UBS中国株式ファンド - 大和証券

投資信託説明書
(目論見書)
投資信託説明書
(交付目論見書)
7783 - ②
UBS中国株式ファンド
追加型投信/海外/株式
※課税上は株式投資信託として取扱われます。
本書は、金融商品取引法
(昭和23年法第25号)
第13条の規定に基づく目論見書です。
UBSグローバル・アセット・マネジメント株式会社
平成21年2月7日
1.
『UBS 中国株式ファンド』(以下「当ファンド」といいます。)の受益権の募集について
は、委託会社は、金融商品取引法(昭和 23 年法第 25 号)第 5 条の規定により有価証券
届出書を平成 21 年 2 月 6 日に関東財務局長に提出しており、平成 21 年 2 月 7 日にその
効力が生じております。
2.
投資信託説明書(交付目論見書)は、金融商品取引法第 13 条第 2 項第 1 号に定める事項
に関する内容を記載した目論見書で、投資家によるファンドの受益権の取得に際し、あ
らかじめまたは同時に交付しなければならない目論見書です。
投資信託説明書(請求目論見書)は、金融商品取引法第 13 条第 2 項第 2 号に定める事項
に関する内容を記載した目論見書です。投資信託説明書(請求目論見書)は、販売会社
に対して請求があった場合に交付いたします。販売会社に投資信託説明書(請求目論見
書)をご請求された場合は、その旨をご自身で記録して頂くようお願いします。
3.
当ファンドの受益権の価額は、同ファンドに組入れられる有価証券等の値動きによる影
響を受けますが、これらの運用による損益はすべて投資家の皆様に帰属します。したが
って当ファンドは元本が保証されているものではありません。
発行者名
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
代表者氏名
岡
本店の所在の場所
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
村
進
有価証券届出書の写しを縦覧に供する場所
大手町ファースト スクエア
該当なし
当ファンドは主にマザーファンドが投資を行う投資信託証券への投資を通じて中国の株式を実
質的な投資対象としています。当ファンドの基準価額は組入れられる有価証券の値動き、為替
相場の変動等の影響により変動しますので、これにより投資元本を割り込むことがあります。
また組入れた株式等の発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等に
より、基準価額が下落した場合には、投資元本を割り込むことがあります。
● 投資信託は、預貯金または保険契約とは異なり、預金保険機構、貯金保険機構、保険契約
者保護機構の保護の対象ではありません。
● 投資信託は、金融機関の預貯金とは異なり、元本および利息の保証はありません。投資し
た資産価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負います。
下記の内容は、この投資信託(以下「当ファンド」といいます。)をお申込み
される際にあらかじめ、投資家の皆様にご確認頂きたい事項としてお知らせ
するものです。
お申込みの際には、下記の内容及び投資信託説明書(交付目論見書)の内容
を十分にお読みくださいますようお願い申し上げます。
記
■当ファンドに係るリスクについて
当ファンドは、マザーファンドが投資を行う投資信託証券への投資を通じて中国
の株式を実質的な投資対象としますので、実質組入株式の価格変動や発行会
社の倒産や財務状況の悪化等の影響により、基準価額が下落した場合には、
損失を被ることがあります。また、原則として為替ヘッジを行いませんので、投
資対象国・建値通貨と日本円との間の為替変動により損失を被ることがありま
す。
したがって、投資家の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価
額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
当ファンドの基準価額の変動要因としては、主に「株式投資に関する価格変動
リスク」、「外国証券投資に関するリスク(カントリー・リスク)」、「為替変動リス
ク」、「解約によるファンドの資金流出に伴うリスク」、「流動性リスク」、「当ファン
ドのマザーファンドが投資する外国投資信託証券の中国 A 株投資に係るリス
ク」などがあります。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク」をご覧ください。
■当ファンドに係る手数料等について
◆申込手数料
申込受付日の翌営業日の基準価額に 3.15%(税抜 3.00%)を上限として販
売会社が定める率を乗じて得た額とします。
※詳しくは販売会社にてご確認ください。
◆換金(解約)手数料
換金(解約)手数料はありません。
◆信託財産留保額
信託財産留保額はありません。
◆信託報酬
ファンドの純資産総額に年 2.0706%(税抜年 1.972%)の率を乗じて得た額と
します。また、当ファンドのマザーファンドが投資対象とする投資信託証券の
管理報酬等が当ファンドの純資産総額に対して年率 0.12675%(税込)以内の
範囲(委託会社が試算した概算値)でかかります。したがって、当ファンドの信
託報酬率を加えた基本となる報酬率は、実質的には当ファンドの純資産総額
に対して年率 2.19735%程度(税込)となります。
◆監査報酬、受益権管理事務費用、法定書類関係(作成・印刷・交付等)
費用 等
当ファンドの純資産総額に年 0.10%の率を乗じて得た額を上限(信託財産の
規模等を考慮し、かかる上限を随時見直し変更することがあります。)とし、当
ファンドより間接的にご負担いただく場合があります。
◆その他の費用(有価証券売買時の売買委託手数料、信託事務の諸費用等)
当ファンド及び当ファンドのマザーファンドが投資対象とする投資信託
証券の上記その他の費用は、間接的にご負担いただきますが、信託財産
の規模、取引量等により変動しますので、事前に金額および計算方法を
表示することができません。
※受益者が直接および間接的に負担する費用の合計は、信託財産の規模、保
有期間等により異なりますので、事前に表示することができません。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「手数料等及び税金」をご覧くだ
さい。
以 上
UBS中国株式ファンド
お買付時の申込手数料・お買付単位について
①お買付時の申込手数料
お買付時の申込手数料の額(1 万口当たり)は、お買
付金額に応じて、お買付価額に次に掲げる率を乗じて得
た額とします。
※ お買付金額=(申込受付日の翌営業日の基準価額/1万口)× 申込口数
1,000 万円未満の場合
3.15 %(税抜 3.0%)
1,000 万円以上 5 億円未満の場合
2.10 %(税抜 2.0%)
5 億円以上 10 億円未満の場合
1.05 %(税抜 1.0%)
10 億円以上の場合
0.525%(税抜 0.5%)
(注 1)償還乗換優遇措置等の適用を受けることができます。くわしくは、
お問合わせ下さい。
(注 2)申込手数料は、当該申込手数料(税抜)にかかる消費税および地方
消費税 5%に相当する金額を加算した場合の料率を表記しております。
②お買付単位
10 万円以上 1 円単位(注)または 10 万口以上 1 口単位
(注)申込手数料および申込手数料に対する消費税等に相当する金額を含
めて、10 万円以上 1 円単位でお買付けいただけます。
大和証券株式会社
※このページは、投資信託説明書(交付目論見書)の一部を構成するものではなく、上
記の情報は、投資信託説明書(交付目論見書)の記載情報ではありません。
※上記の情報の作成主体は、大和証券株式会社であり、作成責任は、大和証券株式会社
にあります。
目論見書補完書面(投資信託)
(この書面は、
金融商品取引法第 37 条の 3 の規定によりお渡しするものです。)
この書面、手数料に関する書面および目論見書の内容を
よくお読みください。
当ファンドに係る手数料等について
◆申込手数料
申込手数料を記載した書面にてご確認ください。
◆換金(解約)手数料
投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
◆信託財産留保額
投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
◆信託報酬
投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
◆その他の費用(*)
・組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料
・外貨建資産の保管等に要する費用
・監査報酬 等
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「費用・税金」を
ご覧ください。
(*)「その他の費用」については、運用状況等により変動するもので
あり、事前に料率、上限額等を表示することができません。
当該手数料等の合計額については、ご投資家の皆様がファンドを
保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができ
ません。
当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の 6 の
規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
※
※
この書面は、投資信託説明書(交付目論見書)の一部を構成するものではなく、この書
面の情報は、投資信託説明書(交付目論見書)の記載情報ではありません。
この書面の情報の作成主体は大和証券株式会社であり、作成責任は大和証券株式会社に
あります。
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当ファンドに係る金融商品取引契約の概要
当社は、ファンドの販売会社として、募集の取扱い及び販売等に関する事務を行います。
当社が行う金融商品取引業の内容及び方法の概要
当社が行う金融商品取引業は、主に金融商品取引法第 28 条第1項の規定に基づく第一種
金融商品取引業であり、当社においてファンドのお取引や保護預けを行われる場合は、以
下によります。
・ お取引にあたっては、保護預り口座、振替決済口座又は外国証券取引口座の開設が必
要となります。
・ お取引のご注文をいただいたときは、原則として、あらかじめ当該ご注文に係る代金
の全部又は一部を(前受金等)お預けいただいた上で、ご注文をお受けいたします。
・ 前受金等を全額お預けいただいていない場合、当社との間で合意した日までに、ご注
文に係る代金又は有価証券をお預けいただきます。
・ ご注文いただいたお取引が成立した場合(法令に定める場合を除きます。)には、取
引報告書をお客様にお渡しいたします(郵送又は電磁的方法による場合を含みます)。
当ファンドの販売会社の概要
商
号
等
大和証券株式会社
金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第 108 号
本 社 所 在 地
〒100-6752 東京都千代田区丸の内一丁目 9 番 1 号
加
日本証券業協会、社団法人日本証券投資顧問業協会、社団法人金融先
入
協
会
物取引業協会
資
主
本
な
事
金
1,000 億円
業
金融商品取引業
営業開始年月日
平成 11 年 4 月 26 日
連
取扱窓口まで直接連絡してください。取扱窓口については次頁以降の
連絡先一覧をご参照ください。
※
※
絡
先
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連絡先一覧
本支店名
電話番号
本店
(03)5555‐7555
●北海道・東北地区
札幌支店
釧路支店
青森支店
盛岡支店
仙台支店
秋田支店
山形支店
福島支店
郡山支店
いわき支店
(011)214‐6111
(0154)23‐0161
(017)777‐2111
(019)652‐1171
(022)221‐5111
(018)831‐2811
(023)622‐8151
(024)522‐3111
(024)932‐3111
(0246)23‐0111
●関東地区
水戸支店
宇都宮支店
高崎支店
大宮支店
浦和支店
川口支店
所沢支店
千葉支店
船橋支店
松戸支店
うすい支店
柏支店
日比谷支店
銀座支店
新宿支店
新宿センタービル支店
上野支店
(029)226‐9111
(028)621‐3531
(027)327‐7111
(048)642‐3881
(048)834‐6111
(048)225‐3611
(04)2922‐8111
(043)227‐8181
(047)424‐2111
(047)366‐5111
(043)462‐1009
(04)7166‐2701
(03)3508‐8111
(03)5250‐8585
(03)3352‐5141
(03)3345‐1661
(03)3832‐0191
※
※
本支店名
電話番号
亀戸支店
五反田支店
自由が丘支店
蒲田支店
大森支店
成城支店
渋谷支店
中野支店
池袋支店
池袋西口支店
赤羽支店
練馬支店
千住支店
吉祥寺支店
三鷹支店
国立支店
立川支店
八王子支店
多摩支店
町田支店
横浜支店
横浜駅西口支店
戸塚支店
青葉台支店
川崎支店
藤沢支店
鎌倉支店
厚木支店
茅ヶ崎支店
横須賀支店
(03)3681‐3181
(03)3493‐1211
(03)3717‐0141
(03)3732‐9171
(03)5471‐3311
(03)3415‐5211
(03)3463‐9211
(03)5385‐1311
(03)3982‐2141
(03)3980‐1005
(03)3903‐0311
(03)3992‐0131
(03)3879‐6111
(0422)22‐9311
(0422)41‐0777
(042)571‐0211
(042)526‐1711
(042)644‐2211
(042)375‐5511
(042)722‐2131
(045)671‐6700
(045)311‐1271
(045)864‐1715
(045)983‐8282
(044)244‐2121
(0466)23‐8111
(0467)23‐1616
(046)224‐8111
(0467)58‐6111
(046)821‐1800
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面の情報は、投資信託説明書(交付目論見書)の記載情報ではありません。
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あります。
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本支店名
電話番号
●中部・北陸地区
新潟支店
長岡支店
富山支店
高岡支店
金沢支店
福井支店
甲府支店
長野支店
松本支店
岐阜支店
静岡支店
浜松支店
沼津支店
名古屋支店
名古屋駅前支店
豊橋支店
岡崎支店
一宮支店
津支店
(025)223‐4101
(0258)37‐9001
(076)424‐2411
(0766)21‐3500
(076)262‐4211
(0776)22‐3311
(055)222‐0121
(026)227‐6501
(0263)35‐0131
(058)265‐2171
(054)254‐3151
(053)454‐1411
(055)962‐3590
(052)963‐7111
(052)571‐3111
(0532)55‐0011
(0564)24‐6811
(0586)71‐6311
(059)226‐7111
●近畿地区
彦根支店
京都支店
大阪支店
梅田支店
難波支店
京橋支店
阿倍野支店
岸和田支店
豊中支店
茨木支店
堺支店
神戸支店
姫路支店
尼崎支店
明石支店
西宮支店
奈良支店
和歌山支店
(0749)23‐2111
(075)251‐2111
(06)6454‐7778
(06)6373‐3311
(06)6632‐5151
(06)6354‐1201
(06)6624‐0333
(072)423‐3501
(06)6854‐1131
(072)632‐0651
(072)223‐8850
(078)392‐7911
(079)223‐2881
(06)6411‐1481
(078)917‐0001
(0798)66‐3500
(0742)23‐1271
(073)431‐1131
本支店名
電話番号
●中国地区
鳥取支店
松江支店
岡山支店
広島支店
福山支店
下関支店
徳山支店
(0857)29‐1511
(0852)27‐7151
(086)225‐1111
(082)228‐5211
(084)931‐3333
(083)231‐5151
(0834)21‐5601
●四国地区
徳島支店
高松支店
松山支店
新居浜支店
高知支店
(088)623‐0131
(087)822‐2222
(089)941‐7101
(0897)33‐5800
(088)823‐0323
●九州・沖縄地区
福岡支店
北九州支店
久留米支店
佐賀支店
長崎支店
熊本支店
大分支店
宮崎支店
鹿児島支店
那覇支店
(092)713‐4007
(093)531‐1141
(0942)33‐2131
(0952)24‐6121
(095)823‐0181
(096)353‐2551
(097)537‐8111
(0985)29‐5211
(099)223‐5141
(098)861‐5200
●プライベートバンキング
東京
(03)5555‐7733
大阪
(06)6454‐7611
名古屋
(052)963‐7443
●大和証券コールセンター
フリーダイヤル
0120‐010101
●登録金融機関の金融商品仲介業務を通
じて口座開設されたお客様
(03)5617‐2208
平成20年10月1日現在
※
※
この書面は、投資信託説明書(交付目論見書)の一部を構成するものではなく、この書
面の情報は、投資信託説明書(交付目論見書)の記載情報ではありません。
この書面の情報の作成主体は大和証券株式会社であり、作成責任は大和証券株式会社に
あります。
‐ 4/4‐
この書面は4頁からなります。
ファンドの概要
UBS中国株式ファンド
本概要は、投資信託説明書(交付目論見書)本文の証券情報、ファンド情報等を要約したもので、投資信託説明書
(交付目論見書)の一部です。詳細につきましては、投資信託説明書(交付目論見書)本文の該当ページをご覧く
ださい。
お申込みに際しましては、投資信託説明書(交付目論見書)本文をよくお読みいただき、商品の内容・リスク等を
十分ご理解のうえ、お申込みくださいますようお願い申し上げます。
追加型投信/海外/株式
社団法人
基本的性格
投資信託協会の商品分類については、詳しくは後記「ファンドの基本的性
格」における商品分類表・属性区分表をご覧ください。
また、ファンドにおいて使用しない商品分類および属性区分の定義については、社団
法人
投資目的
投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/)・をご覧ください。
信託財産の長期的な成長を目指します。
主として、中国の株式(上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A
株および B 株)および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。)を実質的な投資対象
主な投資対象
とします。
※ 上記投資対象への投資は、当ファンドの主要投資対象であるマザーファンドが投資す
る投資信託証券を通じて行います。
主な投資制限
・
株式への直接投資は行いません。
・
マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。
・
同一銘柄の投資信託証券(マザーファンド受益証券を除きます。)への実質投資
割合は、原則として信託財産の純資産総額の 50%を超えないものとします。
・
外貨建資産への実質投資割合には、制限を設けません。
当ファンドは主に「株式投資に関する価格変動リスク」、
「外国証券投資に関するリス
主な投資リスク
ク(カントリー・リスク)」、「為替変動リスク」、「解約によるファンドの資金流出に
伴うリスク」
、
「流動性リスク」、
「当ファンドのマザーファンドが投資する外国投資信
託証券の中国A株投資に係るリスク」などがあります。
信託期間
決算日
平成 19 年 5 月 8 日から平成 29 年 5 月 8 日まで(ただし、一部解約により純資産総額
が 50 億円を下回ることとなった場合などには、繰上償還することがあります。)
毎年 5 月 7 日(休業日の場合は翌営業日)
原則として、毎決算時に収益分配方針に基づいて収益分配を行います。ただし、分配
収益分配
対象額が少額の場合等には収益分配を行わない場合があります。
※ 当ファンドには「分配金再投資コース」と「分配金支払いコース」があります。
※ 取扱いコースにつきましては、販売会社にお問い合わせください。
-1-
ファンドの概要
申込期間
買付・換金の
お申込みの受付
平成 21 年 2 月 7 日から平成 21 年 8 月 6 日まで
※ 申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。
原則としていつでもお買付、ご換金をお申込みいただけます。
※ ただし、香港取引決済所の休業日またはシンガポールの銀行休業日(以下「香港また
はシンガポールの休業日」といいます。)と同日の場合はお申込みを受付けません。
10 万円以上 1 円単位または 10 万口以上 1 口単位を最低単位として、販売会社が独自
買付単位
に定める単位とします。
※ 詳しくは販売会社または後記照会先にお問い合わせください。
買付価額
買付申込受付日の翌営業日の基準価額
買付申込受付日の翌営業日の基準価額に 3.15%(税抜 3.0%)以内で販売会社が独自
買付時の申込手数料
に定める率を乗じて得た額とします。
※ 詳しくは販売会社または後記照会先にお問い合わせください。
換金単位
1 口単位
換金価額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額
信託財産留保額
なし
当ファンドの純資産総額に対して年率 2.0706%(税抜 1.972%)
上記の信託報酬に加えて当ファンドのマザーファンドが投資対象とする投資信託証
券の管理報酬等・信託報酬が、当ファンドの純資産総額に対して年率 0.12675%(税
信託報酬
込)以内の範囲でかかります。
従って、当ファンドの実質的な信託報酬は、当ファンドの純資産総額に対して年率
2.19735%程度(税込)となります。
※ 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文をご覧ください。
課税関係
税金につきましては、投資信託説明書(交付目論見書)本文をご覧いただくか、販売
会社にお問い合わせください。
委託会社のホームページ http://www.ubs.com/japanfunds/
照会先
委託会社の電話番号
03-5293-3700 (営業日の9:00∼17:00)
-2-
ファンドの特色
主として、中国の株式(上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A 株および B
株)および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。)に投資します。
(詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文の4ページをご覧ください。
)
ただし、上記以外の取引所に上場している中国の株式(預託証書を含みます。)に投資する場合
もあります。
・ 上記投資対象への投資は、マザーファンドが投資する投資信託証券を通じて行います。
・ 市場のバリュエーションが極端に割高となった場合、カントリー・リスクが発生した場合などには、一
時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産に投資する場合があります。
■当ファンドの特徴
1
中国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長を目指
します。
‹ 中国の株式として、上海証券取引所(A 株、B 株)、深セン証券取引所(A 株、B 株)、香港取引決済所
の上場銘柄を主要投資対象とします。
‹ 当ファンドは、ファミリー・ファンド方式で運用を行い、当ファンドのマザーファンドは中国の株式
を投資対象とする投資信託証券を通じて、実質的に中国の株式に投資を行います。
‹ 原則として、為替ヘッジは行いません。
2
当ファンドの実質的な投資対象には、中国の証券取引所に上場している人
民元建ての A 株を含みます。
‹ 現在、人民元建てで流通する A 株は、中国人投資家と「適格国外機関投資家」と認定を受けた国外の
機関投資家に限定されています。
‹ 中国 A 株市場には、中国 B 株市場や香港取引決済所に上場していない中国の企業が上場されており、
当ファンドを通じて中国の経済成長を担う企業への幅広い投資が可能となります。
ただし、当ファンドの中国 A 株への実質投資比率は純資産総額の50%を超えないものとします。
3
UBS グローバル・アセット・マネジメント・グループが
運用を行います。
‹ UBS グローバル・アセット・マネジメント・グループは世界最大級の総合金融機関 UBS 銀行(UBS AG)
グループの資産運用部門です。
‹ A 株の調査・運用にあたっては、「UBS SDIC Fund Management Co., Ltd.」より情報提供を受けます。
同社は UBS 銀行と中国の国家開発投資公司(SDIC)との合弁会社(中国現地法人)です。国家開発投
資公司は 1995 年に設立された中国の国有投資持ち株会社です。
-3-
ファンドの特色
■当ファンドの仕組み
‹ ファミリー・ファンド方式で運用を行います。
当ファンドは、主に「UBS中国株式マザーファンド」受益証券に投資するファミリー・ファンド方式で運用を行います。
ファミリー・ファンド方式とは、お客様が取得するファンドをベビーファンドとして、実質的な運用はマザーファンドにて
行い、その運用成果をベビーファンドを通じてお客様の損益に反映させる方式です。
‹ ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、主として投資信託証券に投資するものをいいます。
ベビーファンド
投資
投資
UBS(Lux)インスティテューショナル・
シキャブ II - チャイナ A オポテュニティ
投資
中国のA株など
損益
損益
UBS中国株式
ファンド
当ファンドの
実質的な投資対象
マザーファンドの投資対象となる投資信託証券
マザーファンド
UBS中国株式
マザーファンド
投資
投資
UBS中国株式(除くA株)ファンド
(適格機関投資家向け)
損益
損益
損益
中国のB株、
香港取引決済所
の上場株式など
※ 上記投資信託証券の一部が名称変更となる場合、または繰上償還等により除外される場合、あるいは上記
以外の投資信託証券が追加となる場合があります。
資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
-4-
ファンドのリスク
当ファンドは、マザーファンドが投資を行う投資信託証券への投資を通じて中国の株式を
実質的な投資対象としますので、実質組入株式の価格変動や発行会社の倒産や財務状
況の悪化等の影響により、基準価額が下落した場合には、損失を被ることがあります。ま
た、原則として為替ヘッジを行いませんので、投資対象国・建値通貨と日本円との間の為
替変動により損失を被ることがあります。
したがって、投資家の皆様の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落に
より、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失
は、全て受益者に帰属します。
当ファンドにかかる主なリスクは以下の通りです。
(1) 株式投資に関する価格変動リスク
当ファンドは実質的に株式への投資を行います。株価は、政治・経済情勢、株
式の需給関係、発行企業の業績等を反映して変動します。また株価は、短期的
または長期的に大きく下落することがあります。組入銘柄の株価が下落した場
合には、基準価額が下落する要因となります。また株式の発行企業の業績悪化
や経営不安、倒産等に陥った場合には投資資金の回収が出来なくなる場合があ
ります。
(2) 外国証券投資に関するリスク(カントリー・リスク)
当ファンドは実質的に外国の有価証券へ投資します。外国証券への投資には、
当該国・地域の政治・経済および社会情勢の変化により混乱が生じた場合には
基準価額に大きな変動をもたらす可能性があります。
また、当ファンドの主要投資対象国には主に次のようなリスクがあり、これら
のリスクはファンドの基準価額に大きな変動をもたらす可能性があります。
・ 先進国と比較して一般的に政治・経済および社会情勢等が著しく変化する可
能性があります。
・ 資産の移転に関する規制、外国人による投資規制等の導入等の可能性があり
ます。
・ 先進国と比較して一般的に法制度や社会基盤が未整備であり、情報開示等の
基準が異なることから、正確な情報の確保が困難となる可能性があります。
(3) 為替変動リスク
当ファンドは実質的に外貨建有価証券等に投資しますが、円貨ベ−スにした場
合、その資産価値は、為替レ−トの変動による影響を受けることになります。
為替レ−トは短期間に大幅に変動することがあります。したがって、為替の変
動に伴い、当ファンドの基準価額が変動する可能性があります。為替レ−トは
一般に、外国為替市場の需給、世界各国への投資メリットの差異、金利の変動
その他の様々な国際的要因により決定されます。また、為替レ−トは、各国政
府・中央銀行による介入、通貨管理その他の政策によっても変動する可能性が
あります。
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ファンドのリスク
(4) 解約によるファンドの資金流出に伴うリスク
短期間に相当金額の解約申込があった場合には、解約資金を手当てするために
保有有価証券を大量に売却しなければならないことがあります。その際には、
市況動向や取引量等の状況によっては、保有有価証券を市場実勢から期待され
る価格で売却できないことがあり、その結果、基準価額が大きく変動する可能
性があります。
(5)流動性リスク
急激かつ多量の売買により市場が大きな影響を受けた場合、または市場を取り
巻く環境の急激な変化により市場の混乱が生じた場合等には、保有有価証券を
通常の市場実勢から期待される価格での売買ができず、損失を被るあるいは値
上がり益を逸失する可能性があります。また、当ファンドの実質的な投資対象
国における証券市場、取引所、開示基準、法制度などは先進国と異なっており、
政治、経済等が急変した場合、流動性はより低くなる可能性があります。
(6)当ファンドのマザーファンドが投資する外国投資信託証券の中国 A 株投資に係
わるリスク
(a)当ファンドのマザーファンドが投資する「UBS (Lux)インスティテューショナル・シキャブ II ‐
チャイナ A オポテュニティ」は中国 A 株への投資を行っていますが、中国の関係法令は近
年制定されたものが多く、その解釈も必ずしも安定していません。
QFII(適格国外機関投資家)の投資に対する中国国内における課税の取扱いに
ついては、現在、明らかではなく、将来上記の外国投資信託証券が実質的課税
主体とみなされ所得税等の税金が課されることになった場合、上記の外国投資
信託証券がこれを負担する可能性があります。
(b)中国の証券市場においては、証券決済が DVP 取引(証券売買取引で証券と売買
代金を同時に決済する取引)でない銘柄があり、その場合には証券会社に対す
る信用リスクが発生し、当該証券会社が倒産等の状況に陥った場合は、証券ま
たは決済代金の全額を失う可能性があります。
(c)QFII の投資に係わる制度においては、投資限度額に係わる認可の取得日から
一定期間は実質的に一部解約が行えません(現状、この期間は一年間であり、
将来変更される可能性もあります。)。その後の申込および解約の受付も 1 ヶ
月に 1 回に限られています。また、一定の金額が上記の外国投資信託証券内に
留保される場合があります。このような中国証券制度上の制約および中国 A 株
に投資する投資信託証券に付された解約制限等から、当該投資信託証券に対す
る一部解約に伴う支払い資金に不足が生ずる事態が予想される場合には、当フ
ァンドの換金請求の受付けが中止またはすでに受付けた換金請求の受付けが取
り消されることがあります。
-6-
ファンドのリスク
(7)その他
(短期金融商品の信用リスク)
・ ファンド資産をコール・ローン、譲渡性預金証書等の短期金融商品で運用する
場合、債務不履行により損失が発生する可能性があります。
(買付および換金申込に係る制限)
・ 買付または換金の申込日が、香港取引決済所またはシンガポールの銀行の休業
日と同日の場合には、当該買付または換金の申込みは受付けません。
・ 金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得な
い事情があるときは、買付および換金の申込みの受付けを中止することおよび
既に受付けた当該各申込を取り消すことがあります。
・ 信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金請求には制限を設ける場合が
あります。
投資信託に関する一般的なリスク
1.
法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が不利益を被る
可能性があります。
2. 信託財産の状況によっては、目指す運用が行われないことがあります。また、
信託財産の減少の状況によっては、委託会社が目的とする運用が困難と判断し
た場合、安定運用に切り替えることがあります。
3. 証券市場および外国為替市場は、世界的な経済事情の急変またはその国にお
ける天災地変、政変、経済事情の変化もしくは政策の変更等の諸事情により閉
鎖されることがあります。これにより当ファンドの運用が影響を被って基準価
額の下落につながり、その結果、投資元本を下回る可能性があります。
投資信託に関する一般的な留意事項
1. 投資信託は、預貯金または保険契約とは異なり、預金保険機構、貯金保険機構、
保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
2. 投資信託は、金融機関の預貯金とは異なり、元本および利息の保証はありませ
ん。投資した資産価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負
います。
※ファンドのリスクは上記に限定されるものではありません。
-7-
ご投資の手引き
買付について
申込期間:平成 21 年 2 月 7 日から平成 21 年 8 月 6 日まで
※申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。
・原則としていつでも買付申込を行うことができますが、香港またはシンガポールの休業日と同日の場合はお申
込みを受付けません。
・お申込みにつきましては、販売会社の毎営業日の午後 3 時(半日営業日の場合には午前 11 時)までに受付けた
買付申込を、当日の受付分として取扱います。この時刻を過ぎてのお申込みは翌営業日(ただし、香港または
シンガポールの休業日を除きます。)の取扱いとなります。
1)買付単位
10 万円以上 1 円単位または 10 万口以上 1 口単位を最低単位として、販売会社が独自に定める単位とします。
※詳しくは販売会社または前記照会先にお問い合わせください。
2)買付価額
買付申込受付日の翌営業日の基準価額
※「分配金再投資コース」において、収益分配金を再投資する場合は、各計算期間終了日の基準価額とします。
3)買付時の申込手数料
お買付金額*に、3.15%(税抜 3%)の率を上限として販売会社が独自に定める率を乗じて得た額とします。
*お買付金額=(買付申込受付日の翌営業日の基準価額/1 万口)×申込口数
・償還乗換優遇措置等の適用を受けることができます。その場合、償還金額の範囲内で取得する金額については無
手数料となる場合があります。
・
「分配金再投資コース」において、収益分配金から税金等を差引いた額を自動的に再投資する場合は、無手数料と
します。
※詳しくは販売会社または前記照会先にお問い合わせください。
金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情等があるときは、買付申込の受付けを中止
することおよびすでに受付けた買付申込を取消すことがあります。
-8-
ご投資の手引き
換金について
原則として、いつでも換金のお申込みを行うことができますが、香港またはシンガポールの休業日の場合には、
換金のお申込みの受付けは行いません。また、換金方法には、「解約請求」および「買取請求」による方法が
あります。買取請求につきましては、詳しくは販売会社にお問い合わせください。
販売会社の毎営業日の午後 3 時(半日営業日の場合は午前 11 時)までに受付けた換金のお申込みを、当日の
受付分として取扱います。この時刻を過ぎてのお申込みは翌営業日(ただし、香港またはシンガポールの休業
日を除きます。)の取扱いとなります。
1)換金単位
1 口単位とします。
2)換金価額
換金方法は、
「解約請求」および「買取請求」による方法があります。
解約請求による場合、解約申込受付日の翌営業日の基準価額(=解約価額)とします。
換金時の差益に対して課税されます。
※
詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)本文をご覧ください。
買取請求時における買取価額につきましては、販売会社にお問い合わせください。
3)支払開始日
原則として、換金申込受付日から起算して 5 営業日目以降にお支払いいたします。
金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情等があるときは、換金申込の受付けを中止
することおよびすでに受付けた換金申込を取消すことがあります。換金申込の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付
中止以前に行った当日の換金申込を撤回できます。ただし、受益者がその換金申込を撤回しない場合には、当該受益権の換金価
額は、当該受付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に換金申込を受付けたものとして、計算された価額とします。ま
た、大口換金請求には制限を設ける場合があります。
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ご投資の手引き
償還について
1)信託期間
平成 19 年 5 月 8 日から平成 29 年 5 月 8 日まで
ただし、受託会社と合意のうえ、上記信託期間を延長、もしくは信託期間を繰り上げて償還することがあります。
2)支払開始日
償還金は、原則として償還日から起算して 5 営業日目までにお支払いを開始します。
なお、償還時の差益に対して税金が差し引かれます。
※
詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)本文をご覧ください。
収益の分配について
1)分配時期
毎年 5 月 7 日(休業日の場合は翌営業日)の決算日に、信託約款に定める収益分配方針に基づいて収益分配を
行います。ただし、分配対象額が少額の場合等には収益分配を行わない場合があります。
2)支払方法
①分配金支払いコース:
収益分配金は、税金を差引いた後、原則として決算日から起算して 5 営業日目まで
にお支払いを開始します。
②分配金再投資コース: 収益分配金は、税金を差引いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
運用状況の報告
毎年 5 月の決算時に、期間中の運用経過、組入有価証券の内容および有価証券の売買状況などを記載した「運
用報告書」を作成し、受益者に対して、販売会社を通じてあらかじめお申し出いただいたご住所にお届けいた
します。
基準価額は、委託会社において毎営業日算出され、販売会社または委託会社にお問合せ頂くことにより知るこ
とができるほか、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊に掲載されます。また委託会社のホームペー
ジでご覧いただくことも出来ます。
委託会社のホームページ
http://www.ubs.com/japanfunds/
委 託 会 社 の 電 話 番 号 03-5293-3700 (営業日の 9:00∼17:00)
- 10 -
手数料等及び税金
受益者が、買付から換金・償還までに、直接的または間接的にご負担していただく主な費用・税金は以下のと
おりです。なお、税法が改正された場合には、税率等の課税上の取扱いが変更になる場合があります。
買付時、収益分配時、換金(解約)時および償還時にご負担いただく費用・税金
時 期
項 目
費用・税金
買付価額に3.15%(税抜3.00%)以内で販売会社が独自に
定める率を乗じて得た額
申込手数料
買付時
詳しくは、販売会社または前記照会先にお問い合わせくだ
(※1)
さい。
所得税・地方税
収益分配時
普通分配金に対し 20%(所得税 15%、地方税 5%)
(※2)
所得税・地方税
換金時の差益に対し 20%(所得税 15%、地方税 5%)
(※3)
換金時
(※4)
換金(解約)手数料 ありません。
信託財産留保額
ありません。
所得税・地方税
償還時
償還時の差益に対し 20%(所得税 15% 、地方税 5%)
(※3)
信託財産で間接的にご負担いただく(信託財産が支払う)費用
時 期
項 目
費 用
当 フ ァ ン ド の 純 資 産 総 額 に 対 し て 年 率 2.0706 % ( 税 抜
1.972%)
上記の信託報酬に加えて当ファンドのマザーファンドが投資
対象とする投資信託証券の管理報酬等・信託報酬が、当ファン
ドの純資産総額に対して年率 0.12675%(税込)以内の範囲
信託報酬
でかかります。
従って、当ファンドの実質的な信託報酬は、当ファンドの純
資産総額に対して年率 2.19735%程度(税込)となります。
※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文をご覧くださ
保有時
い。
信託事務の諸費用 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用およ
(※5)
び受託会社の立替えた立替金の利息
組入有価証券の売買に係る売買委託手数料等のファンドを運
売買委託手数料等
用するための費用等ならびに当該売買委託手数料等に係る消
(※5)
費税等相当額
監査費用、受益権の管理事務費用、法定手続き(書類の作成、
その他諸費用
印刷、交付)等に関する費用および当該費用に係る消費税等
(※6)
相当額
(※1)「分配金再投資コース」において収益分配金を再投資する場合は、無手数料とします。
償還乗換えやその他の優遇、割引が適用される場合があります。詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
(※2)原則として、法人の受益者については、7%(所得税)ですが、平成 21 年 4 月 1 日以降、15%(所得税)の税率となり
ます。また、個人の受益者の場合で、年間の配当等の金額の合計額が 100 万円以下の部分については、平成 22 年 12 月
31 日までは 10%の特例措置があります。
(※3)原則として、法人の受益者については、7%(所得税)ですが、平成 21 年 4 月 1 日以降、15%(所得税)の税率となり
ます。また、個人の受益者の場合で、年間の譲渡所得等の金額の合計額が 500 万円以下の部分については、平成 22 年 12
月 31 日までは 10%の特例措置があります。
(※4)買取請求につきましては、詳しくは販売会社にお問い合わせください。
(※5)実費として信託財産より支弁されます。なお、信託財産の規模、取引量等により変動しますので、事前に金額および計
算方法は表示することができません。
(※6)信託財産の純資産総額に対して年率 0.1%を上限とする額をかかる諸費用の合計額とみなして、信託財産より支弁する
ことができます。
(注) 受益者が直接および間接的に負担する費用の合計額は、信託財産の規模、保有期間等により異なりますので、事前に金
額および計算方法を表示することができません。
- 11 -
目
次
<冒頭>ファンドの概要
第一部 証券情報
第二部 ファンド情報
第1 ファンドの状況
1 ファンドの性格
2 投資方針
3 投資リスク
4 手数料等及び税金
5 運用状況
6 手続等の概要
7 管理及び運営の概要
第2 財務ハイライト情報
第3 内国投資信託受益証券事務の概要
第4 ファンドの詳細情報の項目
(別紙)用語の解説
<添付>信託約款
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
4
4
4
9
17
20
26
29
31
35
42
43
44
第一部
証券情報
(1)ファンドの名称
UBS 中国株式ファンド
(以下、「ファンド」または「当ファンド」ということがあります。)
(2)内国投資信託受益証券の形態等
追加型証券投資信託受益権(以下、「受益権」といいます。)です。
格付けは取得していません。
ファンドの受益権は、「社債、株式等の振替に関する法律」(以下「社振法」といいます。)の適用を受
けており、受益権の帰属は、後述の「(11) 振替機関に関する事項」に記載の振替機関及び当該振
替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、
以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、
振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。委託会
社であるユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社(以下、「UBS グローバル・アセッ
ト・マネジメント株式会社」ということがあります。)は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振
替受益権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無記名式や記名式の形態は
ありません。
(3)発行(売出)価額の総額
1兆円を上限とします。
なお、上記金額には申込手数料(当該手数料に係る消費税および地方消費税(以下「消費税
等」といいます。)に相当する額を含みます。以下同じ。)は含まれません。
(4)発行(売出)価格
買付申込受付日の翌営業日の基準価額※とします。
ただし、
「分配金再投資コース」において、収益分配金を再投資する場合の発行価格は、各計
算期間終了日の基準価額とします。
基準価額※については、後記「(8)申込取扱場所」に記載する委託会社の指定する販売会社も
しくは委託会社までお問い合わせください。
委託会社のホームページ
http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
03-5293-3700(営業日の9:00∼17:00)
※
「基準価額」とは、純資産総額(信託財産の資産総額から負債総額を控除した額)を計算日における受
益権総口数で除して得た額で、ファンドにおいては1万口当たりの価額で表示されます。
(5)申込手数料
買付申込受付日の翌営業日の基準価額(当初申込期間は1口当り1円)に3.15%(税抜3%)以内
で販売会社が独自に定める率を乗じて得た額とします。
ただし、収益分配金を再投資する場合の手数料は無手数料とします。
また償還乗換えの場合は、償還金額の範囲内で取得する金額について無手数料となる場合が
あります。
詳しくは販売会社または後記照会先にお問い合わせ下さい。
-1 -
(6)申込単位
10万円以上1円単位または10万口以上1口単位を最低単位として、販売会社が独自に定める単
位とします。
詳しくは販売会社または後記照会先にお問い合わせください。
(7)申込期間
平成21年2月7日から平成21年8月6日まで
ただし、香港取引決済所の休業日またはシンガポールの銀行休業日(以下、
「香港またはシン
ガポールの休業日」といいます。)と同日の場合はお申込みを受付けません。
なお、申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することにより更新されます。
(8)申込取扱場所
次の場所においてお申込みを取扱います。
大和証券株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
取扱店については販売会社にお問い合わせください。
(9)払込期日
買付申込者は、販売会社の指定する期日までにお申込金額(買付申込受付日の翌営業日の基
準価額に買付申込口数を乗じて得た額。以下同じ。)に、申込手数料を加えた額をお申込みの
販売会社にお支払いください。
発行価額の総額は、各追加信託を行う日に、販売会社より、委託会社の指定する口座を経由
して受託会社(受託会社が再信託をしている場合は再信託受託会社)の指定するファンド口
座に振込まれます。
(10)払込取扱場所
お申込金額は、前記「(8)申込取扱場所」に記載する販売会社へお支払いください。
(11)振替機関に関する事項
ファンドの受益権に係る振替機関は下記の通りです。
株式会社証券保管振替機構
(12)その他
①
当ファンドの受益権の買付申込者は、申込取扱場所において取引口座を開設のうえ、買付申
込を行うものとします。
②
当ファンドには、収益分配金から税金を差引いた後、無手数料で自動的に再投資する「分配
金再投資コース」と、収益の分配が行われるごとに収益分配金を受益者に支払う「分配金支
払いコース」があります。取扱いコースにつきましては、販売会社にお問い合わせください。
③
「分配金再投資コース」を利用する場合、買付申込者は、販売会社と別に定める積立投資約
款にしたがい契約を締結します。なお、上記の契約または規定について、別の名称で同様の
権利義務関係を規定する契約が用いられることがあり、この場合上記の契約または規定は、
当該別の名称に読み替えるものとします。(以下同じ。)
④ お申込みは、原則として毎営業日の午後3時(半日営業日の場合には午前11時)までを当日の
受付分とします。ただし、継続申込期間中において香港またはシンガポールの休業日と同日
の場合は、お申込みを受付けません。受付時間を過ぎてからのお申込みは翌営業日扱いとな
ります。
⑤
金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情がある
ときは、委託会社は買付申込を中止すること、および既に受付けた買付申込を取消す場合が
-2 -
あります。
⑥ 振替受益権について
ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載の
振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載
の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
[照会先]
委託会社のホームページ
http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
03-5293-3700(営業日の9:00∼17:00)
-3 -
第二部
第1
1
ファンド情報
ファンドの状況
ファンドの性格
(1) ファンドの目的及び基本的性格
①
ファンドの目的
「UBS 中国株式マザーファンド」(以下、「マザーファンド」ということがあります。)の受
益証券を主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長を図ることを目標とします。
②
信託金限度額
3,000億円を上限とします。
ただし、委託会社は受託会社と合意のうえ、当該限度額を変更することができます。
③
ファンドの基本的性格
<商品分類>
ファンドは、社団法人
投資信託協会が定める商品分類のうち、追加型/海外/株式に属し
ます。
以下、同協会の定める商品分類および属性区分においてファンドが該当する部分を網掛け表
示しています。
商品分類表
単位型・追加型
単位型
追加型
投資対象地域
国
内
海
外
内
外
投資対象資産
(収益の源泉)
株
式
債
券
不動産投信
その他資産
(
)
資産複合
※商品分類表における用語の定義
追加型
一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ、従来の信託
財産とともに運用されるファンド
目論見書または約款において以下の趣旨の記載があるもの
海
外
組入資産による主たる投資収益が実質的に海外の資産を源泉とするもの
株
式
組入資産による主たる投資収益が実質的に株式を源泉とするもの
- 4 -
属性区分表
投資対象資産
決算頻度
投資対象地域
投資形態
為替ヘッジ
株式
一般
グローバル
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
(
)
年1回
日本
年2回
北米
年4回
欧州
年6回
アジア
(
)
(隔月)
オセアニア
(毎月)
中南米
日々
アフリカ
その他
中近東
その他資産
(投資信託証券
一般))
(
資産複合
(
ファミリーファンド
年 12 回
不動産投信
(株式
あり
)
)
ファンド・オブ・ファンズ
なし
(中東)
エマージング
資産配分固定型
資産配分変更型
当ファンドはファンド・オブ・ファンズです。このため、組入れている資産を示す属性区分
上の投資対象資産(その他資産(投資信託証券))と収益の源泉となる資産を示す商品分類上
の投資対象資産(株式)とが異なります。
※属性区分表における用語の定義
目論見書または約款において以下の趣旨の記載があるもの
その他資産(投資信託
証券(株式
一般))
年1回
アジア
投資信託証券に主として投資するもののうち、当該投資信託
証券への投資を通じて主として株式(大型株、中小型株属性
にあてはまらないすべてのもの)に投資するもの
年1回決算するもの
組入資産による投資収益が日本を除くアジア地域の資産を源
泉とするもの
証券投資信託及び不動産投資信託の受益証券(振替投資信託
ファンド・オブ・ファンズ
受益権を含む。)並びに証券投資法人及び不動産投資法人の投
資証券への投資を目的とするもの
なし(為替ヘッジ)
為替のヘッジを行わない旨の記載があるものまたは為替のヘ
ッジを行う旨の記載がないもの
- 5 -
④
ファンドの特色
主として、中国の株式(上海証券取引所(A 株および B 株)
、深セン証券取引所(A 株および B
株)および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。)に実質的に投資します。
ただし、上記以外の取引所(金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場
をいいます。以下同じ。
)に上場している中国の株式(預託証書を含みます。)に実質的に投資
する場合もあります。
・
上記投資対象への投資は、マザーファンドが投資する投資信託証券を通じて、主とし
・
て中国の株式に実質的に投資するものとします。
市場のバリュエーションが極端に割高となった場合や、カントリー・リスクが発生し
た場合などには、一時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産に
投資することがあります。
■中国株式市場の概要
中国株式市場は、上海証券取引所、深セン証券取引所の A 株、B 株、および香港取引
決済所の H 株、レッドチップスなどで構成されます。
取引所
株式
の種類
建値通貨
上場
企業数
時価総額
A株
人民 元
85 4
1 29兆 円
中国国内投資家のみが取引可能な企業
(現在は適格国外機関投資家にも開放)
B株
米 ドル
54
0.5 兆円
外 国人 投資 家も取引 可能 な企業
A株
人民 元
72 7
32兆 円
中国国内投資家のみが取引可能な企業
(現在は適格国外機関投資家にも開放)
B株
香 港ドル
55
0.6 兆円
外 国人 投資 家が 取引 可能 な企業
H株
香 港ドル
15 0
32兆 円
香 港に上 場の 中国 籍の 企 業
レッド
チップス
香 港ドル
93
34兆 円
中国資本により香港等で設立され、
香港に上場している企業
その 他
香 港ドル
1,018
55兆 円
H株、レッドチップス以外 の企 業
上海証券取引所
深セン証券取引所
香港取引決済所
上場企業の概要
(2008年12月31日現在)
注 当ファンドは上記以外にも、株式の時価総額、流動性等を勘案し、また中国株式市場の拡大に伴い、他の証券取引
所に上場している中国の株式(預託証書を含みます)に投資する場合もあります。
出所:香港取引決済所、Bloomberg のデータをもとに UBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社が作成。
■当ファンドの特徴
1
中国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長
を目指します。
‹ 中国の株式として、上海証券取引所(A 株、B 株)、深セン証券取引所(A 株、B 株)、香港取
引決済所の上場銘柄を主要投資対象とします。
‹ 当ファンドは、ファミリー・ファンド方式で運用を行い、当ファンドのマザーファンドは中
国の株式を投資対象とする投資信託証券を通じて、実質的に中国の株式に投資を行います。
‹ 原則として、為替ヘッジは行いません。
- 6 -
2
当ファンドの実質的な投資対象には、中国の証券取引所に上場して
いる人民元建ての A 株を含みます。
‹ 現在、人民元建てで流通する A 株は、中国人投資家と「適格国外機関投資家」と認定を受け
た国外の機関投資家に限定されています。
‹ 中国 A 株市場には、中国 B 株市場や香港取引決済所に上場していない中国の企業が上場され
ており、当ファンドを通じて中国の経済成長を担う企業への幅広い投資が可能となります。
ただし、当ファンドの中国 A 株への実質投資比率は純資産総額の50%を超えないものとします。
3
UBS グローバル・アセット・マネジメント・グループが
運用を行います。
‹ UBS グローバル・アセット・マネジメント・グループは世界最大級の総合金融機関 UBS 銀行(UBS
AG)グループの資産運用部門です。
‹ A 株の調査・運用にあたっては、「UBS SDIC Fund Management Co., Ltd.」より情報提供を受
けます。同社は UBS 銀行と中国の国家開発投資公司(SDIC)との合弁会社(中国現地法人)
です。国家開発投資公司は 1995 年に設立された中国の国有投資持ち株会社です。
UBSグループについて
グローバルにプライベート・バンキング、資産運用、投資銀行
業務などの業務を展開しています。
UBS グローバル・
アセット・マネジメント
(資産運用部門)
UBS グローバル・
ウェルス・マネジメント&
ビジネス・バンキング
(プライベート・
バンキング部門)
UBS
インベストメント・
UBS銀行の2008年12月19日現在の格付はA+(S&P)、Aa2(
ムーディーズ)であり、 民間金融機関としては高いレベルの
格付けを取得しています。
バンク
(投資銀行部門)
UBSグループは、スイス を本拠地とし、世界の主要都市にオフ
ィス を配し、約80,000名の従業員を擁する預かり資産規模で
世界最大級の総合金融機関です。
(2008年9月末現在)
UBSグローバル・ア セット・マネジメント・グループはUBSグル
ープの資産運用部門として 、世界27カ国に約3,800名
の従業員を擁し、約67兆円の運用資産を誇るグローバルな
資産運用会社です。 (2008年9月末現在)
資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
- 7 -
(2)ファンドの仕組み
① ファンドの仕組み
マザーファンド
UBS中国株式マザーファンド
ファンド
UBS中国株式ファンド
委託会社
受託会社
UBSグローバル・アセット・
マネジメント株式会社
(信託財産の運用指図等 )
※2 信託契約
住友信託銀行株式会社
(信託財産の管理・保管等)
[再信託受託会社]
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
※1 投資信託の募集・販売および
私募の取扱い等に関する契約
販売会社
大和証券株式会社
(募集・販売の取扱い、一部解約の実行
の請求の受付、収益分配金の再投資
に関する事務、収益分配金、償還金
および一部解約金の支払い等)
※1 委託会社と販売会社との間で、投資信託の取扱いについて、販売会社が行う受益
権の募集、収益分配金・償還金の支払い、解約請求の受付等の業務等のルール
を規定した契約
※2 委託会社と受託会社との間で、投資信託の運営について、資産運用の運営方法、
委託会社と受託会社および受益者との権利義務関係、受益者の権利、募集方法
等のルールを規定した契約
投資家
(受益者)
‹ ファミリー・ファンド方式で運用を行います。
当ファンドは、主に「UBS中国株式マザーファンド」受益証券に投資するファミリー・ファンド方式で運用を行います。
ファミリー・ファンド方式とは、お客様が取得するファンドをベビーファンドとして、実質的な運用はマザーファンドにて
行い、その運用成果をベビーファンドを通じてお客様の損益に反映させる方式です。
‹ ファンド・オブ・ファンズ形式で運用を行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、主として投資信託証券に投資するものをいいます。
ベビーファンド
投資
投資
UBS(Lux)インスティテューショナル・
シキャブ II - チャイナ A オポテュニティ
投資
中国のA株など
損益
損益
UBS中国株式
ファンド
当ファンドの
実質的な投資対象
マザーファンドの投資対象となる投資信託証券
マザーファンド
UBS中国株式
マザーファンド
投資
投資
UBS中国株式(除くA株)ファンド
(適格機関投資家向け)
損益
損益
損益
- 8 -
中国のB株、
香港取引決済所
の上場株式など
② 委託会社の概況(平成21年2月6日現在)
・ 資本金 22億円
・ 沿革
平成 8年 4月 1日
ユー・ビー・エス投資顧問株式会社設立
平成10年 4月28日
ユー・ビー・エス投信投資顧問株式会社に商号変更
平成12年 7月 1日
ユービーエス・ブリンソン投資顧問株式会社と合併し、
ユービーエス・アセット・マネジメント株式会社に商号変更
平成14年 4月 8日
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社に
商号変更
・
大株主の状況
株
主
名
ユービーエス・
エイ・ジー
2
住
所
スイス共和国 バーゼル CH-4051
エーシェンフォルシュタッド 1
スイス共和国 チューリッヒ CH-8098
バーンホッフシュトラッセ 45
持株数
持株比率
21,600株
100.00%
投資方針
(1) 投資方針
①
マザーファンドが投資する投資信託証券への投資を通じて、主として中国の株式に実質的に
投資するものとします。
中国の株式として、上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A 株および B 株)
および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。ただし、上記以外の取引所に上場している中
国の株式(預託証書を含みます。)に実質的に投資する場合もあります。
②
原則として為替ヘッジは行ないません。
③
投資対象市場のバリュエーションが極端に割高となった場合、カントリー・リスクが発生し
た場合などには、一時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産に投資す
る場合があります。
④
資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
(2) 投資対象
①
投資の対象とする資産の種類
投資の対象とする資産の種類は次に掲げるものとします。
1. 次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 1
項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ. 有価証券
ロ. 金銭債権
ハ. 約束手形(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 15 号に掲げるものを除きます。)
2. 次に掲げる特定資産以外の資産
イ. 為替手形
- 9 -
②
有価証券
委託会社は、信託金を主として UBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社を委託会
社とし、住友信託銀行株式会社を受託会社として締結された親投資信託である UBS 中国株式
マザーファンド受益証券および次の有価証券(金融商品取引法第 2 条第 2 項の規定により有
価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1. 短期社債等
2. コマーシャル・ペーパー
3. 外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有
するもの
4. 投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 10 号で定め
るものをいいます。)
5. 投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 11
号で定めるものをいいます。)
6. 外国法人が発行する譲渡性預金証書
7. 指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 4 号の証券および第 5 号の証券(投資法人債券を除きます。)を「投資信託証券」と
いいます。
③
金融商品
委託会社は信託金を前記②に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法
第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により
運用することを指図することができます。
1.
預金
2. 指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除き
ます。)
④
3.
コール・ローン
4.
手形割引市場において売買される手形
金融商品による運用の特例
前記②の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、
委託会社が運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を、前記③に掲げる金融商品
により運用することの指図ができます。
⑤
委託会社は、法令・規則等で認められる範囲で信託金を委託会社の関係会社が発行する有価
証券により運用することを指図することができます。また、委託会社は、信託金による有価
証券その他の資産の取得を委託会社の関係会社から行うことを指図することができます。
⑥
組入れ投資信託証券について
当ファンドのマザーファンドが投資対象とする投資信託証券は次のとおりです。
- 10 -
<マザーファンドの投資対象となる投資信託証券の概要>
ファンド名
ファンド形態
運用の基本方針
UBS(Lux)インスティテューショナル・シキャブ II ‐ チャイナ A オポテュニティ
ルクセンブルク籍外国証券投資法人
上海証券取引所および深セン証券取引所の A 株を主要投資対象とし、信託財産の長期的な
成長を目指します。
主要投資対象
上海証券取引所、深セン証券取引所の A 株
ファンド建値
米ドル
投資運用会社
UBS グローバル・アセット・マネジメント (シンガポール) リミテッド
管理事務代行会社
保管会社
UBS ファンド・サービシズ (ルクセンブルク) エス・エイ
UBS (ルクセンブルク) エス・エイ
①
②
③
④
管理報酬等
申込手数料:なし
解約手数料:なし
受託報酬及び管理事務代行報酬:純資産総額に対して年率 0.18%以内
信託財産留保額:なし
当ファンドに関しましては、大量設定もしくは解約時における基準価額の可変調整が行
われることがあります。当可変調整は大量設定・解約の投資行動に該当する投資家にの
み適用されるため、既存の受益者は資金の流出入による基準価額変動の影響を受けませ
ん。
⑤ その他費用:ファンドにかかる事務の処理等に関する費用(訴訟費用、法律顧問への
報酬、監査費用、監督当局への届出に関する費用、法定書面の印刷、翻訳費用、受益
者への通知にかかる費用、上記に類するその他全ての費用)は、ファンドより実費に
て支払われます。その他、証券の売買委託手数料等取引に要する費用等もファンドの
負担となります。
ファンド名
UBS 中国株式(除く A 株)ファンド(適格機関投資家向け)
ファンド形態
国内証券投資信託(ファンド・オブ・ファンズにのみ取得されることを目的とする投資信
託証券です。)
運用の基本方針
上海証券取引所、深セン証券取引所、香港取引決済所の上場銘柄*を主要投資対象とし、
信託財産の長期的な成長を目指します。(* 上海証券取引所、深セン証券取引所の A 株を
除きます。)
主要投資対象
上海証券取引所、深セン証券取引所、香港取引決済所の上場銘柄
ファンド建値
円
委託会社
投資顧問会社
UBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社
UBS グローバル・アセット・マネジメント (シンガポール) リミテッド
受託会社
住友信託銀行株式会社
信託報酬
純資産総額に対して年率 0.0735%(税抜年率 0.07%)
信託事務の諸費用(※)
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する費用および受託会社の立替えた立替金の
利息
売買委託手数料等(※)
組入れ有価証券の売買に係る売買委託手数料等および当該売買委託手数料等に係る消費
税等相当額
その他費用
投資顧問会社への報酬等は、上記信託報酬のうち、委託会社が受ける報酬から支弁するも
のとします。
(※)
注1
注2
注3
信託財産の規模、取引量等により変動しますので、事前に金額および計算方法を表示することができません。
UBS (Lux)インスティテューショナル・シキャブ II- チャイナ A オポテュニティの買付け・解約
は月 1 回のみ行われます。
(現時点での制限であり、将来変更される可能性があります。)
当ファンドは、 「UBS (Lux)インスティテューショナル・シキャブ II- チャイナ A オポテュニ
ティ」を通じて、同ファンドの投資運用会社である UBS グローバル・アセット・マネジメント(シ
ンガポール)リミテッドが QFII(適格国外機関投資家)として認可された投資枠の範囲内で中国
の A 株に実質的に投資を行います。
管理報酬等・信託報酬は今後変更となる場合があります。また、申込手数料はありません。
上記投資信託証券の一部が名称変更となる場合、または繰上償還等により除外される場合、あるいは上記
以外の投資信託証券が追加となる場合があります。
※
当ファンドのマザーファンドが投資する投資信託証券の選定方針は、上記概要を参照しております。
- 11 -
(3)運用体制
<UBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の運用体制>
−日本−
UBSグローバル・アセット・マネジメント(株)
チーフ・インベストメント・オフィ サー
投資政策委員会
PLAN
基 本方 針
の 決定
• 資産 配分 基本 方針
• 各資 産別 投資 戦略
• リスク指標 ガイドライン 等 の承 認
運用部門
DO
運 用の 実行
•
•
•
•
•
ポートフォリオ・マネジメント&調 査
株 式等 に係わ る運用 の基 本方 針の 策 定及 び運用 の立 案、 執行 に関する事 項
経 済、金 融 、産業 、企 業の 調査 、分 析に関 する事項
株 式等 に係わ る投資 運用 、投 資分 析に関 する事 項
リスク・マネジメントに関 する事 項
上 記に関 連したその 他の 事項
株式
ク ゙ループ
SEE
評価 ・分 析
債券
グループ
不 動産
関連
グル ープ
−グローバル−
−
運用・調査部門
• グローバル ・ベースでの
投 資方 針の 決定
• 調査 ・分 析
• トレーディンク ゙業務
グローバル・
インベストメント・
ソリューション ズ・
ク ゙ループ
リーガル・コンプライアンス・リスク委員会
投資管理委員会
• 法令 遵守 状況 の監 視
• 経営 上並 びに業 務上の 各 種リスク
の モニタリンク ゙および管 理
• ポー トフォリオのリスク特 性 の監 視
• カ ゙イドラインとリスク指 標の 整 合性 チェック
• 運 用実 績の 見直 し
リスク管理システム
※上記の体制は今後変更される場合があります。
(2009年1月末現在)
<運用体制に関する社内規則等およびファンドに関係する法人等の管理>
ファンドの運用に関しましては、当社の運用部門(20名程度)は、運用に関する社内規則を遵守
することが求められております。当該社内規則におきましては、運用者の適正な行動基準および
禁止行為が規定されており、法令遵守、顧客の保護、最良執行・公平性の確保等が規定されてい
ます。実際の取引においては、取引を行う第一種金融商品取引業者の承認基準、利害関係人との
取引・ファンド間売買等の種々の社内規程を設けて、利益相反となる取引、インサイダー取引等
の防止措置を講じております。
当社では、受託会社または受託会社の再信託先に対しては、日々の純資産照合、月次の勘定残高
照合などを行なっています。また、受託業務の内部統制の有効性についての監査人による報告書
を受託会社より受取っております。
<内部管理およびファンドに係る意思決定を監督する組織>
投資政策委員会:
投資政策および運用の基本方針の全社的審議ないし決定機関として投資政策委員会を取締役会直
属の機関として設置しております。投資政策委員会はチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)
が毎月招集し、その議事運営には、CIOの他、運用部門を構成する各グループのヘッド、各資産ク
ラス等(例:国内債券、国内株式、グローバル債券、グローバル株式等)の運用を担当するシニ
ア・ポートフォリオ・マネジャー10名程度がメンバーとして参加しております。また、これらメン
バーとは別に、投資政策委員会が適切とみなす他の職員にオブザーバーとして出席を求めること
ができます。
- 12 -
投資管理委員会:
運用状況の報告を受けて、投資目標、方針との整合性、投資ガイドラインの遵守状況等を検討、
分析するとともに、パフォーマンスの向上のための対応策を審議する機関として投資管理委員会
を、取締役会直属の機関として設置しております。投資管理委員会は事務管理部門長が毎月招集
し、その議事運営にあたり、事務管理部門長の他、パフォーマンス分析担当者、運用部門の担当
者、クライアント・マネジメント部のヘッドまたは担当者、投信営業部の担当者、法規管理室長
の 6 名程度がメンバーとして参加します。また、これらのメンバーとは別に、当委員会が適切と
みなす他の役職員にオブザーバーとして出席を求めることができます。
リーガル・コンプライアンス・リスク委員会:
業務の執行にあたって、経営上ならびに業務上のリスクのモニタリングおよび管理の総合的な検
討を行う機関としてリーガル・コンプライアンス・リスク委員会を取締役会直属の機関として設
置しております。リーガル・コンプライアンス・リスク委員会は、社長が毎月および必要に応じ
て招集し、その議事運営にあたり、社長の他、管理部門統括責任者、法規管理室、運用部門、年
金営業部/コンサルタント・マネジメント部、投信営業部、法人営業部、運用商品開発部、ドキ
ュメンテーション部、クライアント・マネジメント部、事務管理部門、経理部、インフォメーシ
ョン・テクノロジー部のそれぞれのヘッド、およびビジネス・マネジャーの 15 名程度により構成
されております。また、リーガル・コンプライアンス・リスク委員会が適切とみなす他の職員に
出席を求めることができ、常勤監査役も、委員会に出席することができます。
(4)分配方針
毎決算時(原則として毎年5月7日、休業日の場合は翌営業日。)に、原則として以下の方針に
基づき収益分配を行います。
・
分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた利子、配当収益と売買益(評価損益
を含みます。
)等の全額とします。
・
収益分配金額は、委託会社が基準価額水準等を勘案して決定します。ただし、分配対象
額が少額の場合等には、収益分配を行わない場合があります。
・
収益の分配にあてなかった利益の運用については特に制限を定めず、運用の基本方針に
基づき元本部分と同一の運用を行います。
(注) 分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている
受益者(当該収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行なわれた受益権に
かかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる決算日以前に設定された受
益権で取得申込代金支払い前のため販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。)に、原則として決算日から起算し
て5営業日目までにお支払いを開始します。「分配金再投資コース」をお申込みの場
合は、分配金は税引き後無手数料で再投資されますが、再投資により増加した受益権
は、振替口座簿に記載または記録されます。
(5)投資制限
①
信託約款による投資制限
1. 株式への直接投資は行いません。
2. マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。
3. 委託会社は、信託財産に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額とマザーファンドの
信託財産に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなし
た額との合計額が、信託財産の純資産総額の 100 分の 50 を超えることとなる投資の指図
を行いません。
・
前記において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの
- 13 -
時価総額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の割合
を乗じて得た額をいいます。
・
前記にかかわらず、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得され
ることが定められている投資信託証券については、信託財産の純資産総額に対する同一
銘柄の時価総額の制限を設けません。
4. 外貨建資産への実質投資割合には、制限を設けません。
5. 特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、
わが国の国際収支上の理由等により、特に必要と認められる場合には、制約されること
があります。
6. 外国為替予約の指図
・
信託財産に属する外貨建資産とマザーファンドの信託財産に属する外貨建資産のうち信
託財産に属するとみなした額との合計額について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、
外国為替の売買の予約取引の指図をすることができます。
・
前記において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの
時価総額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該外貨建資産の時価総額
の割合を乗じて得た額をいいます。
7. 資金の借入れ
・
委託会社は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性を図るため、一部解約に伴
う支払い資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を
含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的
として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができま
す。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
・
一部解約に伴う支払資金の手当てに係る借入期間は、受益者への解約代金支払開始日か
ら信託財産で保有する有価証券の売却代金の受渡日までの間、または受益者への解約代
金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間、もしくは
受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日ま
での期間が 5 営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売
却代金、解約代金および有価証券等の償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の
借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の 10%の範囲内とします。
・
収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からそ
の翌営業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
・
②
借入金の利息は信託財産中より支弁します。
法令等による投資制限
1.
デリバティブ取引の投資制限
委託会社は、運用財産に関し、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の
指標に係る変動その他の理由により発生し得る危険に対応する額としてあらかじめ委託
会社が定めた合理的な方法により算出した額が当該運用財産の純資産額を超えることと
なる場合において、デリバティブ取引(新株予約権証券またはオプションを表示する証
券もしくは証書に係る取引および選択権付債券売買を含みます。)を行い、または継続す
ることを内容とした運用を行うことをしないものとします。
2. 同一法人の発行する株式への投資制限
委託会社は、同一の法人の発行する株式を、委託会社が運用の指図を行う全ての委託者
指図型投資信託につき信託財産として有する当該株式に係る議決権の総数が、当該株式
に係る議決権の総数に100分の50の率を乗じて得た数を超えることとなる場合において、
当該株式を信託財産をもって取得することを受託会社に指図しないものとします。
- 14 -
<UBS 中国株式マザーファンドの概要>
[投資方針]
主として、中国の株式に投資する投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証券、もし
くは投資証券または外国投資証券をいいます。以下同じ。
)を投資対象とします。
[投資態度]
①
主として、中国の株式に投資する投資信託証券へ投資し、信託財産の長期的な成長を図るこ
とを目標として運用を行います。
②
中国の株式として、上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A 株および B 株)
および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。ただし、上記以外の取引所に上場している中
国の株式(預託証書を含みます。)に実質的に投資する場合もあります。
③
原則として為替ヘッジは行ないません。
④
投資対象市場のバリュエーションが極端に割高となった場合、カントリー・リスクが発生し
た場合などには、一時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産に投資す
る場合があります。
⑤
資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
[主な投資対象]
①
この信託において投資の対象とする資産の範囲は、次に掲げるものとします。
1.
次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項
で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 15 号に掲げるものを除きます。)
2.
次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
②
委託会社は信託金を、主として投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証券、も
しくは投資証券または外国投資証券)のほか、次の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の
規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。
)に投資することを指図
します。
1. 短期社債等
2. コマーシャル・ペーパー
3. 外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有
するもの
4. 投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 10 号で定め
るものをいいます。)
5. 投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 11
号で定めるものをいいます。)
6. 外国法人が発行する譲渡性預金証書
なお、第 4 号の証券および第5号の証券(投資法人債券を除きます。)を「投資信託証券」と
いいます。
③
委託会社は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品により運用指図
する ことができます。
1. 預金
2. 指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除き
- 15 -
3.
4.
ます。)
コール・ローン
手形割引市場において売買される手形
[主な投資制限]
①
株式への直接投資は行いません。
②
投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③
同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、原則として信託財産の純資産総額の 50%を超えな
いものとします。ただし、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得さ
れることが定められている投資信託証券については、信託財産の純資産総額に対する同一銘
柄の時価総額の制限を設けません。
④
外貨建資産への実質投資割合には、制限を設けません。
- 16 -
3
投資リスク
当ファンドは、マザーファンドが投資を行う投資信託証券への投資を通じて中国の株
式を実質的な投資対象としますので、実質組入株式の価格変動や発行会社の倒産や財
務状況の悪化等の影響により、基準価額が下落した場合には、損失を被ることがあり
ます。また、原則として為替ヘッジを行いませんので、投資対象国・建値通貨と日本
円との間の為替変動により損失を被ることがあります。したがって、投資家の皆様の
投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資
元本を割り込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者に
帰属します。
当ファンドにかかる主なリスクは次の通りです。
ただし、すべてのリスクについて記載されているわけではありません。
(1)株式投資に関する価格変動リスク
当ファンドは実質的に株式への投資を行います。株価は、政治・経済情勢、株式の需給
関係、発行企業の業績等を反映して変動します。また株価は、短期的または長期的に大
きく下落することがあります。組入銘柄の株価が下落した場合には、基準価額が下落す
る要因となります。また株式の発行企業の業績悪化や経営不安、倒産等に陥った場合に
は投資資金の回収が出来なくなる場合があります。
(2)外国証券投資に関するリスク(カントリー・リスク)
当ファンドは実質的に外国の有価証券へ投資します。外国証券への投資には、当該国・
地域の政治・経済および社会情勢の変化により混乱が生じた場合には基準価額に大きな
変動をもたらす可能性があります。
また、当ファンドの主要投資対象国には主に次のようなリスクがあり、これらのリスク
はファンドの基準価額に大きな変動をもたらす可能性があります。
・ 先進国と比較して一般的に政治・経済および社会情勢等が著しく変化する可能性が
あります。
・ 資産の移転に関する規制、外国人による投資規制等の導入等の可能性があります。
・ 先進国と比較して一般的に法制度や社会基盤が未整備であり、情報開示等の基準が
異なることから、正確な情報の確保が困難となる可能性があります。
(3)為替変動リスク
当ファンドは実質的に外貨建有価証券等に投資しますが、円貨ベ−スにした場合、その
資産価値は、為替レ−トの変動による影響を受けることになります。為替レ−トは短期
間に大幅に変動することがあります。したがって、為替の変動に伴い、当ファンドの基
準価額が変動する可能性があります。為替レ−トは一般に、外国為替市場の需給、世界
各国への投資メリットの差異、金利の変動その他の様々な国際的要因により決定されま
す。また、為替レ−トは、各国政府・中央銀行による介入、通貨管理その他の政策によ
っても変動する可能性があります。
(4)解約によるファンドの資金流出に伴うリスク
短期間に相当金額の解約申込があった場合には、解約資金を手当てするために保有有価
証券を大量に売却しなければならないことがあります。その際には、市況動向や取引量
等の状況によっては、保有有価証券を市場実勢から期待される価格で売却できないこと
があり、その結果、基準価額が大きく変動する可能性があります。
- 17 -
(5)流動性リスク
急激かつ多量の売買により市場が大きな影響を受けた場合、または市場を取り巻く環境の
急激な変化により市場の混乱が生じた場合等には、保有有価証券を通常の市場実勢から期
待される価格での売買ができず、損失を被るあるいは値上がり益を逸失する可能性があり
ます。また、当ファンドの実質的な投資対象国における証券市場、取引所、開示基準、法
制度などは先進国と異なっており、政治、経済等が急変した場合、流動性はより低くなる
可能性があります。
(6)当ファンドのマザーファンドが投資する外国投資信託証券の中国 A 株投資に係わる
リスク
(a) 当ファンドのマザーファンドが投資する「UBS(Lux)インスティテューショナル・シキャブ II ‐ チャイナ A
オポテュニティ」は中国 A 株への投資を行っていますが、中国の関係法令は近年制定されたも
のが多く、その解釈も必ずしも安定していません。
QFII(適格国外機関投資家)の投資に対する中国国内における課税の取扱いについては、
現在、明らかではなく、将来上記の外国投資信託証券が実質的課税主体とみなされ所得
税等の税金が課されることになった場合、上記の外国投資信託証券がこれを負担する可
能性があります。
(b) 中国の証券市場においては、証券決済が DVP 取引(証券売買取引で証券と売買代金を同
時に決済する取引)でない銘柄があり、その場合には証券会社に対する信用リスクが発
生し、当該証券会社が倒産等の状況に陥った場合は、証券または決済代金の全額を失う
可能性があります。
(c)QFII の投資に係わる制度においては、投資限度額に係わる認可の取得日から一定期間
は実質的に一部解約が行えません(現状、この期間は一年間であり、将来変更される可
能性もあります。)。その後の申込および解約の受付も1ヶ月に1回に限られています。
また、一定の金額が上記の外国投資信託証券内に留保される場合があります。このよう
な、中国証券制度上の制約および中国A株に投資する投資信託証券に付された解約制限
等から当該投資信託証券に対する一部解約に伴う支払い資金に不足が生ずる事態が予
想される場合には、当ファンドの換金請求の受付けが中止またはすでに受付けた換金請
求の受付けが取り消されることがあります。
(7)その他
(短期金融商品の信用リスク)
・ ファンド資産をコール・ローン、譲渡性預金証書等の短期金融商品で運用する場合、債
務不履行により損失が発生する可能性があります。
(買付および換金申込に係る制限)
・ 買付または換金の申込日が、香港取引決済所またはシンガポールの銀行の休業日と同日
の場合には、当該買付または換金の申込みは受付けません。
・ 金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、買付および換金の申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた当該
各申込を取り消すことがあります。
・ 信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金請求には制限を設ける場合があります。
- 18 -
投資信託に関する一般的なリスク
1. 法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が不利益を被る可能性があり
ます。
2. 信託財産の状況によっては、目指す運用が行われないことがあります。また、信託財産の
減少の状況によっては、委託会社が目的とする運用が困難と判断した場合、安定運用に切
り替えることがあります。
3. 証券市場および外国為替市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、
政変、経済事情の変化もしくは政策の変更等の諸事情により閉鎖されることがあります。
これにより当ファンドの運用が影響を被って基準価額の下落につながり、その結果、投資
元本を下回る可能性があります。
投資信託に関する一般的な留意事項
1. 投資信託は、預貯金または保険契約とは異なり、預金保険機構、貯金保険機構、保険契約
者保護機構の保護の対象ではありません。
2. 投資信託は、金融機関の預貯金とは異なり、元本および利息の保証はありません。投資し
た資産価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負います。
リスク管理体制
−日本−
UBSグローバル・アセット・マネジメント(株)
チーフ・インベストメント・オフィ サー
投資政策委員会
PLAN
基 本方 針
の 決定
• 資産 配分 基本 方針
• 各資 産別 投資 戦略
• リスク指標 ガイドライン 等 の承 認
運用部門
DO
運 用の 実行
•
•
•
•
•
ポートフォリオ・マネジメント&調 査
株 式等 に係わ る運用 の基 本方 針の 策 定及 び運用 の立 案、 執行 に関する事 項
経 済、金 融 、産業 、企 業の 調査 、分 析に関 する事項
株 式等 に係わ る投資 運用 、投 資分 析に関 する事 項
リスク・マネジメントに関 する事 項
上 記に関 連したその 他の 事項
株式
ク ゙ループ
SEE
評価 ・分 析
債券
グループ
不 動産
関連
グル ープ
−グローバル−
−
運用・調査部門
• グローバル ・ベースでの
投 資方 針の 決定
• 調査 ・分 析
• トレーディンク ゙業務
グローバル・
インベストメント・
ソリューション ズ・
ク ゙ループ
リーガル・コンプライアンス・リスク委員会
投資管理委員会
• 法令 遵守 状況 の監 視
• 経営 上並 びに業 務上の 各 種リスク
の モニタリンク ゙および管 理
• ポー トフォリオのリスク特 性 の監 視
• カ ゙イドラインとリスク指 標の 整 合性 チェック
• 運 用実 績の 見直 し
リスク管理システム
(2009年1月末日現在)
※上記の体制は今後変更される場合があります。
- 19 -
4
手数料等及び税金
受益者が、買付から換金・償還までに直接的または間接的にご負担していただく主な費用・税
金は以下のとおりです。なお、税法が改正された場合には、税率等の課税上の取扱いが変更に
なる場合があります。
詳細は、以下(1)申込手数料から(5)課税上の取扱いの各項目をご参照ください。
① 買付時、収益分配時、換金(解約)時および償還時にご負担いただく費用・税金
時 期
項 目
費用・税金
買付時
申込手数料
(※1)
買付価額に3.15%(税抜3.00%)以内で販売会社が独自に定
める率を乗じて得た額
詳しくは、販売会社または後記照会先にお問い合わせくださ
い。
収益分配時
所得税・地方税
(※2)
普通分配金に対し20%(所得税15%、地方税5%)
所得税・地方税
(※3)
換金時の差益に対し20%(所得税15%、地方税5%)
換金時
(※4)
償還時
換金(解約)手数料 ありません。
信託財産留保額
ありません。
所得税・地方税
(※3)
償還時の差益に対し20%(所得税15% 、地方税5%)
(※1) 「分配金再投資コース」において収益分配金を再投資する場合は、無手数料とします。
償還乗換えやその他の優遇、割引が適用される場合があります。
詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
(※2) 原則として法人の受益者については、7%(所得税)ですが、平成 21 年 4 月 1 日以降、15%
(所得税)の税率となります。また、個人の受益者の場合で、年間の配当等の金額の合計額
が 100 万円以下の部分については、
平成 22 年 12 月 31 日までは 10%の特例措置があります。
(※3) 原則として法人の受益者については、7%(所得税)ですが、平成 21 年 4 月 1 日以降、15%
(所得税)の税率となります。また、個人の受益者の場合で、年間の譲渡所得等の金額の合
計額が 500 万円以下の部分については、平成 22 年 12 月 31 日までは 10%の特例措置があり
ます。
(※4)
買取請求につきましては、詳しくは販売会社にお問い合わせください。
- 20 -
②
信託財産で間接的にご負担いただく(信託財産が支払う)費用
時
期
項
目
費 用
当ファンドの純資産総額に対して年率 2.0706%(税抜
1.972%)。
上記の信託報酬に加えて当ファンドのマザーファンド
が投資対象とする投資信託証券の管理報酬等・信託報酬
が当ファンドの純資産総額に対して年率 0.12675%(税
込)以内の範囲でかかります。
従って、当ファンドの実質的な信託報酬は当ファンドの
純資産総額に対して年率 2.19735%程度(税込)となり
ます。ただし、この値は委託会社で試算した概算値であ
り、実質的な信託報酬率の目安です。当ファンドのマザ
ーファンドが投資する投資信託証券の実際の投資比率
によって、実質的な信託報酬率は変動します。
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する費用お
よび受託会社の立替えた立替金の利息
組入有価証券の売買に係る売買委託手数料等および当
該売買委託手数料等に係る消費税等相当額
監査報酬、受益権の管理事務費用、法定手続き(書類の
作成、印刷、交付)等に関する費用および当該費用に係
る消費税等相当額
信託報酬
保有時
信託事務の諸費用
(※1)
売買委託手数料等
(※1)
その他諸費用
(※2)
(※1)信託財産の規模、取引量等により変動しますので、事前に金額および計算方法を表示するこ
とができません。
(※2)信託財産の純資産総額に対して年率0.1%を上限とする額をかかる諸費用の合計額とみなして、
信託財産より支弁することができます。
(注) 受益者が直接および間接的に負担する上記①および②の費用の合計は、信託財産の規模、保有
期間等に応じて異なりますので、事前に表示することができません。
(1) 申込手数料
買付申込受付日の翌営業日の基準価額の3.15%(税抜3%)以内で販売会社が独自に定める率
を乗じて得た額とします。
「分配金再投資コース」において、収益分配金から税金等を差引いた額を自動的に再投資す
る場合は、無手数料とします。また償還乗換えの場合は、償還金額の範囲内で取得する口数
について無手数料となる場合があります。詳しくは販売会社または下記照会先にお問い合わ
せください。
[照会先]
委託会社のホームページ
http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
03-5293-3700(営業日の9:00∼17:00)
(2) 換金(解約)手数料
①
換金手数料
換金手数料はありません。
②
信託財産留保額
信託財産留保額はありません。
(3) 信託報酬等
信託報酬の総額は、計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年率2.0706%(税抜
1.972%)を乗じて得た額とします。信託報酬は、毎計算期末、または信託終了のとき信託財
- 21 -
産中から支弁するものとします。
また信託報酬に係る消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のとき、信託財産中から支弁
します。
配
信託報酬の総額
分(年
率)
(年 率)
委託会社
販売会社
受託会社
信託財産の純資産総額の
0.9975%
1.05%
0.0231%
2.0706%(税抜1.972%)
(税抜0.95%)
(税抜1.00%)
(税抜0.022%)
(ご参考)
マザーファンドの投資対象である投資信託証券の主な費用は次のとおりです。
UBS(Lux)インスティテューショナル・シキャブ II – チャイナ A オポテュニティ
①
申込手数料:なし
②
解約手数料:なし
③
受託報酬及び管理事務代行報酬:純資産総額に対して年率 0.18%以内
④
信託財産留保額:なし
当ファンドに関しましては、大量設定もしくは解約時における基準価額の可変調整が
行われることがあります。当可変調整は大量設定・解約の投資行動に該当する投資家
にのみ適用されるため、既存の受益者は資金の流出入による基準価額変動の影響を受
管理報酬等
けません。
⑤
その他費用:ファンドにかかる事務の処理等に関する費用(訴訟費用、法律顧問へ
の報酬、監査費用、監督当局への届出に関する費用、法定書面の印刷、翻訳費用、
受益者への通知にかかる費用、上記に類するその他全ての費用)は、ファンドより
実費にて支払われます。その他、証券の売買委託手数料等取引に要する費用等もフ
ァンドの負担となります。
UBS 中国株式(除く A 株)ファンド(適格機関投資家向け)
信託報酬
信託事務の
諸費用(※)
売買委託
手数料等(※)
純資産総額に対して年率 0.0735%(税抜年率 0.07%)
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する費用および受託会社の立替えた立替金
の利息
組入れ有価証券の売買に係る売買委託手数料等および当該売買委託手数料等に係る消費
税等相当額
投資顧問会社への報酬等は、上記信託報酬のうち、委託会社が受ける報酬から支弁する
ものとします。
信託財産の規模、取引量等により変動しますので、事前に金額および計算方法を表示することができま
せん。
その他費用
(※)
上記投資信託証券の一部が名称変更となる場合、または繰上償還等により除外される場合、
あるいは上記以外の投資信託証券が新たに追加となる場合があります。
上記の管理報酬等・信託報酬率は、今後変更となる場合があります。申込手数料はかかりま
せん。
なお、マザーファンドが投資対象とする投資信託証券の管理報酬等・信託報酬率について、
委託会社が試算した概算値は、当ファンドの純資産総額に対し年率0.12675%(税込)以内の
範囲です。
したがって、当ファンドの信託報酬率(年率2.0706%(税込))を加えた、受益者が負担する
実質的な信託報酬率は純資産総額に対して合計で年率2.19735%(税込)程度となります。
ただし、この値はあくまでも実質的な信託報酬率の目安であり、実際の投資信託証券の投資
比率によって、実質的な信託報酬率は変動します。
- 22 -
(4) その他の手数料等
信託財産に関する以下①及び②の費用および当該費用にかかる消費税等相当額は受益者の負
担とし、信託財産中から支弁します。
①
売買委託手数料
組入有価証券の売買時の売買委託手数料等および先物・オプション取引に要する費用等。
②
信託事務の諸費用
信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託会社の立替えた立替金の
利息。
③
その他、以下の諸費用についても信託財産から支弁することができます。
1.
受益権の管理事務に関連する費用
2.
有価証券届出書、有価証券報告書等の作成、印刷および提出に係る費用
3.
投資信託説明書(目論見書)の作成、印刷および交付に係る費用
4.
信託約款の作成、印刷および届出に係る費用
5.
運用報告書の作成、印刷および交付に係る費用
6.
ファンドの受益者に対して行う公告に係る費用ならびに信託約款の変更または信託契約
の解約に係る事項を記載した書面の作成、印刷および交付に係る費用
7.
ファンドの監査人、法律顧問および税務顧問に対する報酬および費用
委託会社は、上記1.から7.の諸費用の支払いをファンドのために行い、その金額を合理的に
見積った結果、信託財産の純資産総額に対して年率0.1%を上限とする額を、かかる諸費用
の合計額とみなして、実際または予想される費用額を上限として、ファンドより受領するこ
とができます。ただし、委託会社は、信託財産の規模等を考慮して、信託の設定時および期
中に、随時かかる諸費用の年率を見直し、これを変更することができます。
上記1.から7.の諸費用は、ファンドの計算期間を通じて毎日計上されます。かかる諸費用は、
毎計算期末または信託終了時に、信託財産中から委託会社に対して支弁されます。
※(4)その他の手数料等の内、①および②は、信託財産の規模、取引量等により変動しますので、
事前に金額および計算方法を表示することができません。
※受益者が直接および間接的に負担する費用の合計は、信託財産の規模、保有期間等により異な
りますので、事前に表示することができません。
(5) 課税上の取扱い
① 個人の受益者に対する課税
[収益分配時]
収益分配時の普通分配金については、原則として20%(所得税15%および地方税5%)の源泉
徴収の税率が適用となります。
ただし、平成21年1月1日から平成22年12月31日までの2年間は特例措置として、その年間の普
通分配金など上場株式等の配当等の金額の合計額が100万円(同一支払者から年間の支払金額
が1万円以下のものは除外)以下の場合には、10%(所得税7%および地方税3%)の源泉徴収
の税率が適用され申告不要の特例がありますが、100万円を超える場合には確定申告が必要と
なります。この場合、総合課税に替えて申告分離課税を選択することができ、申告分離課税
を選択した場合の税率は、100万円以下の部分については10%(所得税7%および地方税3%)、
100万円を超える部分については20%(所得税15%および地方税5%)となります。
[一部解約時および償還時]
一部解約時および償還時の差益については、譲渡所得とみなして課税が行なわれ、原則とし
て20%(所得税15%および地方税5%)の税率が適用となります。
ただし、平成21年1月1日から平成22年12月31日までの2年間は特例措置として、その年間の上
場株式等の譲渡所得等の金額の合計額が500万円以下の場合には、10%(所得税7%および地
- 23 -
方税3%)の税率が適用され、源泉徴収選択口座においては申告不要の特例がありますが、500
万円を超える場合には源泉徴収選択口座を利用している場合でも、確定申告が必要となりま
す。この場合の税率は、500万円以下の部分については10%(所得税7%および地方税3%)、
500万円を超える部分については20%(所得税15%および地方税5%)となります。
時期
課税対象
H21.1.1∼H22.12.31
課税区分
H23.1.1以降
税率
収益分配時の
普通分配金
年間で
配 100万円以下の部分 10%
当
特例措置*
所
年間で
得
20%
100万円超の部分
解約時、償還時
の差益
年間で
譲 500万円以下の部分 10%
渡
特例措置*
所
年間で
得
20%
500万円超の部分
課税区分
税率
⇒
配当所得
20%
⇒
譲渡所得
20%
[買取請求時]
買取請求時の課税の取扱いにつきましては、販売会社にお問い合わせ下さい。
②
法人の受益者に対する課税
法人の受益者が支払いを受ける分配金のうち課税扱いとなる普通分配金ならびに一部解約時
および償還時の個別元本超過額については、平成21年3月31日までは7%(所得税7%)、平成
21年4月1日からは15%(所得税15%)の税率で源泉徴収され、法人の受取額となり、地方税
の源泉徴収はありません。
なお、益金不算入制度は適用されません。
③
個別元本について
追加型株式投資信託について、受益者毎の信託時の受益権の価額等が当該受益者の元本(個別
元本)にあたります。
受益者が同一ファンドの受益権を複数回買付した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託
を行うつど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
ただし、同一ファンドを複数の販売会社で買付する場合については各販売会社毎に個別元本
の算出が行われます。また、同一販売会社であっても複数支店等で同一ファンドを買付する
場合には当該支店毎に、個別元本の算出が行われる場合があります。
受益者が特別分配金を受け取った場合、分配金発生時にその個別元本から当該特別分配金を
控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
④
分配金の課税
追加型株式投資信託の分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる「特
別分配金」(受益者毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区分があります。
受益者が分配金を受け取る際、
(イ)当該分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本と同額の場合または当該受益者
の個別元本を上回っている場合には、当該分配金の全額が普通分配金となり、
(ロ)当該分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合には、その下
回る部分の額が特別分配金となり、当該分配金から当該特別分配金を控除した額が普通
分配金となります。
なお、受益者が特別分配金を受け取った場合、分配金発生時にその個別元本から当該特別分
配金を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
- 24 -
<分配金に関するイメージ>
分 配金 落ち後 の
基準 価額
全額が
普通分配金(課税)
収益分配後の受益者の
個別元本は変更なし
普通分配金(課税)
分配金
分配金 落ち後 の
基準 価額
基 準価 額
受益 者の
個 別元本
収益 分配 前の
(ロ)の場合
収益 分配前 の
受益 者 の
個 別元 本
基 準価額
(イ)の場合
分配金
特別分配金(非課税)
収益分配後の
受益者の個別元本
課税上の取扱いの詳細につきましては、税務専門家に確認されることをお勧めいたします。
なお、税法等が改正された場合には、前記の内容は変更となる場合があります。
- 25 -
5
運用状況
(1)投資状況
(2008 年 12 月 30 日現在)
資産の種類
国名
親投資信託受益証券
日本
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
合計(純資産総額)
時価合計(円)
投資比率(%)
34,545,686,836
100.22
−
△78,382,389
△0.22
−
34,467,304,447
100.00
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
(参考)UBS中国株式マザーファンド
(2008 年 12 月 30 日現在)
資産の種類
国名
投資信託証券
時価合計(円)
投資比率(%)
日本
28,387,757,822
82.17
ルクセンブルグ
5,922,502,830
17.14
34,310,260,652
99.31
小
計
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
−
235,256,512
0.68
合計(純資産総額)
−
34,545,517,164
100.00
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
(2)投資資産
① 投資有価証券の主要銘柄
主要銘柄の明細(2008年12月30日現在)
国/
地域
日本
種類
銘柄名
帳簿価額
単価
(円)
数量
親投資信託
UBS中国株式マザーファンド
受益証券
65,131,385,439
帳簿価額
金額(円)
1.1910 77,571,480,058
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
0.5304 34,545,686,836 100.22
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
種類別投資比率(2008年12月30日現在)
投資有価証券の種類
投資比率(%)
親投資信託受益証券
100.22
合計
100.22
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
② 投資不動産物件
該当事項はありません。
(2008年12月30日現在)
③ その他投資資産の主要なもの
該当事項はありません。
(2008年12月30日現在)
- 26 -
投資
比率
(%)
(参考)UBS中国株式マザーファンド
① 投資有価証券の主要銘柄
主要銘柄の明細(2008年12月30日現在)
国/地域
日本
種類
銘柄名
数量
UBS中国株式(除くA株)
投資信託証券 ファンド(適格機関投資家向 54,071,919,662
け)
ルクセンブルグ 投資信託証券
UBS(Lux)Institutional
SICAVII ChinaA BA
帳簿価額
単価
(円)
帳簿価額
金額
(円)
1.1904 64,367,213,165
900,000 12,261.74 11,035,566,900
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
0.525 28,387,757,822 82.17
6,580.55
5,922,502,830 17.14
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
種類別投資比率(2008年12月30日現在)
投資有価証券の種類
投資比率(%)
投資信託証券
99.31
合計
99.31
(注)投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。
② 投資不動産物件
該当事項はありません。
(2008年12月30日現在)
③ その他投資資産の主要なもの
該当事項はありません。
(2008年12月30日現在)
- 27 -
投資
比率
(%)
(3)運用実績
① 純資産の推移
2008 年 12 月 30 日及び同日1年以内における各月末の純資産の推移は次の通りです。
年月日
第 1 期計算期末
純資産総額
純資産総額
1 口当たり
1 口当たり
(百万円)
(百万円)
純資産額(円)
純資産額(円)
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
90,586
97,336
1.0736
1.1536
2007 年 12 月末現在
140,264
―
1.4347
―
2008 年 1 月末現在
100,441
―
1.0826
―
2008 年 2 月末現在
102,118
―
1.1342
―
2008 年 3 月末現在
83,877
―
0.9722
―
2008 年 4 月末現在
94,253
―
1.1134
―
2008 年 5 月末現在
83,305
―
1.0005
―
2008 年 6 月末現在
71,681
―
0.8820
―
2008 年 7 月末現在
71,832
―
0.9007
―
2008 年 8 月末現在
64,409
―
0.8281
―
2008 年 9 月末現在
46,687
―
0.6139
―
2008 年 10 月末現在
33,323
―
0.4547
―
2008 年 11 月末現在
33,168
―
0.4543
―
2008 年 12 月 30 日現在
34,467
―
0.4769
―
(2008 年 5 月 7 日)
② 分配の推移
計算期間
1口当たりの分配金(円)
第 1 期計算期間
0.0800
③ 収益率の推移
計算期間
第 1 期計算期間
第2期計算期間(中間期)
収益率(%)
15.4
▲58.7
- 28 -
6
手続等の概要
(1) 申込(販売)手続等
①
申込の受付
・
原則としていつでも買付申込を行うことができますが、香港またはシンガポールの休業
日と同日の場合には、買付申込の受付は行いません。
・ 販売会社の毎営業日の午後3時(半日営業日の場合には午前11時)までに受付けた買付申
込を、当日の受付分として取扱います。この時刻を過ぎてのお申込みは翌営業日(ただ
し、上記のお申込みの受付けを行わない日を除きます。)の取扱いとなります。
・
販売会社は、金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを
得ない事情があるときは、買付申込を中止すること、および既に受付けた買付申込を取
消す場合があります。
※ 取得申込者は販売会社に取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設されたファ
ンドの受益権の振替を行なうための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当
該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録が行なわれます。なお、販売会社
は、当該取得申込の代金の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者にかかる
口数の増加の記載または記録を行なうことができます。委託会社は、当初設定および
追加信託により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載
または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行なうものとしま
す。振替機関等は、委託会社から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にし
たがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行ないます。
②
口座開設
・
③
受益権取得のお申込みの際には、販売会社に取引口座を開設していただきます。
買付価額
・
買付申込受付日の翌営業日の基準価額
ただし、「分配金再投資コース」において、収益分配金を再投資する場合の買付価額は、
各計算期間終了日の基準価額とします。
④
申込単位
・
10万円以上1円単位または10万口以上1口単位を最低単位として、販売会社が独自に定め
る単位とします。
※
詳しくは、販売会社または下記までお問い合わせください。
委託会社のホームページ http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
⑤
03-5293-3700 (営業日の9:00∼17:00)
申込手数料
・
買付申込受付日の翌営業日の基準価額の3.15%(税抜3%)以内で販売会社が独自に定め
る率を乗じて得た額とします。
・ 「分配金再投資コース」において、収益分配金から税金等を差引いた額を自動的に再投資
する場合は、無手数料とします。
・ また償還乗換えの場合は、償還金額の範囲内で取得する金額について無手数料となる場合
があります。
※
詳しくは、販売会社または下記までお問い合わせください。
委託会社のホームページ http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
03-5293-3700 (営業日の9:00∼17:00)
- 29 -
(2) 換金(解約)手続等
①
換金の受付
・ 換金方法は、
「解約請求」および「買取請求」による方法があります。
・ 原則としていつでも換金のお申込みを行うことができますが、香港またはシンガポールの
休業日と同日の場合には、換金のお申込みの受付は行いません。
・ 換金請求は、原則として、販売会社の毎営業日の午後 3 時(半日営業日の場合には午前 11
時)までに受付けた換金のお申込みを、当日の受付分として取扱います。この時刻を過ぎ
てのお申込みは翌営業日(ただし、上記のお申込みの受付けを行わない日を除きます。)
の取扱いとなります。
②
換金単位
・ 1口単位とします。
③
換金価額
(解約請求の場合)
・ 解約請求受付日の翌営業日の基準価額とします。
・
一部解約の請求を受益者がするときは、振替受益権をもって行うものとします。
(買取請求の場合)
・
買取請求時の買取価額につきましては、販売会社にお問い合わせください。
(基準価額の算出頻度と公表)
基準価額は、委託会社において毎営業日算出され、販売会社または委託会社にお問い合わせ
いただくことにより知ることができるほか、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊
に掲載されます。また委託会社のホームページでご覧いただくことも出来ます。
委託会社のホームページ http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
④
03-5293-3700 (営業日の9:00∼17:00)
受付中止
・
金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情が
あるとき、および当ファンドのマザーファンドが投資する投資信託証券に付されている
解約制限または中国証券制度上の制約に照らし当該投資信託証券に対する一部解約に伴
う支払い資金に不足が生じる事態が予想される場合は、委託会社は、当該換金請求の受
付けを中止することおよびすでに受付けた換金請求の受付けを取り消す場合があります。
・
換金請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前に行なった当日
の換金請求を撤回できます。ただし、受益者がその換金請求を撤回しない場合には、当
該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に当該換金を受付けたものとします。
・
上記の他、信託財産の資金管理を円滑に行うため、大口換金請求には制限を設ける場合
があります。
※ 一部解約の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の
請求にかかるこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引き換えに、当該一部解約にか
かる受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機
関の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。
- 30 -
7
管理及び運営の概要
(1) 資産管理等の概要
① 資産の評価
(基準価額の算定)
基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きます。)を法令および
社団法人投資信託協会規則に従って時価または一部償却原価法により評価して得た信託財産
の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日にお
ける受益権総口数で除した1口当たりの金額をいいます。ただし、便宜上1万口当たりで表示
されることがあります。なお、外貨建資産(外国通貨表示の有価証券(以下「外貨建有価証
券」といいます。)、預金その他の資産をいいます。以下同じ。)の円換算については、原則と
してわが国における計算日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算します。
(有価証券の時価評価基準)
信託財産に属する資産は、法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価または一部償
却原価法により評価します。
(基準価額の算出頻度と公表)
基準価額は、委託会社において毎営業日算出され、販売会社または委託会社にお問い合わせ
いただくことにより知ることができるほか、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊
に掲載されます。また委託会社のホームページでご覧いただくことも出来ます。
委託会社のホームページ http://www.ubs.com/japanfunds/
委託会社の電話番号
②
03-5293-3700 (営業日の9:00∼17:00)
保管
ファンドの受益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録されることにより定
まり、受益証券を発行しませんので、受益証券の保管に関する当該事項はありません。
③
信託期間
平成19年5月8日から平成29年5月8日までとします。
ただし、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、信託契約の一部解約により純資産総額が50億円を下回ることとなったとき、また
はやむを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信託契約を解約し、信
託を終了させることができます。
また、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき、金融商品取引所等における取引
の停止、市場の閉鎖もしくは流動性の極端な減少等、その他やむを得ない事情があるときは、
受託会社と合意のうえ、信託期間を延長する場合があります。
④
計算期間
原則として毎年5月8日から翌年5月7日までとします。なお、各計算期間終了日に該当する日
(以下「該当日」といいます。)が休業日のとき、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日
とし、その翌日より次の計算期間が始まるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は
ファンドの信託終了の日とします。
- 31 -
⑤
その他
[信託の終了]
(信託契約の解約)
a.
委託会社は、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めたとき、
信託契約の一部解約により純資産総額が50億円を下回ることとなったとき、またはや
むを得ない事情が発生したときは、受託会社と合意のうえ、この信託契約を解約し、
信託を終了させることができます。この場合において、委託会社は、あらかじめ、解
約しようとする旨を監督官庁に届出ます。
b. 委託会社は、前記a.の事項について、あらかじめ、解約しようとする旨を公告し、か
つ、その旨を記載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付しま
す。ただし、この信託契約に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原
則として、公告を行いません。
c. 前記 b.の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託会社に対
して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一カ月を下らないものと
します。
d. 前記 c.の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分
の一を超えるときは、前記a.の信託契約の解約をしません。
e.
委託会社は、この投資信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない旨およ
びその理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対し
て交付します。ただし、全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、
公告を行いません。
f. 前記 c.から e.までの規定は、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生
じている場合であって、前記 c.の一定の期間が一カ月を下らずにその公告および書面
の交付を行うことが困難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
・ 委託会社は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にした
がい、信託契約を解約し信託を終了させます。
・ 委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、下記
「信託約款の変更」の規定に従います。
(委託会社の登録取消等に伴う取扱い)
・ 委託会社が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止した
ときは、委託会社は、この信託契約を解約し、信託を終了させます。
・ 前記の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託会社の業務を他の投資
信託委託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、後記[信託約款の変更]d.に
該当する場合を除き、当該投資信託委託会社と受託会社との間において存続します。
(受託会社の辞任および解任に伴う取扱い)
・ 受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託会社が
その任務に背いた場合、その他重要な事由が生じたときは、委託会社または受益者は、
裁判所に受託会社の解任を請求することができます。受託会社が辞任した場合、または
裁判所が受託会社を解任した場合、委託会社は、後記[信託約款の変更]の規定にしたが
い、新受託会社を選任します。
・ 委託会社が新受託会社を選任できないときは、委託会社はこの信託契約を解約し、信託
を終了させます。
[信託約款の変更]
a. 委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生
- 32 -
したときは、受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更することができるものとし、
あらかじめ、変更しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
b. 委託会社は、前記a.の変更事項のうち、その内容が重大なものについて、あらかじ
め、変更しようとする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの事項を記載した書
面をこの信託約款に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託約
款に係るすべての受益者に対して書面を交付した時は、原則として公告を行いません。
c.
前記 b.の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託会社
に対して異議を述べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一カ月を下らないも
のとします。
d. 前記c.の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二
分の一を超えるときは、前記a.の信託約款の変更をしません。
e. 委託会社は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない旨およびそ
の理由を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交
付します。ただし、全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告
を行いません。
[反対者の買取請求権]
上記の信託契約の解約または信託約款の変更を行う場合において、一定の期間内に委託会
社に対して異議を述べた受益者は、受託会社に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産
をもって買取るべき旨を請求することができます。
[公告]
委託会社が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
[運用報告書の作成]
委託会社は、計算期間の終了日毎(毎年5月の決算時)および償還時に期中の運用経過、
組入有価証券の内容および有価証券の売買状況などを記載した運用報告書を作成し、販売
会社を通じて知られたる受益者に対して交付します。
[関係法人との間の契約書の内容について]
委託会社と販売会社との間で締結する「投資信託の募集・販売および私募の取扱い等に関
する契約」は、契約終了の 3 ヶ月前までに当事者の一方から別段の意思表示のないときは、
原則 1 年毎に自動的に更新されるものとします。
(2) 受益者の権利等
受益者の有する主な権利は次の通りです。
①
収益分配金受領権
受益者は、収益分配金を、自己に帰属する受益権の口数に応じて受領する権利を有します。
分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当
該収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除き
ます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代
金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取
得申込者とします。)に、原則として決算日から起算して5営業日目までにお支払いを開始し
ます。
「分配金再投資コース」をお申込の場合は、分配金は税引き後、無手数料で再投資され
ますが、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。
ただし、受益者が収益分配金について以下に規定する支払開始日から5年間その支払いを請求
しないときは、その権利を失い委託会社が受託会社より交付を受けた金銭は委託会社に帰属
- 33 -
します。
②
償還金受領権
受益者は、信託終了による償還金を、自己に帰属する受益権の口数に応じて受領する権利を
有します。
償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償
還日以前において一部解約が行なわれた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還
日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録さ
れている受益権については原則として取得申込者とします。)に、原則として信託終了日から
起算して 5 営業日目までにお支払いを開始します。
ただし、受益者が償還金について支払開始日から 10 年間その支払いを請求しないときは、そ
の権利を失い委託会社が受託会社より交付を受けた金銭は委託会社に帰属します。
③
一部解約の実行請求権
受益者は、自己に帰属する受益権について原則として毎日、販売会社を通じて、委託会社に
対して一部解約の実行を請求する権利を有します。
受取代金の支払いは、販売会社の本・支店等において、原則として解約請求の受付日から起
算して5営業日目からお支払いいたします。
④
帳簿閲覧権
受益者は委託会社に対して、その営業時間内に当ファンドの投資信託財産に関する帳簿書類
の閲覧を請求する権利を有します。
- 34 -
第2
財務ハイライト情報
本項の記載事項は、「ファンドの詳細情報」に記載の「財務諸表」および「中間財務諸表」から抜粋
して記載したものです。
なお、当該「財務諸表」および「中間財務諸表」についてはあらた監査法人により監査証明を受けて
おり、当該監査証明に係る監査報告書および中間監査報告書は、当該箇所に添付しております。
1.財務諸表
UBS中国株式ファンド
(1)貸借対照表
(単位:円)
第1期
注記
区
資
産
の
分
(平成 20 年 5 月 7 日現在)
番号
金
額
部
流 動 資 産
コール・ローン
11,177,969,996
親投資信託受益証券
88,807,012,835
未収利息
122,498
流動資産合計
資
産
合
計
負
債
の
部
99,985,105,329
99,985,105,329
流 動 負 債
未払収益分配金
6,750,306,765
未払解約金
213,983,741
未払受託者報酬
27,052,625
未払委託者報酬
2,397,846,389
その他未払費用
9,463,505
流動負債合計
負
債
合
9,398,653,025
計
9,398,653,025
純 資 産 の 部
元 本 等
元 本
84,378,834,563
剰 余 金
期末剰余金
6,207,617,741
(うち分配準備積立金)
(95,343)
剰 余 金 合 計
元
本
等
合
6,207,617,741
計
90,586,452,304
純 資 産 合 計
90,586,452,304
負債・純資産合計
99,985,105,329
- 35 -
(2)損益及び剰余金計算書
(単位:円)
第1期
注記
区
分
自 平成 19 年 5 月 8 日
番号
至 平成 20 年 5 月 7 日
金
額
営 業 収 益
受取利息
5,422,674
有価証券売買等損益
13,586,012,835
その他収益
6,908,746
営 業 収 益 合 計
13,598,344,255
営 業 費 用
受 託 者 報 酬
27,052,625
委 託 者 報 酬
2,397,846,389
そ の 他 費 用
9,463,505
営 業 費 用 合 計
2,434,362,519
営業利益金額
11,163,981,736
経常利益金額
11,163,981,736
当期純利益金額
11,163,981,736
一部解約に伴う当期純利益金額分配額
6,764,036,444
期首剰余金
-
剰余金増加額
11,106,321,567
(当期追加信託に伴う剰余金増加額)
(11,106,321,567)
剰余金減少額
2,548,342,353
(当期一部解約に伴う剰余金減少額)
(2,548,342,353)
分配金
6,750,306,765
期末剰余金
6,207,617,741
- 36 -
(3)注記表
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
区
第1期
自 平成 19 年 5 月 8 日
至 平成 20 年 5 月 7 日
親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価で評価しております。時価評価
にあたっては、親投資信託受益証券の基準価額に基づいて
評価しております。
分
有価証券の評価基準及び評価方法
(貸借対照表に関する注記)
区
第1期
自 平成 19 年 5 月 8 日
至 平成 20 年 5 月 7 日
103,184,787,341 円
20,486,883,977 円
39,292,836,755 円
分
1. 期首元本額
期中追加設定元本額
期中解約元本額
84,378,834,563 口
2. 期末における受益権の総数
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
第1期
自 平成 19 年 5 月 8 日
至 平成 20 年 5 月 7 日
分配金の計算過程
計算期間末における解約に伴う当期純利益金額分配後の配当等収益から費用を控除した額(9,443,730
円)、解約に伴う当期純利益金額分配後の有価証券売買等損益から費用を控除した額(4,390,501,562
円)、信託約款に規定される収益調整金(8,557,979,214 円)より分配対象収益は 12,957,924,506 円(1
万口当たり 1,535.68 円)であり、うち 6,750,306,765 円(1 万口当たり 800 円)を分配金額としており
ます。
(有価証券に関する注記)
第 1 期(平成 20 年 5 月 7 日現在)
売買目的有価証券
種 類
貸借対照表計上額
(単位:円)
当計算期間の損益に
含まれた評価差額
親投資信託受益証券
88,807,012,835
7,180,617,409
合 計
88,807,012,835
7,180,617,409
(デリバティブ取引等に関する注記)
第 1 期(自 平成 19 年 5 月 8 日 至 平成 20 年 5 月 7 日)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
第 1 期(自 平成 19 年 5 月 8 日 至 平成 20 年 5 月 7 日)
該当事項はありません。
(1口当たり情報に関する注記)
第1期
(平成 20 年 5 月 7 日現在)
1口当たり純資産額 1.0736 円
(1万口当たり純資産額 10,736 円)
- 37 -
2.中間財務諸表
UBS中国株式ファンド
(1)中間貸借対照表
(単位:円)
区
資
産
の
分
注記
番号
前中間計算期間
当中間計算期間
(平成 19 年 11 月 7 日現在)(平成 20 年 11 月 7 日現在)
金
額
金
額
部
流 動 資 産
コール・ローン
627,214,948
481,541,080
160,887,839,510
32,487,949,982
未収入金
706,908,746
200,000,000
未収利息
6,873
2,616
162,221,970,077
33,169,493,678
162,221,970,077
33,169,493,678
395,826,628
36,788,470
未払受託者報酬
14,226,804
7,459,375
未払委託者報酬
1,261,012,073
661,171,550
その他未払費用
4,727,334
5,085,872
1,675,792,839
710,505,267
1,675,792,839
710,505,267
104,600,895,001
73,215,638,796
55,945,282,237
△40,756,650,385
(−)
(80,397)
160,546,177,238
32,458,988,411
純 資 産 合 計
160,546,177,238
32,458,988,411
負債純資産合計
162,221,970,077
33,169,493,678
親投資信託受益証券
流動資産合計
資
産
合
計
負
債
の
部
流 動 負 債
未払解約金
流動負債合計
負
債
合
計
純 資 産 の 部
元
本
元
等
本
剰 余 金
中間剰余金又は中間欠損金(△)
(分配準備積立金)
元
本
等
合
計
- 38 -
(2)中間損益及び剰余金計算書
(単位:円)
区
分
前中間計算期間
当中間計算期間
注記
自 平成 19 年 5 月 8 日
自 平成 20 年 5 月 8 日
番号
至 平成 19 年 11 月 7 日
至 平成 20 年 11 月 7 日
金
額
金
額
営 業 収 益
受取利息
1,823,679
2,650,131
51,766,839,510
△48,719,062,853
6,908,746
−
51,775,571,935
△48,716,412,722
受 託 者 報 酬
14,226,804
7,459,375
委 託 者 報 酬
1,261,012,073
661,171,550
そ の 他 費 用
4,727,334
5,085,872
1,279,966,211
673,716,797
営業利益又は営業損失(△)
50,495,605,724
△49,390,129,519
経常利益又は経常損失(△)
50,495,605,724
△49,390,129,519
中間純利益又は中間純損失(△)
50,495,605,724
△49,390,129,519
5,151,980,851
△3,489,127,461
-
6,207,617,741
10,960,955,931
-
(10,960,955,931)
(-)
359,298,567
1,063,266,068
(359,298,567)
(983,815,299)
(−)
(79,450,769)
55,945,282,237
△40,756,650,385
有価証券売買等損益
その他収益
営 業 収 益 合 計
営 業 費 用
営 業 費 用 合 計
一部解約に伴う中間純利益金額の分配
額又は一部解約に伴う中間純損失金
額の分配額(△)
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
中間追加信託に伴う剰余金増加額又は
欠損金減少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
中間一部解約に伴う剰余金減少額又は
欠損金増加額
中間追加信託に伴う剰余金減少額又は
欠損金増加額
中間剰余金又は中間欠損金(△)
- 39 -
(3)中間注記表
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
前中間計算期間
区
分
自 平成 19 年 5 月 8 日
至 平成 19 年 11 月 7 日
有価証券の評価基準及び評価方法 親投資信託受益証券
移動平均法に基づき、時価
で評価しております。時価
評価にあたっては、親投資
信託受益証券の基準価額に
基づいて評価しておりま
す。
当中間計算期間
自 平成 20 年 5 月 8 日
至 平成 20 年 11 月 7 日
親投資信託受益証券
同左
(中間貸借対照表に関する注記)
区
分
1.期首元本額
期中追加設定元本額
期中解約元本額
2.中間計算期間末日における受
益権の総数
前中間計算期間
自 平成 19 年 5 月 8 日
至 平成 19 年 11 月 7 日
103,184,787,341 円
19,159,572,256 円
17,743,464,596 円
当中間計算期間
自 平成 20 年 5 月 8 日
至 平成 20 年 11 月 7 日
84,378,834,563 円
2,358,136,841 円
13,521,332,608 円
104,600,895,001 口
73,215,638,796 口
3.元本の欠損
−
(中間損益及び剰余金計算書に関する注記))
前中間計算期間(自平成 19 年 5 月 8 日 至平成 19 年 11 月 7 日)
該当事項はありません。
当中間計算期間(自平成 20 年 5 月 8 日 至平成 20 年 11 月 7 日)
該当事項はありません。
(有価証券に関する注記)
前中間計算期間(平成 19 年 11 月 7 日現在)
該当事項はありません。
当中間計算期間(平成 20 年 11 月 7 日現在)
該当事項はありません。
(デリバティブ取引等に関する注記)
前中間計算期間(平成 19 年 11 月 7 日現在)
該当事項はありません。
当中間計算期間(平成 20 年 11 月 7 日現在)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
前中間計算期間(自平成 19 年 5 月 8 日 至平成 19 年 11 月 7 日)
- 40 -
中間貸借対照表上の純資産
額が元本総額を下回ってお
り 、 そ の 差 額 は
40,756,650,385 円でありま
す。
該当事項はありません。
当中間計算期間(自平成 20 年 5 月 8 日 至平成 20 年 11 月 7 日)
該当事項はありません。
(1口当たり情報に関する注記)
前中間計算期間
(平成 19 年 11 月 7 日現在)
1口当たり純資産額 1.5348 円
(1万口当たり純資産額 15,348 円)
当中間計算期間
(平成 20 年 11 月 7 日現在)
1口当たり純資産額 0.4433 円
(1万口当たり純資産額 4,433 円)
- 41 -
第3
内国投資信託受益証券事務の概要
(1) 名義書換の手続等
該当事項はありません。
ファンドの受益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録されることにより定
まり、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消
された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する
者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、委託会社は当該振替受益権
を表示する受益証券を発行しません。
なお、受益者は、委託会社がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無
記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券
への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行なわないものとします。
(2) 受益者名簿
作成しません。
(3) 受益者に対する特典
該当事項はありません。
(4)
受益権の譲渡
① 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が
記載または記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受
益権の口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿
に記載または記録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したもの
でない場合には、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう
通知するものとします。
③ 上記①の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録
されている振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異な
る場合等において、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、
振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
(5)
受益権の譲渡の対抗要件
受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託会社および受託会社に対
抗することができません。
(6) 受益権の再分割
委託会社は、受託会社と協議のうえ、社振法の定めるところに従い、一定日現在の受益権を
均等に再分割できるものとします。
(7)
償還金
償還金は、償還日において振替機関の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日以
前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定
された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権に
ついては原則として取得申込者とします。)に支払います。
- 42 -
(8)
質権口記載または記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支
払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、約款
の規定によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
第4
ファンドの詳細情報の項目
有価証券届出書「第三部 ファンドの詳細情報」(投資信託説明書(請求目論見書))の記載項目は以
下の通りです。
第1
ファンドの沿革
第2
手続等
1
申込(販売)手続等
2
換金(解約)手続等
第3
1
管理及び運営
資産管理等の概要
(1)資産の評価
(2)保管
(3)信託期間
(4)計算期間
(5)その他
2
第4
受益者の権利等
1
ファンドの経理状況
財務諸表
(1)貸借対照表
(2)損益及び剰余金計算書
(3)注記表
(4)附属明細表
2
ファンドの現況
純資産額計算書
第5
設定及び解約の実績
上記の情報については、EDINET(エディネット)でもご覧いただくことができます。
- 43 -
別紙
用語の解説
目論見書
信託約款
運用報告書
信託財産
信託報酬
純資産総額
基準価額
収益分配金
償還金
受益権
追加型投資信託
ファンド・オブ・ファンズ
マザーファンド
EDINET
法令に基づき、委託会社が、投資信託の運用の基本方針・リスク等の商
品内容、取扱い、課税関係等について記載した「目論見書」を作成しま
す。目論見書には、ファンドの申込者に必ず交付しなければならない「交
付目論見書」と、ファンドの申込者から請求があった場合に交付する「請
求目論見書」があります。取得申込みに当たっては、販売会社にて目論
見書をお受取りのうえ、目論見書にて商品性格等をご確認ください。な
お、目論見書の別称として「投資信託説明書」と称して使用する場合が
あります。
法令の規定に基づいて作成され、委託会社によってあらかじめ監督官庁
に届出されます。「信託約款」にはファンドの運用の基本方針や投資制
限等が記載されています。また委託会社は、受託会社と合意のうえ所定
の手続により、その内容を変更することが出来ます。
法令の規定に基づき、委託会社が、ファンドの計算期間の終了およびフ
ァンドの終了後に、期間中の運用経過、ファンドが保有する資産の内容
およびファンドでの売買状況などを記載した「運用報告書」を作成しま
す。運用報告書は販売会社を通じて受益者へ交付されます。
投資家から集めた資金=ファンドにおいて運用される資金のことをい
い、受託会社により保管・管理されています。
運用会社(委託会社)・受託会社・販売会社が、ファンドの運用・管理
などに対する対価として信託財産から受け取る報酬のことです。約款や
目論見書の費用の項目で記載されています。
信託財産に属する資産を法令および社団法人投資信託協会規則に従っ
て時価または一部償却原価法により評価して得た信託財産の資産総額
から負債総額を控除した金額をいいます。
ファンドの 1 口当たりの評価額をいい、ファンドの純資産総額を受益権
口数で割った金額をいいます。ただし、便宜上 1 万口当たりで表示され
ることがあります。基準価額は、組入有価証券などの値動きにより変動
します。
ファンドの計算期間終了後に投資家に分配するファンドの収益で、株式
の配当金に相当するものです。収益分配金の額は委託会社が決定しま
す。毎期、収益分配が行われるとは限りません。
信託期間に定めのある投資信託は、満期になった時点で信託財産を保有
口数に応じて配分します。これを償還金といいます。
投資信託の利益を受ける権利のことで、収益分配請求権や償還金請求
権、解約請求権などがあります。
ファンドが設定され運用を開始した後、いつでも購入が可能な投資信託
をいいます。一方、設定前の一定の募集期間中のみ購入が可能な投資信
託を「単位型投資信託」といいます。
社団法人投資信託協会が定める商品の分類方法において、「主として投
資信託証券に投資するもの」として分類されるファンドです。
効率的な運用を行なうために、複数のファンド(ベビーファンド)の資
金を集めて合同運用するためのファンドを言います。
Electronic Disclosure for Investors’ NETwork の略で、「法令に基
づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」のことで
す。投資家は、EDINET を利用することにより、ファンドの有価証券報告
書等をインターネット上で閲覧することが出来ます。
- 44 -
追加型証券投資信託 UBS中国株式ファンド
約款
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
追加型証券投資信託 UBS中国株式ファンド
―運用の基本方針―
信託約款第 18 条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.
基本方針
この投資信託は、中国の株式を実質的な主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長を目指します。
2.
運用方法
(1)投資対象
親投資信託である「UBS中国株式マザーファンド」(以下、「マザーファンド」といいます。)
受益証券を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① マザーファンドが投資する投資信託証券への投資を通じて、主として中国の株式に実質的
に投資するものとします。
中国の株式として、上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A 株および B
株)および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。ただし、上記以外の金融商品取引所に
上場している中国の株式(預託証書を含みます。)に実質的に投資する場合もあります。
② 原則として為替ヘッジは行ないません。
③ 投資対象市場のバリュエーションが極端に割高となった場合、カントリー・リスクが発生
した場合などには、一時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産に投
資する場合があります。
④ 資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
(3)投資制限
① 株式への直接投資は行いません。
② マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。
③ 同一銘柄の投資信託証券(マザーファンド受益証券を除きます。)への実質投資割合は、原
則として信託財産の純資産総額の 50%を超えないものとします。
④ 外貨建資産への実質投資割合には、制限を設けません。
3.
収益分配方針
毎決算時(原則として 5 月 7 日。ただし、休業日の場合は翌営業日)に、原則として以下の方針に
基づき収益分配を行ないます。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の、繰越分を含めた利子、配当等収益(マザーファンド
の信託財産に属する配当等収益のうち信託財産に属するとみなした額(以下、「みなし配
当等収益」といいます。
)を含みます。以下同じ。)および売買益(評価損益を含み、みな
し配当等収益を控除して得た額をいいます。以下同じ。)等の全額とします。
② 収益分配金額は、委託者が基準価額水準等を勘案して決定します。ただし、分配対象額が
少額の場合等には、収益分配を行わない場合があります。
③ 収益の分配にあてなかった利益の運用については特に制限を定めず、運用の基本方針に基
づき元本部分と同一の運用を行ないます。
追加型証券投資信託
UBS中国株式ファンド
約款
(信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託)
第1条 この信託は、証券投資信託であり、ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式
会社を委託者とし、住友信託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託財産に属する財産についての対抗要件に関する事項を除き、信託法(大正 11
年法律第 62 号)の適用を受けます。
③ 受託者は、信託法第 26 条第 1 項に基づく信託事務の委任として、信託事務の処理の一部につい
て、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼営の認
可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律に
て準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をいいます。以下この条におい
て同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることが
ない場合に行なうものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金 1,050 億円を上限として、受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者と合意のうえ、金 3,000 億円を限度として信託金を追加することができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は受託者と合意のうえ、第 1 項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成 29 年 5 月 8 日までとします。
(受益権の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託に係る受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 1 号に掲げる場
合に該当し、
投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第8項で定める公募により行われます。
(当初の受益者)
第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者と
し、第 7 条の規定により分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属
します。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第 2 条の規定による受益権については、1,050 億口を上限とし、追加信託によって生
じた受益権については、これを追加信託のつど第 8 条第1項の追加口数に、それぞれ均等に分
割します。
② 委託者は、受益権の再分割を行ないません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行
された場合には、受託者と協議のうえ、同法の定めるところにしたがい、一定日現在の受益権
を均等に再分割できるものとします。
(追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法)
第8条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に、当該追加信託に係る受益権の口数
を乗じた額とします。
② この信託約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除き
ます。)を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価または一部償却原価法により評価
して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)
を、計算日における受益権口数で除した金額をいいます。
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはありません。
(受益権の帰属と受益証券の不発行)
第10条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式
等の振替に関する法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法
律」を含め「社振法」といいます。以下同じ。
)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属
は、委託者があらかじめこの信託の受益権を取り扱うことについて同意した一の振替機関(社
振法第 2 条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といいます。)及び当該振替機関
-1-
の下位の口座管理機関(社振法第 2 条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、
以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります
(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といい
ます。)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り
消された場合または当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する
者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示する受益証
券を発行しません。
なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名
式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変
更の請求、受益証券の再発行の請求を行なわないものとします。
③ 委託者は、第 7 条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新た
な記載または記録をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行なうものとします。
振替機関等は、委託者から振替機関への通知があった場合、社振法の規定にしたがい、その備
える振替口座簿への新たな記載または記録を行ないます。
(受益権の設定に係る受託者の通知)
第11条 受託者は、信託契約締結日に生じた受益権については信託契約締結時に、追加信託により生じ
た受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関へ当該受益権に
係る信託を設定した旨の通知を行ないます。
(受益権の申込単位および価額)
第12条 委託者の指定する証券会社(委託者の指定する金融商品取引法第 28 条第1項に規定する第一種
金融商品取引業を行なう者をいいます。以下同じ。)および登録金融機関(委託者の指定する金
融商品取引法第2条第 11 項に規定する登録金融機関をいいます。以下同じ。
)は、第 7 条第 1
項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、10 万円以上 1 円単位または 10 万
口以上 1 口単位を最低単位とし、委託者の指定する証券会社または登録金融機関が独自に定め
る単位をもって取得申込に応じることができるものとします。ただし、別に定める自動継続投
資または累積投資に関する契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者に
限り、1 口の整数倍をもって取得申込に応じることができるものとします。
② 前項の取得申込者は委託者の指定する証券会社または登録金融機関に、取得申込と同時にまた
は予め、自己のために開設されたこの信託の受益権の振替を行なうための振替機関等の口座を
示すものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録が行なわれます。
なお、委託者の指定する証券会社および登録金融機関は、当該取得申込の代金(第 3 項の受益
権の価額に当該取得申込の口数を乗じて得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座
に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記録を行なうことができます。
③ 第 1 項の場合の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、委託者の指定する証券
会社または登録金融機関が 3%を上限としそれぞれ別に定める手数料および当該手数料に係る
消費税および地方消費税(以下「消費税等」といいます。
)に相当する金額を加算した価額とし
ます。ただし、この信託契約締結日前の取得申込に係る受益権の価額は、1 口につき 1 円に、委
託者の指定する証券会社または登録金融機関が 3%を上限としそれぞれ別に定める手数料およ
び当該手数料に係る消費税等に相当する金額を加算した価額とします。
④ 前項の規定にかかわらず、受益者が別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する場合の
受益権の価額は、原則として、第 32 条に規定する各計算期間終了日の基準価額とします。
⑤ 前各項の規定にかかわらず、取得申込日が香港取引決済所の休業日またはシンガポールの銀行
休業日(以下「香港またはシンガポールの休業日」といいます。)の場合は、受益権の取得申込
みの受付は行わないものとします。
⑥ 前各項の規定にかかわらず、委託者は、証券取引所(金融商品取引法第2条第 16 項に規定する
金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場を
「取引所」といい、取引所のうち、有価証券の売買または金融商品取引法第 28 条第8項第3号
もしくは同項第5号の取引を行なう市場および当該市場を開設するものを「証券取引所」とい
います。以下同じ。)等における取引の停止、外国為替取引の停止、その他やむを得ない事情が
あるときは、受益権の取得申込の受け付けを中止することおよびすでに受け付けた取得申込の
受け付けを取り消すことができます。
-2-
(受益権の譲渡に係る記載または記録)
第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が
記載または記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の
口数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載
または記録するものとします。ただし、前項の振替機関等が振替先口座を開設したものでない
場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を
含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また
は記録が行なわれるよう通知するものとします。
③ 委託者は、第 1 項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載また
は記録されている振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が
異なる場合等において、委託者が必要と認めるときまたはやむを得ない事情があると判断した
ときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。
(受益権の譲渡の対抗要件)
第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者お
よび受託者に対抗することができません。
(投資の対象とする資産の種類)
第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1. 次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 1
項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ. 有価証券
ロ. 金銭債権
ハ. 約束手形(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 15 号に掲げるものを除きます。)
2. 次に掲げる特定資産以外の資産
イ. 為替手形
(運用の指図範囲)
第16条 委託者は、信託金を主としてユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社を
委託者とし、住友信託銀行株式会社を受託者として締結された親投資信託であるUBS中国株
式マザーファンド(以下、「マザーファンド」といいます。)受益証券および次の有価証券(金
融商品取引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きま
す。)に投資することを指図します。
1. 短期社債等(社債等の振替に関する法律第 66 条第 1 号に規定する短期社債、保険業法第 61
条の 10 第 1 項に規定する短期社債、資産の流動化に関する法律第 2 条第 8 項に規定する特
定短期社債、商工組合中央金庫法第 33 条の 2 に規定する短期商工債、信用金庫法第 54 条の
4 第 1 項に規定する短期債、農林中央金庫法第 62 条の 2 第 1 項に規定する短期農林債及び一
般振替機関の監督に関する命令第 38 条第 2 項に規定する短期外債をいいます。)
2. コマーシャル・ペーパー
3. 外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有する
もの
4. 投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第 10 号で定めるも
のをいいます。)
5. 投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第 11 号
で定めるものをいいます。)
6. 外国法人が発行する譲渡性預金証書
7. 指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項
第 14 号で定める受益証券発行
信託の受益証券に限ります。)
なお、第 4 号の証券および第 5 号の証券(投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」
といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2
条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。
)により運用指
図することができます。
1. 預金
2. 指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きま
-3-
す。)
3. コール・ローン
4. 手形割引市場において売買される手形
③ 第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委
託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により運用
することの指図ができます。
④ 委託者は、法令・規則等で認められる範囲で信託金を委託者の関係会社が発行する有価証券に
より運用することを指図することができます。また、委託者は、信託金による有価証券その他
の資産の取得を委託者の関係会社から行うことを指図することができます。
(受託者の自己または利害関係人等との取引)
第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産
と、受託者および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律にて準用す
る信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をいいます。以下本条および第 23 条に
おいて同じ。
)、第 23 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者に
おける他の信託財産との間で、第 15 条および第 16 条第 1 項ならびに第 2 項に定める資産への
投資を行うことができます。
② 前項の取扱いは、第 21 条、第 27 条から第 29 条における委託者の指図による取引についても同
様とします。
(運用の基本方針)
第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、その指図を行
ないます。
(同一銘柄の投資信託証券への投資制限)
第19条 委託者は、信託財産に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額とマザーファンドの信託財産
に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額
が、信託財産の純資産総額の 100 分の 50 を超えることとなる投資の指図を行いません。
② 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの時価総
額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の割合を乗じて得た
額をいいます。
③ 第 1 項の規定にかかわらず、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得さ
れることが定められている投資信託証券については、信託財産の純資産総額に対する同一銘柄
の時価総額の制限を設けません。
(特別の場合の外貨建有価証券への投資制限)
第20条 外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に、必要と認められる場合には、制約されることがあります。
(外国為替予約の指図)
第21条 委託者は、信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その他の資産
をいいます。以下同じ。)とマザーファンドの信託財産に属する外貨建資産のうち信託財産に属
するとみなした額との合計額について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買
の予約取引の指図をすることができます。
② 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの時価総
額にマザーファンドの信託財産の純資産総額に占める外貨建資産の時価総額の割合を乗じて得
た額をいいます。
(外貨建資産の円換算および予約為替の評価)
第22条 信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則としてわが国における計算日の対顧客電信売買
相場の仲値によって計算します。
② 前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買相場
の仲値によるものとします。
(信託業務の委託等)
第23条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に定める信託
業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人を
含みます。)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
-4-
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められ
ること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行
なう体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適
合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務(裁量性のないものに限ります。)を、
受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することがで
きるものとします。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行
為に係る業務
4.受託者が行なう業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
第24条 削除
(混蔵寄託)
第25条 金融機関または証券会社(金融商品取引法第 28 条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行
なう者および外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者をいいます。以下本条
において同じ。)から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引によ
り取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金
融機関または証券会社が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または証券会社の名義で
混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第26条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をする
こととします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあり
ます。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるときは、
速やかに登記または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に属
する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理す
るものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかにする方法により分別し
て管理することがあります。
④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計算
を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(一部解約の請求および有価証券売却等の指図)
第27条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券に係る信託契約の一部解約の請求およ
び信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第28条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券に係る償還金等、有価証
券等に係る利子等、投資信託証券の配当金等およびその他の収入金を再投資することの指図が
できます。
(資金の借入れ)
第29条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性をはかるため、一部解約に伴う支払
い資金手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。
)を
目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ
(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借入金をも
って有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てに係る借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託
財産で保有する有価証券の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日か
ら信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払
開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日以内である
場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金および有価証券等の
-5-
償還金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財
産の純資産総額の 10%の範囲内とします。
③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営
業日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
(損益の帰属)
第30条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者に帰属しま
す。
(受託者による資金の立替)
第31条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があるときは、受託
者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券に係る償還金等、有価証券等に係る利子等、投資信託証券の配当金
等およびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるときは、
受託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこ
れを定めます。
(信託の計算期間)
第32条 この信託の計算期間は、原則として毎年 5 月 8 日から翌年 5 月 7 日とします。
② 前項にかかわらず、各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。
)が休業日のと
き、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるも
のとします。ただし、最終計算期間の終了日は、第 4 条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告)
第33条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行ない、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託
者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行ない、信託財産に関する報告書を作成して、これを
委託者に提出します。
(信託事務の諸費用等)
第34条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立替金の利息
(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
② 前項の諸経費に加え、以下の諸費用(消費税等に相当する金額を含みます。
)は、受益者の負担
とし、信託財産中から支弁することができます。
1. 受益権の管理事務に関連する費用
2. 有価証券届出書、有価証券報告書および臨時報告書の作成、印刷および提出に係る費用
3. 目論見書の作成、印刷および交付に係る費用
4. 信託約款の作成、印刷および届出に係る費用
5. 運用報告書の作成、印刷および交付に係る費用
6. この信託の受益者に対してする公告に係る費用ならびに信託約款の変更または信託契約
の解約に係る事項を記載した書面の作成、印刷および交付に係る費用
7. この信託の監査人、法律顧問および税務顧問に対する報酬および費用
③ 委託者は、前項に定める諸費用の支払いを信託財産のために行ない、支払金額の支弁を信託財
産から受けることができます。この場合、委託者は現に信託財産のために支払った金額の支弁
を受ける際に、あらかじめ受領する金額に上限を付することができます。また、委託者は、実
際に支払う金額の支弁を受ける代わりに、かかる諸費用の金額をあらかじめ合理的に見積もっ
た上で、実際または予想される費用額を上限として固定率または固定金額にて信託財産からそ
の支弁を受けることもできます。
④ 前項において諸費用の上限、固定率または固定金額を定める場合、委託者は、信託財産の規模
等を考慮して、信託の設定時または期中に、あらかじめ委託者が定めた範囲内でかかる上限、
固定率または固定金額を変更することができます。
⑤ 第 3 項において諸費用の固定率または固定金額を定める場合、かかる諸費用の額は、第 32 条に
規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に応じて計上されます。かかる諸費用
は、毎計算期末または信託終了時に信託財産中から支弁します。
(信託報酬の額および支弁の方法)
第35条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第 32 条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産
-6-
の純資産総額に年 10,000 分の 197.2 の率を乗じて得た額とします。委託者と受託者との間の配
分は別に定めます。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとします。
③ 第1項の信託報酬に係る消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに、信託財産中から
支弁します。
(収益の分配)
第36条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、別に定める収益分配方針にしたがい、次の方
法により処理します。
1.信託財産に属する配当等収益(配当金、利子及びこれら等に類する収益から支払利息を控除
した額をいいます。以下同じ。)とマザーファンドの信託財産に属する配当等収益のうち信
託財産に属するとみなした額(以下「みなし配当等収益」といいます。)との合計額から、
諸経費、諸費用、信託報酬及び当該信託報酬に係る消費税等に相当する金額を控除した後、
その残額を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、その一
部を分配準備積立金として積み立てることができます。
2.売買損益に評価損益を加減して得た額からみなし配当等収益を控除して得た利益金額(以下
「売買益」といいます。)は、諸経費、諸費用、信託報酬及び当該信託報酬に係る消費税等
に相当する金額を控除し、繰越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした
後、受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立
金として積み立てることができます。
② 前項においてみなし配当等収益とは、マザーファンドの信託財産にかかる配当等収益の額にマ
ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める信託財産に属するマザーファンド受益証券の時
価総額の割合を乗じて得た額をとします。
③ 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰り越します。
(収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責)
第37条 受託者は、収益分配金については原則として第 38 条第 1 項に規定する支払い開始日までに、償
還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同
じ。)については第 38 条第 3 項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第 38 条第
4 項に規定する支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解
約金を払い込んだ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。
(収益分配金、償還金および一部解約金の支払い)
第38条 収益分配金は、毎計算期間終了日後 1 ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の末日
において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金にかか
る計算期間の末日以前において一部解約が行なわれた受益権にかかる受益者を除きます。また、
当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため
委託者の指定する証券会社または登録金融機関の名義で記載または記録されている受益権につ
いては原則として取得申込者とします。)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対して
は、受託者が委託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終
了日の翌営業日に、収益分配金が委託者の指定する証券会社および登録金融機関に交付されま
す。この場合、委託者の指定する証券会社および登録金融機関は、受益者に対し遅滞なく収益
分配金の再投資にかかる受益権の売付けを行ないます。当該売付けにより増加した受益権は、
第 10 条第 3 項の規定にしたがい、振替口座簿に記載または記録されます。
③ 償還金は、信託終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関
等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(信託終了日以前において一部解約が行な
われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前に設定された受益権で取
得申込代金支払前のため委託者の指定する証券会社または登録金融機関の名義で記載または記
録されている受益権については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受
益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引
き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行なうものとし、社振法の規
定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行なわれます。
④ 一部解約金(第 41 条第 4 項の一部解約の価額に当該一部解約口数を乗じて得た額をいいます。
以下同じ。)は、第 41 条第 1 項の受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として、5 営業
-7-
日目から当該受益者に支払います。
⑤ 前各項(第 2 項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委
託者の指定する証券会社または登録金融機関の営業所等において行なうものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金にかかる収益調整金は、原則として、各受益者毎の信託
時の受益権の価額等に応じて計算されるものとします。
⑦ 前項に規定する「収益調整金」は所得税法施行令第 27 条の規定によるものとし、各受益者毎の
信託時の受益権の価額と元本との差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加
重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。また、前項に規定する「各受益者毎の
信託時の受益権の価額等」とは、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追
加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。
(収益分配金および償還金の時効)
第39条 受益者が、収益分配金については第 38 条第 1 項に規定する支払開始日から 5 年間その支払いを
請求しないとき、ならびに信託終了による償還金については第 38 条第 3 項に規定する支払開始
日から 10 年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭
は、委託者に帰属します。
(受益権の買取り)
第40条 委託者の指定する証券会社および登録金融機関は、受益者から買取りの請求があるときは、1 口
単位をもって受益権を買取ります。この場合、委託者の指定する証券会社および登録金融機関
は受益者より買取った受益権を委託者に一部解約の実行を請求するものとします。
② 前項の場合の買取りの請求日が香港またはシンガポールの休業日と同日の場合は、受益権の買
取りを行わないものとします。
③ 第 1 項の場合、受益権の買取価額は、買取りの請求を受付けた日の翌営業日の基準価額から、
当該買取りに関して当該買取りを行う委託者の指定する証券会社および登録金融機関にかかる
源泉徴収税額に相当する金額を控除した価額とします。
④ 委託者の指定する証券会社および登録金融機関は、証券取引所における取引の停止、外国為替
取引の停止その他やむを得ない事情があるときは、委託者との協議に基づいて第1項による受
益権の買取りの受付けを中止することおよびすでに受け付けた買取りの実行の請求の受付を取
り消すことができます。
⑤ 委託者は前項に定める場合のほか、この信託が投資対象とするマザーファンドが投資する投資
信託証券に付されている解約制限または中国証券制度上の制約に照らし、当該投資信託証券に
対する一部解約に伴う支払い資金に不足が生ずる事態が予想される場合は、第1項による買取
りの実行の請求の受付を中止することおよびすでに受け付けた買取りの実行の請求の受付を取
り消すことができます。
⑥ 前 2 項により受益権の買取りの受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前に
行なった当日の買取りの請求を撤回できます。ただし、受益者がその買取りの請求を撤回しな
い場合には、当該受益権の買取価額は、当該受付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算
日に買取りの請求を受付けたものとして、第3項の規定に準じて算出された価額とします。
(信託契約の一部解約)
第41条 受益者(委託者の指定する証券会社および登録金融機関を含みます。以下本条において同じ。)
は、自己に帰属する受益権につき、委託者に 1 口単位の整数倍で委託者の指定する証券会社お
よび登録金融機関が認める単位をもって一部解約の実行を請求することができます。一部解約
の申込みは、委託者の指定する証券会社または登録金融機関の営業時間内において受付けます。
② 前項の規定にかかわらず、一部解約の実行の請求日が香港またはシンガポールの休業日の場合
は、一部解約の実行の請求を受付けないものとします。
③ 委託者は、第 1 項の一部解約の実行の請求を受け付けた場合には、この信託契約の一部を解約
します。なお、第 1 項の一部解約の実行の請求を行なう受益者は、その口座が開設されている
振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信託契約の一部解約を委託者が行なうのと引
き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行なうものとし、社振法
の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行なわれ
ます。
④ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求を受付けた日の翌営業日の基準価額とします。
⑤ 信託契約の一部解約に係る一部解約の実行の請求を受益者がするときは、委託者の指定する証
券会社または登録金融機関に対し、振替受益権をもって行なうものとします。
-8-
⑥
委託者は、証券取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止その他やむを得ない事情が
あるときは、第 1 項による一部解約の実行の請求の受け付けを中止することおよびすでに受け
付けた一部解約の実行の請求の受け付けを取り消すことができます。
⑦ 委託者は前項に定める場合のほか、この信託が投資対象とするマザーファンドが投資する投資
信託証券に付されている解約制限または中国証券制度上の制約に照らし、当該投資信託証券に
対する一部解約に伴う支払い資金に不足が生ずる事態が予想される場合は、第1項による一部
解約の実行の請求の受付を中止することおよびすでに受け付けた一部解約の実行の請求の受付
を取り消すことができます。
⑧ 前 2 項により一部解約の実行の請求の受け付けが中止された場合には、受益者は当該受け付け
中止以前に行なった当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部
解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受け付け中止
を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受け付けたものとして第 4
項の規定に準じて計算された価額とします。
(信託契約の解約)
第42条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、信託契約の一部解約により純資産総額が 50 億円を下回ることとなったとき、または
やむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を終
了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を
監督官庁に届け出ます。
② 委託者は前項の事項について、あらかじめ、解約しようとする旨を公告し、かつ、その旨を記
載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託契
約に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行ないません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議を述
べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
④ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超え
るときは、第 1 項の信託契約の解約をしません。
⑤ 委託者は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない旨およびその理由を公
告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。ただし、
全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行ないません。
⑥ 第 3 項から前項までの規定は、信託財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている
場合であって、第 3 項の一定期間が一月を下らずにその公告および書面の交付を行うことが困
難な場合には適用しません。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第43条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従い、信託契
約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第 47 条の規定
に従います。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第44条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、
委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託
会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 47 条第 4 項に該当する場合を除き、当該
投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業譲渡および承継に伴う取扱い)
第45条 委託者は、事業の全部又は一部の譲渡をすることがあり、これに伴い、この信託契約に関する
事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契
約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任および解任に伴う取扱い)
第46条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に背
いた場合、その他重要な事由が生じたときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任
を請求することができます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、
委託者は、第 47 条の規定にしたがい、新受託者を選任します。
-9-
②
委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させま
す。
(信託約款の変更)
第47条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することができるものとし、あらかじめ、変更しよ
うとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の変更事項のうち、その内容が重大なものについて、あらかじめ、変更しよう
とする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託約款に係る
知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託約款に係る全ての受益者に対して書
面を交付したときは、原則として、公告を行ないません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議を述
べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
④ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超え
るときは、第 1 項の信託約款の変更をしません。
⑤ 委託者は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない旨およびその理由を公
告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。ただし、
全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行ないません。
(反対者の買取請求権)
第48条 第 42 条に規定する信託契約の解約または前条に規定する信託約款の変更を行なう場合において、
第 42 条第 3 項または前条第 3 項の一定の期間内に委託者に対して異議を述べた受益者は、受託
者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取るべき旨を請求することができま
す。
(信託期間の延長)
第49条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたとき、証券取引
所等における取引の停止、市場の閉鎖もしくは流動性の極端な減少等、その他やむを得ない事
情があるときは、第 47 条の規定に従い、受託者と合意のうえ、信託期間を延長する場合があり
ます。
(公告)
第50条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(質権口記載又は記録の受益権の取り扱い)
第51条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支
払い、一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この
約款によるほか、民法その他の法令等にしたがって取り扱われます。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第52条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。
上記条項により信託契約を締結します。
平成 19 年 5 月 8 日
委託者
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
受託者
住友信託銀行株式会社
- 10 -
親投資信託 UBS中国株式マザーファンド
約款
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
親投資信託 UBS中国株式マザーファンド
―運用の基本方針―
信託約款第 15 条に基づき委託者の定める方針は、次のものとします。
1.
基本方針
この投資信託は、主として投資信託証券への投資を通じて、中国の株式に実質的に投資するものと
し、信託財産の長期的な成長を図ることを目標として運用を行ないます。
2.
運用方法
(1) 投資対象
主として、中国の株式に投資する投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証券、
もしくは投資証券または外国投資証券をいいます。)を投資対象とします。
(2) 投資態度
① 主として、中国の株式に投資する別に定める投資信託証券へ投資し、信託財産の長期的
な成長を図ることを目標として運用を行います。
② 中国の株式として、上海証券取引所(A 株および B 株)、深セン証券取引所(A 株および
B 株)および香港取引決済所の上場銘柄を含みます。ただし、上記以外の証券取引所に
上場している中国の株式(預託証書を含みます。) に実質的に投資する場合もあります。
③ 原則として為替ヘッジは行ないません。
④ 投資対象市場のバリュエーションが極端に割高となった場合、カントリー・リスクが発
生した場合などには、一時的にファンド資産の大部分を短期金融商品などの流動性資産
に投資する場合があります。
⑤ 資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
(3) 投資制限
① 株式への直接投資は行いません。
② 投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
③ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合は、原則として信託財産の純資産総額の 50%を超
えないものとします。
④ 外貨建資産への実質投資割合には、制限を設けません。
親投資信託 UBS中国株式マザーファンド
約款
(信託の種類、委託者および受託者)
第1条 この信託は、その受益権を他の投資信託の受託者に取得させることを目的とする証券投資信託
であり、ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社を委託者とし、住友信
託銀行株式会社を受託者とします。
② この信託は、信託財産に属する財産についての対抗要件に関する事項を除き、信託法(大正 11
年法律第 62 号)の適用を受けます。
(信託事務の委託)
第 1 条の2 受託者は、信託法第 26 条第 1 項に基づく信託事務の委任として、信託事務の処理の一部
について、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第 1 条第 1 項の規定による信託業務の兼
営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する
法律にて準用する信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をいいます。以下この条
において同じ。)を含みます。)と信託契約を締結し、これを委託することができます。
② 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることが
ない場合に行なうものとします。
(信託の目的および金額)
第2条 委託者は、金 2,000 億円を上限として、受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者は
これを引き受けます。
(信託金の限度額)
第3条 委託者は、受託者と合意のうえ、金 1 兆円を限度として信託金を追加することができます。
② 追加信託が行われたときは、受託者はその引受を証する書面を委託者に交付します。
③ 委託者は、受託者と合意のうえ、第 1 項の限度額を変更することができます。
(信託期間)
第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から第 35 条第 1 項、第 35 条第 2 項、第 38 条第 1 項、第 39
条第 1 項および第 41 条第 2 項の規定による信託終了の日または信託契約解約の日までとします。
(受益証券の取得申込みの勧誘の種類)
第5条 この信託に係る受益証券の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第 2 条第 3 項第 2 号イに掲げ
る場合に該当し、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 9 項第 1 号で定める適格機関投
資家私募により行われます。
(受益者)
第6条 この信託の元本および収益の受益者は、この信託の受益証券を投資対象とするユービーエス・
グローバル・アセット・マネジメント株式会社の証券投資信託の受託者である信託業務を営む
銀行とします。
(受益権の分割および再分割)
第7条 委託者は、第 2 条の規定による受益権については、2,000 億口を上限として、追加信託によって
生じた受益権については、これを追加信託のつど第 8 条第 1 項の追加口数に、それぞれ均等に
分割します。
② 委託者は、受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できます。
(追加信託金の計算方法)
第8条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に、当該追加信託に係る受益権の口数
を乗じた額とします。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券を除きます。
)
を法令および社団法人投資信託協会規則に従って時価または一部償却原価法により評価して得
た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計
算日における受益権口数で除した金額をいいます。
-1-
(信託日時の異なる受益権の内容)
第9条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより、差異を生ずることはありません。
(受益証券の発行および種類)
第10条 委託者は、第 7 条の規定により分割された受益権を表示する記名式の受益証券を発行します。
② 委託者が発行する受益証券は、1 口の整数倍の口数を表示した受益証券とします。
③ 受益者は、当該受益証券を他に譲渡することはできません。
(受益証券の発行についての受託者の認証)
第11条 委託者は、受益証券を発行するときは、その発行する受益証券がこの信託約款に適合する旨の
受託者の認証を受けなければなりません。
② 前項の認証は、受託者の代表取締役がその旨を受益証券に記載し、記名捺印することによって
行います。
(投資の対象とする資産の種類)
第12条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1. 次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第 2 条第 1
項で定めるものをいいます。以下同じ。)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(金融商品取引法第 2 条第 1 項 15 号に掲げるものを除きます。)
2. 次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
(運用の指図範囲)
第13条 委託者は信託金を、主として別に定める投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証
券、もしくは投資証券または外国投資証券)のほか、次の有価証券(金融商品取引法第 2 条第 2
項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指
図します。
1. 短期社債等(社債等の振替に関する法律第 66 条第 1 号に規定する短期社債、保険業法第
61 条の 10 第 1 項に規定する短期社債、資産の流動化に関する法律第 2 条第 8 項に規定す
る特定短期社債、商工組合中央金庫法第 33 条の 2 に規定する短期商工債、信用金庫法第
54 条の 4 第 1 項に規定する短期債、農林中央金庫法第 62 条の 2 第 1 項に規定する短期農
林債及び一般振替機関の監督に関する命令第 38 条第 2 項に規定する短期外債をいいま
す。)
2. コマーシャル・ペーパー
3. 外国または外国法人の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有す
るもの
4. 投資信託または外国投資信託の受益証券金融取引法第 2 条第 1 項第 10 号で定めるものを
いいます。)
5. 投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 11
号で定めるものをいいます。)
6. 外国法人が発行する譲渡性預金証書
なお、第 4 号の証券および第5号の証券(投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」
といいます。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第
2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用
指図することができます。
1. 預金
2. 指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除き
ます。)
3. コール・ローン
-2-
4. 手形割引市場において売買される手形
第 1 項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委
託者が運用上必要と認めるときには、委託者は、信託金を、主として前項に掲げる金融商品に
より運用することの指図ができます。
④
委託者は、法令・規則等で認められる範囲で信託金を委託者の関係会社が発行する有価証券に
より運用することを指図することができます。また、委託者は、信託金による有価証券その他
の資産の取得を委託者の関係会社から行うことを指図することができます。
(受託者の自己または利害関係人等との取引)
第14条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び
投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産
と、受託者および受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律にて準用す
る信託業法第 29 条第 2 項第 1 号に規定する利害関係人をいいます。以下本条および第 20 条に
おいて同じ。
)、第 20 条第 1 項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者
における他の信託財産との間で、第 12 条および第 13 条第 1 項ならびに第 2 項に定める資産へ
の投資を行うことができます。
② 前項の取扱いは、第 18 条、第 24 条および第 25 条における委託者の指図による取引について
も同様とします。
(運用の基本方針)
第15条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針に従って、その指図を行
います。
(同一銘柄の投資信託証券への投資制限)
第16条 委託者は、信託財産に属する同一銘柄の投資信託証券の時価総額が、信託財産の純資産総額の
100 分の 50 を超えることとなる投資の指図を行いません。
② 前項の規定にかかわらず、約款または規約においてファンド・オブ・ファンズにのみ取得され
ることが定められている投資信託証券については、信託財産の純資産総額に対する同一銘柄の
時価総額の制限を設けません。
(特別の場合の外貨建有価証券への投資制限)
第17条 外貨建有価証券(外国通貨表示の有価証券をいいます。以下同じ。)への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
(外国為替予約の指図)
第18条 委託者は、信託財産に属する外貨建資産(外貨建有価証券、外国通貨表示の預金その他の資産
をいいます。以下同じ。
)について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予
約取引の指図をすることができます。
(外貨建資産の円換算および予約為替の評価)
第19条 信託財産に属する外貨建資産の円換算は、原則としてわが国における計算日の対顧客電信売買
相場の仲値によって計算します。
② 前条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買相場
の仲値によるものとします。
(信託業務の委託等)
第20条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第 22 条第 1 項に定める信
託業務の委託をするときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人
を含みます。
)を委託先として選定します。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められ
ること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行
なう体制が整備されていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
③
-3-
②
受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適
合していることを確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務(裁量性のないものに限ります。)を、
受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利害関係人を含みます。)に委託することがで
きるものとします。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行
為に係る業務
4.受託者が行なう業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
第21条 削除
(混蔵寄託)
第22条 金融機関または証券会社(金融商品取引法第 28 条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行
なう者および外国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者をいいます。以下本条
において同じ。)から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引によ
り取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコマーシャル・ペーパーは、当該金
融機関または証券会社が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または証券会社の名義で
混蔵寄託できるものとします。
(信託財産の登記等および記載等の留保等)
第23条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をする
こととします。ただし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあり
ます。
②
前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるとき
は、速やかに登記または登録をするものとします。
③
信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に
属する旨の記載または記録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理
するものとします。ただし、受託者が認める場合は、その計算を明らかにする方法により分別
して管理することがあります。
④
動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計
算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
(有価証券売却等の指図)
第24条 委託者は、信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
(再投資の指図)
第25条 委託者は、前条の規定による売却代金、有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子
等、投資信託証券の配当金等およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。
(損益の帰属)
第26条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、全て受益者に帰属しま
す。
(受託者による資金の立替)
第27条 信託財産に属する有価証券について、借替がある場合で、委託者の申し出があるときは、受託
者は資金の立替えをすることができます。
② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、有価証券等にかかる利子等、投資信託証券の配
当金等およびその他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積もりうるものがあるとき
は、受託者がこれを立替えて信託財産に繰り入れることができます。
③ 前 2 項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこ
れを定めます。
(信託の計算期間)
第28条 この信託の計算期間は、原則として毎年 5 月 8 日から翌年 5 月 7 日とします。
-4-
②
前項にかかわらず、各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。
)が休業日のと
き、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるも
のとします。ただし、最終計算期間の終了日は、第 4 条に定める信託期間の終了日とします。
(信託財産に関する報告)
第29条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者
に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委
託者に提出します。
(信託事務の諸費用)
第30条 信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託者の立替えた立替金の利息
は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
(信託報酬)
第31条 委託者および受託者は、この信託契約に関しては信託報酬を収受しません。
(利益の留保)
第32条 信託財産から生ずる利益は、信託終了時まで信託財産中に留保し、期中には分配を行いません。
(追加信託金および一部解約金の計算処理)
第33条 追加信託金または信託契約の一部解約金は、当該金額と元本に相当する金額との差額を、追加
信託にあっては追加信託差金、信託の一部解約にあっては解約差金として処理します。
(信託の一部解約)
第34条 委託者は、受益者の請求があった場合には、この信託契約の一部を解約します。
② 解約金は、一部解約を行う日の前営業日の信託財産の純資産総額を受益権総口数で除した金額
に、当該一部解約にかかる受益権の口数を乗じた額とします。
(信託契約の解約)
第35条 委託者は、信託期間中において、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認
めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この信託契約を
解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約
しようとする旨を監督官庁に届出ます。
② 委託者は、この信託の受益証券を投資対象とすることを信託約款において定めるすべての証券
投資信託がその信託を終了させることとなる場合には、この信託契約を解約し、信託を終了さ
せます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出
ます。
③ 委託者は、前 2 項の事項について、あらかじめ、解約しようとする旨を公告し、かつ、その旨
を記載した書面をこの信託契約に係る知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信
託契約に係るすべての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
④ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議を述
べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
⑤ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超え
るときは、第 1 項の信託契約の解約をしません。
⑥ 委託者は、この信託契約の解約をしないこととしたときは、解約しない旨およびその理由を公
告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。ただし、
全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
⑦ 第 4 項から前項までの規定は、第 2 項の規定に基づいてこの信託契約を解約する場合には適用
しません。
(償還金の委託者への交付と支払いに関する受託者の免責)
第36条 受託者は信託が終了したときは、償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権
口数で除した額をいいます。以下同じ。)の全額を委託者に交付します。
② 受託者は、前項の規定により委託者に償還金を交付した後は、受益者に対する支払いにつき、
その責に任じません。
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(償還金の支払時期)
第37条 委託者は、受託者より償還金の交付を受けた後、受益証券と引換えに、当該償還金を受益者に
支払います。
(信託契約に関する監督官庁の命令)
第38条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令に従い、信託契
約を解約し信託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第 42 条の規定
にしたがいます。
(委託者の登録取消等に伴う取扱い)
第39条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、
委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁が、この信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委
託会社に引き継ぐことを命じたときは、この信託は、第 42 条第 4 項に該当する場合を除き、当
該投資信託委託会社と受託者との間において存続します。
(委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い)
第40条 委託者は、事業の全部又は一部の譲渡をすることがあり、これに伴い、この信託契約に関する
事業を譲渡することがあります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契
約に関する事業を承継させることがあります。
(受託者の辞任にまたは解任伴う取扱い)
第41条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に背
いた場合、その他重要な事由が生じたときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任
を請求することができます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、
委託者は、第 42 条の規定にしたがい、新受託者を選任します。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させま
す。
(信託約款の変更)
第42条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、
受託者と合意のうえ、この信託約款を変更することができるものとし、あらかじめ、変更しよ
うとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、前項の変更事項のうち、その内容が重大なものについて、あらかじめ、変更しよう
とする旨およびその内容を公告し、かつ、これらの事項を記載した書面をこの信託約款に係る
知られたる受益者に対して交付します。ただし、この信託約款に係るすべての受益者に対して
書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
③ 前項の公告および書面には、受益者で異議のある者は一定の期間内に委託者に対して異議を述
べるべき旨を付記します。なお、一定の期間は一月を下らないものとします。
④ 前項の一定の期間内に異議を述べた受益者の受益権の口数が受益権の総口数の二分の一を超え
るときは、第 1 項の信託約款の変更をしません。
⑤ 委託者は、当該信託約款の変更をしないこととしたときは、変更しない旨およびその理由を公
告し、かつ、これらの事項を記載した書面を知られたる受益者に対して交付します。ただし、
全ての受益者に対して書面を交付したときは、原則として、公告を行いません。
(反対者の買取請求権)
第43条 第 35 条に規定する信託契約の解約または前条に規定する信託約款の変更を行う場合において、
第 35 条第 4 項または前条第 3 項の一定の期間内に委託者に対して異議を述べた受益者は、受託
者に対し、自己の有する受益証券を、信託財産をもって買取るべき旨を請求することができま
す。
(利益相反のおそれがある場合の受益者への書面交付)
第44条 委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 13 条第1項に定める書面を交付しません。
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(運用報告書)
第45条 委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第 14 条に定める運用報告書を交付しません。
(公告)
第46条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。
(信託約款に関する疑義の取扱い)
第47条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。
上記条項により信託契約を締結します。
平成 19 年 5 月 8 日
委託者
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
受託者
住友信託銀行株式会社
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付表
運用の基本方針および約款第13条第1項に規定する「別に定める投資信託または外国投資信託の受益証
券、もしくは投資証券または外国投資証券」とは、次のものをいいます。
ルクセンブルク籍外国証券投資法人 UBS(Lux) インスティテューショナル・シキャブ II-チャイナ A オポテュニティ
形態
ルクセンブルク籍外国証券投資法人(米ドル建て)
保管会社
UBS(ルクセンブルク)エス・エイ
(UBS (Luxembourg) S.A.)
投資運用会社
UBSグローバル・アセット・マネジメント(シンガポール)リミテッド
管理事務代行会社
UBSファンド・サービシズ(ルクセンブルク)エス・エイ
UBS 中国株式(除く A 株)ファンド(適格機関投資家向け)
形態
国内証券投資信託
委託会社
ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント株式会社
受託会社
住友信託銀行株式会社
投資顧問会社
UBSグローバル・アセット・マネジメント(シンガポール)リミテッド
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