平成 25 年 1 月 29 日 行政常任委員会 報告と審議の状況 2013 年 1 月 29 日 ■夕張市社光ズリ山採取業務に係る公募の実施について~まちづくり企画室■ ズリの需要増加してきている状況から、未利用財産の有効活用、ズリの崩落等による将来的な災 害を未然に防ぐことなどを目的に、夕張市が所有する「未利用財産」であるズリ山の採取をする者 を公募中であるとの報告がありました。 相手方の選定は「公募型プロポーザル」により行い、地域への貢献、採取業務の安全性、周辺環 境・施設・住民への配慮などについて審査を行い、最も優れている者を契約相手方に選定するとし ています。 委員側からは採取料の見込み、マスタープランに示されている「夕張の原風景の保全と継承」との 整合性、事業説明会の有無等についての質問・確認が行われました。 これらの質問に対して市は、「採取料は提案の中で提示されてくることになる」、「社光については 過去にも採取を実施している。現在も道路への崩落の危険性があり、跡地を安全な形にすること及 び緑化を求めることとしている」、「今回は公募要項に事業内容を掲載しており、空き家等情報調査 収集業務の時に実施したような説明会は行わない」との答弁がありました。 ■旧学校施設活用事業者の選定について~まちづくり企画室■ 平成 24 年 12 月 21 日に第 18 回ゆうばりまちづくり検討プロジェクトで、2 団体からの提案に対する 審査を行い、下記の 2 事業者の提案を条件付きで採択した旨の報告がありました。 提案事業主体及び事業の概要は次のとおりです。 〈一般社団法人らぷらす~旧夕張小学校〉 事業の概要:貴重な地域資源を活用した地域の交流拠点(三世代交流、高齢者・障がい者就労) 整備をもくてきとして、雪冷熱等の活用による環境抑制による野菜栽培・敷地内ビニールハウスで 収益性の見込める野菜栽培・空き教室を活用した加工・地域カフェ(三世代交流)の整備などにつ いて、7 月頃の事業着手を目指し、2 名の雇用、障がい者 5 名の就労支援を予定。 なお本件は、先に条件付き採択を受けていた建成産業㈱が取り下げ後、事業連携を行なうことと していた本法人が事業を引き継ぐ形で再申請があったものとのこと。 〈一般財団法人北海道・夕張倶楽部~旧若菜中央小学校〉 事業の概要:夕張鹿鳴館、夕鹿の湯、と旧若菜中央小学校を主体にスポーツ・文化の交流促進 を目的に、200 人収容の合宿施設としての活用・減災研修機能(地震・暗闇・煙・大風・大雨・極寒) の設置、夕張市所有の歴史資料の展示を予定。7 月頃までに宿泊施設開設を目指し、10 名程度の 雇用を予定。 これで旧のぞみ小学校を除き、さらに旧学校施設の活用が決まったところですが、学校施設の大 きさによる課題は現在様々あることを把握しています(例:維持費の関係から学校稼動時の暖房用 ボイラーは使用していないことなど)。個別暖房の導入に際しても経費を伴うことから、活用事業者 の財務状況によるところが大きいのではないかと思います。基本的には施設を活用事業者に対して 「無償貸与」とし、市が財政的に支援を行なうものではありませんが、幸福の黄色いハンカチ基金の 夕張市議会議員 あつやつかさホームページ掲載用 1 平成 25 年 1 月 29 日 行政常任委員会 報告と審議の状況 2013 年 1 月 29 日 運用方法の改正なども視野にいれ、活用に対し必要と思われる支援は必要と感じますので、引き 続き活用上の課題を把握しなければならないと考えるところです。 ■降雪状況について~建設課■ 1 月 25 日現在の夕張市の降雪状況について報告がありました。 ・降雪量(清水沢観測) 541cmで前年比△146cm ・積雪深 本町積雪 144cm・清水沢 78cm ・除雪出動回数は 88 回。降雪量が前年より少ないのに除雪回数が前年比で 8 回増となっており、 前年は除雪基準に満たない降雪が多かったとのことでした。 ■石炭の歴史村公園キャンプ場指定管理者について~建設課■ 平成 20 年度から単年度契約を交わしている石炭の歴史村公園のうち、キャンプ場区域について 指定管理者から平成 25 年度以降除外して欲しい旨の申し出があり、市では承諾、新たに公募した いとの報告がありました。 3 日に開催された協議会では、これまで「市立診療所の特色を出しつつ医療バランスを取り、平成 28 年度末を目途に改築することが適当」とする事務局(案)が提示されましたが、医師会の反対意 見があったことなどについて報告がありました。 また、このような状況から、委員会議のあとに開催することとなっている拡大会議(委員に加えて 町内会長さんや患者さん代表が入ります)の開催が困難な状況であり、まずは医師会としっかりと協 議し、2 月中に拡大会議を開催できるよう努力したいとの報告があったところです。 委員側からは「反対理由の受け止め」、「市の方向性が2転3転したことが原因ではないのか」、 「意見交換が不十分だったのではないか」などの意見が出されたところです。 市側としては当初の予定を踏襲し、3 月にはアクションプランを策定し、市長に答申できるよう努力 したいとの説明がありました。 ■危険廃屋・空き家の状況について~総務課■ 平成 24 年 12 月 27 日、平成 25 年 1 月 8 日の両日、危険廃屋・空き家の実地調査を行なった結 果報告がありました。 結果は次のとおりです。 ・平成 23 年度に危険と判断した廃屋等 67 棟。うち修繕済 4 棟、解体もしくは撤去(予定も含む)13 棟で危険と判断した廃屋等は 50 棟になったこと。 ・加えて今回の調査で、新たに 2 棟を危険な建物と判断し 52 棟となる。 私からは雪害対策会議の実施状況の確認、危険廃屋の状況把握と同様に、各課における雪に伴 夕張市議会議員 あつやつかさホームページ掲載用 2 平成 25 年 1 月 29 日 行政常任委員会 報告と審議の状況 2013 年 1 月 29 日 う課題把握を常に行って頂きたいとの要望をさせて頂いたところです。 ■その他の報告■ 上記のほか、以下記載の項目について報告がありました。 【消防本部】 消防職員の人事異動について他 平成 24 年火災・救急・救助の出動状況について 消防水利の除雪ボランティアについて 東京消防庁との交流事業について 火災の発生について 【教育委員会】 平成 25 年夕張市成人祭について(教育委員会) 【まちづくり企画室】 幸福の黄色いハンカチ基金寄附状況の報告(平成 24 年度第3四半期:10 月~12 月) 幸福の黄色いハンカチ基金助成事業 平成 25 年度上期募集について 今後の公共交通に関する地区別説明会について(説明会での配布資料は、市ホームページに 掲載されています。http://www.city.yubari.lg.jp/contents/municipal/kyogikai/kotsu/pdf/haihu.pdf) 【財務課】 平成 24 年度特別交付税について 平成 25 年確定申告相談について 【建設課】 雪害防止交通安全パトロール実施について 道路施設節電対策の取り組みについて 【福祉課】 市立診療所における無資格看護等事件について 【総務課】 第 46 回衆議院議員総選挙及び第 22 回最高裁判所裁判官国民審査の結果について 夕張市議会議員 あつやつかさホームページ掲載用 3
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