平成 15 年１月８日「ナイスわくわくフェア2003」の概要と見どころ ■ニュースポイント■ ・ナイス株式会社（社長平田恒一郎、本社横浜市鶴見区）は、東京・有明の東京国際展示場（東京ビッグサイト）西１・２ホールにおいて木材・建材・住設機器の総合展示イベント「ナイスわくわくフェア 2003・住まいの構造改革第３弾」を開催いたします。以下、概要をまとめます。【「ナイスわくわくフェア」概要】日時：平成 15 年１月 24 日(金)10:00∼18:00 25 日(土)10:00∼18:00 26 日(日)10:00∼17:00 場所：東京国際展示場（東京ビッグサイト）西１・２ホール主催：ナイス株式会社協賛：建材・住器有力メーカー松下電工株式会社、永大産業株式会社、株式会社パル、ニチハ株式会社、大倉工業株式会社、吉野石膏株式会社、旭ファイバーグラス株式会社、クリナップ株式会社、東陶機器株式会社、株式会社ＩＮＡＸ、大建工業株式会社、株式会社ノーリツなど 180 社テーマ：住まいの構造改革第３弾阪神・淡路大震災において、6,400 人を超える犠牲者の約８割が木造住宅をはじめとする住宅の倒壊による窒息・圧死でした。そして、現在も神戸で倒壊したものと同じような木造住宅が日本各地に大量に存在しております。日本木造住宅耐震補強事業者協同組合（木耐協）が平成 10 年から３年間かけて実施した耐震診断の結果によると、「倒壊または大破壊の危険あり」が 49.41％、「やや危険」が 25.30％であり、実に全体の４分の３が「やや危険以上」の建築物であることが明らかにされました。特に、神戸で倒壊したような危険性の高いもののほとんどは、建築基準法による「旧耐震基準」で建てられた昭和 55 年以前の住宅（築 21 年以上）ですが、このような木造住宅は今もなお全体の約２分の１を占めていると言われております。日本の住宅ストックは総世帯数を上回り、すでに充足しているという見方がありますが、安全性の面から見ればまだまだ大半が課題を抱えております。弊社は、この事実を見過ごすことなく、取引先様と一体となって一般消費者の皆様にお伝えし、住まいの耐震診断、耐震補強工事、建て替えなどを促進していくことを目的に、平成 13 年 11 月より「住まいの構造改革」キャンペーンを展開してまいりました。一人でも多く、この事実を知っていただき、安心、安全な住まいを実現することが、弊社ならびに住まいづくりの担い手としての社会的使命と考え、さらなる浸透を目的としたイベントを開催いたしたいと存じます。主な展示内容： ◆「住まいの構造改革」テーマブース倒壊の危険性が高い木造住宅の特徴、建築基準法による「旧耐震基準」「新耐震基準」の耐震性能の違いをご理解いただいたり、我が家の耐震診断などを通じて実際のお住まいの安全性について考えていただくコーナーです。耐震性能の違いが分かる模型の設置、地震や木造住宅の倒壊のメカニズムなどが分かる各種実験、クイズ形式による解説などを実施いたします。また、地震の揺れを実体験していただく起震車も設置いたします。なお、展示の一部には独立行政法人防災科学技術研究所のご協力をいただいております。 ◆一般展示・メーカーブース 180 社の出展メーカー様が最新の製品を公開いたします。また、アトリウムの実演コーナーにて施工実演を行います。《施工実演実施メーカー》アイカ工業株式会社、朝日ウッドテック株式会社、永大産業株式会社、エスケー化研株式会社、株式会社セラリカＮＯＤＡ、大建工業株式会社、タシロ産業株式会社、東陶機器株式会社、日新総合建材株式会社、株式会社パル、松下電工株式会社、ムサシ物産株式会社、株式会社ワンウィル・木材提案コーナー構造材、内装材（インテリア）などを多彩に展示いたします。また、下記のセミナーを開催いたします。「本物の木の家に住む」東京大学名誉教授／木の何でも相談室長・岡野健氏「構造材料としての木材の位置づけ」秋田県立大学木材高次加工研究所教授・飯島泰男氏「エンジニアードウッドとは」森林総合研究所接合研究室長・林知行氏「強い木造４つの決め手」ナイス株式会社事業推進本部／一級建築士・宮代博幸「住まいの室内空気について考える」ナイス株式会社事業推進本部／一級建築士・関卓弘・Ｎｉｃｅリサイクル環境ネットワーク個別散在する工務店様の建築現場からの建築廃材リサイクルを実現することを目的に、排出事業者である工務店様と、木材・建材販売店様、収集・運搬業者様、中間処理業者様、メーカー様などをネットワークする「Ｎｉｃｅリサイクル環境ネットワーク」を発足いたします。１月 24 日(金)午後２時よりアトリウムにおいて設立総会を行うほか、メーカー様のリサイクルに対する取り組みをご紹介いたします。・セミナー開催（各 20∼30 分）会場内セミナースペース（全４カ所）において、各メーカー様による建築、リフォームや生活提案などの情報を満載したセミナーを随時開催いたします。《セミナー担当メーカー》アイカ工業株式会社、旭ファイバーグラス株式会社、株式会社アルファプライムジャパン、株式会社ＩＮＡＸ、株式会社ウッドワン、株式会社コロナ、サンウェーブ工業株式会社、大建工業株式会社、東京海上火災保険株式会社、東京ガス株式会社、東陶機器株式会社、日新興産株式会社、株式会社ノーリツ、株式会社パル、松下設備システム株式会社、松下電工株式会社、ヴィ・リクレイム株式会社、ナイス株式会社・その他実物大構造躯体やナイス株式会社によるＩＴ関連の展示などを行います。売上高・来場者数目標：・売上高目標：300 億円、来場者数目標：30,000 名・前回は７月 26∼28 日、東京ビッグサイト東４・５ホールにて開催し、売上高 297 億円、来場者数 29,043 名となりました。「ナイスわくわくフェア」とは：・「ナイスわくわくフェア」とは、取引先メーカー様（製材メーカー様、建材・住設機器メーカー様）の協賛のもと、住宅建築用木材、建材・住設機器などの製品や、住宅工法（構造躯体）の展示・販売を行うとともに、住宅に関する行政・諸団体の動向とそれらに対する具体策の提案などを行うイベントです。・弊社取引先木材・建材販売店様ならびに大工・工務店様、住宅を建築する予定の施主様が来場し、各メーカー様の製品を見ながら商談をする場としております。この件に関するお問い合わせ先＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ナイス株式会社管理本部森 ℡（０４５）５０４−８７６６本社〒230-8571 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央４−33−１