JR 土山駅南町有地活用事業 事業者選定基準 - 播磨町

JR 土山駅南町有地活用事業
事業者選定基準
平成 26 年 2 月
播磨町
目
次
第1 本書の位置づけ ........................................................ 1
第2 事業者選定の概要 ...................................................... 1
2.1 事業者選定方式.......................................................... 1
2.2 事業者選定方法.......................................................... 1
2.3 事業者選定の体制........................................................ 1
第3 審査方法 .............................................................. 2
3.1 応募登録書類に係る審査 .................................................. 3
3.2 事業提案書等に係る審査 .................................................. 3
第4 優先交渉権者の決定 .................................................... 4
別紙 1 審査事項の詳細内容
第1 本書の位置づけ
JR 土山駅南町有地活用事業に係る事業者選定基準(以下「事業者選定基準」という。)
は、播磨町(以下「本町」という。)が JR 土山駅南町有地活用事業(以下「本事業」とい
う。)の実施にあたって、本事業を実施する事業者(以下「事業者」という。)を選定す
るための方法及び評価基準等を示したものであり、応募者に配付する事業提案募集要項と
一体のものである。
第2 事業者選定の概要
2.1 事業者選定方式
事業者の選定にあたっては、公募型プロポーザル方式を採用し、本事業で対象とする駅
前交流スペースの整備及び事業者の自由提案による民間施設の整備・運営について、本町
の要求するサービス水準との適合性、事業遂行能力や事業計画の妥当性、資金調達計画の
確実性、リスク負担能力等、事業者の幅広い能力・ノウハウを総合的に評価し、優先交渉
権者を決定するものとする。
2.2 事業者選定方法
事業者の選定は、「応募登録書類に係る審査」及び「事業提案書等に係る審査」により
行うものとする。
「応募登録書類に係る審査」においては、応募者の資格、資力及び信用等、資格要件に
係る適否について本町が審査する。また、「事業提案書等に係る審査」においては、まず、
提案内容等が要求水準を満たしているか否かについて、本町が確認したうえで、「審査事
項に係る評価」及び「提案価格に係る評価」を行う。
2.3 事業者選定の体制
「審査事項に係る評価」にあたっては、本町が設置した学識経験者等で構成する「JR 土
山駅南町有地活用事業事業者選定委員会(以下「事業者選定委員会」という。)」が応募
者から提出された事業提案書等の審査を行い、最優秀提案を選定したうえで、その結果を
本町に報告する。
学識経験者
2名
住民・団体・企業関係者の代表
3名
行政職員
4名
1
第3 審査方法
審査の手順は、次のとおりとする。
審査開始
(1) 応募登録書類に係る審査
資格等が本町の要求を満たしていないと評価された者は、
事業提案書等に係る審査を受けることができない。
資格等が本町の要求を満
たしている
(2) 事 業 提 案 書 等 に 係 る 審 査
失格
No
Yes
本町は提案書に記載される基礎審査項目・要求水準が充足
されているかを確認する。基礎審査項目・要求水準を満た
していない提案については、失格とし、審査事項に係る評
価の対象としない。
基礎項目審査・
要求水準を充足?
失格
No
Yes
審査事項に係る評価(700点満点)
土地及び駅前交流スペースの月額賃料が下限または上限の
金額の範囲外の提案については、失格とする。
提案価格確認
(月額賃料の確認)
Yes
提案価格に係る評価(300点満点)
総合評価点の算定
最優秀提案の選定
優先交渉権者の決定
2
失格
No
3.1 応募登録書類に係る審査
本町は、応募登録書類に基づき、応募者の資格、資力及び信用等、資格要件に係る適否
について審査し、資格要件を満たしていないと判断した応募者は失格とする。
3.2 事業提案書等に係る審査
(1)審査事項に係る評価
提案内容等が要求水準を満たしているか否かについて、本町が確認したうえで、事業者
選定委員会が「審査事項に係る評価」を行う。具体的な提案内容の評価については、以下
に示す審査事項ごとに加点比率の基準に応じて得点(加点)を付与するものとし、合計 700
点満点とする。審査事項の詳細については「別紙 1 審査事項の詳細内容」に示す。
なお、審査事項の評価点の計算に当たっては、その合計点の小数点以下第 2 位を四捨五
入するものとする。
審査事項
配点
備考
①事業計画全般に関する事項
350
②設計業務に関する事項
300
〃
43%
うち、建物全体に関する事項
200
〃
29%
うち、駅前交流スペースに関する事項
100
〃
14%
③建設・工事監理業務に関する事項
50
合
700
計
配点の割合:700 点満点中 50%
〃
7%
【加点比率の基準】
評価水準
加点比率(加点数=配点×加点比率)
A
特に優れている
100%
B
優れている
80%
C
標準
50%
D
やや劣っている
30%
3
(2)最優秀提案の選定
最優秀提案の選定は以下のとおり行う。なお、総合評価点を算定する際の「提案価格に
係る評価」(300 点満点)については、提案価格等提案書類(様式 B-1、B-2)に記載され
た金額にもとづいて算定する。
①
「提案価格に係る評価」点については次式で計算するものとし、その計算にあたっ
ては、小数点以下第 2 位を四捨五入し、評価点の上限を 300 点とする。
提案価格※
× 300
最高提案価格
「提案価格に係る評価」点=
※提案価格は、本町へ支払う土地の賃料から本町が支払う駅前交流スペースの賃料を差し
引いた金額(年額)とし、以下のとおり算定する。
様式 B-1④町への支払額(年額)の合計-様式 B-2⑦町の支払額(年額)の合計(税込)
②
次に、「審査事項に係る評価」点と「提案価格に係る評価」点の合計を総合評価点
とし、これが最大となった提案を最優秀提案として選定する。ただし、総合評価点が
同点の時は、「審査事項に係る評価」点が最も高い者を最優秀提案者とする。
総合評価点=「審査事項に係る評価」点+「提案価格に係る評価」点
(700 点満点)
第4
(300 点満点)
優先交渉権者の決定
本町は、事業者選定委員会からの報告を踏まえ、優先交渉権者を 1 者決定する。なお、
本町が優先交渉権者と基本協定を締結しないことが確定した場合、又は基本協定が解除さ
れた場合には、次順位以降の応募者と交渉するものとする。ただし、この場合であっても
同時に 2 者以上と交渉することはない。
4
別紙1 審査事項の詳細内容
審査事項
Ⅰ 事業計画全般に関する事
項
(1) 事業計画
(事業方針、事業内容、スケジュール、実施体制、事業の持続
性等)
(2) 事業遂行能力
(経営計画の確実性、実績、資金調達方法、事業破綻防止に
関する措置の考え方、リスク管理方針)
(3) 地域社会への貢献
(総合計画・JR土山駅南町有地活用方針等との整合、町政へ
の貢献、にぎわいの形成、周辺まちづくりへの波及効果)
(4) 地域経済への貢献
(雇用の創出、地元企業等との連携等)
小 計
配点
主な対応様式
提案書(事業内容計画全般に
100 関する事項、事業スケジュー
ル、計画図面等提案書類)
100
100
50
350
Ⅱ 設計業務に関する事項
建物全体
提案書(設計業務に関する事
(1) 意匠計画の考え方
(配置計画、ゾーニング、動線計画、景観及び周辺環境への配 100 項、計画図面等提案書類)
慮、ユニバーサルデザイン)
(2) 外構計画の考え方
(送迎用駐車場、駐輪場、植栽、舗装、雨水排水、物品の搬入 50
経路等)
(3) 防災安全計画
(避難安全、防犯・不審者対策、防災公園との関係)
50
駅前交流スペース
(1) 意匠計画の考え方
(配置計画、諸室の機能性、仕上計画、利用時間への配慮)
小 計
Ⅲ 建設・工事監理業務に関
する事項
(1) 建設に係る事項
(工程計画、安全計画、騒音・振動抑制策、廃棄物発生抑制・
処理方法)
(2) 工事監理に係る事項
(工事監理の重点項目、組織体制、セルフモニタリング方法)
100
300
提案書(建設・工事監理業務
25 に関する事項、計画図面等提
案書類、事業スケジュール)
25
小 計
50
合 計
700
700点満点