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自分は何が得意か
「得意なこと=好きなこと」
ではないことに注意する
その仕事が長期的に本人に
もたらす意味や価値が問題
自分はいったい何をやりたいのか
シャインの3つの問い
どのようなことをやっている自分なら、意味を感じ、
社会に役立っていると実感できるのか
自分ならではの強みはどこにあるのか
自分があることをしたいとき、
それをしたいのはなぜか
キャリアを考えるための問い
アーサーの3つの問い
自分はこれまで誰とつながり、その関係を
どのように生かしてきたか
過去の歩みを意味づけないと、
将来が見えてこない。
(これまでの職場についてについて)
なぜこの会社を選んだのか
ひとの発達は生涯にわたって起こる。いくつに
なっても成長・発達する
生涯発達は、安定期と移行期からなるサイクルを
形成している
生涯発達心理学の基本仮説
節目以外はドリフト
成人以降の発達段階に応じて、それぞれの
段階の発達課題が存在し、それをクリア
すると人間としてまた一皮むけることになる
節目ではキャリアをデザインし、自分の
考えでキャリアを選択することが重要
リアリティショックとどう向き合うか
何でも試す二十代
よい我慢とわるい我慢
ヤングのキャリア発達課題
夢を持ち続けることが大切
節目ではメンターとなる人の
アドバイスを大切にする
組織や職種という境界や枠組みの
限定がゆるくなりつつある
上司と部下のような垂直的な命令関係よりも、
もっと対等で水平的なネットワーク状の
関係が大切になりつつある
霧がかかったらメン ターを捜す
『ライフサイクルの心理学』
レビンソン/講談社学術文庫
ますます力みなぎり創造的になる人と、
停滞し始める人とが今まで以上に顕著に
分化してしまう時期
世の中(世界)におけるキャリアの
あり方が変化してきている
(バウンダリーレス・キャリア)
真の個性化は40歳以降に始まる
ライフワークともいうべき仕事が人生の
後半になされていることが結構多い
人生の自然な逆算
変化や適応、ネットワーク作りのための
対人スキル
節目ごとの生涯キャリア発達課題
成熟期(35~65)で深く自問すべきこと:
自分より若い世代に対して意味のあるものを、
これからもより高度な形で生み出し続ける
ことができるか
(これをクリアすると、「世話」「面倒見」
という美徳を身につけることになる)
「個人が組織に雇用されていること」が前提
ではなくなり、個人の側が組織に対して
エンプロイアビリティを絶えず編み上げる
ことが新たな前提となりつつある
エリクソンのライフサイクル論
「若い人を育てられるかどうかが、分かれ目となる」
と書いてあったが、僕自身は少し違う印象を持っている。
自噴の周りの人を見ると、意欲や働きがいや自尊心
(プライド)を無くしかけて成長が止まりかかっている
ように思える。またエネルギッシュであっても、独り
よがりで他の人(若い部下など)から信頼や尊敬を
されなかったり、人心を得られない人(リーダー
シップを発揮できない人)は、一人の人間として
成熟できていないと言えると思う。
節目だからこそ長期的なキャリアを
考える必要に迫られている
ミドルのキャリア発達課題
(40歳が人生の正午)
原因が外部にあっても、夢を伴った
内面からの問いでなくてはならない
多重節目現象と危機の二面性
せっかく生まれたのだから、人生は生き抜くに
値するとまず信じる。
信じるから元気が出て、
元気が出るからアクションがとれて、
アクションの結果を信じているから、実際に
成果をあげるまでがんばってみる
という善循環に回ることが大事。
国も産業社会も、その中の会社も、
そこの人事制度も節目をくぐっている
Ⅰ準備、Ⅱ遭遇、Ⅲ順応、Ⅳ安定化
揺れ動くキャリア観
人はその人生の中で、このサイクルを
何度も回りながら育っていく。
このサイクルには、善循環でまわる
場合と悪循環でまわる場合がある。
あるステップで上手くいくかいかない
かが、次のステップに影響を及ぼす。
働くひとのための
キャリア・デザイン
「人生は生き抜くに値するか」
→信じてアクションを起こすのがよい
<エクササイズ>(相談を受けたとき)
1.この人は、トランジション・サイクルのどの段階に今いるのか
避けるべきことは、どの方向に行こうか
迷っている間に日が暮れること。
「この方向に行けば獲物に出会うはずだと
信じて元気よく頑張る行為」の結果、獲物を
見つけ出すので、狩りという行為や当初の
方向の選択もそれでよかったと腑に落ちる
(意味が生成される)
2.どうやってそこに至ったと思われるか
プラスに働く自己成就的予言
(ナスピカ族の狩りの占い)
夢の現実吟味とアクション
ニコルソンの
キャリア・トランジション・モデル
偶然の掘り出し物に出会うにも、
そのために必要なアクションがあり、
またアクションをとるためには、自分の
目指す方向付けを決めなければならない
(アクションや計画があれば、偶然を
うまく輝くように生かせる)
30代後半から40代以降で、生涯全体を貫く
目標を探し始める必要がある。
また、現実と照らし合わせて、夢を修正する
4.つぎの段階で起こりそうなことについて、そのパターンは
この人になにか警告しているか。個人の側、環境の側の問題
には、それぞれどのようなものがあるか。
6.次の段階で何が起こりそうか。次のサイクルはどのような
サイクルになりそうか。早めに決めるために、その人や、
相談を受けているこの私がすべきことがあるか。
7.今のサイクルでの現段階、次の段階、またくるべき
次のサイクルをうまく自分がくぐっていくために、
他の上司、人事部、管理部門のスタッフなどに何を
要望すべきか。
1 キャリアに方向感覚を持つ
2 節目だけはキャリア・
デザインする
節目以外はドリフトすべき
(自然の流れに任せる)
元気よくキャリアを歩むために
3 アクションをとる
「キャリア」の定義
『長い目で見た仕事生活のパターン』
4 ドリフトも偶然も
楽しみながら取り込む
なんらかの危機
このままでいいのかという焦燥感など、
このままでは具合が悪いと思ったとき
3.これまでこのサイクルを他の場面でくぐってきた、
この人の過去の経験に何らかのパターンが見いだされるか
5.次のサイクルが見えてきているか。もしそうでなければ、
どうしてまだ見えないのか。
どこに向かっているのかわかっていなかったら、
おそらくどこか違うところに辿り着いてしまう
キャリアをデザインするという発想
もう一つのトランジション・モデル
メンターの声
自分がやっていることがあまりに楽しいとき、
はまっているとき、いやだいやだと言って
始めたのに、それが上手くできている
ことにふと驚いたとき
節目や移行期は危機であるが、危機には
<危険>と<機会>がともに存在する
[変革の時代には、変革のデザイナー
という意識をもてるか、変化の犠牲者
という意識に陥ってしまうかで、
キャリアの歩み方における違いは大きい]
中年で干上がらないために
また、意欲や働きがいや自尊心(プライド)に
関しては、これらをキープできるだけの体力(体調)
管理、生活のリズムの管理ができるかどうかの問題
もあると思う。
cf.M.セリグマンの学習性無力感の理論
『オプティミストはなぜ成功するか』
ものづくりそのものよりも、それを支える
ひとりひとりの個人の中の知識が重宝される
(組織構造よりも個人の行為が重視される)
1.キャリアの節目のデザインは、自分で選び取ること
2.節目にさしかかるとき、あるいは、
人生そのものが、ほかの人たちとのつながり、
相互依存の中に自分がいるということ
(間人(かんじん)主義)
これらは両立可能であり、ともに重要。
どうやって今が節目だと気づくのか
カレンダーや年齢的な目印、
仕事上の節目(異動など)
節目なのにそう気づかずにいるリスクの
方が、節目でないのに節目だと騒ぐ
リスクよりも由々しい。
疑わしい場合は節目と考えるべき。
魂の望むいい仕事をしたいというときには、
どんな仕事をしている人でも、その中に何か
崇高なもの、スピリチュアリティを求めている
なにか精神的なもの、崇高なものが仕事の支えになっているひとは、たくましい
われわれが専門家になるとしたら、それは
ただ単に、他の人の持っていない専門知識を
高度に持っているだけでなく、専門家としての
スピリットも学んでいるはず。
仕事の中の精神性(スピリチュアリティ)