NO.64 つ く み が わ ば し 津久見川橋 津久見川橋は、東九州自動車道の津久見ICと佐伯IC間に架橋される橋 長 291.0m の5径間連続波形鋼板ウエブラーメン箱桁橋です。 本橋は、構造および施工の合理化を図るため、国内初の波形鋼板を架設材 として利用する張出し架設工法を採用しています。また、プレキャストリブ および埋設型枠(PC板)を用いることにより、現場施工の省力化・急速化 を図っています。 ▼一般図 側面図 平面図 ▼橋梁諸元 工 事 名:東九州自動車道 発 注 者:日本道路公団 位 断面図 津久見川橋(PC上部工)工事 九州支社 置:大分県津久見市大字津久見 道路規格:第 1 種第 2 級 形 式:5 径間連続波形鋼板ウエブラーメン箱桁橋 荷 重:B活荷重 橋 長:291.0m(49.6+[email protected]+47.0+42.6) 総 幅 員:10.70 m(有効幅員:9.50 m) 架設工法:張出し架設工法 PC鋼材:主桁縦締め鋼材 床版横締め鋼材 SWPR7B19S15.2(アンダーソン工法:外ケーブル) SWPR19 1S21.8 (SM 工法:プレグラウト) NO.64 ▼構造・施工概要 本橋は、工期短縮・省力化を目的として以下のような工法を採用しています。 1)波形鋼板を架設材として利用した国内初の架設工法を採用 張出し施工において、通常の移動作業車を用いず、波形鋼板を架設材として利用して施工を行っています。この工 法には、以下のような特徴があります。 ①移動作業車の簡易化および軽量化 ②上下床版の施工を別々のブロックで行うことによる必要作業員の平坦化および省力化。 2)プレキャスト部材の採用 現場施工の省力化を目的として、プレキャストリブおよび埋設型枠(PC 板)を採用しています。また、本橋では全 外ケーブル方式を採用していますが、定着突起付近の構造をプレキャストリブと一体化することにより、煩雑な定着 突起の施工を簡略化しています。 施工サイクル ① ④ ② ③ ▼工程表 平成14年 項 目 7 8 9 10 平成15年 11 12 1 2 3 4 5 6 7 平成16年 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 詳細設計 準 備 工 上 部 工 橋 面 工 付属物工 片 付 け 発 行: 三井住友建設(株)土木本部 土木設計部 連絡先: 東京都中央区佃 2 丁目 1 番 6 号 TEL.03-4582-3063 URL: http://www.smcon.co.jp
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