平成24年度重点研究チーム年次報告書 - 神戸大学 自然科学系先端

様式
平成25年4月25日
平成24年度重点研究チーム年次報告書
1.研究チーム概要
研 究 チ ー ム の 名 称
バイオリファイナリー研究
研究代表者
大学院工学研究科・応用化学専攻・教授・近藤昭彦
部局・専攻・氏名
当 指導学生数
博士17人,修士58人,その他(B4)31人
該 外 部 資 金
科学研究費補助金
年 獲 得 実 績
奨学寄附金
100,680千円,受託研究経費
10,700千円
度 特許出願件数 13件
2.構成員
氏
名
近藤
昭彦
工学研究科・応用化学専攻
山地
秀樹
工学研究科・応用化学専攻
荻野
千秋
工学研究科・応用化学専攻
田中
勉
工学研究科・応用化学専攻
松田
史生
自然科学系先端融合研究環
蓮沼
誠久
自然科学系先端融合研究環
原
部局・専攻
清敬
自然科学系先端融合研究環
純
自然科学系先端融合研究環
石井
山形
裕士
農学研究科・生命機能科学専攻
均
農学研究科・生命機能科学専攻
滝川
浩郷
農学研究科・生命機能科学専攻
金丸
研吾
農学研究科・生命機能科学専攻
森
敦紀
工学研究科・応用化学専攻
岡田
悦治
工学研究科・応用化学専攻
中屋敷
883,618千円,
3.研究成果の概要等について
近藤
昭彦・荻野
千秋・松田
史生・蓮沼
誠久・田中
勉・原
清敬・石井
純
① Whole cell Biocatalystを 用 い た バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 生 産 プ ロ セ ス の 開 発
固 定 化 微 生 物 、 Whole-Cell Biocatalystを 用 い た バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 生 産 技 術 の 開 発
を 行 っ た 。 耐 熱 性 lipaseを 探 索 す る こ と で 耐 熱 性 Whole-cell biocatalystの 創 製 に 成 功 し 、
高 温 で も 高 活 性 を 持 た せ る こ と に 成 功 し た 。ま た 、実 バ イ オ マ ス の 一 つ で あ る パ ー ム 油
か ら の 効 率 的 な バ イ オ デ ィ ー ゼ ル 燃 料 の 生 産 技 術 を 開 発 し 、プ ロ セ ス 化 へ の 指 針 を 見 出
すことに成功した。
② バイオエタノール生産のためのバイオリアクターシステムの開発
セルラーゼに加えて、セルロース分解を促進するタンパク質を新たに細胞表層に提
示させることで、バイオマス分解能を向上させエタノール生産量を向上させることに
成功した。また、また、細胞内の代謝解析における基盤技術を確立し、細胞内での律
速反応を特定するための指針を見出した。また、エタノール発酵における酸化還元バ
ランスの調整にも成功し、更にそのチューニングにも成功した。これらの合理的な設
計指針をもとに、実バイオマスから効率よくエタノールを生産するプロセスの開発に
成功した。
③ バイオマスからの乳酸生産プロセスの開発
乳酸菌の代謝経路を改変することで、副生成物である酢酸を生産すること無く、セ
ルロースから乳酸のみを生産する技術の開発に成功した。また、ヘミセルロースの主
成分であるキシロースからの発酵において、キシロース資化性遺伝子を組込むことに
より低コストな生産プロセスを開発した。更に、この創製した乳酸菌において、エン
ドグルカナーゼなどのセルラーゼを発現させることに成功した。加えて、乳酸菌のオ
リゴ糖分解能を向上させ、様々なオリゴ糖の混合糖からの発酵にも成功した。これら
の要素技術を最適化していくことで、バイオマスからの乳酸発酵における、生産効率
向上とコストダウンが見込まれる。
④ バイオマスからの化成品原料生産プロセスの開発
ア ミ ノ 酸 及 び GABAは 、繊 維 原 料 と し て 非 常 に 有 用 で あ る 。本 研 究 で は 、コ リ ネ 型 細
菌 を 用 い て グ ル コ ー ス か ら の ア ミ ノ 酸 生 産 プ ロ セ ス 及 び GABA生 産 プ ロ セ ス を 構 築 す
る こ と を 試 み た 。コ リ ネ 菌 に GABA生 産 に 関 す る 酵 素 を 導 入 し 、菌 体 内 で ワ ン ス テ ッ プ
で GABAを 生 産 す る 技 術 の 開 発 に 成 功 し た 。 ま た 、 培 養 プ ロ セ ス を 最 適 化 す る こ と で
GABA及 び ア ミ ノ 酸 の 生 産 量 を 改 善 さ せ る こ と に も 成 功 し た 。今 後 、バ イ オ マ ス 分 解 能
を賦与することで、生産効率向上とコストダウンが見込まれる。
⑤ ドラッグデリバリーのための中空ナノ粒子キャリアの開発
B型 肝 炎 ウ イ ル ス の 表 面 抗 原 か ら な る バ イ オ ナ ノ カ プ セ ル の 細 胞 特 異 性 の 改 変 を 行
っ た 。 肝 細 胞 認 識 部 位 を 種 々 の 結 合 活 性 を 持 つ affibodyに 置 き 換 え た バ イ オ ナ ノ 粒 子 を
酵 母 を 用 い て 生 産 す る 系 を 確 立 し た 。更 に 、精 製 工 程 を 簡 略 化 す る こ と で 、従 来 よ り も
コ ス ト ダ ウ ン を は か る こ と が で き た 。こ の バ イ オ ナ ノ カ プ セ ル 内 に 薬 剤 を 封 入 し 、細 胞
特 異 的 に デ リ バ リ ー を 行 っ た 。こ の 薬 剤 は バ イ オ ナ ノ カ プ セ ル を 用 い る こ と で 特 異 的 に
デリバリーされ、また細胞内で機能を持つことも示された。
⑥ 創薬探索の為の新規リガンドスクリーニグシステムの開発
酵 母 に ヒ ト 由 来 GPCRを 導 入 し 、 リ ガ ン ド 結 合 に 伴 う シ グ ナ ル 伝 達 を 迅 速 か つ 網 羅 的
に 解 析 で き る シ ス テ ム の 開 発 を 行 っ た 。タ ン パ ク 質 の 相 互 作 用 検 出 を 、そ の affinityに 応
じ て 検 出 で き る シ ス テ ム を 開 発 し た 。 ま た 、 GPCRの 二 量 体 化 を 検 出 で き る シ ス テ ム を
開 発 し 、機 能 解 明 の ツ ー ル と し て 有 用 で あ る こ と を 示 し た 。更 に 、こ れ ら リ ガ ン ド の 結
合 と GPCRの 二 量 体 化 を 同 時 に 検 出 で き る シ ス テ ム を 開 発 し 、 迅 速 な 機 能 解 析 を 可 能 と
し た 。特 に 、蛍 光 を 用 い て 簡 便 に 選 別 で き る 系 を 確 立 し 、ス ク リ ー ニ ン グ 系 の 有 用 性 を
示すことができた。
⑦ 非侵襲性ガン治療を目指したタンパク質修飾チタンナノ粒子の開発
二 酸 化 チ タ ン ナ ノ 粒 子 は UV照 射 に よ り ラ ジ カ ル を 発 生 す る 。 本 研 究 で は 、 よ り 体 の
深 部 に ま で 到 達 す る 放 射 線 を 照 射 す る こ と で 、ラ ジ カ ル を 発 生 す る 粒 子 を 新 た に 見 出 す
こ と に 成 功 し た 。放 射 線 照 射 に お け る ラ ジ カ ル 発 生 能 を 定 量 的 に 評 価 し 、ま た 生 理 条 件
化 で 分 散 状 態 を 保 つ 修 飾 技 術 の 開 発 に も 成 功 し た 。ま た 、マ ウ ス を 用 い た in vivoの 実 験
に お い て チ タ ン ナ ノ 粒 子 と 放 射 線 照 射 の 併 用 効 果 が あ る こ と を 新 た に 見 出 し た 。更 に 条
件 を 最 適 化 し 、よ り 少 な い 照 射 量 で 多 く の ラ ジ カ ル を 発 生 さ せ る 条 件 を 見 出 す こ と に 成
功した。
⑧ 酵素を用いた高機能化タンパク質創製技術の開発
タ ン パ ク 質 修 飾 酵 素 を 用 い る こ と で 、タ ン パ ク 質 を 微 粒 子 上 に 固 定 化 す る 技 術 の 開 発
に 成 功 し た 。複 数 種 類 の タ ン パ ク 質 を 微 粒 子 上 に 固 定 化 す る こ と に 成 功 し 、ま た こ れ ら
の タ ン パ ク が 活 性 を 持 っ て い る こ と も 確 認 で き た 。こ の 技 術 を セ ル ラ ー ゼ に 応 用 し 、s
ルラーゼ固定化微粒子を作成してバイオマス分解に応用することに成功した。
⑨ 放線菌や糸状菌を用いた有用物質生産技術の開発
放 線 菌 や 糸 状 菌 は 、タ ン パ ク 質 や 機 能 性 物 質 を 大 量 に 生 産 で き る 能 力 を 持 つ 。本 研 究 で
は 、放 線 菌 を 用 い た 芳 香 属 化 合 物 の 大 量 生 産 技 術 の 開 発 を 行 っ た 。放 線 菌 の 発 現 シ ス テ
ム を 最 適 化 す る こ と で 、グ ル コ ー ス か ら 芳 香 属 化 合 物 を 大 量 に 生 産 す る 技 術 の 開 発 に 成
功した。更に、放線菌には様々なバイオマスの資化能力があることを新たに見出した。
ま た 、放 線 菌 を 用 い て 複 数 種 類 の タ ン パ ク 質 を 同 時 に 発 現 さ せ る こ と に 成 功 し 、シ グ ナ
ルペプチドを最適化することでその生産量を10倍以上向上させることに成功した。
山地
秀樹
Whole cell biocatalystを 用 い る 有 用 物 質 生 産 プ ロ セ ス の 開 発
有 用 な 酵 素 を も つ 微 生 物 を whole cell biocatalyst と し て 用 い る 有 用 物 質 生 産 プ ロ セ ス
の 開 発 に 取 り 組 ん で い る 。シ ト ク ロ ム P450 (CYP) は 、 活 性 部 位 に ヘ ム 構 造 を 有 す る モ
ノ オ キ シ ゲ ナ ー ゼ (一 原 子 酸 素 添 加 酵 素 ) で あ り 、 広 範 な 基 質 特 異 性 ・反 応 特 異 性 を も
ち 、 種 々 の 基 質 に 対 し て 位 置 ・立 体 選 択 性 の 高 い 酸 化 反 応 を 触 媒 す る た め 、 複 雑 な 構 造
を 有 す る 化 合 物 の 合 成 触 媒 と し て 注 目 さ れ て い る 。本 年 度 は ,自 然 科 学 先 端 融 合 研 究 環
遺 伝 子 実 験 セ ン タ ー の 今 石 浩 正 教 授 ら が 作 製 し た ヒ ト CYP1A2 を 発 現 す る 組 換 え 大 腸 菌
を 対 象 と し て 、培 地 組 成 と 培 養 温 度 が 菌 体 増 殖 や 酵 素 発 現 量 ,酵 素 活 性 に 及 ぼ す 影 響 を
比 較 検 討 し た 。 グ リ セ ロ ー ル を 添 加 し た 培 地 を 用 い て 30℃ で 培 養 を 行 う こ と に よ り 、
高い酵素活性が得られることがわかった。
山形裕士
異種有用タンパク質を果汁に分泌・蓄積する果実を作出するための技術的基盤の確立を目的と
して、メロン・ククミシン遺伝子の果実特異的発現を調節する転写因子候補、CmbZIP1とCmbZIP2
の特性を解析した。CmbZIP1/2とGFPとの融合遺伝子を導入したタマネギ表皮細胞におけるGFP
蛍光観察によりCmbZIP1/2の核局在を示した。ククミシンと同様にCmbZIP1/2自身も果実特異的に
発現するので、その果実特異的発現機構を探るためにゲノムDNAのIPCRによりプロモーターを増
幅して塩基配列を決定したが、果実特異的発現を調節するシスエレメントの候補は見出せなかっ
た。一方、ククミシンプロモーターにククミシンシグナルペプチドとGUSレポーター遺伝子を連
結した融合遺伝子をトマト(Micro- Tom)に導入した形質転換株を多数得てGUSの発現部位と発
現時期を調べた結果、GUSの発現は受粉後11日から維管束と種子周辺組織に観察されメロンにお
けるククミシンの発現様式とほぼ一致した。この結果、メロンにおけるククミシン遺伝子の発現
調節機構が果実をもつ他の植物にも保存されていることが示唆された。
中屋敷均
あ る 種 の 土 壌 微 生 物 は 植 物 根 表 面 あ る い は 根 細 胞 内 で 共 生 し 、植 物 の 生 長 を 促 進 す る
と共に病原菌に対する抵抗性を宿主植物に付与する効果を持っていることが知られて
い る 。こ の よ う な 一 群 の 土 壌 微 生 物 は 、植 物 生 長 促 進 根 圏 微 生 物( Plant Growth-Promoting
Rhizobacteria, PGPR) と 呼 ば れ て い る 。 当 研 究 室 で 研 究 対 象 と し て い る PGPRの 一 種 で
あ る 、Pseudomonas fluorescence FPT9601菌 は 、ナ ス 科 、ア ブ ラ ナ 科 な ど の 植 物 と 共 生 す
る 。FPT9601菌 が ど の よ う に し て 、植 物 に 病 害 抵 抗 性 を 誘 導 す る か に つ い て 調 査 し て お
り 、 理 研 の ア ラ ビ ド プ シ ス 変 異 体 を 対 象 に 、 PGPRに よ る 病 害 抵 抗 性 誘 導 が 低 下 し て い
る 変 異 体 の ス ク リ ー ニ ン グ を 行 っ た 。そ の 結 果 、GATAフ ァ ミ リ ー に 属 す る 転 写 因 子 等
の 約 10個 程 度 の 有 力 変 異 体 を 本 年 度 に 得 た 。
滝川浩郷
植物資源の保護あるいは生産性向上に寄与すると期待される生物活性天然物に着目
し 、根 寄 生 雑 草 種 子 発 芽 刺 激 物 質 で あ る ス ト リ ゴ ラ ク ト ン 類 お よ び 昆 虫 成 長 抑 制 物 質 で
あ る デ カ チ ュ リ ン 類 の 有 機 合 成 化 学 的 研 究 を 展 開 し た 。主 な 結 果 と し て 、デ カ チ ュ リ ン
Cの 世 界 初 の 合 成 を 達 成 し た 。7-オ キ ソ -5-デ オ キ シ ス ト リ ゴ ー ル の ラ セ ミ・ジ ア ス テ レ
オ マ ー 混 合 物 の 合 成 を 達 成 し た 。 ま た 、 ス ト リ ゴ ラ ク ト ン 関 連 化 合 物 に 関 す る 特 許 PCT
出願も行った。
金丸研吾
(1) 植物における5-アミノレブリン酸(ALA)の生理・分子作用について、ALA応答性転写因子の同
定と発現様式の詳細を解析した。また、ALAによる塩ストレス耐性向上について効果的な濃
度と施肥タイミングを見出した。
(2)バイオマス増産に資する植物活性化物質候補の効果を簡便,迅速に検証できるハイスループッ
ト系を確立した。
(3) 葉緑体・ミトコンドリア両局在性のRNAポリメラーゼが複数の色素体遺伝子の発現バランスを
制御していることで光適応に寄与していることを明らかにした。
(4)「共栄作物(コンパニオンプランツ)」現象のひとつについて原因物質の同定に向けた解析を
進めた。
森
敦紀
バ イ オ マ ス 生 産 物 を 出 発 原 料 と し て 用 い ,有 用 な 有 機 化 合 物 を 合 成 す る た め の 効 率 的 な
分 子 変 換 プ ロ セ ス の 開 発 を お こ な っ た 。今 年 度 は ,フ ラ ン 誘 導 体 で あ り グ ル コ ー ス な ど
か ら 容 易 に 変 換 さ れ て 得 ら れ る フ ル フ ラ ー ル に 注 目 し て ,そ の 分 子 変 換 手 法 の 開 発 を め
ざした。
フ ル フ ラ ー ル に 対 し て , 2,2-ジ メ チ ル -1,3-プ ロ パ ン ジ オ ー ル を 酸 触 媒 存 在 下 に 反 応 さ
せ る と ,ア セ タ ー ル が 生 成 し た 。ま た ,酸 素 雰 囲 気 下 に 2-ア ミ ノ チ オ フ ェ ノ ー ル と 反 応
させるとベンゾチアゾール環が導入された。
O
OH OH
O
O
+
O
H
CHO
N
HS
O2
H2N
O
S
岡田 悦治
バイオマスから生産される有機化合物の高付加価値物質への有機合成化学的分子変換
バ イ オ マ ス か ら 生 産 さ れ る 有 用 有 機 化 合 物( メ タ ノ ー ル ,エ タ ノ ー ル ,プ ロ パ ノ ー ル ,
ブ タ ノ ー ル , エ チ レ ン グ リ コ ー ル , 1,4-ブ タ ン ジ オ ー ル な ど の ア ル コ ー ル 類 や フ ェ ノ ー
ル な ど )の 新 規 高 付 加 価 値 物 質( 新 規 含 フ ッ 素 生 物 活 性 複 素 環 化 合 物:複 素 環 と し て ベ
ン ゾ キ ノ リ ン 環 )へ の 有 機 合 成 化 学 的 分 子 変 換( 新 規 ピ リ ジ ン 環 形 成 反 応 )に つ い て 検
討した。
独 自 の 合 成 手 法 に よ り 簡 便 に 新 規 出 発 原 料 1 を 合 成 し た 。バ イ オ マ ス か ら 生 産 さ れ る
ア ル コ ー ル 類( R O H )や フ ェ ノ ー ル 類( R = Ph)を 1 と 反 応 さ せ た と こ ろ 、新 規 ピ リ
ジ ン 環 形 成 反 応 が 容 易 に 進 行 し 、3 位 に ア ル コ ー ル や フ ェ ノ ー ル に 由 来 す る ア ル コ キ シ
(または、フェノキシ)メチル基(ROCH2)を持つ新規含フッ素フェナントロリン
誘導体2を効率的に合成することができた。
HN
N
CH2 C CH
O
C CF3
ROH +
バイオマス由来
アルコール類
フェノール
N
3 CH2OR
N
CF3
新規ピリジン環
形 成 反 応
COCF3
新規出発原料 1
COCF3
新規含フッ素フェナ
ントロリン誘導体 2
4.論文・著書
[論文]
近藤
昭彦・荻野
千秋・松田
史生・蓮沼
誠久・田中
勉・原
清敬・石井
純
論文名:Kinetic characterization and Mg2+ enhancement of Streptomyces griseocarneus
sphingomyelinase C produced by recombinant Streptomyces lividans.
著者名:Sugimori, D., Matsumoto, Y., Tomita, Y., Murayama, K., Ogino, C.
掲載誌:Protein Expression and Purification, 81(2), 151-156 (2012)
論文名:Task-specific membranes for the isolation of recombinant proteins with peptide tags.
著者名:Maruyama, T., Tabayashi, S., Honjo, T., Hoe, K., Tanaka, T., Shimada, J., Goto, M.,
Matsuyama, H.
掲載誌:RSC Advances, 2, 125-127 (2012)
論文名:Sortase A-catalyzed site-specific co-immobilization on microparticles via streptavidin.
著者名:Matsumoto T., Tanaka T., Kondo, A.
掲載誌:Langmuir, 28(7), 3553-3557 (2012)
論文名:Sentinel node mapping with thermoresponsive magnetic nanoparticles in rats.
著者名:Hiraiwa, K., Ueda, M., Takeuchi, H., Oyama, T., Irino, T., Yoshikawa, T., Kondo, A.,
Kitagawa, Y.
掲載誌:Journal of Surgical Research, 174, 48-55 (2012)
論文名:Direct ethanol production from rice straw hydrolysate by use of an engineered yeast strain
codisplaying three types of hemicellulolytic enzymes on the surface of xylose-utilizing
Saccharomyces cerevisiae cells.
著者名:Sakamoto, T., Hasunuma, T., Hori, Y., Yamada, R., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Biotechnology, 158, 203-210 (2012)
論文名:Protein-encapsulated bio-nanocapsules production with ER membrane localization sequences.
著者名:Nishimura, Y., Shishido, T., Ishii, J., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Biotechnology, 157(1), 124-129 (2012)
論文名:Targeted sonodynamic therapy using protein-modified TiO2 nanoparticles.
著者名:Ninomiya, K., Ogino, C., Oshima, S., Sonoke, S., Kuroda, S., Shimizu, N.
掲載誌Ultrasonics Sonochemistry, 19(3), 607-614 (2012)
論文名:Short time ionic liquids pretreatment on lignocellulosic biomass to enhance enzymatic
sccharification.
著者名:Uju, Shoda, Y., Nakamoto, A., Goto, M., Tokuhara, W., Noritake, Y., Katahira, S., Ishida, N.,
Nakashima, K., Ogino, C., Kamiya, N.
掲載誌:Bioresource Technology, 103(1), 446-452 (2012)
論文名:Development of a glutathione production process from proteinaceous biomass resources using
protease-displaying Saccharomyces cerevisiae.
著者名:Hara, K. Y., Kim, S., Yoshida, H., Kiriyama, K., Kondo, T., Okai, N., Ogino, C., Fukuda, H.,
Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 93(4), 1495-1502 (2012)
論文名:Enhanced production of 2,3-butanediol by engineered Bacillus subtilis.
著者名:Biswas, R., Yamaoka, M., Nakayama, H., Kondo, T., Yoshida, K., Bisaria, V., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 94(3), 651-658 (2012)
論文名:Bioconversion of lignocellulose-derived sugars to ethanol by engineered Saccharomyces
cerevisiae.
著者名:Madhavan, A., Srivastava, A., Kondo, A., Bisaria, V.
掲載誌:Critical Reviews in Biotechnology, 32(1), 22-48 (2012)
論文名:Display of cellulases on the cell surface of Saccharomyces cerevisiae affords high yield ethanol
production from high-solid lignocellulosic biomass.
著者名:Matano, Y., Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Bioresource Technology, 108, 128-133 (2012)
論文名:Synergistic enhancement of glycogen production in Arthrospira platensis by optimization of
light intensity and nitrate supply.
著者名:Aikawa, S., Izumi, Y., Matsuda, F., Hasunuma, T.,
Chang, J. S., Kondo, A.
掲載誌:Bioresource Technology, 108, 211-215 (2012)
論文名:Deletion of the PHO13 gene in Saccharomyces cerevisiae improves ethanol production from
lignocellulosic hydrolysate in the presence of acetic and formic acids, and furfural.
著者名:Fujitomi, K., Sanda, T., Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Bioresource Technology, 111, 161-166 (2012)
論文名:Transplantation of the GAL regulon into G-protein signaling circuitry in yeast.
著者名:Ryo, S., Ishii, J., Iguchi, Y., Fukuda, N., Kondo, A.
掲載誌:Analytical Biochemistry, 424(1), 27-31 (2012)
論文名:Genetic engineering to enhance the Ehrlich pathway and alter carbon flux for increased
isobutanol production from glucose by Saccharomyhces cerevisiae.
著者名:Kondo, T., Tezuka, H., Ishii, J., Matsuda, F., Ogino C., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Biotechnology, 159(1-2), 32-7 (2012)
論文名:Site-specific protein labeling with amine-containing molecules using Lactobacillus plantarum
sortase.
著者名:Matsumoto, T., Takase, R., Tanaka, T., Fukuda, H., Kondo, A.
掲載誌:Biotechnology Journal, 7(5), 642-648 (2012)
論文名:Growth of the oleaginous microalga Aurantiochytrium sp. KRS101 on cellulosic biomass and
the production of lipids containing high levels of docosahexaenoic acid.
著者名:Hong, W.K., Kim, C.H., Rairakhwada, D., Kim, S., Hur, B.K., Kondo, A., Seo, J.W.
掲載誌:Bioprocess and Biosystems Engineering, 35, 129-133 (2012)
論文名:Improved performance of a packed-bed reactor for biodiesel production through whole-cell
biocatalysis employing a high-lipase-expression system.
著者名:Yoshida, A., Hama, S., Tamadani, N., Fukuda, H., Kondo, A.
掲載誌:Biochemical Engineering Journal, 63, 76-80 (2012)
論文名:Improvement
of glutathione production by metabolic engineering the sulfate assimilation
pathway of Saccharomyces cerevisiae.
著者名:Hara, K.Y., Kiriyama, K., Inagaki, A., Nakayama, H., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 94(5), 1313-1319 (2011)
論文名:Widely targeted metabolic profiling analysis of yeast central metabolites.
著者名:Kato, H., Izumi, Y., Hasunuma, T., Matsuda, F., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Bioscience and Bioengineering., 113(5), 665-673 (2012)
論文名:Homo D-lactic acid production from xylose/glucose mixture using xylose-assimilating operon
integrated Lactobacillus plantrum.
著者名:Yoshida, S., Okano, K., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 92(1), 67-76 (2011)
論文名:Adaptation of light-harvesting systems of Arthrospira platensis to light conditions, probed by
time-resolved fluorescence spectroscopy.
著者名:Akimoto, S., Yokono, M., Hamada, F., Teshigahara, A., Aikawa, S., Kondo, A.
掲載誌:Biochemica et Biophysica Acta - Bioenergetics, 1817(8), 1483-1489 (2012)
論文名:An energy-saving glutathione production method from low-temperature cooked rice using
amylase-expressing Saccharomyces cerevisiae.
著者名:Hara, K. Y., Kim, S., Kiriyama, K., Yoshida, H., Arai, S., Ishii, J., Ogino, C., Fukuda, H.,
Kondo, A.
掲載誌:Biotechnology Journal, 7(5), 686-689 (2012)
論文名:Improvements in ethanol production from xylose by mating recombinant xylose-fermenting
Saccharomyces cerevisiae strains.
著者名:Kato, H., Suyama, H., Yamada, R., Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 94(6), 1585-1592 (2012)
論文名:A number of repeated fermentations from raw starch using glucoamylase and α-amylase
co-displaying Saccharomyces cerevisiae.
著者名:Yamakawa, S., Yamada, R., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Enzyme and Microbial Technology, 50(6-7), 343-347 (2012)
論文名:Improved identification of agonist-mediated Gαi-specific human G-protein-coupled receptor
signaling in yeast cells by flow cytometry.
著者名:Ishii, J., Moriguchi, M., Hara, K.Y., Shibasaki, S., Fukuda, H., Kondo, A.
掲載誌:Analytical Biochemistry, 426(2), 129-133 (2012)
論文名:Benzoic acid fermentation from starch and cellulose via a plant-like b-oxidation pathway in
Streptomyces maritimus.
著者名:Noda, S., Kitazono, E., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Microbial Cell Factories, 11(1) : 49 (2012)
論文名:Recent developments in yeast cell surface display toward extended applications in
biotechnology.
著者名:Tanaka, T., Yamada, R., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 95, 577-591 (2012)
論文名:Suger consumption and ethanol fermentation by transporter-overexpressed xylose metabolizing
Saccharomyces cerevisiae harboring a xyloseisomerase pathway.
著者名:Tanino, T., Ito, T., Ogino, C., Ohmura, N., Ohshima, T., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Bioscience and Bioengineering, 114(2), 209-211 (2012)
論文名:Enzyme-mediated methodologies for protein modification and bioconjugate synthesis.
著者名:Matsumoto, T., Tanaka, T., Kondo, A.
掲載誌:Biotechnology Journal, 7(9), 1137-1146 (2012)
論文名:Production of gamma-amino butyric acid using a recombinant Corynebacterium glutamicum
expressing glutamate decarboxylase from Escherichia coli.
著者名:Takahashi, C., Shirakawa, J., Tsuchidate, T., Okai, N., Hatada, K., Nakayama, H., Tateno, T.,
Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Enzyme and Microbial Technology, 51, 171-176 (2012)
論文名:An improved bioluminescence-based signaling assay for odor sensing with a yeast expressing a
chimeric olfactory receptor.
著者名:Fukutani, Y., Ishii, J., Noguchi, K., Kondo, A., Yohda, M.
掲載誌:Biotechnology and Bioengineering, 109(12), 3143-3151 (2012)
論文名:Development of yeast cell factories for consolidated bioprocessing of lignocellulose to
bioethanol through cell surface engineering.
著者名:Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Biotechnology Advances, 30(6), 1207-1218 (2012)
論文名:Efficient heterologous expression and secretion in Aspergillus oryzae of a llama variable
heavy-chain antibody fragment VHH against EGFR.
著者名:Okazaki, F., Aoki, J., Tabuchi, S., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 96(1), 81-88 (2012)
論文名:Extracellular glutathione fermentation using engineeredSaccharomyces cerevisiae expressing
novel glutathione export.
著者名:Kiriyama, K., Hara, K.Y., Kondo, A.
掲載誌:Applied Microbiology and Biotechnology, 96(4), 1021-1027 (2012)
論文名:Consolidated bioprocessing and simultaneous saccharification and fermentation of
lignocellulose to ethanol with thermotolerant yeast strains.
著者名:Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Process Biochemistry, 47(9), 1287-1294 (2012)
論文名:Direct isopropanol production from cellobiose by engineered Echerichia coli using a synthetic
pathway and a cell surface display system.
著者名:Soma, Y., Inokuma, K., Tanaka, T., Ogino, C., Kondo, A., Okamoto, M., Hanai, T.
掲載誌:Journal of Bioscience and Bioengineering, 114(1), 80-85 (2012)
論文名:Complex carriers of affibody-displaying bio-nanocapsules and composition -varied liposomes
for HER2-expressing breast cancer celll-specific protein delivery.
著者名:Nishimura, Y., Ishii, J., Okazaki, F., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Drug Targeting., 20(10), 897-905 (2012)
論文名:Continuous production of biodiesel using whole-cell biocatalysts: Sequential conversion of an
aqueous oil emulsion into anhydrous product.
著者名:Yoshida, A., Hama, S., Tamadani, N., Fukuda, H., Kondo, A.
掲載誌:Biochemical Engineering Journal, 68, 7-11 (2012)
論文名:Construction of an artificial pathway for isobutanol biosynthesis in the cytosol of
Saccharomyces cerevisiae.
著者名:Matsuda, F., Kondo, T., Ida, K., Tezuka, H., Ishii,J., Kondo, A.
掲載誌:Bioscience, Biotechnlolgy, and Biochemistry, 76(11), 2139-2141 (2012)
論文名:An integrative process model of enzymatic biodiesel production through ethanol fermentation
of brown rice followed by lipase-catalyzed ethanolysis in a water -containing system.
著者名:Adachi, D., Koda, R., Hama, S., Yamada, R., Nakashima, K., Ogino, C., Kondo, A.
掲載誌:Enzyme and Microbial Technology, 52, 118-122 (2013)
論文名:Single-step production of polyhydroxybutyrate from starch by using α-amylase cell-surface
displaying system of Corynebacterum glutamicum.
著者名:Song,Y., Matsumoto, K., Tanaka, T., Kondo, A. Taguchi, S.
掲載誌:Journal of Bioscience and Bioengineering, 115(1), 12-14 (2013)
論文名:Gene expression cross-profiling in genetically modified industrial Saccharomyces cerevisiae
strains during high-temperature ethanol production from xylose.
著者名:Ismail, K.S.K., Sakamoto, T., Hatanaka, H., Hasunuma, T., Kondo, A.
掲載誌:Journal of Biotechnology, 163, 50-60 (2013)
論文名:Ability of a perfluoropolymer membrane to tolerate by-products of ethanol fermentation broth
from dilute acid-pretreated rice straw.
著者名:Sasaki, K., Matsuda, F., Hasunuma, T., Ogino, C., Urairi, M., Yoshida, K., Kondo, A.
掲載誌:Biocehmical Engineering Journal, 70, 135-139 (2013)
論文名:Preparation of afinity membranes using thermally induced phase separation for one-step
purification of recombinant proteins.
著者名:Honjo, T,. Hoe, K., Tabayashi, S., Tanaka, T., Shimada, J., Goto, M., Matsuyama, H.,
Maruyama, T.
掲載誌:Analytical Biochemistry, 434, 269-274 (2013)
山地
秀樹
論文名:Production of single-chain Fv-Fc fusion protein in stably transformed insect cells
著者名:Hiroyuki Sonoda, Yoichi Kumada, Tomohisa Katsuda, Hideki Yamaji
掲載誌:Biochem. Eng. J., 67, 77–83 (2012)
論文名:Production of Japanese encephalitis virus-like particles using the baculovirus–insect cell
system
著者名:Hideki Yamaji, Maiko Segawa, Masataka Nakamura, Tomohisa Katsuda, Miwa Kuwahara, Eiji
Konishi
掲載誌:J. Biosci. Bioeng., 114, 657–662 (2012)
論文名:Efficient production of Japanese encephalitis virus-like particles by recombinant lepidopteran
insect cells
著者名:Efficient production of Japanese encephalitis virus-like particles by recombinant lepidopteran
insect cells
掲載誌:Appl. Microbiol. Biotechnol., 97, 1071–1079 (2013)
山形
裕士・中屋敷
均・滝川
浩郷・金丸
研吾
論文名:Relationship between the expression of Rab family GTPases and neuropeptide hormones in the
brain of Bombyx mori..
著者名:Uno T, Sakamoto K, Isoyama Y, Hiragaki S, Uno Y, Kanamaru K, Yamagata H, Takagi M,
Mizoguchi A, Takeda M.
掲載誌:Histochem. Cell Biol., 2012 Aug 25. [Epub ahead of print].
論文名:Metabolism of 7-ethoxycoumarin, safrole, flavanone and hydroxyflavanone by cytochrome
P450 2A6 variants.
著者名:Uno T, Obe Y, Ogura C, Goto T, Yamamoto K, Nakamura M, Kanamaru K, Yamagata H,
Imaishi H.
掲載誌:Biopharm Drug Dispos. 2012 Oct 30. doi: 10.1002/bdd.1825. [Epub ahead of print]
論文名:Cellulases belonging to glycoside hydrolase families 6 and 7 contribute to the virulence of
Magnaporthe oryzae
著者名:Vu, V.B., Itoh, K., Nguyen, Q.B. and Nakayashiki, H
掲載誌: Molecular Plant-Microbe Interactions 25:1135-1141 (2012)
論文名:Molecular cloning of the apoptosis-related calcium-binding protein AsALG-2 in Avena sativa.
著者名:Hoat,T.X., Nakayashiki,H., Tosa,Y. and Mayama,S.
掲載誌: Mol Plant Pathol. 14:222-229. (2012)
論文名:Implication of an aldehyde dehydrogenase gene and a phosphinothricin N-Acetyltransferase
gene in the diversity of Pseudomonas cichorii virulence.
著者名:Tanaka, M. , Wali, U.M., Nakayashiki, H., Fukuda, T. , Mizumoto, H., Ohnishi, K., Kiba, A.,
Hikichi, Y.
掲載誌: Genes. 3:62-80. (2012)
論文名:First synthesis of decaturin C, an antiinsectant diterpenoid isolated from Penicillium thiersii
著者名:K. Nakazaki, K. Hayashi, S. Hosoe, T. Tashiro, M. Kuse, H. Takikawa
掲載誌:Tetrahedron, 2012, 68, 9029-9034.
論文名:ストリゴラクトンの立体化学
著者名:上野琴巳、滝川浩郷、杉本幸裕
掲載誌:化学と生物、2013, 51, 36-42.
論文名:Synthesis of 7-oxo-5-deoxystrigol, a 7-oxygenated strigolactone analog
著者名:M. Tanaka, Y. Sugimoto, M. Kuse, H. Takikawa
掲載誌:Biosci. Biotechnol. Biochem., 2013, 77, in press
森
敦紀
論文名:Concise Synthesis of Well-Defined Linear and Branched Oligothiophenes with
Nickel-Catalyzed Regiocontrolled Cross Coupling of 3-Substituted Thiophenes by
Catalytically-Generated Magnesium Amide
著者名:Shota Tanaka, Daiki Tanaka, Go Tatsuta, Kohei Murakami, Shunsuke Tamba, Atsushi Sugie,
and Atsunori Mori
掲載誌:Chem. Eur. J.,19 巻,PP.1658-1665,2013年
論文名:Axially chiral macrocyclic E-alkene bearing bisazole component formed by sequential C‒H
homocoupling and ring-closing metathesis
著者名:Shotaro Nishio, Takashi Somete, Atsushi Sugie, Tohru Kobayashi, Tsuyoshi Yaita, Atsunori
Mori
掲載誌:Org. Lett.,14 巻,PP. 2476-2479,2012年
論文名:C‒H Arylation of 3-Substituted Thiophene with Regioselective Deprotonation by
TMPMgCl·LiCl and Transition Metal Catalyzed Cross Coupling
著者名:Shota Tanaka, Shunsuke Tamba, Atsushi Sugie, Atsunori Mori
掲載誌:Heterocycles,86 巻,PP.255-266,2012年
論文名:Copper-catalyzed oxidative C‒H, N‒H coupling of azoles and thiophenes
著者名:Shinobu Mitsuda, Taiki Fujiwara, Katsuyoshi Kimigafukuro, Daiki Monguchi, Atsunori Mori
掲載誌:Tetrahedron,68 巻,PP. 3585-3595,2012年
論文名:Studies on the generation of metalating species equivalent to the Knochel-Hauser base
in the nickel-catalyzed dehydrobrominative polymerization of thiophene derivatives
著者名:Shunsuke Tamba, Shinobu Mitsuda, Fujimaru Tanaka, Atsushi Sugie, Atsunori Mori
掲載誌:Organometallics,31 巻,PP. 2263-2267,2012年
岡田 悦治
論文名:Computationa Study on Acid Catalyzed Ring-Opening Reaction
of ,4-Diethoxy-6-Trifuoromethyl-3,4-Dihidro-2H-Pyran with Thiols.
著者名:N. Ota, Y. Kamitori, M. Hatakenaka, E. Okada,,
掲載誌:Heterocycles, 86, No.1, 705-712 (2012)
論文名:Simple Syntheses of 3-Trifluoroacethyl-4-Quinolylamines, Sulfides, and Ethers Starting from
N,N-Dimethyl-4-Quinolylamine.
著者名:E. Okada, M. Hatakenaka, T. Sakaemura, N. Shimomura, T. Ashida,
掲載誌:Heterocycles, 86, No.2, 1177-1185 (2012)
論文名:Incorporation of a 3-(2,2,2-Trifluoroethyl)-γ-hydroxy-γ-lactam Motif in the Side Chain of
4-Aminoquinolines. Syntheses and Antimalarial Activities.
著者名:Damien Cornut, Hugues Lemoine, Oleksandr Kanishchev, Etsuji Okada, Florian Albrieux,
Abdoul Habib Beavogui, Anne-Lise Bienvenu, Stéphane Picot, Jean-Philippe
Bouillon,Maurice Médebielle,
掲載誌:J. Med. Chem., 56, 73-83 (2013)
[著書]
近藤
著
昭彦・荻野
千秋・松田
史生・蓮沼
誠久・田中
書:微生物機能学
著者名:蓮沼誠久, 近藤昭彦
巻,ページ:119-133
発行所,発行年:三共出版 (2012)
著
書:合成生物工学の隆起
著者名:蓮沼誠久, 近藤昭彦
巻,ページ:150-158
発行所,発行年:シーエムシー出版
著
(2012)
書:微細藻類によるエネルギー生産と事業展望
勉・原
清敬・石井
純
著者名:蓮沼誠久, 近藤昭彦
巻,ページ:137-143
発行所,発行年:シーエムシー出版
著
(2012)
書:藻類ハンドブック
著者名:蓮沼誠久, 近藤昭彦
巻,ページ:535-540
発行所,発行年:エヌ・ティー・エス
著
(2012)
書:イオン液体前処理バイオマスを用いたエタノール同時糖化発酵
著者名:荻野千秋,
山田亮祐,
近藤昭彦
巻,ページ:Vol.64(2), 52-55
発行所,発行年:化学工業
山地
著
(2013)
秀樹
書:Patrick Chames (ed.), Antibody Engineering: Methods and Protocols, Second Edition, Method
in Molecular Biology, vol. 907 (Chapter 18, Production of antibody fragments in Escherichia
coliを分担執筆)
著者名:Tomohisa Katsuda, Hiroyuki Sonoda, Yoichi Kumada, Hideki Yamaji
巻,ページ:pp. 305–324
発行所,発行年:Springer Science+Business Media (2012)
著
書:Patrick Chames (ed.), Antibody Engineering: Methods and Protocols, Second Edition, Method
in Molecular Biology, vol. 907 (Chapter 22, Production of antibody fragments using the
baculovirus–insect cell systemを分担執筆)
著者名:Takanori Furuta, Takafumi Ogawa, Hideki Yamaji
巻,ページ:pp. 371–387
発行所,発行年:Springer Science+Business Media (2012)
5.関 連 活 動 及 び 特 記 事 項
(1)学位
( 博 士 ) 7名
( 修 士 ) 29名
(2)受賞
賞 の 名 称 : Organizing Comittee Poster Award
表 彰 団 体 名 : The Korean Society for Biotechnology and Bioengineering
受 賞 者 名 : 西村
勇哉
研 究 対 象 テ ー マ : Complex carriers of affibody-displaying bio-nanocapsule and
composition-varied liposomes for HER2-expressing breast cancer
cell-specific protein delivery
受 賞 年 月 日 : 2012年 9月 20日
賞 の 名 称 : トピックス賞
表 彰 団 体 名 : 日本農芸化学会
受 賞 者 名 : 藍川
晋平
研 究 対 象 テ ー マ:シ ア ノ バ ク テ リ ア を 糖 質 源 と し た ア ミ ラ ー ゼ 発 現 酵 母 に よ る 同
時抽出糖化発酵エタノール生産
受 賞 年 月 日 : 2012年 9月 28日
賞の名称:長瀬研究振興賞
表彰団体名:長瀬科学技術振興財団
受賞者名:森
敦紀
研 究 対 象 テ ー マ : CHカ ッ プ リ ン グ を 利 用 す る オ リ ゴ チ オ フ ェ ン 類 の 精 密 合 成
受 賞 年 月 日 : 2012年 4月 20日
(3)その他
[招 待 講 演 ]
近藤昭彦
第 32期 工 業 材 料 ゼ ミ ナ ー ル
「海洋性藻類からのバイオエタノール生産技術の開発」
2012年 5月 16日
京都発明協会
バイオマテリアルビジネスの新展開-バイオマスからの化成品の創製-
「 バ イ オ マ ス か ら の 燃 料・化 成 品 生 産( バ イ オ リ フ ァ イ ナ リ ー )の 現 状 と 展 望 」
2012年 5月 23日
大阪科学技術センター
8th International Conference on Renewable Resources & Biorefineries
“Production of biofuel from cellulosic biomass through synthetic bio-engineering
approach”
2012年 6月 4-6日
Centre de Congrès Pierre Baudis
Development of Biotechnological Processes by Integrating Genetic and Engineering
Methods
“Development of microbial cell factories for bio-refinery through synthetic
bioengineering”
2012年 6月 21-22日
IHK Braunschweig Congress Hall
第 21回 日 本 エ ネ ル ギ ー 学 会 大 会
「リグノセルロース系バイオマスからのバイオ燃料生産プロセスの開発」
2012年 8月 7日
工学院大学 新宿キャンパス
燃料から化成品まで生物由来資源の活用に向けたバイオマス変換技術
「バイオマス変換技術~バイオリファイナリーの可能性・研究動向~」
2012年 8月 23日
大 田 区 産 業 プ ラ ザ 6階
The 3rd International Symposium of Advanced Energy Science
“Production of Bio-based Chemicals and Fuels from Lignocellulosic Biomass”
2012年 9月 2-4日
京都大学
宇治キャンパス
Program of China-Japan Symposium: Biotechnology for Biomass refinery and
Recycle-Oriented Society
“Microbial cell factories for the production of bio-fuels and bio-based chemicals
from lignocellulosic biomass”
2012年 9月 27-28日
KeHuaYuan Hotel, Sichuan University
Lignobiotech- Symposium
“Biofuel production from lignocellulosic materials by consolidated bioprocess”
2012年 10月 14-17日
ACROS Fukuoka
グ リ ー ン ・ イ ノ ベ ー シ ョ ン EXPO2012
産学官マッチングフォーラム
「合成生物工学によるバイオマスからの燃料・化学品生産」
2012年 11月 14-16日
東京ビッグサイト
International Conference on Industrial Biotechnology(ICIB2012)
“Microbial cell factories for the
from cellulosic materials”
production of bio-fuels and
bio-based chemicals
2012年 11月 21-23日
Punjabi University
日 本 化 学 会 第 93春 季 年 会
「 リ グ ノ セ ル ロ ー ス 系 バ イ オ マ ス か ら の バ イ オ 燃 料・バ イ オ 化 学 品 生 産 プ ロ セ
スの開発」
2012年 3月 22-25日
蓮沼
立命館大学びわこ・くさつキャンパス
誠久
ア ジ レ ン ト ・ メ タ ボ ロ ミ ク ス セ ミ ナ ー 2012
「バイオリファイナリー構築に資する微生物細胞工場の創製」
2012年 7月 5-6日
千 里 ラ イ フ サ イ エ ン ス セ ン タ ー THE GRAND HALL 品 川
[国 際 交 流 ]
山形裕士、中屋敷均、滝川浩郷、金丸研吾
JICA「 ア グ ロ バ イ オ テ ク ノ ロ ジ ー 研 修 コ ー ス 」 講 師 及 び 個 別 研 修 ( 4-6月 )