プログラム 6月11日(月) 6月12日(火) 6月13日(水) 8:30 聖書を読む会 9:00 祈祷会 9:30 フィールドワーク 9:30 全体会 A:野崎・解放センター B:西成・釜ヶ崎 C:水平社博物館 D:リバティおおさか・芦原橋 E:浅香 11:30 派遣礼拝 12:15 終了 F:鶴橋・生野 13:00 受付 G:大正 14:00 開会礼拝 14:30 挨拶 14:45 オリエンテーション 15:15 基調講演 6月12日(火)・分科会 部落解放センター ①狭山事件について (終了後直ちに記念撮影) 16:00 休憩 16:00 (帰着) 16:30 取り組み報告 16:30 振り返りの時 (各コース別) ②部落差別問題入門 ③関西労伝とは -釜ヶ崎で今おこっていること- ④教育現場で今おこって いること(in 大阪) 17:30 記念講演 北口末広さん (部落解放同盟 17:30 休憩 18:00 分科会兼夕食 ⑤現状を語り合う -わたしの部落解放のとりくみ ⑥差別に対する信仰者の責任と使命 大阪府連委員長) ⑦原発からうまれる差別 19:30 交流会 ⑧災害と教会 20:00 終了 ⑨「在日外国人」 -閉め出される人たち 21:30 終了 (宿泊会場まで 徒歩約 15 分) フィールドワーク プログラムの2日目には、フィールドワークの時間が設けられています。7箇所のフィールドのうちから、申 込時に選択していただきました、いずれか1箇所に移動して現地での研修を行います(移動は公共交通機関を利 用します) 。以下にフィールドの説明を簡単にさせていただきます。参考にしてお申し込みください。 のざき Aコース:野崎・解放センター 定員 20 名 だいとうし 日本基督教団部落解放センターが開設されて 30 年、現在の教団事務局大阪分室(大東市)の事務所に移って から 19 年が経ちました。町周り街並みは開所された当時から随分変わりましたが、地域共闘の解放運動と一緒 にセンターも活動しています。主会場より電車で部落解放センターを訪問します。また、大東市立野崎人権文化 センターにおいて地域における解放運動の取り組みから学びます。その後、徒歩にて野崎観音として知られる そうとうしゅう じ げん じ 曹 洞 宗 慈眼寺へ移動し「宗教と部落差別」の学習をします。 (野崎観音でまでの参道には急な石段が 5 分程度続 きます。トイレは随所にあり。 ) にしなり かまがさき B コース:西成・釜ヶ崎 定員 20 名 日本の経済成長を底辺で支えてきた日雇い労働者の町釜ヶ崎。ここは日本の社会の縮図であり、釜ヶ崎で起き ていることは必ず全国に広がっていく。釜ヶ崎には差別と抵抗の歴史がある。1970 年以来、日雇い労働者として みずのあ し ゅ ら 釜ヶ崎に住む水野阿修羅さんの案内で、釜ヶ崎周辺を 3 時間以上かけて歩く。過去何があったのだろうか?今何 が起きているのか?あなた自身がそれを確かめ、日本の社会を見つめ直す時としよう。 すいへいしゃはくぶつかん Cコース:水平社博物館 定員 50 名 日本で最初の人権宣言と言われる「水平社宣言」を掲げ 1922 年に創立された「全国水平社」 。その歴史と運動 ご せ し かしはら を伝える水平社博物館は 1986 年に水平社発祥の地である奈良県御所市柏原に建てられました。水平社創立 90 周 年を迎える今年、その歴史や運動に学び、これからの部落解放に向けての取り組みを考えます。博物館まではバ スで移動します。階段の多いフィールドワークに代えて、館内展示をじっくり見学することも可能です。 あしはらばし Dコース:リバティおおさか・芦原橋 定員 30 名 大阪市内における様々な人権問題について啓発活動の一つとして建てられた大阪市立人権博物館(リバティお おさか)を訪ねます。館内には命・社会・未来(夢)のテーマに基づく様々な展示物があり多くのことを考える 機会となります。また、フィールドワークは「太鼓と皮革のまち」を歩きます。 あさか Eコース:浅香 定員 20 名 や ま と がわ かつて浅香地区は陸の孤島であった。まだ 40 年前のことである。大和川の堤防沿い、東西 800 メートルが浅 あ び こ おおはし あ び こ 香地区である。西は大阪市立大学、東は吾彦大橋、そして、北には地下鉄我孫子車庫。ずっと囲まれてきた。閉 ざされた町を差別から解放する闘いがはじまる。30 年近い交渉の後、北の地下鉄車庫の撤去が決まる。3 万 3 千 坪の広大な土地利用の町づくりがはじまる。浅香住民のためだけにしない「生き生きとしたにんげん活力」 「ふ れあい、たすけあう」 「水と緑の町」 「ひとりひとりを大切に」を町づくりの理念として計画された。これまでの 部落解放にもとづき、しかしまたそれを越えて私たちに大切なことを気づかせてくれる町。 道程はエレベーターが全てあります。行きやすい場所です。あたたかい町、浅香があなたをお待ちしています。 是非参加ください。 つるはし いくの Fコース:鶴橋・生野 定員 20 名 「アンニョン」 、大阪市生野区の街角でよく聞かれる挨拶の声です。生野は、在日韓国・朝鮮人の人々が多く 住み、歴史を重ねてきた町です。近年の韓流ブームもありキムチ屋さん、焼き肉屋さん、韓国料理屋さんなどが 並ぶコリア・タウンには、多くの人々が訪れます。一方で根深く「在日」の人々に対する差別の歴史と現実があ ります。そんな生野で異なるルーツを持つ人々が出会い、知り合い、新しい共生社会を目指して歩んでいます。 町のフィールドワークは、1 時間 30 分ほど歩きます。 たいしょう Gコース: 大 正 定員 10 名 大阪市大正区は、ウチナーンチュ(沖縄人)の住む町です。区内には、沖縄料理店や琉球舞踊研究所などがた くさんあります。何故、大正区には沖縄出身者が多いのか。大正区の沖縄出身者を学ぶことは、日本(ヤマト) による琉球処分、人類館事件、集団就職等における沖縄人差別、更には同化政策によるウチナーンチュ自身のヤ マト化が見えてきます。大正区で、ひたむきに一生懸命に生きてきたウチナーンチュの姿には、学ぶこと大です。 :現地まで電車で移動し、徒歩でフィールドワークをします。 :全体的に車で移動します。 :現地までバスで移動し、徒歩でフィールドワークをします。 :バリアフリー設備が整っています。 HOTEL IL GRANDE梅田 宿泊 (シングルのみ。朝食付。) 〒530-0047 大阪市北区西天満 3-5-23 ℡06-6361-7201 (宿泊会場と主会場は、徒歩約 15 分です。) フィールド A:野崎・解放センター C:水平社博物館 E:浅香 G:大正 ワーク B:西成・釜ヶ崎 D:リバティおおさか・芦原橋 F:鶴橋・生野 A~G 7コース 分科会 ①狭山事件について ⑥差別に対する信仰者の責任と使命 ②部落差別入門 ⑦原発事故からうまれる差別 ③関西労伝とは-釜ヶ崎で今おこっていること- ⑧災害と教会 ④教育現場で今おこっていること(in 大阪) ⑨「在日外国人」-閉め出される人たち ⑤現状を語り合う-わたしの部落解放のとりくみ 9分団 全日参加費:19,800 円(全室シングル) *11 日夕食~13 日朝食までの宿泊・食費、フィールドワーク等諸費用を含む。 部分参加費:申込用紙にてプログラムの参加可能な部分をお伝えください。 費用計算しお知らせします。 参加費 ★参加費は、申込み完了後、事前配付資料と共に振込用紙をお送りしますので、 振込用紙をご利用いただき出来るだけ 5 月中にご送金ください。 (送金できない場合、当日受付でのお支払いも可能です。) *尚、キャンセルは1週間前までにお願いいたします。過ぎた場合には実費をお支払い いただくことになります。 ★交通費補助は、申込みと同時に申請してください。 往復 15,000 円を超える場合、交通費補助の対象となります。 交通費 *申込用紙に記入欄がございます。 *部分参加の場合は交通費補助はありません。 *なるべく割安な交通手段をご検討ください。 *駐車場は事前にお問合わせください。ご案内いたしますが、少し遠方になります。 保険 参加申込 国内旅行保険(AIU保険)と契約する予定です。 *現地での開催中のみ有効です。 (現地までの往復交通機関は適用外) 申込期限は5月10日までです。 同封の申込用紙に記入の上、下記「問い合わせ・申込先」まで、郵送、FAX、 e-mail のいずれかの方法でお申し込みください。 *申込用紙等は、部落解放センターHP からダウンロードできます。 *当日の資料の中にお名前、出席教会、自己紹介文を掲載することをご了承ください。 その他 振込先 問い合わせ ・申込先 点字資料や手話通訳の準備、車椅子での参加、託児等に関して、その他の要望 がございましたら、下記「問い合わせ先」まで事前にご相談ください。 郵便振替:00950-6-302047 名義:日本キリスト教団部落解放センター 日本基督教団部落解放センター 〒574-0073 大阪府大東市緑が丘2-16-14 TEL 072-875-8470 FAX 072-875-8471 e-mail:[email protected] 日本基督教団 部落解放センター開所 30 周年記念 日本基督教団大阪教区 第12回 部落解放全国会議 「わたしの中の差別・被差別」 ~来て、見て、知って、解放へ~ 今大阪では、釜ヶ崎で野宿労働者たちに選挙の投票を呼びかけた 牧師が不当逮捕され、公立学校の卒業式で校長が口元を確認してま で教職員に対して「君が代」起立斉唱の徹底を図ろうとし、朝鮮学 校に対する 2011 年度補助金を府も市も結局支給しないことが決定 されるなど、子どもたちや少数者の気持ちや権利は置き去りにされ、 大きなもの、強いものに従うことは当然という風潮が満ちています。 そんな一人一人が大切にされない時代あって・・・ 大阪教区内には、日本で最初の人権宣言といわれる「水平社宣言」 発祥の地をはじめ、さまざまな差別・抑圧との闘いの現場がありま す。わたしたちは、まず「出会って」 (=来て、見て、知って) 、 「わ たしの中の差別・被差別」に気づき、お互いを認め合い、共に解放 へと向かいたいと思います。 日本基督教団事務局大阪分室=教団部落解放センターがある教区 としての取り組みの中で、みなさんをお迎えしたいと思います。 心からお待ちしています。 わたしの中の差別・被差 第 12 回部落解放全国会議実行委員長 大阪教区総会議長 向井 希夫 日 時 2012 年6月 11 日(月) 14:00 ~ 6月 13 日(水) 12:15 会 場 日本基督教団 東 梅 田 教 会 〒530-0055 大阪市北区野崎町 9-6 ℡06-6311-8894 主 催 第 12 回部落解放全国会議実行委員会 日本基督教団部落解放センター
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