犬膵特異的リパーゼ - アイデックス ラボラトリーズ

アイデックス 検査サービス
Spec cPL™
ー犬膵特異的リパーゼ
犬の膵炎検査における大革命
犬の膵炎診断のための迅速で信頼性の高い検査
信頼性の高い膵炎の検査ができることに、
どのようなメリットがあるのでしょうか?
膵炎の早期診断は予後の改善につながるでしょう ― 的確な治療が可能になります
犬の膵炎における特異的検査
嘔吐、食欲不振、腹痛の症状がみられるすべての犬で、
膵炎を疑う必要があります。
Spec cPL™
犬膵特異的リパーゼ アイデックス検査サービスにて 検査可能です。
犬の膵炎は予後不良となる場合
もあり、また診断は困難だとい
われています。
•嘔吐、食欲不振、腹痛など
非特異的な症状がみられます。
•Spec cPL は膵炎にもっとも
特異的な検査方法です。
「膵炎の重症例では、食欲
不振(91%)
、
嘔吐(90%)
、
衰弱(79%)
、
腹痛(58%)
、
脱水症状(46%)
、
下痢(33%)がみられる。
」
Jörg M. Steiner,
med. vet., Dr. med. vet., PhD,
DACVIM-SA, DECVIM-CA1
>96%
55%
特異性
検査で膵炎を除外した患者のうち、
<68%
65%
57%
患者の割合
62%
実際に膵炎であった
73%
検査で膵炎を疑った患者のうち、
>82%
感 度
>82%
>96%
検査方法による精度の比較
実際に膵炎ではなかった
NA
33%
患者の割合
Spec cPL5
cPLl
血清リパーゼ活性6
血清アミラーゼ活性6
血清TLI6
超音波検査7
1. Steiner JM. Diagnosis of pancreatitis. In: Willard MD, ed. Veterinary Clinics of North America. Small Animal Practice. Gastroenterology. Philadelphia, Pa:
WB Saunders; 2003;33:1181–95.
2. Mansfield, C. New directions in diagnosing and treating canine pancreatitis; Proceedings from: ACVIM Forum 2004; Minneapolis, Mn; June 9–12, 2004.
3. Graca R, Messick J, McCullough S, Barger A, Hoffmann W. Validation and diagnostic efficacy of a lipase assay with the substrate 1,2-O-dilauryl-racglycero glutaric acid-(6’methyl resorufin)-ester for the diagnosis of acute pancreatitis in dogs. Vet Clin Path. 2005;34(1):39-43.
Spec cPL™(犬膵特異的リパーゼ)は、的確な治療方針を決定するための、
迅速で信頼性の高い検査方法です。
精度:
当初 cPLI の検査は
Gastrointestinal Laboratory at Texas A&M University の Dr. Jörg Steiner
と Dr. David Williams に
より開発され、
さらにアイデックスと共同で
新しい Spec cPL 検査が
改良開発されました。
「
[cPLI 検査]は、
急性膵炎の診断に最も有効な
検査である。
」
82%以上の感度と
96%以上の特異性
5
迅速な結果:
Caroline Mansfield, BSc, BVMS,
MVM, DECVIM-CA 2
「 ・・・他のあらゆる検査
(リパーゼ活性など)において
陽性結果を示した場合、
さらに cPLI のような
アイデックス検査サービスにて毎日
検査を実施。迅速な治療方針の決定
と実施が可能になります。
「犬の急性膵炎における
初期治療は、確定診断前に
開始すべきであり、
膵炎の診断が確定したのちに、
膵炎に特異的な治療を
行うことができる。」
Richard E. Goldstein, DVM,
DACVIM, DECVIM-CA 4
特異的検査により
確証する必要がある。
」
Roberta Graca, DVM3
検査ご依頼方法
膵炎の診断材料の1つとして、
アイデックス検査サービスの
Spec cPL検査をご利用ください。
アイデックス検査サービスは、
より充実したサービスを提供するために
進歩し続けることをお約束します。
検査項目
犬膵特異的リパーゼ(Spec cPL)
検査材料
血清のみ
必要検体量
0.2ml
保存送付方法
冷蔵または冷凍
検査料金
会員 ¥3,465 一般 ¥5,565
関連項目
犬トリプシン様免疫活性(c-TLI)
血液化学検査(アミラーゼ活性・リパーゼ活性含む)
アイデックス検査サービスにおいて検査を実施いたします。
お問い合わせ / ご依頼は、0422-71-0880 までご連絡ください。
また、http://www.idexx.co.jp もご参照ください。
4. Goldstein, R. Pancreatitis in dogs; Proceedings from: Western Veterinary Conference; Las Vegas, Nv; February 17–20, 2003.
5. Data on file at IDEXX Laboratories.
6. Mansfield CS, Jones BR. Trypsinogen activation peptide in the diagnosis of canine pancreatitis [abstract]. Vet Int Med. 2000;14:346.
7. Hess RS, Saunders HM, Van Winkle TJ, Shofer FS, Wasabau RJ. Clinical, clinicopathologic, radiographic, and ultrasonographic abnormalities in dogs with
fatal acute pancreatitis: 70 cases (1986–1995). J Am Vet Med Assoc. 1998;213:665–70.
IDEXX Spec cPL™
嘔吐、
食欲不振、
腹痛の症状がみられるすべての犬で、
膵炎を疑う必要があります。
Spec cPL™ 検査を行いましょう。
嘔吐、食欲不振、腹痛の症状がみられる犬
X線像
異常所見なし
異物、
腫瘤病変
または
上腹部の不鮮明化
または腸閉塞像
診断と適切な治療
臨床検査
CBC
血液化学パネル検査
リパーゼ活性とアミラーゼ活性
plus
Spec cPL™
尿検査
患者のリパーゼ活性とアミラーゼ活性
の検査により、膵炎の徴候を
より早期に発見することができます。
≦200 μg/L
201~399 μg/L
≧400 μg/L
血清Spec cPL濃度は
基準値範囲内
血清Spec cPL濃度がやや高値。
膵炎の可能性あり、
血清Spec cPL濃度の再検査が
必要である。
血清Spec cPL濃度が
膵炎を示唆している。
肝疾患、腎疾患、
胃腸疾患及び
他の疾患を検査
アイデックス ラボラトリーズ株式会社
〒181-8608 東京都三鷹市北野3-3-7
0806