平成25年第7号 平成25年9月5日 JA越後ながおか 営農かわらばん 9月号 【園芸情報:長岡地区】 1. かぶの栽培 (1)作 型 月 作型 8月 9月 10月 11月 12月 主要品種 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 上 中 下 秋まき 白鷹 はくれい ● ● ●:播種 ■:収穫 (2)播種の準備 ①播種の2週間前には石灰を、1週間前には基肥を施用し、 耕うん後畦立てを行います。 ②栽植密度は、畦幅 100~120cm、株間 10~13cm、条間 18~ 20cm の3~4条播きにします。 ③種子量は、20~30 ㎖/a を目安に準備しましょう。 <施肥例> (1a あたり) 肥料名 基肥 追肥 N P K 大根配合特 482 8㎏ 2㎏ 1.4 0.8 1.2 苦土重焼燐 2㎏ 0.7 粒状苦土炭カル(M-10) 12 ㎏ ※粘土質のほ場は避け、排水性の良い場所を選んで栽培しましょう! (3)播種の手順 ①1 点3~5粒播きします。 ②覆土は1~1.5cm 程度にして、軽く鎮圧します。 (4)間引き 【1回目】 子葉が完全展開した頃に 混み合っている部分を間 引きます。 【2回目】 本葉3~4枚頃、生育の 悪いものや葉色の濃すぎ るものを間引きます。 ※株間が 10~13cm になるよう にします。 (5)追 肥 草勢を見ながら収穫 15 日前頃までに、降雨期か施肥後に散水のできる状態で施肥しまし ょう。 尚、葉色の退化がみられる場合は、収穫2週間前に追肥を行ってください。 (6)収 穫 ①生育の早いものから順次収穫していきます。 ②生育期間が長くなると、スが入りやすくなる(老化する)ので注意が必要です。 ※収穫の目安 ⇒ 小かぶ5cm 程度、大かぶ 10cm 程度で収穫します。 2.いちごの定植 (1)本畑準備 ①排水対策として、ほ場の周囲に明きょを整備しましょう。 ②基肥は定植の 14 日前までに完了し、追肥は年内及び消雪後に行います。 <基肥施肥例> (1a あたり) 肥料名 施用量 N P K 苺配合特 15 ㎏ 1.5 1.2 1.5 粒状苦土炭カル(M-10) 10 ㎏ 完熟堆肥 200 ㎏ (2)定 植 ①定植適期 ②栽植密度 ③定植方法 10 月上旬~中旬 ※遅れると根張りが悪く減収になります。 畦 幅 120cm 株 間 25cm 株 数 660 株/a 2条植え 植付けが浅すぎ ると活着不良、深 ランナーを内側に向けて、やや浅めに植えます。 すぎると生育低 下を起こします。 120cm (3)定植後の管理(越冬前) ①追 肥 活着が確認されたら、苺配合特4㎏/a を条間に早めに施します。 ②除 草 活着確認後、ラッソー乳剤 15~20 ㎖/a を散布し、 雑草の発生を抑えましょう。 ※早朝に葉の縁に水滴が生じるようになったら、活着した証拠です。 ③株の保護 11 月上旬頃、あられや風等の被害を軽減するため、不織布や寒冷紗をべた掛けします。 3.とうなの播種 (1)播種適期 (2)主な品種 (3)栽植密度 9月上旬~中旬 川流れ菜、五月菜 畦 幅 90cm 株 間 15cm <基肥施肥例> 等 2条播き 肥料名 MMB 燐加安 14 号 苦土重焼燐 (4)栽培のポイント 粒状苦土炭カル(M-10) 畦は高畦とし、ほ場に排水路を整備して越冬前 完熟堆肥 までに充実した株をつくることが大切です。 (1a あたり) 施用量 苗床 10 ㎏ - - 15 ㎏ 本畑 12 ㎏ 1㎏ 15 ㎏ 300 ㎏ 4.にんにくの植付け (1)植付時期 (2)栽植密度 9月中旬~下旬 畦 幅 120cm(床幅 80cm) 株 間 13cm 条 間 15cm 4条植え 【植付けの深さ】 80cm 120cm (3)栽培のポイント ①1球 40~50g(乾球)程度の大球を選び、1 片6~10g の燐片を使用します。 ②石灰類や堆肥をきちんと施用し、有機質に富んだ畑で栽培しましょう。 <基肥施肥例> (1a あたり) 肥料名 施用量 N P K MMB 燐加安 14 号 10 ㎏ 1.4 1.0 1.3 苦土重焼燐 3㎏ 1.1 粒状苦土炭カル(M-10) 20 ㎏ 完熟堆肥 200 ㎏ 5.しゅんぎくの栽培 (1)播種時期 (2)畑の準備 <施肥例> 9月上旬~下旬 肥料名 BM 畑作 1 号 粒状苦土炭カル 完熟堆肥 NK 化成 E989 (1a あたり) 基 肥 追 1回目 肥 2回目 10 ㎏ 12 ㎏ 200 ㎏ 2㎏ 2㎏ N P K 1.2 1.1 1.2 0.7 0.7 <栽植密度> 畦 幅 120cm 条 間 15cm 条 数 4条播き (3)播 種 ①厚播きにならないように注意して播種しましょう。 ②播種後、種子が隠れる程度に覆土鎮圧し、乾燥しないよう籾殻や切りワラをかけます。 ※密生したところは早めに間引きし、本葉 6~7 枚頃までに株間 15cm 前後になるようにします。 (4)収 穫 ① 播種後、概ね 50~60 日で収穫を始めます。 ② 収穫方法は、「抜き取り方法」または「摘み取り方法」の2通りがあります。 【抜き取り方法】 【摘み取り方法】 一定の大きさになった株から 本葉12~13枚になった頃から この次に 順次引き抜いて収穫します。 5~6枚残して主茎を折り取り 収穫する側枝 収穫します。 6.ながおか農業まつり「農産物品評会」の開催について 平成 25 年度ながおか農業まつりが 10 月 26 日(土)~27 日(日)に開催されます。今年度 もまつりの一環として「農産物品評会」を開催しますので、丹精込めて育てられた農産物を多 数出品頂きますようお願い申し上げます。 出品方法等の詳細は、10 月組合員訪問にて文書でご案内いたします。 7.資材情報 営農かわらばん掲載資材価格(平成 25 年8月 19 日現在の資材センター現金価格です) 品 名 規 格 税込価格 品 名 規 格 税込価格 大根配合特 482 20kg 2,470 円 MMB 燐加安 14 号 20kg 2,750 円 苦土重焼燐 20kg 2,790 円 BM 畑作 1 号 20kg 2,610 円 粒状苦土炭カル(M-10) 20kg 650 円 NK 化成 E989 20kg 2,740 円 苺配合特 20kg 2,610 円 ラッソー乳剤 100ml 480 円 袋詰堆肥 12kg 460 円 ネビジン粉剤 3kg 1,450 円 【JA資材センター・配送センター】 永田資材センター 長岡市永田2-2-3 ℡:21-2780 関原資材センター 長岡市関原南2-4067 ℡:21-4430 福戸資材センター 長岡市福戸町2561 ℡:27-1631 長岡配送センター 長岡市下条町1091-1 ℡:22-1521 栃尾配送センター 長岡市栃尾泉2431 ℡:51-5811 ※毒物・劇物農薬をお買い求めの際は必ず印鑑をご持参ください。 ※本文は、平成 24 年9月末現在の農薬登録状況を基に作られています。 ※農薬ご使用の際は、ラベル・箱等に記載されている注意書きをよく読み、使用可能な作物・量・ 回数・使用方法をよく確認したうえで、安全使用基準を守ってご使用ください。 「営農かわらばん」の内容についてのお問い合わせは、最寄りの地域営農センター、 または支店の営農指導係までお願いいたします。 宮内地域営農センター ℡:35-1683 長岡地域営農センター ℡:24-3981 お問い合わせ先 上川西地域営農センター ℡:27-7974 日越地域営農センター ℡:46-7823 栃尾地域営農センター ℡:52-5858
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