大卒程度試験 - 国土技術政策総合研究所

組織図(25.5.1現在)
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国総研とは
美
し
い
国
土
を
研
究
す
る
人
問い合わせ
国土交通省国土技術政策総合研究所
企画部企画課
※土木職は、旭庁
舎での採用となり
ます。
〒305-0804
茨城県つくば市旭1番地
企画部企画課
Tel.029-864-2674
Fax.029-864-1527
http://www.nilim.go.jp
※平成26年度に組織改編を予定しています。
国土交通省国土技術政策総合研究所
国土技術政策総合研究所(国総研)は、社会資本(河
川、道路、下水道、砂防等)分野における国の研究機関
として、平成13年4月に設立されました。
研究と行政をつなぐ懸け橋として、大学・研究機関や
独立行政法人と連携しながら、行政に向けた政策支援や
技術支援等により、美しく安全で活力ある国土の実現を
めざしています。
国土交通本省
大学・
研究機関・
独立行政法人
連携
国総研
【国総研の役割】
政策の企画・立案に資する研
究
法令等に基づく「技術基準」作
成に基づく研究
社会資本整備に関する「技術
指導」
地方整備局
国総研の求める人材
世の中と柔軟に向き合える人
国総研の求める研究者像は一つではありません。
専門分野において優れた能力を発揮できる研究者から、
総合的な視点で研究をコーディネートできる人まで、
様々な人材に活躍の場が開かれています。
なぜなら、国総研でおこなっている課題への取り組み
のためには、理学・工学に加えて人文・社会科学分野を
含む総合的なアプローチを必要とされているからです。
そこで、時代の流れをキャッチできること、異分野に
も関心を持ち、知識の幅が広いことなどの資質を持ち、
幅広い交流や、分野をまたいだプロジェクトに積極的に
取り組める人材を求めています。
国総研の業務
Research
先輩からのメッセージ
Message
国土交通省の政策の企画・立案に資する研究
粘り強く効果を発揮する海岸堤防の構造を検討
ITSを用いた路車間連携による渋滞緩和政策の遂行支援
走行車線の利用を促す
ACC車両
上り坂でも遅れずに
追従して走行
ACC を ON にして
適切な車間を維持
ACC車両との路車間連携サービスのイメージ
実験で見られた裏法尻からの破壊の瞬間
粘り強く効果を発揮する海岸堤防の構造について、大
型模型実験等を通じて検討しています。
裏法尻の保護などの検討成果は、仙台湾南部海岸での
堤防復旧に反映されています。
河川堤防の津波対策に関する検討
国総研だからこそできる研究
現場をサポートする国総研
私は現在、河川構造物(主に河川堤防)を対象として、
安全性評価手法に関する研究を中心に3つのテーマの研究
を行っています。机上での分析・検討のみならず、各地方
整備局・各地方自治体と協力しての全国的な調査や現地ス
ケールの大規模実験といった”国総研だからこそできる研
究”を行っています。目標に向かい、試行錯誤を繰り返し
ていく中で時には苦しいこともありますが、その都度、上
司や周りの同僚に助けられて日々研究を進めています。
研究を行っている上で印象的な点は、「現地での調査が
多い」ところです。国総研に入るまでは、大学での経験か
ら、「研究=机上で行う検討・分析」とのイメージを持っ
ていました。国総研には、研究成果を現場へ反映させると
いう目的があります。そのためには、「現地調査」を行い、
現場の状況を理解していないと目的を達成できません。こ
こが大学の研究との大きな違いであり、国総研で研究を進
めていく上での大きな
魅力でもあると感じて
います。
高水敷
河川堤防
中州
海岸堤防
河口砂州
津波の伝播方向
追波湾
河川津波対策について海岸での対策と一体として計画的
な対応を行うため、河川での津波遡上と氾濫の挙動を推算
する手法を改善し、基準等に反映します。
法令等に基づく「技術基準」作成に関する研究
道路橋の効率的な維持管理に向けて点検要領改訂原
案の作成
模擬した大型車の車輪
国総研試験走路での隊列走行実験様子
国総研では、サグ部での渋滞緩和に向け、自動車の
先進技術と道路インフラの連携による渋滞の研究に
自動車メーカーと連携して取り組んでいます。国総
研の試験走路等を活用したACC車両の走行実験(下
写真)やコンピュータシミュレーションにより、渋
滞緩和に効果的なACC車両の車速や車間の設定方法
を検討し、一定の渋滞緩和効果が得られることを確
認しました。
社会資本整備に関する技術指導
大規模土砂災害等への技術支援活動
H24九州北部豪雨
災害の捜索活動時
の二次災害防止支
援を実施
福原
輪荷重走行試験(疲労試験)
規模・形状調査
土砂災害等が発生した際に、TEC-FORCEとして現地
の支援を行ったり、土砂災害防止法に基づく緊急調査等
を実施します。
松橋
学
石尾
真理
平成13年度採用
河川研究部河川研究室
道路研究部道路構造物管理研究室
我が国の地震対策は世界的にも先進的な内容が多いと言
われていますが、それはいままで多くの先輩方が災害発生
の度に、その災害からたくさんの教訓を得て、効果的な地
震対策を構築してきた結果です。
私は、大規模地震による下水道施設被害について、現地
調査や実験を行い、その結果に基づいて現在の地震・津波
対策をさらに効果的なものする研究を行っています。入省
した時は災害の知識は全くありませんでしたが、過去に災
害復旧や耐震対策指針等の改定に携わった先輩方から数多
くのアドバイスを頂きながら研究を行っています。
国総研では、多くの研究室で災害派遣による被災地の復
旧支援や新しい基準作りなど、他では経験することのでき
ない仕事を行っています。私たちと一緒に安心・安全に暮
らせる社会を創ってみませんか?次に我が国の地震・津波
対策を変えるのはあなたかも知れません。
大型車の走行を模擬して繰り返し荷重をかえる試験
橋梁の撤去部材を活用した実験を実施するなど、劣化の
進行を把握するための各種試験を実施。
道路橋の維持管理に関する要領等に反映します。
直樹
平成20年度採用
災害から得た教訓を次の災害に
活かす研究で安全・安心な社会を目指す
撤去したRC床版
国土交通省では、安全で快適な道路を建設する大規模な
プロジェクトはもちろん、日々大動脈を管理し、たくさん
の問題に立ち向かい奮闘しています。
中でも、道路橋を管理していくためには沢山の課題があ
ります。例えば、都市部では大型車の通行が著しいと、橋
梁部材である鋼材に亀裂が生じたり、コンクリートにひび
割れが発生したりすることがあります。このような現場で
の課題に、科学的に向き合い、解決するための研究を行っ
ています。
十分な確からしさで安全と考えられる設計基準や管理指
標を提案し、より良い日本を目指して現場をサポートする
ことができるのは国総研だけ、だと思います。また、課題
解決のために、各地方整備局との連携や大学や民間企業と
の共同研究を行うこともあり、刺激を受ける毎日です。
現在は都内からつくばエク
スプレスとバス等で通勤して
います。研究職は、フレック
スタイム制度が利用できるた
め、通勤ラッシュの時間を避
け、座って通勤することがで
きますし、勤務時間を調整す
ることで自分の時間を作りや
すいのも魅力のひとつです。
仕事と育児の両立に理解がある職場
私は2つの研究テーマに関わっています。山間部の河川
における維持流量の設定手法の検討と流域環境の変化を踏
まえた河川環境保全・改善目標の設定手法に関する検討で
す。データの分析、専門家との意見交換や現地調査があり、
ととてもやりがいがあります。
一方、私生活では二児の母親
です。慌ただしい業務の中で、
仕事と育児の両立について悩む
ことも度々です。
今までで一番悩んだ時は、娘
が病気で入院した時です。ちょ
うど仕事が動き始めだした時で
した。仕事も気になる、高熱の
娘の病状はもっと気になるという状態でした。そのよう
な時に上司から「仕事は大丈夫。今まで頑張ってくれた
のだから、しばらくは母親に専念しなさい。」と言って
頂いた時は、ほんとにこの職場でよかったなと思いまし
た。
国総研は仕事と育児の両立について理解
のある方が多く、育児休業や子育てのため
の休暇が取りやすい雰囲気があります。
出産後も仕事を続けたい女性にとって、
働きやすい環境だと思います。
大谷
周
平成21年度採用
平成17年度採用
下水道研究部下水道研究室
河川研究部水循環研究室