養育支援事業 - 飯田市

平成23年度事務事業実績及び前期5年間取組評価表
会計
事務事業名
養育支援事業
事業種別
前期政策
3 健やかに安心して暮らせるまちづくり
後期政策
3 健やかに安心して暮らせるまちづくり
前期施策
37 子どもを産み育てやすい環境の充実
後期施策
37 子どもを産み育てやすい環境の充実
一般会計
政策
事業No.
180
予算科目
課等名
事業期間
開始
17
施策順№
37-027
3-2-8-11-2
子育て支援課
終了
1 事業の目的
面接・相談または訪問の対象は、産後うつ、育児ノイローゼ等の問題をはじめ、子育てに対して不安や孤立感を抱える、または虐待の恐れやリス
クを抱える家庭など
対象
具体的な数値で表すと(対象指標)
誰、何 就学前児童数(各年4/1.住基+外登)×国が示す義務的新生児訪問対象児(何らか
に のリスクを持つと予想される乳児)の割合20%
事業の目
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
1237
1206
1171
1145
1127
的は「対
要保護児童(虐待・虐待が疑われる・放置すると虐待に陥る児童)件数
106
197
257
345
423
象」を「意
図」した状
ハイリスク児童をはじめとする養育家庭、家庭運営の負担が高い家庭を把握し、家庭育児に関する面接相談・訪問援助・訪問発達指導などを実
施して、子育ての安定化を図る。親と子が喜びを持って向き合えるようにする。
態にする
意図
ことです
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
23年度
事業の成果を具体的な数値で表すと(成果指標)
対象を
どう変 家庭児童相談件数
えるか
育児支援家庭訪問家庭数
目標達成状況と成果に
ついての振り返り
【政策的事業のみ評価】
実績
実績
実績
実績
目標
実績
515
638
461
545
450
589
190
204
464
421
400
423
保育士OB、子育て経験者を活用した養育支援家庭訪問事業による在宅育児支援の強化を中心に取り組み、児童虐待の防止に努め、目標数値を達成した。
これにより、迅速な支援が児童虐待の抑止につながっていると考える。
2 手段(具体的な取り組み内容)
新すくすくプラン後期計画対象事業 旧事業名:養育支援家庭訪問事業
飯田市次世代育成支援行動計画(平成16年度策定)に基づく、平成17年度からの取り組み。
・児童虐待を防止するため、子育て支援地域ネットワークによって、要保護児童の情報を子育て支援課に集中させる。
・その中で、特別な支援の必要な家庭に対しては、個別支援計画に基づいて家庭訪問による個別援助活動を行う。
・養育支援に関する専門的技術援助スタッフは、保健師、臨床心理士、家庭児童相談員の3名。
・養育家事援助活動スタッフは、保育士・子育てOB等から市に登録された、養育支援家庭訪問登録員41名。
事業の制度 ・県の設置要綱による家庭児童相談室業務は、専門的技術援助スタッフによって行う。
(仕組み)説明 ・家庭の事情や養育が困難な家庭に対し、子どもを短期間児童養護施設等へ預けることができる子育て短期支援事業を行なう。
事業内容
1 家庭児童相談事業及び育児支援家庭訪問事業
(1)育児支援に関する専門的技術援助
(2)保健師(正規)1人、臨床心理士(臨時)1人、教員OB(臨時)1人 計3人体制
名称
1 家庭児童相談延件数
活動量・単位
1 589件
2 養育支援訪問延件数
2 1,219件
3 実施施設数
3 3カ所
1 家庭児童相談延件数
1 580件
2 養育支援訪問延件数
2 1,200件
3 実施施設数
3 3カ所
2 育児支援家庭訪問事業
(1)地域の育児家事援助活動
(2)育児支援家庭訪問登録員 41人
23年度
事業内容
3 子育て短期支援事業
(1)一時的に養育が困難な世帯に対して、児童養護施設等で児童を預かる制度
(2)7日間預かる「短期入所生活援助事業」と17時から22時まで預かる「夜間養護等事業」
1 家庭児童相談事業及び育児支援家庭訪問事業
(1)育児支援に関する専門的技術援助
(2)保健師(正規)1人、臨床心理士(臨時)1人、教員OB(臨時)1人 計3人体制
2 育児支援家庭訪問事業
(1)地域の育児家事援助活動
(2)育児支援家庭訪問登録員 41人
24年度
実施計画
3 子育て短期支援事業
(1)一時的に養育が困難な世帯に対して、児童養護施設等で児童を預かる制度
(2)7日間預かる「短期入所生活援助事業」と17時から22時まで預かる「夜間養護等事業」
3 事業コスト
「23年度予算額」が予算科目「23予算
額」合計と相違
23年度予算額
(千円) 22年度決算額
特 国庫支出金
定 県支出金
事 財 起 債
業 源
費
その他
一般財源
計 (A)
正規職員所要時間
臨時職員等所要時間
人件費計 (B)
トータルコスト A+B
4,995
3,213
4,996
13,204
4,000
6,000
20,754
33,958
「23年度決算額」が予算科目「23決算
額」合計と相違
23年度決算額
24年度予算額
4,528
3,958
4,475
50
4,528
9,106
72
3,959
7,989
4,000
6,000
20,754
28,743
50
4,476
9,001
「24年度計画額」が予算科目「24計画
額」合計と相違
特定財 (県)安心子ども基金事業補助金(10/10)
(国)子育て支援交付金(1/2)
源内
訳、補
足事項
全体計画額
0
4 行財政改革の取組内容【経常的事業のみ評価】
行財政改革
の取組区分
【記載不要】
具体的な
取組事項
【政策的事業のため記載不要】
22年度決算と比
べての効果額
(千円)
【記載不要】
効果額説明(算
出根拠)、特殊
要因
【政策的事業のため記載不要】
5 平成23年度の振り返り及び前期5年間の取組評価(総括)
子どもを産み育てやすい環境の充実
上位の
施策への
結びつき
施策の成果指 子育てしやすいまちだと感じている人の割合(%)
標又はムトス
指標
上位施策の目
的
保健師・臨床心理士・保育士などの専門職による要保護児童及び家庭支援、保育士OB、子育て経験者を活用した養育支援家庭訪問事業
による在宅育児支援の強化を中心に取り組み、児童虐待の防止に努めている。これにより、訪問延べ件数がH23で1,219件となり、迅速な支
5年間の振 援により児童虐待の抑止につながっていると考える。
り返り
この事務事業
は施策の目的
達成にどのよ
うに貢献しまし
たか
家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加など、子育ち子育てを取り巻く環境が厳しくなってお
り、支援が必要な家庭が増えている。緊急のケースや、土日・祝日にも対応できるように、職員体制の整備を検討する必要がある。
後期に向
けた課題
対応が困難な家庭の増加を受け、養育支援家庭訪問事業を強化。保育所OB等を10名登録し、在宅育児支援を行なっている。
5年間の振
り返り
この事務事業
の成果を向上
させるためにど
のような工夫を
してきましたか
家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加など、子育ち子育てを取り巻く環境が厳しくなってお
り、支援が必要な家庭が増えている。緊急のケースや、土日・祝日にも対応できるように、職員体制の整備を検討する必要がある。
後期に向
けた課題
経費の大半が人件費であり、家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加などを考えると、コスト削
減は困難。
5年間の振
り返り
コストを削減す
るためにどの
ような工夫をし
てきましたか
後期に向
けた課題
家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加など、子育ち子育てを取り巻く環境が厳しくなってお
り、支援が必要な家庭が増えている。緊急のケースや、土日・祝日にも対応できるように、職員体制の整備を検討する必要がある。マンパ
ワーに依存する部分が大きく、コストの削減は困難。
要保護児童及び家庭支援は、児童虐待などの防止を目的としており、こうした家庭への支援は行政が主体的に対応することになっている。
市の関与は適切であると考える。
5年間の振
り返り
受益者負担の
程度、市が関
与する程度は
適切でしたか
事業の目的を勘案すると、受益者に負担していただく内容ではないと考える。
後期に向
けた課題
・要保護児童及び家庭支援は、児童虐待などの防止を目的としており、こうした家庭への支援は行政が主体的に対応することになっている。
多様な主体の役割の
発揮状況
①その主体は誰で、
どのような役割を果
たしましたか。
②その主体が役割を
発揮するために、行
政はどのような働き
かけをしてきました
か、又は、配慮してき
ましたか)
5年間 また、養育支援家庭訪問事業については、市が保育所OBなどへ働きかけ、より多くの協力者を登録し、早期の在宅育児支援を実現してい
の振り るところである。
・子育て支援ネットワーク協議会の構成機関を通じ、児童虐待の発見に努めてきた。
返り
・家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加など、子育ち子育てを取り巻く環境が厳しくなってお
後期に り、支援が必要な家庭が増えている。緊急のケースや、土日・祝日にも対応できるように、職員体制の整備を検討する必要がある。
向けた ・子育て支援ネットワーク協議会の構成機関間の連携強化により、児童虐待発見の実効性を高める必要がある。
課題
平成23年
度の振り
返り
・保健師・臨床心理士・保育士などの専門職による要保護児童及び家庭支援、保育士OB、子育て経験者を活用した養育支援家庭訪問事
業による在宅育児支援の強化を中心に取り組み、児童虐待の防止に努めている。相談・支援件数は平成23年度で1,219件であり、迅速な支
援により児童虐待の抑止につながっていると考える。
・子育て支援ネットワーク協議会の構成機関に「飯田養護学校」と「飯伊圏域障害者総合支援センター」を加え、児童虐待発見の体制強化を
行った。
保健師・臨床心理士・保育士などの専門職による要保護児童及び家庭支援、保育士OB、子育て経験者を活用した養育支援家庭訪問事業
による在宅育児支援の強化を中心に取り組み、児童虐待の防止に努めている。相談・支援件数は平成23年度で1,219件であり、迅速な支援
5年間の振 により児童虐待の抑止につながっていると考える。
全体を通じて
り返り
家庭の経済状況の悪化、ひとり親家庭の増加、発達に遅れや偏りがある子どもの増加など、子育ち子育てを取り巻く環境が厳しくなってお
り、支援が必要な家庭が増えている。緊急のケースや、土日・祝日にも対応できるように、職員体制の整備を検討する必要がある。
後期に向
けた課題
6 平成24年度における事務事業の組立結果
完了
拡大
縮小
別事業に統合
平成24年度に
おける事務事 現状では、事業内容、コストなど適切である。
業組立の理由
休止廃止
現状維持
目的見直し
事業のやり方改善