KeySYNCスタートアップ(応用編) - 魚津システム

スタートアップマニュアル
応用編
株式会社 魚津システム
DOC-V1.0.1/20130308
○目次
○KeySYNCのご紹介
…4
○データベースと連携させる
…5
①Excelでデータベースを作成する
…7
②配置する画像ファイルを準備する
…8
③InDesignを起動して準備する
…9
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
…10
⑤文字列を生成する
…17
⑥オブジェクトライブラリを作成する
…19
⑦KeySYNCを使ったライブラリ配置
…22
⑧表形式のInDesignドキュメントを作る
…25
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
…34
2
○KeySYNCのご紹介
本書はスタートアップマニュアル 応用編です。
KeySYNCは今までの自動組版プラグインとは違い、だれでも簡単にデータベースと連携させた
InDesignドキュメントを作成できるプラグインです。
本プラグインを活用することにより今まで不可能だった完全に自由レイアウトによるデータベース
連携が可能になり、大幅に業務の効率化が可能となります。デザインが複雑過ぎてデータベースの
活用をあきらめてしまったデータなどがございましたら、是非KeySYNCで再度活用をご検討下さい。
必ずやお力になれる事と思います。
本書でのご紹介の上での作業環境をご説明致します。
・OS:
・HOST:
Windows XP
InDesign CS4/CS5
を使用しております。その他のバージョンをお使いの方は、随時読み替えて御覧下さい。
4
データベースと連携させる
○キー設定
KeySYNCではInDesignドキュメント上の「テキストフレーム」「画像フレーム」「表セル」のいずれかを選択して、
データベースの、どの値と連携させるかを設定しています。
この設定を「キー設定」と呼びます。
データベースのセルH3の値
とInDesignドキュメントの画像
フレームを連携させる「キー
設定」をしています。
データベースのセルB2の値と
InDesignドキュメントのテキス
トフレームを連携させる「キー
設定」をしています。
キー設定の状態
このフレームにはデータベースの「ID=1
のキャッチフレーズ」を読み込む設定をし
ています。
キー設定後は、フレームを移動しても設定
情報が保持されているのでレイアウト変更
も簡単に行えます。
5
データベースと連携させる
○KeySYNCとInDesignを連携させる準備
KeySYNCではInDesignドキュメントを連携させる前に、連携させたいデータベースとフレームを配置し
たInDesignドキュメントを用意しておくことが必要です。また、画像を連携させる場合は、連携させた
い画像も用意してください。
データベース
画像
画像を一つのフォルダにまとめて入れて
おきます。
InDesignドキュメント
○基本的な作業の流れ
次のページからKeySYNCを使った印刷物を作るデータベースの作成方法をご説明します。
KeySYNCのインストールCDにサンプルのデータベース、画像、InDesignドキュメントを用意しています。
サンプルデータをご活用ください。
6
①Excelでデータベースを作成する
1.Excelを起動してデータベースファイルを作ります
一行目はそれぞれのデータラベルを作成します。
二行目以降にInDesignに配置するデータを1行1レコードで作成します。
「ライブラリ配置」機能を使う場合は、「ライブラリファイル名」、「ライブラリ名」、「ページ」、「レイヤー」、
「X軸」、「Y軸」の値の入力が必要です。「ライブラリ配置」については19ページで詳しくご説明します。
KeySYNCのインストールCDに作成済のデータベースファイルを用意しました。
「スタートアップ_応用編」フォルダを任意の場所に保存し、
「不動産DB_CS3.csv」 、「不動産DB_CS4.csv 」 、「不動産DB_CS5.csv 」 、「不動産DB_CS5.5.csv 」 、
「不動産DB_CS6.csv 」 のうち、ご使用のInDesignのバージョンのファイルを開いて、ご確認ください。
2.CSVファイル形式で保存します。
Excelで作成したデータを任意のフォルダにファイルの種類 CSV(カンマ区切り)形式で保存します。
環境によっては上記のダイアログが出る事がありますが「はい」をクリックし、そのまま保存処理を継続して
ください。
保存が完了したら、 Excelを終了してください。
7
②配置する画像ファイルを準備する
1. 画像フォルダを確認する
KeySYNCのインストールCDにサンプル画像を用意しました。7ページで任意の場所に保存した「ス
タートアップ_応用編」フォルダの中に「不動産画像」フォルダがあることを確認してください。
2. データを確認する
「不動産画像」フォルダを開き、画像が入っていることを確認してください。
確認後は、「不動産画像」フォルダを閉じてください。
KeySYNCを使ったドキュメントを作るデータの準備が完了しました。
8
③InDesignを起動して準備する
1. InDesignを起動して新規ドキュメントを作ります。
InDesignでフレームを配置したデータを作ります。InDesignを起動して新規ド
キュメントを作成します。
なお本書ではメニューから、
「ファイル」→「新規」→「ドキュメント」→「マージン/段組」を選択しました。
2.テキストフレーム、画像フレームを配置します。
【配置例】
ツールパレット
ツールパレットからテキストフレーム作成ツールと画像フレーム作成ツールを選択して、ド
キュメント上にテキストフレーム、画像フレームを作成します。
KeySYNCインストールCDに作成途中の状態で保存されているInDesignドキュメントを用
意しました。
7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダを開き、
「不動産_作成中CS3.indd」 , 「不動産_作成中CS4.indd」 , 「不動産_作成中CS5.indd」 ,
「不動産_作成中CS5.5.indd」 , 「不動産_作成中CS6.indd」のうち、ご使用のInDesignの
バージョンのファイルを開いて、ご確認ください。
本書では「不動産_作成中CS5.indd」を使用し、ご説明します。
9
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
1.データベースファイルを選択
①InDesignドキュメントと連携するデータベースファイルを選択しま
す。
KeySYNCツールパレットから「データ選択」ボタンをクリックします。
①
②
④
③
②データ選択画面が開きます。
「データベース」グループの「データタイプ」はファイル、「ファイルタイプ」はカンマ区切り、「フィールド名」は
一行目を使用する、「文字コード」はShift-JISを選択します。
③ 「データベース」グループの中にある「このファイルパスをDB出力先にも設定する」にチェックが入って
いることを確認します。
④「データベース」グループの中にある「ファイル」グループから「選択」ボタンをクリックします。
⑤7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダを開き、
「不動産DB_CS3.csv」 , 「不動産DB_CS4.csv 」 , 「不動産DB_CS5.csv 」 , 「不動産
DB_CS5.5.csv 」 , 「不動産DB_CS6.csv 」のうち、ご使用のInDesignのバージョンのファイルを選
択して下さい。
10
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
⑥
次に画像のファイルパスを設定します。
⑥画面下部にある「画像ファイルパス」グループの「相対パスを用いる」を選択してください。
ファイルパスとは、コンピュータ上にあるファイルやフォルダの位置を示します。
◆「現在のアクティブドキュメントのパスを用いる」
InDesignドキュメントと画像ファイルが同じ階層にある場合に、選択してください。InDesign
ドキュメントから見て、どの場所に画像ファイルがあるのかをデータベースの画像ファイル
名の値に指定します。
(例:Windowsの場合)Links¥01.eps
◆「絶対パスを用いる」
コンピューター上の、どの場所にファイルがあるのかを指定する形式です。
「ドライブ名+フォルダ名+ファイル名」
(例:Windowsの場合)C:¥My Documents¥Links¥01.eps
◆「相対パスを用いる」
起点となる現在位置から、目的のファイルやフォルダまでの道筋を記述する形式です。
⑦7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダの中に「不動産画像」フォルダを
開き「不動産画像」フォルダを選択し、画面右下の「選択」ボタンをクリックします。
11
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
画像フォルダの選択を完了すると上記画面のような状態になります。(パスなどについては現在お使
いの環境で読み替えて下さい)これでデータ選択は完了です。「OKボタン」をクリックしてデータ選択
画面を閉じて下さい。
※補足
上記段階でOKボタンをクリックした時に、下記のダイアログがでる場合があります。
原因はExcelが起動している事により、発生いたします。
Excelを終了して、再度OKボタンをクリックしてください。
12
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
3. テキストフレームのキーを設定する
①
①InDesignドキュメントに配置したテキストフレームを選択してください。
(赤枠以外のテキストフレームは、既にキー設定済みです。)
②テキストフレームが選択された状態で、KeySYNCパレットの中にある
「キー手動設定」をクリックします。
②
※テキストフレームを選択していない状態だと「キー手動設定」ボタンが
表示されません。
複数のフレームを選択している場合も「キー手動設定」ボタンは表示され
ません。
13
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
③
④
⑤
キー手動設定画面が表示されます。
③ 「値のフィールド名」を「キャッチフレーズ」に、「条件のフィールド名」を「ID」に、「値」を「1」に設
定してください。
④「実行と同時にDB入力を実行する」にチェックが入っているか確認します。
⑤「OK」ボタンをクリックします。
⑥
⑥テキストフレームに設定した「キャッチフレーズ」が入力されました。
(他のテキストフレームは既にキー設定済みです。)
14
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
4. 画像フレームのキーを設定する
①
①次にInDesignドキュメントに配置した画像フレームを選択してください。
(他のテキストフレーム、画像フレームは既にキー設定済みです。)
②
②画像フレームが選択された状態で、KeySYNCパレットの中にある「キー手動設定」ボタン
をクリックします。
画像フレームが選択されていない状態の場合は、「キー手動設定」ボタンが表示されませ
ん。
複数のフレームを選択している場合も「キー手動設定」ボタンは表示されません。
15
④KeySYNCを使用してデータベースと連携させる
③
④
⑤
キー手動設定画面が表示されます。
③「値のフィールド名」を「画像ファイル名1」に、「条件のフィールド名」を「ID」に、値を「1」に設定してく
ださい。
④実行と同時にDB入力を実行する」にチェックが入っているか確認します。
⑤設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。
⑥
⑥画像フレームに設定した画像ファイルが入力されました。
16
⑤文字列を生成する
InDesignでは、頻繁に使用するページやオブジェクトをオブジェクトライブラリ(保管しておくツール)に
登録することができます。
オブジェクトに設定した「キー」をオブジェクトライブラリには設定できませんので、文字列として「キー」
を設定しておくことが必要です。
オブジェクトライブラリ作成については19ページをご参照ください。
①
①InDesignドキュメントのオブジェクトをすべて選択してください。
②KeySYNCメインパレットの中にある「キー文字列生成」ボタンを
クリックします。
②
17
⑤文字列を生成する
①
②
③
④
キー文字列生成の画面が開きます。
①「対象オブジェクト」は、「表」「テキストフレーム」「画像フレーム」にチェックを入れ
てください。
②「処理対象」は、「すべてのオブジェクトに対して実行する」を選択します。
③「レイヤー指定」は、[すべてのレイヤー]を選択します。
④「OK」をクリックします。
⑤
⑤「キー文字列「が生成されました。
◆キー文字列は、下記を表しています。
V
#1…テキストフレーム
#2…計算式
#3…画像フレーム
V
18
⑥オブジェクトライブラリを作成する
1. 新規ライブラリを作成する
①
①InDesignで新規ライブラリを作ります。
メニューから、「ファイル」→「新規」→「ライブラリ」を選択します。
②
②ライブラリファイルを保存する場所を選択し、ファイルの名前を入力して、「保存」ボタンを
クリックします。
③
③ライブラリパネルが開きます。
19
⑥オブジェクトライブラリを作成する
2. ライブラリにオブジェクトを登録する
①
A
B
①文字列が生成されたオブジェクトを「A」と「B」それぞれ選択して、ライブラリパネルに
ドラッグします。
②
③ライブラリパネルにオブジェクトが登録されました。
※ライブラリパネルにオブジェクトを登録する場合、キー設定は保持されません。
オブジェクトを登録する場合は、あらかじめ「キー文字列生成」を行ってください。文字列生
成については17ページをご参照ください。
20
⑥オブジェクトライブラリを作成する
③ライブラリオブジェクトを選択し、ダブルクリックします。
③
⑤
④
④「アイテム情報ダイアログ」が開きます。アイテム名に「1コマ」と入力します。
⑤「OK」ボタンをクリックします。
⑥
⑥ライブラリオブジェクトのアイテム名が変更されました。
⑦
⑦もうひとつの長方形のライブラリオブジェクトのアイテム名を「4コマ」に変更します。
KeySYNCのインストールCDに作成済のライブラリファイルを用意しました。
7ページで任意の場所にコピーした「スタートアップ_応用編」フォルダを開いて、
「ライブラリ_不動産CS3.indl」 、「ライブラリ_不動産CS4.indl」、 「ライブラリ_不動産CS5.indl」 、 「ライ
ブラリ_不動産CS5.5.indl」 、 「ライブラリ_不動産CS6.indl」のうち、ご使用のInDesignのバージョンの
ライブラリをご確認ください。
21
⑦KeySYNCを使ったライブラリ配置
①
①9ページで開いたInDesignドキュメントの2ページ目を開きます。
(「不動産_作成中CS3.indd」、「不動産_作成中CS4.indd」、「不動産_作成中CS5.indd」 、「不動産_作
成中CS5.5.indd」 、「不動産_作成中CS6.indd」のうち、ご使用のInDesignのバージョンのファイル)
②KeySYNCメインパレットの中にある「ライブラリ配置」ボタンをクリックし
ます。
②
22
⑦KeySYNCを使ったライブラリ配置
④
⑥
⑦
⑤
⑧
⑩
⑨
「ライブラリ配置」のダイアログが開きます。
④「ライブラリ ファイル」は「ライブラリファイル名」を「ライブラリ」は「ライブラリ名」を選択します。
ライブラリファイルパスは「現在のアクティブパスを用いる」を選択します。
⑤「開始レコード設定」は「1」と入力します。
「レコード数設定」は「最終レコードまで」を選択します。
⑥「配置方法」は、「DBから配置設定を読み込む」を選択します。
⑦「配置先」の「ページ」は「ページ」を「レイヤー」は「レイヤー」を「X軸」は「X」を「Y軸」は「Y」を
選択
します。
「線幅を計算に含める」と「座標をページマージンから計算する」にチェックを入れます。
⑧「配置基準位置」は「左上」を選択します。
⑨「実行と同時にDB入力を実行する」にチェックが入っていることを確認します。
⑩「OK」をクリックします。
23
⑦KeySYNCを使ったライブラリ配置
⑪
⑪「ライブラリ配置を実行しますか」は、「はい」をクリックします。
⑫
⑫「ライブラリ配置」が実行されました。
KeySYNCインストールCDには、ライブラリ配置後のInDesignドキュメントを用意しました。
7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダを開き、
「不動産_完成CS3.indd」 、「不動産_完成CS4.indd」、 「不動産_完成CS5.indd」 、「不動産_完
成CS5.5.indd 」、 「不動産_完成CS6.indd」のうち、お使いのInDesignのバージョンのファイルを
ご確認ください。
頻繁に使用するページやオブジェクトがある場合、あらかじめオブジェクトライブラリを作成し
ておくと大変便利です。
ライブラリの差し替えで、デザインの変更等が可能になります。
24
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
KeySYNCでは、一覧表形式の「価格表」や「名簿」等のInDesignドキュメントを簡単に作成することが
できます。
データベースとInDesignドキュメントを連携させておくと、データベースに改定があった場合も、InDesign
ドキュメントに素早く反映させることができます。
MicrosoftExcelでデータベースファイルを作ります
一行目はそれぞれのデータラベルを作成します。
二行目以降にInDesignに配置するデータを1行1レコードで作成します。
Excelで作成したデータは、任意のフォルダにファイルの種類CSV(カンマ区切り)形式で保存します。
KeySYNCのインストールCDに作成済のデータベースファイルを用意しました。
7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダから「名簿.csv」を開いてご確認
ください。
25
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
1. InDesignを起動して新規ドキュメントを作ります。
InDesignでフレームを配置したデータを作ります。InDesignを起動して新規ド
キュメントを作成します。なお本書ではメニューから、
「ファイル」→「新規」→「ドキュメント」→「マージン/段組」を選択しました。
2.テキストフレームを配置します。
【配置例】
ツールパレット
ツールパレットからテキストフレーム作成ツールを選択して、ドキュメント上にテキストフ
レームを作成します。
26
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
3.表を挿入します
①
①配置したテキストフレームを「ダブルクリックした状態」で、メニューから「表」→「表を挿入」を
選択します。
※テキストフレームを「選択した状態」では、表を挿入できません。
③
②
②「表を挿入」画面が開きます。
表の範囲 「本文行」は「1」を「列」は「4」を「ヘッダ行」と「フッタ行」は「0」を「フッタ行」は「0」
を選択します。
表スタイルは[基本表]を選択します。
③「OK」ボタンをクリックします。
④
④テキストフレームに「表」が挿入されました。
27
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
⑤
⑤表セルの幅や高さを任意のサイズに変更します。
セルにデータラベルを入力します。
⑥
⑥次はデータを入れるテキストフレームを作成します。
⑦配置したテキストフレームを「ダブルクリックした状態」で、メニューから「表」→「表を挿入」を
選択します。
28
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
⑨
⑧
⑧「表を挿入」画面が開きます。
表の範囲 「本文行」は「50」を「列」は「4」を「ヘッダ行」と「フッタ行」は「0」を「フッタ行」
は「0」を選択します。
表スタイルは[基本表]を選択します。
⑨「OK」ボタンをクリックします。
⑩
⑥テキストフレームに表が挿入されました。
配置したテキストフレームの幅や高さを任意のサイズに変更します。
KeySYNCインストールCDに、フレームを配置したInDesignドキュメントを用意しました。
7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダを開き、
「表形式_作成中CS3.indd」 、 「表形式_作成中CS4.indd」 、 「表形式_作成中CS5.indd」 、 「表形
式_作成中CS5.5.indd」 」 、 「表形式_作成中CS6.indd」のうち、ご使用のInDesignのバージョンの
ファイルをご確認ください。
29
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
4.データベースと連携させる
①
①KeySYNCメインパレットの「データ選択」ボタンをクリックします。
②
④
③
②データ選択画面が開きます。
「データタイプ」はファイル、「ファイルタイプ」は「カンマ区切り」、「フィールド名」は「一行目を使用す
る」、「文字コード」は「Shift-JIS」を選択します。
③ 「このファイルパスをDB出力先にも設定する」にチェックが入っていることを確認します。
④「選択」ボタンをクリックします。
⑤7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応用編」フォルダを開いて、データベース
ファイル「名簿.csv 」を選択し「開く」ボタンをクリックしてください。
データ選択画面の「OK」ボタンをクリックして、データの選択画面を閉じてください。
30
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
4.キーを設定する
①
①InDesignドキュメントの「氏名」データを入れる列を1列選択します。
②
②KeySYNCメインパレットの「自動設定」をクリックします。
31
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
4.キーを設定する
②
③
⑥
⑦
④
⑧
⑤
⑩
⑨
キー自動設定画面が開きます。
② 「文字列から設定する」にチェックが入っていたら、チェックを外します。
③「対象オブジェクト」は「表」を選択します。
④「処理対象」は、「選択されているセルに対して実行する」を選択します。
⑤「キー設定方向」は「
」を選択します。
⑥キー情報の「データベースから取得する値のフィールドのフィールド名」は「氏名」を選択します。
⑦「データベースで検索する条件のフィールド名」は「ID」を選択します。
⑧「DBからキーを読み込む」と「開始レコード」は「1」選択します。
⑨「実行と同時にDB入力を実行する」にチェックが入っていることを確認します。
⑪「OK」ボタンをクリックします。
32
⑧一覧表形式のInDesignドキュメントを作る
4.キーを設定する
⑫
⑫セルに設定した氏名が入力されました。
勤務先、住所、電話番号もキーの設定を行います。
⑬一覧表が作成できました。
33
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
あふれ処理
「あふれ処理」とはInDesignドキュメント上に配置された「テキストフレーム」、「表のセル」に入力した
テキストがあふれてしまった場合に、
「どのような処理をして指定された枠内に収めるのかを設定し実行する」または、
「テキストフレーム、表(セル)のサイズを変更して枠内に収めるのかを設定し実行する」機能です。
処理を実行して枠内に収めた場合
テキストフレーム、表(セル)のサイズを
変更して枠内に収めた場合
あふれ処理設定
①
①7ページで任意の場所に保存した「スタートアップ_応
用編」フォルダを開き、
「不動産_完成CS3.indd」 、 「不動産_完成CS4.indd」 、
「不動産_完成CS5.indd」 、 「不動産_完成
CS5.5.indd」 、 「不動産_完成CS6.indd」のうち、ご使用
のInDesignのバージョンのファイルを開いて、ご確認くだ
さい。
34
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
②
②文字があふれているテキストフレームには +
マークが付いています。
今から、あふれているテキストフレームの枠内に文字が収まるように処理を設定し、実行します。
③
③InDesign「KeySYNC」メニューから「あふれ処理パレット」を選択して、あふれ処理パレットを表示しま
す。
④
④「あふれ処理パレット」が表示されました。
35
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
⑤
⑤「設定」ボタンをクリックします。
⑥
⑦
⑧
あふれ処理設定画面が開きます。
⑥「文字を調整する」を選択します。
⑦「処理タイプ」は「長体」を「リミット値」は「10%」を「ステップ値」は「1%」を選択します。
⑧「追加」ボタンをクリックします。
36
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
⑨
⑨「処理タイプ」が追加されました。
⑩
⑪
⑩次に「処理タイプ」は「フォントサイズ」を「リミット値」は「10Q」を「ステップ値」は「1Q」を選択します。
「追加」ボタンをクリックし、「処理タイプ」を追加します。
⑪「設定内容をファイルに保存する」をクリックします。
⑫保存先を指定し、ファイル名を入力し「保存」ボタンを
クリックします。
あふれ処理設定内容を保存しました。
保存した「あふれ処理設定内容」は「設定内容をファイルから
読み込む」ボタンで、読み込むことができます。
37
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
あふれ処理を実行する
①
①あふれ処理パレットの「実行」ボタンをクリックします。
②
③
④
⑤
あふれ処理ダイアログが開きます。
②「対象オブジェクト」は「表」「テキストフレーム」にチェックを入れます。
③「処理対象」は「すべてのオブジェクトに対して実行する」を選択します。
④「レイヤー指定」は[すべてのレイヤー]を選択します。
⑤「OK」ボタンをクリックします。
38
⑨文字があふれているフレームを処理する(オプション)
あふれ処理を実行する
【あふれ処理実行前】
【あふれ処理実行後】
⑥
⑥「あふれ処理」が実行されました。
テキストフレームの枠内に文字が収まるようになりました。
KeySYNCは自由なレイアウトで簡単に自動組版することができます。その他の機能について詳細は
「詳細マニュアル」をご参照ください。
39