18 10 20 16 10 写 真 説 明 左上:室蘭港を出航する海王丸 左:室蘭港に憩う海王丸 上:海王丸セイルドリル 写真提供:室蘭市役所 右:登檣礼で出航する海王丸 第 20 号 帆船海王丸クラブ はんせん 災 禍 に 遭 う 前 室蘭での美しい貴婦人ぶり 事故後の対応に追われる独立行政法人航海 修繕中の海王丸に 訓練所の職員を大いに励ましたと伝え聞い ています。 クラブとしての協力 海 王 丸 は、 す で に ご 承 知 の よ う に、 平 成 年 現在、海王丸は富山県新日本海重工業の 月 日 室 蘭 港 を 登 檣 礼 に て 出 航、 月 日 夜、 富 ドックにて、仮修繕から、一部本修繕中で 山港にて座礁しました。 あり、太平洋側への回航が待たれていると 室 蘭 市 の ご 厚 意 で、 室 蘭 港 停 泊 時 の セ イ ル ド リ ころです。事故後の海王丸、およびその写 ル を は じ め と す る 写 真、 ま た 出 航 時 の 写 真 を 提 供 真、平成 年度の乗船スケジュールなども し て い た だ き ま し た の で、 事 故 前 の 海 の 貴 婦 人 の 次 ペ ー ジ 以 降 に 掲 載 し て あ り ま 姿をお届けします。 す。 また、室蘭市民の方たちによる﹁寄せ書き﹂は、 ク ラ ブ と し て 何 が で き る か、 どのようにするのが良 い か を、 ︵財︶船員教 育振興協会および︵独︶ 航海訓練所に相談しな がら検討しておりまし た が、 銀 河 丸 2 世 を 銀 河 と し、 練 習 船 と し て 復 活、 そ の た め に 必 要 な 図 書、 運 動 具 を は じ め、 種 々 こ ま ご ま と した必要品の購入のお 手伝いという方向に落 ち 着 き つ つ あ り ま す。 これらのものは、海王丸復活時に海王丸 に移されることになっています。 ご協力くださる方は、会員更新のため の振込用紙の内訳記入欄に、ご記入いた だければと思います。何とぞよろしくお 願いいたします。 なお、平成 年度中にいただいたご寄 付 は、﹁ 海 王 丸 の た め ﹂ と 明 記 さ れ て あ るとないとにかかわらず、上記使途とさ せていただきますので、ご了承のほどお 願いいたします。 16 17 II 2005 年 3 月 31 日 こんじょう 第 20 号(1) 事務局(財)船員教育振興協会 〒 102-0093 東京都千代田区平河町 2-6-4 海運ビル9階 電 話 03 (3288) 0991 FAX 03 (3288) 0992 http://www1.ocn.ne.jp/~kaiomaru/club/ e-mail: [email protected] エンブレム・デザイン 清水和男 海王 丸 座 礁 事 故 その後 お願いするのも心苦しいものがあり 座礁時船内では、 ましたが、訓練所の格別のご協力に より、 年度上期に組み入れていた 座礁事故時の研修生指導員、勝田 になってから、それにしてもマスト ︵財︶船員教育振興協会にお尋ねしました だくことができました。﹂ 調査役にお話を伺う機会を得た。 を越える波のある中、ヘリコプター 道関係対応等々、まさにてんてこ舞 か ら マ ス ト に 移 っ て の 救 助 は、 T 海 王 丸 が 修 繕 中 の た め、 少 な く と ということは、研修生制度を国土 ﹁ 事 故 当 時、 走 錨 ア ナ ウ ン ス 後、 いでした。最後の実習生グループの も 年度上期は体験航海等はないも Vを見ている人たちにも感動を呼ん 交通省では評価してくれているとい 程なく救命胴衣着用して第一教室に 救助が終わったのが 時半前です の と あ き ら め て い た 幹 事 会 に、 汽 船 だものと思う。ヘリコプターの音を う こ と で す か、 と い う 質 問 に、 ﹁国 集合、のアナウンスがあり、研修生 が、対策本部での対応は深夜まで続 を中心とした体験航海等コースにつ 聞いてから救助が開始されるまでの 民の寄付もあって海王丸が誕生して 誘導を始めたのですが、全員がそろ きました。それにつけても、海王丸 い て の 案 内 が︵ 財 ︶ 船 員 教 育 振 興 協 いる経緯のうえに研修生制度も生ま う ま で に 少 し 時 間 が か か り ま し た。 間、1時間がとてつもなく長く感じ が横倒しにならなくて本当に良かっ 会より知らされたのは2月末。 られたと当時を述懐される。 れ、その充実発展が期待されていま その間に指導員室に水が入り始めま た。もしそんなことになっていたら、 す。公益法人の統廃合が激しい中で、 した。スカッツル︵窓︶と壁の隙間 思いがけない汽船乗船の機会がも 救助は無線室から開始、激しく揺 航海訓練史上空前の大惨事になって た ら さ れ、 急 遽 ニ ュ ー ス レ タ ー を 発 その実績、事業自体をプラス評価し から入ってきたのですが、揺れてい さぶられていた体は陸上に上がって いたかもしれません﹂と当時を振り 行。 そ の あ た り の い き さ つ と 昨 年 ていただいたことも、協会が昨年4 る う ち に 隙 間 が 広 が っ た よ う で す。 もふらふらと不安定、船内では船酔 返られる。 月の座礁時のことを併せてお尋ねし 月に再スタートできた大きな要因で カメラに研修生の登檣訓練写真が い状態の人が多く吐物まみれで、﹁実 てみた。 す﹂との答え。 入っていたため、これだけは、と首 際のところ、上陸して着替えました 次 に、 関 係 各 所 が 総 力 を 挙 げ て にかけていたので、水が入ったとき が、着ていたものは臭かったと思い 先 ず は 座 礁 に つ い て、 月 日 に と す る と、 海 王 丸 復 活 の 暁 に は、 海王丸復活を目指している中、クラ 現 地 対 策 本 部 に 駆 け つ け た 八 谷︵ や にシャッターを押した写真が残って ます﹂という話からも悲惨な状況を 研修生制度も続くということです ブとしては研修生制度が継続される たがい︶事務局長に伺った。 います。 ﹂ 想像するのは難しくない。 ね、 と い う 重 ね て の 質 問 に、 ﹁上期 かどうかは最も気になるところであ の体験航海で実績を上げ、基本姿勢 ︵独︶航海訓練所からの連絡で座 ﹁ 救 出 が 開 始 さ れ た と き は、 無 線 無 線 室 で は 一 等 航 海 士 が 指 揮 を る。そのあたりを汽船乗船との兼ね 礁 を 知 っ た の が 月 日 の 深 夜、 第 をアピールすることが大事だと思っ 室に居ました。研修生 名は 名が 取 っ て い て、 そ の 認 識 が 実 習 生 に 合いで伺ってみた。 2報で研修生全員確認の知らせが ています。今回臨時に実施する分に 無線室、4名が士官サロンに居まし は良い影響があったのではないかと 入 り、 そ の ま ま タ ク シ ー で 協 会 に 当初、 年度下期の体験航海予約 ついては、あくまでも海王丸への予 た。第一教室の机が水といっしょに い う 感 想 を 持 た れ た 由。 ﹁一等航海 についてキャンセルせざるを得なく 駆 け つ け、 研 修 生 の 留 守 宅 か ら の 問 約をキャンセルしてご迷惑をかけた 走り出して危険なため、士官サロン 士の危機管理は素晴らしいものでし なったため、迷惑をかけた方に対し い合わせや事故後の対応に備えたそ 方 た ち が 最 優 先 で す が、 と い っ て、 に避難、水が上がってきたために順 た。三等航海士当時から一緒に乗り てのものとの解釈を幹事会ではして う で あ る。 協 会 で T V ニ ュ ー ス を 見 参加者が数名しかいないコースが に通路を上にたどり、無線室へと移 組んだ機会も多く、その穏やかな性 いた。が、どうもそればかりではな ながら応援のために富山に行く準備 多かったりすると、今後につなげて 動したのですが、入れる人数にも限 格が思い出されますが、このときの を し、 対 策 本 部 に 着 い た の は 午 後。 いような雰囲気もある。ニュースレ いくうえでマイナス要因になること りがありますので、結局無線室から 指揮ぶりには感動しました。パニッ ターでも少し触れているが、海事思 ﹁行ってしまったばかりの富山港線 が危惧されます。十分な準備期間が 士官サロンまでの間に避難していた クを起こした実習生が一人も出な 想普及という協会の事業としての企 を1時間も待てないので富山からタ あっての事業ではない分、当協会と ことになります。無線室には 人程 かったことは、日頃の実習の成果だ 画という側面からお話を伺った。 ク シ ー に 乗 っ た の で す が、 タ ク シ ー しても募集状況の展開から目が離せ 居て、室温 度弱ありました。逆に と思いますし、一等航海士の卓越し の 運 転 手 も こ ん な に ひ ど い 風 は 初 め ﹁ 海 事 思 想 普 及 と い う の は、 協 会 ません。こういうときにクラブの協 士官サロンは寒かったようです。救 た統率ぶりを見ても、航海訓練所は の寄付行為上の重要な事業です。そ て だ と 言 っ て ま し た よ。 立 ち 木 が 根 力 は あ り が た い で す。﹂ と い う 答 え 助が開始されたときに扉を開けたの 着実に人を育てていると実感しまし のためにも海王丸を見事によみがえ こそぎ倒れるのは見たことがあるけ をいただいた。 ですが、初めて外を見て船の位置が た。まさに訓練所のリーダーシップ、 らせなければならないのですが、復 れ ど、 今 回 の 風 で は 大 木 が 途 中 か ら わ か り、 助 か っ た、 と 思 い ま し た。 シーマンシップ、フレンドシップを 海王丸の座礁事故は非常に大き 活までの間、航海訓練所にお願いし 折 れ ま し た か ら ね ぇ、 と 言 う ん で す 何しろ最後は無線室が破られるので 見た気がします﹂と続く。 な こ と で は あ る が 、 ク ラ ブ と し て の て他の練習船による体験航海コース よ﹂という話からも尋常ではない強 はないかと思うくらいきしむ音もし 全員無事で何よりというのが救出 協力の仕方にもいろいろある、とい を考えてはどうですか、という指導 風だったことが伝わってくる。 ていましたから。 ﹂ 後の私たちの感想であるが、船内の う こ と を 実 感 し た イ ン タ ビ ュ ー で も を 国 土 交 通 省 か ら い た だ き ま し た。 あった。 状況を伺って、その感を一層深くし ヘリコプターの音が聞こえたの ﹁ 現 地 対 策 本 部 に 着 い た と き は、 訓練所でも、実習運航をぎりぎりの ている。 初動部隊5∼6名、増援部隊到着後 は 夜中だったそうである。しかし荒 ◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇ 船数でこなしている現在、まことに も け が 人 の 搬 送、 救 助 者 の 誘 導 や 報 天のために救助が開始されたのは朝 第 20 号(2) 紺 青 2005 年 3 月 31 日 17 10 21 10 21 10 16 15 17 40 18 14 40 退 任 を 前 に し て 10 ︵独︶航海訓練所 理事長インタビュー の1月から復帰 ﹁クラブ発足当時は練習船教育後 援会は大澤専務でしたね﹂と当時を させたいという 振り返られる。お話によれば、学生 願望を持ってい 時代からプロとしての航海士の心構 ます﹂ と言い﹁そ え ま で 影 響 を 受 け ら れ た と か。﹁ と の願望はほぼ可 ても立派な方なんですよ﹂という言 能であるという 退任前独占インタビューとしゃ 海王丸に接した者同士の輪を広 れたいところである。理事長退任の げ、今後とも、お互いの努力でこの 葉にもそれがうかがえるが、新造船 風に考えていま ニュースに接し、インタビューのお 研修制度をより有意義なものにした として就航した銀河丸︵2世︶に乗 す﹂と継がれる。 願 い を し た の は、 理 事 長 が 帆 船 海 いと願っています。 り 組 ん で い た と き の こ と、 ﹁新しい ﹁ 船 首 像 の 紺 青 王丸クラブにゆかりの深い方である も全員救助の身 会 員 で あ る 研 修 生 O B の 方 々 が、 練習船を造るときに、前のことにあ からに他ならない。幸い、すでに整 岸壁から海王丸を見るだけではな まりとらわれないで練習船としての 代わりになって 理もついているとのことで、インタ く、デッキに上がって直接船に接し あり方を追求してもいいのではない 壊 れ ま し た が、 ビューのお願いにも快く応じていた たいという気持ちもよく理解できま か﹂とおっしゃったそうである。﹁結 修復は可能だと だけた。 す。 た だ、 海 王 丸 は 練 習 船 で す し、 果 的 に は み ん な の 智 恵 の 集 大 成 で 思っています﹂ 訓練との兼ね合いや乗組員の事情も すが、その言葉が青雲丸建造の根底 と 聞 く に 及 び、 ﹁お訪ねしました﹂シリーズの第 2回目におじゃまして以来の航海訓 ふまえて考えなければならない問題 を支えたと思います﹂といい、階段 会報名の気がか 練所理事長室。その間に昨秋の不幸 があります。お互いのためによりよ 教室に始まり、学生が先生の話を聞 りが晴れる思い な出来事がある。そのためか、理事 い結果が出せるよう、よく相談して きやすく、黒板も見やすい構造にな がしたのは、ま 長室は、なぜかいつもよりも敷居が 工夫していきましょう。私はできる り、 こ の 考 え 方 は、 銀 河 丸︵ 3 世 ︶ ことに手前勝手 高く感じられた。 限りお応えしたいと思っています。 建造にも引き継がれたということで な感想である。 ある。世代から世代へ智恵と知識が 後略﹄ 先にクラブとゆかりが深い方と クラブとして 書いたが、安本博通理事長は帆船海 脈々と受け継がれていく航海訓練所 もどうお手伝い 退任直前、海王丸と修繕監督室を訪問 安本博通理事長︵左︶と飯田敏夫修繕監督室室長︵右︶ 王丸クラブ誕生のときの海王丸船長 のあるべき姿が具現化された一例で するかを話し だ っ た 方 で あ る。 ご 自 身 が﹁ 紺 青 ﹂ あろう。 合ってきたとこ 創刊号に寄せた談話記事をご覧に 生制度の継続をひそかに危惧してい ろであり、その辺りについてどのよ ﹁ こ の よ う に、 先 輩 か ら も 後 輩 か な り な が ら、﹁ こ こ に 書 い て あ る こ た筆者には、安心感につながる喜ば らも、そして学生からも教えられて うに考えておられるか、アドバイス とが私の気持ちのすべてですね﹂と しい言葉を聞いた思いがした。 年半、練習船に携わる仕事をして を含めてお尋ねしてみた。 おっしゃる。 きたのだなぁ﹂という言葉に訓練所 最後に航海訓練所とクラブに伝え ﹁クラブの方には、暖かく見守り、 を離れる感慨がにじむ。 た い こ と を お 願 い し た と こ ろ、 ﹁訓 暖かく待っていただくのが一番あり 少し長くなるが、部分的に引用し てみる。 練所に対しては、実習生のための練 がたいですね。全員救助を支えた練 こ こ で、 話 を 変 え て 海 王 丸 の 進 捗 に つ い て 伺 っ て み た。﹁ 海 王 丸 は 習 船 教 育 に も ご 理 解 を い た だ い て、 習船ですから、良い実習生を育てる ﹃前略 ということではないでしょうか。良 当 初 か ら 修 理 す る、 と い う 方 向 で そういう応援を自分たちがしてい 私は以前海王丸の専任教官として い 若 者 を 育 て て も ら い た い で す ね。 国内体験の研修生のお世話をさせて 始まっていますし、完全に復旧でき る、という気持ちを持っていただけ いただきました。年齢・職業・社会 る 保 険 に 入 っ て い た の で 、 い ろ い ろ れ ば、 それが何より嬉しいことです﹂ クラブに対しては、クラブの会員で あることを楽しんでもらいたいです 的経験の違う人たちが、体験航海を な調整が整えば修理できるという目 と言い切られる。 今読み返してみて、海王丸船長と し、海で生きようとする若者に対し 通じて海や船に対する理解をより一 算 は あ り ま し た。 た だ、 新 日 本 海 しても、それ以後も、クラブの誕生 ﹁修復後に体験乗船が始まったら、 てエールを送っているという気持ち 層深めていただけたと確信しており 重工業のドックに入ってから船体が まわりの人たちに乗船を勧めてもら か ら 成 長 を そ ば 近 く で、︵ 時 に は ら がどこかにあってくれたら嬉しいで ま す。 そ し て そ の 想 い を 持 ち 帰 り、 はらしながら︶見守ってくださった 傾き、このことが工期の遅れにつな えたらいいですよねぇ。練習船とし すね﹂とのことであった。 多くの人々に広げていただければと がっています。今年の 月を目途に て海事思想を広めるためにもいいと 一人であるという手応えをいつも感 考えております。 していましたが、現段階では、来年 思っています﹂とも。修復後の研修 じていたことを思い出す。 39 2005 年 3 月 31 日 こんじょう 第 20 号(3) 2005 年 3 月 31 日 紺 青 左:ご覧いただけるだろうか、海王丸の 船影を。 機内から海王丸を見つけたとき、な ぜか安堵感を覚えたことが思い出さ れる。 富山市岩瀬漁港 KAIWO TALK ここは会員の投稿による談話室ですが、 今 号 は、 救 助 後 か ら ド ッ ク 入 り ま で を フォトスケッチ風に追ってみたいと思 います。 2004 年 10 月 23 日 第 20 号(4) 第 20 号(5) こんじょう 2004 年 11 月 28 日 ドックに入る海王丸 巨大なクレーン船にそっと送り出されているように見える。 以来、復活の日に向けてたゆみない作業が続けられている。 写 真 富山県庁 柴野 悦男氏 会 員 村井 保雄 2B05 帆 船 海 王 丸 ク ラ ブ 幹 事 会 2005 年 3 月 31 日 2005 年 3 月 31 日 こ れ に 加 え 、 前 面 水 域 に は 付 帯 施 シ ョ ッ プ 、 大 駐 車 場 な ど が あ り ま す 。 プ ロ ペ ラ な ど の 屋 外 展 示 物 、 マ リ ン 戦 艦 ﹁ 陸 奥 ﹂ 主 砲 、 大 型 ス ク リ ュ ー れ て い る 前 留 ・ 展 示 さ ﹁ 宗 谷 ﹂ が 係 館 の 前 面 の プ ー ル ︵ 夏 期 の み 営 業 ︶ 、 大 瀬 埼 灯 台 、 ま れ て い る 一 角 に あ り ま す 。 敷 地 面 在 で は お 台 場 と 呼 ば れ て 若 者 に 親 し す さ 模 船 。 れ 型 の て も 科 い 展 学 ま 示 丸 ﹂ の 精 密 と し た 敷 地 内 に は 本 館 の 他 に 、 屋 外 積 は 約 4 万 7 千 平 方 メ ー ト ル 、 広 々 紺 青 所 在 地 は 東 京 都 品 川 区 東 八 潮 、 現 い て ご 説 明 す る こ と に し ま し ょ う 。 ま す が 、 ま ず 船 の 科 学 館 の 概 要 に つ 船 旧 ﹁ 日 本 定 ︶ 、 練 習 帆 王 丸 ﹂ ︵ 予 す で に 皆 さ ん ご 存 じ の こ と と 思 い 練 習 帆 船 ﹁ 海 話 が あ っ た な ん て 驚 き で し ょ う 。 け で す 。 船 の 科 学 館 誕 生 に こ ん な 裏 な り 、 今 日 の 船 の 科 学 館 に な っ た わ を 模 し た 建 物 を 博 物 館 と す る こ と に わ っ て 約 6 万 ト ン の 豪 華 客 船 の 外 観 事 情 に よ り 購 入 計 画 は 断 念 さ れ 、 代 話 と と も に 、 船 員 教 育 の さ れ て い て 船 橋 が 再 現 く り に 航 海 は 実 船 そ っ *交 通 新交通「ゆりかもめ」新橋駅より(16 分) 船の科学館駅下車すぐ *入 館 料 共通券 大人 1,000 円、子供 600 円 *開館時間 午前 10 時∼午後5時 (土日祝日、夏期は午後6時まで) * 休 館 日 年中無休 (ただし、12 月 28 日∼1月1日は休館) *駐 車 場 1時間 300 円 以降 30 分 100 円(乗用車) *住 所 〒 135 − 8587 東京都品川区東八潮 3 番 1 号 *電 話 03 − 5500 − 1111 し か し 、 実 現 直 前 に な っ て 諸 般 の 階 展 示 場 に よ う な 構 想 が あ り ま し た 。 特 に 、 6 ︵ 船 の 科 学 館 勤 務 ︶ 第 20 号(6) も で き る 博 物 館 に し よ う と い う 夢 の こ れ を 取 得 、 東 京 港 に 浮 か べ て 宿 泊 エ リ ザ ベ ス ﹂ が 引 退 す る こ と と な り 、 た イ ギ リ ス の 豪 華 客 船 ﹁ ク イ ー ン ・ れ て い ま す 。 ぱ い 展 示 さ な ど が い っ 模 型 、 映 像 て い た だ き ま す 。 り く だ さ い 。 ご 案 内 さ せ 船 の 科 学 館 に も お 立 ち 寄 ﹁ 海 王 丸 ﹂ だ け で な く 、 博 物 館 と し て 誕 生 し ま し た 。 ど 30 年 前 の 昭 和 49 年 7 月 に 海 事 総 合 も る ﹂ な ど 、 海 と 船 に 関 す る 実 物 や ﹁ 船 を つ く る ﹂ ﹁ 海 の 安 全 ﹂ ﹁ 海 を ま 場 に は ﹁ 、 船 の あ ゆ み ﹂ ﹁ 船 の し く み ﹂ 望 塔 も 付 属 し て い ま す 。 館 内 の 展 示 の 形 を し た 建 物 で 、 70 メ ー ト ル の 展 の 方 々 が 、 帆 船 を 乗 船 見 学 す る の は ま し た 。 セ ミ ナ ー 参 加 者 は ほ と ん ど 王 丸 ﹂ の 船 内 見 学 も さ せ て い た だ き た だ き 、 講 演 後 に R L に 停 泊 中 の ﹁ 海 員 教 育 の 意 義 に つ い て お 話 を し て い 氏 を お 迎 え し て 、 練 習 帆 船 に よ る 船 信 し て い ま す 。 も そ う 遠 く な い も の と 確 前 に 姿 を 現 し て く れ る 日 え り 、 再 び 船 の 科 学 館 の が 不 死 鳥 の ご と く よ み が 実 は 計 画 当 初 、 当 時 世 界 最 大 だ っ そ の と き は 、 ぜ ひ と も ま は の る さ す 大 第 シ て 。 変 一 リ 光 回 ー 、 船 栄 に ズ の な 船 を 科 こ の 始 学 と 科 め だ 学 る 館 は と 館 と 今 感 が の か 謝 選 こ ら 申 ば と ち し れ で ょ 上 た 、 う げ の そ 本 館 は 、 地 下 1 階 、 地 上 6 階 の 船 に ち は 。 会 報 に 海 事 博 物 館 を 紹 介 す を 含 め た 全 体 の 施 設 が 船 の 科 学 館 と 函 連 絡 船 ﹁ 羊 蹄 丸 ﹂ が あ り 、 こ れ ら し て い ま す が 、 昨 年 9 月 26 橋 日 本 ︵ 日 進 ︶ に 支 し え か ら し れ 、 て 多 、 ﹁ く 海 の 王 人 丸 々 ﹂ ミ ナ ー ﹂ と 題 し て 海 事 講 演 会 を 開 催 い う こ と に な り ま す 。 に は 、 元 ﹁ 日 本 丸 ﹂ 船 長 と い え ま す 。 帆 船 海 王 丸 ク ラ ブ の 皆 さ ん 、 こ ん 設 と し て 、 南 極 観 測 船 ﹁ 宗 谷 ﹂ と 青 新シリーズ 海 事 博 物 館 め ぐ り 6 B 05 飯 沼 一 雄 船 の 科 学 館 ︵ 東 京 ︶ た も 専 り 方 船 。 よ 用 、 の の く 桟 そ 海 科 こ 橋 の 域 学 の に ひ に 館 桟 な と は で 橋 っ つ 、 は て R 官 に い L 庁 、 停 ま は 船 毎 泊 す 航 桟 年 し 。 海 橋 ﹁ て ﹁ 訓 が 海 い 海 練 2 ・ ま 王 所 つ 船 丸 セ し ﹂ の あ た 大 初 シ 後 ョ の そ 。 い め に て ッ 不 れ 感 の ク 慮 だ 激 な の け し 体 出 事 に た 験 来 も で 事 故 、 だ は そ の 、 で 一 っ 大 の し 同 た 変 直 (財)船員教育振興協会 (財)船員教育振興協会の方たちをご紹介し ます。体験航海等の申し込みのときにお話 ししたことがあるかもしれませんね。 <前列右から> 理 事 長 勝野 良平 事 務 局 長 八谷 隆允 <後列右から> 事 業 部 長 齋藤 庸徳 総 務 部 長 高崎 至正 調 職 査 役 勝田 直孝 員 山口 芳子 遠藤多由希 第 20 号(7) こんじょう 2005 年 3 月 31 日 平成17 年度上半期 練習船による体験航海等スケジュール表(平成 17 年3月 10 日現在) (注)天候その他の事情により、変更又は中止することがあります。 個人情報保護法に定める個人情報取り扱い事業所とは、 5千人以上の個人情報を有するところとあります。 帆船海王丸クラブの会員数は、その1割、500人にも及 びませんし、クラブのサイトでも特に問い合わせをいただく 方、「海王サロン W EB版」に写真などを提供していただく 方を合わせても、5千人に及ぶことはないと考えています。 しかし、それでも、個人を特定する各種情報の扱いに注意 する必要があることに変わりはありません。そこで、帆船海 王丸クラブでは、会員(また、クラブのサイトではそのユー ザー)から提供していただく個人情報について、次のように 取り扱い、保管することをお知らせいたします。 ・利用目的 個人情報は細心の注意をもって取り扱い、幹事会の中でも 定められた管理者のみが保管するものとします。 2005 年3月 30 日 帆船海王丸クラブ幹事会 ☆ 名簿についてのお願い ︿編集後記﹀ 氏名、 今年度の名簿は従来どおり、 郵便番号、住所、電話番号、体験 乗 船 コ ー ス を 掲 載 し、 コ ー ス は、 年 度 と 海 洋 教 室︵ A ︶ 、国内航海 ︵B︶ 、遠洋航海︵C︶等の種別の みにしています。もちろん、事前 にご連絡いただいた非公開希望項 目については伏せていますが,再 三ニュースレターでお知らせした ように、非公開希望のご連絡が無 記名でご要望に沿えない方があり ました。ご了承いただきたく、お 知らせしてお願いいたします。 ▼ ▼ ▼ 今年度下期発行の﹁紺青﹂ 号 は、 海 王 丸 の 修 復 状 況 を 見ながら発行のタイミングを 計 っ て い ま し た。 そ の た め、 例年よりも遅れての発行とな りましたが、年度内に名簿と ともに発行の運びとなり、ひ とまず安堵しています。 今号より新シリーズとして全 国の海事博物館紹介がスター トしました。海や船にまつわ る各地の博物館を紹介したい と思います。ご紹介いただけ る博物館を訪問し、記事にし てくださる方を募集します。 トップページ右上欄を参照し てクラブ宛てにご連絡いただ ければと思います。よろしく お願いいたします。 海王丸の復活した姿を一日も 早 く お 伝 え で き ま す よ う に、 心より祈っております。 20 15 ☆ 振り込み領収証 ・管理 15 保管のお願い 入会時に(財)船員教育振興協会より提供される、氏名、住所、 電話番号、コースがクラブの管理する情報のもとになります。 別に提供していただける会員からメールアドレスをいただき、 管理しています。それら情報はクラブからの連絡を使用目的 とします。クラブはそれをもとに名簿を発行し、名簿が会員 相互の親睦の一助となることを期待します。 サイトから問い合わせのために提供された個人情報データ は、回答先として使用します。 提供された個人情報を各種統計データの作成に利用する場 合もありますが、個人を識別できるような形で使用すること はありません。 特にインターネット等で法律により要求される場合を除い て第三者への開示・譲渡は一切行いません。 14 クラブからのお知らせ 個人情報の取り扱いについて 更新の話から続きますが、更新の ☆ 東京晴海の﹁みなとまつり﹂お手伝い募集 際 の振り込み用紙領収証の保管を ︵財︶船員 お 願いします。会員証が会費の領 今年も東京晴海で﹁みなとまつり﹂が開催され、 教育振興協会もブースを出してグッズ販売などをする予定で 収 証を兼ねることに変わりはあり す。 開 催 日 は、 5 月 日︵ 土 ︶、 日︵ 日 ︶ の 2 日 間 で す。 ま せんが、会員証が届くまでに間 詳細未定とのことで、今号では詳しくお知らせできませんが、 がある場合、振り込み時の領収部 手伝っていただける方は、4月 日以降に協会にご連絡くだ 分が、会費納入を証するものとな さい。連絡先は、トップページ右上をご参照ください。 ります。 ☆ 更新のお願い クラブでは、なるべく早く会員証 をお届けするようにしています 年度が替わります。来年度更新用の振り込み用紙を同封しま が、年度替わりは事務が錯綜しま すので、手続きをよろしくお願いします。 すので、時間がかかる傾向にあり トップページにも書いてありますように、クラブとしても、 ます。振り込み領収証の保管をお 海王丸復活に向けての一助ともなればと、また、個々にお気 願いする次第です。 持ちをお伝えするよりもまとまったほうが良いのではないか と話し合いがまとまりましたので、振り込み用紙に義援金記 入欄を設けました。併せてよろしくお願いします。 実 施 日 時 泊 数 練 習 船 名 実 施 場 所 参 加 料 1.日本丸海洋教室コース ( 定員 50 名)*この海洋教室は、( 社)神戸港振興協会との共同開催 6月 12 日(日)09:30 ∼ 16:00 日本丸 神戸港 停泊中 1,500 円 *参加資格:小学校4年生以上の健康な方(日常生活に支障のない方) 2.日本丸 1 日体験航海コース(定員20名) 5月 14 日(土)08:00 ∼ 16:30 日本丸 東京湾∼東京港 3,000 円 *参加資格:16 歳以上 70 歳未満の心身共に健康な方(運動機能上、船内行動に支障のない方) 3.体験航海コース(銀河丸・定員 20 名) (青雲丸・定員 10 名) 4月15日(金)∼4月21日(木) 6泊7日 銀河丸 門司港∼富山港 38,000 円 5月10日(火)∼5月13日(金) 3泊4日 青雲丸 横浜港∼神戸港 25,000 円 5月30日(月)∼6月 4日(土) 5泊6日 青雲丸 細島港∼東京港 36,000 円 5月30日(月)∼6月 6日(月) 7泊8日 銀河丸 神戸港∼東京港 40,000 円 *参加資格:16 歳以上 70 歳未満の心身共に健康な方(研修日課等に従って行われる集団訓練や船内生活に適応できる方) 紺 青 2005 年 3 月 31 日 建 造 場 所:三井造船株式会社千葉工場 進水 / 就航年月日:2003.12.12 / 2004.6.15 全 長 幅 深 さ:116.40 m 18.00 m 8.00 m 総 ト ン 数:6,185 ton 主 機 出 力:ディーゼル機関 (1 基 ) 9,000 PS ( 6,600 kW) 速 力:最大速力:20 kn、航海速力:18 kn 航 続 距 離:11,000 miles (20,370 km) 最 大 搭 載 人 員:246 名 ア ル で 有 効 と の こ と 。 人 気 も あ り 、 そ う い う 状 況 に 合 わ せ て 、 汽 船 の 練 ば か り の 航 路 、 光 景 が 残 っ て い て リ の 良 さ が 買 わ れ て の こ と だ そ う で 、 ン を 搭 載 し て い る 主 な 理 由 は 、 燃 費 し か も 実 地 の 前 ゼ ル ・ エ ン ジ 汽 船 が デ ィ ー た 次 世 代 練 習 船 に ふ さ わ し い 船 と い る こ と な く 、 快 適 な 機 能 性 を 追 求 し で 臨 場 感 も 十 分 、 が 実 習 船 橋 な の 受 ほ け と た ん 。 ど の 伝 統 を 重 ん じ な が ら 伝 統 に 縛 ら れ で す ね ﹂ と い と も 明 快 な 返 事 。 れ る 。 設 置 場 所 が 残 念 、 と 話 さ ざ る を 得 な い の の 操 作 に と ど め 当 た り 5 分 程 度 い た め に 、 一 人 習 生 の 人 数 が 多 姿 で あ る が 、 実 行 う の が 本 来 の 丁 寧 な 説 明 を さ れ な が ら の や か な 配 慮 を り 、 随 所 に 細 わ っ て く だ さ 室 の 案 内 に 加 ア ク セ ス 性 と い う 観 点 で は 必 要 十 分 の で す し 、 細 か な 点 は あ り ま す が 、 て の 問 い に 、 ﹁ そ の よ う に 設 計 し た こ と で は あ り ま せ ん か 、 と い う 重 ね 座 に 返 っ て き た 。 そ れ は ﹁ ス ゴ イ ﹂ こ る 動 ら ろ な い 携 質 て わ 、 ﹁ 問 み っ 必 と て て 要 思 の こ 十 い 満 ら 分 な 足 れ ﹂ が 度 た と ら を 船 い も 、 長 う し 少 に 答 て 々 、 え み い 実 が た じ 際 即 と わ に ジ ニ ア が 機 関 か ら 女 性 エ ン こ の 事 務 室 の 操 船 を 一 人 で こ と で あ る 。 建 造 監 督 室 室 長 と し て 設 計 段 階 か ば 出 入 港 の 一 連 し て い る 。 例 え 度 の 視 野 を 確 保 を 装 備 、 1 2 0 面 の ス ク リ ー ン ミ ュ レ ー タ は 3 し た こ と を 思 い 出 す 。 い 尽 く せ な い そ の 船 形 の 表 現 に 苦 慮 置 さ れ た こ の シ 実 習 船 橋 に 設 が あ る と い う 放 で き る 場 所 精 神 的 に も 解 ら れ る の は 、 で 公 私 を 分 け れ た ス ペ ー ス う 。 あ の 限 ら に 有 効 だ と 思 て の 設 計 が 十 分 に 活 き て い る 。 と ら わ れ 過 ぎ ず 、 動 線 を 念 頭 に 置 い と が 感 じ ら れ る 。 従 来 の あ り よ う に 面 で も 機 能 的 な も の と な っ て い る こ り が な い の で 広 々 と し て い て 、 実 習 め 効 率 的 で あ り 、 ま た 船 橋 内 に 仕 切 が 船 橋 前 面 近 く に 配 置 さ れ て い る た を ま と め て 機 能 的 に 配 置 、 各 機 器 類 た て ね 次 。 伺 し 世 う た 代 こ 竹 練 と 井 習 か 船 船 ら 長 と イ に い ン 、 タ こ う 言 ビ の 葉 ュ 言 が ー 葉 を に 使 始 つ わ れ め い し た 折 の 紹 介 記 事 で 、 ひ と 言 で は 言 レ ー タ で あ ろ う 。 銀 河 丸 が 昨 2 0 0 4 年 6 月 に 就 航 そ の 筆 頭 は 、 大 型 の 操 船 シ ミ ュ 共 有 す る と い う の は 、 仕 事 を 円 滑 に 進 め る た め ま し た ﹂ と い う 説 明 。 な い 、 む し ろ 隠 す よ う な 形 を 目 指 し 船 と い う 言 葉 が よ く 使 わ れ る 。 お 訪 こ の 銀 河 丸 の 紹 介 に は 次 世 代 練 習 あ り つ つ 、 次 世 代 を 前 面 に 押 し 出 さ ス し 、 伝 統 と 先 端 の 融 合 、 次 世 代 で 第 20 号(8) 丸 3 世 で あ る 。 性 能 に 大 成 丸 の 船 形 の 美 し さ を プ ラ た 。 2 0 0 3 年 12 月 に 進 水 し た 銀 河 2 号 岸 壁 に 接 岸 中 の 銀 河 丸 を 訪 問 し 今 年 1 月 30 日 、 鹿 児 島 港 北 埠 頭 る よ う だ 。 ﹁ 銀 河 丸 で は 、 青 雲 丸 の え ら れ る も の に す る と い う こ と に な 載 設 備 な ど を 新 し い 時 代 の 要 求 に 応 僚 船 訪 問 次 世 代 練 習 船 銀 河 丸 3 世 船 橋 を I ︶ B と S し ︵ 、 航 海 計 器 Integrated う 印 象 が 強 い 銀 河 丸 で あ っ た 。 後 、 特 に 直 後 の た の は 、 1 9 9 7 年 進 水 の 青 雲 丸 か Bridge System 写 真 提 供 ・ 独 立 行 政 法 人 航 海 訓 練 所 シ ミ ュ レ ー タ の 使 用 は 、 通 っ て き た ら で 、 ﹁ 次 世 代 ﹂ の 意 味 は 、 形 、 搭 で は 次 世 代 的 設 備 と は 。 ご案内いただいた 竹井義晴船長(右)と 角真紀三席三等機関士(左) て い る の も す て き で あ る 。 事 務 室 を ん ど プ ラ イ ベ ー ト な 個 室 と 考 え ら れ 事 が で き る よ う に な り 、 居 室 は ほ と で す ﹂ と こ と も な げ に お っ し ゃ る が 。 持 ち の 良 い 空 間 を と 思 っ て い る だ け れ た 様 子 で あ る 。 船 長 ご 本 人 は ﹁ 、 気 事 務 室 も 航 海 科 、 機 関 科 合 同 で 仕 ど の 色 に ま で こ だ わ っ た 選 択 が な さ に ふ さ わ し い 造 り で あ る 。 る な ど 、 や は り 次 世 代 練 習 船 と い う や 、 一 部 バ リ ア フ リ ー の 区 画 を 設 け が 、 ど う や ら 色 使 い 、 機 器 の 天 板 な だ ろ う か と 思 い な が ら 見 学 し て い た と 違 っ た 印 象 を 受 け る の は ど う し て そ の 他 に も 、 機 関 室 見 学 通 路 利 く 配 置 が す ば ら し い 。 従 来 の 船 内 配 慮 も な さ れ て い る 。 行 き 届 い た 整 備 が な さ れ 、 見 通 し が を 水 と 二 酸 化 炭 素 に 分 解 、 環 境 へ の 機 関 室 も コ ン ト ロ ー ル ・ ル ー ム も 理 装 置 を 初 め て 搭 載 し て い る 。 残 飯 ル 機 関 船 で あ る 。 変 わ っ た 設 備 と し て は 、 生 ゴ ミ 処 隻 。 銀 河 丸 は 、 そ の 一 方 の デ ィ ー ゼ 有 効 度 も 高 い 設 備 で あ る 。 習 船 3 隻 の う ち デ ィ ー ゼ ル 搭 載 は 2
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