大阪市幼保連携型認定こども園設置・運営法人 (平成 27 年 4 月開設予定) 募 集 要 項 ※ 平成26年4月24日一部修正 ※募集期間の延長について【平成 26 年 5 月 12 日付】 西淀川区、東淀川区での募集については応募がなかっ たため、当該区のみ募集期間を延長します。 延長期間については、本募集要項内に記載していま す。 平成 26 年 2 月 大阪市こども青少年局 【本募集に関する問合せ先】 大阪市北区中之島1丁目3番20号 大阪市役所2階 こども青少年局保育施策部保育企画課 TEL:06−6208−8041 FAX:06−6202−6963 1 募集の趣旨 「認定こども園」とは、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に 関する法律」 (平成 18 年6月 15 日法律第 77 号、施行日同年 10 月1日)により位置づけら れた、就学前の幼児教育・保育機能及び地域における子育て支援機能を併せ持つ施設です。 大阪市では、教育及び保育並びに子育て支援の総合的な提供を推進するとともに、地域の 保育ニーズに対応するため、平成27年4月に開設する幼保連携型認定こども園(以下「園」 という。)を設置・運営する法人を以下のとおり募集します。 2 募集にあたっての留意事項 (1) 本募集により、設置・運営法人候補者として選定された場合は、新たな「幼保連携型認定こ ども園」の認可基準及び運営基準が適用されます。 (2)新たな「幼保連携型認定こども園」について(平成 27 年度から) 子ども・子育て支援新制度における新たな「幼保連携型認定こども園」については、「学校 及び児童福祉施設としての法的位置付けを持つ単一の施設」として認可されます。 平成 27 年 4 月から認可権限は大阪市となる予定です。 認可基準は、現在、国の子ども・子育て会議において検討されているところであり、今後示 される国の政省令を踏まえ、大阪市が条例で定める予定です。 本募集については、平成 27 年 4 月 1 日に開所する新たな「幼保連携型認定こども園」にお ける保育所機能部分の整備事業を対象としますので、新たな認可基準による整備を計画して いただくことになります。但し、公募開始時点において、国から政省令が示されていないため、 現行の幼保連携型認定こども園の認可基準や国の検討状況等を参考にして計画してください。 国からの政省令により認可基準が示され、大阪市の条例が制定された場合は、応募書類 の受付後、あるいは設置運営法人の決定後であっても事業計画の変更が必要になる場合があ りますのでご了承ください。 3 募集地域・件数等 ○西淀川区、東淀川区のみ募集期間を延長します。その他の区の募集は終了しました。 募集する行政区、件数及び幼保連携型認定こども園における0才∼2才の保育を必要とす る児童の定員は次のとおりです。 行政区名 件数 募集定員(保育を必要とする 0 才∼2 才) 西淀川区 1 30人 東淀川区 1 30人 阿倍野区 1 30人 住之江区 1 30人 東住吉区 1 30人 ※認定こども園の保育所部分の整備に係る補助金は、募集定員 30 人を基準として補助金 額を算定します。 ※応募可能な定員は最大 36 人までとしますが、最大定員を上回って応募する場合は担当 1 者までご相談ください。 4 応募資格 大阪市内において、学校教育法第4条第1項第3号の規定により認可された幼稚園(以下 「幼稚園」という。)を3年以上運営しており、当該幼稚園を今後も継続して運営する学校 法人及び宗教法人(以下「法人」という。 )とします。 5 応募条件(参考) ◆幼稚園から新たな幼保連携型認定こども園に移行する場合の認可基準は、現時点で未定 のため、平成 25 年度に公募した幼保連携型認定こども園の基準を参考に掲載します。 (1) 保育所にかかる条件について 保育所は、関係法令及び「大阪市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条 例(平成24年大阪市条例第49号) 」に基づき適正に運営を図るとともに、大阪市ほか 関係機関の指示・指導内容を遵守し、かつ次の条件を満たすこと。 ① 定員 ・ 「3 募集地域・件数等」の私立認定保育所の定員とすること。 ・対象児童は保育に欠ける0歳児(概ね生後6か月)から2歳児までとすること。 ・0歳児の定員は3人以上とすること。 ・年齢別定員数の構成は、0歳児≦1歳児≦2歳児の定員数とすること。 ② 開所時間 開所時間は、1日につき11時間を原則とし、保護者の就労時間その他の家庭の状況 等を考慮して定めること。 ③ 保育所の開所日 日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日及び12月29日から翌年の1月 3日までの日を除く毎日 ④ 保育料 ・大阪市が所管する保育所の保育料の額に準じること。 ※平成 27 年 4 月からは、大阪市の保育料基準が適用される予定です。 ・保育料徴収は、園の運営法人が行うこととします。 ⑤ 施設長予定者 ・児童福祉施設又は幼稚園での保育実務経験を有すること。 ※保育実務経験は 2 年以上が望ましい (園の長が兼務することができる。 ) ※新たな基準において、園は単一施設となるため、保育所施設長の配置は想定されてい ません。 ⑥ 保育内容 ・入所児童の健全な育成に最適な保育環境を確保するとともに、厚生労働省が定めた「保 育所保育指針」に基づいて保育を実施すること。 2 ・区保健福祉センターの要請に応じて、障害児保育事業を実施すること。 ⑦ 研修の実施 ・業務に従事する職員の資質向上を図るため、保育等に関する必要な研修を行うこと。 また、本市が実施する民間保育所職員を対象とする研修に参加すること。 ⑧ 給食 ・主食、副食ともに提供すること(完全給食) 。また、自園調理し提供すること。 ・離乳食やアレルギー食等、配慮を要する児童の対応食など、個々に配慮した「食」の 提供を行うこと。 ⑨ その他 ・認定こども園の申込み及び入所決定にあたっては、所在の区保健福祉センターと連携 をはかること。 ※平成 27 年 4 月以降の保育を必要とする児童の募集及び入所決定については区保健福 祉センターで行う予定です。 ・共同購入する帽子、スモック等については最小限のものとし、その他の費用徴収はし ないこと。 ・入所(予定)児童の保護者に対して、協力金等の名目による金品の徴収、寄付金の強 要等はしないこと。 (2) 幼稚園にかかる条件について ① 幼稚園は、 「大阪府私立幼稚園の設置認可等に関する審査基準」を遵守し、対象児童 は、3歳児から5歳児とすること。 ② 幼稚園の3歳児の募集にあたっては、保育所から進級する2歳児の児童数を定員か ら差引いて募集すること。 ③ 3歳児以上で保育に欠ける児童については、幼稚園において保育所と同様に長期休業 することなく保育を実施し、開所時間は1日につき11時間を原則とし、保護者の労働 時間その他の家庭の状況等を考慮して定めること。 (3) 認定こども園にかかる条件について ① 法人が運営する幼稚園の同一敷地内において園を整備し、運営すること。 ただし、大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例第8条及び大阪府認定こども 園の認定に関する審査基準第7条で規定する要件を満たす場合は、同一行政区に限り 0歳から2歳児の保育所と3歳から5歳児の幼稚園を別敷地とすることも可能です。 ※但し書きについては、新たな基準では幼稚園から幼保連携型認定こども園に移行にあ たっての特例となる見込みであるが、この特例を適用して認可しても、将来、新たな基準 に適合する努力義務が生じる可能性があるため、原則どおりの整備を計画してください。 ② 法人は、園の整備にあたり、 「大阪府私立幼稚園の設置認可等に関する審査基準」 、 「大 阪市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成24年大阪市条例 第49号」 、 「大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例(平成18年大阪府条例 第88号) 」及び「大阪府認定こども園の認定に関する審査基準」を遵守すること。 ③ 大阪府知事から園の認定を受けて開設すること。 3 ※平成 27 年 4 月から認可権限は大阪市となる予定です。 ④ 園の施設長予定者は、原則として、 「幼稚園の園長」又は「保育所の所長」として3 年以上従事した実績があること。 (大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例第7 条及び大阪府認定こども園の認定に関する審査基準第6条で規定する要件を満たして いること。なお、認定こども園の施設長と保育所の施設長又は幼稚園の施設長を兼務 することができる。 ) ※新たな基準において、園は単一施設となるため保育所施設長及び幼稚園施設長の配置 は想定されていません。 ⑤ 法人代表者は、幼児教育・児童福祉に対する高い理念を持ち、大阪市の幼児教育及 び保育をよく理解し、大阪市の関連施策にも積極的に協力すること。 ⑥ 園の運営にあたっては、保護者をはじめ地域に開かれた認定こども園をめざし、利 用者に選択される魅力ある認定こども園づくりに取り組むこと。 6 保育所整備費及び保育所運営費の補助等 (1) 保育所整備費 ① 保育所整備費については、 「大阪市民間保育所整備費補助要綱」に基づいて補助します。 ただし、設置主体が宗教法人の場合は、安心こども基金を活用した補助金の対象外の ため、保育所整備補助金の交付申請を受け付けることはできません。 また、P.1 の「3募集地域、件数等」の表にある定員人数分の補助金しか交付できま せん。このため、例えば 30 人の募集に対して、31 人以上の定員で応募されても、30 人 を基準として補助金額を算定します。 総事業費により補助金額は異なります。下記により算出をお願いします。 99,954,250円(平成 26 年整備補助基準額)+ 総工事費の 5% で算出さ れた額と実際に係った費用と低い方を基準額として、基準額の3/4が交付されます。 ② 補助金は、平成 27 年 3 月末までに保育所機能の整備が完了し、平成 27 年 4 月 1 日に 大阪市長から認定こども園の認可を受け、 平成 27 年 4 月 1 日に開設した後に交付します。 ③ 補助金は自己所有の物件の建設及び改修が対象になります。 (2) 保育所運営費 ※平成 27 年 4 月の新制度移行に伴い変更される場合があります。 ① 厚生労働省が定めるもの 保育所運営費相当額(民間施設給与等改善費加算額相当分等を含む)とします。 ② 大阪市が定めるもの 「大阪市民間保育所運営補助金交付要綱」に基づく補助金等とします。 7 欠格事項 大阪市契約関係暴力団等排除措置要綱別表各号に掲げる次のいずれかに該当する法人は、 選定を受けることができません。 4 (1) 応募者又はその役員等が、暴力団員であると認められるとき (2) 応募者又はその役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第 三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしていると認め られるとき (3) 応募者又はその役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、金銭、物品その他の財産上 の利益を不当に与えたと認められるとき (4) 応募者又はその役員等が、暴力団又は暴力団員と飲食や旅行を共にするなど、社会的 に非難されるべき関係を有していると認められるとき (5) 応募者又はその役員等が、下請契約、資材、原材料の購入契約又はそのほかの契約に 当たり、その契約相手方の入札参加資格の有無にかかわらず、上記(1)から(4)に該当す る者であることを知りながら、当該契約を締結したと認められるとき 8 失格事項 次の各号のいずれかに該当する場合は、法人選定の対象から除外します。 (1) 選定審査に関する不当な要求等を申し入れた場合 (2) 提出書類に虚偽の記載があった場合 (3) 提出書類の記載内容に齟齬があった場合 (4) この要項に違反又は著しく逸脱した場合 (5) その他不正行為があった場合 9 応募手続き (1)募集要項の配布 ① 配布期間 平成26年2月24日(月)から平成26年5月2日(金)まで ○西淀川区、東淀川区については平成26年5月30日(金)まで延長します。 午前9時から午後5時30分まで ただし、土曜日、日曜日、祝休日を除く ② 配布場所 大阪市こども青少年局保育施策部保育企画課 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階) (2)応募相談について ① 相談期間 平成26年5月22日(木)まで ○西淀川区、東淀川区については平成26年6月5日(木)まで延長します。 応募相談については前日までに必ず電話にて、相談内容、人数、日時等の予約をして ください。なお、内容によっては回答できない場合もありますのでご了承ください (3)質問について 質問がある場合は、「質問票」を平成26年5月9日(金)午後5時までに、FAXによ り送付してください。なお、質問及びそれに対する回答は、随時ホームページにて公表 します。 (4)応募にかかる事前登録について 5 ① 事前登録 応募する場合は、事前登録書に必要事項を記載のうえ、事前登録を行って下さい。事 前登録をしていない法人は、受付期間内に応募書類を持参しても受付をしません。 ② 事前登録受付期間 平成26年2月24日(月)から平成26年5月2日(金)まで ただし、土曜日、日曜日、祝休日を除く 午前9時から午後5時30分まで 事前登録の提出は原則持参としますが、郵送する場合は書留郵便に限ることとし、平 成26年5月2日(金)必着とします。 ○西淀川区、東淀川区については平成26年5月30日(金)まで延長します。 ③ 受付場所 〒530−8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号 大阪市役所2階 こども青少年局保育施策部保育企画課 ④ 申込登録にあたって事前登録書以外で持参する資料(1部) ア 法人印鑑証明書(原本) (5) 応募の受付期間と場所 ① 受付期間 平成26年5月19日(月)から平成26年5月22日(木)まで ○西淀川区、東淀川区については平成26年6月5日(木)まで延長します。 午前9時から午後5時30分まで ただし、土曜日、日曜日、祝休日を除く 応募書類の提出は持参に限るものとし、郵送等は不可とします。 ② 受付場所 大阪市北区中之島1丁目3番20号 大阪市役所2階 こども青少年局保育施策部保育企画課 (6) 応募書類(応募書類は正本1部、写し 7 部とします。なお、応募書類については、1 部ずつA4ファイルに綴じてください。 ) ① 法人に関する書類 ア 幼保連携型認定こども園設置・運営法人応募申請書(様式第1号) イ 寄附行為又は規則の写し ウ 登記事項証明書又は法人登記簿謄本及び法人印鑑証明書 エ 納税証明書(市民税、法人税、法人事業税、消費税及び地方消費税について未納の 税額がないことの証明)ただし、法人に税負担が発生していないことにより、納税 証明書が提出できない場合は、その旨記載し、法人代表者印を押印した申出書をも って替えることができる。 オ 直近の事業経営実績(収支計算書,貸借対照表等)(様式第2号) カ 財産目録(様式自由) 6 キ 法人代表者、法人役員、認定こども園施設長予定者の履歴書等、教諭免許状・保 育士資格証(写)等 (様式第3号の1、様式第3号の2、様式第3号の3) ク 法人役員名簿(様式第4号) ケ 法人の財務監査報告等資料(監査を受けている場合) コ 職員の給与に関する規程 上記以外にも書類の提出を求めることがあります。 ② 認定こども園の運営に関する書類 ア 運営事業計画書(様式第5号) イ 職員配置の考え方(様式第5号別添1) ウ 主な行事予定、保育の考え方(様式第5号別添2) エ 給食における考えと子どもの健康及び安全確保計画書(様式第5号別添3) オ 運営事業に関する収支予算書(様式第6号の1及び第6号の2) ③ 認定こども園の施設整備に関する書類 ア 保育所整備計画書(様式第7号) イ 整備前の施設の現況図(平面図)(ただし、既存施設を改修する場合に限る) ウ 建築確認検査済証(ただし、既存施設を改修する場合に限る) エ 耐震性があることを証明する書類(ただし、昭和56年5月31日以前に建築さ れた既存施設を改修する場合に限る) オ 保育所整備計画及び保育室等の面積がわかる図面(平面図、立面図等) カ 整備予定地付近見取り図 キ 工事費、設計監理費等の見積もり ク 整備にかかる法人負担額の財源を示す書類(様式自由:参考様式あり) ケ 保育所整備資金に関する収支予算書(様式第8号) ④ 既設の幼稚園に関する書類 ア 既設の幼稚園の状況(様式第9号)及び資料(パンフレット、園則、昨年度の募集案内等) イ 教育評価及びそれ以外の職員の質向上の取組資料(様式自由) ウ 通常時の安全管理の具体的取り組みの資料(様式自由) エ 非常時(災害事故等)の安全管理の取り組みの資料(様式自由) オ 個人情報保護の取り組みの資料(様式自由) カ 苦情処理に関する取り組みの資料(様式自由) キ こどもの虐待防止もしくは防止についての取り組みの資料(様式自由) 10 応募費用 応募に関する一切の費用は応募法人の負担とします。 11 設置・運営法人候補者の選定 (1) 設置・運営法人候補者の選定及びその適格性の審査は、大阪市幼保連携型認定こども園 及び認可保育所設置運営法人選定会議(以下「選定会議」という。)で行います。 7 (2) 応募法人について、書類審査、園を整備する幼稚園の実地調査、面接の各段階を経て、 総合的に審査します。 (3) ただし、行政区での募集件数と応募法人が同数以下の場合は、設置・運営法人候補者と しての適格性を審査します。 (4) 審査については、審査基準に基づき評価します。なお、審査にあたって、「(1)法人の 状況」、 「(2)事業計画」 、 「(3)既存の幼稚園の状況」の各項目において全て50%以上、 かつ合計点数が60%以上を獲得することを選定条件とします。 (5) 設置・運営法人候補者は、選定会議からの選定結果を受け、本市が決定します。 審査基準表 項 目 審 査 内 容 配 点 ①理事等の役員構成(役員人数要件等) (1) ②法人の理念や施設開設の考え、意欲 法人の ③良好な法人運営を行うにあたっての取組 状 ④法人の人材育成に関する考え 況 20 ⑤法人会計決算状況 ①運営事業計画書・認定こども園運営にあたっての考え方 ②保育・教育内容についての考え方 ③主な行事予定 ④給食(食育)に対する取組み ⑤園児の健康管理に対する考え方、疾病等園児の異常に対する対応 (2) ⑥入園児童の選考方法 事業 ⑦保育所整備内容について 計画 ⑧収支計画 52 ⑨資金計画 ⑩職員体制の考え方 ⑪子育て支援事業について ⑫地域及び関係機関との連携に関する取組 ⑬利用料金についての考え方 (3) ①現在運営している施設の状況(会計) 既設の ②現在運営している施設の状況(職員配置) の幼稚園 ③現在運営している施設の状況(実施事業) の状況 ④施設、職員の質向上に向けた取組 28 ⑤通常時の安全管理の取組 ⑥非常時(災害、事故等)の安全管理の取組 ⑦虐待への対応及び苦情処理等 合 計 100 8 12 設置・運営法人候補者の選定結果について 選定結果は、応募法人に通知するとともに、大阪市こども青少年局ホームページに掲載します。 13 設置・運営法人候補者決定後の手続き 設置・運営法人候補者は、平成27年4月1日に園を開所するため、次の承認・認可・認定 を受ける必要があります。 (1) 平成27年3月31日までに、運営している幼稚園の収容定員減に係る園則変更にかか る大阪府の承認(学校法人による保育所設置運営については寄付行為変更にかかる大阪府の 承認が別途必要になります。) (2) 平成27年4月1日に、認定こども園にかかる大阪市の認可 ※このほかにも手続きが必要となる場合があります。 14 認定こども園開所までのおもなスケジュール(予定) ○西淀川区、東淀川区の募集期間は次の通り延長します。 内 容 配布期間 募集にかかる説明会 応募相談受付期間 事前登録受付期間 応募受付期間 選定会議による設置・運営法人候補者 の選定期間 日 程 平成 26 年 2 月 24 日(月)∼平成 26 年 5 月 2 日(金) 平成 26 年 5 月 30 日(金)まで延長 平成 26 年 2 月 24 日(月) 平成 26 年 2 月 25 日(火)∼平成 26 年 5 月 22 日(木) 平成 26 年 6 月 5 日(木)まで延長 平成 26 年 2 月 24 日(月)∼平成 26 年 5 月 2 日(金) 平成 26 年 5 月 30 日(金)まで延長 平成 26 年 5 月 19 日(月)∼平成 26 年 5 月 22 日(木) 平成 26 年 6 月 5 日(木)まで延長 平成 26 年 6 月 設置・運営法人の選定結果の公表 平成 26 年 6 月末頃 大阪市整備補助金交付申請手続 平成 26 年 7 月下旬ごろに申請 保育所整備に係る改修工事の竣工 平成 27 年 3 月中旬までに改修工事竣工 大阪市への認定こども園の認可申請に 係る協議 平成 26 年 10 月∼平成 27 年 3 月 大阪府知事による幼稚園の廃止に係る 認可手続き(大阪府知事による学校法人の寄 平成 27 年 1 月∼平成 27 年 3 月 附行為変更の認可手続き) 大阪市による認定こども園の認可 平成 27 年 4 月 1 日に認可を受けること 認定こども園開所(予定日) 平成 27 年 4 月 1 日 9 14 その他 (1) 建築基準法等の関係法令、通知などを遵守し、多様化する教育・保育ニーズへの柔軟か つ迅速な対応が可能な園を整備し、大阪市の選定を受けた法人自らが運営すること。 (2) 設置・運営法人候補者となった法人は、園の整備にあたり、当該幼稚園に通園する児童 の保護者の理解を得るよう努めるとともに、近隣への日照・騒音等の環境面に配慮すること とし、設置・運営法人候補者の責任において誠意を持って対応すること。 (3) 提出された応募書類は返却しません。なお、 「大阪市情報公開条例」第7条に規定する「非 公開情報」を除き公開することがあります。 (4)本募集については、平成 27 年 4 月 1 日に開所する新たな「幼保連携型認定こども園」に おける保育所機能部分の整備事業を対象としますので、新たな認可基準による整備を計画し ていただくことになります。但し、公募開始時点において、国から政省令が示されていない ため、現行の幼保連携型認定こども園の認可基準や国の検討状況等を参考にして計画してく ださい。 なお、国からの政省令により認可基準が示され、大阪市の条例が制定された場合は、応募 書類の受付後、あるいは設置運営法人の決定後であっても事業計画の変更が必要になる場合 がありますのでご了承ください。 【参考】 国の新制度に関する情報は内閣府ホームページからご確認ください http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/kodomo_kosodate/index.html 大阪市の新制度に関する情報は大阪市ホームページからご確認ください http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000243575.html 10 参考1:公募に係るQ&A Ⅰ ※回答内容は現行制度によるものです。 補助金関係 質問1:整備補助金の算定方法について 回答1:要綱別表の基準額に設計料加算、保育所開設準備費加算を加えて補助基準額を算出し、こ の補助基準額と補助対象経費と比較して少ない方の額を補助基本額とし、これの 3/4 を補助し ます。 [例:30人の施設を整備するケース] 基準額 + (90,200 千円) 設計料加算 + 保育所開設準備費加算 = 補助基準額 (補助対象経費の5%)(増加定員×保育単価3歳児/2) 補助基準額 > 補助対象経費 = 補助対象経費(補助基本額)の3/4が補助金額 補助基準額 < 補助対象経費 = 補助基準額(補助基本額)の3/4が補助金額 ※平成 24 年度は、約 4 千万円∼8 千万円/園の補助金を交付決定。 (参考:大阪市民間保育所整備費補助要綱の基準額) 定員 基準額(千円) 定員 21 人∼30 人 90,200 質問2:保育所整備資金でいう「大型遊具」 (様式8)に価格や大きさの基準はありますか? 仮に大型遊具設置費が0円であっても補助金額に違いがありますか? 回答2:大型遊具は、50万円以上ならば、補助対象経費に算入することができます。この場合、 整備補助金は、工事費+設計監理費+大型遊具設置費の合計の3/4と補助金額表の金額と 比較して低い方となっています。 質問3:3歳児以上の幼稚園は、運営費補助の対象となるのでしょうか? 回答3:運営費補助が、保育所運営費のことであるならば、支弁されるのは0∼2歳児の保育所部 分のみで、3歳児以上の幼稚園部分は、保育所運営費の対象とはなりません。 なお、幼稚園部分は、これまでと同様、大阪府の私学助成の対象とはなります。 学校法人立幼稚園と宗教法人立幼稚園のいずれにおいても、取り扱いは変わりません。 質問4:宗教法人立の幼稚園が応募した場合、施設整備費が支弁されないと記載されていますが、 認定保育所部分の運営費の支払いはどうなるのでしょうか? 回答4:宗教法人は、安心こども基金の対象外であるため、整備補助はありません。 なお、保育所部分の保育所運営費は、学校法人立幼稚園と宗教法人立幼稚園のいずれにお いても、取り扱いは変わりません。厚生労働省が定める基準のとおり支弁されます。 11 Ⅱ 職員関係 質問1:配置基準に加えて、予備保育士の配置は必要ですか? 回答1:保育所運営費に含まれる人件費には、 「定員90人以下の施設の場合は、定数のほか1人を 加算する」とされており、今回は保育所部分の定員を30人としているので、予備保育士 を1人配置していただく必要があります。 質問2:募集において示されている定員と保育士の配置基準との関係で、ほとんどの場合において、 保育士の必要数が整数とならないのですが、この場合どう配置を考えれば良いのか? 回答2:保育士の必要配置数に関する計算については、次の手順で行います。 (1)各年齢の定員を配置基準に基づき計算を行い、その数に小数点以下が発生した場合は、小 数点第2位以下を切捨てる。 (2)(1)において算出した数字を合計し、予備保育士1人を加えた後に小数点第1位を四捨五 入する。 (3)(1)(2)において算出した数字が、必要保育士数となります。 (例)定員30人の場合 定員 保育士配置基準 計算上の 必要保育士数 必要保育士数 0歳児 1歳児 2歳児 予備 合計 3人 12人 15人 ― 30人 3:1 6:1 6:1 ― 1人 2人 2.5人 1人 6.5人 ― ― ― ― 7人 この場合、必要な保育士数は7人となります。 なお、この他に、実施する事業内容により加配が必要な場合があります。 質問3:認定こども園施設長は、理事長職でも良いのか。 回答3: 募集要項において、 「(3) 認定こども園にかかる条件について ④ 園の施設長予定者は、 原則として、「幼稚園の園長」又は「保育所の所長」として3年以上従事した実績があるこ と。(大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例第7条及び大阪府認定こども園の認定 に関する審査基準第6条で規定する要件を満たしていること。(以下略))」としており、こ れに該当する方であれば、認定こども園施設長予定者とすることに、問題はありません。 質問4:保育所・幼稚園・こども園 全ての施設長を一人で兼任することはできますか? 回答4:全ての施設長としての要件を満たす方であれば、兼任することはできます。ただし、保育 所の施設長が他の施設の施設長を兼務した場合は、所長設置単価が適用されません。 12 Ⅲ 施設関係 質問1:屋外遊戯場の面積は、どれだけ必要なのか? 回答1:大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例第十二条に規定されているとおりです。 (大阪府認定こども園の基準に関する条例) (抄) (屋外遊戯場) 第十二条 屋外遊戯場の面積は、次に掲げる基準を満たさなければならない。 一 満二歳以上の子ども一人につき三・三平方メートル以上であること。 二 次の表の上欄に掲げる区分に応じ、それぞれ同表の下欄に定める面積に、満二 歳以上満三歳に満たない子どもについて前号の規定により算定した面積を加えた面 積以上であること。 区分 面 積 (平 方 メ ー ト ル ) 二学級以下 学級数から一を減じた数に三十を乗じた数に三百三十を加えて得 た数 三学級以上 学級数から三を減じた数に八十を乗じた数に四百を加えて得た数 2 前 項 の 規 定 に か か わ ら ず 、既 存 施 設 が 幼 保 連 携 型 認 定 こ ど も 園 、保 育 所 型 認 定 こ ども園又は認可外施設型認定こども園の認定を受ける場合であって同項第一号の 基準を満たすときは、同項第二号の基準を満たすことを要さず、既存施設が幼保 連携型認定こども園又は幼稚園型認定こども園の認定を受ける場合であって同号 の基準を満たすときは、同項第一号の基準を満たすことを要しない。 3 屋 外 遊 戯 場 は 、認 定 こ ど も 園 の 用 に 供 さ れ る 建 物 と 同 一 の 又 は 隣 接 す る 敷 地 内 に なければならない。ただし、幼保連携型認定こども園、保育所型認定こども園又 は認可外施設型認定こども園にあっては、屋外遊戯場を、次に掲げる要件を満た す当該認定こども園の付近にある適当な場所に代えることができる。 一 子どもが安全に利用できること。 二 利用時間を日常的に確保できること。 三 子どもに対する教育及び保育の適切な提供が可能であること。 四 前二項に規定する屋外遊戯場の面積に係る基準を満たすこと。 Ⅳ 選定関係 質問1:選定会議の委員構成を教えてください。 回答1:児童福祉、または幼児教育の学識経験者(大学教授等) 、公認会計士、弁護士で構成してお ります。 質問2:選定に要する期間が長すぎる、詳しい流れや日程を教えてください。 回答2:選定に関する流れについては、募集要項に記載しているとおり、書類審査、園を整備する 幼稚園の実地調査、面接を経て選定を行います。 募集件数が5件ですが、応募件数が予測できないことから、2カ月の選定期間をとって おります。また、日程に関して、応募件数によって変わるため、詳しい日程についてはお 答えできません。 13 Ⅴ その他 質問1:保育所から幼稚園に進級する場合、選考基準を設けて進級に一定の基準を設けてはいけま せんか? 回答1:募集要項で、幼稚園の3歳児の募集の際に、進級する2歳児の児童数をあらかじめ差引い て募集することとしており、基準を設けて進級できなくなる取扱とすることはできません。 あらかじめ大阪市の保育所一斉入所の受付期間までに、保護者の意向を確認し、進級もしく は転園の手続きを行ってください。転園の手続きでは、区保健福祉センターとの調整が必要 となります。 (参考) (大阪府認定こども園の認定の基準に関する条例) (抄) (定義) 第二条 2 (略) (略) 一(略) イ (略) ロ 当該施設を構成する保育所に入所していた子どもを引き続き当該施 設を構成する幼稚園に入園させて一貫した教育及び保育を行うこと。 質問2:保育所で幼稚園児の延長保育をすることができますか。 (平日の夕方、幼稚園の休園日、長期休暇中など) 回答2:認定保育所で、同じ認定こども園を構成する幼稚園の幼稚園児を保育することは可能です が、この場合、保育室設備の最低基準及び職員配置基準を満たしていただく必要があります。 質問3:保育所の入所児童の選考は、どのように考えれば良いか。 (入所申込の先着順や 3 歳児以降 は幼稚園に入園する意向のある児童を優先できるのか。 ) 回答2:認定こども園の保育所であっても、児童の入所については、本市の民間認可保育所と同様 に保育に欠ける要件の高い児童が入所できることが必要となります。このため、本市の入所 選考基準に準じて選考し、保育に欠ける要件が高い児童を入所させて下さい。 (参考4:大阪市保育所入所に関する事務取扱要綱) 14 メ モ 15 16
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