 員 昌子 久仁子
常任監査役(常勤) 三 浦 滋
常任監査役(常勤) 多 田 健 治
監
査
役 佐野 榮三郎
監
査
役 杉 文 男
執
行
役
員
(注)
1.
取 締 役 野 々 山 徹 氏 は 、商 法 第188条 第2項 第7号ノ2
に定 める社 外 取 締 役 で あります 。
2.
監査役佐野榮三郎および杉 文男 の両氏は、
「 株式会
社 の 監 査 等に関 する商 法 の 特 例に関 する法 律 」第18
条第1項に定める社外監査役であります。
terumo890601事報初校戻し 04.6.22 7:34 PM ページ H4
株式についてのご案内
決
定
算
時
株
主
総
期
毎年3月31日
会
毎年決算期の翌日から3ヵ月以内に開催します。
利益配当金支払株主確定日
毎年3月31日
中間配当金支払株主確定日
毎年9月30日
基
毎年3月31日
準
日
※その他必要がある場合は、取締役会の決議により、あらかじめ公告して設定します。
公
告
掲
載
新
聞
東京都において発行する日本経済新聞
ただし、貸借対照表および損益計算書は、当社ホームページ(http://www.terumo.co.jp/)に掲載。
名 義 書 換 代 理 人
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社
同 事 務 取 扱 場 所
東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
同
連
絡
先
( 郵 便 物 送 付・電 話 照 会 )
同
取
次
所
1 単 元 の 株 式 の 数
〒171-8508 東京都豊島区西池袋一丁目7番7号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部 電話:0120-707-696(フリーダイヤル)
三菱信託銀行株式会社 全国各支店
100株
1.住所変更、配当金振込指定・変更、単元未満株式買取請求に必要な各用紙および株式の相続手続依頼書のご請求は、
名義書換代理人のフリーダイヤル0120-86-4490で24時間承っておりますのでご利用ください。
お 知らせ
2.配当金を郵便貯金口座へお振込することができます。お手続きには振込指定書のご提出が必要ですので名義書換
代理人に指定書用紙をご請求ください。
テルモ株式会社(証券コード:4543)
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目 44番 1号
TEL .03-3374-8111(代表)
URL http://www.terumo.co.jp/
、TERUMO、
テルモ、
テルフュージョン、
ベノストリームはテルモ(株)の登録商標です。
© テルモ株式会社 2004年6月
Recycled Paper
第89期事業報告書
2003年4月1日∼2004年3月31