2013 年 2 月 27 日 報道資料 ら・な・いハイサワー“缶”」 「わ・ 缶入りチューハイ「ハイサワー缶」 コンビニ先行発売が好調、初動は目標の 1.4 倍 量販や酒販店での本格販売 3/1 から開始 創業 85 年で、お酒を割る炭酸飲料のロングセラー商品「ハイサワー」を販売する博水社(東京 都目黒区、田中秀子社長)は、コンビニエンスストアで先行販売を開始(2/5~)したアルコール入り のハイサワー「ハイサワー缶 レモンチューハイ」(350ml、希望小売価格 168 円)を、2013 年 3 月 1 日(金)から関東圏の量販店、酒販店などに卸し、本格発売を開始します。 「ハイサワー缶 レモンチューハイ」は、お酒の割り材「ハイサワー」をメーンに清涼飲料のみを 展開してきた当社初となるアルコール飲料です。今年 2 月 5 日から関東コンビニエンスストアで先 行発売しており、駅飲み、列車飲みなど従来の「ハイサワー」にはない需要も取り込み、初動は目 標の 1.4 倍と好調です。 3 月 1 日からはスーパーや酒店、飲食店へと販路を拡大し、本格的に販売を開始します。 「ストレートなレモンの味」「甘くないこれぞレモンサワー」と、ツイッターなど SNS でも好評で、商 品のおいしさの決め手である“真んなか搾りレモン”を今後もアピールし、消費拡大を狙います。 主な特徴 新商品「ハイサワー缶 レモンチューハイ」は、約 30 年前(1980 年) から発売を開始し、日本初のレモンサワーを作る焼酎用の割り材飲料と して累計販売数 15 億本※を突破(2012 年 10 月)した「ハイサワー」の初 となるアルコール入りタイプです。 ※15 億本:200ml 瓶換算、原液(濃縮)タイプは含まず炭酸入りのみを集計 イタリア・シチリア島の契約農家から仕入れる、果肉の中心約 30%だ けを搾る“真んなか搾り製法”の上質のレモン果汁を 7%と多く使った、レ モン本来のまっすぐな酸味が特徴です。 アルコール度数は、焼酎をハイサワーで割るときの黄金比(焼酎 1:ハ イサワー3)である 7%と少し高めに設定しています。居酒屋で提供され るハイサワーのプロの味を、ご家庭で手軽にお楽しみいただけます。 当社が酒類市場に参入するのは初となるため、酒類免許を昨年 9 月に取得し、創業 85 周年と なる今年、100 年企業に向けた戦略的商品として投下します。当面はハイサワーの認知度の高い 関東圏での営業に注力し、初年度約 580 万本の売り上げを目指します。今後はハイサワーの販売 網を活用した全国展開も視野に入れています。 <その他特徴> ■ 度数・果汁・ガス圧ともに高め、酒好き・サワー好きに…“ツウ好み”の味 新商品の一番の特徴は、「ハイサワー」に使用し続けている、レモンの果肉の中心約 30%のみを 搾るシチリア産の贅沢な“真んなか搾り”製法のレモン果汁と当社独自配合の秘伝の高級天然レモ ンオイルの配分量です。 「チューハイを飲む」という感覚ではなく、「上質なレモンた っぷりをサワーにして飲む」を意識した、特別感・上質感のあ る新感覚のレモンサワーです。えぐみのある酸味ではなく、 “真んなか搾り”ならではの天然レモン本来のまっすぐな酸味 をお楽しみいただけます。 またアルコール度数を 7%と少し高めにしており、かつ炭酸ガス圧も通常の缶入りチューハイの 約 1.5 倍に設定、お酒やサワー好きの方に向けた、“ツウ好みの味”です。 新商品開発には社長ほか若手から中堅社員まで 5 人のチームを編成、あらゆる缶チューハイの 試飲からはじめました。果汁比率やアルコール度数を数%から 10%強まで設定し天然レモンオイ ルを微調整しながら、約 8 カ月間(昨年 6 月から)をかけ開発しました。行きついたのが、1980 年の 「ハイサワー」発売以来、料理屋や焼き鳥屋、焼きトン屋などを中心に広まってきた赤提灯のプロの 味の再現でした。 ■ ラベルデザインは“ザ・ハイサワー”、“シズル感”をあえて削除 ラベルはハイサワーの知名度を活かし、白色を背景に約 30 年間使用しているハイサワーの赤色 のロゴを前面に強調したデザインです。一般的な缶入りチューハイに多い、果実をモチーフにした “シズル感”のあるデザインとは一線を画すことで、店頭での視認性を高める狙いです。 また商品名の右肩に「おいしいとこだけ!真んなか搾り」のキャッチコピーを置き、ハイサワーで しか味わえない上質なレモンの美味しさを訴求します。 ■ 初のアニメーション CM が登場、「お客さん終点だよ!」とは異なる世界観 コンビニエンスストアの先行発売に合わせ、テレビとラジオ連動型の新 CM の放送も開始してい ます。内容も大幅に刷新、これまで放送していた「お客さん終点だよ!」の実写版ではなく、初のア ニメーション CM を展開しています。 “てんぐおじさん”が「知っとるわいハイサワー!わ・る・な・ ら・ハイサワーじゃろ?」と胸を張って自慢げに披露するも、 美味しさの秘訣である“真んなか搾り”製法のレモン果汁を知 らないことや、新商品「ハイサワー缶」を知らないことから、自 慢の鼻が“ポキッ”“ポキッ”と折れる内容です。 <商品概要> 発 売 日 2013 年 3 月 1 日(金)本格販売開始 ※関東コンビニエンスストア先行で 2/5 から発売中 価格・容量 168 円 ※希望小売価格(税込) ・ 350ml (缶) 流 通 関東を中心に全国の流通店舗 成 分 (100ml あたり)エネルギー53kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 8g、ナトリウム 0mg 販売目標 初年度 580 万本 ハイサワーのトリビア ■ レモンは搾汁率 30%の“真んなか搾り”、隠し味は白ワイン イタリア・シチリア島の契約農家で手摘みされたレモ ンを、皮ごと押しつぶす一般的な搾汁方法(全果式)で はなく、輪切りにして果肉のみを搾るリーマ式の果汁を 使用しています。かつ一つ一つ丁寧に、果肉の中心約 30%のみしか搾らない、贅沢な“真んなか搾り”の果汁 です。 そうすることで、皮の雑味や農薬が果汁に混入せず、安心・安全かつレモン本来の味わいを存分に 味わえる商品に仕上がります。これにレモンの天然オイルを複数調合した当社秘伝のレモンフレーバー を加え、隠し味に微量の白ワインを使い、甘くない炭酸飲料に仕上げています。 ■ 15 億杯を突破、全 29 種類のハイサワー ハイサワーシリーズは 1980 年に「ハイサワー レモ ン」の誕生以来愛飲され続け、2012 年 10 月に累計販 売数 15 億本※を突破しました。 味のバリエーションはレモンに続き、ライム、青りんご、 うめが登場(1961 年)、続いて人気商品に成長したグ レープフルーツ(1997 年)を発売、その他にダイエット 版やレモンビアテイスト版、濃縮タイプなど計 29 種を販 売しています。 ※200ml 瓶換算、原液タイプは含まず ■ ハイサワーの由来は「我“輩サワー”」、「○○ハイ」や「○○サワー」の語源にも ハイサワーは日本初の、焼酎を割ってレモンサワーをつくる割り材として注目され、その美味しさから 居酒屋を中心に広がりました。発売後まもなく、女優・芦川よしみさんを起用した「お客さん終点だよ! わ・る・な・ら・ハイサワー」の CM がヒットし、飲食店から一般家庭へと急拡大、爆発的なヒット商品となり ました。考案したのは二代目社長で、“我輩が作ったサワー”という意味で「輩サワー」と命名、商標登録 も「ハイサワー」ではなく「輩サワー」で取得しました。 諸説ありますが、この「ハイサワー」の「ハイ」と「サワー」が分かれて、「○○ハイ」や「○○サワー」の名 称が全国に定着しました。例えばレモン味は概ね、関東では「レモンサワー」として、関西では「レモン酎 ハイ」として親しまれています。 ■ハイサワー年表 西暦 年号 1928 S3 品川区で田中武雄商店として創業、創業者は田中武雄 1930 S5 品川区大崎に移転、ラムネ・みかんジュース・サイダーの製造開始 1952 S27 社名を、清涼水飲料(水)を広く知らしめる(博)の意味を込め「博水社」とする 1954 S29 目黒区目黒本町に工場を移転 1960 S35 三代目女社長となる田中秀子が生まれる S36 コカ・コーラなどアメリカの飲料メーカーが日本に上陸。圧倒的な販売網を形成し日本全国 に普及、清涼飲料業界は前年比 700%増と急拡大、大手市場の独占となる 当時、都内に 250 軒あった中小企業の町のジュース屋は、軒並み倒産・廃業、現在は 40 軒 ほどに。博水社は炭酸を主軸に展開、ウイスキーのハイボール割りとして使われていた 1975 S50 「ジュース以外の商品を」と二代目・田中専一が 6 年かけて開発したビールテイストのレシピ が完成するも、6 年前のエッセンスやホップが入手できない状況で新商品開発が暗礁に乗り 上げる。気分転換に二代目社長・田中専一が娘二人(現三代目社長ほか)と、アメリカのロサ ンゼルスやサンフランシスコを旅行、ジンフィズはじめカクテルの種類の多さと普及に着目 帰国後すぐ「日本のカクテルを作ろう」と、ジンにかわる焼酎をベースに試作開始 1980 S55 「ハイサワー レモン」(200ml)が完成(商標出願 8 月 22 日)。我輩が作ったサワーという意 味で「輩サワー」と命名、商標登録も「ハイサワー」ではなく「輩サワー」で取得 1982 S57 現三代目社長・田中秀子入社 1986 S61 ライム(1L)・青りんご(200ml と 360ml)・うめ(360ml)を発売 1997 H9 現在の人気商品「ハイサワー グレープフルーツ」(1L)を発売 2003 H15 「ハイサワー ダイエットレモン」(1L)・「ハイサワー ダイエットグレープフルーツ」(1L)を発売 2006 H18 「ハイサワーハイッピー レモンビアテイスト」(350ml)・「同 ビアテイスト」(350ml)を発売 2008 H20 創業 80 周年に三代目・田中秀子社長が 就任 2011 H23 「ハイサワー ハイッピーゼロ ビアテイスト」(350ml)を発売 2012 H24 1961 内容 「ハイホップ シャルドネビアテイスト」「同 レモンビアテイスト」(330ml)を発売 10 月に「ハイサワー」の累計販売数が 15 億本(200ml 瓶換算)を突破 博水社 会社概要 社 名 株式会社 博水社(英文表記:HAKUSUI-SHA) [会社種別:非上場] 代 表 者 代表取締役社長 田中秀子 (2008 年 4 月就任、三代目) 従業員数 22 人 (全て正社員) 資本金・売上 2000 万円・14 億(2011 年 11 月) 主要出荷地 日本、アメリカ 報道各位からの問い合わせ先 博水社 広報/原口 電話:03-3712-4163 FAX:03-3712-4883 Mail:[email protected]
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