富津市障害者自立支援協議会全体会会議録１会議の名称２開催日時３開催場所第３回富津市障害者自立支援協議会平成２５年２月２６日（火曜日）１３時００分～１３時５０分富津市民会館１ホール富津市障害者自立支援協議会からの活動状況について４審議等事項２各部会の活動状況及び今後の運営方針について３今後のスケジュールについて委員＝渡邉浩会長・小澤克次副会長・菊池周一委員・小川武美委員・本間文子委員・三橋信康委員・多田浩司委員・鳥居博明委員・小柴貞雄委員・森田良二委員・磯部健一委員・・・以上１１名就労支援部会＝森和浩就労支援部会長・長谷川八重子就労支援副部会長・塩田優太部会員・岩井允部会員・白石賢三部会員・藤野一夫部会員・能城和俊部会員・関貴之部会５出席者名員・鈴木博也部会員・・・以上９名地域生活支援部会＝幾野圭裕地域生活支援副部会長・金木由男部会員・南雲いずみ部会員・藤崎美智部会員・立木絹子部会員・三沢彰人部会員・宮田惠子部会員・佐藤泰代部会員・石井聡部会員・立石明美部会員・・・以上１０名子ども部会＝森野貴子子ども副部会長・小原生代子ども副部会長・戸波宏幸部会員・地引美佐子部会員・植田照美部会員・秦智美部 1 会員・福原恵実部会員・大胡玲子部会員・高尾良子部会員・萱原里香部会員・長谷川令子部会員・渡邉博徳部会員・・・以上１２名権利擁護部会＝小池光徳権利擁護部会長・高山裕之部会員・小柴春江部会員・石井光一部会員・鈴木郁美部会員・渡邊正利部会員・鈴木敏明部会員・岩坂富美子部会員・伊藤百合子部会員・茂木和好部会員・鈴木著代部会員・岩田和久部会員・・・以上１２名執行部＝正司健康福祉部長・・・以上１名事務局＝島津副主幹兼障害者福祉係長・能城社会福祉主事・大森匠氏（相談支援センター天羽）・・・以上３名６公開又は非公開の別公開７非公開の理由８傍聴人数９所管課 10 会議録（発言の内容）別紙のとおり０人（定員５人）健康福祉部社会福祉課障害者福祉係電話０４３９－８０－１２６０上記会議の経過を記載し、事実と相違ないことを証するためにここに署名する。年月日会議録署名委員会議録署名委員 2 第３回富津市障害者自立支援協議会会議録発言者発言内容・・・開会・・・１３時００分事務局（島津「富津市障害者自立支援協議会」委員並びに部会員の皆様方副主幹兼障には、本日はご多用のところご出席をいただきまして、ありが害者福祉係とうございます。長）私は、社会福祉課の島津と申します。本日の会議の進行を務めさせていただきます。宜しくお願いします。それでは、ただ今から「富津市障害者自立支援協議会全体会」を始めさせていただきます。なお、本日の会議は富津市情報公開条例第２３条第１項の規定により、市民の意見を反映させるために設置する審議会等で市民が構成員に含まれている会議については、法令等に特別の定めがある場合等を除き公開することになっております。この規定により、この会議につきましても傍聴者の受け入れ体制を整備し、会議の議事結果を公表することとしておりますので、よろしくご理解の程お願いいたします。また、会議録作成にあたり録音機の使用をさせて頂きますのでご了承願います。なお、本日の出席委員は協議会設置要綱第６条第２項の規定により、過半数を超えておりますので成立します。まず初めに、渡邉会長からご挨拶をいただきたいと思います。渡邉会長皆さんこんにちは。本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。富津市障害者自立支援協議会も今年度最後の全体会となり 3 ました。就労支援部会・地域生活支援部会・子ども部会・権利擁護部会の部会員の皆様については、仕事の合間や仕事が終わってから等、お忙しい中、色々と１年間お疲れ様でした。ありがとうございました。おかげさまで、少しずつですが、障害者の方々が住みやすい街にするための対策が取られてきているのではないかと思います。また、昨年１０月からは障害者虐待防止法という新しい法律ができまして、皆様にも考えるところがあると思います。今日もこの会議が終わった後に障害者の人権に関する講演会を予定しております。必ず為になる講演だと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。今日は宜しくお願いいたします。事務局（島津続きまして、正司健康福祉部長よりご挨拶を申し上げます。副主幹兼障害者福祉係長）正司健康福祉部長皆さんこんにちは。第３回「富津市障害者自立支援協議会全体会」の開催に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。委員の皆様並びに部会員の皆様には、公私共に大変お忙しい中、ご出席いただきまして、ありがとうございます。また、皆様には、この後の講演会の企画・準備等いただきましたことに重ねてお礼を申し上げます。さて、昨年の４月に開催いたしました、第１回の会議の中で部会の再編成をし、「就労支援部会」「地域生活支援部会」「子ども部会」「権利擁護部会」の４部会の編成での活動が始まり、あと一カ月余りで１年が経とうとしております。こういった中で、既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、平成２５年４月から、「障害者の日常生活及び社会生活 4 を総合的に支援するための法律」いわゆる「障害者総合支援法」が施行されます。この法律では、障害者の範囲として難病等が加えられることとなっております。このように、障害者にかかわる制度は、毎年改正が行われており、これらに適切に対応するためには、それぞれの関係機関の連携・協力が不可欠でございます。本日の議題でございますが、富津市障害者自立支援協議会からの活動状況、他２点でございます。富津市の障害者が「地域で安心して暮らせるまちづくり」を推進するため、皆様の忌憚の無いご意見・ご助言を賜りますようお願いを申し上げ、簡単ではございますが、開会の挨拶とさせていただきます。どうぞ、宜しくお願いいたします。事務局（島津それでは、議事に入りますが、本協議会の議長は、協議会設副主幹兼障置要綱第６条の規定によりまして、会長が議長となると規定さ害者福祉係れておりますので、議長を渡邉会長にお願いしたいと思いま長）す。渡邉会長それでは最初に、会議録署名人でありますが、私の指名する方にお願いするということでご承認いただけますでしょうか。・・・異議なし・・・ありがとうございます。では、多田浩司委員、森田良二委員のお二人にお願いいたします。なお、お二人の方には、事務局で会議録を作成させ、後日お伺いさせますので確認のうえ、署名をお願いいたします。それでは、議事（１）の「富津市障害者自立支援協議会からの活動状況について」を議題とします。 5 事務局より説明をお願いします。事務局（能城社会福祉主事）それでは、議事（１）の「富津市障害者自立支援協議会からの活動状況について」ご説明いたします。平成２４年度の協議会の活動につきましては、委員の任期が切れたことに伴い、４月２６日に委嘱状交付式を開催し、２０名の方に委員の委嘱をしました。また、同日に第１回の協議会を開催し、役員の選出をし、会長に渡邉浩委員、副会長に小澤克次委員を選出しました。さらに、部会の再編について協議いただき、前年度までの「相談支援部会」「就労支援部会」「地域生活支援部会」の３部会の編成から、「就労支援部会」「地域生活支援部会」はそのままに、「相談支援部会」を廃止し、新たに「子ども部会」「権利擁護部会」を設置し、４部会の編成となりました。続いて、５月１６日に４部会合同会を開催し、「就労支援部会」１３名、「地域生活支援部会」１８名、「子ども部会」３１名、「権利擁護部会」２２名の方に部会員を委嘱し、各部会ごとに部会長・副部会長を選出し、活動方針について協議をいただきました。また、障害者虐待防止法が１０月に施行されることに合わせて、９月２６日に第２回の協議会を開催し、富津市における障害者虐待防止事業の取り組みについて、ご説明しました。その他、連絡調整会議を月１回程度開催し、協議会や各部会の活動について協議をしております。各部会については、必要に応じて部会を開催し、ワーキンググループごとの活動や市内在住の障害のある方に障害者雇用に関するアンケート調査、市内企業への障害者雇用に関する説明会、子育て交流会を行うなど、積極的に取り組んでおります。各部会の活動の詳細は、この後各部会長から報告がありますので、宜しくお願いいたします。 6 以上で説明を終わります。渡邉会長ただ今、事務局から説明が終わりましたが、ご質疑等がありましたらお願いします。・・・質疑等なし・・・渡邉会長それでは質問等がないようですので、次の議事（２）の「各部会の活動状況及び今後の運営方針について」を議題とします。各部会長より説明をお願いします。まず、就労支援部会・森部会長お願いします。森就労支援部会長就労支援部会について、活動状況と今後の運営方針についてお話しさせていただきます。就労支援部会は昨年度、企業に向けて「障害者の就職や実習に関するアンケート調査」を実施しまして、それを受けて昨年１１月１５日に第１回の企業説明会を行っております。１２社が参加していただきまして、実際に障害者を雇用している企業から実践報告をして頂きました。障害者を雇用している企業としては、他の企業も同じように取り組んでいることが分かったり、実践報告を受けて励まされたというような感想がありました。また、「本人へのアンケート調査」も行っておりまして、その報告も発表しました。富津市内にも就職を希望する障害者が大変多く存在するということを企業の方に伝えております。今回、企業へのアンケート調査で実習や会社見学に対応が可能だという企業を対象として、約８０社に参加を呼び掛けて、１２社の参加となりました。今後、参加できなかった企業やその他の企業にも障害者の理解や社会参加の機会を得るために、企業説明会等を継続して実 7 施していきたいと考えております。本人へのアンケート調査につきましては、昨年８月に実施しております。市内には就職を希望する障害者が大変多かったということと、相談支援機関を知らないという意見も大変多くありました。相談支援機関の知名度がまだまだ低く、ＰＲ不足なのかなということが伺えました。また、実際に差別的な扱いを受けて、退職を余儀なくされたという回答も多くありました。今後の活動ですが、再就職に向けて企業と出会う機会、相談機関との接点を自立支援協議会が作っていくことが求められているのかなということが伺えております。アンケート調査を基にして、就職を希望している方、相談を希望している方等、色々ありました。また今回、市役所で障害者枠での非常勤職員の募集がありまして、このアンケート調査を基にして、就職の希望があると回答のあった方々に個別の連絡をいたしました。本人へのアンケート調査がこういったことに活用されています。次に、官公需というものがありまして、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、障害者の自立促進のため、障害者優先調達推進法というものが平成２５年４月１日から施行される予定となっております。これは、障害者支援施設で花や野菜等を作っていたり、作業をしていたりするのですが、そういった生産物や作業を市町村から優先的に障害者支援施設に発注していただくという法律です。今のところ各施設に「どういった生産物があるか」「どういった作業ができるか」という調査を行って、集計している最中です。３月中に集計を終わらせて、それらを紹介するパンフレットを作り、市役所内の各部署に配付したいと思っております。これによって各事業所に市役所の各部署から注文が入ることで、障害者の作業の安定や工賃にも関わってきますので、そういった物を作っていきたいと思ってお 8 ります。今後の運営方針についてですが、第２回目の企業説明会を６月頃を予定して、開催をしていきたいと思っております。その後、企業と障害者本人が出会う場として、就職相談会というようなものに発展していければ良いかなと思っております。先ほどの官公需については、パンフレットを作れば良いという訳ではなくて、置いてもらって活用していただかなくては何も意味がないので、活用できるように、こちらから紹介できる場や説明会や展示等を市に呼びかけていって、実際に発注に繋がっていければ良いかなと考えております。以上で、就労支援部会の活動状況と今後の運営方針の報告を終わります。渡邉会長次に、地域生活支援部会・小澤部会長お願いします。小澤地域活まず、４つのワーキンググループの進捗状況を説明します。動支援部会一つ目に、市内防災マップのワーキンググループについて長は、７月２６日と９月４日に会議が持たれた結果、市内で発行されている各種ハザードマップの福祉系事業所が要援護者施設となっております。その要援護者施設という表現が曖昧で、分かりづらいという意見がありまして、これを福祉避難所として明記してもらいたいという結論に至りました。それについて、提案書を作成しようという話になっております。現在、「地域防災計画に関する提案書」というものを作成しておりまして、今日以降、市長と総務部防災課に提出予定となっております。二つ目に、地域生活支援事業ワーキンググループです。市内の地域生活支援事業を行っている事業所に対し、アンケートを実施予定となっております。また、２月１２日に行われた部会の中で、他県の同規模市町村のサービスを調査、研究、具体化 9 していくということもあって良いのではないかという話もあったので、これから煮詰めていきたいと思っております。三つ目に、身体障害・重症心身施設見学ワーキンググループです。施設見学を考えていましたが、富津市内に対象となる事業所が少ないということもありまして、卒業後に利用できるサービスや手続き等の具体的な説明会を開催して、まず様子を見ようということになっております。四つ目に、トイレマップの作成ワーキンググループです。市内のトイレマップの作成を考えていましたが、市内のトイレを把握するにあたり、かなりの労力を必要とするものであり、また、「富津市だけ作成してもどうか？」という意見も出ております。現在、全国規模のトイレマップのデータを作成しているＮＰＯ法人があるのですが、この法人の理念と富津市トイレマップ作成ワーキンググループの理念が一致するところもあり、近く話を向けてみて、富津市向けの企画書を依頼してみてはどうか、内容によっては自立支援協議会の予算から検討しても良いという話になっております。渡邉会長次に、子ども部会・小原副部会長お願いします。小原子ども子ども部会の発表をさせていただきます。副部会長子ども部会は三つのワーキンググループに分かれております。ワーキンググループＡはライフサポートファイルの使い方の説明等をするグループ。ワーキンググループＢはペアレントメンターの運用に関するグループ。ワーキンググループＣはカンファレンス会議に関するグループです。今年度の活動について報告します。ワーキンググループＡは、８月７日・１０月１２日・１２月６日に、それぞれライフサポートファイルの運用方法及び広報活動について話し合いました。１月２５日にライフサポートフ 10 ァイル「すこやか」の周知ポスターを作成しました。ワーキンググループＢは、９月１１日にペアレントメンターの運用について、１０月９日に交流会、１１月１３日に交流会及びＤＶＤ鑑賞、１２月１１日に音楽交流会、１月８日に交流会、２月１２日に講演会を開催しました。今後について、次年度は４月より第２火曜日に交流会を開催する予定となっております。ワーキンググループＣは、１０月９日・１１月３０日・１月１０日にそれぞれカンファレンス会議を開催しました。そして、３月２３日に指導者・支援者のためのスキルアップ講座「発達障害・家族理解と支援について」ということで、発達障害者支援センター副センター長の田熊立氏を招いて講演会を予定しています。渡邉会長次に、権利擁護部会・小池部会長お願いします。小池権利擁権利擁護部会は、今年度からの新たな部会ということで、な護部会長かなか課題がよく分からないまま進んで行ったということもあって、活動が上手くできなかったということが本音です。実際に今年度の活動については大きく分けて二つあります。一つは部会自体の実施と二つ目はワーキンググループとしての活動となります。一つ目の部会に関しては、千葉県で差別禁止条例という条例が全国に先駆けて出来たということもあって、６月に広域専門指導員の方をお呼びし、講演会と意見交換を実施しました。その後、１０月から虐待防止法が始まるということもありまして、７月に虐待防止に関するワーキンググループと成年後見に関するワーキンググループという二つのワーキンググループを作って活動していこうということになりました。ワーキンググループとしての活動としては、８月に障害者福祉係の島津 11 係長に富津市の虐待防止事業における取り組みについて説明していただきました。成年後見のワーキンググループについては、どうしても虐待防止法が施行されるということで、そちらに関心が向きがちなのですが、権利擁護を大きく考えたときに、やはり成年後見制度の活用が重要で、これからも必要となってくることだと思いまして、部会員でもある「きみつ広域後見支援センター」の茂木様に成年後見の手続き等の具体的な説明をしていただきました。今後の運営方針については、地域に即して何が出来るのかを話し合ったときに、やはり広く制度を含めて知ってもらおうということがあったので、協議会広報紙等を通じながら、権利擁護についての周知活動をしたり、分かりやすいポスターを作ったり、地域に出て行っての広報活動や相談会をしたりといった活動をしていこうと思っております。ただ、いずれにしても専門用語を使わないで、誰でも分かるような表現で、誰が聞いても分かるようなものを作れたらと思っております。その一方で、部会員がより詳しく、きちんと分かっていないといけないということもあるので、勉強会や研修会をしっかりやっていこうとも思っております。渡邉会長ただ今、各部会からの説明が終わりましたが、ご質疑等を各部会ごとに承ります。就労支援部会についてご質疑等がありましたらお願いします。鳥居委員１１月に実施した企業説明会でも発言したのですが、こういった取り組みというのは、効率的な視点がとても大事だと思い 12 ます。福祉の専門家がやってあげる形ではなく、一般企業と本人、自立支援協議会のような専門家が力を合わせて一つの問題を解決していくということがとても重要だと思います。前回の企業説明会を聞いていて、一般企業に勤めてらっしゃる障害をお持ちの方をお呼びして、どういった場面で助けられているか、何が困るのか等といった話がなければならないと思います。その視点や具体的な取り組みに関するものを取り入れてほしいと思います。また、前回の企業説明会に参加して、私は違和感を感じています。何かというと、説明会の目的があったとは思いますが、そこに出ていた障害をお持ちの方が、私一人しかいませんでした。やはり、昔ながらのやり方を変えていかなければならないと思います。あのような場に障害をお持ちの方がもっとフランクに出るべきだと思います。森就労支援部会長ありがとうございます。第１回の説明会は企業様相手に、障害のある方にはこのような方がいらっしゃって、雇用されている方にもこのような方がいらっしゃるというアピールを目的として開催しましたので、ご本人の参加を呼び掛けていなかったのは事実です。会社で勤めてらっしゃるご本人に社長様達と一緒に来てくださいということは、ご本人の参加について本人や会社の承諾を得ないと、なかなか手が出せなかったということが、初回での正直なところです。もちろん、本人が「私はこのように働いている」ということを述べて頂いて、皆様から褒めていただけるような説明会があっても良いと思います。また、本人向けのアンケートを７０３件の方に実施をしまして、約４０％の回収率があったのですが、「障害はあるが、今は障害として考えていない」という意見もありました。また、企業としても「障害者を雇用しているが、障害者として見ていない」という意見もありましたので、本人の参加も全くないと 13 いうことはないと思います。色々な障害をお持ちの方がそのままの姿で働いている姿を説明会で見せていただく場がこれから出来てくるかなと思っています。渡邉会長他にご質疑等はありますか。地域生活支援部会についてご質疑等がありましたらお願いします。・・・質疑等なし・・・渡邉会長子ども部会についてご質疑等がありましたらお願いします。・・・質疑等なし・・・渡邉会長権利擁護部会についてご質疑等がありましたらお願いします。多田委員権利擁護部会というのは、市内に住んでいる方や市内の事業所を利用している方々の人権や権利を守っていこうということが、一番の目標だと思うのですが、以前に参加させていただいた講演会で、支援する側の質の問題が話に出てきました。サポートする側の質が良ければ必然と障害のある方々の人権や権利が守られてきます。反対に、質が悪ければ、なかなか周囲の方々の理解が得られなかったり、上手くいかなかったりします。そこで例えば、市内には権利擁護部会や施設も含めて、色々な支える方がいるので、施設等の枠を超えて、支援する側の方を集めて、難しい問題について話をする機会を設けたりすると良いのではないかと思います。そういったことをやっていただきたいなという一つの意見です。宜しくお願いします。 14 小池権利擁護部会長ありがとうございます。色々な施設の枠を超えて地域の中における権利擁護のシステム作りというものが出来たらなと思っていますので、その一つとして、ぜひ呼びかけられたらと思います。渡邉会長他にありますか。それでは、他に質問等がないようですので、次の議事（３）の「今後のスケジュールについて」を議題とします。事務局より説明をお願いします。事務局（能城社会福祉主事）今後のスケジュールですが、平成２５年度においては、各部会を５月頃に開催し、それを受けて全体会を開催します。また、年末あるいは、年明けに各部会を開催し、それを受けて２月中に全体会を開催します。その他、各部会や下部組織のワーキンググループ会議については、必要に応じて、継続的に開催していきたいと考えております。また、各種の研修会などについても各部会や連絡調整会議で検討し、開催していきたいと考えております。なお、自立支援協議会の事務の一部委託をしております、「相談支援センター天羽」の大森相談支援専門員からも、今後の活動計画等をお話ししていただければと思います。大森相談支援専門員皆様にお配りした資料の中に、「もごっち」と書いた資料があると思いますが、広報紙としてこのようなものを作っております。自立支援協議会の活動が活発化してきて、３年前は手探りでやってきたものが、大分皆さんの目的意識も変わって、障害福祉に関わる人達だけではない人にも、市内でこのような動きが 15 あるということをお伝えする必要があるだろうということで、このような物を作成してみました。これは第１号となっていまして、これまでの３年間を踏まえたようなものになっているため、文字面ばかり多いものになってしまって、反省するところもあるのですが、各部会長にどのようなことを目指しているのかというような話をいただきながら、お伝えするものを作ってみました。来年度以降は四半期に１号、年度内に４号で、基本的には各部会を１号ずつ特集していくような形で広報紙を作っていこうと思っています。絵や写真を入れたり、イベントに関することを掲載したり、制度が変わったときには紹介したり、年４回なので、どこまで入れられるかという心配はありますが、各部会でも周知は課題となっていますので、広報紙で活用できたらなと思います。ご意見等をいただけたらと思います。続いて、自立支援協議会の基本構成図ですが、「連絡調整会議」の下に「広報班」というものを作っています。この広報班で広報紙を作っていこうと思っておりますが、こちらは各部会の副部会長と行政と私で企画をして、年４回作っていくということをご報告します。また、一番下に、「個別支援会議・困難事例検討・情報共有」というところがあるのですが、２４年度からは相談支援体制が随分と変わった中で、一番最後のページを見ていただくと、市内各所に随時相談支援事業所が立ち上がってきているので、相談支援事業所の連絡会のような形で相談支援事業所が繋がるような連絡会を作って、そこでも活動していこうかと思っています。相談支援部会が昨年に発展的に解散しましたが、相談支援事業所が増えてきましたので、連携できるような仕組みを作っていこうと考えています。また、各部会の研修の機会という話題があったと思います。各事業所ではなかなか手が出しづらい問題とか、色々な事業所 16 と一緒に話をしたり、一緒に話を聞く機会というものも必要だと思いますので、この協議会や部会で開催した方が良いような研修等を色々な講師をお呼びして、来年度も企画していこうかと思っています。子育てに関すること、支援者が支援者を支援する仕組みに関すること等についての研修会等を開催していけたらと思っておりますので、こちらの方もご意見等をいただけたらと思います。宜しくお願いいたします。渡邉会長ただ今、事務局及び大森さんから説明が終わりましたが、ご質疑等がありましたらお願いします。・・・質疑等なし・・・渡邉会長それでは、質問等がないようですので、全ての議事を終了し、４の「その他」について事務局から何かありますか。事務局（能城現在の委員及び部会員の委嘱期間は平成２４年４月１日か社会福祉主ら平成２６年３月３１日までとなっておりますが、年度が替わ事）り人事異動等があった場合は残任期間の委嘱を後任の方にお願いしますので、人事異動等があった場合は、事務局にご連絡をいただきますようお願いします。渡邉会長他にありますか。なければ本日の障害者自立支援協議会を終了したいと思います。本日はご苦労様でした。閉会のあいさつ（１３時５０分閉会） 17