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[EPプライマー 主剤][昭和電工建材(株)][CP-125][2009 年 4 月 24 日] [1/11]
昭和電工建材株式会社
〒221-0024
神奈川県横浜市神奈川区恵比須町 2-1
作成日 2009 年 4 月 24 日
製 品 安 全 デ-タ シ-ト
1. 製品及び
製品及び会社情報
会社情報
製品名
: EP プライマー 主剤
会社名
: 昭和電工建材株式会社
住所
: 神奈川県横浜市神奈川区恵比須町 2-1
担当部門
: 開発技術部 品質保証グループ
電話番号
: 045(444)1697
FAX番号 : 045(444)1698
緊急連絡先 : 同上
整理番号
: CP-125
2. 組成、
組成、成分情報
単一製品・混合物の区別
化学名(又は一般名)
: 混合物
: アクリル系接着剤
成分及び含有量
成分名
化学式
CAS 番号
官報公示整理番号
含有量
(化審法)
1)
-
非公開
非公開
約 40%
C4H90C2H4OH
111-76-2
2-407
約 29%
C2H50C2H40H
110-80-5
2-411or2-2424
約 14%
アクリル系樹脂
2)
ブチルセロソブル
3)
エチルセロソルブ
4)
イソプロピルアルコール
C3H70H
67-63-0
2-207
約 15%
ギ酸5)
HCOOH
64-18-6
2-670
約 2.0%
危険有害成分 :ブチルセロソルブ2)(引火性液体:急性毒性物質[有機則])
:エチルセロソルブ3)(引火性液体:急性毒性物質[有機則])
:イソプロピルアルコール4)(引火性液体:急性毒性物質[有機則])
:ギ酸5)(引火性液体:急性毒性物質[劇物指定 22-2])
3. 危険有害性の
危険有害性の要約
最重要危険有害性 :強い引火性がある。
(引火点約 26℃:第 4 類第 2 石油類:危険等級Ⅱ:
200L)
(引火点約 62℃ブチルセロソルブ2))(引火点約 44℃:エチルセロ
ソルブ 3))(引火点 12℃:イソプロピルアルコール 4))(引火点約
68.9℃:ギ酸5))
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危険性
有害性
:上記「最重要危険有害性」の項目参照
:吸入すると有害である。
(ブチルセロソルブ2)、エチルセロソルブ3)、
イソプロピルアルコール4)、ギ酸5))
:急性毒性物質を含有する。
(ブチルセロソルブ2)、エチルセロソルブ3)、
イソプロピルアルコール4)、ギ酸5))
環境影響
:蓄積性はない又は低いと考えられる。
物理的及び化学的危険性
:強い引火性がある。
(引火点約 26℃:第 4 類第 2 石油類:危険等級Ⅱ:
200L)(引火点約 62℃:ブチルセロソルブ2))(引火点約 44℃:エチル
(引火点約 12℃:イソプロピルアルコール4))(引火点
セロソルブ3))
約 68.9℃:ギ酸5))
熱、火花及び火炎で着火することがある。
特定の危険有害性
:情報なし。
主要な微候
:目、鼻、のどの粘膜を刺激する。
分類の名称(日本方式):引火性液体(消防法危険物:第 4 類第 2 石油類:危険等級Ⅱ:200L)
:急性毒性物質(有機則:ブチルセロソルブ2)、エチルセロソルブ3)、
イソプロピルアルコール4))(劇物指定 22-2:ギ酸)
4. 応急処置
吸入した場合
: 被災者を直ちに空気の新鮮な場所に移動させる。
保温して安静を保つ。
呼吸が止まっているあるいは弱い場合は、衣類をゆるめ呼吸器気道を
確保した上で人口呼吸を行う。ただし、有害物2)3)4)5)を吸入した
可能性がある場合、口対口(mouth-to-mouth)の人口呼吸は 2 次感染の
危険があるため実施してはいけない。直ちに医療処置を受ける手配を
する。
皮膚に付着した場合 :付着物をふき取り、多量の水および石鹸で洗い流す。
症状がでた場合には、必要に応じて医師の診断を受ける。
目に入った場合
:コンタクトレンズを使用している場合は、固着していない限り、取り
除いて洗浄する。清浄な水で最低15分間眼を洗浄した後、直ちに眼
科医の手当てを受ける。洗眼の際、瞼を指で良く開いて瞼・眼球の隅々
まで水が良く行きわたるように洗う。
飲み込んだ場合
:水でよく口の中を洗浄する。
コップ 1~2 杯の水または牛乳を飲ませる。
無理に吐かせてはならない。直ちに医療処置を受ける手配をする。
被災者に意識のない場合は口から何も与えてはならない。
最も重要な兆候及び :不快感、頭痛、めまいを示す事がある。
症状に関する簡潔な情報 (含有溶剤その他 2)3」4」5」:急性毒性物質)
応急処置をする者の保護 :汚染された衣類や保護具を取り除く。救助者が有害物質に触れな
いよう手袋を使用するなど注意する。有害物2)3)4)5)を吸入し
た可能性がある場合、口対口(mouth-to-mouth)の人工呼吸は 2 次
感染の危険があるため実施してはならない。
医師に対する特別注意事項:特になし。
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5. 火災時の
火災時の措置
消火剤
: 粉末、二酸化炭素、泡、乾燥砂 等
使ってはならない消火剤:水の使用は火災を拡大し危険な場合がある。
火災時の特定危険有害性:当該製品が燃焼した際には、燃焼ガス中含有する有機溶剤や不完全
燃焼時には一酸化炭素(有毒ガス)などが含まれるので、消化作業
の際には煙を吸入しないように注意する。初期の火災には、粉末、
炭酸ガス、乾燥砂を用いる。
特定の消火方法
:消火作業は風上から行う。燃焼源の供給を速やかに止める。火災周辺
から移動可能な可燃物容器は速やかに安全な場所に移す。
消火を行う者の保護 :消火作業は風上から行い、有毒ガスの吸入を避ける。
消火作業を際には必ず保護具を着用する。
燃焼又は高温により一酸化炭素が生成する可能性があるので、呼吸用
保護具を着用する。
6. 漏出時の
漏出時の措置
人体に対する注意事項 :漏出場所の周囲に、ロープを張るなどして関係者以外の立入りを禁止
する。屋内事故の場合は、処理が修了するまで引火の危険に十分に注
意を払い、換気を実施する。
作業の際には呼吸用保護具と保護手袋を着用し、飛沫等が皮膚に付着
したり、飛沫、ガスを吸入しないようにする。
風上から作業し、風下の人を退避させる。
こぼれた場所は滑りやすいため注意する。
環境に対する注意事項 :流出した製品が公共用水域等に排出され、環境への影響を起こさせな
いように注意する。
漏洩事故が発生した場合は、
警察署、
消防署等の関係機関に連絡する。
除去方法
:少量の場合は、乾燥砂、土、おがくず、ウエス等に吸収させ拭き取
ったものを密閉できる空容器に回収する。
大量の場合は、盛土で囲って流出を防止し、液の表面を泡消火剤な
どで覆った後、回収処理する。
二次災害の防止策
:付近の着火源となるものを速やかに除くとともに消火剤を準備する。
作業に当たっては、火花を発生させない安全な用具を使用する。
7.取扱い
取扱い及び保管上の
保管上の注意
取扱い
技術的対策
:取扱いは、換気のよいところで行う。吸入・接触の恐れがあるときは適
切な保護具を使用する。取扱い後は、手、顔をよく洗い、うがいをする。
火気厳禁。電気機器類は防爆型(安全構造)のものを用いる。周辺での
高温物、スパーク、下記の使用を禁止する。
注意事項
:取り扱う場合は、局所排気内、または全体換気のある場所で取り扱う。
安全取扱い注意事項:機器類は防爆構造とし、設備は静電気対策を実施する。
保管
適切な保管条件 :通風を良くし、
蒸気が滞留しないようにする。
冷暗所に密栓した保管する。
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火気厳禁。直射日光、火気、熱源を避け、可燃物を近くに置かない。そ
の他消防法、労働安全衛生法等の法令に定めることに従う。
安全な容器包装材料:空気中の水分を吸収しないよう、水分を完全に遮断できる容器(金属
缶など)を使用する。また、密閉性が確保されないと、引火性有害物
質2)3)4)5)が漏洩し、引火爆発の危険が生ずる。
8.曝露防止及
曝露防止及び
防止及び保護措置
設備対策
: 蒸気、ミストを吸入しないように、局所排気装置の設置、設備の密閉化又は
全体換気を適正に実施する。
管理濃度・許容濃度
管理濃度
(労告 26 号)
許容濃度
日本産業衛生学会(2004 年) ACGIH(2001 年)
TWA
1)
アクリル系樹脂
:設定なし
設定なし
:25ppm
設定なし
設定なし
2)
ブチルセロソルブ
3)
20ppm
3
:5ppm
エチルセロソルブ
5ppm:18mg/m :(1985)
イソプロピルアルコール4):200ppm
400ppm:980mg/m3:(1987)
5)
5ppm(TLV):18mg/m3(TLV)
400ppm:500ppm(STEL)
3
:設定なし
ギ酸
5mg:9.4mg/m :
(1978)
5ppm:10ppm(STEL)
保護具
呼吸器用の保護具
: 有機ガス用防毒マスク
手の保護具
: ポリエチレン、ゴム製等の不浸透性の手袋
目の保護具
: 側板付き普通眼鏡型又はゴーグル型保護眼鏡
皮膚及び身体の保護具 : 長袖作業衣、安全靴
適切な衛生対策
:作業中は飲食、喫煙を避ける。
9.物理的及
物理的及び
的及び化学的性質
物理的状態 :溶液
形状
色
:液体
:淡褐色透明
臭い
:特有の刺激臭(含有溶剤他2)3)4)5)に由来)
物理的状態が変化する特定の温度/温度範囲
沸点
: 82.4℃
引火点 : 約 26℃
発火点
: 235℃(エチルセロソルブ3)に由来)
溶解度
:不明1)、一部可溶2)、 ∞/100g3)、易溶/100g4)、∞/100g5) at20℃
揮発性
: 揮発性あり。
(含有溶剤他2)3)4)5)に由来)
溶剤の蒸気密度 : 空気より大。
(含有溶剤他2)3)4)5)に由来)
10.
10.安定性及び
安定性及び反応性
安定性
: 通常条件下では安定。
(容器密閉され常温流通途上などの通常条件)
反応性
: 通常条件下では安定。
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避けるべき材料:通気性のある材料及び使用溶剤に可溶性の材料を容器としてしない。
危険有害な分解生成物
: データなし
11.
11.有害性情報
急性毒性
:アクリル系樹脂1)(含有樹脂)
データなし
:ブチルセロソルブ2)(含有溶剤)
経口ヒト LPLD
143mg/kg:
経口マウス LD50
1167mg/kg:b)
効果:N/R:b)
効果:肝臓に変化あり:腎臓、尿管、膀胱に変化あり
:血液:溶血反応あり(貧血有無に係わらず)
経口ラット
470mg/kg
経口 woman LPTD
600mg/kg:b)
N/R:b)
効果: 昏睡:肺、胸部、呼吸器:呼吸困難 栄養及び代謝:代謝性酸
血症
吸入ヒト LPTC
195ppm/8 hour: 効果: 胃腸部:嘔吐
吸入ヒト LPTC
1500mg/m3:b)
効果:眼:結膜炎 肝臓:影響あり 肝臓、尿管、膀胱:影響あり
吸入マウス LC50
700ppm/7 hour:b)
効果:痛覚消失 肺、胸部、呼吸器:呼吸困難 腎臓、尿管、膀胱:血
尿
吸引ラット LC50
450ppm/4 hour:b)
効果:運動失調 栄養及び代謝:体重減少
経皮モルモット LD50 230μL/kg: N/R:b)
経皮ラビット
LD50 220mg/kg: N/R:b)
:エチルセロソルブ3) (含有溶剤)
経口ヒト LPLD
143mg/kg:
効果:特になしb)
経口ヒト(女性) LPTD 0.8ml/kg:b)
効果:脳に退行性変化、肝臓に影響あり、腎臓・尿管・膀胱に影響あり
経口ラット LD50
2125mg/kg:b)
効果:催眠(意気消沈)
、行動抑制、肺・胸部・呼吸器:呼吸薄弱
経口マウス LD50
2451mg/kg:b)
効果:不安感、昏睡、肺・胸部:動悸
経口ラビット LD50
1275mg/kg
効果:痙攣、肺:影響あり、腎臓・尿管・膀胱に影響あり
吸入マウス LC50
1820ppm/7 hour:b)
効果:痛覚脱失、肺・胸部・呼吸困難、腎臓・尿管・膀胱:影響あり
吸入ラット LC50
2000ppm/7 hour
効果:特になし
b)
吸入モルモット LPLC 3000ppm/25 hour:
効果:催眠(意気消沈)
、筋力低下、肺・胸部・呼吸器:呼吸困難
経皮ラット LD50
3900mg/kg
効果:特になし
4)
:イソプロピルアルコール
経口ヒト
(含有溶剤)
223mg/kg:b)
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効果:幻覚、知覚障害、脈搏低下、血圧低下b)
3570mg/kg:b)
経口ヒト
効果:昏睡、減退(肺・胸部・呼吸)
、吐き気(胃腸部)
効果:麻酔作用b)
経口マウス LD50
3600mg/kg
吸入ヒト
35ppm/4 hour:b)
LPTC
効果:脈搏低下、肺・胸部・呼吸に影響ありb)
5300mg/m3:b)
吸入マウス LC50
効果:麻酔作用、肺・胸部・呼吸に影響ありb)
皮下マウス LPLD
効果:N/R:b)
6mg/kg
:ギ酸5) (含有物質)
2200mg/kg:b)
経口 woman LPTD
効果:肺、胸部、呼吸器、:唾液分泌増加 腎臓、尿管、膀胱:血尿
栄養及び総代謝:アシドーシス(酸性症)
経口イヌ
LD50
経口マウス LD50
4mg/kg
N/R:b)
700mg/kg:b)
効果:行動:催眠 肺、胸部、呼吸器:呼吸困難
経口ラット LD50
1100mg/kg:b)
効果:行動:催眠 肺、胸部、呼吸器:呼吸困難
吸入ヒト
LPTC
7300μg/m3/8hour:b)
効果:腎臓、尿管、膀胱:尿成分異常
吸入マウス LC50
6200mg/m3/15minute:b)
効果:行動:催眠 肺、胸部、呼吸器:呼吸困難
吸入ラット LC50
15mg/m3/15minute:b)
効果:行動:催眠 肺、胸部、呼吸器:呼吸困難
局所効果
内腹膜マウス LD50
940mg/kg
N/R:b)
静脈イヌ
3mg/kg
N/R:b)
静脈マウス LD50
145mg/kg
N/R:b)
静脈ラビット LPLD
239mg/kg
N/R:b)
LPLD
:目、鼻のどに刺激性がある。
:アクリル系樹脂1)
(含有樹脂)
データなし
2)
:ブチルセロソルブ
(含有溶剤)
眼 ラビット
100mg:Effect:severe:b)
眼 ラビット
100mg/24hour:Effect:moderate:b)
皮膚ラビット
500mg open irritation test: Effect: mild:b)
:エチルセロソルブ3) (含有溶剤)
眼 ヒト
6000ppm: Effect: mild:b)
眼 ラビット
50mg: Effect: moderate:b)
眼 ラビット
500mg/24hour: Effect: mild:b)
皮膚ラビット
500mg open irritation test: Effect: mild:b)
:イソプロピルアルコール4) (含有溶剤)
眼ラビット
100mg: Effect: severe:b)
眼ラビット
100mg/24hour: Effect: moderate:b)
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500mg: Effect: mild:b)
皮膚ラビット
:ギ酸5)
(含有物質)
眼ラビット DOSE
122mg: Effect severe:b)
皮膚ラビット DOSE
610mg open irritation test: Effect: mild:b)
感作性
:データなし
変異原性
:アクリル系樹脂1)
(含有樹脂)
データなし
2)
:ブチルセロソルブ
(含有溶剤)
細胞遺伝学試験:吸入ラット 0.5ppb:b)
微生物変異試験:サルモネラ_チフイムリウム 19μmol/plate(-enzymatic activation
step):b)
特定遺伝子部位試験:吸入ラット 0.5ppb:b)
:エチルセロソルブ3)
(含有溶剤)
細胞遺伝学試験:ハムスター卵巣: 6830mg/L:b)
姉妹染色文体:ハムスター卵巣:
精子形態:経口ラット
3170mg/L:b)
23400mg/kg/5weeek-intermittentb)
:イソプロピルアルコール4) (含有樹脂)
細胞遺伝学試験: 吸入ラット dose:1030μg/m3/16 week-intermittentb)
:ギ酸5) (含有物質)
既存化学物質変異原性点検物質(安衛法)に該当せず。h)
b)
細胞遺伝学試験:ハムスタ卵巣 dose 10 mmol/L
b)
非哺乳類 dose 100 mmol/L
細 菌変異原 性試験: 病原 性大腸菌
dose 70 ppm/3 hour(-enzymatic
activation step): 酵素活性停止b)
b)
phage inhibition capacity: Escherichia coli 100mmol/L
b)
性染色体消失&非分離試験: 経口キロショウジョウバエ 1000ppm
催奇形成
:データなし。b)h)
生殖毒性
:アクリル系樹脂1) (含有樹脂)
データなし
:ブチルセロソルブ2) (含有溶剤)
吸入ラット LPTC
200ppm/6hour(6-15 day pregnant):b)
効果:メス生殖能力へ影響あり、生殖能力低下、移植後生存率へ影響あ
リ、成長阻害(筋骨格)
吸入ラビット LPTC
200ppm/6hour(6-18 day pregnant):b)
効果:母体影響和あり(子宮、子宮頚部、膣)
、移植後生存率へ影響あり
経口ラット
LPTD
600mg/kg(9-11 day pregnant):b)
効果:胎芽、胎児影響あり(胎児死亡率)
腫瘍毒性:吸入マウス LPTC 250ppm/6 hour/2 year-intermittent:b)
効果:腫瘍形成:RTECS 基準では腫瘍ありともなしとも取れるレベル、
内分泌器:腫瘍形成あり
:エチルセロソルブ3)
(含有溶剤)
吸入ラット LPTC 200ppm/7 hour (1-19 day pregnant):b)
効果:胚芽細胞と胎児に影響あり、育成障害あり(筋骨格、心臓循環系)
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吸入ラビット LPTC 617ppm/7 hour(1-18 day pregnant):b)
効果:生殖器異常、繁殖力異常
腫瘍毒性:記載なしb)
:イソプロピルアルコール4)
吸入ラット LPTD : 7000ppm/7 hour(1-19 day pregnant)
Effect:生育異常(筋骨格)b)
経口ラット LPTD:32400μg/kg (26 week prior to copulation):
Effect:胎芽細胞 or 胎児での死亡b)
:ギ酸5) (含有物質)
データなし。b)
発がん性
:アクリル系樹脂1) (含有樹脂)
データなし。
:ブチルセロソルブ2) (含有溶剤)b)
IARC:3:ヒトに対する発がん性について分類できない
EPA:C:ヒト発がん性がある可能性がある物質
EU,NTP:該当せず
:エチルセロソルブ3) (含有溶剤)h)
IARC,EPA,EU,NTP:該当せず
:イソプロピルアルコール4) (含有溶剤)h)
IARC:3:ヒトに対する発がん性について分類できないh)
EU,EPA:該当せず。
NPT:該当せず。
:ギ酸5) (含有物質)h)
IARC,EPA,EU,NTP:該当せず。
その他
:燃焼すると、有毒なヒュームを含むガス(含有する溶剤のガス、一酸化
炭素など)を発生する。
12.
12.環境影響情報
含有物質等2)3)4)5)に由来するものh)
:アクリル系樹脂1) (含有溶剤)h)
データなしh)
:ブチルセロソルブ2) (含有溶剤)h)
魚類:ヒメダカ:(1997)
ブチルセロソブル2)
急性毒性
:96hr-LC50
› 100mg/L
延長毒性
:14day-LC50
› 100mg/L
:14day-NOEC
25mg/L
甲穀類:オオミジンコ(1997)
急性遊泳阻害
:48day-EC50
› 1000mg/L
繁殖障害
:21day-EC50
› 100mg/L
:21day-NOEC
› 100mg/L
:48hr-EC50(速度法)
› 1000mg/L
:48hr-NOEC(速度法)
500mg/L
:72hr-EC50(面積法)
630mg/L
藻類:セレナストラム(1997)
成長阻害
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:72hr-NOEC(面積法)
63mg/L
:エチルセロソルブ3)
データなしh)
:イソプロパノール4) (含有溶剤)h)
魚類:ヒメダカ(1997)急性毒性:
延長毒性:
甲殻類:オオミジンコ(1997)急性遊泳阻害
繁殖障害
イソプロパノール4)
:96hr-LC50
› 100mg/L
:14day-LC50
› 100mg/L
:14day-NOEC
› 100mg/L
:48day-EC50
› 1000mg/L
:21day-EC50
› 100mg/L
:21day-NOEC
藻類:セレナストラム:(1997)成長阻害
›
100mg/L
:48hr-EC50(速度法)
› 1000mg/L
:48hr-NOEC(速度法)
› 1000mg/L
:72hr-EC50(面積法)
› 1000mg/L
:72hr-NOEC(面積法)
› 1000mg/L
(含有物質)
ギ酸5):
データなし。
13.
13.廃棄上
廃棄上の注意
・燃焼時に不完全燃焼すると有害な一酸化炭素が発生することがある。排ガス処理装置を備え
た適切な設備で焼却を行うか、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託処
理する。
・その他についても、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の定めるところに従う。引火点の低
い有機溶剤等2)3)4)5)を含有するため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の定める「廃
油」に該当し、
「特別管理産業廃棄物」に該当する。
・廃棄物を海外に移送する際はバーセル法(特定有害廃棄輸出入規制法)に定める「特定有害
廃棄物」に該当するので、該当法律・条約類を遵守する。
14.輸送上の
輸送上の注意
注意事項
:火気厳禁。
(消防法危険物第 4 類第 2 石油類:危険等級Ⅱ:非水溶性
液体:200L)取扱い及び保管上の注意の項の記載に従うこと。容器
漏れ、変形、転倒、落下、損傷が起こらぬように積み込み、荷崩れ
防止を確実に行うこと。
国連分類
:クラス 3(引火性液体:容器等級(PG)Ⅱ)
国連番号
:1133(接着剤:引火性液体を含有するもの)
国内規制
○陸上輸送
:消防法、毒物及び劇物取締法、労働安全衛生法等に定められている
運送方法に定められている運送方法に従う。
・消防法
:危険物第 4 石油類、危険等級Ⅲ(非水溶液性液体:200L)
・毒物及び劇物取締法 :該当せず。
・労働安全衛生法
)
:有機則(第 2 種有機溶剤 82)、63)、34)を含む。
(ブチルセロソルブ、エチルセロソブル、イソプロピルアルコール)
:施行例 第 18 条(名称を表示すべき有害物 3 の 52)、3 の 33)、2 の
44)を含む。
)
[EPプライマー 主剤][昭和電工建材(株)][CP-125][2009 年 4 月 24 日] [10/11]
(ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロピルアルコール)
:施行例 第 18 条の 2 別表第 9(名称を通知すべき有害物 802)、78
3)
、1335)を含む。
)
(ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ギ酸)
○海上輸送
:船舶安全法に定められている運送方法に従う。
・船舶安全法
:危規則:引火性液体類
○航空輸送
:航空法に定められている運送方法に従う。
・航空法
:施行規則:引火性液体
15.
15.適用法令
・化学物質管理促進法 :該当する。第1種指定化学物質 442)を含む。
(エチルセロソルブ2))
(PRTR 法)
・労働安全衛生法
:該当する。
:有機則(第 2 種有機溶剤 82)、63)、34)を含む)
(ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロピルアルコール)
:施行例 第 18 条 名称を表示すべき有害物 3 の 52)、3 の 33)、2 の
44)を含む。
)
(ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロピルアルコール)
:57 条の 2 第1項 通知対象物 802)、783)、1335)、を含む。
(ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ギ酸)
・毒物及び劇物取締
:該当せず。
・消防法
:危険物 第 4 類第 2 石油類 危険等級Ⅱ(非水溶性液体)
(指定数量
200L)
・化審法
:該当せず。
:第 1 種 2 種特定化学物質及び第 2 種監視化学物質
(旧、
指定化学物質)に該当せず。
・船舶安全法
:該当する。
:危規則 2 条 1 項及び 1 項の 2:危険物 引火性液体類
・航空法
:該当する。
:施行規則第 194 条の 3 項:引火性液体
・海洋汚染防止法
:該当する。
:施工例:有害液体物質:D 類物質
(D-39:ブチルセロソルブ、エチルセロソルブ)
(D-60:ギ酸)
・埼玉県生活環境保全条例:該当する。PRTR 法第 1 種指定化学物質 443)を含む。(エチルセ
ロソルブ) 埼玉県独自特定物質は含まない。
・バーゼル法
:該当する。
:
(特定有害廃棄物輸出入規制法)廃棄する場合は、法
2 条の 1 に記載の「特定有害廃棄物等」に該当する。
・大気汚染防止法
:改正大防法(H18.4 施行)規制物質に該当する。
・水質汚濁防止法
:該当せず。
:本法(水防法)規制物質に該当しない。
・悪臭防止法
:該当せず。
:施行令1条及び施行規則別表第Ⅰに記載の特定悪臭物
質。
・廃掃法
:該当する。:廃棄する場合は、法 2 条の「産業廃棄物」に該当し、
さらに引火点の低い有機溶剤を含有するため、本法に定める「廃
油」に該当し、令 2 条の 4 に記載の「特別管理産業廃棄物」
(廃油
類)に該当する。
・港則法
:該当する。
:施行規則第 12 条:危険物 引火性液体
・道路法
:該当する。
:施行令 19 条の 13 の 5 号:通行制限物質(引火点 70℃
未満)
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:該当せず。
:施行令 9 条 4 項に記載の物質に該当せず。
・水道法
・火薬類取締法
:該当せず。
:法 2 条に記載の物質に該当せず。
・麻薬及び向精神薬取締法:該当せず。
:法 2 条別表に記載の物質に該当せず。
・覚せい剤取締法
:該当せず。
:法 2 条 3 の 5 に記載の物質(別表に記載)に該当せず。
16.その他
その他の情報
・引用文献・参考文献
a)労働省安全衛生部監修:
「化学物質の危険・有害便覧」
(平成 11 年版)
(中央労働災害防止
協会)
b)MDL Information Systems, Inc.:「Registry of Toxic Effects of Chemical Substances
(1985~1986)」
c)NIOSH: Pocket Guide to Chemical Hazards
d)労働省安全衛生部編:安衛法便覧 労働基準調査会(1999)
e)ACGIH:「化学物質と物理因子の TLV,化学物質の BEI」(1995~2001)
f)日本産業衛生学会:許容濃度の勧告(産業衛生学雑誌 46,p124(2004)
g)日本化学工業協会:
「製品安全データシートの作成指針(改訂版)
」
(2001)
h)独立行政法人製品評価技術基盤機構:
「化学物質総合検索システム」
(2004)
記載内容の問い合わせ先 :
昭和電工建材株式会社 開発技術部 品質保証グループ
TEL 番号 045-444-1697
FAX 番号 045-444-1698
「記載内容のうち、含有量、物理化学的性質等の数値は保証値ではありません。危険・有害性
の 評価は、現時点で入手できる資料・情報・データ等に基づいて作成しておりますが、すべて
の資料を網羅したわけではありませんので、取扱いには十分注意してください。
」