「消化器がん医療」活発議論 学内外から 人参加 平成 年3月 日、 「平成 年度京大病院臨床懇話会」が芝蘭会館で開催され、学内外 教授(iPS細胞臨床開 あり、続いて、平家俊男 れぞれあいさつ・講演が 教授(腎臓内科)からそ 進センター)、柳田素子 学研究科附属医学教育推 小西靖彦教授(大学院医 あいさつのあと、新任の 西医院・西祥太郎院長の 当日は、三嶋理晃病院 長および芝蘭会副会長の 院・北堅吉病院長の座長 て、日本バプテスト病 れぞれ講演があり、続い 現状と展望」についてそ 科)から「内視鏡治療の 院がん診療部/消化器内 望」、武藤学准教授(入 ら「外科治療の現状と展 准教授(消化管外科)か 長の座長のもと、岡部寛 器内科医院・坂口佳司院 テーマにより、坂口循環 ② 退任あいさつ・新任あいさつ ③ 校友会・KMS F - UNDだより ホストファミリー募集 支部だより 島根 ⑤ 支部だより 神戸・東京・和歌山 新名簿づくりに協力を ⑥ 状について、また、京大 会館別館において芝蘭会 平成 年3月 日 (土)午後3時から芝蘭 検討することとした。 2件目は京大病院の入 院患者の付添者用の宿泊 施設として芝蘭会館別館 の宿泊室を提供すること について、会長より提案 があり、審議の結果、事 テムを導入することなど にて審議することとし 次回の評議員会、理事会 務局にて原案を作成し、 囲に制限がある旨の文言 が異議なく承認された。 討論が行われ、緩和病棟 よび参加者との間で全体 生、金井先生、林先生お 演者の岡部先生、武藤先 なりました。 れ、大変有意義なものと 方との意見交換が行わ ただいた医療機関の先生 大病院診療科長と出席い また、引き続き開催さ れた懇親会において、京 館 宿泊施設の運営改善 いて、(4)芝蘭会館別 蘭会会員名簿の作成につ 実施について、(3)芝 2回芝蘭会代議員選挙の 予算について、(2)第 るため、 ホテルカードシス 案 どお り 、門 限 を 廃 止 す 行われ、審議の結果、原 議の後、今後も引き続き 会長より提案があり、審 異議なく承認された。 に募金を継続することが 円を寄附すること、並び 金」へ残金174・9万 科の「東日本大震災基 3件目は芝蘭会東日本 大震災支援募金につい た。 を付け加えるなどの提案 て、会長から説明が行わ — 事業計画、予算を承認 病院における外科治療と 評議員会および理事会が れ、審議の後、医学研究 芝蘭会評議員会・理事会 — 現状と展望」について、 内視鏡治療の切り分けな 開催された。 称 )」 の 設 置 に つ い て 、 があり、対策を施すこと 議案(5)について で異議なく承認された。 は、4件の議案があり、 議 案 ( 4 ) については、 1件目は「医学研究科・ 山田事務局長より説明が 医 学 部 歴 史 資 料 館( 仮 宿泊施設ホテルカードシステム導入へ それぞれ講演がありまし どについて、大変活発な 人事異動・会員訃報 た。 議論が行われました。 最後に、上本伸二副病 院長の司会のもと、座長 における保険点数上の問 の坂口先生、北先生、講 議案は、(1)平成 年度事業計画および収支 題点や緩和医が少ない現 いて、妻木範行先生(京 生細胞の分化誘導」につ S細胞からインスリン産 ジャー)より「ヒトiP 生物研究所リサーチマネ 業株式会社医薬研究本部 中西淳先生(武田薬品工 いさつが述べられた後、 嶋理晃病院長から開会あ 教授)が司会を務め、三 生(京大病院消化器内科 研究会では、今回の当 番世話人である千葉勉先 がありました。 から110名余りの参加 われ、審議の結果、名簿 の作成について説明が行 蘭会会員名簿(第 議案(3)について は、山田事務局長より芝 承認された。 ジュールなど原案どおり れ、審議の後、選挙スケ 事務局長から説明が行わ (2)についても、山田 どおり承認された。議案 行われ、審議の後、原案 情報交流部長より説明が (1)については、山田 についての5件で、議案 事業報告を審議するため 年度下期の決算書並びに 2月3日(金)に、京 大病院iPS細胞・再生 回) 医学研究会を芝蘭会館に 生(京大病院消化器内科 究部門臓器形成誘導分 年6月 都大学iPS細胞研究所 内容の空欄の増加防止の て開催しました。同研究 特定講師)より「腫瘍幹 野教授)より「 日(土)に開催すること が諮られ、異議なく承認 された。 議案の審議終了後、湊 会長から「京都大学医学 部教育研究支援基金(K 年卒) M S F- U N D ) 」 の 寄 附申込状況の報告と大倉 辰三郎氏(昭和 から遺産を医学部の苦学 生に対する奨学金とする 旨の寄附の申し出につい ての報告があり、了承さ と細胞リプログラミン 義弥先生(京都大学iP の試み」について、川口 解析」について一般講演 を用い lineage tracing た臓器形成・維持機構の 「エピゲノム解析の現 イエンス分野教授)より 術研究センターゲノムサ 生(東京大学先端科学技 だきたい旨依頼がありま より一層のご協力をいた iPS細胞作成のために より利便性・品質の高い れた。 グ」について、妹尾浩先 S細胞研究所臨床応用研 が行われました。 行われました。 した。 genetic 引き続き、油谷浩幸先 講演終了後、平家俊男 先生(iPS細胞臨床開 ちに閉会となりました。 芝蘭会館にて第6回目の 成 日(金)に 教授)より昨年 月1日 て報告があり、併せて、 年7月 に開設されたiPS細胞 開催を予定しています。 なお、同研究会は、平 臨床開発部の現状につい 発部長/京大病院小児科 会場内では質疑応答が 活発に行われ、盛況のう 状」について特別講演が より「軟骨細胞分化制御 会は、当院におけるiP 細胞特異的マーカー同定 月に発足したもの の総会を平成 増殖分化機構研究部門細 ため、調査用紙に頒布範 事務局長および寺西産学 胞誘導制御学分野教授) について、(5)その他 4件目は総会の開催に ついて、会長より平成 24 S細胞、ES細胞および 体性幹細胞等を用いた再 生医学研究の向上並びに 成果の普及を図り、ひい ては医療の発展に貢献す 年 ることを目的として平成 23 30 から116名の参加がありました。同懇話会は、地域医療との連携を推進するため、地域 発部長/小児科)から のもと、金井雅史特定講 10 で活躍されている医師などの先生方と京大病院診療科長らとの意見交換および京大病院 「iPS細胞臨床開発部 師(外来化学療法部/臨 です。第5回目となる今 24 20 からの情報提供の場として開催しているものであり、今回で 回目となります。 の開設について」として 療部/集学的がん診療学 容 内 な 回の研究会では、学内外 24 現状と展望」という全体 病院報告がありました。 展望」について、林晶子 講座)から「緩和医療の 議案を審議する評議員会・理事会 174 特定准教授(外来がん診 15 24 70 116 24 開会あいさつをする 三嶋病院長 23 床腫瘍薬理学講座)から 12 京大病院iPS細胞・再生医学研究会 18 「外来化学療法の現状と 11 京大病院臨床懇話会 その後、「京大病院に おける消化器がん医療の 油谷先生による 特別講演 活発な議論を展開する全体討論 24 主 現状と成果を報告 21 あいさつする三嶋病院長 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 芝 蘭 会 報 174 号 ( 1 ) きました。研究者の心得 研究生活を送ることがで 医療人の相互理解と協力 機関、所轄官庁に属する れます。臨床現場、研究 で京都大学教授(人間健 与する鍵となると思われ として、北宋の陳師道は、 が、国民の健康向上に寄 ャルを活用し、充実した 康科学系専攻)を定年退 論文作成上達の極意とし 年3月末 職し、4月1日より、社 私は、平成 会福祉法人宇治病院に名 ます。 日本の医療の向上を目 て、 三 多 す な わ ち 看 多 (多くの関連文献を読む 誉院長として赴任しまし た。 指して、チーム医療の充 年に京都 こ と )、 做 多( 多 く の 文 私は、昭和 構築など、さまざまな取 三多は研究者個人のリサ を果たすのは が、 医 療 の 中 心 的 役 割 こと)を推奨しています。 り組みがなされています 実、在宅医療システムの 大学医学部を卒業し、昭 章 を 作 る こ と )、 商 量 多 年に京都大学大学院 ( 校 正、 推 敲 を 繰 り 返 す 医学研究科博士課程(循 ーチマインドを高め、セ 和 年から洛和会 環器内科)に進学しまし 研究員として、ライフワ ーリ大学ダルトン研究所 和 年からは、米国ミズ 医として勤務した後、昭 音羽病院にて循環器内科 た。昭和 携が求められます。連携 研究を創生させるには連 新奇性、独創性を持った 界があります。質の高い せんが、個人の力には限 ンスを磨くのに欠かせま 医師には、正しい診断を L、 A D L の 改 善 で す。 は患者の生命予後、QO われます。医療のゴール の権利と責任 Making" を有する医師であると思 "Decision ークである冠側副血行循 を有する薬剤や医療機 薬科大学第2内科に赴任 昭和 は 事 欠 き ま せ ん。 在 任 数存在し、学際的研究に は、各分野の専門家が多 法を、日本人を対象とし 個々の患者に最適な治療 器 に よ る 治 療 法 の う ち、 下すこと、多くの選択肢 環研究の礎を築き、研鑽 にはさまざまな形が考え を 積 み ま し た。 帰 国 後、 られますが、京都大学に し、そして平成5年に京 中、 再 生 医 科 学 研 究 所、 た大規模臨床試験の結果 年からは富山医科 都大学医療技術短期大学 薬理学、情報学との共同 に大学院設置により平成 技術科学専攻教授、さら 大学医学部保健学科検査 くの患者の診療にあたっ す。このためには、数多 規模試験が必要となりま 数の患者を対象とした大 した。臨床研究では、多 効果比較試験などの最新 ためには、医学に関する とが求められます。その を参考にして選択するこ 正俊 年には医学研究科人間 ている大学病院、第一線 情報に常に注目すること 健康科学系専攻医療検査 病院との連携が求められ のみならず、個々の患者 た。 た ご鞭撻を賜わるととも 生方には今後ともご指導 ると思われます。 羽ばたく若い人への参考 になれば幸いです。平成 いたします。 このたび、平成 年3月 1日付をもちまして整形外 した。 が得られるようになってき 京都大学整形外科では従 来、先端的な基礎研究が精 を行ってまいりました。ま 力的に行われており、今後 ております。 行っているという印象がお は基礎研究をさらに発展さ 整形外科医は、ともすれ ば荒っぽい手術をひたすら ありになるかもしれません せていくとともに臨床研究 た、九州大学および米国へ いての研究も行っておりま 科学教授を拝命いたしまし の留学を通じまして変形性 た、 松 田 秀 一 と 申 し ま す。 膝関節症の病態、治療につ が、手術手技は年々洗練さ 芝蘭会会員の先生方にごあ れてきており、例えば内視 もより充実させていきたい 年 以 上 の 歴 史 が あ り ま す。 際交流に力を入れて、内向 と思っております。特に国 進行し、手術治療が必要に きになりがちといわれる若 いさつ申し上げます。 す。変形性膝関節症は現在 京都大学整形外科学教室 2000万人を超える方が は100年を超える歴史を 罹患しているともいわれる も つ 伝 統 あ る 教 室 で あ り、 疾病で、放置すると徐々に いままで数多くの学術的な 四肢や脊椎といった運動器 をリードする人材に育てて い世代の医師たちを、世界 なることも少なくありませ 世界に通用する研究者育成 いくこともひとつの使命と 感じています。 上げます。 学の皆さまに深く感謝申し ていただきました、京都大 教室に私を教授として迎え この素晴らしい歴史を持つ 術について、その関節形状 術療法である人工関節置換 に、末期関節症に対する手 基礎研究に取り組むととも 胞を用いた再生医療などの 骨欠損に対する間葉系幹細 作用、進行期にみられる軟 用による関節症の進行防止 おり、基礎研究の成果も臨 とつとっても年々進歩して す。骨折を接合する手術ひ 度の高い手術が求められま うものは再現性が高く、精 の機能を再建する手術とい す。 よろしくお願い申し上げま で、今後ともご指導のほど ていく所存でございますの 診療、研究に全力を尽くし ま す。 教 室 を あ げ て 教 育、 働く者の責務と感じており 秀一 私は平成2年に九州大学 を卒業し、九州大学病院お や手術手技に関する臨床研 床応用され、より早い回復 は、今年度から医科診療報 松田 よび関連施設で臨床研修を 究にも取り組んでまいりま は、薬剤師はややもすると 整形外科学 教授 最後になりますが、優秀 な卒業生を患者さまのため 行い、主として膝関節およ 成9年8月に着任しました に尽くす臨床医、世界に通 び骨軟部腫瘍について診療 旭川医科大学では、約 地・ 北 海 道 の 旭 川 医 科 大 付で薬剤部長として北の大 として、平成 医療、特に薬剤業務を取り 間薬剤部教授として薬剤部 年 のような状況下で、医療の てきました。この 年間は、 であったと思われます。そ の業務・研究・教育にあたっ 中にどのように薬剤師を組 んからは顔の見えない存在 他のスタッフおよび患者さ 薬 剤 部 の 中 に 閉 じ こ も り、 慨深く思う次第です。京都 診療報酬として実ったと感 剤師業務の改革がようやく て新設されました。病院薬 棟薬剤業務実施加算」とし 酬の基本診療料の中に「病 年4月1日 学より赴任してまいりまし 大学医学部附属病院にあっ に関する全ての過程に関与 る薬剤師の役割は、医薬品 松原 年間旭川医科大学病 医学部附属病院全体に貢献 の考えのもとに、京都大学 できるものと思います。こ てこそより有効に力を発揮 の中で他の医療職と協働し 秘めた医療職であり、病院 剤師はさまざまな可能性を いきたいと考えています。薬 務の積極的な展開を行って 特に医師業務を支援する業 ても、 薬剤師の立場から医療、 み 込 め ば 効 果 的 か を 考 え、 自己紹介に代えさせていた 医師業務支援、積極的に展開 だきたいと思います。 性を担保するとともに、医 この 附属病院薬剤部 教授 私は昭和 年に本学薬学 部を卒業し、島根県の日本 薬品を管理する立場から積 し薬物療法の安全性と有効 海沖合に浮かぶ隠岐諸島に ら、 日 本 初 の 試 み と し て、 ました。特に、平成 が必要と考えていますので、 多くの皆さま方のお力添え できる業務を推進してまい とを薬剤部の業務として行 病棟に薬剤師を常駐させる りたいと存じます。 それには、 その後、島根医科大学法医 うことはそう容易なことで 年か 学教室の開講に前後して入 はありませんでした。私が 院薬剤部を運営してまいり 局し、旭川医科大学赴任ま この病棟薬剤師常駐業務 くお願い申し上げます。 ご指導・ご鞭撻のほどよろし 年余りを島根医科大 での 体制を作りました。 ある日本一小さな保健所に 極的に病院経営に参加する ほ ぼ 1 年 間 勤 務 し ま し た。 ことです。しかし、このこ 和夫 た。私のこれまでの経歴と 巻く環境の激変時であった 今 後 の 抱 負 を 簡 単 に 述 べ、 と思います。病院に勤務す する、われわれ最高学府で ことは、国民の皆さまに対 用する研究者に育てていく 平成 年3月にご退職さ れました乾賢一先生の後任 本の整形外科の発展を牽引 ん。私は、初期の関節症に し て き た 教 室 で あ り ま す。 対するスタチンの抗炎症作 業績をあげ、名実ともに日 先駆けて行われ、すでに 鏡下の手術は日本で世界に 24 平成9年に旭川医科大学病 一般社団法人芝蘭会代議員選任に関す る規則により、平成 年度の代議員選挙 年度定時総会終 を下記のとおり行います。 記 1、選任する代議員定数 110人 2、代議員の任期 選任時から平成 了時まで 日(金)まで、選挙管 年4月9日(月)から平成 3、立候補及び推薦受付 平成 年4月 理委員会事務局(芝蘭会館別館事 務 室 ) に 届 け 出 る こ と。( 届 出 用 紙は一般社団法人芝蘭会ホームペ ージより ダウンロードして下さ い) 日(月)から平成 日(金)まで一般社団 年4月 4、代議員候補者名簿の公示 平成 年4月 ます。 5、投票期間 平成 日(月)から平成 年5月2日(水)まで(事務局 年4月 法人芝蘭会ホームページに掲載し 20 50 24 26 16 23 医療人の相互理解と協力を 部衛生技術学科教授に就 研究により、かなりの成 藤田 任しました。その後、改 果を挙げることができま 人間健康科学系専攻 教授 年に京都 展開学講座検査応用開発 ます。事実、わが国の冠 の社会的、経済的、思想 組により平成 学分野教授に就任しまし 動脈疾患患者を対象とし (JC Artery Disease AD)試験に参画し、ス に、先生方が国民の健康・ 年間の研究生活を振 タチン、レニン ア - ンジ オテンシン系阻害薬併 福祉のさらなる充実を目 Japanese Coronary 的基盤および人生の価値 観をも理解する必要があ り返って、自分なりの研 ど、多くの知見を得るこ 5 年 に 着 任 し た 当 初 は、 用 で の 予 後 改 善 効 果 な 究に関する所感をまとめ とができました。臨床研 指してさまざまな分野で てみます。今後、世界に 大講座制で循環器内科を ご活躍されることを祈念 まさに孤軍奮闘の状態で が人生を満喫できる医療 最後に、芝蘭会の諸先 専門とする教員は皆無で 寿命を延長し、それぞれ あり、大学院生もおらず、 究のゴールは国民の健康 したが、以下に述べるよ 院薬剤部に赴任したころ 13 24 24 新任あいさつ 学に奉職していました。平 24 24 7、開票 年5月8日(火) 年4月2日 代議員選挙管理委員会委員長 西 祥太郎 一般社団法人芝蘭会 平成 に掲載します。 一般社団法人芝蘭会ホームページ 平成 8、当選者の公示 平成 年5月7日(月) (芝蘭会別館) 一般社団法人芝蘭会事務室 6、投票場所 入のうえ、直ちに返送願います。) 一人一人につき信任、不信任を記 到着しましたら投票用紙に候補者 返 信 用 封 筒 と と も に 送 付 し ま す。 より立候補者名簿及び投票用紙を 24 4月 23 日から投票、5月 7 日開票 第2回 一般社団法人芝蘭会代議員選挙公示 55 を提供することと考えら 15 24 24 24 15 退任あいさつ うに京都大学のポテンシ 11 24 15 24 53 24 48 15 22 18 51 60 58 19 30 ( 2 ) 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 芝 蘭 会 報 174 号 京都大学医学部 校友会・教育研究支援基金 (KMS F - UND)だより 高折 晃史 のご支援をお願い申し上 会員の皆さまのより多く 演は京都大学iPS細胞 予定です。また、特別講 教授にもご講演いただく ただき、新任の柳田素子 小西靖彦教授にお話しい 学教育推進センター長の 委員長の渡邉大教授、医 現状を、教育体制委員会 生・研修医教育に関する 日に開催予定です。学 なく、本年度は秋の9月 校 友 会 総 会・ 講 演 会 は、例年の5月開催では びは、この1年間で、人 昨年度4月にご報告さ せていただいてからの伸 ます。 皆さま方の厚いご支援 に対し深く感謝申し上げ グラフ)となりました。 2億5422・8万円(円 1427名、申込金額は 在、 寄 附 金 申 込 人 数 は は、平成 寄附金に関しまして が、 K M S‐ F U N D む け て 勉 強 が 増 え る 中、 また、6回生ではマッ チングや国家試験勉強に ました。 締まる日々を送っており の助けとなるために医学 ショナルとして患者さん すます医療のプロフェッ 触れ合うようになり、ま 5回生からは病院実習 を通して患者さんと直に 謝いたしております。 日現 自の奨学金制度の創設を げます。 先生方、父兄の方々、卒 年3月 目指していくということ 業生の方々のご寄附で建 を学ばねばと、身の引き も話し合われました。ぜ 数にして約 の維持にさらなるご支援 た追加工事、さらにはそ ります。その完成に向け からの借入金も残してお を残しており、大学本部 など、多くの未完成部分 レベーターやジムの内装 ているわけではなく、エ 学生会館は決して完成し をお祝いさ 入生の門出 卒業生や新 て執り行い、 会館におい も と、 芝 蘭 名の参加の 名、 教 授 父兄146 生111名、 会」を新入 てお願い申し上げます。 らなるご支援のほど重ね を大変重宝しました。 最後になりました す。 晴れて卒業の日を迎え ることができたわけです ました。 強の大変さを痛感する毎 が始まると、医学部の勉 たものが、2回生で解剖 門科目を通し、医学生と 始まり、毎週月曜の怒涛 のような試験ラッシュ生 活へと突入しました。留 年のかかった試験なども ありましたが、そんなな か友達と共に必死に勉強 したのも、今となっては いい思い出です。 4回生秋ではマイコー スプログラムを初めて履 修することとなりました が、自分が興味を持った テーマに取り組む自主的 な期間を先生方が残して くださったことに大変感 来 て い て よ か っ た な と、 卒業の日を迎えるにあ たり、やはり京都大学に りがたく思っています。 おかげさまで、ここま で来ることができたとあ 24 名、金額に して約2400万円と人 てていただけた、学生会 名の参加のも が必要なのはいうまでも せていただ ステップ」に向けて、引 時間使える自習室 館の 名、 父 兄 数・金額ともにやや伸び を卒業生 悩んでおり、皆さまのさ などをいただければ幸い 参加をお願い申し上げま 30 ひ、校友会・芝蘭会会員 さて、校友会の活動に 研究所所長山中伸弥教授 の皆さま方より本FUN 関しましては、 月 日 にお願いしておりますの Dに対してご意見ご要望 ( 火 ) に「 卒 業 祝 賀 会 」 で、ぜひ多数の方々のご に存じます。 名、教授 ありませんが、それ以上 最後に、これまでも申 と、4月6日(金)には し上げておりますように 「 入 学 祝 賀 革に関しても多くの議論 き続き、校友会・芝蘭会 きました。 がなされました。さらに、 に、学生支援の「新たな 今後の活動のなかで、奨 うな賞にすべく、その改 24 90 血液・腫瘍内科学 教授 ご覧いただけましたら幸 学支援として、やはり独 も感じます。 が、光陰矢のごとし、思 日へと変貌していきまし 服部 雅優 あいさつ申し上げます。 備により健康増進にも役 MYIAを、より充実し 先生方、保護者らに感謝 ンパの嵐のような新歓に 驚いたり、一泊セミナー 皆さまからあたたかいお 1回生のエッセンシャ ルや医学概論といった専 い出の詰まった学生生活 はいよいよ臨床の授業が た。3回生の冬学期から しての自覚が芽生えてき は、あっという間であっ 本当にありがとうござい 祝 い の 言 葉 を い た だ き、 いていただいてありがと で楽しく騒いだりしたの う ご ざ い ま し た。 ま た、 が、ついこの間のように 卒業式では、私たちの ために盛大な祝賀会を開 医学部卒業生 KMS‐FUND委員 会は、本年1月より新た し、早速多くの学生はそ 立つことでしょう。 た、皆があまねく知るよ 29 医学科父母 11,138万円 43.8% なメンバーに代わり(表 1)、 私 が 新 委 員 長 に 選 の恩恵を享受しているわ 現在、それ以外の大き な活動としての京都大学 (図 1)京都大学医学部教育研究 支援基金パンフレット 1回生の4月、南部コ たように思います。 本当にありがとうござ いました。 ます。 葉を申し上げたいと思い 保護者の方々に感謝の言 ら支えてくださっていた 方、そしていつも陰なが 最 後 に な り ま し た が、 ご指導いただいた先生 いりたいと思います。 るよう、日々精進してま て存分に社会で活躍でき の医療界を担うものとし しての誇りを胸に、将来 京都大学医学部卒業生と と考えています。今後は に、必ずや帰ってきたい 名を馳せる母校京都大学 すが、基礎・臨床ともに 京で研修医として働きま は、4月より2年間、東 私個人といたしまして いて得難い経験でした。 ができたことは人生にお と大学生活を過ごすこと る。このような仲間たち もそれでいて優秀であ のしたいことをし、しか 学生、各々が自由に自分 しみじみと感じました。 卒業生の門出を祝う卒業祝賀会 出されました。その際の け で す が、 こ れ で K M 医学部若手研究者優秀論 2 卒業生との連携 社会連携 第1回のKMS‐FUN S‐FUNDの使命が終 文賞(KMYIA)表彰 11 社会で活躍へ日々精進 人間健康科学科 父母 580万円 2.3% 教職員 1,468.5万円 5.8% D委員会におきまして は、今後のKMS‐FU わったわけでは による研究活動支援がご 図書館資料整備 94 医学部生 116.2万円 0.5% 一般 1,054万円 4.1% Mail-Address: kyoto-kms-fund@office. med.kyoto-u.ac.jp 2. 研究国際活動 1. 図書購入資金 1. 社会・地域への 貢献 27 寄附申込金額 Tel.075-761-2467 Fax.075-752-1528 1. 国際交流活動 国際交流 3 平成 24 年 3 月 30 日現在 KMS-FUND 寄附金 NDのあり方に関しまし てかなり広範な議論がな 決してありませ ざ い ま す。 し か し な が 月に竣工 されました。念願の学生 本年度のKMS‐FU ND委員長に就任いたし ん。そこで本稿 ら、 そ の 事 業 の 全 体 は、 たパンフレットを改めて ました血液・腫瘍内科学 では、その際の これらにとどまらず、表 雰囲気を払拭する意味で 研究支援 2012 年 9 月 29 日(土曜日)13:00 〜 会場 芝蘭会館本館(予定) いです。次に、現在のK の高折です。ひとことご 議論をもとに今 2のごとく多岐にわたり も、パンフレットの大幅 京都大学医学部校友会 総会・講演会 12 96 事務局 〒 606-8501 京都市左京区吉田近衛町 京都大学医学部学生会館内 研究の活動支援と表彰など 研究成果の公表、刊行物制作経費の支援 情報ネットワークの整備の支援 国際シンポジウム等の開催支援 人材の国際交流支援 大学院生の海外派遣の支援 研究・学習資料の充実の支援 社会・地域との連携支援 公開講座、講演会の開催などの支援 校友会や同窓会との連携活動支援 後のKMS‐F 会館が一昨年 研究支援資金 1. 研究促進 2. 出版助成 3. 研究環境の整備 キャンパス整備 独自の奨学金制度の創設と表彰など クラブ活動の支援 国際交流の支援 留学生の支援 教育、研究環境の充実支援 緑化整備の促進の支援 学生・大学院生 支援 UNDのあり方 KMS‐FUND委員長 ます。「新たなステップ」 (表1) KMS-FUND 委員会 寄附 申込金額 2億5,422.8万円 芝蘭会員・OB 11,066.1万円 43.5% パンフレット大幅改訂 に関して述べた いと思います。 に向けて、今後これら事 ご存じのよう 業をいかに拡充していく に、本FUND かということに関して多 の 設 立 趣 意 は、 く の 議 論 が な さ れ ま し た。 京都大学医学部 学生及び大学院 まず、学生会館の完成 生の教育・研究 (正確には未完成ですが) 学習や課外活動 支 援 で あ り ま により、本FUNDが役 す。学生会館は、 割を終えたのではという の場を提供して な改訂を行いました(図 ※申込人数により会場変更の場合も有り ます。 教育支援資金 おりますが、こ TEL:075-761-2467 FAX:075-752-1528 京都大学医学部の教育と研究支援のための財源基礎整備に資するもの です。「教育支援資金」と「研究支援資金」で構成されています。主な 使途は以下の通りです。なお、大口のご寄附で、使途の特定を希望さ れる場合は、個別にご相談させていただきます。 1)。 ぜ ひ、 新 し く な っ 京都大学医学部 校友会事務局 (表 2) 基金の使途(事業業の概要) の後のジムの整 参加申込み・お問い合わせ先 11 1. 奨学支援 2. 課外活動支援 3. 国際交流支援 4. 留学生支援 1. 施設整備 2. アメニティの向上 講演会 教育体制委員会委員長 渡邉 大 教授 医学教育推進センター長 小西 靖彦 教授 腎臓内科学 柳田 素子 教授 特別講演会 ゲスト講演者 京都大学教授・京都大学 iPS 細胞研究所所長 山中 伸弥 教授(写真) 新たなステップへ 中尾 一和 高折 晃史 宮地 良樹 陣上 久人 金子 武嗣 篠原 隆司 川上 浩司 十一 元三 山田 均 加藤 正昭 教 授 教 授 教 授 教 授 教 授 教 授 教 授 教 授 事務局長 事務部長 顧 問 内分泌代謝内科学 委員長 血液・腫瘍内科学 皮膚科学 大学院教育コースイニシアティブ 高次脳形態学 分子遺伝学 薬剤疫学 人間健康科学・臨床認知神経科学 芝蘭会 医学研究科 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 芝 蘭 会 報 174 号 ( 3 ) ステイさせてくださるホ いません。彼らをホーム 日の時期が未だ確定して あることをご理解いただ ことを目的としたもので 生に留学の機会を与える 募集が、より多くの京大 き、皆さまからの応募を ストファミリーを募集し ます。家賃は、食事なし お待ち申し上げます。 およびエジン で1カ月5万円です。 バラ大学医学部はともに 医療のレベルが非常に高 は活発に活動している脳 化しているが、安静時に ました。われわれは仕事 いこともおっしゃってい 福山先生は非常に興味深 さ せ て い た だ き ま し た。 学部の状態などもお話し 自己紹介や現在の京大医 常に新鮮に感じられまし 部員にもお声をかけてく た。また、脳に関連して、 ださり、失礼ながら軽い 東大路通 百万遍 川端通 東一条通 京大正門前 芝蘭会館別館 野川通 吉田神社 京阪電車鴨東線 鴨川 河原町通 超過料金 研修の外国人医学生のための ホストファミリー募集 に は6 7 名、 エ ジ ン バ が増加しています。その ラ大学医学部には1 く、彼らと京大との国際 に若い方の同窓会組織へ の領域のことで、この領 そして宴もたけなわとな 熊野神社● 神宮丸太町 大の医学生を 積極的に、夏休みや4年 増 加 に 対 応 し て、 平 成 2名を派遣予定です。 です。 しゃっていました。脳に このホームステイの した。例えば、自閉症で 関 す る 最 先 端 の お 話 は、 の参加率が低い現状を嘆 域は、麻酔した動物の脳 や勉強、本を読んだり物 て、支部総会の報告を終 といえます。実は、MR 加する機会をいただけた Iによると、万国共通で、 こ と に 感 謝 の 意 を も っ ウイルス研究所 再生医科学研究所 京 都 大 学 の 医 学 生 は、 年間で海外研修の希望者 次 の 自 主 研 修( マ イ コ 年 度 は 新 た に、 イ ン ース)期間に海外で研 交流は、次世代の医学研 と エジンバラ大学医学生か 究 者 を 育 成 す る う え で、 こ の た び、 ら1名ずつの医学生を平 Christian Medical 成 ド ( )と エ College ジンバラ大学医学部と交 月研修(実験)させるこ 名 渉し、医学生を受け入れ とを依頼されました。来 年度は、 修(基礎研究)していま の医学生が海外で1カ月 年度には京 てもらえることになりま 各業界リーダーを育成す はDMNの活動が阻害さ 私 に は 魅 力 的 な も の で、 ま ざ ま な 話 題 が 挙 が り、 会は非常に盛り上がりま 雲にて平成 いておられました。特に でも活発に活動している つまり、日常生活では主 よく使う側の左脳の脳質 今出川通 ● 近衛通 NTT 京都大学 医学部 川通 京大病院 東南アジア研究所 芝蘭会館 旧白 18:00∼22:00 13:00∼12:00 9:00∼12:00 ご利用時間 す。平成 以上研修しました。芝蘭 した。平成 たいへん意義が高いもの 万円を支 2カ 会から助成金 年に1 給しています。最近、3 支部だより るための、全寮制のリー れており、統合失調症で もっと詳しく知りたいと れは脳を酷使せず、適度 ディング大学院について は過度に活動した状態に 思わせられるほど有意義 症状発現にも、この領域 も言及されました。これ ある、ということが解明 でありました。 究科・医学部の現状」に からは、いわゆるゴッド されつつあります。 講演終了後には会場を 移して懇親会が行われま に休ませながら使用しな ハンドをもった医師だけ 以上のことから、福山 先生は、認知症の原因や した。懇親会では出席さ ければならない、とおっ では機能せず、工学部な 意 識 と い う も の は、 D れた先生方の近況報告が しいことが分かってきま どの科学技術との連携が MNの機能に関連があ 行われました。趣味の話 つ い て 話 を さ れ、 ま た、 が大きく関わっているら 話しされました。 る、とおっしゃっていま 行われ、 演題は、「 Default した。このことは、活動 中には働かないのに、安 必須になってくるともお そして、引き続き、福 山先生による特別講演が 静時にこそ働く神経細胞 や、今後の抱負など、さ :脳が Mode Network なにもしないとは」で した。先生方は気さくな 島根支部総会が開催され 一点目のお話は最近よく らしいです。 方ばかりでわれわれ雑誌 ました。京都に住んでい 耳にする地域医療の問題 【島根】 ると中国地方にはあまり と関わっていることであ また、DMNはアルツ ハイマー病で早期に障害 した。 Default M o d e が存在する、ということ (DMN)とは、 を示しており、私には非 Network 目的志向運動の際は鎮静 馴染みがございません り、深く考えさせられま ニューウェルシティー出 が、実際に足を運んでみ した。 ていない状況にある脳が 年度芝蘭会 ると、島根は非常に空気 事を考えたりする際、言 り、会は惜しまれながら 葉 を 媒 体 に し て い ま す。 も解散となりました。 のきれいな素敵な土地で 特定の疾患や精神状態と 最 後 に な り ま し た が、 このような貴重な会に参 れ、続いて京都大学医学 に左脳を使うことが多い 研究科附属脳機能総合研 その後、支部経過報告、 を受ける部位と類似して 会計報告と総会は進めら いることから、なにもし 会は、島根大学医学部 教授の山口修平先生司会 した。 の下で進行され、支部長 赤埴未 わらせていただきます。 回生 研修室・会議室ご利用料金(税込) 〒606-8302 京都市左京区吉田牛の宮町 11-1 Tel. 075-771-0958 Fax. 075-752-4015 E-mail: [email protected] http://www.shirankai.or.jp マイコースの URL http://rg4.rg.med.kyoto-u.ac.jp/ の萎縮が大きいそうで す。脳は使えば使うほど (文責: 減 っ て し ま う の で あ る、 宝) 芝蘭会館別館 − と。だからこそ、われわ 芝 蘭 会 (しらんかい) 一般社団法人 25 精華女学院 − 24 − 小学校● C M C 京都在住の 会 員 対 象 C M C C M C − C M C 24 である中川正久先生のご 究センター教授である福 関連しているのではない あいさつから始まりまし 山秀直先生による芝蘭会 かと考えられるようにな た。 中 川 先 生 は、 主 に、 本 部 報 告 が あ り ま し た。 ったらしいです。さらに、 福 山 先 生 は、「 医 学 部 研 自閉症、統合失調症での 京都から島根へ赴任され レストラン[しらん] Tel. 075-752-1027 ────────────────────────────── シングル (18 室) 定員 1 6,800 円 ────────────────────────────── ツイン ( 3 室) 定員 2 12,700 円 ( シングルユース 10,400 円) ────────────────────────────── 和室 京都大学医学研究科 放射線遺伝学 教授 武田 俊一 電話 :075-753-4410 FAX:075-753-4419 2 芝蘭会館別館へのアクセス ■京都駅から ●D2 乗場 市バス 206 系統「東山通北大路バスターミナル」行 「京大正門前」下車徒歩 2 分 ●地下鉄「国際会館」行「今出川」下車出口 3 番、 市バス 201 系統「百万遍・祇園」行乗換「京大正門前」下車徒歩 2 分 ■阪急河原町駅から ●出口 6 番 市バス 201 系統「百万遍・祇園」行、31 系「統熊野・岩倉」 行「京大正門前」下車徒歩 2 分 ■京阪出町柳駅から 徒歩 15 分 会館ロビー 24 る医師の人数が段々減少 平成 年 月3日(土)、 していっている現状、そ して、京大の卒業生、特 盛り上がった島根支部総会の出席者 ────────────────────────────── 研修室1・2 定員 60 名 15,000 円 18,400 円 18,400 円 4,600 円 ────────────────────────────── 会議室 B1 定員 20 名 9,800 円 11,500 円 11,500 円 3,000 円 ────────────────────────────── 和 室1・2 定員 10 名 6,300 円 8,000 円 8,000 円 2,300 円 ────────────────────────────── シングルルーム 12 至祇園 至京阪三条 至京都駅 26 23 ●宿泊室(全室洋室)は、バス、 トイレ、 テレビ、冷蔵庫、 インターネットジャッ ク付きです。 ●芝蘭会会員(会費納付者)は宿泊利用料金を、1,000 円割引させていた だきます。 ●チェックインタイムは午後 3 時、チェックアウトタイムは午前10 時となって おります。 ●キャンセルについては、3 日前より宿泊利用料金の半額を請求させていた だきます。 ツインルーム 10 23 出町柳 古都の風情に彩られた空間で みなさまのお集り、ご宿泊を サポートさせていただきます。 23 最先端の脳の話、興味深く ( 4 ) 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 芝 蘭 会 報 174 号 芝蘭会館がご利用いただけます 学会やシンポジウムへのご出席はじめ、同窓会などのお集まりや、 京都観光のご宿泊に、芝蘭会館別館[国際交流会館]をご利用ください。 丸太町通 客室ご利用料金(税込) に若く、会が始まる前に したが、お二方とも非常 授がいらっしゃっていま として京大から二人の教 われました。今回は講師 神戸支部学術講演会が行 県医師会館にて、芝蘭会 神戸市中央区にある兵庫 病気にすることが大切だ 臓病を完全に治癒できる ことも大切だが、慢性腎 や通信手段の充実を図る への対策として自家発電 田先生はこのような問題 題となったそうです。柳 られない人が続出し、問 本大震災では透析を受け しまうため、今年の東日 に関する視点にいたるま ら、社会的、哲学的問題 も、慈善行為をすること 見ているわけでなくて す。しかし人は、誰かが いたって合理的なことで 時と仕事効率は全く変わ 前 自 分が一 人で仕 事した ますが、終わってみれば以 で仕 事 を することになり らばとても合理的とはい いうものだけを考えるな これは自分の生存と 終 始 和 や か な 雰 囲 気 で、 れるという輝かしい経歴 て懇親会が開かれ、会は そ の 後、 場 所 を 移 し ルなどの審査員を歴任さ ールや日本音楽コンクー ーベン国際ピアノコンク おっしゃっていました。 で、さまざまなことが要 ゃっていました。 次の演題は京都大学 んどだそうです。 としては、腎臓病研究の 医学研究科精神医学講座 とのご縁で特別に演奏 をお持ちの世界的に有名 推進と腎臓内科医育成が してくださったとのこ 先生方はわれわれ学生に 挙げられます。そもそも を伺うことができて非常 と。 モーツァルトの ピ ア なピアニストで、今回は によかったです。懇親会 ノソナタ第 えず、人はそこに居合わ とで喜びを感じることを 中には抽選などの催し物 K・330やショパンの らなかった とし ま す。 そ で脳が喜びを感じること 表しています。人間は報 もあり、会は非常に盛り 華麗なる円舞曲変イ長調 芝蘭会東京支部の先生方 給 与として一 万円を渡さ いるわけではなく、心の に分 けてよいとなった ら、 酬だけに向かって生きて れ、経 験 者の自 分が自 由 中に複雑な価値観を持っ 上がりました。そして宴 も気さくに接してくださ このことの具 体 的 な 事 どう 分 配 するかという も もたけなわとなり、会は り、大先輩の貴重なお話 象として村 井 先 生は、独 のです。 自 分が一 万 円 全 ているのだということが せた別人も利益を得るこ 回は利己性・利他性とい 裁 者 ゲームという ものを 分かります。この利己性・ こで依 頼 主 から二人 分の うものに関して見てみよ 挙 げ られていま す。 ある 額 と答 える人から、二人 が明らかになっているそ うということで講演は進 と も 五 千 円 ずつという 人 求されるのだとおっしゃ 開 ―利己性・利他性の 脳科学―」でした。まず んで行きました。 依 頼 主 から 引っ越 しの荷 っていました。そこで今 精神科という専門につい 物 運 搬のアルバイ ト を 依 までさ ま ざ ま だと思いま 教授の村井俊哉先生によ 期的治療法発見のために て村井先生は、精神科へ 人 間 は そ も そ も、 食 頼されたとして、 自分(一 る「精神医学の新しい展 は不可欠であり、また腎 のニーズはどんどん多様 度だけ経験あり)ともう 腎臓病は病因、病態が不 臓内科学の研究人口が少 化してきており、依存や べ物、お金といった「報 自 殺、 広 汎 性 発 達 障 害、 酬」を得ることを目的と 明であるため、まずそれ ないことも問題の一つで して生きており、これは 1 利他性という視点から精 惜しまれつつもお開きと 作品 - など計5曲に 加え、アンコールでモー 神医学を考えることも大 なりました。 切だと村井先生はおっし (文責:3回生 真辺諄) ツァルトのピアノソナタ うです。 あるそうです。医の力を サイコバスなどいったも 一人(未経験で面識なし) ず 報 酬を与 える人がほと して伝えられました。 す。また難治性では臨床 拍手の中、日野原先生に 演奏後には会場総立ちの 第 番K・331 3 - (ト ルコ行進曲)を演奏され、 事 会 」、 第 2 部 は「 第 試験への登録が推奨され よる花束贈呈も行われま の事業計画が諮られ、い ているとのことで、そこ ずれも異議なく承認され 第 2 部 の「 健 康 科 学 フ ォ ー ラ ム 」 で は、 聖 では免疫グロブリン大量 した。 回京都大学健康科学フォ マリアンナ医科大学医 静注やインフリキシマ り、多くの医療機関や大 首都圏ということもあ 本大震災の犠牲者への黙 続いて物故会員及び東日 臨床研究センターやiP たり、疫学的にも治療方 症するものまで多岐にわ 長 の 日 野 原 重 明 先 生 の 分野において産官学連携 題で講演されました。血 ご あ い さ つ か ら 始 ま り、 管炎は、大血管に発症す プ ロ ジ ェ ク ト が 増 加 し 、 るものから毛細血管に発 で聖路加国際病院理事 S細胞研究センターなど 針的にも非常にバリエー 効果的な治療が行われる の進歩と相まって、より ARDsや生物学的製剤 治療法が考案され、DM スコアリング法、段階的 診断のフローチャートや リウマチでは近年新たに かかつ愉快な雰囲気で会 れ、序盤から非常に和や うユニークな音頭をとら ー!ゴー!ゴー!」とい た。「乾杯!」ではなく「ゴ られた日野原先生でし さつは満100歳を迎え 回京 年度芝蘭会東京 の先生方が参加され、広 祷が捧げられました。次 ションに富んだ疾患で は進みました。 また、先端医療機器開発・ い会場が満席になるほど の施設が続々と竣工して 学からさまざまな年齢層 の盛況ぶりでした。 年度の事業報 いることも明るい話題と ようになっているという 告・会計報告、同 す。かつてはマクロ解剖 も行われ、医療における ことも報告されました。 首都圏特有の問題点や学 学的な分類・診断が行わ われた質疑応答の時間に しくした科もあるそう は、分類の方法や実際の 退し、後進国になる」と 鏡や分子生物学の進歩 だけた話題まで非常に興 学で行っている に よ り、 現 在 で は A N 味深いお話をうかがうこ 会の最中には先生方の 自己紹介や近況報告など 行えるようになってよか の盛況ぶりをより一層引 CA( anti-neutrophil 症例、精神面のケアの効 cytoplasmic antibody, 果などについて非常に活 抗好中球細胞質抗体)な 発な議論が交わされ、会 とができました。 講演に引き続いて行 ったとおっしゃっている き立たせるものとなりま れ て い ま し た が、 顕 微 先生が多かったです。 どの抗体の陰陽による診 した。 で、最先端に近い医療が 堂で、写真撮影の後、芝 員の自己紹介がありまし 断も行われるようになっ いうお言葉が印象的でし 蘭会総会及び懇親会が行 たが、どの先生も、医学 たそうです。 研究開発。大き 眼底イメージン われました。和歌山医療 の未来を心配されるとと で、眼底イメー は講演の最後 センターの症例数が非常 だったのが、和歌山医療 したが、その中で印象的 お話をさせていただきま いてみたいなと、身が引 のような大きな病院で働 になって、医療センター 最前線で活躍できる医師 した。僕自身も、医療の も 参 加 さ せ て い た だ き、 感をのぞかせておられま り、難治性以外の3つの うことが推奨されてお カテゴリー別に治療を行 全身性・重症・難治性の では、早期全身性・広範 ANCA関連血管炎 た。深沢さんはウィーン ピアノ演奏が行われまし トの深沢亮子さんによる として、国際的ピアニス 続いて「健康科学フォ ーラム」 周年特別企画 げ、東京支部総会の報告 深く感謝の意を申し上 かけてくださったことに 雑誌部員に気さくに声を 多くの先生方がわれわれ いただき、会の最中には カデミックな話題からく ジングだけでな に多く、先生方は忙しい を終わらせていただきま 講 演 の 後 は、 隣 の 食 グの果たす役割 センターの先生方を中心 もに、若い世代への期待 た。 を、聴衆をひき に、たくさんの方が参加 段 階 に お い て、 つける独特の語 されました。僕たち学生 生時代の部活動など、ア り口でご講演い く、医学研究全 国立音楽大学を首席で卒 ま た、 教 授 体における、日 カテゴリーでは治療法の 業された後、ジュネーブ の講演でした。眼底鏡の エビデンスレベル・推奨 ま ず、 京 都 大 学 大 学 き締まりました。ありが 開発による眼底検査の誕 前 とうございました。 生。眼底カメラや、OC ながらも充実したお仕事 院医学研究科から、眼科 設に際し、機器なども新 をなさっている様子だっ の吉村長久教授がお越し し た。「 こ の ま ま で は 必 本の国際競争力 できます。有効な治療と ず、日本の医学研究は衰 見 に 対 す る 診 断 の 変 化。 の弱さを憂いておられま しては血液透析が挙げら そして、さらなる進化を す。( 文 責 : 5 回 生 目指すべく、現在京都大 度とも高く、効果的な治 Tの開発、導入による眼 田峻宏) 底検査の進化と、眼底所 国際音楽コンクールで最 になり、大学報告を行わ 高位を受賞され、ベート 会 の 中 で、 参 加 者 全 ただきました。 最 後 に な り ま し た が、 盛大で貴重な会にお招き く分けてこの3 会は3部に分かれてお り、第1部は「総会兼理 に、平成 年度 「平成 年2月 【東京】平成 日( 土 ) 午 学部長で同附属病院リウ ブ・リツキシマブの投与 その後、記念写真の撮 影をはさみ、会場を移し ー ラ ム 」、 第 3 部 は 懇 親 マチ・膠原病・アレルギ などが行われているとの ました。 ー内科教授の尾崎承一先 後4時より、東京都千代 生が「難治性血管炎―そ ことです。 て第3部の懇親会が開か 免 疫 病 に 関 連 し て、 れました。乾杯のごあい 田区の学士会館において の最近の動向」という演 会という構成でした。 第 1 部 の 最 後 に、 京 第 1 部 の「 総 会 」 は、 都大学医学部附属病院副 幹事の二木隆、大髙道也 病院長で肝胆膵・移植外 都大学健康科学フォーラ の 両 先 生 が 司 会 を さ れ、 科教授の上本伸二先生か ム 」 が 開 催 さ れ ま し た。 ま ず 芝 蘭 会 東 京 支 部 長 ら、芝蘭会本部報告が行 支部総会および第 われました。近年は研究 10 を明らかにすることが画 結集し、一貫性のある研 生物の生存から考えると および新病棟の建設計画 番ハ長調 究、治療を行っていくこ のに関する専門的知識か と完成予定図などの説明 すが、相 手にも 少なから とがわれわれの責務だと 日、日本赤十字社和歌 が あ り ま し た。 続 い て、 34 11 支部だより もわれわれ学生にまで声 山医療センターで芝蘭会 同 教 授 が、「 眼 底 イ メ ー 10 和やかな雰囲気の神戸支部 学術講演会の出席者ら 年 2 うですが、間隔があくと 日(土)、 老廃物や水分がたまって 平成 をかけてくださるなどの 【神戸】 月 お気遣いまでしていただ とおっしゃっていまし た。 腎臓病を治せる病気 和歌山支部総会および学 ジングプロジェクト」と 行中の医学研究と教育の 病にかかる人は8人に1 術講演会が行われまし 平 成 人ともいわれており、そ た。昨年完成した医療セ いう演題で講演をされま まとめますと、近代、現 24 療が行われているようで れました。大学で現在進 クトをもつということが 23 きました。 講演会といたしまし にするために必要なこと 眼底検査の変遷学ぶ ては、吉尾先生のあいさ つ の 後、 講 演 へ と 移 り、 まず一つ目の演題は京都 大学医学研究科腎臓内科 学教授の柳田素子先生に よる「腎臓病を治せる病 【和歌山】 の患者数は毎年1万人ず 階 各 プ ロ ジ ェ ク ト の 紹 介、 つ増えてきているそうで ンターの新病棟は、 年 2 月 す。中でも腎不全は、心 代、そして未来における、 した。内容をごく簡単に 血管疾患のリスク因子に 建ての大きなもので、今 な る と も い わ れ て お り、 年度からこの最上階にあ る多目的ホールで総会を 国民の健康、さらには国 12 れ、この技術はほぼ完成 眼底検査の変遷について ピアニストの深沢さん、演奏魅了 形に近づいたといえるそ 行っていくそうです。 24 10 24 気にするために」でした。 盛況だった東京支部総会の出席者ら 演題、 腎臓病と精神医学 11 現在、腎不全を含め腎臓 24 12 23 和歌山支部総会出席のメンバー 2教授の講演熱く 家経済にも大きなインパ 血管炎テーマ、活発質疑 たことです。新病棟の建 ( 文 責 : 5 回 生 橋 本 健 太郎) 10 12 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 174 号 芝 蘭 会 報 ( 5 ) 芝 蘭 会 報 174 号 2012 ( 平成 24 ) 年 4 月 30 日 芝蘭会会員名簿(70回・2012 年版)の刊行について 会員登録の確認調査(7月送付予定)にご協力ください 拝啓 会員の皆さまには益々ご清栄の 会員名簿は、 芝蘭会活動を活発化し、 の交流を図るためにも余程のご事情がない こととお慶び申し上げます。 また、会員相互の親睦と交流を深める 限り名簿掲載にご協力いただき、前記「会 さて、本年は芝蘭会会員名簿の刊行の ためには、必要不可欠のものであり、 員名簿調査確認書」を、必ず芝蘭会事務局 年にあたり、平成 24 年 11 月末の刊行に 名簿掲載内容の充実が求められます。 へご返送くださいますよう、何卒よろしく 向けて編集作業を進めております。つき それには、会員の皆さまのご支援、ご お願い申し上げます。 ましては、今回、会員の皆さまのところ 協力がぜひとも必要であります。 また、芝蘭会会員名簿の販売は芝 へ「会員名簿調査確認書」 (郵便はがき) 及び、会員名簿購入申込用紙等をお送り 蘭会員、賛助会員及び広告掲載企業に させていただきます。 (7月送付予定) 限らせていただいております。会員間 敬具 平成 24 年 4 月 一般社団法人 芝蘭会 会 長 湊 長博 ( 6 ) 芝蘭会東日本大震災支援募金 平成 23 年7月より開始した芝蘭 会東日本大震災支援募金の現状は次 のとおりです。 (平成 24 年3月 30 日現在) 571 件 7,820,000 円 このうち、6,000,000 円を平成 23 年8月 12 日(金)に、1,749,000 円 を平成 24 年3月 28 日に医学 研究 科東日本大震災支援基金に寄附いた しました。 ※なお、振込手数料 70,240 円が発 生しています。 人 事 異 動 異動内容 発令年月日 氏 名 辞任 ゲノム医学センターゲノム情報科学准教授より 九州大学教授へ H24.4.1 本田 哲也 採用 京都大学非常勤講師より 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点特定准教授へ 錦織 宏 採用 東京大学講師より 医学教育推進センター准教授へ H24.4.1 吉富 啓之 採用 京大病院整形外科助教より 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点特定准教授へ H24.1.31 阪井 宏彰 辞職 呼吸器外科講師より 尼崎病院呼吸器外科部長へ H24.4.1 田中 智洋 採用 先端医療振興財団主任研究員より メディカルイノベーションセンター特定准教授へ H24.2.1 松尾 幸憲 昇任 放射線医学放射線腫瘍学・画像応用治療学助教より 同講師へ H24.4.1 花田 俊勝 採用 オーストリア科学アカデミー分子生物化学研究所博士研究員より メディカルイノベーションセンター特定准教授へ H24.2.1 大政 貢 採用 北野病院副部長より 器官外科学呼吸器外科学講師へ H24.4.1 岡本 郁弘 採用 キュリー研究所博士研究員より 生体構造医学機能微細形態学特定講師へ H24.2.29 新實 彰男 辞職 内科学呼吸器内科学准教授より 名古屋市立大学教授へ H24.4.1 久木元 伸 採用 サイバネットシステム㈱技術職より 政策のための科学特定講師へ H24.3.1 松田 秀一 採用 九州大学准教授より 感覚運動系外科学整形外科学教授へ H24.4.1 猪飼 宏 採用 健康管理学医療経済学助教より 同分野特定講師へ H24.3.1 塚本 達雄 採用 H24.4.1 瀬戸口留可 昇任 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点特定講師より 同特定准教授へ H24.3.31 臼井 崇 辞職 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点特定准教授より 臼井医院へ H24.4.1 廣田 喜一 昇任 侵襲反応制御医学麻酔科学講師より 附属病院手術部准教授へ H24.3.31 林野 泰明 辞職 健康解析学医療疫学特定准教授より 天理よろづ相談所病院副部長へ H24.4.1 平井 豊博 昇任 内科学呼吸器内科学講師より 同准教授へ H24.3.31 村上 善基 辞職 ゲノム医学センター特定准教授より 大阪市立大学病院講師へ H24.4.1 溝脇 尚志 昇任 放射線医学放射線腫瘍学・画像応用治療学講師より 同准教授へ H24.3.31 角舘 直樹 辞職 健康解析学医療疫学特定講師より スタンフォード大学客員准教授へ H24.4.1 佐藤 幸保 昇任 周産母子診療部助教より 器官外科学婦人科学・産科学講師へ H24.3.31 森本 尚樹 辞職 感覚運動系外科学形成外科学講師より 関西医科大学講師へ H24.4.1 古田 貴寛 昇任 高次脳科学高次脳形態学助教より 同准教授へ H24.3.31 巽 啓司 辞職 器官外科学婦人科学・産科学講師より 大阪医療センター部長へ H24.4.1 林 克彦 昇任 生体構造医学機能微細形態学講師より 同准教授へ H24.3.31 三和 千里 辞職 器官外科学心臓血管外科学講師より 岡村記念病院へ H24.4.1 園下 将大 昇任 生体制御医学遺伝薬理学講師より 同准教授へ H24.3.31 久米 典昭 辞職 内科学循環器内科学講師より 神戸学院大学教授へ H24.4.1 長尾 美紀 昇任 検査部助教より 同講師へ H24.3.31 倉田 二郎 辞職 侵襲反応制御医学麻酔科学講師より 東京医科歯科大学講師へ H24.4.1 田原 康玄 採用 愛媛大学講師より ゲノム医学センターゲノム情報科学准教授へ H24.3.31 藤山 文乃 辞職 高次脳科学高次脳形態学准教授より 同志社大学教授へ H24.4.1 佐々木義輝 採用 理化学研究所研究員より 生体制御医学細胞機能制御学准教授へ H24.3.31 廣田 耕志 辞職 遺伝医学放射線遺伝学准教授より 首都大学東京教授へ H24.4.1 岩井 一宏 採用 大阪大学教授より 生体制御医学細胞機能制御学教授へ H24.3.31 荒井 俊之 辞職 手術部准教授より 京都市立病院へ H24.4.1 松原 和夫 採用 旭川医科大学病院教授より 薬剤部教授へ H24.3.31 藤田 正俊 定年退職 人間健康科学系専攻教授より 社会福祉法人宇治病院名誉院長へ H24.4.1 山田 重人 採用 先天異常標本解析センター准教授より 人間健康科学系専攻教授へ H24.4.1 梶谷 宇 採用 帝京大学助教より 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点特定准教授へ 発令年月日 氏 名 H23.12.31 須山 幹太 H24.1.1 (財)田附興風会北野病院腎臓内科より 内科学腎臓内科学准教授へ 会 員 訃 報 (敬称略) 異動内容 謹んでご冥福をお祈りいたします。 河内 太郎 (昭和5年卒) 平成 13 年 5 月 25 日 ご逝去 石井 昌三 (昭和 22 年卒) 平成 24 年 1 月 1 日 ご逝去 田中 三郎 (昭和 32 年卒) 平成 22 年 10 月 20 日 ご逝去 加藤 篤二 (昭和 10 年卒) 平成 24 年 2 月 8 日 ご逝去 湊川 学 (昭和 22 年卒) 平成 22 年 1 月 18 日 ご逝去 田中 猛夫 (昭和 33 年卒) 平成 24 年 1 月 28 日 ご逝去 西村 弘 (昭和 11 年卒) 平成 24 年 2 月 27 日 ご逝去 椎名 浄 (昭和 23 年卒) 平成 24 年 1 月 21 日 ご逝去 安 教哲 (昭和 39 年院卒) 平成 21 年 1 月 30 日 ご逝去 野口 圭一 (昭和 12 年卒) 平成 23 年 12 月 29 日 ご逝去 島田 恒治 (昭和 23 年専卒) 平成 23 年 10 月 10 日 ご逝去 福原 資郎 (昭和 44 年卒) 平成 24 年 4 月 14 日 ご逝去 根本丘宇司 (昭和 14 年卒) 平成 23 年 10 月 14 日 ご逝去 野上 忠孝 (昭和 23 年専卒) 平成 24 年 1 月 15 日 ご逝去 青木 孝文 (昭和 48 年卒) 平成 24 年 2 月 15 日 ご逝去 妹尾左知丸 (昭和 15 年卒) 平成 19 年 6 月 22 日 ご逝去 卯西 克美 (昭和 24 年卒) 平成 24 年 4 月 21 日 ご逝去 井上 康夫 (教室会員 生理2) 平成 24 年 1 月 16 日 ご逝去 妹尾 正人 (昭和 16 年 12 月卒)平成 24 年 1 月 17 日 ご逝去 山腰 茂昭 (昭和 24 年専卒) 平成 23 年 11 月 5 日 ご逝去 井関 満夫 (教室会員 病理) 平成 24 年 2 月 ご逝去 日下 少栄 (昭和 17 年卒) 平成 23 年 4 月 11 日 ご逝去 中島 文夫 (昭和 25 年卒) 平成 24 年 3 月 7 日 ご逝去 北澤 知夫 (教室会員 病理) 平成 24 年 1 月 30 日 ご逝去 堀田 進 (昭和 17 年卒) 平成 23 年 11 月 17 日 ご逝去 大島 駿作 (昭和 26 年卒) 平成 23 年 12 月 27 日 ご逝去 折井 豊 (教室会員 公衆衛生)平成 23 年 11 月 18 日 ご逝去 浦瀬 通夫 (昭和 18 年卒) 平成 23 年 6 月 14 日 ご逝去 川崎 正輝 (昭和 26 年卒) 平成 23 年 3 月 29 日 ご逝去 有吉 浄治 (教室会員 内科1) 平成 22 年 11 月 10 日 ご逝去 為森 慶造 (昭和 19 年卒) 平成 24 年 3 月 14 日 ご逝去 木村 正也 (昭和 28 年卒) 平成 24 年 2 月 24 日 ご逝去 尾辻ますよ (教室会員 内科 2) 平成 24 年 2 月 22 日 ご逝去 亀井 正夫 (昭和 20 年卒) 平成 23 年 12 月 21 日 ご逝去 里村 紀作 (昭和 28 年卒) 平成 24 年 3 月 28 日 ご逝去 古川 浩 (教室会員 外科) 平成 23 年 7 月 29 日 ご逝去 洲崎 文彦 (昭和 20 年卒) 平成 23 年 11 月 9 日 ご逝去 石本 喜作 (昭和 30 年卒) 平成 23 年 5 月 29 日 ご逝去 青野 正男 (教室会員 口外) 平成 23 年 ご逝去 林 淵泉 (昭和 20 年卒) 平成 14 年 2 月 14 日 ご逝去 澤邊 修一 (昭和 32 年卒) 平成 24 年 3 月 7 日 ご逝去 佐井 里衣 (教室会員 小児科) 平成 24 年 1 月 11 日 芝蘭会報編集委員会 委員長 中尾一和 委 員 斎藤信雄、岩田 征良、豊國伸哉、山田圭 6 介、園部 誠、阿部 恵 芝蘭会雑誌部 顧 問 中尾一和 部 員 勝島將夫( 回生) 橋 本 健 太 郎、 中 村 有 輝、 山 田 直 生、 畑 野 翔 太 郎、 回生) 5 前田峻宏、宗宮伸弥、柳 井谷駿史(以上 真辺 諄、森山太陽、鶴 田将史(以上3回生) 赤埴未宝、宮崎規晶,坂 本 慧(以上 回生) 芝蘭会事務局 事務局長 山田 均 総務課長 秋山和美 管理課長 松本 悼 2 原 稿 募 集 芝蘭会報は、会員の皆様の情報交換・意見発表の場であり ます。支部活動、クラス会、会員の著書の紹介(自薦・他薦) 及び医学・医療等に関するご意見等を寄稿ください。なお、 原稿の採用及び掲載時期については、編集委員会で決めさせ ていただきます。 芝蘭会報 編集委員会 ご逝去 ● 事務局から● 平成 17 年 4 月からの「個人情報保護法」の全面施 行により、個人情報の取扱いに厳しい制約が課せら れました。つきましては会員の連絡先等のお問い合わ せは、必要理由等を明記の上、郵便または FAX によ り事務局までご送付ください。電話でのお問い合わせ にはお答え致しかねますのでご了承ください。 (FAX 075 -752 - 4015)
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