2 理学療法学分野

2
№
理学療法学分野
2−B
№
2−1
実施
教員
理学療法学科
共 通
実施
教員
理学療法学科
教授 藤縄 理
テーマ
理学療法とは
テーマ
身体の仕組みと運動
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
「理学療法」という仕事はどのようなものか
を学ぶ。
運動に関係する身体の構造と働きを理解し
てもらい、健康増進やスポーツ障害の予防に役
立てる。
授業内容の要旨
授業内容の要旨
理学療法の仕事内容、理学療法士になるには
どうしたらよいかを具体的に説明する。
また、理学療法士と関係する職種についても
説明し、理学療法士に対する理解を深める。
授業
形態
講義
対象人数
10人程度
成長期には、まず神経が、次に骨と関節が、
最後に筋肉が発達する。そのため、成長期に誤
った方法で運動をすると様々なスポーツ障害
を起こす。
また、運動には長時間続ける運動(エアロビ
クスなど持久的な運動)と瞬発的な運動(短距
離走や高跳びなど)がある。それぞれもととな
るエネルギーも違ってくるため、食事も運動の
ためには大変重要である。
この授業では、身体の仕組み、中でも筋肉・
骨・関節・神経の構造と働きについて、また、
健康増進、スポーツ障害予防のための知識と実
際についてお話しする。
授業
講義と実習 対象人数 40∼60人程度
形態
プロジェクター、
必要
パソコン(パワーポイント)
機材
スクリーン
プロジェクター、
必要 パソコン(パワーポイント)、
機材 OHP
スライド映写機
その他実施に当たっての留意事項
その他実施に当たっての留意事項
特になし
実習は、講義を聴きながら時々身体を動かし
てもらうような内容になる。
使用機材はパソコン(パワーポイント)が映
写できればよいが、OHP またはスライドでも
可能なように準備する。
№
2−2
№
2−3
実施
教員
理学療法学科
教授 高柳 清美
実施
教員
理学療法学科
教授 原 和彦
テーマ
前十字靱帯損傷患者の理学療法
テーマ
補装具療法と歩行機能
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
スポーツ障害の理学療法を通じて、理学療法
に興味、関心をもつようにする。
補装具の定義、歩行機能を再獲得するための
補装具療法の概要を理解する。
特に、片麻痺や下肢障害に対し用いる長下肢
装具、短下肢装具の構造、特徴を理解する。
授業内容の要旨
授業内容の要旨
前十字靱帯損傷患者の理学療法
授業
形態
講義
対象人数
10人程度
リハビリテーション医療現場や、社会復帰後
に障害者の生活を支援する道具として、現在も
多くの補装具が利用されている。
その補装具の機能と歩行機能について簡単
な講義の後、実際の補装具(長下肢装具、短下
肢装具など)を装着して歩行体験を行い、補装
具についての理解を深めるための演習講義を
行う。
授業
形態
演習
対象人数
20人程度
必要 プロジェクター、
機材 パソコン(パワーポイント)
プロジェクター
必要 パソコン(パワーポイント)
機材 その他(補装具は本学が所有するものを
使用する)
その他実施に当たっての留意事項
その他実施に当たっての留意事項
特になし
講義では、実際に補装具を装着しての歩行体
験学習を行うので、広めの講義室と、運動を行
いやすいトレーニングウエアー着用が望まし
い。
№
2−4
実施
教員
№
理学療法学科
教授 丸岡 弘
2−5
実施
教員
理学療法学科
講師 久保田 章仁
テーマ 心臓・呼吸とリハビリテーション
テーマ
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
心臓と呼吸の簡単な生理学的メカニズムを
学び、模擬体験を通じてその障害について理解
する。
また、リハビリテーションとの関連も概説す
る。
授業内容の要旨
動
学
運動学について
授業内容の要旨
心臓と呼吸の簡単な生理学的メカニズムを
説明した上で、色々な模擬体験(例えば異常姿
勢や胸郭を固定した場合の呼吸機能への影響、
各種呼吸訓練器具を用いた呼吸トレーニング、
下肢関節を固定した場合の脈拍や血圧への影
響などを体験)による生体反応を把握し、心臓
と呼吸の障害について理解を深めていく。
また、その障害に対するリハビリテーション
を概説する。
授業
講義と実習 対象人数
形態
運
20人程度
・物理学と運動学の接点
・動作の見方
授業
講義と実習 対象人数
形態
10人程度
必要 プロジェクター
機材 パソコン(パワーポイント)
必要
特になし
機材
その他実施に当たっての留意事項
その他実施に当たっての留意事項
・実習を行うので、動きやすい服装を着用
・プロジェクター・パソコンが用意できない場
合は、OHP でも可能
・体育館など運動ができる教室が必要
・授業はトレーニングウエアー着用
№
2−6
№
2−7
実施
教員
理学療法学科
講師 西原 賢
実施
教員
理学療法学科
講師 田口 孝行
テーマ
運動を科学的に理解する
テーマ
痛みのある高齢者のための
運動方法
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
人がどのようにして運動を行うのか理解で
きるようにする。
多くの高齢者は痛みを抱えており、その痛み
を軽減させる運動方法(マッサージを含む)を
学習してもらい、ボランティア活動や家庭での
おじいさん、おばあさんとの話題の一つになる
こと。
授業内容の要旨
授業内容の要旨
これまで何となく行っていた運動が、どのよ
うにして行われるのかを説明し、健康向上のた
めのよい運動について実際に体を動かして体
験する。
高齢者は、肩・膝・腰に痛みを抱えている場
合が多く、その3カ所の痛みに対する運動方法
(マッサージを含む)を実技を交えて講義す
る。
授業
講義・実習 対象人数
形態
授業
形態
40人程度
実習
対象人数
20人程度
プロジェクター
必要
パソコン(パワーポイント)
機材
スクリーン
必要
黒板またはホワイトボード
機材
その他実施に当たっての留意事項
その他実施に当たっての留意事項
・体を動かしやすい教室のスペース確保
・動きやすい服装が望ましい。
(学生服のズボ
ンでもよい)
・実技指導のため動きやすい服装
・横になったりするので、そのようなことがで
きる教室の確保
№
2−8
実施
教員
№
実施
教員
理学療法学科
講師 井上 和久
テーマ 身体バランス(平衡機能)について
テーマ
筋力および筋力測定について
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
人間が立位を保持するためには、身体のどの
ような仕組みでバランスをとっているかにつ
いて理解し、また、バランスを測定する機器に
ついて知る。
筋力とは何か。実際、筋力を測定するには、
どのような方法があるのか。
(器械 or 徒手)
徒手筋力測定について、実際、体験してもら
い、自己の筋力について再認識する。
授業内容の要旨
授業内容の要旨
人間の身体バランスについて概要を説明し、
実際バランスを保つためにどのような反応が
人間の身体機構として機能しているか講義す
る。
また、転倒する高齢者においてどのようなこ
とに気をつけるかについても講義し、バランス
に関わる環境因子・身体機能について説明す
る。
さらに、医療現場で使用されているバランス
評価機器について紹介する。
筋力についての概論を説明し、医療従事者が
筋力測定に使用する器機にはどのようなもの
があり、どのような方法で測定を行うのか、ま
た徒手で測定する場合、どのような方法で測定
を行うかについて学び、実際、徒手筋力測定を
自分自身で行ってみて自己の筋力について再
認識し、筋力の大まかなことについて理解す
る。
授業 講義・実習
対象人数 20∼40人程度
形態
演習
授業 講義・実習
対象人数 20∼40人程度
形態
演習
必要 プロジェクター
機材 パソコン(パワーポイント)
必要 プロジェクター
機材 パソコン(パワーポイント)
その他実施に当たっての留意事項
その他実施に当たっての留意事項
特になし
理学療法学科
講師 井上 和久
2−9
実習を行うので、動きやすい服装を着用。
できれば、半袖・半ズボンが望ましい。
№
2−10
実施
教員
理学療法学科
講師 井上 和久
テーマ
先天性股関節脱臼・
ペルテス病について
実施目標(高校生に何を学んでもらうか等)
簡単な病態と障害像を学んでもらい、実際そ
れらの疾患にかかっている子どもを理解する。
授業内容の要旨
先天性股関節脱臼・ペルテス病の各疾患の病
態及び障害について概略を説明し、これらの疾
患にかかっている子どもが過度の運動により、
将来、成長したときにどのような影響が身体に
あるかについて説明する。
また、どのような治療があるか簡単に説明を
行い、対応方法を少しでも理解する。
授業
講義・演習 対象人数 20∼40人程度
形態
必要 プロジェクター
機材 パソコン(パワーポイント)
その他実施に当たっての留意事項
特になし