すくすく VOL.4(サイズ:1.78MB) - 公益財団法人 大分県自治人材育成

益々高まる
チームワークの重要性
株式会社 プレスタイム九州
代表取締役
米澤 金作
わりなく日々の業務に精励のことと思います。昨年の
2 個人の仕事は全体に影響し、
全体の流れが個人の仕事に影響する
3.11 に発生した東北大震災及び原発事故以来、いま
組織にしても同じことが言えます。組織の事業目的
なお日本中が重く暗い気持ちに覆われています。そん
を効果的に達成する為に、多くの人が自分の役割を認
な中でも、わが身や家族をふり返らずに不眠不休で復
識し、互いに協力し合うことによって、仕事が進めら
興の先頭に立ち、地元の方々や全国さらには海外から
れます。一人きりで仕事を完結するということは、ま
のボランティアなどとも協力しながら、困難に立ち向
ずありません。どんなに自己完結的と思われる仕事で
かう各首長をはじめとする地方公務員の皆さんの 「使
あっても、その仕事は、組織全体の中のある部分を担
命感と責任感」 に裏打ちされた行動や姿に、強く心を
い、組織全体の活動の中に反映されます。加えて、仕
打たれます。このことは、人材育成の仕事を生業とす
事への取り組み姿勢や行動などは、周囲の人や職場の
る私自身にとっても、「チームワーク」 や 「リーダーシッ
雰囲気に影響します。従って、一人の仕事も何らかの
プ」、さらには 「絆」 や「連帯」というものの大切さを
形で他の人の仕事に結びつき、何らかの影響を与えて
改めて思い起こさせられることになりました。今回は
いるのです。このように、直接・間接に仕事はチーム
そのいくつかのキーワードの中から 「チームワークの
ワークによって進められており、しかも相互に影響し
重要性」 について述べさせて頂きます。
合っているといえます。よって、まずはメンバーの一
1 組織の仕事はチームワーク
人ひとりが自分の役割を、責任をもって果たすことが
私自身、「チームワーク」 とは“ある共通の目的に
第一です。しかし、それは自分の役割のことしか考え
向けて、組織を構成するメンバーそれぞれが自分の役
ないというのではありません。個人の仕事は全体につ
割を認識して、それを実行し、互いに助け合い、全体
ながり、全体の動きは、個人の仕事に影響します。自
として相乗効果をあげながら、目的を達成していこう
分の仕事をしっかりと行うと同時に、全体に目を向け、
とすること”だと考えています。これをわかりやすく、
常に自分のやるべきことを捉えながら協力して動くこと
サッカーチームの例でみてみましょう。チームの目標
が大切になります。
“なでしこジャパン”の世界一は、
は、
『ゲームに勝つ』ということです。さらに、いくつ
まさにこれを体現した結果だといえます。乗り越える
かのポジションの基本的な役割をみますと、例えばフォ
べき様々な重要課題を持つわが国や地域の将来を考え
ワードは 「シュートをする」、ミッドフィルダーは 「ゲー
ますとき、「チームワーク」 の重要性は更に高まるもの
ムを組み立てる」、ディフェンダーは 「相手の攻撃を
と思います。
防御する」、ゴールキーパーは 「ゴールを守る」 という
私も、様々な研修を通じ、「チームワーク」 の重要
ことになります。このように、それぞれのメンバーは、
性を参加者の皆さんと共に学び、そして実践して行く
この基本的な役割を認識しながらも、ゲームの流れに
所存です。皆さんも、地域住民の方々の最大幸福の為
応じて動きながら、臨機応変にその時どきの自分の果
に、
“個々”の磨きと共により一層“チームワーク”を
たすべきことを自覚し、最善をつくす。そうした個々
発揮した仕事の実践をお願いしたいと思います。
の役割認識と、全体の流れを汲み取った機敏な行動が、
最後になりましたが、今年一年の皆様のご健康とご
結果としてチームの目標である“勝利”へとつながる
多幸、なお一層のご活躍をお祈りします。
今年も早 2 ヵ月が経過しました。みなさん、お変
ことになります。
2
すくすく 2012.3 vol.4
民間派遣研修に
参加して
竹田市 福祉事務所
林 宏美
今回、平成 23 年 9 月 8 日から11 日の 4 日間、
株式会社トキハでの研修に参加させていただき
ました。
研修初日の午前中は、座学ということで、トキ
ハの研修担当の方から研修における目標設定や
サービスと印象について、トキハのサービスの考
え方や企業理念、金銭授受のロールプレイング
をご指導いただきました。
研修の目標設定では、研修参加者全員が今回
の研修での目標を発表し、その目標について研
修担当の方から質問を受け、目標の具体化を図っ
ていきました。
サービスと印象については、人の印象記憶度
は 1 位視覚、2 位聴覚となっており、視覚・ 聴
覚から受ける印象が全体の 94% を占めていると
いうお話がありました。人は目や耳から受ける印
象が強く残るため、接客では「やさしそう」「怖
そう」といった「○○そう」という印象が非常に
大切であるということを学びました。
トキハのサービスの考え方では、基本的なサー
ビスから予想外に感動したサービス等サービス
段階を 4 段階に分け、各々その段階ごとのサー
ビスを具体的に考えました。その後研修参加者
の数名が具体的に考えたサービス内容の発表を
行いました。その結果、個人個人で考えるサー
ビスが異なり、また同じサービスでも段階が異な
ることから、サービスランクを決めるのは「お客
様 ( 提供される側 )」であることを認識しました。
午前中の座学を終え、午後からはさっそくお買
場 (トキハでは「売場」ではなく、お客様がお買
い物をする場ということで「お買場」と呼んでい
ます ) での実習が始まりました。参加者 2 名ずつ
に別れ、各階での実習となりました。私は、6 階
の子供雑貨部の CD、DVD 特設会場にて、実習
を行いました。2 日目は同じ 6 階の文具のお買場、
3 日、4 日目は CD、DVD 特設会場にて実習を
行いました。お買場実習では、
「○○そう」という
印象が大切であることを意識し、お客様から声を
かけていただけるように、お客様の様子をうかが
い、笑顔で接することを心がけ実習に臨みました。
研修最終日には「振り返り」の時間が設けられ、
他の参加者の感想や今後の課題を聞く機会があ
り、自分が感じたこと以外の経験や思いを聞く機
会を得られました。
今回の研修は、普段慣れていない立ち仕事で
あったため、足が痛くなったり、常にお客様の目
がある環境であったため緊張しながらの実習とな
りました。また、研修を通じて感じたことは、一
人の従業員の態度がトキハ全体の印象になって
しまうこと、またそのお客様とはその時にしかお
会いできないかもしれないため、お客様にいか
に正確な情報をお伝えするか、その大切さに気
づかされました。今後職場では、「○○そう」と
いう印象が大切であることを意識し、日常の業
務に携わっていきたいと感じられる研修でした。
最後に、研修でご指導くださったトキハの職員
の方々、大分県市町村職員研修センターの方々、
またこの研修に参加するにあたり快く参加を承諾
してくれた職場の方々にお礼申し上げます。
すくすく 2012.3 vol.4
3
「事務処理マニュアル
作成研修」を受講して
ニュアルを定期的に見直していかなければならないと考
えました。こういう研修というのは、私自身の業務を見
直すとてもいい機会になります。これからも研修の機会
を大事にして、研修で学び、一層の業務の質の向上に
努めていきたいと思いました。
姫島村 教育委員会
社会教育課
中城 友貴
平成 23 年 9 月 15 日に事務処理マニュアル作成研修
を受講しました。株式会社インソースの菅原 敦子氏が
講師として話されました。この研修の目的は、マニュア
ルの作成の手順を分かりやすく、また活用しやすくまと
める手法を学ぶことで、円滑で効率的な事務処理能力の
向上を図ることでした。
私が、この研修を通じて考えたのは、わかりやすいマ
新採用職員研修(後期)を
受けて
ニュアルというのは、それを見て、その業務のゴールが
イメージ出来るものでなければならないということでし
た。誰が見ても明快で誰がその業務を行っても同じゴー
ルに向かえる、そのための資料こそ「いいマニュアル」
であり、公平なサービスを提供しなければならない公務
員にとってマニュアルの有無が業務の質やスピードを大
きく左右することを学びました。私は、この研修を受講
するまでマニュアルというものを重く考えたことはあり
ませんでした。しかし、この研修を受講して、その重要
性を強く感じました。
この研修を受講した後、私は、公務員になってからの
約 2 年間の業務を見直しました。そして、約 2 年の経験
を基にして、1 つ 1 つの業務における手順を記し、パソ
コンのファイルにその専用のものを作りました。私は、
仕事の性質上、生涯学習に関する行事を担当していて、
その手順等を行事別に分けました。手順を記すことで、
ミスした所を反省し、次に生かせるようになりました。
しかし、研修で自分だけの解釈をそのままマニュアル化
してはいけないし、マニュアル作成は 2 人から6 人で作
成するのがベストであると言われていましたので、これ
からは、私の作成したものを私の上司と部下に見てもら
い、検討していかなければならないと考えました。そして、
私が見てマニュアルの作成が必要な業務は、私がマニュ
アルの作成を勧め、私自身もその作成に携わっていきた
いと思いました。
最後に、私は、こういう研修に参加するたびに、一緒
に新採用職員研修を受けていた人が、素晴らしい公務員
になっているのを見て、喜びとともに、自分はまだまだ
と感じます。だからこそ私は、研修に参加してそう感じ
た時に、学ばなければならないという意識が生まれてき
ます。私は、この研修を受講して、これから新たなマニュ
アルの作成をしようと考えました。そして、作成したマ
4
すくすく 2012.3 vol.4
国東市 福祉事務所 安岐保育所
前 田 はる香
私が出席させていただいた研修は、公務員として勤務
し始めて半年が過ぎた頃でした。半年が過ぎると、ある
程度の仕事の流れがわかり、任せられる仕事に責任が
伴ってきます。そのような職場環境の中で出席した研修
は、本当に実感しながら学習することが多くありました。
今回の研修は、地方自治制度や人権・同和問題、介護
実習研修や仕事の進め方といった内容を2泊3日の日程
で学習しました。研修では、講師の方のお話を座って聞
くだけではなく、他の市町村の方とグループワークをする
ことが多かったです。今回の研修の前に、新採用職員の
研修が九重・別府で2回あり、その時に友達になった他
の市町村の方とグループワークを一緒にする機会があり
ました。顔見知りということもあり、打ち解けた雰囲気で
グループワークを進めることが出来ました。また互いの配
属課を知っているので、グループワークの課題と自分達
の仕事内容を、自然に重ね合わせることが出来ました。
私が研修で印象に残った講義は「仕事の進め方」です。
最初に「あなたの先輩・上司は、あなたに何をしてほ
しいと思うか?」という問いかけから講義が始まりまし
た。この問いかけに、まずは自分一人で考え、その後は
グループの中で意見交換し、最終的には全12グループ
で意見交換をしました。自分と同じ考えを持っている方・
違う考えを持っている方等、色んな意見が出ました。最
終的に私達が行き着いた答えは「働き始めて半年を過ぎ
たら、周囲の人にプラスの影響を与えられる存在になっ
てほしい」
「任された仕事のポイントを理解していること」
の2点でした。この講義の最後に
「自分の1年後を考える」
というものがありました。配布された用紙には、どんな
風になりたいか・働きたいか・どんなスキル・能力を身
につけたいか等いくつかの項目がありました。一つずつ
項目を埋めていくことで、どんな自分になりたいのか・
なりたい自分に必要なものは何なのか、沢山のことが見
えてきました。
公務員であり、保育士である自分にとって、研修で得
た事を職場で活かしていきたいと思います。私は市職の
保育士として、2才児27名の副担任をしています。1年
後は、今より子どもの病気やアレルギー症状に詳しくな
り、保護者の悩みや疑問に答えられるようになりたいで
す。そして市民が安心できる行政サービスとして、自分
自身の保育の質を向上出来るよう心がけたいです。研修
で見つけることの出来た自分になれるよう、日々頑張っ
ていきたいです。
2日間にわたって講師を務めていただいたのは、株
式会社プレスタイム九州代表取締役の米澤金作氏。研
修の8割がワークショップ形式となっており、受講生
27 名を4班に分けて様々な問題解決を行いました。私
もこれまで多くの研修に参加いたしましたが、今回ほ
どワークショップが多い研修は記憶にありません。「百
聞は一見に如かず」ということわざのとおり、ワーク
ショップ形式による講義では「何が問題となっている
のか」や「問題を解決するには何(どのような能力)
が必要なのか」ということが浮き彫りになりました。
一つ例をご紹介いたします。
講義を行っている部屋の一角に仕切り板を設置し、
その向こう側に「フライングカー」(飛行機と自動車が
一体となった架空の乗り物)の模型があります。この
模型を目視できるのは、7名の班員の中で2名のみ。
この2名が中心となって設計図を作成し、それに基づ
き、他の班員が6台のフライングカーの製作を行うと
いうものです。制限時間は90分です。私の班では、
P-D-C-A(Plan ⇒ Do ⇒ Check ⇒ Action) を 意
識し、まずは製作に関する綿密な計画を立てました。
そして、できる限り正確な設計図を作成し、できる限
り正確に情報を伝達し、できる限り正確に組み立て作
業を行いました。ここまでは順調に進んでいたのです
が、気が付けばわずかな残り時間しかありません。こ
の頃、班員全員の顔に焦りの色が見えてきました。結局、
制限時間内にはフライングカーは完成せず、延長時間
内でバタバタと6台を完成させることとなりました。そ
介護実習(高齢者疑似体験)
して、私達以外の班にも同様の状況が多く見受けられ
ました。私なりに得たこのワークショップでの教訓は、
「正確に行うことも大切だが、時間内(期限内)に行
うことも同様に大切である」ということでした。私達の
班に欠けていた意識は、「時間観念」でした。このよう
中堅職員研修
政策形成・
コミュニケーション
に、ワークショップ形式の研修により、自分達に欠け
ている意識が浮き彫りとなり、今後の業務に対してど
のような姿勢で取り組むべきか、よく理解することがで
きました。
今後は、今回の研修でご教示いただいた、P-D-C-A
(Plan ⇒ Do ⇒ Check ⇒ Action) の 実 践 やコスト
意識、時間観念を持って行動することなどを念頭に置
き、中堅職員としての自覚を持って仕事に励みたいと
思います。
豊後高田市
情報推進課
城 武志
この研修を受講するに当たって最初に思ったことは、
自分がこの研修を受ける対象となっているということを
しっかりと認識し、中堅職員としての自覚を持たなけ
ればならないということでした。そのため、最低でも
何か一つは自分のためになるスキルを持ち帰ろうと決
意し、この研修に参加いたしました。
すくすく 2012.3 vol.4
5
自主・連携
カレッジ
玖珠町 建設水道課
宿利 敬一
これまで入職して13 年間担当業務・担当部署はもちろ
んのこと関係部署との連携を密にとりながら業務を行って
きたところですが、異動して改めて自発的なコニュミケー
ション作りや課題に対する能力を身につけるためにも、自
己研鑚が必要だと感じたことがきっかけで、今回の「自主・
連携カレッジ」に参加しました。
■集中講座Ⅰ
「リーダーシップマネジメントとコミュニケーション」
初めて会うメンバーがどのようにコミュニケーションをと
りながらチームとしての連携を取ったらいいのか?誰かが
リーダーシップを取ることによって他のメンバーがどのよう
にサポートすべきなのか?をゲームを通して学びました。
現代のリーダーはフォロワーがいてリーダーとなり、リー
ダーシップはリーダーとフォロワーの間に生じる力のこと
であり、リーダーが後ろを振り返った時に、喜んでついて
くるフォロワーがいるかどうか?→巻き込む力の有無、フォ
ロワーは能動的・主体的にリーダーについていくことを決
意しているか→巻き込まれる力の有無が重要である。
例えば、震災や原発事故等予期せぬ不測の事態が起き
たとしても、自治体職員がこのことを備えていれば、様々
な面で素早い対応が期待できるだろうと思いました。 自らが牽引役となって組織を動かすため、周囲をどう取
り込むか、どう巻き込むかを学ぶこと、リーダーシップとと
もにフォロワーシップを発揮できるスキルを習得できたこ
とは、これからの業務に役立つと思います。
コミュニケーションの仕組みを理解し、実践に役立てる
ことが、対職員、対住民、ひいてはクレーム対応への足か
せとなり得ることも併せて学びました。
」
■集中講座 Ⅱ「部下力向上(フォロワーシップ)
時代の変化に即応した市町村運営を続けていくには、
「当時者意識を持ち、組織や上司と協働する意識と行動」
を持った中堅職員の育成が必要となる。そのためには、部
下力向上
(フォロワーシップ)
の習得を図ることが必要です。
現代のリーダーは、ほとんどの組織においてその成功に
対する平均的貢献度は20%に過ぎない。残り80%はフォ
ロワーが鍵を握っている。
必ずしも強力なリーダーの存在が組織の成功を決める
のではなく、多くのリーダーが「優秀なフォロワー」によっ
て支えられていることを学びました。
自治体職員にとって、近年の変化の激しい時代の中で
はフォロワーの部分から「①有能な担当者から周囲をリー
ドする存在②変化の時代に対応する意思決定」が大事で
あると思います。
■集中講座 Ⅲ「ネットワークづくり」
講師は、私たちと同じ自治体職員で構成された自主研
6
すくすく 2012.3 vol.4
究グループ「Mf net(Miyazaki fun! network)
」を招
き、
「ネットワーク構築術・個別活動の活性化」と題してメ
ンバーの活動を基に市町村の枠を超えた人的ネットワー
クの構築や、行政リーダーの育成を目指してさらなる充実
を図る研修でした。
Mf net の設立のきっかけから、設立までの道のりや活
動内容の説明がありました。
Mf net では毎月の勉強会開催までに可能な限り事前
打ち合わせを行うことを心がけている。それは何より、ス
タッフ同士が直接顔をあわせて考えをぶつけ合うことが、
持続していく力になると考えているからである。議論する
こと、進行すること、みんなの意見を引き出すこと、意見
をまとめること、これらも立派なスキルであり、会を運営
することでこれらのスキルアップを図ることも活動の重要
な一環だと思っている。当然、毎回の打ち合わせに全ての
スタッフが集まることはなく、参加できるものがそれぞれ
役割分担して進めている。継続するために、無理せず楽し
く活動する、それが Mf net のモットーであるとのことで
した。
個人的には、消防団活動やイベント等を通じて、町民と
の活動やコミュニケーションを図るように心がけています。
実際に町民との会話では「役場の給料は高い」や「あん
たはようしてくれるけど○×課の人は対応が悪い」などの
話が出ます。そのときに的確に回答することでほとんどの
人は納得してもらえます。
公務員の仕事である「まちづくり」だけでなく、住民と
しての「まちづくり」を考えながら、自治体職員としての
職責をおこなうことが大事だと思います。
閉講式のあと意見交換会が開かれ、Mf net のメンバー
も参加し、大分と宮崎の自治体職員の懇親が深まり、最
終的に今回の自主・連携カレッジの受講者によりO・F・P
(Oita・Fun!・Party)を立ち上げよう!!という話になり、
この研修だけではなくメンバーと共に今後につなげること
が出来ました。
平成24年度 研修実施予定表
*は平成24年度新規事業
研修区分
研 修 名
幹部セミナー
新任課長級研修
①(人事評価)
新任課長級研修
②(組織マネジメント)
新任課長補佐級研修
①(課長補佐の職務と発想戦略研修)
基本研修
1
H24.7.10 ~ 11
40
1
H24.7.12 ~ 13
70
2
70
2
60
係長級昇任職員
【①・②のうち1つを選択】 60
60
1
H24.7.4 ~ 6
1
1
1 班:H24.7.25 ~ 27
2 班:H24.8.1 ~ 3
採用 5 年目~ 10 年目の職 35
員で係長に昇任するまでの
職員
35
(原則)
【①~③のうち1つを選択】 35
1
H24.11.13 ~ 14
1
H24.11.21 ~ 22
1
H24.11.29 ~ 30
160
2
160
2
長期臨時職員及び受講を
希望する非常勤職員
150
2
受講を希望する職員
30
受講を希望する職員
新任税務職員
法人住民税事務の担当職員
固定資産税事務の担当職員
40
80
50
50
40
40
50
40
40
40
40
40
40
40
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
40
1
40
40
18
1
1
1
5
27
2 政策研修等
①創造力・企画力向上講座
14
1
②図解表現力向上講座(2 回) 24
2
18
12
1
1
24
2
14
1
15
1
新採用職員研修(前期)
新採用職員研修(後期)
臨時職員研修
ステップ
アップ研修
自主・連携
カレッジ
集中講座Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
法制執務研修
行政実務研修
職務研修
職務能力
向上研修
税務初任者研修
税務研修
法人住民税事務研修
固定資産税事務研修
情報公開・個人情報保護法研修
財務実務研修
滞納・徴収事務研修
公金徴収(私債権等)事務研修
基本
契約事務研修
工事請負
法務実務
複式簿記と公会計基礎研修(新規)*
ハードクレーム対応研修
条例等立案改廃研修
話し能力開発研修
自己管理・タイムマネジメント研修
事務処理マニュアル作成研修
研修担当者研修
1 年間研修
①地域政策スクール
県職員合同研修
職務能力
向上研修
人員 回数
実施日など
60
1 H24.7.31
40
新任課長補佐級研修
②(組織管理とコーチング)
新任係長級研修
①(意識改革・モチベーション)
階層別研修
新任係長級研修
(必修研修又は ②(政策形成・地域づくり)
選択必修研修) 中堅職員研修
①(キャリアプランニング)
中堅職員研修
②(中堅リーダーシップ)
中堅職員研修
③(政策形成・コミュニケーション)
自己開発研修
研修対象者
現任課長級以上の職員
③住民との協働講座
④政策ディベート実践講座
⑤政策立案のためのマーケティング
講座(2 回)
⑥政策形成能力基礎講座
⑦自治体政策法務実践講座
課長級昇任職員
【①・②のうち1つを選択】
課長補佐級昇任職員
【①・②のうち1つを選択】
平成 24 年度新規採用職員
及び平成 23 年度中途採用
職員
受講を希望する職員
徴収事務の担当職員
徴収事務の担当職員
受講を希望する職員
受講を希望する職員
採用 5 年未満の職員
各市町村の研修担当者
受講を希望する職員
受講を希望する職員
1 班:H24.8.7 ~ 8
2 班:H24.8.9 ~ 10
1 班:H24.8.21 ~ 22
2 班:H24.8.23 ~ 24
1 班:H24.4.11 ~ 13
2 班:H24.4.18 ~ 20
1 班:H24.10.16 ~ 18
2 班:H24.10.24 ~ 26
H24.4(1 日)
H24.10(1 日)
H24.5.24 ~ 25 H24.8.17(1 日研修)
H25.2.1(1 日研修)
H24.8.29 ~ 31
H24.6.21 ~ 22
H24.9.28(1 日研修)
H24.10.9(1 日研修)
H25.2.7 ~ 8
H24.10.4 ~ 5
H24.6.14 ~ 15
H24.11.1 ~ 2 H24.9.4(1 日研修) H24.9.5(1 日研修) H24.11.8 ~ 9 H24.12.7(1 日研修)
H24.12.13 ~ 14 H25.1.10 ~ 11
1 班:H24.9.6
2 班:H24.9.7 H24.9.20 ~ 21
H24.9.14(1 日研修)
H24.5.17 ~ 18
H24.6 ~ H25.1
(27 日程度)
H24.9.19 ~ 20
1 班:H24.9.26 ~ 27
2 班:H24.11.20 ~ 21
H24.9.11 ~ 12
H25.2.7 ~ 8
1 班:H24.8.23 ~ 24
2 班:H25.1.29 ~ 30
H25.2.14 ~ 15
H25.2.13 ~ 15
H25.2.25 ~ 26
すくすく 2012.3 vol.4
7
研修区分
研 修 名
⑧問題発見・解決能力向上講座
⑨ミッションマネジメント講座
(新規)
*
⑩企業経営マインド講座
講師
指導者養成
養成
研修
研修
派遣研修
支援研修
県職員合同研修
職務研修
職務能力
向上研修
⑪リスクマネジメント講座Ⅰ(2 回)
⑫ファシリテーション講座
⑬リスクマネジメント講座Ⅱ(2 回)
研修対象者
係長級以上で受講を
希望する職員
課長補佐級以上で受講を
希望する職員
⑭現場対応型研修
(予定)クレーム対応
接遇(ビジネスマナー)
危機管理
受講を希望する職員
オフサイトミーティング
コミュニケーション
プレゼンテーション(交渉力強化)
接遇研修指導者養成研修
市町村長が推薦する職員
地方自治制度講師養成研修
(係長級以上)
地方公務員制度講師養成研修
研修プランナー養成
研修担当者等
OJT標準コース指導者養成
職場研修指導者
ハラスメント防止研修リーダー養成
市町村長が推薦する職員
政策法務研修
市町村長が推薦する職員
自治大学校「新時代・地域経営コース」
(係長級以上)
日本経営協会(NOMA)福岡への派遣
住民監査請求と住民訴訟の法律
市町村長が推薦する職員
行政評価の導入・活用と行政経営
民間派遣研修
市町村長が推薦する職員
市町村が重点的または緊急に実施する独自研修
実施市町村において定める
への支援
通信講座
市町村長が推薦する職員
人員 回数
実施日など
10
1 H24.8.20 ~ 21
1 班:H24.9.3 ~ 4
24
2
2 班:H24.11.14 ~ 15
14
1 H24.8.1 ~ 2
1 班:H24.8.28 ~ 29
24
2
2 班:H25.1.22 ~ 23
12
1 H24.11.1 ~ 2
1 班:H24.7.31
24
2
2 班:H24.12.11
240 12 未定
18
2
2
3
4
3
5
1
1
1
1
1
1
1
H25.1.23 ~ 25
H24.12.4 ~ 14
H24.7.24 ~ 8.3
H24.6.7 ~ 8
H24.7.12 ~ 13
H24.10.18 ~ 19
H24.7(予定)
2
1
H24.7.24 ~ 8.8
3
5
10
適
宜
150
1
1
2
適
宜
H24.7.5 ~ 6
H24.9.28
H24.9(4 日間)
(予定)
実施市町村と協議
H24.6~H25.2
⃝新設した研修
「複式簿記と公会計基礎研修」
貸借対照表等による財務状況の的確な把握や、健全な財政状況を維持するための取組みが求められていることに
対応するもの。
「ミッションマネジメント講座」(県職員合同研修)
内外の環境変化に対応し、業務や組織のビジョンやミッション(使命)の実現に向け、各種の施策等について仮
説/実践/検証といった目標管理のサイクルを個人や組織で回すことのできるマネジメント能力の習得を図る。
⃝内容等を変更した研修
「契約事務研修」
契約事務研修は、「基本」「工事請負」「法務実務」の3部構成ですが、
「基本」と「工事請負」で一部重複する
部分があることから、
それぞれ1日研修とし、合わせて2日を連日の日程で実施。
(2日 or いずれか1日の選択も可能)
「ハードクレーム対応研修」
これまで住民クレーム対応研修を実施していましたが、行政に対するクレームの内容は益々複雑多様化してきてお
り、受講生の要望も踏まえてハードクレーム対応研修を実施します。
(一般的なクレームから悪質クレームまで)
「話し能力開発研修」
参加希望者が多くニーズが高いことから、受講機会を確保するために実施回数を1回から2回に拡充します。
★昨年度に引き続き、通信講座も実施いたします。みなさんの積極的な参加をお願いいたします。
※平成 24 年度研修予定等の詳細については、ホームページをご覧ください。 アドレス http://kenshu-oita.or.jp
☆2月の臨時評議員会及び理事会において次のことを決定し、県に要請しました。
平成 26 年4月1日から市町村職員研修センターと県職員研修所の研修及び組織を一元化すること
Q研修はどうなるの?
Q研修施設はどうなるの?
8
すくすく 2012.3 vol.4
A県職員との研修の機会が増えていきます。
A現在の県職員研修所(大分市旦野原)に県と共同で研修施設を整備します。