Sun Remote System Control (RSC) - Oracle Documentation

Sun™ Remote System Control
(RSC) 2.2.3 リリース情報
Sun Microsystems, Inc.
www.sun.com
Part No. 819-2286-10
2005 年 2 月, Revision A
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原典:
Sun™ Remote System Control (RSC) 2.2.3 Release Notes
Part No: 819-2022-10
Revision A
目次
1.
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
RSC 2.2.3 の新機能
1
1
Sun Remote System Control
ソフトウェアをインストールする前に
2
Sun Fire V480、V880、V490、および V890 サーバーでの RSC 2.2.3 の
サポート 4
OpenBoot PROM 拡張機能
RSC の一般的な問題
4
5
RSC または SC カードの取り外しと取り付け
警告メッセージの遅延
5
6
alerts.html に誤った情報が記載されている
6
diag-switch? が true に設定されていると、起動時に rsc-console が
tip 接続に切り替わる 6
RSC bootmode -u コマンドでコンソールを切り替えられない
6
rsc-console モードで obdiag を実行すると予期しない動作が発生する
7
telnet セッション数が最大値に達すると「SetSockOpt: Invalid
argument」メッセージが表示される 7
SunVTS の実行時に loghistory でディスクエラーが報告されるが、
SunVTS または Solaris ソフトウェアではエラーが報告されない 8
Sun Fire V480、V880、V490、および V890 サーバーに固有の RSC の問題
8
iii
OpenBoot PROM 拡張診断がオンであるかキースイッチが
Diagnostics の位置にあるとき、RSC コンソールがシステムコンソール
に切り替わり、警告は表示されない 8
起動時の LED の動作
8
Sun Fire 280R サーバーに固有の RSC の問題
その他の RSC の警告
9
9
電源投入時に不正なドライブ障害が報告される
Sun Enterprise 250 サーバーに固有の RSC の問題
9
10
RSC ユーザーアカウントの増設がサポートされていない
10
serial_hw_handshake 変数を変更した場合はシステムを再起動する必要
がある 10
GUI で電源に関する警告のインデックスが誤って表示される
マニュアルの問題
iv
11
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
11
Sun Remote System Control (RSC)
2.2.3 リリース情報
このリリース情報では、Sun™ Remote System Control (RSC) 2.2.3 ハードウェアおよ
びソフトウェアに関するいくつかの問題について説明します。RSC の使用の詳細に
ついては、『Sun Remote System Control (RSC) 2.2 ユーザーマニュアル』を参照し
てください。
RSC 2.2.3 の新機能
RSC 2.2.3 ハードウェアおよびソフトウェアには、次のような新機能があります。
■
RSC 2.2.3 ソフトウェアでは、更新されたシステムコントローラ (SC) カードを搭
載した Sun Fire™ V480、V880、V490、および V890 サーバーがサポートされてい
ます。RSC 2.2.3 とシステムコントローラカードの動作の詳細については、4 ペー
ジの「Sun Fire V480、V880、V490、および V890 サーバーでの RSC 2.2.3 のサ
ポート」を参照してください。
■
RSC のグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) を使用するには、更新された
バージョンの Java™ Runtime Environment、つまり Java 2 Standard Edition
(J2SE) Runtime Environment バージョン 1.3.0_02 以上が必要です。次の Web サイ
トから、適切なバージョンをダウンロードできます。
■
■
Solaris — http://www.sun.com/solaris/java
Windows — http://java.sun.com/getjava
1
次の機能は、RSC 2.2 ソフトウェアの新機能です。これらの機能は、『Sun Remote
System Control (RSC) 2.2 ユーザーマニュアル』には記載されていません。
■
Microsoft Windows 2000 および Windows XP オペレーティングシステムでのクラ
イアントのサポートが追加されました。
■
Sun Fire V480 および V490 サーバーには、ハードウェア機能として、ロケータ
LED がシステムの前面パネルと背面パネルに搭載されています。これらの LED の
状態は RSC ソフトウェアから切り替えることができ、ほかのサーバーとともに
ラックに実装されている個々のシステムを特定することができます。
■
RSC 2.2.3 ソフトウェアでは、最大 16 の RSC ユーザーアカウントをサポートする
ようになりました。最大 10 ユーザーが同時にログインできます。ただし、ユー
ザーアカウント数は増えましたが、1 台のサーバーで同時に実行できる telnet ま
たは GUI ログインセッション数の制限は変わらず、最大 5 セッションです。
Sun Remote System Control ソフトウェア
をインストールする前に
RSC ソフトウェアは、ご使用のオペレーティングシステムに付属の Solaris サプリメ
ント CD のデフォルトインストールセットの一部として収録されています。RSC
サーバーコンポーネントは、Solaris™ オペレーティングシステムが動作している互
換性のあるサーバーにのみインストールしてください。クライアントソフトウェア
は、Solaris または Windows オペレーティングシステムの要件を満たす任意のコン
ピュータにインストールできます。RSC を使用するには、RSC ソフトウェアをイン
ストールして構成する必要があります。
重要: RSC サーバーソフトウェアを以前のバージョンからアップグレードする場合、
または RSC ソフトウェアを再インストールする場合は、事前にサーバーにスーパー
ユーザーでログインし、次のコマンドを使用して構成データをバックアップしてくだ
さい。
# rscadm show > 遠隔ファイル名
# rscadm usershow >> 遠隔ファイル名
バックアップファイルには、RSC で制御するサーバーの名前を含むわかりやすい
ファイル名を付けてください。インストール後、必要に応じてこのファイルを参照し
て構成の設定を復元できます。バージョン 2.2.3 の RSC サーバーソフトウェアをイン
ストールした後で旧バージョンに戻すことはお勧めしませんが、旧バージョンに戻し
た場合には、構成情報を復元し、サーバーの電源を再投入する必要があります。
2
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
RSC 2.2.3 サーバーソフトウェアパッケージ (SUNWrsc) は次の Sun サーバーにインス
トールできます。
■
Solaris 8 2/04 オペレーティングシステムまたは Solaris 9 4/04 オペレーティング
システム、または互換性のあるリリースが動作している Sun Fire V890 サーバー
■
Solaris 8 2/04 オペレーティングシステムまたは Solaris 9 4/04 オペレーティング
システム、または互換性のあるリリースが動作している Sun Fire V490 サーバー
■
Solaris 8 10/01 オペレーティングシステム、または互換性のあるリリースが動作
している Sun Fire V480 サーバー
■
Solaris 8 7/01 オペレーティングシステム、または互換性のあるリリースが動作し
ている Sun Fire V880 サーバー
■
Solaris 8 1/01 オペレーティングシステム、または互換性のあるリリースが動作し
ている Sun Fire 280R サーバー
■
次のいずれかのオペレーティングシステムが動作している Sun Enterprise™ 250
サーバー
■
■
■
Solaris 2.6
Solaris 7
Solaris 8
RSC 2.2.3 クライアントソフトウェアパッケージは次のコンピュータにインストール
できます。
■
Solaris 2.6、Solaris 7、Solaris 8、または Solaris 9 オペレーティングシステムが動
作しているその他の任意のコンピュータ。パッケージは SUNWrscj (GUI) と
SUNWrscd (マニュアル) です。
■
次のいずれかの Microsoft Windows オペレーティングシステムが動作している任
意のコンピュータ
■
Windows 98
■
Windows 2000
■
Windows NT 4.0
■
Windows XP
RSC GUI とマニュアルのインストールに使用する Microsoft Windows オペレー
ティングシステム用のファイルは SunRsc.exe です。
■
クライアントコンピュータで RSC 2.2.3 ソフトウェアを実行するには、Java 2
Standard Edition (J2SE) Runtime Environment バージョン 1.3.0_02 以降の 1.3.x
バージョンが必要です。RSC 2.2.3 ソフトウェアは、J2EE Runtime Environment
バージョン 1.2.x を使用していると動作しません。次のいずれかの Web サイトか
ら適切なバージョンをダウンロードできます。
■
Solaris — http://www.sun.com/solaris/java
■
Windows — http://java.sun.com/getjava
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
3
Solaris オペレーティングシステムへのインストールの場合、『Sun Remote System
Control (RSC) 2.2 ユーザーマニュアル』は
/opt/rsc/doc/locale/pdf/user_guide.pdf にあります。Windows オペレーティ
ングシステムへのインストールの場合、ユーザーマニュアルは C:\Program
Files\Sun Microsystems\Remote System Control\doc\locale\pdf\
user_guide.pdf にあります。
Sun Fire V480、V880、V490、および
V890 サーバーでの RSC 2.2.3 のサポート
Sun Fire V490 および V890 サーバーと一部の V480 および V880 サーバーでは、
Remote System Controller (RSC) カードが新しいシステムコントローラ (SC) カード
に置き換えられています。どちらのカードも同じ RSC 2.2.3 ソフトウェアを実行しま
すが、重要な機能上の相違がいくつかあります。
■
SC カードにはシステムボード上のモデムがありません。RSC 2.2.3 ソフトウェア
のモデム/ポケベルコマンドは、SC カードでは動作しません。同様に、モデム/ポ
ケベル構成変数も SC カードでは機能しません。
■
SC カードにはバックアップバッテリーがありません。サーバーから直接電力を受
け取り、サーバーが AC 電源コンセントに接続されている限り、サーバーの電源
が切れているときやスタンバイ状態のときでも動作します。
これらのハードウェアの変更をサポートするバージョンに RSC ソフトウェアを更新
するには、次の Web サイトにアクセスしてください。
http://www.sun.com/servers/rsc.html
SC ハードウェアでの RSC 2.2.3 ソフトウェアの使用についての詳細は、ご使用の
サーバーの管理マニュアルまたはユーザーマニュアルを参照してください。このマ
ニュアルは、サーバーに付属の Documentation CD に収録されています。
OpenBoot PROM 拡張機能
Sun Fire V490 および V890 サーバーには、OpenBoot™ PROM バージョン 4.15 が搭
載されています。このバージョンの OpenBoot PROM では、標準 (デフォルト) 構成
が新しくなり、拡張診断を含むようになりました。これらの拡張診断により RSC の
動作の一部が変化します。これらの診断の詳細については、ご使用のサーバーに付属
の Sun Fire V490 または V890 Documentation CD に収録されている『OpenBoot
PROM Enhancements for Diagnostic Operation』を参照してください。
4
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
RSC の一般的な問題
この節では、Sun Enterprise 250、Sun Fire 280R、Sun Fire V480、Sun Fire V880、
Sun Fire V490、および Sun Fire V890 サーバー上で動作する RSC 2.2.3 ソフトウェア
に影響する問題について説明します。
注 – バッテリー、ポケベル、およびモデムに関連する問題は、Sun Fire V490 および
V890 サーバー、または一部の Sun Fire V480 および V880 サーバーには該当しませ
ん。これらのサーバーは、RSC カードではなくシステムコントローラ (SC) カードを
使用しているためです。SC カードには、シリアルおよびネットワーク接続用のコネ
クタがあります。RSC カードには、シリアル、モデム、およびネットワーク接続用
のコネクタがあります。ご使用のサーバーに SC カードと RSC カードのどちらが搭
載されているかを確認するには、V480 および V880 サーバーハードウェアに含まれ
ているハードコピー版の各プラットフォームの『リリース情報』を参照してください。
RSC または SC カードの取り外しと取り付け
注意 – システムの AC 電源コードを接続したまま SC カードの取り外しまたは取り付
けを行うと、システムまたは SC カードが故障することがあります。SC カードの取
り外しまたは取り付けは、必ず購入先の技術者が行う必要があります。この作業を行
う場合は、購入先の技術者にお問い合わせください。
ご使用のサーバーのサービスマニュアルにある手順に従って SC カードの取り外しま
たは取り付けを行う前に、次の手順を実行して必ずシステムの AC 電源を完全に切断
してください。
1. システムをシャットダウンして停止させます。
2. システムに ok プロンプトが表示されている状態で、キースイッチを Off の位置にし
ます。
この時点では、まだシステムのスタンバイ電源が入った状態です。
3. 背面パネルのソケットからすべての AC 電源コードを外します。
これで、システムのスタンバイ電源の電圧がなくなります。
4. サービスマニュアルに記載されている必要な手順に従います。
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
5
警告メッセージの遅延
RSC 変数 page_enabled と mail_enabled が true に設定されている場合、短時
間に複数の警告メッセージが生成されると、最初のメッセージはただちに配信されま
すが、そのときに発行された後続のメッセージの配信が 3 ~ 4 分遅延します。
alerts.html に誤った情報が記載されている
page_info1 または page_info2 フィールドを構成するとき、ポケベル電話番号の
指定には、任意の数字または英数字記号の #、@、および , (コンマ) を使用できます
が、個人識別番号の指定には数字 (0 ~ 9) しか使用できません。RSC GUI のオンライ
ンヘルプにあるこの機能に関する説明が誤っています。ポケベルと連動するように
RSC を構成する方法の詳細については、『Sun Remote System Control (RSC) 2.2
ユーザーマニュアル』を参照してください。
diag-switch? が true に設定されていると、
起動時に rsc-console が tip 接続に切り替わる
diag-switch? が true に設定されている場合、bootmode -u コマンドを使用して
サーバーを再起動すると、以前にコンソールを RSC に切り替えていても、Solaris ソ
フトウェアの再起動後に rsc-console がシリアル (tip) 接続に戻ります。
この状況が発生した場合は、再起動完了後にもう一度手動でコンソール出力を RSC
に切り替えてください。詳細については、『Sun Remote System Control (RSC) 2.2
ユーザーマニュアル』を参照してください。
RSC bootmode -u コマンドでコンソールを
切り替えられない
この間欠的な問題は、OpenBoot PROM バージョン 4.4.6 が動作する Sun Fire V880
サーバーで発生しています。bootmode -u コマンドでコンソールを RSC に切り替
えられないことがあります。この状況が発生した場合は、resetrsc コマンドを使用
してください。
6
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
rsc-console モードで obdiag を実行すると
予期しない動作が発生する
rsc-console モードに設定されているコンソールで obdiag を実行すると、次の動
作が発生することがあります。
■
obdiag で rsc-control テストの実行時に RSC からログアウトします。
■
obdiag でシリアルテストの実行時にサーバーのシリアル接続に予期しない文字列
が送信されます。
これらの動作が発生しないようにするには、システムコンソールが RSC に設定され
ていない状態で obdiag を実行してください。
telnet セッション数が最大値に達すると
「SetSockOpt: Invalid argument」
メッセージが表示される
RSC で許容される最大数の telnet セッションを実行している場合、次のようなメッ
セージが表示されることがあります。
telnet myserver
Trying 123.234.245.256...
Connected to myserver.
Escape character is ‘^]’.
SetSockOpt: Invalid argument
Connection to myserver closed by foreign host.
このメッセージが表示された場合は、RSC で実行する telnet セッションの数を減ら
してください。
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
7
SunVTS の実行時に loghistory でディスクエラー
が報告されるが、SunVTS または Solaris
ソフトウェアではエラーが報告されない
SunVTS ソフトウェアと RSC ソフトウェアを同時に実行している場合、
loghistory コマンドを使用すると、SunVTS テストでは検出されないディスクエ
ラーが報告されることがあります。このエラーは、テスト実行時に SunVTS が RSC
の監視を中断できないことが原因で発生します。RSC は、各状態の変化をディスク
エラーとして報告します。SunVTS でテストを実行していないときは、このような
メッセージは表示されません。
Sun Fire V480、V880、V490、および
V890 サーバーに固有の RSC の問題
この節では、Sun Fire V480、V880、V490、および V890 サーバー上で動作する RSC
2.2.3 ソフトウェアに影響する問題について説明します。
OpenBoot PROM 拡張診断がオンであるか
キースイッチが Diagnostics の位置にあるとき、
RSC コンソールがシステムコンソールに
切り替わり、警告は表示されない
OpenBoot PROM 拡張診断が有効の場合 (デフォルトでは有効)、rsc-console がシ
ステムコンソールに送信され、警告は表示されません。RSC コンソールは RSC コマ
ンドに応答していないように見える可能性があります。RSC ソフトウェアを使用し
ていて、システムのキースイッチが Diagnostics の位置に設定されている場合も、こ
の動作が発生することがあります。
起動時の LED の動作
(Sun Fire V490 および Sun Fire V890 サーバーのみ)
Sun Fire V490 および V890 サーバーでは、起動時に電源 LED が点滅しません。この
LED は、ほかの Sun サーバー製品では点滅します。Sun Fire V490 および V890 サー
バーの LED は、起動時に点灯したままの状態になります。
8
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
Sun Fire 280R サーバーに固有の
RSC の問題
この節では、Sun Fire 280R サーバー上で動作する RSC 2.2.3 ソフトウェアに影響す
る問題についてのみ説明します。Sun Fire 280R サーバーに関するその他の問題につ
いては、『Sun Fire 280R サーバーご使用にあたって』を参照してください。
その他の RSC の警告
Sun Fire 280R サーバーで、電源の中断後に RSC カードがバッテリーの使用を開始し
たとき、RSC ソフトウェアは次の警告を生成します。
00060012: "RSC operating on battery power."
RSC からホストシステムがシャットダウンされた場合、RSC ソフトウェアは次の警
告を生成します。メッセージはログ履歴に表示されます。
00040000: “RSC Request to power off host.”
00040029: “Host system has shut down.”
キースイッチまたは OpenBoot PROM poweroff コマンドを使用してシステムを
シャットダウンした場合は、警告 00040029 だけが表示されます。
これらの警告は、『Sun Remote System Control (RSC) 2.2 ユーザーマニュアル』に
は記載されていません。
電源投入時に不正なドライブ障害が報告される
システムの電源投入時に、不正な内蔵ドライブの障害が RSC ログ履歴に記録される
可能性があります。
Solaris オペレーティングシステムが正常に起動した場合は、RSC からこのエラーが
報告されても無視してください。通常、この間違った障害は再び発生することはあり
ません。起動処理後に、fsck ユーティリティを使用してディスクを検査できます。
注 – Solaris オペレーティングシステムからディスクドライブのエラーメッセージが
報告された場合は、実際にディスクドライブにエラーが発生しています。
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
9
ok プロンプトでディスクの障害が報告され、Solaris オペレーティングシステムが正
常に起動しない場合は、ディスクドライブに問題が発生している可能性があります。
『Sun Fire 280R Server Service Manual』の「Diagnostics, Monitoring, and
Troubleshooting」の章の記述に従って、ディスクドライブの OpenBoot Diagnostics
テストを実行してください。
Sun Enterprise 250 サーバーに固有の
RSC の問題
この節では、Sun Enterprise 250 サーバー上で動作する RSC 2.2.3 ソフトウェアに影
響する問題について説明します。Sun Enterprise 250 サーバーに関するその他の問題
については、『Sun Enterprise 250 サーバーご使用にあたって』を参照してください。
RSC ユーザーアカウントの増設がサポートされて
いない
RSC 2.2.3 ソフトウェアでは、最大 16 の RSC ユーザーアカウントをサポートしま
す。ただし、Sun Enterprise 250 サーバーでは、ハードウェアの制限により RSC ユー
ザーアカウント数は変わらず最大 4 つです。
システムの input-device および output-device 設定を ttya にリセットしま
す。次にシステムを再起動し、システムのローカルコンソールまたはターミナルを使
用してシステムにアクセスして、boot -s コマンドを直接実行します。
serial_hw_handshake 変数を変更した場合は
システムを再起動する必要がある
RSC 構成変数 serial_hw_handshake の変更を有効にするには、サーバーを再起動
する必要があります。RSC グラフィカルユーザーインタフェースの「ハードウェア
ハンドシェーク使用可能」チェックボックスの設定に関しても同様です。この制限は
マニュアルには記載されていません。
10
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月
GUI で電源に関する警告のインデックスが誤って
表示される
Sun Enterprise 250 では電源に 0 と 1 の番号が付いていますが、RSC グラフィカル
ユーザーインタフェース (GUI) でイベントログと警告に電源 1 および電源 2 と表示
されます。
マニュアルの問題
現行の『Sun Remote System Control (RSC) 2.2 ユーザーマニュアル』では、Sun Fire
480R および Sun Fire 880 サーバーをサポートしていると記述されています。これら
のモデル番号は、誤りです。正しくは、Sun Fire V480 および Sun Fire V880 サー
バーがサポートされています。
Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報
11
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Sun Remote System Control (RSC) 2.2.3 リリース情報 • 2005 年 2 月