(特活)とよなか市民活動ネットきずな 11 月定例会の結果報告 2012-11-29・市民活動情報サロン 1.定例会・連絡事項、経過報告など (1) 2012年度市民活動情報サロン受託関係 ○11月のウィークリー・サロン(結果、裏面参照) ・11月8日(木) 10:30~12: 30「とよなか夢基金助成」交付団体交流会 市民活動情報サロン 内容:各団体の紹介や助成金の活用方法などについて ・11月16日(木) 14:00~16:00 地域の活動場所を訪ねて。ウィル・スペース(玉井町2-9-23 鷲埜マ ンション1F) 内容:市民活動団体の拠点や地域の居場所として開かれたスペースを訪問 (2) 「共同デスク」 ・11月29日13時~15時 会場:サロン (3) 構想研究会 ・11月21日(水) 19時00分~、会場:鷲野マンション 一人ひとりが考える「構想」について。 ・次回は、12月20日(水)19時00分~、玉井町・鷲埜マンション1階。 (4) 豊中の市民文化を支える会 ・11月13日(火)11:00~、豊中の市民文化を支える会、サロン。 ・次回は、12月5日(水) 13時30分~、サロン。 (5) 豊中まつり ・12月24日(月・祝)サンタ宅配便 午前の部10:00~14:00、午後の部16:00~20:00 ・12月 5日(水)NPO法人ラブとよネットの事務所兼コミュニティカフェ“Cocokara”のオープンニン グセレモニー (6) その他 ・(仮称)歴史を語る集い11月22日(金)14:00~16:00 大下さん(「古田史学の会」)。 次回12月14日14:00~ 2.きずなの今後について(10月定例会、10月理事会) 1.「きずな」現状と今後の方向について ・現役員の就任期間が長期化、加えて高齢化もあって、マンネリ化等の恐れがあると認識した上で、 市民活動情報サロンの受託は今年度限りとし、来年度は応募しない。 2、「きずな」の今後のあり方についての考え方 ・市民が主体的に市民公益活動を担う希望の中で発足したNPO「業界」、また、新たな市民的公益の可 能性の模索めざした「新しい公共」、共に、必ずしもその目的に沿って進んでいない現状といえる。 ・「きずな」としては、これまでの多様なネットワークを活かした「触媒」的役割を「きずな」の体力に合 わせて果たしていくと共に、自由度をもって、NPOや「新しい公共」とは何かを模索していきたい。 3.整理すべき具体的課題 ・市民活動情報サロンの引き継ぎ、豊中まつり「市民ふれあい広場」、「豊中の市民文化を支える会」市 民文化祭、「きずな」ホームページ、「ステーション事業」団体等との関係、メーリングリスト、きず な会員、会員同士の関係のあり方、共同デスク、その他 構想研、古代史研究会など 4.以上の課題を整理したうえでの「きずな」の具体化課題 ・「きずな」の新役員体制、「きずな」の所在地、事務所、今後の絆のためきずなホームページとメ ーリングリストの維持、ネットワークを維持する体制など ・平尾事務局長の入院や復帰に向けた今後の見通しときずなの活動のための維持体制。 3.スケジュール ○12月ウィークリー・サロン ・12月11日(金) 10:00~14:00 各団体の活動紹介や助成金の活用方法などについて意見交換 ○きずなの会議等 ・北摂市民活動センター交流会=12月2日(日)14時~ 国流会議室 6市7団体18人 ・拡大事務局会議=12月5日(水) 13:30~ サロン ・定例会=12月19日(水) 19:00~ 忘年会を兼ねて。会場:鷲埜マンション (記録)11月のウイークリーサロンの結果概要 ◆市民活動交流サロン 「とよなか夢基金助成」交付団体交流会 平成22年度から24年度の「とよなか夢基金」を活用して事業を行った団体をゲストに活動紹介や意見交換。 進行はコミュニティ政策室が担当 1.参加者自己紹介後、趣旨説明。 2.2つのグループに分かれて活動紹介や意見交換を行った。 Aグループ:NPO法人とよなか市民活動ネットきずな、シヴィック ジャズ コミュニティ、NPO法人関西シ ャンソン協会、アマウタぶんか倶楽部 ○意見・感想 ・音楽発表の場が失われていく中で、曽根にできる新しい施設は重要な役割を担っている。 ・ただ、千里中央に比べて曽根は人が集まらない場所なので、わざわざお客さんが足を運んでくれないと いけない。人集めが大変である。 ・豊中市内で音楽活動をしている人であっても、市内でどのような音楽イベントが行われているかは意外 に知らないことが多い。豊中市が今年作った「音楽月間チラシ」はどのようなイベントがいつどこで行 われるかが一覧でわかるので、ニーズがあると思う。定期的に発行して欲しい。 ・このような機会はあまりないので、とても良かった。今後も続けて欲しい。 ・チケットやホールのこと、助成金のことなどが聞けて勉強になった。 ・せっかくなので、それぞれのチラシを交換し合い、お互いのイベント時に置くことにしたい。 Bグループ:天竺のはらっぱであそぼう会、蛍池・遊びのプロジェクト、SMILE編集部、 ○意見交換 ・夫は仕事をやめてから活動を理解してくれるようになった。 ・グループ単独では活動の継続は厳しいが、いざというときに連絡をとれる関係づくりができていると継続でき る。校区福祉や学校など。 ◆地域の活動場所を訪ねて 今回はウィル・スペース(玉井町2-9-23 鷲埜マンション1F)を訪ね、開設までの経緯や現状をお聞きし、意見 交換した。 1. 参加者自己紹介後、趣旨説明。 2. 開設者の東千鶴子さんは40年以上豊中の障害者支援活動に取り組んでこられた方で、現在はNPO法人であい の郷市民委員会の理事長である。ウィルスペースは現在は契約上は個人で借りて市民に提供する形をとって いるが、市民活動の延長としてこのスペースがあるということで、東さんの障害者活動の歴史を振り返る形 で、開設までの経緯を語っていただいた。 ○40年前、障害のある娘を養護学校ではなく、地域の学校に通学させる運動にかかわった。娘は「ひろがり学 級(地域の学校の中の重度障害児学級) 」の第1期生。 「就学免除」 「養護学校通学」など、障害者を地域や地 域の小学校から離すのではなく、だれもが当たり前に地域の学校に入学する、その当たり前のことを実現し たくて活動してきた。これは成人した障害のある人たちが、自分が住みたい環境で当たり前に働き、暮らす、 ということをミッションとするであいの郷の活動につながっている。 ○とにかく人が集まるのが好き、料理が好き、で、いろんなことをしているうちに声がかかり、市会議員に立 候補し3期努めた。並行して安心安全な食べ物を提供したいと、無農薬野菜や有機米の販売を障害者運動の仲 間と手掛けてきた。その収益を積み立てたお金をもとに「NPO法人であいの郷市民委員会」を設立、ヘルパ ー派遣、グループホーム・ケアホーム運営事業を行っている。 ○障害者問題をライフワークとしてこれまで活動してきたが、誰もが地域で集える場所、ほっとする場所がほ しい、とウィルスペースを開いた。産直野菜の販売を行っているが、障害のある人の就労の場として、賃金 を払っていける活動にしたい。現在は個人契約だが、理事長をしているNPO法人であいの郷市民委員会の事 業として“相談支援事業”を始めることになり、契約を団体に変え、このスペースを使おうと思っている。 地域の人や市民活動の拠点として多くの市民に活用してほしいと願っている。 ○ひろがり学級に関して 全国に先駆け先進事例として注目もされてきた「ひろがり学級」の理念が豊中では後退している。2013年は ひろがり学級40周年にあたり、記念イベントを計画している。過去を振り返るのではなく、これを機にもう 一度新たな取り組みの出発点として認識する場にしたい。
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