気軽に寄っちょくれ! 柳井さんの手つきに見入る 参加者 市内を歩いていると、﹁さ 開催すると聞き、おじゃま らうこと。そして、みんな いきの茶の間﹂と書かれた しました。 でテーブルを囲んで交流を 暖簾を見かけることがあり サロンに集まってくる 深めること。これが今回の ませんか? 参 加 者 は、﹁ ど げ え し よ る 教室の目的です﹂と柳井さ ﹁さいきの茶の間﹂とは、 な? 奥 さ ん は 元 気 か え?﹂ ん。 地域において家に閉じこも と、互いの近況を聞き合い 料理教室は、和やかに進 りがちな高齢者や障がい者 ます。同じ地域に長く住ん み、野菜たっぷり、辛さ控 が、気軽に立ち寄り交流で でいても、今回初めて話を えめのヘルシーなキムチ鍋 きる場をつくる団体などに、 したという人もいるとのこ が完成しました。 市が運営費の一部を助成す とで、この場所が地域住民 ﹁ 毎 週 水 曜 日 の 夜 に こ こ で る事業です。 の大事なコミュニケーショ 卓球をしよるんよ。来て一 現在、市内には の﹁さ ンの場となっていることが 緒に体を動かさんかな。﹂ いきの茶の間﹂が公民館 うかがえます。 ﹁ そ う や な ぁ。 一 人 で 家 に や集会所などに暖簾を掲げ、 ﹁ 独 り 暮 ら し の 高 齢 者 が 増 おってもすることがねえし、 それぞれ交流やサークル えている中、栄養のバラン 卓球しに行ってみようか。﹂ の場として、元気に活動を スのとれた料理を覚えても 美 味 し い 料 理 を 口 に し、 行っています。今回は、本 会話もはずみます。 匠・直川地域の活動を紹介 ﹁ 独 り 暮 ら し だ と、 話 し た します。 り、笑ったり、運動したり する機会がどうしても減っ 本匠お茶の間サロン てしまう。高齢者の心と身 体の健康のために、これか らも今回のような機会をつ くっていくことが大事だと 思う。たくさんの人に参加 し て 欲 し い。﹂ と 柳 井 さ ん は力強く話してくれました。 今後も、県南落語組合を 招待しての落語会や健康体 操教室などを計画していく とのことです。 28 14 昨年7月 日に認定を受 けた本匠地域の﹁本匠お茶 の間サロン﹂。カラオケセッ トや卓球台、囲碁セットな どを備え付け、地域の高齢 者が交流の場として、昼夜 問わず利用しています。 2月9日、代表の柳井忠 臣 さ ん 自 ら が 講 師 を 務 め、 ﹁中高年の男料理教室﹂を さいきの茶の間 ② 2011年 (平成23年)3月1日号 市報 さいき ﹁そうしてご先祖様の着ち とのこと。目的別に利用で 直川ほっ と 一 息 ょったものを着ると、命は きる二つの部屋があり、お 昨年9月に認定を受けた つ な が っ ち ょ る ん や な ぁ、 互いの交流も自由で、盛ん 直川赤木地区の﹁ほっと一 っていう気分になる。﹂ な様子。 息﹂は、スタッフ 人のう ゆったりとした会話に、部 自宅で作った野菜を持ち ち2∼3人が交代でお世話 屋がとても暖かい空気に包 寄って簡単な料理をしたり、 をしており、料理教室や手 まれてくるように感じられ 季節の食べ物をみんなで楽 芸教室、健康体操、昔の歌 ます。 しんだり、知らなかった味 や遊びなど様々な活動に参 時 折 戸 が 開 き、﹁ こ ん に 付けのコツなどを教え合っ 加することができます。 ち は ﹂ と あ い さ つ す る と、 たり。たくさんの知恵がこ 問い合わせてみると、ち 部屋には入らずまた戸を閉 こに集まっているように思 ょうどこれから、﹁古い着物 める、という人が3度。 えます。 のリサイクル﹂をするため 聞くと、 ﹁ 何 か や ろ う、 と な っ た ら 裁縫仲間が集うとのことで、 ﹁ 隣 の 部 屋 を 使 う 人 よ。 集 すぐにまとまって、みんな 訪問しました。 まって、話をしたり、料理 が力を貸してくれるのがこ ﹁ ど う ぞ、 お 上 が り く だ さ をしたりするんで。﹂ の地区のいいところ。 い。﹂ みんなが歳を取りよるけ 代表の広瀬さんに案内さ ん、 お 互 い で 気 配 り し て、 れたのは、日当たり良好の できる範囲で協力し合わん 大きな窓がある部屋。壁に となあ。 ﹂ は趣のある着物が掛けら 地区に住む人が集まり話 れ、床には肌襦 袢が広げら をすれば、みんなが無事に れています。質問してみる 過ごせているかどうかもす と、古くなった着物の糸を ぐにわかる、そういう面で ほどき、使える部分は肌襦 も一役買っています。 袢の袖にしたり、座布団の ﹁まだここに来たことがな カバーを作ったりしている い人も、暖簾が出ていたら のだそう。 気軽に寄って、一息ついて ﹁ 着 物 の 中 に は な、 ち ょ っ ください。 ﹂ と仕立て直したら着られる 明るく穏やかに、広瀬さ 和 や か な 雰 囲 気 の 中 、 ものもあるんよ。﹂ 作業を楽しむ んは話してくれました。 13 蒲江大字竹野浦河内 (竹野浦河内老人憩いの家) 43−3683 青山大通5402番地 26−1116 東町12番8号 (東老人憩いの家) 22−3407 鶴望5158番地1 (野口団地集会所) 24−8711 蒲江大字1228番地(丸市尾集いの家) 44−0519 長谷6144番地(上堅田地区集会所) 23−6730 若宮町5番5号 (若宮町集会所) 22−3214 上岡2160番地(城西団地集会所) 24−8843 蒲江大字蒲江浦 (小蒲江地区集会所) 42−1540 すずめの学校 鶴見沖松浦 (鶴見地区公民館沖松浦分館) 33−0053 本匠お茶の間サロン 本匠大字波寄 (旧JA本匠支店) 56−5017 やかたじま地区茶の間運営委員会 蒲江大字蒲江浦 (やかたじま地区集会所) 42−0200 ほっと一息 直川大字赤木 (中道集会所) 58−3259 深島地区茶の間運営委員会 蒲江大字蒲江浦 (深島地区集会所) 42−1567 さいきの茶の間運営事業 実施団体一覧表 ︵平成 年2月現在︶ 23 2011年 (平成23年)3月1日号 市報 さいき ③ 問い合わせ 軽に お気 用 ご利 さい! くだ 活動場所 団体名 河内憩いの間事業の会 (河内憩いの間事業) 青山女性百人会 (青山ピンコロ軒・青山地区茶の間) 東町茶の間運営委員会 (東町茶の間) 百谷地区茶の間運営委員会 (百谷地区茶の間) 丸市尾集いの家実行委員会 (丸市尾集いの家) 上堅田女性友の会 (上堅田地区お茶の間) 若宮町悠々クラブ (若宮町悠々クラブ茶の間) 城西そよ風会 (城西団地集会所) 地縁団体 小蒲江地区 (小蒲江地区茶の間)
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