7.保安管理業務外部委託承認申請に必要な書類 【記載例】 保安管理業務外部委託承認申請書 平成 18 年 ○○産業保安監督部長 4 月 10 日 殿 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 ○○株式会社 代表取締役社長 電力 太郎 印 ○ 電 気 事 業 法 施 行 規 則 第 52条 第 2項 の 規 定 に よ り 承 認 を 受 け た い の で申請します。 主任技術者を 名 選任しない 所 事 業 場 電 物 称 及 在 気 工 の 概 び 地 作 要 ○○株式会社 ○○工場 ○○県○○市○○1−2−3 設 備 容 量 150 受 電 電 圧 6,600 非常用予備発電装置 出力 電圧 kVA V kW V 委 託 契 約 氏 名 及 び (電気保安法人の場合) の 相 手 方 生年月日(名称) ××株式会社 (電気管理技術者の場合) ○○ ○○ 昭和○○年○○月○○日生 住 所 ○○県○○市○○4−5−6 主任技術者免状 の種類及び番号 委 託契約を 締結した年月 日 備考 1 2 3 (電気保安法人の場合) (省略すること) (電気管理技術者の場合) 第○種電気主任技術者 第○○−○○○○号 平成 18 年 4 月 1 日 主任技術者免状の種類及び番号欄は、委託契約の相手方が法人である場合は、省略すること。 用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。 氏名を記載し、押印することに代えて、署名することができる。この場合においては、署名 は必ず本人が自署するものとする。 - 25 - (電気保安法人) 委託契約の相手方の執務に関する説明書 1.委託契約の相手方の法人名及び業務実施機関名並びに住所 ××株式会社 ○○事務所 △△県△△郡△△町大字△△2004番地 2.業務実施機関から当該事業場までの距離、到達時間及び交通機関 距離(道程) 到達時間 交通機関 10km 30分 自動車 3.委託契約の相手方の当該事業場における執務回数 隔 月 1 回 4.連絡責任者の役職名及び氏名 工場長 安全 一郎 5.事故その他緊急時における連絡方法 委託契約の相手方の事務所に電話をもって連絡します。 (電話番号 △△−△△△△−△△△△) - 26 - 6.(1) 保安業務担当者 保安業務担当者名 保安 生 昭和○○年○○月○○日 年 月 日 全一 電気主任技術者免状の 第 3 種、第○○−○○○○号 種 類 及 び 番 号 受 託 事 業 場 及 び ○○件 事 委託事業場の一覧は、委託契約の相手方の法人に提出させます。 業 場 数 (換算係数を乗じた数の合計○○.○) (2) 保安業務担当者から点検指示を受ける保安業務従事者 保安業務従事者名 保安 生 昭和○○年○○月○○日 年 月 日 全二 電気主任技術者免状の 第 3 種、第○○−○○○○号 種 類 及 び 番 号 (3) (1)の者に点検の指示を行う保安業務担当者 保安業務担当者名 保安 守 点検の指示を受けた ○○件 (換算係数を乗じた数の合計○○.○) 点検の指示を受けた事業場の一覧は、委託契約の相手方の法人に 事 業 場 数 提出させます。 - 27 - (電気管理技術者) 委託契約の相手方の執務に関する説明書 1.委託契約の相手方の事務所の所在地 現住所に同じ 2.委託契約の相手方の事務所から当該事業場までの距離、到達時間及び交通機関 距離(道程) 到達時間 交通機関 10km 30分 自動車 3.委託契約の相手方の当該事業場における執務回数 隔 月 1 回 4.連絡責任者の役職名及び氏名 工場長 安全 一郎 5.事故その他緊急時における連絡方法 委託契約の相手方の事務所に電話をもって連絡します。 (電話番号 △△−△△△△−△△△△) 6.電気管理技術者 受 託 事 業 場 及 び 事 業 場 数 ○○件 (換算係数を乗じた数の合計○○.○) 委託事業場の一覧は、委託契約の相手方の電気管理技術者に提出 させます。 - 28 - (電気保安法人) 委託事業場一覧表 (平成○○年○○月○○日現在) 1.申請事業場 設置者名 ○○株式会社 事業場名 ○○株式会社 ○○工場 2.保安業務担当者が他に担当している事業場 事 業 場 名 受 電 電 圧 kV 換算係数合計 - 29 - 設 備 点 検 発 電 所 換算 容 量 頻 度 種 類 電圧 出 力 係数 kVA 3.他の保安業務担当者の指示を受けて行う点検分 (1) 点検の指示を行う保安業務担当者氏名 保安 (2) 点検の指示を受けた事業場 事 業 場 名 受 電 電 圧 kV 守 設 備 点 検 発 電 所 換算 容 量 頻 度 種 類 電圧 出 力 係数 kVA 換算係数合計 ××株式会社 (整理番号 - 30 - ) (電気管理技術者) 委託事業場一覧表 (平成○○年○○月○○日現在) 1.申請事業場 設置者名 ○○株式会社 事業場名 ○○株式会社 ○○工場 2.電気管理技術者が他に担当している事業場 事 業 場 名 受 電 電 圧 kV 設 備 点 検 発 電 所 換算 容 量 頻 度 種 類 電圧 出 力 係数 kVA 換算係数合計 電気管理技術者 - 31 - ○○○○ (整理番号 ) 自家用電気工作物の保安管理業務に関する委託契約書(サンプル) ○○株式会社(以下「甲」といいます。)と××株式会社 (以下「乙」といいます。)とは、甲 の保安規程に基づき、甲が設置する自家用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の 監督に係る業務(以下「保安管理業務」といいます。)の委託について、次のとおり契約を 締結します。なお、本委託契約の履行細目は別紙「自家用電気工作物の保安管理業務委託細 目書(以下「委託細目書」といいます。)」に基づくものとします。 第1条(契約対象電気工作物の概要) 1 契約対象電気工作物の概要は次のとおりとします。 (1) 事 業 場 の 名 称 ○○株式会社 ○○工場 (2) 事業場の所在地 ○○県○○市○○町1−2−3 (3) 需要設備 ア.設 備 容 量 150 キロボルトアンペア イ.受 電 電 圧 6,600 ボルト (4) 非常用予備発電装置 ア.発電機定格容量 − キロボルトアンペア イ.発電機定格電圧 − ボルト ウ.原動機の種類 − 破線内は、必須事項 を示す 第2条(委託業務の内容) 1 乙が実施する保安管理業務は、次項を除き次の各号によるものとします。 (1) 前条に掲げる電気工作物の維持及び運用について、定期的な点検、測定及び試験(そ の細目及び具体的基準は、保安規程別表「点検、測定及び試験の基準等」のとおり)を 行い、経済産業省令で定める技術基準の規定に適合しない事項又は適合しないおそれが あるときは、とるべき措置について甲に報告すること。 (2) 電気事故その他電気工作物に異常が発生し又は発生するおそれがある場合において、 甲もしくは○○電力株式会社等より通知を受けたときは、事故原因を探し、応急措置を 助言し、再発防止につきとるべき措置を報告するとともに、必要に応じて電気事業法第 106条の規定に基づく電気関係報告規則に定める電気事故報告の作成及び手続きの助言を 行うこと。 (3) 電気事業法第107条第3項に規定する立入検査の立ち会いを行うこと。 (4) 前条に掲げる電気工作物の工事、維持及び運用に関する経済産業大臣への提出書類及 び図面について、その作成及び手続きの助言を行うこと。 (5) 前条に掲げる電気工作物の設置又は変更の工事について、設計の審査及び竣工検査を 行い、必要に応じそのとるべき措置について甲に報告すること。 (6) 前条に掲げる電気工作物の設置又は変更の工事について、甲の通知を受けて、別紙 「点検、測定及び試験の基準等」に定めるところにより、工事中の点検を行い、必要に 応じそのとるべき措置について甲に報告すること。 2 前項の乙に委託する保安管理業務のうち、次の各号のいずれかに該当する電気工作物に ついては、甲は点検、測定及び試験の全部又は一部を電気工事業者、電気機器製造業者等 に依頼して行うものとします。これに関し、甲の求めに応じ乙は助言を行うこととします。 このほか、乙が当該電気工作物の保安について、甲に対し助言ができるものとします。 (1) 取扱いが法令による電気主任技術者以外の特定の資格を要する漏電火災警報器、昇降 機及び昇降路内の設備等 (2) 取扱いが特殊の専門技術を要するオートメーション化された工作機械群等 (3) 点検時現場に設置されていない移動用機器等 - 32 - (4) 構造上内部点検ができない密閉型防爆構造の機器等 (5) 点検時に著しい危険が伴う有毒ガス発生箇所、酸欠箇所等に設置された機器等 (6) 高所又は点検できない隠蔽場所に設置された配線及び機器等 (7) 業務上の都合等甲の事由で、乙が立ち入りできない場所に設置された機器等 3 使用機器及びそれに付随する配線器具等については、第1項によるほか、甲が確認を行 うものとします。 第3条(点検の頻度) 1 第2条第1項に定める乙が定期的に行う点検内容は委託細目書別紙によるものとし、点検 の頻度は次のとおりとします。 (1) 月次点検 毎月1回 (2) 年次点検 毎年1回 (3) 精密点検 三年 1 回 (4) 臨時点検 必要の都度 2 第2条第1項に定める甲の通知を受けて行う工事中の点検の頻度は毎週1回とします。 第4条(委託手数料) 1 第2条第1項第1号から第3号に掲げる業務に対する手数料は、次のとおりとします。 ただし、第2条第1項第1号に定める業務を平日の乙の執務時間以外に実施する場合の手数 料は、別に乙の定める規定によりその都度算定します。 月額手数料 ( **,***円 )(消費税を除く。) 2 前項以外の手数料は、乙の別に定める規定によりその都度算定します。 第5条(支払条件等) 1 甲は次の支払条件のいずれかにより、前条の手数料を乙に支払うものとします。 なお、新規契約時及び契約内容変更等の初回支払い日は、乙の指定した日とします。 (1) 毎月払い 前条手数料を毎月月末までに支払うものとします。 (2) 6月払い 前条手数料の6か月分を○月○日及び○月○日までに支払うものとします。 (3) 1年払い 前条手数料の12か月分を○月○日までに支払うものとします。 2 前条第2項の手数料は、乙の指定する日までに支払うこととします。 3 甲の乙に対する支払いは、原則として乙の指定する金融機関に払い込むものとし、払込 日をもって支払われたものとします。 4 契約が消滅し又は変更した場合は、必要に応じて手数料の精算をするものとします。 5 甲の申し出等により支払い条件を変更した場合は、前条に定める金額にかかわらず別に 乙の定める規定により算定した委託手数料とします。 6 前各項の手数料には、消費税法及び地方税法に定める税率で算定した消費税額を別途加 算するものとします。 第6条(連絡責任者等) 1 甲は、電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安のために乙と連絡する連絡責任者 を定めて、その氏名、連絡方法等を乙に通知するものとします。 2 甲は、前項の連絡責任者に事故がある場合は、その業務を代行させるため代務者を定め、 その氏名、連絡方法等を乙に通知するものとします。 3 甲は、前各項に変更が生じた場合は、乙に通知するものとします。 4 甲は、必要に応じて連絡責任者又はその代務者を、乙の行う保安管理業務に立ち会わせ ることとします。 5 甲は、需要設備の設備容量が6,000キロボルトアンペア以上の場合、連絡責任者として第 1種電気工事士又はそれと同等以上の資格を有するものをあてるものとします。 - 33 - 第7条(甲及び乙の協力及び義務) 1 甲は、乙が保安管理業務の実施にあたり、乙が報告、助言した事項又は乙と協議決定し た事項については、すみやかに必要な措置をとるものとします。 2 乙は、保安管理業務を誠実に行うものとします。 第8条(保安業務担当者の資格等) 1 乙は、第1条に掲げる電気工作物の保安管理業務を実施する者(以下「保安業務担当者」 といいます。)には、電気事業法施行規則に適合する者をあてるものとします。 2 保安業務担当者は、保安管理業務に従事する資格を有する証を常に携行し、甲の求めに 応じ提示することとします。 3 保安業務担当者は、必要に応じ他の保安業務担当者(以下、「保安業務従事者」とい う。)に、保安管理業務の一部を実施させることができるものとします。 4 保安業務担当者並びに保安業務従事者は、必要に応じ補助者を同行し、保安管理業務の 実施を補助させることができるものとします。 5 乙は、前各項で定める保安業務担当者並びに保安業務従事者を、乙の事業所への連絡方 法とともに、書面をもって甲にお知らせするとともに、甲は面接等により本人の確認を行 うこととします。 なお、保安業務担当者等の変更を行う必要が生じた場合にあっても同様とします。 第9条(記録の保存) 1 乙が実施し報告した保安管理業務の結果の記録等は、甲乙双方において3年間保存する ものとします。 第10条(損害賠償) 1 乙の故意または過失により甲に対して損害を与えた場合は、乙は損害賠償の責任を負う ものとします。ただし、乙の責に帰することのできない事由によるときはこの限りではあ りません。 第11条(機密の保持) 1 乙は、業務上知り得た甲の機密を他にもらさないものとします。 第12条(契約期間内の更改) 1 甲及び乙が次の各号のいずれかに該当する場合は、契約期間内でも契約を更改すること ができるものとします。 (1) 設備容量が変更された場合 (2) 受電電圧が変更された場合 (3) 発電装置の発電機定格容量、定格電圧又は原動機の種類が変更された場合 (4) 発電所の発電機定格容量、定格電圧又は原動機の種類が変更された場合 (5) 配電線路の亘長、電源供給器数又は配電線路電圧が変更された場合 (6) 甲が保安規程を変更する場合 (7) 乙が保安業務手数料等を変更する場合 第13条(契約の解除等) 1 次のいずれかに該当する場合は、相互に契約を解除することができる。 (1) 甲又は乙のいずれかが、本契約に基づく義務に違反した場合 (2) 甲が手数料の支払いを遅滞した場合 2 前項のほか、甲乙いずれかの都合により契約を解除しようとする場合は、1箇月前迄に その旨文書により通知し、甲乙相互が合意したうえで解除できるものとします。 3 契約書第1条に掲げる自家用電気工作物が、次の各号のいずれかに該当する場合は、こ の契約は効力を失うものとします。 (1) 廃止された場合 - 34 - (2) (3) (4) (5) (6) 保安管理業務外部委託承認申請の承認を取り消された場合 一般用電気工作物となった場合 受電電圧が7,000ボルトをこえた場合 発電所の出力が1,000キロワットをこえた場合 構外にわたる配電線路の電圧が600ボルトをこえた場合 第14条(契約期間) 1 この契約の有効期間は、平成 年 月 日から平成 年 月 日までとします。 ただし、この保安管理業務の委託契約の期間満了までに、甲乙いずれからも書面による 申し出がない場合は、1年間契約を継続するものとし、以後もこの例によるものとします。 第 15 条(契約事項等の解釈) 1 契約事項の解釈について疑義を生じた場合、又は契約に定めのない事項については、甲 と乙は誠意をもって協議するものとします。 以上契約の証として、この契約書を2通作成し、甲、乙が各1通を保有するものとします。 平成 年 月 日 委託者(甲) 住 所 氏 名 印 受託者(乙) 住 所 氏 名 印 注意:委託契約書の押印は、他人に任せず必ず受託者本人が行って下さい。 - 35 - 設備条件確認書(隔月1回以上) 設置者名 設備容量 事業所名 作 成者名 kVA 設備容量 100kVA 以下 次の1∼5までの設備条件のすべてに適合すること 1. 構外にわたる高圧電線路がないもの 適 ・ 否 2. 柱上に設置した高圧変圧器がないもの 適 ・ 否 3. 高圧負荷開閉器(キュービクル内に設置するものを除く。)に可燃 性絶縁油を使用していないもの 適 ・ 否 4. 保安上の責任分界点又はこれに近い箇所に地絡保護継電器付高圧交 流負荷開閉器又は地絡遮断器が設置されているもの。 適 ・ 否 5. 責任分界点から主遮断装置の間に電力需給用計器用変成器、地絡保 護継電器用変成器、受電電圧確認用変成器、主遮断器開閉状態表示用 変成器及び主遮断器操作用変成器以外の変成器がないもの 適 ・ 否 上記以外の需要設備 (上記1∼5及び次の6の①又は②の設備条件に適合すること) 6.①低圧電路の絶縁状態の 的確な監視が 可能な装置を有する需要設備監 視装置の種類 メーカー名 適 ・ 否 製 品 名 型 式 ②非常用照明設備、消防用 設備、昇降機その 他の非常時に使用する設 適 ・ 否 備への電路以外の低圧電路に漏電遮断器が設置してある需要設備 ※ 適・否のいずれかに○を付けて下さい。 - 36 - Io 方式の絶縁監視装置 (1) 変 圧 器 の 2 次 側 に お い て 低 圧 電 路 の B 種 接 地 工 事 接 地 線 を 介 し て 電路と 大間に 流れ る漏れ 電流 (Io)の 変化を 的確に 検知す るも のであ ること。この場合にお いて検知する箇 所は原 則として変圧器のバンク ごととする。なお、装 置の対象電路は 、絶縁 不良がない定常状態にお いて Io が十分小さいこと 総合 mA、電灯 mA、動力 mA、電灯・動力 適 ・ 否 mA □新設は、受電後漏れ電流が 50mA 以上 になった場合は毎月1回点検 に変更し、原因を報告する事。 (2) 漏れ電流が 50mA 以上に達したとき警報を発 するものであること 適 ・ 否 (3) 警報値に対する装置の許容誤差は、±10%以内であること 適 ・ 否 (4) 警報が出た場合は、その警報を当該電気工作物の保安業務の委託契 約の相手方に自動的に伝送して警報し、かつ記録するものであること 適 ・ 否 ・300kVA 以下の場合は次のア及びイの条件 でも可となる ア . 連 絡 す る 責 任 者 が 常 駐 す る 場 合 に ( 2) の 警 報 を 自 動 的 に 通 報 する装置を有していること イ.連絡 する 責任者 は電話 等によ り、 迅速に 保安業務 の委 託契約 の 相手方にできる手段を有していること 適 ・ 否 (5) Io 方 式 の 絶 縁 監 視 装 置 か ら 警 報 が 出 た 場 合に お け る 当 該 電 気 工 作 物の保安業務の委託契約の相手方の対応は、次により行うこと ア.警報が出たときは、電気工作物の連絡責 任者に連絡し、当該電気 工作物の状態を確かめるとともに、必要に応じ、速やかに当該電気 工作物の点検を行うこと 適 ・ 否 イ . (4)イ の場 合 であ って 連絡 す る責 任者か ら 通報 を受 けた と き 委 託契約の相手方の対応は、(5)アに準じて行うものとする 適 ・ 否 (6) 絶縁監視装置の点検は、設定値の確認及び試験釦による検知動作の 確認、設定値における 誤差の確認及び 設置者 側からの警報を委託契約 の相手方に自動伝送する場合の伝送試験を毎年1回以上行うこと 年 回 適 ・ 否 (7) ア.漏電遮断器については、日本工業規格 JIS C8371(漏電遮断器) に規定する高速高感度形相当であること。 適 ・ 否 イ.幹線及び分岐回路の配線を人が直接触れる恐れがないように施設 した場合は、当該部分の定格感度電流を 200mA 以下とすることが できる 適 ・ 否 - 37 - Igr 方式の絶縁監視装置 (1) 商用周波 数と異 なる周 波数の 交流電 圧を低 圧 電路の B 種 接地工事 の接地線を介して加え 、電路と大地間 に流れ る漏れ電流のうちから対 地絶縁抵抗に起因する電流成分(Igr)のみを分離して計測する等、低 圧電路の漏れ電流のう ちから対地絶縁 抵抗に 起因する電流成分の変化 を的確に検知するものであること 総合 mA、電灯 mA、動力 mA、電灯・動力 適 ・ 否 mA □新設は、受電後漏れ電流が 50mA 以上 になった場合は毎月1回点検 に変更し、原因を報告する事。 (2) 対地絶縁抵抗に起因する電流成分が 50mA 以 上に達したとき警報を 発するものであること 適 ・ 否 (3) 警報値に対する装置の許容誤差は、±10%以内であること 適 ・ 否 (4) 警報が出た場合は、その警報を当該電気工作物の保安業務の委託契 約の相手方に自動的に伝送して警報し、かつ記録するものであること 適 ・ 否 ・300kVA 以下の場合は次のア及びイの 条件でも可となる ア . 連絡 す る責 任者 が 常駐 する 場 所に (2)の 警 報を 自 動的 に通 報 する装置を有していること イ.連絡する責任者は電話等により、迅速に保安業務の委託契約の 相手方にできる手段を有していること 適 ・ 否 (5) Igr 方式 の絶縁監 視装置 から警報 が出た場 合 における当 該電気工作 物の保安業務の委託契約の相手方の対応は、次により行うこと ア.警報が出たときは、電気工作物の連絡責 任者に連絡し、当該電気 工作物の状態を確かめるとともに、必要に応じ、速やかに当該電気 工作物の点検を行うこと 適 ・ 否 イ . (4)イ の場 合 であ って 連絡 す る責 任者か ら 通報 を受 けた と き の 委託契約の相手方の対応は、(5)アに準じて行うものとする 適 ・ 否 (6) 絶縁監視装置の点検は、設定値の確認及び試験釦による検知動作の 確認、設定値における誤差の確認及び設置者側からの警報を委託契約 の相手方に自動伝送する場合の伝送試験を毎年1回以上行うこと 年 回 適 ・ 否 (7) ア.漏電遮断器については、日本工業規格 JIS C8371(漏電遮断器) に規定する高速高感度形相当であること。 適 ・ 否 イ.幹線及び分岐回路の配線を人が直接触れる恐れがないように施設 した場合は、当該部分の定格感度電流を 200mA 以下とすることが できる 適 ・ 否 - 38 - 設備条件確認書(3ヶ月に1回以上) 設置者名 設備容量 事業所名 作成者名 kVA 設備容量 100kVA 以下 次の1∼8までの設備条件のすべてに適合すること 1. 構外にわたる高圧電線路がないもの 適 ・ 否 2. 柱上に設置した高圧変圧器がないもの 適 ・ 否 3. 高圧負 荷開閉 器(キ ュービ クル内 に設 置するも のを除 く。 )に可燃 性絶縁油を使用していないもの 適 ・ 否 4. 保安上 の責任 分界点 又はこ れに近 い箇 所に地絡 保護継 電器 付高圧交 流負荷開閉器又は地絡遮断器が設置されているもの 適 ・ 否 5. 責任分 界点か ら主遮 断装置 の間に 電力 需給用計 器用変 成器 、地絡保 護継 電器 用変成 器、受 電電圧 確認用 変成 器、主遮 断器用 開閉 状態表示 変成器及び主遮断器操作用変成器以外の変成器がないもの 適 ・ 否 6. 受電設 備がキ ュービ クル式 である もの 。(屋内 に設置 する ものに限 る) 適 ・ 否 7. 蓄電池設備又は非常用予備発電装置がないもの 適 ・ 否 8. 引込施 設に地 絡保護 継電器 付高圧 交流 負荷開閉 器又は 地絡 遮断器が 設置してあるもの 適 ・ 否 ※ 適・否のいずれかに○を付けて下さい。 - 39 - 設備条件確認書(内燃力又はガスタービンを原動力とする火力発電所) 点検頻度3ヶ月に1回以上 次の1及び2の設備条件に適合すること 1.内燃機関又はガスタービン、発電機及び制御装置が1の筐体に収め られている設備 適 ・ 否 ①当該設備を製造した者 名称又は氏名 適 ・ 否 ②当該設備を製造した者との間で当該設備の保守を行うことを提携して いる者 名称又は氏名 適 ・ 否 ③自家用発電設備の保守に必要な知識及び技能を有する者 氏名 資格名 適 ・ 否 2.当該設備を製造した者その他の当該設備の構造及び性能に精通する 者(①∼③のいずれかに該当する者)との契約により保守が実施され るもの 点検頻度6ヶ月に1回以上(ガスタービンを原動力とする火力発電所に限る。) 上記1、2(①又は②に限る)及び次の3∼8の設備条件のすべてに適合すること 3.発電機と接続して得られる電気の出力が 300kW 未満のもの 適 ・ 否 4.最高使用圧力が 1,000kPa 未満のもの 適 ・ 否 5.最高使用温度が 1,400 ℃未満のもの 適 ・ 否 6.発電機と一体のものとして1の筐体に収められているものその他の 一体のものとして設置されるもの。(ただし、燃料設備及びばい煙処 理設備については、この限りではない。 ) 適 ・ 否 7.ガスタービンの損壊事故が発生した場合においても、破片が当該設 備の外部に飛散しない構造を有するもの 適 ・ 否 8.ガスタービンの軸受の潤滑剤として空気を使用するもの 適 ・ 否 - 40 - 実 務 経 歴 証 明 書 (ふりがな) 氏 本 名 籍 年 生年月日 戸籍のとおり記載すること 月 都道府県名のみ記載すること 郵便番号、住居表示( 何番何号何々方 、何号棟何号室まで明記)を記載すること 。 現 住 所 ( Tel. 略 期 自 日生 (元号は略称記号を用いないこと) 間 至 年数 役職名 職 ) 歴 務 の 内 容 電気工作物の概要 【電気主任技術者に選任されていた場合】 年月 平成 元年 4月 年月 平成 7年 8月 年月 ○○○㈱ 6年 ○○工場 4月 動力課長 ○○工場の電気主任技術者として選任 名称 され、当社の定める保安規程に基づき右 ○○工場 記電 気 工 作 物の ( 工 事 、) 維 持 及 び 運 用 所在地 の業務に従事した。 ○○○○○○○ 変電所 電圧 154kV 容量 50,000kVA 需要設備 電圧 6.6kV 最大電力 35,000kW 【電気主任技術者の下で業務を行っていた場合】 年月 平成 元年 4月 年月 平成 7年 8月 年月 ○○○㈱ 6年 ○○工場 4月 動力課 電気係長 ○○工場の電気主任技術者○○○○( 氏 名称 名を必ず記載のこと。期間中2名以上の ○○ 工場 電気主任技術者が選任されていた場合は 、 所在地 期間毎の氏名を記載すること 。)の下で、 ○○○○○○○ 当社の定める保安規程に基づき右記電気 工作 物 の ( 工事 、) 維持 及 び 運 用 の 業 務 変電所 に従事した。 電圧 154kV (電気主任技術者と本人が記載されてい 容量 50,000kVA 需 る組織図を添付すること 。) 要設備 電圧 6.6kV 最大電力 35,000kW 【ビルメンテナンス会社の職員で電気主任技術者に選任されていた場合】 年月 平成 元年 年月 平成 7年 年月 △△△㈱ △△△㈱(設置者)△△ビルの電気主 名称 6年 △ △ ビ ル 任技術者として選任され、△△△㈱の定 △△△㈱ 4月 事業所 める保安規程及び△△△㈱と○○○㈱ △△ビル - 41 - 期 自 4月 間 至 年数 8月 役職名 所長 職 務 の 内 容 電気工作物の概要 (ビルメンテナンス会社)との間に締結 所在地 されたビル管理委託契約に基づき、右記 △△△△△△△ 電気 工 作 物 の( 工 事 、)維 持 及 び 運 用 の 業務に従事した。 需要設備 (雇用されていた会社及び設置者の代 電圧 22kV 表者の証明を必要とする。雇用されて 最大電力 35,000kW いた会社のみの証明の場合は、管理委 託契約書のコピーを提出すること 。) 【ビルメンテナンス会社の職員で電気主任技術者の下で業務を行っていた場合】 年月 平成 元年 4月 年月 平成 7年 8月 年月 6年 4月 △△△㈱ △△△㈱(設置者)△△ビルの電気主 名称 △△ビル 任技術者○○○○(氏名を必ず記載のこ △△△㈱ 事業所 と。期間中2名以上の電気主任技術者が △△ビル 設備係員 選任されていた場合は、期間毎の氏名を 所在地 記載 す る こ と 。) の 下で 、 △ △ △ ㈱ の 定 △△△△△△△ める保安規程に基づき右記電気工作物の (工 事 、) 維 持 及 び 運用 の 業 務 に 従 事 し 需要設備 た。 電圧 22kV (電気主任技術者と本人が記載されてい 最大電力 35,000kW る組織図を添付すること。雇用されてい た会社及び設置者の代表者の証明を必要 とする。雇用されていた会社のみの証明 の場合は、管理委託契約書のコピーを提 出すること 。) 【電気工事業者の場合】 年月 年月 年月 □□電気 □□電気工事㈱が請け負った別紙の電 平成 平成 6年 工事㈱ 気工作物の工事施工業務に従事した。 元年 7年 4月 □□支店 (雇用されていた会社及び設置者の代表 4月 8月 工事課長 者の証明を必要とする。雇用されていた 会社のみの証明の場合は、契約書等のコ ピーを提出すること。従事した工事の一 覧表を添付すること 。) 【電気保安法人の補助者の場合】 年月 年月 年月 ○○電気 ○○電気管理㈱が電気事業法第 52 条第 平成 平成 6年 管理㈱ 2項の規定により契約を締結した事業場 元年 7年 4月 ○○支店 の保安管理業務従事者の補助者として電 4月 8月 検査補助 気保安管理業務の補助業務に従事した。 員 (雇用されていた会社及び設置者の代表 者の証明を必要とする。雇用されていた 会社のみの証明の場合は、委託契約書の コピーを提出すること 。) - 42 - 別紙のとおり 業務を行った電気工 作物の一例 名称 ○○工場 所在地 ○○○○○○○ 期 自 間 至 年数 役職名 職 務 の 内 容 電気工作物の概要 需要設備 電圧 6.6kV 最大電力 120kW 上記の実務経験を有することを証明する。 平成○○年○○月○○日 住 所 ○○県○○市○○4−5−16 証 明 人 ○○○○株式会社 代表取締役社長 ○○○○ 注:証明書が2枚以上に亘る場合は割り印を押すこと。 - 43 - (電気工事業者の場合の別紙) 工事施工業務に従事した工事の一覧表 工 期 自 至 H2.5 H3.12 期間 1年 7月 工事施工業務に従事した電気工作物 名称及び所在地 概 要 ○○○○㈱本社ビル 需要設備新設 ○○県○○市○○1−2−3 電圧 6.6kV 最大電力 1,280kW 注:証明書と別紙の間は割り印を押すこと。 - 44 - (電気保安法人) 機械器具の保有状況届出書 平成 ○○産業保安監督部長 年 月 日 殿 ○○県○○市○○ ○−○−○ ××株式会社 代表取締役 ○○ ○○ 印 ⃝ 電気事業法施行規則第52条の2第2号ロに基づく機械器具を、下記の とおり保有していることを届け出ます。 記 事務所名 機械器具 保安業務従事者数 ○○事務所 ××事務所 合計 名 名 名 絶縁抵抗計 台 台 台 電流計 台 台 台 電圧計 台 台 台 低圧検電器 台 台 台 高圧検電器 台 台 台 接地抵抗計 台 台 台 騒音計 台 台 台 振動計 台 台 台 回転計 台 台 台 継電器試験装置 台 台 台 絶縁耐力試験装置 台 台 台 *機械器具を他から借り受けて使用する場合は、それを証する書面を添付する。 - 45 - (電気管理技術者) 機械器具の保有状況届出書 平成 ○○産業保安監督部長 年 月 日 殿 ○○県○○市○○ ○−○−○ ○○ ○○ 印 ⃝ 電気事業法施行規則第52条の2第1号ハに基づく機械器具を、下記の とおり保有していることを届け出ます。 記 機械器具 保有台数 絶縁抵抗計 台 電流計 台 電圧計 台 低圧検電器 台 高圧検電器 台 接地抵抗計 台 騒音計 台 振動計 台 回転計 台 継電器試験装置 台 絶縁耐力試験装置 台 ※機械器具を他から借り受けて使用する場合は、それを証する書面を添付する。 - 46 - 委託契約の内容変更届出書 平成 ○○産業保安監督部長 年 月 日 殿 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 ○○株式会社 印 代表取締役社長 電力 太郎 ○ 次のとおり委託契約の内容を変更したので、平成 に係る承認条件により届け出ます。 名 変更に係る事業場 の名称及び所在地 電気工作物の概要 年 月 日付 第 称 所在地 需要設備の最大電力 設備容量 受電電圧 kW kVA V 新 最大電力 kW、設備容量 kVA 旧 最大電力 kW、設備容量 kVA 委託契約の変更内容 変 更 年 月 日 平成 年 委託契約の相手方の 氏名又は名称 - 47 - 月 日 号 整 理 番 号 保安業務従事者カード 整 理 番 号 (変 更 ) ( ふりがな 生 年 月 日 氏 現住所及び 電 話 番 号 名 写 所属法人及び 業務実施機関名 真 同 上 ( 変 更 ) ) 学校 資 格 第 第 号 所属法人及び業務実施機関名(変更) 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 年 月 日∼ 科 年 月 卒業 種 取得年月日 保 - 48 - 安 業 年 務 の 経 月 験 日 (表) 受託事業場カード 受託法人及び 業務実施機関名 整理 番号 (ふ り が な ) 名 称 使用開始 年 月 日 受託 事業所 の業種 設置者 所 在 地 受 託 名 事業場 電 話 総括管理 (役職名) 称 所 在 地 電 点 検 回/ 受 託 者 話 月 分 到達時間 受 電 電 圧 kV kVA 設 備 容 量 年 kVA kVA 変更の場合は左へ 月 日 申 請 ( 届 出 ) 非常用 PCB 使 用 機 器 有 ・ 無 予備発 PCB 保 管 機 器 有 ・ 無 事 項 備 考 摘 要 (裏) 需要設備の構内図 連絡責任 者の氏名 及び役職 資 格 保 安 業 務 担 当 者 (変更は下へ ) 保 安 業 務 従 事 者 (変更は下へ ) 責任分界点 屋 受 電 外、 屋 内、 キュービクル形、 責任分界点 受 電 用 PF−S形、 屋 外、 屋 内、 キュービクル形、 推奨型キュービクル オープン形 受 電 用 遮 断 器 遮断器の 遮断電流 (注)使用区域は赤い線で囲む。責任分界点は赤×印で表示する。 - 49 - 推奨型キュービクル 用 ( ○ で 囲 む 。) オープン形 PF−CB形、 CB形 kA ( MVA ) 保安管理業務マネジメント規程(サンプル) (目的) 第1条 この規程は、保安管理業務を計画的かつ確実に実施するためのマネジメントに関し 必要な事項を定める。 (適用範囲) 第2条 この規程は、電気主任技術者の外部委託承認制度に基づく保安管理業務に適用する。 (組織) 第3条 2 ××株式会社には、別表第1のとおり保安管理事業部を置く。 保安管理事業部には、別表第1のとおり業務管理部のほか、2事務所を置く。 (役割) 第4条 業務管理部は、保安管理業務の統括業務を行うとともに、各事務所共通業務及び支 援業務を行い、事務所は各事務所で完結して保安管理業務を行う。 2 事務所には、別表第2のとおり各職位を置く。なお、保安担当職員及び補助職員を除く 職位を管理者という。 事務所には事務所長、保安課長、保安課主任のライン管理者と、事務所全般にわたる業 務を行う管理課長、業務指導担当の横割的管理者及び保安担当職員並びに補助職員を置く。 3 管理者及び保安担当職員は保安管理業務を共同で行うが、各々の役割は別表第3のとお りとし、その概要は次のとおりとする。 (1) ライン管理者の主たる役割 ①保安管理業務の全体計画の策定 ②事業場の担当者の決定 ③月次点検、年次点検の指示 ④電気事故応動、絶監応動の指示、並びに応動結果に対するチェックと指導 ⑤点検結果のチェック、並びに必要な措置事項についての指示 ⑥業務遂行に必要な備品等の整備、管理 ⑦技術レベルの維持、向上 (2) 横割的管理者の主たる役割 ①工程管理全般 ②受託手続きの管理 ③点検業務等の指導育成計画の作成 ④技術情報の提供、収集 - 50 - (3) 保安担当職員の主たる役割 ①月次点検、年次点検などの点検業務 ②電気事故応動 ③受託事業場で行う電気相談及び保安教育 (保安業務従事者の資格等) 第5条 保安管理業務に従事する者(以下「保安業務従事者」という。」は、保安課に所属 する従業員のうち次の要件を満たす者とする。 (1) 電気主任技術者免状の交付を受けている者 省令第 52 条の 2 第 2 号イ (2) 経済産業省告示に定める実務に従事した期間を満たすとともに、そのことについて産 業保安監督部の確認を受けている者 省令第 52 条の 2 第 2 号イ、告示第 1 条 (3) 電気事業法施行規則第 53 条第 5 項の規定による取消しにつき責めに任ずべき者で あって、その取消しの日から2年を経過していないものでない者。 省令第 52 条の 2 第 2 号ヘ (従業員の定義) 第6条 保安業務従事者は、次の条件を満たす従業員とする。 (1) 就業規則に定められた職員、特別職員、嘱託職員であること。 審査基準(2)① なお、各職種ごとの所定労働日数に偏りがないこと。 (2) 常時勤務場所に出勤し、保安管理業務に従事していること。 (3) 政府管掌健康保険又は組合管掌健康保険に加入していること。 (4) 雇用保険に加入していること。ただし一般保険者又は高年齢継続被保険者であって、 短時間被保険者でないこと。 (受託事業場の配分) 第7条 受託事業場ごとに保安業務従事者の中から当該事業場を担当する者(以下「保安業 省令第 53 条第 2 項第 2 号、審査基準(3) 務担当者」という。 )を定める。 2 保安業務担当者ごとに受託事業場の換算件数が 33 未満であることを、持ち換算件数管 省令第 52 条の 2 第 2 号ハ、告示第 3 条 理表で常に管理する。 3 受託事業場の保安業務担当者に変更を生じた場合は、事業場の設置者並びに産業保安監 督部長に届け出る。 (点検の実施) 第8条 2 保安業務担当者は担当事業場の点検を自ら実施する。 審査基準(2)④ 保安業務担当者が病気等のやむを得ない事由により業務を行えない場合は、他の保安業 務従事者が代務する。ただし、保安業務担当者が当該事業場を継続して2回以上又は年に 複数回点検を実施できない場合は、保安業務担当者を交代する。 - 51 - 第9条 前条の規定にかかわらず、受託事業場を担当する管理者(以下「担当管理者」とい う。)が、職務上の指揮命令下にある保安業務従事者に点検を実施させる場合は次による。 審査基準(2)④ (1) 管理課長は、担当管理者並びに点検の指示を受ける保安業務従事者(以下「点検担 当者」という。)ごとに、点検計画書を作成する。 (2) 計画書は、次の各号を満たすこと。 ①担当管理者自ら実施する点検回数は次のとおりとする。 審査基準(2)④ロ ア.点検頻度が毎月の事業場については、年に 回以上 イ.点検頻度が隔月又は3カ月の事業場については、年に 回以上 ②担当管理者が点検担当者に指示する事業場は、換算係数の 33 を点検担当者の人数 で除した値又は 6.6 のいずれか小さい値を超えないこと。 審査基準(2)④ハ ③点検担当者が複数の担当管理者から点検の指示を受けていないこと。 審査基準(2)④ニ (3) 担当管理者は、計画書に基づき点検担当者に点検の指示を行う。 審査基準(2)④イ (4) 点検担当者は、点検終了後担当管理者に点検結果を報告する。 審査基準(2)④イ (5) 担当管理者は、自ら実施した点検結果を、点検担当者に報告する。 (6) 管理課長は、毎月計画どおり業務が遂行していることを確認する。 (契約及び手続き) 第 10 条 保安管理業務の受託は、申請事業場が次の条件を満たしていること。 (1) 電気事業法施行規則第 48 条第 1 項各号に掲げる事業場に設置する電気工作物でな 省令第 53 条第 2 項第 4 号 いこと。 (2) 事業場に2時間以内で到達できること。 省令第 53 条第 2 項第 6 号、審査基準(5) (3) 安全確保の見地から、業務の遂行が困難な設備でないこと。 2 審査基準に定める「過疎地域等の自家用電気工作物に対する措置」に該当する地域に あって、当該事業場への到達時間が2時間を超える場合など受託条件を満たさない時は、 前項にかかわらずその都度産業保安監督部と受託条件について確認する。 3 審査基準(6) 保安管理業務委託契約書には、次の条件を満たすこと。 省令第 53 条第 2 項第 3 号 (1) 保安管理業務単独の契約内容であること。 (2) 事業場の名称、所在地及び設備の概要等が明記されていること。 (3) 点検頻度、委託者及び受託者相互の連絡方法が明記されていること。 省令第 53 条第 2 項第 5 号 (4) 保安管理業務遂行上の義務及び責任が明記されていること。 省令第 53 条第 2 項第 5 号 (5) 保安業務担当者等を明確に定めることになっていること。 省令第53条第2項第2号、審査基準(3)(7) (6) 連絡責任者を定めることになっていること。 省令第 53 条第 2 項第 5 号、審査基準(4) (7) 点検記録書が保存することが明記されていること。 審査基準(7) (8) 保安業務担当者の確認が行われていることが明記されていること。 審査基準(7) - 52 - 4 保安管理業務委託契約書の別紙等について次の事項を定めていること。 (1) 保安業務担当者等の氏名及び生年月日 (2) 主任技術者免状の種類及び番号 5 前各項の確認は、管理課長が行う。 (点検の種類) 第 11 条 保安管理業務として定期的に実施する点検は、月次点検、年次点検及び精密点検 とし、その内容は次のとおりとする。 (1) 月次点検 主として運転中の電気設備の目視等による点検を実施する。受託事業場の規模及び 条件によって、毎月、隔月及び3ヶ月毎に点検を実施する。 (2) 年次点検 電気設備の運転を停止して、点検、測定及び試験を毎年1回実施する。 ただし、年次点検には月次点検を含む。 (3) 精密点検 年次点検に加え、変圧器の内部点検や引込施設等の精密検査を3年に1回実施する。 ただし、精密点検には月次点検、年次点検を含む。 (機械器具) 第 12 条 2 事務所単位に告示で定める機械器具を必要数保有する。 前項に定める機械器具のうち、絶縁抵抗計、電流計、電圧計、低圧検電器、高圧検電器 については、保安業務従事者の人数分保有し、保安業務従事者に個人貸与する。 3 第1項に定める機械器具について、定期的に点検や校正試験及び絶縁耐力試験を行い、 その機能が維持されていることを確認する。 省令第 52 条の 2 第 2 号ロ、告示第 2 条 (定期報告) 第 13 条 保安業務従事者、受託事業場数、受託換算件数及び保安業務従事者ごとの持ち換 算件数について、毎月1回所轄の産業保安監督部長(事業場が複数の産業保安監督部の管 轄区域内にある場合は経済産業大臣)に報告する。 2 前条に定める機械器具の保有台数を、年1回所轄の産業保安監督部長(事業場が複数の 産業保安監督部の管轄区域内にある場合は経済産業大臣)に報告する。 (保安業務従事者証の携帯) 第 14 条 保安業務従事者は、保安業務従事者証発行規程(仮称)に基づき発行された保安 業務従事者証を常に携行し、委託者の求めに応じ提示する。 - 53 - 審査基準(7) (保安業務担当者の兼務規制) 第 15 条 保安業務担当者は、保安管理業務以外の業務に従事しない。 審査基準(2)③ (レビュー) 第 16 条 2 本規程に定める事項のレビューは、毎年1回実施する。 審査基準(2)② 前項に定めるレビューの結果、不適合事項があった場合、関係箇所に改善指示書を作成 のうえ改善を指示する。改善指示を受けた者は、改善指示書に基づく改善計画書を作成し、 指示者に報告を行うとともに、改善計画書に基づき改善する。 3 前各項のレビュー結果は、毎年1回所轄の産業保安監督部長(事業場が複数の産業保安 監督部の管轄区域内にある場合は経済産業大臣)に報告する。 (規程の改正) 第 17 条 この規程は、変更の必要性が生じた場合その都度見直しを行うこととし、改正し た規程は速やかに所轄の産業保安監督部長(事業場が複数の産業保安監督部の管轄区域内 にある場合は経済産業大臣)に報告する。 以 上 - 54 - 別表第 1 ××株式会社 組織図 代表取締役 総務部 総務課 人事課 経理課 管財課 監査部 不動産事業部 保安管理事業部 業務管理部 ○○事務所 管理課 保安課 ××事務所 管理課 保安課 - 55 - 別表第 2 保安管理業務の実施体制 保安管理事業部 事務所長 管理課長 指導担当 保安課長 主任 保安担当職員 担当事業場 保安担当職員 担当事業場 担当事業場 担当事業場 補助職員 補助職員 主任 - 56 - 別表第3 事務所における保安業務の実施機能 受 託 業務の適確実施 業 務 管 保安管理業務の側面支援 業務品質向上のための管理 現場点検の適確化、効率 化の管理 受託契約 点検支援 品質向上 保安管理業務の受注管理 理 者 業務の配分 実施結果の確認 担当事業場の配分、 点検指示、 年次点検の管理 実施点検実施確認、 点検報告書内容審査 電気事故への対応指示 年次点検実施計画、 補助者の配置 電気事故受付、 出動指示、応急措置等 の指示、出動結果の審 査、手直し材料の管理 研修の実施 技術情報の提供 採用時研修、定期技術 研修、労安法に基づく 研修、任用研修、定期 的な安全教育 保安担当職員 現 場 業 現場同行指導 技術指導、新技術情 報収集及び提供 測定器の管理 現場同行指導の実施、 車両等の管理 必要台数の管理、 精度の管理、 務 月次点検・年次点検。電気事故対応・委託者からの電気相談 ・委託者等への保安教育 車両管理、 備品、消耗機材管理、 点検報告書用紙類管 理、 業務受託 新規契約、 局手続き、 (電気保安法人) 雇 用 証 明 書 平成 年 月 日 ○○産業保安監督部長 殿 住所 氏名 ○○県○○市○○ ○−○−○ ××株式会社 代表取締役 ○○ ○○ 下 記 の者 は、当 ××株 式会社 の 従業員であ ることを証 明いたしま す。 記 保安業務従事者氏名 保安 全一 住 ○○県○○市○○ ○−○−○ 所 生年月日・年齢 昭和 年 月 日生 雇 用 年 月 日 昭和 年 月 日 - 58 - 歳 印 ⃝ (電気保安法人) 保安業務担当者を他の業務に従事させていないことの説明書 平成 年 月 日 ○○産業保安監督部長 殿 住所 氏名 ××株式会社 代表取締役 印 ⃝ 下記の者を電気保安業務以外の職務に従事させていません。 また、下記の者が電気事業法施行規則第 52 条の 2 に定める保安業務担当者 である限り、今後も電気保安業務以外の業務に従事させません。 記 所 属 ○○事務所 保安業務担当者氏名 保安 全一 - 59 - (電気保安法人) 平成 年 月 日 ○○産業保安監督部長 殿 住 所 ××株式会社 代表取締役 ○○ ○○ 保安管理業務の受託状況について、別添のとおり報告します。 添付資料 1.保安管理業務受託状況 2.保安業務従事者名簿 3.保安業務従事者異動状況 - 60 - 印 ⃝ 保安管理業務受託状況 設置者名 ○○株式会社 ××株式会社 平成16年1月1日現在 事業場名 ○○工場 需要設備 受電電圧 設備容量 点検頻度 6600V 150kVA 隔月1回 種類 発電所 換算係数 保安業務担当者 保安業務従事者 所属 発電電圧 発電出力 0.48 保安 全一 保安 全二 ○○事務所 保安業務従事者名簿 所属 氏名 生年月日 1 ○○事務所 保安 全一 昭和0年0月0日 免状の 種類 ○種 2 ○○事務所 保安 全二 昭和0年0月0日 ○種 No. 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 免状番号 交付年月日 00-00000 平成0年0月0日 00-00000 平成0年0月0日 ××株式会社 平成16年1月1日現在 担当する 換算係数 事業場数 の合計 1件 0.48 0件 0 保安業務従事者異動状況 増減の 種類 増 旧所属 − ○○事務所 減 ××事務所 ××株式会社 平成16年1月 新所属 氏名 ○○事務所 保安 全二 免状の 種類 昭和○年○月○日 ○種 ××事務所 ○○ ○○ 昭和○年○月○日 ○○ ○○ 昭和○年○月○日 生年月日 ※ 新たに保安業務従事者となる者については、実務経歴証明書を添付する。 免状番号 異動年月日 異動の理由 00-00000 平成16年1月1日 新規採用 ○種 00-00000 平成16年1月1日 転勤 ○種 00-00000 平成16年1月1日 退職 備考 (電気管理技術者) 他に職業を有していないことの説明書 平成 年 月 日 ○○産業保安監督部長 殿 ○○県○○市○○ ○−○−○ ○○ ○○ 印 ⃝ 私は、電気保安業務以外の職業を有していません。 また、電気事業法施行規則第 52 条第 2 項の承認を受ける個人事業者である 限り、今後も電気保安業務以外の職業につきません。 - 64 -
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